JP2007107991A - ガスメータとガス漏洩検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスメータより下流のガス配管漏洩の部位をより正確に特定することができるガス漏洩検出装置により、より安全なガス使用を実現すること。
【解決手段】ガス圧を測定する圧力センサー1と、測定ガス圧値をデータ送信するデータ通信部2を有するガス器具3と、ガス器具3とのデータ通信を行うデータ通信部4と、ガスメータ内配管のガス圧を測定する圧力センサー5と複数のガス圧測定値の差分演算する差分比較手段6を有するガスメータ7とを備え、ガス器具3側のガス圧計測値をガスメータ7の差分比較手段に送信し、ガスメータ部のガス圧計測値と比較することで、より高精度にガス配管漏洩部を特定することができる。
【選択図】図1
【解決手段】ガス圧を測定する圧力センサー1と、測定ガス圧値をデータ送信するデータ通信部2を有するガス器具3と、ガス器具3とのデータ通信を行うデータ通信部4と、ガスメータ内配管のガス圧を測定する圧力センサー5と複数のガス圧測定値の差分演算する差分比較手段6を有するガスメータ7とを備え、ガス器具3側のガス圧計測値をガスメータ7の差分比較手段に送信し、ガスメータ部のガス圧計測値と比較することで、より高精度にガス配管漏洩部を特定することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガス器具のガス圧力を用いてガス配管の漏洩個所を特定するガスメータとガス漏洩検出装置に関するものである。
従来、この種のガス漏洩検出装置は、ある固有の配管の漏洩検出を目的とし、圧力低下速度を判定し漏洩検出するものであった(例えば、特許文献1参照)。
図3は、従来のガス漏洩検出装置を示すものである。図3において、10はガス圧力検出を行う圧力判定部、11はガス漏洩判定する漏洩判定部である。
特開平8−313322号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ガス漏洩検出装置の有する漏洩検出機能は、ある固有のガス配管の検出だけ可能であり、ガスメータより下流に接続された複数のガス配管のどこで漏洩があるか確認ができる手段がないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ガスメータに接続されるガス器具のガス圧値と前記ガスメータ内ガス配管のガス圧値との差分演算を行うことで、ガスメータとガス器具とを接続する任意のガス配管のガス漏洩発生部位の検出精度を高めることができるガスメータを提供することを目的とする。
また、ガス器具に付属するガス器具用ガス圧測定手段とガス器具用データ通信手段の通信機能を活用し、ガス圧計測値をガスメータの差分演算手段に送信し、ガス器具のガス圧値とガスメータ部のガス圧値とを比較することで、任意のガス配管のガス漏洩発生部位の検出精度を高めたガス漏洩検出装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガスメータは、ガス配管を介して下流側にガス器具を接続するガスメータであって、ガス器具のガス圧値を入力しガス器具のガス圧値とガスメータ内ガス配管のガス圧値との差分演算を行う差分比較手段を備え、ガス器具とガスメータのガス圧を比較することによりガス漏洩を検出し、どのガス器具への配管においてガス漏洩しているかを検出できることとなる。
また、本発明のガス漏洩検出装置は、ガスメータとガス器具に付属の圧力検出機能を活用し、ガス圧測定値の差分を判定しガス配管漏洩部の特定できるようにしたものである。
これによって、固有のガス配管だけでなく、家庭内に配管された特定のガス器具への配管のガス漏洩を特定できることが可能となる。
また、本発明のガス漏洩検出装置は、表示手段を、ガスメータの流量積算情報とガス漏洩判定の特定情報をひとつの表示器に切り替えて表示するようにしたものである。
これによって、専用の表示器を設ける必要がなくなる。
さらに、本発明のガス漏洩検出装置は、ガスメータに電気的計量等によるガス未使用判
定部を有し、実際にガスが使用されていない場合にガス漏洩判定するものである。
定部を有し、実際にガスが使用されていない場合にガス漏洩判定するものである。
これによって、ガス使用による圧力変動の影響を受ける恐れのないガス不使用時にのみガス圧の差分比較することで、より精度よく漏洩検出することができる。
本発明のガスメータまたはガス漏洩検出装置は、ガスメータとガスメータの下流のガス器具とを接続するガス配管の漏洩の部位を従来に比べより正確に特定することができる。
第1の発明は、ガス配管を介して下流側にガス器具を接続するガスメータであって、前記ガス器具のガス圧値を入力し前記ガス器具のガス圧値と前記ガスメータ内ガス配管のガス圧値との差分演算を行う差分比較手段を備えてなるガスメータにより、ガス器具とガスメータのガス圧を比較することによりガス漏洩を検出し、どのガス器具への配管においてガス漏洩しているかを検出できることとなる。
第2の発明は、ガス器具に付属する圧力センサーと通信機能を活用し、ガス圧計測値をガスメータの差分演算部に送信し、ガスメータ部のガス圧計測値と比較することで、ガス漏洩発生部位の検出精度高めることができる。
第3の発明は、特に、請求項1の漏洩表示と、ガスメータのガス流量の積算情報とをひとつの表示器に切り替えて表示することにより、表示器を減らすことができる。
第4の発明は、特に、請求項1に記載の差分比較部にガス不使用判定機能を備えるため、ガス圧が安定した状態で比較することが可能となり、ガス漏洩の検出精度をより高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるガス漏洩検出装置の構成図を示すものである。
図1は、本発明の実施の形態1におけるガス漏洩検出装置の構成図を示すものである。
図1において、1はガステーブル、ガスファンヒータ、ガス湯沸し器等のガス器具3に内蔵されガス圧計測を行う圧力センサー(ガス器具用ガス圧測定手段)である。2はガス器具3の測定ガス圧値をデータ送信するデータ通信部(ガス器具用データ通信手段)である。4はガスメータ7に内蔵されたガスメータ用データ通信手段であり、データ通信部2からのガス圧値を受信する。5はガスメータ7に内蔵されガスメータ部の圧力を計測する圧力センサー(ガスメータ用ガス圧測定手段)である。6は複数のガス圧測定値の差分演算する差分比較手段であり、ガスメータ7に設けられている。8は表示切替手段であり、ガスメータ7に設けられたガス流量積算表示部(図示せず)に、ガス流量積算値やガス漏洩判定の特定情報を切り替え表示する。9はガスメータ7に内蔵され、常時ガス流量の有無を監視するガス不使用判定手段である。
以上のように構成されたガス漏洩検出装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、ガス器具3に内蔵された圧力センサー1とガスメータ7に内蔵された圧力センサー5は、共に常時圧力を測定しており、またガスメータ7のガス不使用判定手段9は常時ガス流量を計測しガス使用の有無を監視している。ここでガス使用判定手段9がガスの不使用を判断すると、ガスメータの差分比較手段6は、データ通信部4を通じ特定のガス器
具3のデータ通信部2から特定のガス器具3の、その時のガス圧力センサー1の測定値を読込み、ガスメータ7に内蔵された圧力センサー5のその時の測定値と比較し、その測定値同士の比較で差分値が所定の判定値以上となった場合、その特定のガス器具3へのガス配管経路でガス漏洩ありと判定する。
具3のデータ通信部2から特定のガス器具3の、その時のガス圧力センサー1の測定値を読込み、ガスメータ7に内蔵された圧力センサー5のその時の測定値と比較し、その測定値同士の比較で差分値が所定の判定値以上となった場合、その特定のガス器具3へのガス配管経路でガス漏洩ありと判定する。
本実施の形態のようにガス器具3が複数台ある場合は、順次この圧力計測を行い順次計測値の通信を繰り返すことで、家庭内の全ての配管経路を確認することができる。このようにガス漏洩が検出された場合、ガスメータ7はガスメータのガス流量積算表示部を表示切替手段8により、ガス流量積算表示と、ガス漏洩検出と判定されたガス器具とを明示する表示手段として用途を切り替えて表示することにより、ガス流量積算表示部を兼用することができる。
以上のように、本実施の形態においてはガス配管の漏洩箇所を特定し表示することにより、容易に識別することができ、ガス使用の安全性をより高めることができる。
なお、本実施の形態においては、ガス流量積算表示部に、ガス流量積算値とガス漏洩表示とを切り替え表示したが、ガス流量積算値とガス流量瞬時値とガス漏洩表示とを切り替え表示してもよい。
以上のように、本発明に係るガスメータとガス漏洩検出装置は、家庭用ガス配管だけでなく、工業用ガス配管のガス漏洩検出にも適用できる。
1 ガス圧測定部(ガス器具用ガス圧測定手段)
2 データ通信部(ガス器具用データ通信手段)
3 ガス器具
4 データ通信部(ガスメータ用データ通信手段)
5 ガス圧測定部(ガスメータ用ガス圧測定手段)
6 差分比較手段
7 ガスメータ
8 表示切替手段
9 ガス不使用判定手段
10 圧力判定部
11 漏洩判定部
2 データ通信部(ガス器具用データ通信手段)
3 ガス器具
4 データ通信部(ガスメータ用データ通信手段)
5 ガス圧測定部(ガスメータ用ガス圧測定手段)
6 差分比較手段
7 ガスメータ
8 表示切替手段
9 ガス不使用判定手段
10 圧力判定部
11 漏洩判定部
Claims (4)
- ガス配管を介して下流側にガス器具を接続するガスメータであって、前記ガス器具のガス圧値を入力し前記ガス器具のガス圧値と前記ガスメータ内ガス配管のガス圧値との差分演算を行う差分比較手段を備えてなるガスメータ。
- ガスメータの下流にガス配管を介して接続されたガス器具と、前記ガス器具のガス圧を測定するガス器具用ガス圧測定手段と、前記ガス器具用ガス圧測定手段で測定したガス圧値をデータ送信するガス器具用データ通信手段と、前記ガス器具用データ通信手段からのガス圧値を受信するガスメータ用データ通信手段とガスメータ内のガス圧を測定するガスメータ用ガス圧測定手段と、前記ガス器具用ガス圧測定手段によって測定されたガス圧値と前記ガスメータ用ガス圧測定手段によって測定されたガス圧値との差分演算を行う差分比較手段とを備えてなるガス漏洩検出装置。
- ガスメータは差分比較手段とガス流量積算表示部とを有し、前記ガスメータに設けられた表示切替手段が、ガス漏洩表示を前記ガス流量積算表示部に切り替えて表示する請求項2記載のガス漏洩検出装置。
- ガスメータにガス不使用判定手段を備えてなるガス請求項2記載のガス漏洩検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005298658A JP2007107991A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | ガスメータとガス漏洩検出装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005298658A JP2007107991A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | ガスメータとガス漏洩検出装置 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2007107991A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018123919A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 東京瓦斯株式会社 | ガス配管システム |
JP7440362B2 (ja) | 2020-07-09 | 2024-02-28 | パナソニックホールディングス株式会社 | ガス漏れ検査システム |
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2005
- 2005-10-13 JP JP2005298658A patent/JP2007107991A/ja active Pending
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