JP2007107338A - 木質系防音床材 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行感を悪くすることなく、運搬や施工を容易に行うことができるとともに、防音性能に優れた木質系床材を提供する。
【解決手段】木質系床材3の裏面に長さ方向に直交して複数本の断面コ字型の深溝部1が間隔おいて刻設され、この深溝部1を含む平面に凹部が設けられるとともに、この凹部の裏面側からの深さが深溝部1よりも浅く、上記各凹部と凹部とが重ならないように配設された木質系防音床材A。好ましくは、上記凹部が平面視円形とされる。さらに上記木質系床材3の裏面に緩衝材4を貼着してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、防音床材に関する。さらに詳しくは、防音性能に優れた木質系床材に関する。
近年、中高層住宅が増えるとともに、階下と階上との生活騒音に関するトラブルが社会問題となり、床材の防音に対する関心が高まっている。このような社会的情勢を踏まえて、床材に防音性や遮音性を付与する技術が種々提案されている。例えば、下記特許文献1には、化粧単板を表面に貼着した木質系床材の裏面に、溝の深さが上記木質系床材の厚さの30〜56%、溝の幅が4〜15mmの範囲である多数の溝を形成し、さらに、裏面全体に合成樹脂発泡体や繊維マット等の緩衝材を貼着してなる木質系防音床材が提案されている。
特開平7−150746号公報(第1〜3頁、第1図)
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、木質系床材の裏面に多数の溝が形成されているため、コシが柔らかく、歩行時に足が沈む感じとなり歩行感が悪いという問題がある。また、木質系床材の剛性が損なわれるため、運搬時に破損したり、施工時に折れるおそれがあり、取り扱いを慎重に行わねばならず、作業性に劣るという問題もある。本発明はこのような問題を解決するためになされたものであって、歩行感を悪くすることなく、運搬や施工を容易に行うことができるとともに、防音性に優れた木質系床材を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、木質系床材の裏面に長さ方向に直交して複数本の断面コ字型の深溝部が間隔をおいて刻設され、この深溝部を含む平面に凹部が設けられるとともに、この凹部の裏面側からの深さが深溝部よりも浅く、上記各凹部と凹部とが重ならないように配設された木質系防音床材が提供される。上記木質系床材としては、通常、合板の上に化粧単板を貼着した複合合板が用いられる。また、上記凹部の形状はとくに限定されず、平面視方形、円形、長円形等各種形状のものが用いられる。
請求項2に記載の木質系防音床材は、請求項1に記載の発明に加えて、上記凹部の形状が平面視円形とされる。
請求項3に記載の木質系防音床材は、請求項1に記載の発明に加えて、上記深溝部の幅が1〜4mmの範囲であり、裏面側からの深さが木質系床材の4/9〜7/9の範囲とされる。好ましくは、裏面側からの深さが木質系床材の厚さの略2/3とされる。
請求項4に記載の木質系防音床材は、請求項1に記載の発明に加えて、上記凹部の裏面側からの深さが1/9〜5/9の範囲とされる。好ましくは、裏面側からの深さが木質系床材の厚さの略1/3とされる。
請求項5に記載の木質系防音床材は、請求項1に記載の発明に加えて、上記木質系床材の裏面にさらに緩衝材が貼着されることが好ましい。緩衝材としては、ポリウレタンやポリエチレン発泡体等の合成樹脂発泡体、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維等をマット状にした繊維マット等を用いることができる。
請求項1に記載の発明にかかる木質系防音床材は上記のとおりであり、基材である木質系床材の裏面に長さ方向に直交して複数本の断面コ字型の深溝部が間隔をおいて刻設され、この深溝部を含む平面に裏面側からの深さが深溝部よりも浅い凹部が、重ならないように配設されているため、上記深溝部と深溝部との間の基材の裏面が駆体の床面に接して足が沈むことを防ぎ、歩行感に優れるという効果がある。また、木質系床材の剛性が損なわれないため、運搬時に破損することなく、施工時の作業性も優れたものとなる。さらに、深溝部よりも浅い凹部が防音性能を発揮し、例えば、上から物を落としても、階下に騒音として伝わることを防ぐ。
請求項2に記載の木質系防音床材は上記のとおりであり、請求項1の木質系防音床材の有する効果に加え、上記凹部の形状が平面視円形とされているため、この円形凹部を重なり合わせず多数木質系床材の裏面に設けることが可能となり、防音効果を向上させることができる。
請求項3に記載の木質系防音床材は上記のとおりであり、請求項1の木質系防音床材の有する効果に加え、上記深溝部の幅が1〜4mmの範囲であり、裏面側からの深さが木質系床材の4/9〜7/9の範囲とされ、好ましくは、裏面側からの深さが木質系床材の厚さの略2/3とされているため、木質系床材のコシを柔らかくせず、剛性を保ち、優れた歩行感を得ることができる。
請求項4に記載の木質系防音床材は上記のとおりであり、請求項1の木質系防音床材の有する効果に加え、上記凹部の裏面側からの深さが1/9〜5/9の範囲とされ、好ましくは、裏面側からの深さが木質系床材の厚さの略1/3とされているため、上記深溝部とそれよりも浅い凹部との二段構造となり、歩行感を悪化させることなく、防音性能を向上させることができる。
請求項5に記載の木質系防音床材は上記のとおりであり、請求項1の木質系防音床材の有する効果に加え、上記木質系床材の裏面にさらに緩衝材が貼着されるため、歩行感、防音性能がより優れた木質系防音床材を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は本発明にかかる木質系防音床材Aの構成を模式的に示す斜視図である。図2は、図1におけるX−X線に沿う断面図である。以下、図1、図2を参照して説明する。図1に示されているように、上記木質系防音床材Aの基材である木質系床材3の裏面には、その長さ方向に直交して断面コ字型の深溝部1が複数本、間隔をおいて加工され、この深溝部1を含む平面に、木質系床材3の裏面からの深さが深溝部1よりも浅い円形凹部2が、相互に重ならないようにルータ等により加工され設けられている。
図1、図2に示すように、本実施形態においては、木質系床材3の厚さtは9mmとされ、その裏面に刻設される深溝部1の幅wは1〜4mm、深さdは裏面側から4〜7mmとされている。このように、間隔をおいて深溝部1を配置することにより、木質系床材3は、剛性を保ち、破損することなく、作業性よく施工できるとともに、優れた歩行感を得ることができる。
さらに、上記深溝部1を含む平面に設けられた円形凹部2の深さfは裏面側から1〜5mmとされ、このように構成された本発明にかかる木質系床材3はその裏面に深溝部1とそれよりも浅く、かつ、面積の大きな円形凹部2との二段構造からなる防音構造を有しているため、歩行感を悪化させることなく、防音性能の優れた木質系防音床材Aとすることができる。
上記木質系防音床材Aには、さらに公知の緩衝材4を貼着して使用することもできる。図3は、図1に示す木質系防音床材Aの裏面に緩衝材4を貼着し、駆体の床面に配置した状態を示す正面図である。このように緩衝材4を貼着することにより、さらに防音性能が向上するとともに、クッション性も付与され、歩行感に優れたものとなる。
なお、断面コ字型の深溝部1は底部の角を取ってU字状としてもよく、また、開口部が広い台形状としてもよい。また、円形凹部2は円形ないしは長円形としてもよく、さらに他の形状をしてもよい。このように、本発明の木質系防音床材Aは種々設計変更自在であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、いずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明にかかる木質系防音床材の構成を模式的に示す斜視図である。 図1におけるX−X線に沿う断面図である。 本発明の木質系防音床材に緩衝材を貼着した状態を示す正面図である。
符号の説明
A 本発明にかかる木質系防音床材
1 深溝部
2 円形凹部
3 木質系床材
4 緩衝材

Claims (5)

  1. 木質系床材の裏面に長さ方向に直交して複数本の断面コ字型の深溝部が間隔をおいて刻設され、この深溝部を含む平面に凹部が設けられるとともに、この凹部の裏面側からの深さが深溝部よりも浅く、上記各凹部と凹部とが重ならないように配設された木質系防音床材。
  2. 上記凹部が平面視円形である請求項1に記載の木質系防音床材。
  3. 上記深溝部の幅が1〜4mmの範囲であり、裏面側からの深さが木質系床材の4/9〜7/9の範囲である請求項1に記載の木質系防音床材。
  4. 上記凹部の裏面側からの深さが1/9〜5/9の範囲である請求項1に記載の木質系防音床材。
  5. 上記木質系床材の裏面にさらに緩衝材が貼着された請求項1に記載の木質系防音床材。
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