JP2007107162A - 帽子 - Google Patents

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重徳 吉原
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Abstract

【課題】軽量性、通気性という一般の帽子に要求される条件を満足しつつ、高い衝撃吸収性を発揮でき、頭部保護用として適する帽子を提供する。
【解決手段】第1〜第3の帯状表地111,121,131、第1〜第3の帯状裏地112,122,132、及び立体編物の帯状の分割体である第1〜第3の帯状分割体113,123,133を組み合わせて構成され、それぞれ、対になっているもの同士、例えば、第1の帯状表地111と第1の帯状裏地112との間に、第1の帯状分割体113が挟まれるように被覆されて形成されている。立体編物をクッション材として用いているため、衝撃吸収特性に優れている。しかも、立体編物は軽量であるため、軽い帽子とすることができ、大人はもとより、子供が着用しても大きな負担にならず、子供の通学、通園時の安全帽や運動用の保護帽等として適する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、衝撃吸収性に優れ、頭部の保護に適する帽子に関する。
特許文献1には、発泡樹脂エラストマーとして所定の低反発エラストマーをクッション材として用いた保護帽が開示されている。作業帽、二輪自動車用のヘルメット、あるいは各種スポーツで用いられるヘルメットなどにおいては、ウレタンフォームが衝撃吸収材として用いられているが、所定の低反発エラストマーを用いることにより、耐寒性を向上させ、寒冷地でも十分なクッション性を保持できることを特徴とするものである。
一方、特許文献2には、立体編物を防災頭巾として用いる技術が開示されている。
特開2005−163228号公報 特開2002−165895号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発泡樹脂エラストマーを用いる場合、通気性の点で課題がある。一般に、帽子は、通気性に優れると共に、洗濯し易く、かつ軽量であることが望まれる。しかるに特許文献1に記載のものは、衝撃吸収性の点では所定の特性を備えるが、通気性、洗濯容易性、軽量性といった点では一般の帽子よりはるかに劣るものである。
これに対し、特許文献2の防災頭巾に用いられている立体編物は、衝撃吸収特性に優れているばかりか、軽量で通気性に優れ、また、洗濯も容易であるという特徴を備えている。従って、かかる立体編物をクッション材として用いれば、大人用だけでなく、子供用の頭部保護帽としても適する帽子を提供できる。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、クッション材として立体編物を用いることにより、軽量性、通気性、洗濯容易性という一般の帽子に要求される条件を満足しながら、高い衝撃吸収特性を発揮でき、頭部保護用として適する帽子を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、互いに離間して配置された一対のグランド編地と、該一対のグランド編地間を往復して両者を結合する多数の連結糸とを有する立体的な三次元構造に形成された立体編物からなるクッション材を用いた帽子であって、
前記クッション材が、立体編物の分割体を複数用いてなり、各分割体が、表地と裏地との間に配置されていることを特徴とする帽子を提供する。
請求項2記載の本発明では、前記立体編物の各分割体は、前記表地及び裏地にそれぞれ個別に被覆されていることを特徴とする請求項1記載の帽子を提供する。
請求項3記載の本発明では、前記立体編物の各分割体は、一対のグランド編地の端縁同士が、相互に接合されていることを特徴とする請求項1又は2記載の帽子を提供する。
請求項4記載の本発明では、前記立体編物の各分割体は、一対のグランド編地同士が、それらの端縁を除いた部分においても適宜の間隔で相互に接合されている部分を有することを特徴とする請求項3記載の帽子を提供する。
請求項5記載の本発明では、前記立体編物の各分割体が帯状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の帽子を提供する。
請求項6記載の本発明では、前記帯状に形成された立体編物の各分割体の幅が、8〜60mmの範囲であることを特徴とする請求項5記載の帽子を提供する。
請求項7記載の本発明では、前記立体編物の隣接する各分割体同士が、3〜20mmの間隔をおいて設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の帽子を提供する。
本発明は、帽子の表地と裏地との間の少なくとも一部に、クッション材としての立体編物の分割体を複数装填した構造である。このため、衝撃吸収特性に優れている。しかも、立体編物は軽量であるため、発泡樹脂エラストマーを用いた場合と比較してはるかに軽い帽子とすることができ、大人はもとより、子供が着用しても大きな負担にならず、子供の通学、通園時の安全帽や運動用の保護帽等として適する。また、立体編物のグランド編地の編み目や連結糸間に隙間が多数あるため、通気性に優れ、着用時の蒸れ感を抑制できると共に、洗濯にも適している。
また、立体編物の分割体を複数用いた構成とすることにより、帽子形状に製作することが容易となる。この場合、立体編物の各分割体を構成する一対のグランド編地の端縁同士を相互に接合することにより、各分割体の面剛性が高くなる。従って、部分的な衝撃に対しても、十分高い衝撃吸収特性を発揮できる。
以下、図面に示した実施形態に基づき、本発明をさらに詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の一の実施形態に係る帽子1の外観を示す図である。これらの図に示したように、本実施形態の帽子1は、第1〜第3の帯状ユニット11〜13を相互に連結してキャップ状に形成したものである。各帯状ユニット11〜13は、図3〜図5に示したように、第1〜第3の帯状表地111,121,131、第1〜第3の帯状裏地112,122,132、及び立体編物の帯状の分割体である第1〜第3の帯状分割体113,123,133を組み合わせて構成され、それぞれ、対になっているもの同士、例えば、第1の帯状表地111と第1の帯状裏地112との間に、第1の帯状分割体113が挟まれるように被覆されて形成されている(図7参照)。
第1〜第3の帯状表地111,121,131及び第1〜第3の帯状裏地112,122,132は、それぞれ、帽子1の表地並びに裏地を構成し、帯状に分割形成されたものである。いずれも、通気性を有する布材から形成され、例えば、第1〜第3の帯状表地111,121,131として多数の小孔を穿設した布材を、第1〜第3の帯状裏地112,122,132としてメッシュ状の布材を用いることができるが、通常の帽子において表地、裏地として用いられるものであれば、どのような布材であってもよい。
第1の帯状表地111及び第1の帯状裏地112は、図3(a),(b)に示したように、所定の幅で、略半円の円弧状に形成されており、第2の帯状表地121及び第2の帯状裏地122は、図4(a),(b) に示したように、第1の帯状表地111及び第1の帯状裏地112とほぼ同じ幅である一方、それらよりも小さな曲率の円弧状に形成されている。第3の帯状表地131及び第3の帯状裏地132は、図5(a),(b)に示したように、上記の各帯状表地及び帯状裏地とほぼ同じ幅である一方、さらに小さな曲率で内縁同士が略平行となるほどに近接するように折り曲げられた形状で形成されている。そして、これらは、いずれも2組ずつ用いられ、2組の第1の帯状表地111及び第1の帯状裏地112は、図2に示したように、帽子1の頂部を通過する中心線に沿って帽子1の前後に延びるように隣接して配置され、第1の帯状表地111及び第1の帯状裏地112の各組の外側に第2の帯状表地121及び第2の帯状裏地122の組がそれぞれ配置され、さらにその外側に、第3の帯状表地131及び第3の帯状裏地132の組がそれぞれ配置され、これにより、頭部形状に沿った略半球体の帽子本体15が形成される。
立体編物から形成した第1〜第3の帯状分割体113,123,133は、図3(c)、図4(c)及び図5(c)に示したように、それぞれ、対応する第1〜第3の帯状表地111,121,131(及び第1〜第3の帯状裏地112,122,132)とほぼ同形状である一方、若干細幅にかつ円周方向に沿った長さも若干短く形成されている。これにより、各帯状表地111,121,131と各帯状裏地112,122,132との間に、各帯状分割体113,123,133を挟むと、各帯状表地111,121,131と各帯状裏地112,122,132の各周縁部が各帯状分割体113,123,133に重ならないことになり、その部分が縫い代11a,12a,13a(図7(b)参照)として用いられる。
第1〜第3の帯状分割体113,123,133を構成する立体編物は、衝撃を吸収するクッション材として用いられ、図6に示したように、互いに離間して配置された一対のグランド編地101,102と、該一対のグランド編地101,102間を往復して両者を結合する多数の連結糸103とを有する立体的な三次元構造となった編地である。一方のグランド編地101は、例えば、単繊維を撚った糸から、ウェール方向及びコース方向のいずれの方向にも連続したフラットな編地組織(細目)によって形成され、他方のグランド編地102は、例えば、短繊維を撚った糸から、ハニカム状(六角形)のメッシュを有する編み目構造に形成されている。もちろん、この編地組織は任意であり、細目組織やハニカム状以外の編地組織を採用することもできるし、両者とも細目組織を採用するなど、その組み合わせも任意である。連結糸103は、一方のグランド編地101と他方のグランド編地102とが所定の間隔を保持するように、この一対のグランド編地101,102間に編み込んだもので、立体編物に所定の剛性を付与する。グランド編地101,102を形成するグランド糸の太さは、立体編物に必要な腰の強さを具備させることができると共に、編成作業が困難にならない範囲のものが選択される。
グランド糸又は連結糸の素材としては、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル、レーヨン等の合成繊維や再生繊維、ウール、絹、綿等の天然繊維が挙げられるが、これらの素材は単独で用いてもよいし、これらを任意に併用することもできる。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などに代表される熱可塑性ポリエステル樹脂類、ナイロン6、ナイロン66などに代表されるポリアミド樹脂類、ポリエチレン、ポリプロピレンなどに代表されるポリオレフィン樹脂類、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)あるいはこれらの樹脂を2種類以上混合した樹脂である。なお、ポリエステル系樹脂はリサイクル性に優れており好適である。また、難燃性、不燃性の材料を用いると、災害時の着用により適する。なお、グランド糸又は連結糸の糸形状は限定されるものではなく、丸断面糸でも異形断面糸等でもよい。
連結糸103は、表層と裏層のグランド編地101,102中にループ状の編み目を形成してもよく、挿入組織で表層と裏層のグランド編地101,102に引っかけた構造でもよいが、少なくとも2本の連結糸が表層と裏層の編地を互いに逆方向に斜めに傾斜して、クロス状(X状)やトラス状に連結することが、立体編物の形態安定性を向上させる上で好ましい。
なお、立体編物は、相対する2列の針床を有する編機で編成することができる。このような編機として、ダブルラッセル編機、ダブル丸編機、Vベッドを有する横編機等がある。寸法安定性のよい立体編物を得る上で、ダブルラッセル編機を用いるのが好ましい。
立体編物からなる第1〜第3の帯状分割体113,123,133は、幅が8〜60mmの範囲のものが用いられる。これは帯状ユニットを何組使用するかによっても異なるが、細すぎる場合には、立体編物の面剛性が低くなって衝撃吸収力を十分には発揮できなくなるからであり、60mmを超える場合には、帽子形状に製作することが困難になるからである。好ましくは、15〜50mmの範囲であり、より好ましくは20〜40mmの範囲である。また、厚みは、3〜20mmの範囲、好ましくは5〜15mmの範囲、より好ましくは8〜12mmのものが帽子として用いるのに適する。
また、立体編物は、薄型でも、高い復元力を有し、適度な弾性を持っており、自動車用シートのクッション材等として利用されているが、その場合に使用する約100cm四方程度の大きさの場合には、直径30mm以下の点接触ではバネ特性が柔らかく、直径100mm程度の大面積での接触において線形性の高いバネ特性が作用するという特徴を有している。しかしながら、帽子は頭部形状に沿わせるため略半球状であり、基本的に衝撃対象との接触面積は小さく、いわば点接触で衝突する。そこで、かかる点接触に相当する場合でも線形性の高いバネ特性を作用させ、面剛性を上げて衝撃吸収力を高める必要がある。このため、上記のように8〜60mm程度の幅からなる立体編物の帯状分割体113,123,133は、単に原反をこれらの幅に裁断するだけでなく、一対のグランド編地101,102の端縁同士を、相互に接合した構成としている。
すなわち、図6に示したように、各帯状分割体113,123,133を構成する立体編物の一方のグランド編地101の端縁を連結糸103の両側部に位置するように回り込ませて他方のグランド編地102に接合した構造とする。これにより、連結糸102のたわみを許容する範囲が狭くなるため、面剛性が上がる。一方のグランド編地101と他方のグランド編地102を接合する方法は任意であるが、例えば、所定の大きさの原反の状態で、上記した所望の幅毎に厚み方向に振動溶着して両者を接合し、各境界付近で裁断することによって得ることができる。
本実施形態では、図7(a),(b)に示したように、上記した各帯状表地111,121,131と各帯状裏地112,122,132との間に、各帯状分割体113,123,133を挟み、各帯状分割体113,123,133の周縁部に沿って縫い合わせる。これにより、第1〜第3の帯状ユニット11〜13が得られる。次に、第1〜第3の帯状ユニット11〜13をそれぞれ2組ずつ用い、2組の第1の帯状ユニット11を中心として、それぞれの外側に第2及び第3の帯状ユニット12,13が配置されるように隣接するもの同士を縫い合わせる。縫製の際は、各帯状ユニット11〜13の縫い代11a,12a,13aとなっている、各帯状表地111,121,131と各帯状裏地112,122,132の周縁部同士を縫い合わせるが、この縫い代11a,12a,13aは、隣接する帯状ユニット11〜13における各帯状分割体113,123,133同士の間隔D1が3〜20mm、好ましくは5〜15mm、より好ましくは8〜12mmとなるように調整する。これにより、所定の厚みの立体編物を用いていながら、隣接する各帯状分割体113,123,133間において、容易に曲がることになり、帽子としての柔軟性が確保される。その後は、通常の帽子製作の工程と同様に、庇、ビン皮を縫いつけて仕上げる。
本実施形態の帽子1は、上記の構成からなるため、雪道などの滑りやすい路面での転倒、交通事故、落下物等により頭部が衝撃を受けた際に、立体編物からなる帯状分割体113,123,133により該衝撃が緩和される。しかも、上記のように、帯状分割体113,123,133を構成する立体編物のグランド編地101,102の端縁同士を接合しているため、点接触に対しても高い面剛性を発揮でき、衝撃吸収力が高い。また、立体編物を用いているため、通気性に富むと共に、軽量であり、本実施形態の構造の帽子1は例えば130g以下で製作することも可能であり、大人はもとより、子供、幼児用の帽子としても適する。従って、通学、通園時の安全帽としての利用価値が高い。安全帽として利用する場合には、公知の視認性向上手段、例えば、庇に蓄光材料を含めたり、縫製糸として蓄光糸を用いたり、あるいは、反射テープを庇の先端部や後頭部付近に使用したりする手段と組み合わせると、夕方や夜間における帽子の視認性が向上し、安全性が高まる。このほか、スノーボード、スケートボード、ローラースケート、野球などの各種のスポーツ用、災害時の安全帽等としても適する。また、これらの安全帽等として用いる場合、庇16と帽子本体15の下縁部とのなす角θ1(図1参照)をより小さくすると、帽子本体15が後頭部をより深く覆うことができるため、後頭部の保護性が向上する。なお、帽子1を本実施形態のようなキャップ(野球帽)形状とする場合、庇16と帽子本体15の下縁部とのなす角θ1は、後頭部の保護性のほか、デザイン性も考慮すると150度〜130度の範囲とすることが好ましい。
また、図8に示したように、各帯状ユニット11〜13の適宜位置、例えば、帽子本体15の下縁部から2〜5cm程度上方位置において、頭部の周囲方向に厚み方向に縫製した部分20を設けることも可能である。これにより、各帯状分割体113,123,133の端縁以外の部分でも、一対のグランド編地101、102同士が接合されて小さな区画が形成され、当該部分20付近の面剛性をより高めることができる。この面剛性を高めるために縫製する部分20は、適宜間隔をおいて複数設けることももちろん可能である。
また、上記実施形態では、各帯状表地111,121,131と各帯状裏地112,122,132との間に、各帯状分割体113,123,133が挟まれた各帯状ユニット11〜13を予め製作し、それらを縫製することにより帽子1を製作しているが、各帯状表地111,121,131と各帯状裏地112,122,132とを縫い合わせて袋状となるように頭部形状に合わせて形成し、その後、袋状となっている部分の開放端から各帯状分割体113,123,133を挿入することにより形成することもできる。
また、上記実施形態では、各帯状ユニット11〜13を帽子1の前後方向に沿わせて配置しているが、これに限定されるものではなく、例えば、左右方向に沿わせて配置した構造とすることもできる。
さらに、上記実施形態は、帽子の製法の中でも、いわゆる風船型と称される手法によるものであるが、このほか、6方型、平天型、丸天型など他の種々の手法に本発明は適用可能であり、立体編物の分割体も帯状ではなく、略三角形その他の多角形、あるいは楕円形など種々の形状で形成することができる。この点は、帽子の表地及び裏地も同様であり、帯状のものに限定されるものではない。但し、所定の厚みを有する立体編物を用いる場合には、風船型が頭部の丸みがよりきれいに表れることから好ましい。
図1は、本発明の一の実施形態に係る帽子を示す斜視図である。 図2は、上記実施形態に係る帽子を正面方向から見た際の斜視図である。 図3(a)〜(c)は、上記実施形態に係る帽子の第1の帯状ユニットを構成する第1の帯状表地、第1の帯状裏地、及び第1の帯状分割体を示す図である。 図4(a)〜(c)は、上記実施形態に係る帽子の第2の帯状ユニットを構成する第2の帯状表地、第2の帯状裏地、及び第2の帯状分割体を示す図である。 図5(a)〜(c)は、上記実施形態に係る帽子の第3の帯状ユニットを構成する第3の帯状表地、第3の帯状裏地、及び第3の帯状分割体を示す図である。 図6は、上記実施形態の帯状分割体を構成する立体編物の構造を説明するための図である。 図7(a)〜(c)は、上記実施形態に係る帽子の製作工程の一部を示す図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係る帽子を示す斜視図である。
符号の説明
1 帽子
11 第1の帯状ユニット
12 第2の帯状ユニット
13 第3の帯状ユニット
111 第1の帯状表地
112 第1の帯状裏地
113 第1の帯状分割体
121 第2の帯状表地
122 第2の帯状裏地
123 第2の帯状分割体
131 第3の帯状表地
132 第3の帯状裏地
133 第3の帯状分割体
15 帽子本体

Claims (7)

  1. 互いに離間して配置された一対のグランド編地と、該一対のグランド編地間を往復して両者を結合する多数の連結糸とを有する立体的な三次元構造に形成された立体編物からなるクッション材を用いた帽子であって、
    前記クッション材が、立体編物の分割体を複数用いてなり、各分割体が、表地と裏地との間に配置されていることを特徴とする帽子。
  2. 前記立体編物の各分割体は、前記表地及び裏地にそれぞれ個別に被覆されていることを特徴とする請求項1記載の帽子。
  3. 前記立体編物の各分割体は、一対のグランド編地の端縁同士が、相互に接合されていることを特徴とする請求項1又は2記載の帽子。
  4. 前記立体編物の各分割体は、一対のグランド編地同士が、それらの端縁を除いた部分においても適宜の間隔で相互に接合されている部分を有することを特徴とする請求項3記載の帽子。
  5. 前記立体編物の各分割体が帯状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の帽子。
  6. 前記帯状に形成された立体編物の各分割体の幅が、8〜60mmの範囲であることを特徴とする請求項5記載の帽子。
  7. 前記立体編物の隣接する各分割体同士が、3〜20mmの間隔をおいて設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の帽子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6170269B1 (ja) * 2017-04-05 2017-07-26 ラッキー工業株式会社 頭部保護具

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