JP2007107861A - リキッドタンク - Google Patents

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伸康 末松
Masato Ono
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Abstract

【課題】 タンク本体内に冷媒取り出し配管を設置することなく、冷媒貯留量が少なくても液冷媒のみを取り出すことができ、気液分離性能が良い。
【解決手段】 円筒側壁2aを側面とし、内部に冷媒タンク室3が形成されたタンク本体2を設け、タンク本体2の底壁2bの中央に凸部5を設け、凸部5の上端位置より上方に冷媒入口6を設け、凸部5の上端位置より下方で、且つ、円筒側壁2aに冷媒出口7を設け、冷媒タンク室3には、メッシュ10と仕切り板11を配置し、仕切り板11に、上方室3aから流下する冷媒の流れ方向を下方室3bの円筒側壁2aに沿う方向に偏流させる偏向連通孔12を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷凍サイクル内に介在され、冷媒の気液分離を行うリキッドタンクに関する。
冷凍サイクル内に配置されるリキッドタンクの機能としては、冷凍サイクル内の冷媒循環量に余剰が発生すると、余剰冷媒を一時的に貯留する貯留機能と、気液二相状態となった冷媒を液相と気相に分離し、液相の冷媒のみを下流側に流す気液分離機能とがある。リキッドタンク内に十分に余剰冷媒を貯留することは、封入冷媒量の変化に対応できるため、安定した冷房能力を確保するという観点からは好ましい。
しかし、近年において、地球環境保護の観点、コスト削減の観点から冷凍サイクルに使用する冷媒量を極力少量化したいという要請がある。この要請に応えるリキッドタンクが従来より提案されており、その一つとして特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示されたリキッドタンク100は、図10に示すように、上部がほぼ同一の大径で、下方に向かって徐々に縮径された筒状側壁101aを有し、内部に冷媒タンク室102が形成されたタンク本体101と、このタンク本体101の蓋101bに形成された冷媒入口103及び冷媒出口104と、冷媒タンク室102の中間位置に配置され、冷媒タンク室102内に流入された冷媒を筒状側壁101aに沿って流下させる多数の孔105aを有する仕切り板105と、冷媒出口104から冷媒タンク室102に垂下され、下端が冷媒タンク室102の底面近傍にまで達する冷媒取り出し配管106とを備えている。
このリキッドタンク100によれば、冷媒入口103から冷媒タンク室102に流入した冷媒は、仕切り板105の孔105aから円筒状側壁101aを伝って下方に流下するため、液冷媒が冷媒タンク室102内を落下して泡立つことがなく、気液分離が促進される。又、冷媒タンク室102の下方が縮径された形状を有し、この縮径された小スペースに貯留する液冷媒を冷媒取り出し配管106によって取り出すため、冷媒タンク室102内の冷媒貯留量が少なくても液冷媒を取り出すことができる。以上より、冷凍サイクル内の封入冷媒量を少なく抑えつつ、封入冷媒量の変化に対しても冷凍サイクルの安定性を確保でき、ある程度サブクール(過冷却)の取れた液冷媒を安定的に下流側に供給できる。
尚、特許文献2、特許文献3等にも同様の技術が提案されている。
実開平5−52665号公報 実開平5−32972号公報 実開平5−36912号公報
しかしながら、前記従来例のリキッドタンク100では、タンク本体101の内部に冷媒取り出し配管106を配置しなければならず、配管の配索作業が面倒である、冷媒タンク室102内に配置する仕切り板105の形状が複雑になる等の問題がある。
そこで、本発明は、タンク本体内に冷媒取り出し配管を設置することなく、冷媒貯留量が少なくても液冷媒のみを取り出すことができ、気液分離性能に優れているリキッドタンクを提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、円筒側壁を側面とし、内部に冷媒タンク室が形成されたタンク本体を設け、このタンク本体の底壁の中央に前記冷媒タンク室の上方に向かって突出する凸部を設け、この凸部の上端位置より上方に冷媒入口を設け、前記凸部の上端位置より下方で、且つ、前記円筒側壁に冷媒出口を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のリキッドタンクであって、前記冷媒タンク室には、前記冷媒入口と前記冷媒出口の間の位置で、前記冷媒タンク室を上方室と下方室に仕切る仕切り板を設け、この仕切り板には、前記上方室から流下する冷媒の流れ方向を前記下方室の前記円筒側壁に沿う方向に偏流させる偏向連通孔を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のリキッドタンクであって、前記冷媒タンク室には、前記冷媒入口と前記仕切り板との間の位置に異物除去部材を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3記載のリキッドタンクであって、前記偏流連通孔は、複数であり、且つ、その各々が同一向きに配置されたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のリキッドタンクであって、間隔を置いて配置された一対のヘッダタンクと、この一対のヘッダタンクの間で略平行に積層配置された複数のチューブと、この複数の隣接された各チューブ間に介在された複数のフィンとからコンデンサを構成し、前記各ヘッダタンク内に少なくとも1箇所以上に隔壁を配置し、この隔壁を境として前記コンデンサの上方側を凝縮器に、下方側を過冷却器とし、前記凝縮器と前記過冷却器との間に介在されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、冷媒入口から冷媒タンク室に流入した液冷媒は、その自重によって冷媒タンク室の下方に流下し、下方に流下した液冷媒は、冷媒タンク室の底壁から突出する凸部によって円筒側壁の周辺に偏在して貯留し、偏在して貯留した液冷媒が冷媒出口より排出される。従って、タンク本体内に冷媒取り出し配管を設置することなく、冷媒貯留量が少なくても液冷媒のみを取り出すことができ、気液分離性能が良い。
請求項2の発明によれば、仕切り板の偏向連通孔より流れ出た冷媒は、円筒側壁に沿って螺旋状に徐々に流下し、気泡をできるだけ発生することなく貯留されるため、気液分離性が向上する。
請求項3の発明によれば、冷媒が仕切り板を通過する上流で異物除去手段によって冷媒中の異物を除去するため、異物除去手段が貯留冷媒に気泡を発生させる原因にならずに冷媒中の異物を除去できる。
請求項4の発明によれば、仕切り板の偏向連通孔より流れ出た冷媒は、円筒側壁に沿って流れるが、その流れ方向が共に同一方向となって互いにぶつかり合うことがないため、気泡の発生を有効に抑制でき、気液分離性の更なる向上になる。
請求項5の発明によれば、冷媒が凝縮器からリキッドタンクに流入し、リキッドタンクから液冷媒が過冷却器に流入し、液冷媒が過冷却器で過冷却されるため、リキッドタンクから液冷媒が過冷却器に送られる限り、常にサブクールが取れた液冷媒が安定的に膨脹弁に送られる。従って、冷凍サイクル内の封入冷媒量が少なくてもリキッドタンク内に液冷媒が少しでも存在している状態であれば、封入冷媒量の変化に対しても冷凍サイクルの安定性を確保できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図1はリキッドタンクの概略断面図、図2は仕切り板の平面図、図3は偏向連通孔の構成を説明する仕切り板の断面図、図4は仕切り板の要部拡大断面図である。
図1に示すように、リキッドタンク1Aは、円筒状のタンク本体2を有する。タンク本体2は、円筒側壁2aと、この円筒側壁2aの底面を塞ぐ円板状の底壁2bとから構成され、内部に冷媒タンク室3が形成されている。
タンク本体2の底壁2bの中央には、冷媒タンク室3の上方に向かって突出する凸部5が設けられている。凸部5は、下方から上方に向かうに従って徐々に縮径するほぼ山形状(略円錐形状)に形成されている。
円筒側壁2aには冷媒入口6と冷媒出口7がそれぞれ設けられている。冷媒入口6は、円筒側壁2aの上部、詳しくは、凸部5の上端位置より上方に設けられている。冷媒入口6には入口配管8が挿入されている。入口配管8の他端は、凝縮器(図示せず)の冷媒出口に接続されている。冷媒出口7は、円筒側壁2aの下部、詳しくは、凸部5の上端位置より下方に設けられている。冷媒出口7には出口配管9が挿入されている。出口配管9の他端は、過冷却器(図示せず)又は膨脹弁(図示せず)に接続されている。
冷媒タンク室3内には、冷媒入口6と冷媒出口7の間の位置に異物除去手段であるメッシュ10と仕切り板11とが配置されている。メッシュ10は、冷媒入口6と仕切り板11との間に配置され、フィルタとして冷媒中の異物をトラップする。
仕切り板11は、冷媒タンク室3を上方室3aと下方室3bとに仕切る。仕切り板11には、複数の偏向連通孔12が設けられている。この各偏向連通孔12は、図2にも示すように、上方室3aから流下する液冷媒の流れ方向を下方室3bの円筒側壁2aに沿う方向に偏流させるように同一向きに傾斜されている。又、複数の偏向連通孔12は、図3及び図4に示すように、冷媒流れの向きを変えるために、L≧X、且つ、d≦L・sinαを満たす関係に設定されている。ここで、Lは孔の長さ、Xは隣り合う孔間隔、dは孔径、αは孔の角度である。
上記構成において、冷媒入口6から冷媒タンク室3の上方室3aに流入した冷媒中の液冷媒は、その自重によってメッシュ10を通過した後に仕切り板11に到達する。仕切り板11に到達した液冷媒は、仕切り板11の偏向連通孔12を通って下方室3bに流下する。ここで、偏向連通孔12の向きによって液冷媒は、円筒側壁2aに沿って流下しつつ冷媒タンク室3の下方に達する。冷媒タンク室3の下方に達した液冷媒は、凸部5によって円筒側壁2aの周辺に偏在して貯留し(図1に貯留状態の液冷媒aを図示)、円筒側壁2aの冷媒出口7よりリキッドタンク1A外に取り出される。
このように、冷媒タンク室3の下方にまで達した液冷媒は、凸部5によって円筒側壁2aの周辺に偏在して貯留するため、液冷媒の貯留量が少なくても冷媒出口7より取り出すことができる。従って、従来例のようにタンク本体2内に冷媒取り出し配管を設置することなく、冷媒貯留量が少なくても液冷媒のみを取り出すことができ、気液分離性能が良い。
この第1実施形態では、冷媒タンク室3には、冷媒入口6と冷媒出口7の間の位置で、冷媒タンク室3を上方室3aと下方室3bに仕切る仕切り板11を設け、この仕切り板11には、上方室3aから流下する液冷媒の流れ方向を下方室3bの円筒側壁2aに沿う方向に偏流させる偏向連通孔12を設けたので、仕切り板11の偏向連通孔12より流れ出た液冷媒は、図1にて矢印で示すように、円筒側壁2aに沿って螺旋状に徐々に流下し、気泡をできるだけ発生することなく下方に達し、そこに貯留されるため、気液分離性の向上に寄与する。
この第1実施形態では、冷媒タンク室3には、冷媒入口6と仕切り板11との間の位置に異物除去部材であるメッシュ10を設けたので、冷媒が仕切り板11を通過する上流でメッシュ10によって冷媒中の異物を除去するため、メッシュ10が貯留冷媒に気泡を発生させる原因にならずに冷媒中の異物を除去できる。
この第1実施形態では、偏流連通孔12は、複数であり、且つ、その各々が同一向きに配置されたので、仕切り板11の偏向連通孔12より流れ出た液冷媒は、円筒側壁2aに沿って流れるが、その流れ方向が共に同一方向となって互いにぶつかり合うことがないため、気泡の発生を有効に抑制でき、気液分離性の更なる向上に寄与する。
図5及び図6は本発明の第2実施形態を示し、図5はリキッドタンクの概略断面図、図6は仕切り板の平面図である。
図5及び図6において、この第2実施形態のリキッドタンク1Bと前記第1実施形態のものを比較するに、仕切り板11の偏向連通孔12の構成のみが相違する。つまり、第2実施形態では、仕切り板11の2箇所に連通パイプ20が貫通され、この連通パイプ20によって偏向連通孔12が形成されている。2箇所の連通パイプ20は、互いに異なる向きを向いているが、上方室3aから流下する冷媒の流れ方向を下方室3bの円筒側壁2aに沿って同じ方向で偏流させるように設定されている。
他の構成は、前記第1実施形態のものと同様であるため、図面に同一符号を付して重複説明を省略する。
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、冷媒タンク室3の下方に達した液冷媒は、凸部5によって円筒側壁2aの周辺に偏在して貯留し(図5に貯留状態の液冷媒aを図示)、円筒側壁2aの冷媒出口7よりリキッドタンク1B外に取り出される。従って、タンク本体2内に冷媒取り出し配管を設置することなく、冷媒貯留量が少なくても液冷媒のみを取り出すことができ、気液分離性能が良い。
図7は本発明の第3実施形態に係るリキッドタンクの概略断面図を示す。図7において、この第3実施形態のリキッドタンク1Cと前記第1実施形態のものを比較するに、下方室3bの円筒側壁2aに螺旋突起21が突設されている点が相違する。他の構成は前記第1実施形態と同様であるため、図面に同一符号を付して重複説明を省略する。
この第3実施形態によれば、仕切り板11の偏向連通孔12から流れ出た液冷媒は、螺旋突起21にガイドされながら螺旋状に規則的に流下するため、気液分離性が更に向上する。
図8は本発明の第4実施形態に係るリキッドタンクの概略断面図を示す。図8において、この第4実施形態のリキッドタンク1Dと前記第3実施形態のものを比較するに、下方室3bの円筒側壁2aに螺旋突起22が突設されている点で共通するが、その突出量が相違する。つまり、第3実施形態の螺旋突起21は、最上方端で最も小さく突出し、この突出量が下方に向かうに従って大きくなるよう設定されているが、第4実施形態の螺旋突起22はどの位置でも全て同じ突出量に設定されている。
他の構成は前記第1実施形態と同様であるため、図面に同一符号を付して重複説明を省略する。
この第4実施形態においても、前記第3実施形態と同様に、仕切り板11の偏向連通孔12から流れ出た液冷媒は、螺旋突起22にガイドされながら螺旋状に規則的に流下するため、気液分離性が向上する。
図9は本発明の第5実施形態に係るコンデンサとリキッドタンクの構成図である。
図9に示すように、コンデンサ30は、間隔を置いて配置された一対のヘッダタンク31と、この一対のヘッダタンク31の間で略平行に積層配置された複数のチューブ32と、この複数の隣接された各チューブ32間に介在された複数のフィン33とを備えている。各ヘッダタンク31内には1箇所に隔壁34が配置されており、この各隔壁34を境としてコンデンサ30の上方側が凝縮器30Aに、下方側が過冷却器30Bに分割構成されている。一方のヘッダタンク31の凝縮器30A側と過冷却器30B側には、入口配管8と出口配管9がそれぞれ接続されている。入口配管8と出口配管9の各他端は、リキッドタンク1に接続されている。つまり、凝縮器30Aと過冷却器30Bとの間にリキッドタンク1が介在されている。リキッドタンク1の構成は、前記第1〜第4実施形態に係る本発明のものである。
この第5実施形態によれば、冷媒が凝縮器30Aからリキッドタンク1に流入し、リキッドタンク1から液冷媒が過冷却器30Bに流入し、液冷媒が過冷却器30Bで過冷却される。そのため、リキッドタンク1から液冷媒が過冷却器30Bに送られる限り、常にサブクールが取れた液冷媒が安定的に膨脹弁(図示せず)に送られる。従って、冷凍サイクル内の封入冷媒量が少なくてもリキッドタンク1内に液冷媒が少しでも存在している状態であれば、封入冷媒量の変化に対しても冷凍サイクルの安定性を確保できる。
尚、この第5実施形態では、各ヘッダタンク31内には1箇所にのみ隔壁34が配置されたが、2箇所以上に隔壁34を配置し、凝縮器30A側をいわゆる複数パス系に構成しても良いことはもちろんである。
本発明の第1実施形態を示し、リキッドタンクの概略断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、仕切り板の平面図である。 本発明の第1実施形態を示し、偏向連通孔の構成を説明する仕切り板の断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、仕切り板の要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、リキッドタンクの概略断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、仕切り板の平面図である。 本発明の第3実施形態を示し、リキッドタンクの概略断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、リキッドタンクの概略断面図である。 本発明の第5実施形態を示し、コンデンサとリキッドタンクの構成図である。 従来例のリキッドタンクの断面図である。
符号の説明
1,1A〜1D リキッドタンク
2 タンク本体
2a 円筒側壁
2b 底壁
3 冷媒タンク室
3a 上方室
3b 下方室
5 凸部
6 冷媒入口
7 冷媒出口
10 メッシュ(異物除去手段)
11 仕切り板
12 偏向連通孔
30 コンデンサ
30A 凝縮器
30B 過冷却器
31 ヘッダタンク
32 チューブ
33 フィン
34 隔壁

Claims (5)

  1. 円筒側壁(2a)を側面とし、内部に冷媒タンク室(3)が形成されたタンク本体(2)を設け、このタンク本体(2)の底壁(2b)の中央に前記冷媒タンク室(3)の上方に向かって突出する凸部(5)を設け、この凸部(5)の上端位置より上方に冷媒入口(6)を設け、前記凸部(5)の上端位置より下方で、且つ、前記円筒側壁(2a)に冷媒出口(7)を設けたことを特徴とするリキッドタンク。
  2. 請求項1記載のリキッドタンクであって、
    前記冷媒タンク室(3)には、前記冷媒入口(6)と前記冷媒出口(7)の間の位置で、前記冷媒タンク室(3)を上方室(3a)と下方室(3b)に仕切る仕切り板(11)を設け、この仕切り板(11)には、前記上方室(3a)から流下する冷媒の流れ方向を前記下方室(3b)の前記円筒側壁(2a)に沿う方向に偏流させる偏向連通孔(12)を設けたことを特徴とするリキッドタンク。
  3. 請求項2記載のリキッドタンクであって、
    前記冷媒タンク室(3)には、前記冷媒入口(6)と前記仕切り板(11)との間の位置に異物除去部材(10)を設けたことを特徴とするリキッドタンク(1A)〜(1D)。
  4. 請求項2又は請求項3記載のリキッドタンクであって、
    前記偏流連通孔(12)は、複数であり、且つ、その各々が同一向きに配置されたことを特徴とするリキッドタンク。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のリキッドタンクであって、
    間隔を置いて配置された一対のヘッダタンク(31)と、この一対のヘッダタンク(31)の間で略平行に積層配置された複数のチューブ(32)と、この複数の隣接された各チューブ(32)間に介在された複数のフィン(33)とからコンデンサ(30)を構成し、
    前記各ヘッダタンク(31)内の少なくとも1箇所以上に隔壁(34)を配置し、この隔壁(34)を境として前記コンデンサ(30)の上方側を凝縮器(30A)に、下方側を過冷却器(30B)に分離し、前記凝縮器(30A)と前記過冷却器(30B)との間に介在されたことを特徴とするリキッドタンク。
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