JP3204094U - 酸素濃縮装置収納用のバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】バッグから携帯型酸素濃縮装置を取り出す際の操作性を改善した携帯型酸素濃縮装置用のバッグおよびカートを提供する。【解決手段】天面に操作部を備えた装置を収納するバッグであって、バッグの天面に装置を出し入れ可能な蓋部を備えると共に、蓋部の外面に、蓋部を開けたときに蓋部が閉まらないように固定する固定具を有する固定具は、両端を蓋部の外面に固定した伸縮可能な伸縮部材、又はバッグの蓋部に備えられ、カート部分に磁力で結合する磁石であるのが好ましい。【選択図】図2

Description

本考案は、携帯型の酸素濃縮装置収納用のバッグおよびそれを搭載し運搬する酸素濃縮装置運搬用のカートに関する。
肺気腫、慢性気管支炎等の呼吸器系疾患の治療法として最も効果的なものの1つに酸素吸入療法があり、近年この療法のために空気中の酸素を分離し製品ガスとして供給する圧力変動吸着型(PSA)酸素濃縮装置が実用化され、医療用酸素濃縮装置として慢性呼吸器疾患患者の治療に使用されている。最近では、病院、ショッピング、コンサートホール、映画館等外出時の携帯用酸素ボンベの持ち運びに代り、携帯式酸素濃縮装置が開発され用途が拡大している。携帯式酸素濃縮装置はバッテリで駆動することから電池消耗を防ぎ長時間駆動を可能とする為に、装置内に呼吸センサと自動開閉弁を備えたデマンドレギュレータ機能を備え、酸素を連続流として供給するのではなく、患者の吸気時のみ酸素を供給し、呼気時には酸素供給を停止することで酸素生成量の節減、消費電力の削減を図っている。
携帯型酸素濃縮装置を外出時に用いるにあたっては、専用の持運び用のバッグまたはカートが必要になる。
特許文献1には、医療用携帯酸素ボンベキャリアバッグが記載されている。かかるキャリアバッグに対する要求仕様として、バッグには「携帯容器としての働きだけでなく、ボンベの取換え易さ等、患者の視点に立った特性が要求される」と記載されている(特許文献1の[0005]を参照)。バッグの取扱い難くさの例も記載されており、「布製の方形状のバッグであり平面部奥部が縫い合わされ、手前から後方上部へフタを開く構造になっている。かかる蓋はそれ自体固定することが出来ないため、ボンベを交換する場合、糧でバッグを抑え片手でボンベを持つとかかる蓋が邪魔になり、高齢者の患者のボンベ交換作業を煩雑にしている。」と記載されている。
かかる課題を解決する手段として、「バッグ側面部及び平面部にファスナー手段の開口部を備え、該ファスナー手段が該バッグ平面部奥部に平行であって、側面部奥部上部から正面斜め下方に備えることを特徴とする」バッグを提案している。
特許文献2には、携帯型酸素濃縮器用のバッグ(キャリングケース)としては、次の条件を満たすことが好ましいと記されている。すなわち、1)温かみの感じられるもの、2)柔らかく、優しい感じのするもの、3)色々な携帯方法にも柔軟に対応できるもの、4)携帯時に生ずる軽微な衝撃を吸収し、濃縮器に生ずる障害を軽減できるもの、5)濃縮器を収容して、携帯時も該濃縮器を動作させながらしようするものであるから、原料空気や冷却用空気の流通や、外部電源の供給、あるいは生成した酸素ガス(酸素富加ガスを含む)の取出し手段等の機能を損なわないもの、と記載されている。
特許第3611990号公報 特開平7−136271号公報
携帯型酸素濃縮装置を利用する場合、屋外から自宅等に帰って来た時に、携帯型酸素濃縮装置をカートやバッグに搭載したまま屋内に持ち込むと、屋外の汚れが部屋の中に入ってしまうという問題がある。その際、汚れが部屋の中に入れないためには、携帯型酸素濃縮装置をバッグから取り出して、携帯型酸素濃縮装置のみを部屋の中に持ち運ぶことが必要となる。逆に屋外に出る際には、携帯型酸素濃縮装置をバッグに入れる必要がある。
特許文献1にあるとおり、方形状のバッグでフタが有る場合、酸素ボンベに限らず、中の収納物を取り出すまたは入れる際に蓋を片手で押さえる必要があり、操作性が悪い。また、特許文献1に解決手段として提示されている、バッグ側面部及び平面部にファスナー手段の開口部を備え、該ファスナー手段が該バッグ平面部奥部に平行であって、側面部奥部上部から正面斜め下方に備える場合、フタを開けた際に、フタ部が前面に垂れ下がることになる。携帯型酸素濃縮器の場合、フタを開けて酸素濃縮装置の天面に設置された操作部を操作する必要があるが、前面にフタが垂れ下がった状態ではフタが邪魔になるために、操作がし難くなる。
また、特許文献2にあるとおり、携帯型酸素濃縮装置のバッグとしては、原料空気や冷却用空気の流通を損なわないことが重要であるが、本体の吸気口と排気口にあわせた穴をバッグにあけただけであれば、これが塞がれたときに排気が吸気口から再吸入され、酸素濃縮の性能、冷却の性能を損なう可能性が有る。
かかる課題を解決する手段として、以下の考案を見出した。
1)天面に操作部を備えた装置を収納するバッグであって、バッグの天面に装置を出し入れ可能な蓋部を備えると共に、該蓋部の外面に、蓋部を開けたときに該蓋部が閉まらないように固定する固定具を有することを特徴とするバッグ。
2)該固定具が、両端を該蓋部分の外面に固定した伸縮可能な伸縮部材である、上記1)記載のバッグ。
3)該固定具が、ゴム紐である上記2)記載のバッグ。
4)該固定具が、バッグの蓋部に備えられ、バッグを運搬するカート部分に磁力で結合する磁石である上記1)記載のバッグ。
5)バッグを搭載するキャリーカートを備え、該固定具がキャリーカートの一部に固定する部材である上記1)〜4)の何れかに記載のバッグ。
6)該固定具がキャリーカートの持ち手部分に固定する固定具である上記5)に記載のバッグ。
7)酸素濃縮装置を収容するバッグであって、バッグ側面に吸気口と排気口を備えると共に、両者の間に、空気導通用の孔を設けたことを特徴とする上記1)〜6)の何れかに記載のバッグ。
8)上記1)〜7)の何れかに記載のバッグに収納した酸素濃縮装置。
本考案のバッグによると、バッグのフタにヒモや磁石等の固定具を備え、ヒモ等をカートの一部に引っ掛けて、バッグのフタを開いたまま固定できるようにしたことにより、酸素濃縮装置をバッグから取り出したり、入れたりするときにフタが開いたままで保持される。このため、両手で酸素濃縮装置の出しれ操作を行うことが可能になる。また、吸気口や排気口がなんらかの理由で塞がった時も、吸気口と排気口の間に設けられた空気の導通口により、排気が吸気口に再吸入されて酸素濃縮の性能、冷却の性能を損なうリスクが下がる。
携帯型酸素濃縮装置用バッグの概略図 バッグのフタのヒモによりフタを開いた状態で固定した状態の携帯型酸素濃縮装置用バッグおよびカート 空気の導通口 吸気口および排気口と空気の導通口との位置関係
本考案のバッグの実施態様例を、図面を用いて説明する。
図1は、本考案の一実施形態である携帯型酸素濃縮用のバッグの概略図である。バッグを構成する材料には、ナイロン、ポリエステルなどの合成繊維、あるいは熱可塑性樹脂を使用することが可能である。形状は角型のバック形状としているが、内部に収納する装置の形状に合わせて自由に設計することができる。
本考案のバッグは、上方からの装置の出し入れが可能なように天面に蓋を有する。蓋部の奥側が後面側と繋がった状態で上方に開く構造になっている。携帯型酸素濃縮装置の様に操作面が天面側にある装置では、装置の出し入れに蓋部が邪魔になることから、開けてまま固定できるように、蓋部の外面に固定具として、ゴム紐等、伸縮部材を備えている。
キャリーカートに装着したバッグを図2に示す。バッグのフタに取り付けられた紐をカートにひっかけてフタが開いた状態で固定された状態を示している。固定手段として伸縮性、弾性のあるゴム紐であれば、キャリーカートのハンドル部分に引っ掛けることで固定することが可能となる。カートの一部にヒモをひっかけるための、カギ状、L型の突起を設けることも可能である。フタ部分およびカートの一部に磁石を設置すれば、磁力によって図2の際と同様に、バッグのフタを開けたままで固定することが可能となる。
酸素濃縮装置を挿入する場合、原料空気および冷却空気である外気のバッグ内への導入、窒素排気のバッグ外への排出するための吸気口、排気口を設ける必要がある。かかる吸気口、排気口は完全開口の他、メッシュ構造、スリット構造などであってもよい。携帯して外で使用する事から雨水、灰塵の侵入を防ぐ構造の方が好ましい。酸素濃縮装置本体の吸気口、排気口の位置に併せてバッグの吸気口、排気口の位置、形状、大きさを設計する。
通常、バッグおよび酸素濃縮装置の吸排気口は、装置を装着したとしても、閉塞しないように設計がなされるが、持ち運びを容易にするため小型軽量とし、バッグの内部空間も必要最小限度の余裕代で設計されることが多い。装置以外のものをバッグの隙間等に収納した場合には、吸気口や排気口を閉塞させ、十分な冷却風の確保が出来ず、また、窒素排気がバック内を循環し吸気口から再吸入される可能性もある。本考案の様に蓋部が開放状態で固定できる分、装置以外の小物、メモ類をバッグ内に収納して利用する可能性も高くなる。
図3はバッグの横断面図であり、吸気口と排気口の間に空気の導通口を設けたバッグを示す。吸気口と排気口を角型のバッグの対面する側面にそれぞれ設け、それぞれと直角をなす背面の一方に空気の導通口を設けている。かかる背面には図4に示すように多数の貫通孔を設け、吸気口と排気口の間に空気の導通口が設けている。これによりバッグの吸気口または排気口が塞がったとしても、排気が吸気口に再吸入されて酸素濃縮の性能、冷却の性能を損なうリスクが下けることができる。バッグ背面の導通口部はバッグ内側から見て凹部の底に設けることで空気流通路を確保することが出来る。
吸気口、排気口および導通口は、図3のような位置にある必要は無く、吸気口と排気口の間に空気との導通口があるような関係になっていればよい。

Claims (8)

  1. 天面に操作部を備えた装置を収納するバッグであって、バッグの天面に装置を出し入れ可能な蓋部を備えると共に、該蓋部の外面に、蓋部を開けたときに該蓋部が閉まらないように固定する固定具を有することを特徴とするバッグ。
  2. 該固定具が、両端を該蓋部分の外面に固定した伸縮可能な伸縮部材である、請求項1記載のバッグ。
  3. 該固定具が、ゴム紐である請求項2記載のバッグ。
  4. 該固定具が、バッグの蓋部に備えられ、バッグを運搬するカート部分に磁力で結合する磁石である請求項1記載のバッグ。
  5. バッグを搭載するキャリーカートを備え、該固定具がキャリーカートの一部に固定する部材である請求項1〜4の何れかに記載のバッグ。
  6. 該固定具がキャリーカートの持ち手部分に固定する固定具である請求項5に記載のバッグ。
  7. 酸素濃縮装置を収容するバッグであって、バッグ側面に吸気口と排気口を備えると共に、両者の間に、空気導通用の孔を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のバッグ。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載のバッグに収納した酸素濃縮装置。
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