JP2007105384A - 携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ及びそれを備えたシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】
携帯性とボンベ交換の容易性などの機能を維持しつつ、高湿度環境下でも使用可能なキャリングケースを提供する。
【解決手段】
酸素ボンベから流量調整器、カニューラを介して使用者に酸素を供給する携帯型酸素ボンベシステムを収納するキャリングケースにおいて、カニューラの取出口を兼ねる筒状構造体を備え、該筒状構造体の上部及び下部に絞り手段を備えることを特徴とする、携帯型酸素ボンベシステム用キャリングケース。
【選択図】 図1
携帯性とボンベ交換の容易性などの機能を維持しつつ、高湿度環境下でも使用可能なキャリングケースを提供する。
【解決手段】
酸素ボンベから流量調整器、カニューラを介して使用者に酸素を供給する携帯型酸素ボンベシステムを収納するキャリングケースにおいて、カニューラの取出口を兼ねる筒状構造体を備え、該筒状構造体の上部及び下部に絞り手段を備えることを特徴とする、携帯型酸素ボンベシステム用キャリングケース。
【選択図】 図1
Description
本発明は、本発明は医療用の携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ及びそれを備えたシステムに関する。更に詳細には、患者のQOLを向上させるものであり、医療用酸素ボンベの大きさによらず携帯性を維持した携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ及びそれを備えたシステムに関するものである。
近年、喘息や肺気腫、慢性気管支炎等の呼吸器系疾患に苦しむ患者が増加する傾向にあり、その最も効果的な治療法の一つとして酸素吸入療法がある。かかる酸素療法に用いられる酸素源としては、空気中から酸素濃縮空気を直接分離する酸素濃縮装置が開発され、使用時の利便性、保守管理の容易さから、在宅における据置型の酸素供給装置として次第に普及するようになってきている。
在宅時には、患者は空気中の酸素を分離し約90%の濃度の酸素濃縮空気を1〜5L/分発生する圧力変動吸着型酸素濃縮装置を使用し、鼻カニューラなどの吸入用具を用い酸素吸入を行っている。一方、患者が通院や買物等で外出する際には、酸素源として携帯用の軽量酸素ボンベを使用し、ボンベからカニューラ等の酸素供給チューブを用いて酸素吸入をしながら外出し、その行動範囲を広げている。酸素ボンベには当然容量が限られ、使用時間の延長が求められ、患者の吸入時のみに酸素ガスを供給し、呼気時には供給をストップするデマンドレギュレーターが用いられている。
外出時には、酸素ボンベ用キャリングバッグに携帯型の小型酸素ボンベとデマンドレギュレーターを入れて肩にかけて持ったり、かかる酸素ボンベ用キャリングバッグを専用のカートに載せ、カニューラを通して酸素を吸入しながら移動している。このように使用されるキャリングバッグの使い勝手を改善した携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグが提案されている(特許文献1)。
特開2002−210013
しかしながら、酸素ボンベの容量に応じた酸素ボンベ用キャリングバッグではなく、酸素ボンベのメーカー毎の外径サイズの差異に応じて適用できるものではなく、患者にとって必ずしも使い勝手のよいものではなかった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、在宅酸素療法を行っている患者にとって使い勝手のよい携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ及びそれを備えたシステムを提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明による携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグは、酸素ボンベから流量調整器、カニューラを介して使用者に酸素を供給する携帯型酸素ボンベシステムを収納する携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグであって、バッグの底部は収納される酸素ボンベの容量に合せてバッグの長手方向の長さが可変できるようにしたことを特徴とする。また、前記携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグと専用カートからなるシステムであることを特徴とする。
本発明により在宅酸素療法を行っている患者にとって使い勝手がよくなり、携帯用酸素ボンベの使用可能範囲が広がり、患者のADL/QOLがさらに向上することとなる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。なお、本発明は、この実施例に限定されるものではない。
図1は、本発明の携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグと専用カートからなるシステムを示しものである。図1(a)は、携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100を専用カート20に装着した状態を示す前方からの外観斜視図、図1(b)は、樹脂製のファスナーによる開閉部17aを開いた状態を示す外観斜視図である。図1(c)は、携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100の背面図とリュック用ストラップ9を示す図、図1(d)は、携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100を専用カート20に装着した状態を示す背面からの図である。
携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100は、材質は防水性を維持できることが重要であり、ナイロン、ポリエステル、ビニール、またはアクリル防水コーティング又はポリウレタン防水コーティングを施した生地を使用するのが好ましく用いられる。携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100は、その上部に取っ手1、酸素残量の確認ができる開閉可能なカバー2aを備えた小窓2が設けられている。小窓2はカバー2aを面ファスナーにより、閉じた状態で防滴構造となっている。カバー2aを閉じた状態でも酸素残量の確認ができるよう、カバー2aは透明性のポリエステル、ビニール、またはアクリルなどで形成されている。
また、取り外したクッション16(後述)などを収納するためのホケット3、鼻カヌニューレ19を挿入するために左右に2ケ設けられたカニューラ挿入用孔5、取り扱い説明書などの文書類を入れるために左右に設けられたサイドポケット6、ボンベの種類・容量にあわせて、携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100の長手方向の長さを変えるためのファスナー7が設けられている。ファスナー7を閉じると携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100の長手方向の長さが短くなり、1.1Lの酸素ボンベに適用でき、ファスナー7を開くと携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100の長手方向の長さが長くなり、2.0Lの酸素ボンベに適用できる。図1の状態は、ファスナー7を開いた状態を示している。
さらに、患者の使い勝手を向上するために様々な工夫がされている。携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100の内部には、内部ポケット10を設け、呼吸同調器(不図示)を収納可能にしている。呼吸同調機器と共働して携帯型酸素ボンベを動作すれば、より効率よく酸素供給ができる。
また、IDカード,名詞などの収納部12を設け、緊急時に連絡先と連絡可能になっている。8は、リユックサックとして使用する場合のリュック用ストラップ9を取り付けるためのリングである。11は、リュック用ストラップ9を収納するための係止部で左右2ケ設けられている。
17は開口部で、ファスナー17aを開くことで開口し、携帯型酸素ボンベ30の交換を行なう。14は予備パッキン入れで、携帯型酸素ボンベ30の減圧弁(不図示)の交換用または予備パッキンを収納するようにしている。また、付属品として、ボンベクッション16も備えている。携帯型酸素ボンベ30のサイズに応じて使用し、携帯型酸素ボンベ30が携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100の内部でガタつきがなくなるようになる。また、専用カート20に携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ100を確実に固定するために、カート取付用ベルト15も付属品として備えられている。
専用カート20にも、患者の使い勝っ手を向上するための工夫がなされている。専用カート20の取っ手24aの高さを4段階調整可能にするための高さ調節ボタン24、鼻カニューレ19を係止するためのフック13を備えている。こうして、そのままリュックとして、また専用カートに取り付けて2通りに使用できる。
1・・・取っ手、2・・・小窓、3・・・ポケット、6・・・サイドポケット、7・・・ファスナー、20・・・専用カート、30・・・ボンベ、100・・・携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ
Claims (2)
- 酸素ボンベから流量調整器、カニューラを介して使用者に酸素を供給する携帯型酸素ボンベシステムを収納する携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグであって、
該バッグの底部は収納される前記酸素ボンベの容量にあわせて前記バッグの長手方向の長さが可変できるようにしたことを特徴とする携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ。 - 請求項1の携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグとその専用カートからなることを特徴とする携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005301829A JP2007105384A (ja) | 2005-10-17 | 2005-10-17 | 携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ及びそれを備えたシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005301829A JP2007105384A (ja) | 2005-10-17 | 2005-10-17 | 携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ及びそれを備えたシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007105384A true JP2007105384A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38031696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005301829A Pending JP2007105384A (ja) | 2005-10-17 | 2005-10-17 | 携帯型酸素ボンベ用キャリングバッグ及びそれを備えたシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007105384A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139276A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Teijin Pharma Ltd | 携帯型酸素ボンベキャリアバッグ |
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JP2015128714A (ja) * | 2015-04-15 | 2015-07-16 | 帝人ファーマ株式会社 | 携帯型酸素ボンベキャリアバッグ |
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JP2020124364A (ja) * | 2019-02-05 | 2020-08-20 | 株式会社群馬コイケ | 医療用酸素供給装置 |
CN112043508A (zh) * | 2020-09-22 | 2020-12-08 | 深圳市安保科技有限公司 | 急救包 |
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2005
- 2005-10-17 JP JP2005301829A patent/JP2007105384A/ja active Pending
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