JP2007105133A - 受光装置 - Google Patents

受光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007105133A
JP2007105133A JP2005297100A JP2005297100A JP2007105133A JP 2007105133 A JP2007105133 A JP 2007105133A JP 2005297100 A JP2005297100 A JP 2005297100A JP 2005297100 A JP2005297100 A JP 2005297100A JP 2007105133 A JP2007105133 A JP 2007105133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voltage
circuit
light receiving
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005297100A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Koizumi
弘 小泉
Shinji Mino
真司 美野
Junichi Shimada
純一 嶋田
Naoyoshi Tatara
尚愛 多々良
Shoichi Hayashida
尚一 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2005297100A priority Critical patent/JP2007105133A/ja
Publication of JP2007105133A publication Critical patent/JP2007105133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔を精密に測定するための受光装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る受光装置91は、生体を通過した光信号9又は生体から反射した光信号9が入力され、電流信号1を出力する受光素子11と、電流信号1が入力され、電圧信号2を出力する電流―電圧変換回路12と、直流バイアス4を出力するバイアス印加回路14と、電圧信号2及び直流バイアス4が入力され、電圧信号3を出力する前置増幅回路13と、電圧信号3が入力され、デジタル信号6を出力するヒステリシスコンパレータ15と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体の脈拍間隔を測定するための受光装置に関する。
心拍変動が精神的ストレスの指標となることが知られており、この心拍変動を用いた精神状態判定装置が提案されている(例えば、非特許文献1又は特許文献1参照。)。従来の心拍変動を用いた判定装置は、電極を皮膚表面に装着して心電を検出する。電極を皮膚表面に装着する際、皮膚との接触抵抗を下げるために電極と皮膚との間隙をジェルなどの整合剤で充填する必要がある。このため、整合剤と皮膚表面とが長時間接触するので、長時間心電を検出するとかぶれなどの皮膚疾患を起こしやすかった。また、時間経過により整合剤が乾燥するので、長時間心電を検出すると電極が剥離する問題もあった。また、整合剤の乾燥とは逆に、被検者の発汗によっても電極が剥離しやすくなるという問題があった。さらに、心電を用いて心拍変動を検出するためには、このような電極を少なくとも3個装着する必要があるので、長時間にわたる心拍変動の検出が困難であった。
一方で、心拍変動は脈拍間隔の変動によっても検出することができる。脈拍間隔は、交流波形の脈拍間隔で算出される。このため、従来、交流波形のピークの最大値同士の間隔であるR−R間隔から脈拍を算出していた。しかし、脈波信号の最大振幅の時点は体動によって変化するので、精密な脈拍間隔を算出できなかった。
特開2004−344269号公報 林博史編集:「心拍変動の臨床応用」医学書院、15頁〜16頁
上記のように、従来は、脈拍間隔を交流波形のピークの最大値同士で算出していたので、精密な脈拍間隔を算出できなかった。一方、発光素子の出射した光信号を受光素子が受光する光電センサが脈波信号の精密な検出に有用であることが注目されている。本発明は、生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔を精密に測定するための受光装置の提供を目的とする。
本発明に係る受光装置は、上記目的を達成するものであり、生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を電気信号に変換して脈波を検出し、電気信号のうちの交流成分から脈波信号を抽出し、脈波信号を所定の閾値でリミッタ増幅することにより脈波信号を矩形信号に変換することを特徴とする。
生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を電気信号に変換するので、血管の拡縮となって現れる脈波を検出することができる。電気信号のうちの脈波は交流成分であるが、皮膚の色などによる反射又は透過は直流成分である。また、体動を原因とするノイズは低周波成分となる。交流成分から脈波信号を抽出するので、直流成分及び低周波成分のノイズを除去することができる。抽出した脈波信号を所定の閾値でリミッタ増幅して矩形波の信号に変換するので、受光素子の検出する光信号に含まれる前記所定の閾値における脈拍間隔を精密に測定することができる。
具体的には、本発明に係る受光装置は、生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を受光して電流信号に変換する受光素子と、前記受光素子からの電流信号を電圧信号に変換する電流―電圧変換回路と、前記電流―電圧変換回路からの電圧信号を交流結合して増幅する前置増幅回路と、前記前置増幅回路の入力に直流バイアスを印加するバイアス印加回路と、前記前置増幅回路からの電圧信号を直流結合し、所定の閾値でリミッタ増幅するリミッタ回路と、を備えることを特徴とする。
受光素子が生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を電流信号に変換するので脈波を検出することができる。前置増幅回路が交流結合されているので、直流成分及び低周波成分のノイズを除去し、交流成分から脈波信号を抽出することができる。バイアス印加回路が直流バイアスを印加するので、温度変化や経年変化に依らず脈波信号の直流電圧レベルを一定にすることができる。直流電圧レベルを一定にした脈波信号をリミッタ回路が所定の閾値でリミッタ増幅するので、脈波信号を前記所定の閾値で二値化した矩形波の信号に変換することができる。これにより、受光素子の検出する光信号に含まれる脈波信号の前記所定の閾値における脈拍間隔を精密に測定することができる。
前記電流―電圧変換回路の変換する電圧信号のうちの同一波形の電圧信号に対し、前記リミッタ回路の閾値を可変し、前記リミッタ回路からの出力波形のデューティを略50%にする閾値制御回路をさらに備えることが好ましい。
リミッタ回路からの出力波形のデューティを略50%にするので、脈波信号の形状が変わった場合でも、受光素子の検出する光信号に含まれる脈波信号の脈拍間隔をより精密に測定することができる。
本発明に係る受光装置は、生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を受光して電流信号に変換する受光素子と、前記受光素子からの電流信号を電圧信号に変換する電流―電圧変換回路と、前記電流―電圧変換回路からの電圧信号を交流結合して増幅する前置増幅回路と、前記前置増幅回路の入力に直流バイアスを印加するバイアス印加回路と、前記前置増幅回路からの電圧信号を直流結合し、ヒステリシスのある閾値でリミッタ増幅するヒステリシスコンパレータと、を備えることを特徴とする。
受光素子が生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を電流信号に変換するので脈波を検出することができる。前置増幅回路が交流結合されているので、直流成分及び低周波成分のノイズを除去し、交流成分から脈波信号を抽出することができる。バイアス印加回路が直流バイアスを印加するので、温度変化や経年変化に依らず脈波信号の直流電圧レベルを一定にすることができる。直流電圧レベルを一定にした脈波信号をヒステリシスコンパレータがヒステリシスのある所定の閾値でリミッタ増幅するので、脈波に含まれる微小振動の影響を排除し、脈波信号を安定したパルス幅の矩形波の信号に変換することができる。これにより、受光素子の検出する光信号に含まれる脈波信号の脈拍間隔を精密に測定することのできる受光装置を提供することができる。
前記電流―電圧変換回路の変換する電圧信号のうちの同一波形の電圧信号に対し、前記ヒステリシスコンパレータの閾値を可変し、前記ヒステリシスコンパレータからの出力波形のデューティを略50%にする閾値制御回路をさらに備えることが好ましい。
ヒステリシスコンパレータからの出力波形のデューティを略50%にするので、脈波信号の形状が変わった場合でも、受光素子の検出する光信号に含まれる脈波信号の脈拍間隔をより精密に測定することができる。
本発明によれば、生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号に含まれる脈波信号の脈拍間隔を精密に測定することのできる受光装置を提供することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る受光装置の構成図である。図1に示す受光装置91は、生体を通過した光信号9又は生体から反射した光信号9が入力され、電流信号1を出力する受光素子11と、電流信号1が入力され、電圧信号2を出力する電流―電圧変換回路12と、直流バイアス4を出力するバイアス印加回路14と、電圧信号2及び直流バイアス4が入力され、電圧信号3を出力する前置増幅回路13と、電圧信号3が入力され、デジタル信号6を出力するヒステリシスコンパレータ15と、を備えることを特徴とする。受光装置91は、電圧信号3が入力され、ヒステリシスコンパレータ15へ閾値電圧信号5を出力する閾値制御回路16をさらに備えることが好ましい。また、受光装置91は、光信号9を出射する発光素子17と、デジタル信号6のパルス間隔を計測するタイマー18とを備えていてもよい。
光電センサ31は、発光素子17の出射した光信号9を受光素子11が受光するものである。例えば、生体を通過する波長の光を出射するものである。又は、生体で反射される波長の光を出射するものである。このような波長に、例えば赤外光がある。
受光素子11は、生体を通過した光信号9を受光して電流信号1に変換するものである。また、受光素子11は生体から反射した光信号9を受光して電流信号1に変換するものである。受光素子11としては、例えば、PD(フォトダイオード)やPT(フォトトランジスタ)を用いることができる。生体とは、例えば人体である。人体は、耳介又は耳道等の外耳であることが好ましい。光信号9の波長は、例えば、ヘモグロビンで吸収される波長や、血管壁で散乱される波長とすることができる。受光素子11が生体を通過した光信号9又は生体から反射された光信号9を受光するので、生体内で吸収又は散乱された光信号9を受光することができる。
発光素子17は、光信号9を出射するものである。例えば、LD(半導体レーザ)又はLED(発光ダイオード)を用いることができる。
電流―電圧変換回路12は、受光素子11からの電流信号1を電圧信号2に変換するものである。例えば、抵抗素子を用いることができる。
前置増幅回路13は、電流―電圧変換回路12からの電圧信号2を交流結合して増幅するものである。交流結合は、例えば、コンデンサによる結合を用いることができる。コンデンサの容量としては、例えば、0.3μF以上2μF以下のものを用いることができる。0.3μF未満であれば、電圧信号3の波形が歪み、振幅が小さくなることがある。また、2μF超であれば、直流に近い成分が除去できない場合がある。一方、0.3μF以上2μF以下であれば、電圧信号3の波形の歪みを小さくし、直流の変動に対する安定化を早くすることができる場合がある。増幅は、例えば、図1に示すように、単電源増幅回路を用いることができる。また、両電源増幅回路を用いて増幅するものであってもよい。
前置増幅回路13は、単電源増幅回路を用いることが好ましい。単電源増幅回路を用いるので、電源回路が1つでよい。また、前置増幅回路13は、入力側にバイアスが印加されているので、電源電圧の範囲となる電圧信号3を出力することができる。出力が電源電圧の範囲内であれば、A/D変換を容易にすることができる。また、電流−電圧変換回路12から出力される電圧信号2は矩形波に近いので、バイアスポイントの変更ができれば、電流−電圧変換回路12に含まれる脈波信号をより正確に抽出することができる場合がある。
さらに、前置増幅回路13は、ローパスフィルタと組み合わせ、電圧信号3の帯域が0.01〜100Hz程度となるように設定することが好ましい。電圧信号3の帯域は、より好ましくは、0.08〜72Hzである。
生体信号では直流電圧レベルの変動が大きく、主に体動(アーティファクト)による低周波の変動は脈波を検出する際の障害となる。また、皮膚との接触具合や皮膚の色などで、反射して戻ってくる光の強さが個人ごとに異なる。つまり前置増幅回路13に入力される電圧信号2の直流電圧レベルが異なる。前置増幅回路13が電流―電圧変換回路12からの電圧信号2を交流結合すれば、電圧信号2に含まれるこの低周波成分や直流電圧レベルの違いをカットし、交流成分である脈波信号を効率よく検出することができる。
バイアス印加回路14は、前置増幅回路13の入力に直流バイアス4を印加するものである。バイアス印加回路14としては、例えば、オペアンプを用いたバッファ回路を用いることができる。
バイアス印加回路14は、基準電圧を発生させる基準電圧発生回路を備えるものを用いることが好ましい。基準電圧を発生させることで、直流バイアス4を安定させ、脈波信号の基線がふらつく基線動揺を防ぐことができる。なお、電源電圧を抵抗分割し、それをバッファ(ボルテージフォロア)してもよい。また、基準電圧発生回路としては、逆方向に電圧をかけると電流が流れるツェナーダイオードを用いることができる。また、バイアス印加回路14は、Sallen−Key型のアクティブフィルタを構成し、バッファ回路と兼用してもよい。これにより、基準電圧発生回路のノイズを除去しつつ、十分低いインピーダンスの直流バイアス4を印加することができる。
バイアス印加回路14の出力が電源電圧の1/2であってもよい。ヒステリシスコンパレータ15の出力するデジタル信号6は擬似的にCMOSレベルとなるので、ヒステリシスコンパレータ15の電源電圧とタイマー18の電源電圧が同じであれば、そのままレベル変換なしにタイマー18のトリガ(トグル)入力として使用することができる。
バイアス印加回路14は、オペアンプを用いたバッファ回路を備えることが好ましい。組み込み基板では、アナログとデジタルが混在するので、電源のノイズの問題は重要となる。バッファをアクティブフィルタと兼用とすることによって、電源ノイズをカットすることができる。
ヒステリシスコンパレータ15は、前置増幅回路13からの電圧信号3を直流結合し、ヒステリシスのある閾値でリミッタ増幅するものである。リミッタ増幅とは、電圧信号の振幅を一定値に制限して増幅することである。これにより、アナログの脈波信号である電圧信号3を矩形波の信号に変換し、デジタル信号6として出力することができる。なお、ヒステリシスコンパレータ15はCMOSレベルのものを用いることができる。
図2は、ヒステリシスコンパレータの一例を示す回路図である。ヒステリシスコンパレータ15は、中間閾値電圧Vcompと入力電圧Vinとの大小比較結果をデジタル信号Vddとして出力することができる。制限は、ヒステリシスのある閾値で行う。ヒステリシスのある閾値のうち高い値の閾値を上側閾値電圧VTH、ヒステリシスのある閾値のうち低い値の閾値を下側閾値電圧VTLとすると、ヒステリシス幅(VTH−VTL)は、R1とR2の比で決まり、(VTH−VTL)=Vdd/(R2/R1)で表すことができる。
図3は、ヒステリシスコンパレータの入出力信号の第1例を示すグラフであり、(a)はヒステリシスコンパレータに入力される電圧信号を示し、(b)はヒステリシスコンパレータから出力するデジタル信号を示す。図3(a)に示す電圧信号3は、図1に示すヒステリシスコンパレータ15に入力される電圧信号3である。図3(b)に示すデジタル信号6は、図1に示すヒステリシスコンパレータ15から出力されるデジタル信号6である。
図3(a)に示す51、52、53、54は、順に、上側閾値電圧VTH、中間閾値電圧Vcomp、下側閾値電圧VTL、脈波基線電圧を示す。上側閾値電圧VTH51及び下側閾値電圧VTL53は前述の図2で説明したヒステリシスのある閾値である。また、図3(a)に示す電圧信号3は、電圧信号3が増加して、時点H1、H2、H3、H4に上側閾値電圧VTH51に達している。また、電圧信号3が減少して、時点L1、L2、L3、L4に下側閾値電圧VTL53まで低下している。図3(b)に示すデジタル信号6は、図3(a)の時点H1で立ち上がった矩形信号が時点L1で立ち下がっている。時点H2及び時点L2、時点H3及び時点L3並びに時点H4及び時点L4でも同様である。図3(b)に示すデジタル信号6から、デジタル信号6の立ち上がり時点同士の間隔45を算出することにより脈拍間隔を算出することができる。また、デジタル信号6の立ち下がり時点同士の間隔46を算出することにより脈拍間隔を算出してもよい。また、デジタル信号6の立ち上がり時点と立ち下がり時点とから算出される時間間隔から脈拍間隔を算出してもよい。
ヒステリシスコンパレータがヒステリシスのある上側閾値電圧VTH51及び下側閾値電圧VTL53でリミッタ増幅するので、(VTH51−VTL53)の幅のある電圧信号3のみを抽出し、電圧信号3に含まれる微小振動を排除することができる。また、上側閾値電圧VTH51及び下側閾値電圧VTL53は、電圧信号3の傾きの大きい時点であることが好ましい。電圧信号3の傾きが大きければ、電圧信号3の微小振動を原因とする上側閾値電圧VTH51及び下側閾値電圧VTL53の時点の移動を防ぐことができる。これにより、ノイズを排除することができる。さらに、中間閾値電圧Vcomp52は、脈波基線電圧よりやや高いレベル設定されていることが好ましい。これによって、ヒステリシスコンパレータは、ある程度の振幅をもった脈波信号のみを抽出できる。また、ヒステリシスコンパレータは、パルス間隔が250msec以上2sec以下のデジタル信号を出力するものであることが好ましい。これにより、デジタル波形に変換した脈波信号を出力することができる。
図4は、ヒステリシスコンパレータの入出力信号の第2例を示すグラフである。図4は、人体の脈波信号を実際に測定した際のヒステリシスコンパレータ15の入出力信号を示す。図4に示すヒステリシスコンパレータの入出力信号は、電圧信号3が破線で示され、デジタル信号6が実線で示されている。このように、ヒステリシスコンパレータ15が電圧信号3の脈波波形を矩形波に変換してデジタル信号6とするので、そのままではタイマー18のカウンタ機能によって間隔を同定できない脈拍間隔をカウント可能にすることができる。脈波波形をデジタル信号6として出力できるので、デジタル信号6の立ち上がりもしくは立下り時間間隔を検出することができる。
なお、閾値は、例えば、電源電圧の抵抗分割で与えることができる。また、閾値制御回路16が与えることとすることができる。また、受光装置91に備わるマイクロコンピュータのデジタル/アナログ変換電圧出力端子(DAC端子)から与えてもよい。マイコンのDACから与えれば、プログラムでの最適化を容易にすることができる。
受光装置91は、ヒステリシスコンパレータ15の閾値を調整する閾値制御回路16を備えることが好ましい。ヒステリシスコンパレータ15の閾値とは、ヒステリシスコンパレータ15の中間閾値電圧Vcompであり、前述の図2に示す中間閾値電圧Vcompに入力される。閾値制御回路16としては、デジタル・アナログ変換回路を用いることができ、この場合、デジタル・アナログ変換回路は、前置増幅回路13の出力するアナログの電圧信号3及びヒステリシスコンパレータ15の出力するデジタル信号6を基にヒステリシスコンパレータ15の閾値を調整してもよい。ヒステリシスコンパレータ15の閾値を調整できれば、個人差のある振幅や脈波波形に応じて、ヒステリシスコンパレータ15からの出力波形を正常に矩形波に変換することができる。
閾値制御回路16は、ヒステリシスコンパレータ15の閾値を可変し、ヒステリシスコンパレータ15からの出力波形のデューティを略50%にすることが好ましい。ヒステリシスコンパレータ15の閾値とは、図3に示す中間閾値電圧Vcomp52である。中間閾値電圧Vcomp52は、前述の図2に示すVcompの端子に入力される。中間閾値電圧Vcomp52を上げ、上側閾値電圧VTH51及び下側閾値電圧VTL53を上げることで、ヒステリシスコンパレータ15からの出力波形のデューティを小さくする。一方、中間閾値電圧Vcomp52を下げ、上側閾値電圧VTH51及び下側閾値電圧VTL53を下げ、ヒステリシスコンパレータ15からの出力波形のデューティを大きくする。中間閾値電圧Vcomp52の決定は、例えば、受光装置91に備わるマイクロコンピュータがヒステリシスコンパレータ15からのデジタル信号6を参照して行うことができる。マイクロコンピュータが決定した中間閾値電圧Vcomp52は、例えば、マイクロコンピュータに備わるDAC端子から出力する。さらに、閾値制御回路16は、電流―電圧変換回路12の変換する電圧信号2のうちの同一波形の電圧信号2に対し、ヒステリシスコンパレータ15からの出力波形のデューティを略50%にすることが好ましい。このように、ヒステリシスコンパレータ15からの出力波形のデューティを略50%にすれば、受光素子11の検出する光信号9に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔をより精密に測定することができる。
また、閾値制御回路16は、前述の図3に示すデジタル信号6の立ち上がり時点同士又は立ち下がり時点同士の時間間隔を250msec以上2sec以下にするものであることが好ましい。これにより、ヒステリシスコンパレータ15は、時間間隔が250msec以上2sec以下のデジタル信号6を出力することができるので、受光素子11の検出する光信号9に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔をデジタル信号6として出力することができる。
タイマー18は、デジタル信号6のパルス間隔を計測するものである。例えば、デジタル信号6のパルスの立ち上がり同士の時間間隔を計測するものである。また、デジタル信号6のパルスの立ち下がり同士の時間間隔を計測するものであってもよい。タイマー18としては、例えば、デジタル信号6をON−OFFの連続であるトグル信号に変換して分周するPLL(Phase Locked Loop)回路を用いることができる。PLL回路としては、例えば、フリップ・フロップ回路を用いることができる。デジタル信号6のパルス間隔を計測すれば、受光素子11の検出する光信号9に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔を測定することができる。
さらに、受光装置91は、デジタル信号6を2分周してタイマー18へ出力する2分周回路をさらに備えてもよい。2分周回路は、デジタル信号6のパルスの立ち上がり時点から立ち下がり時点までであれば「1」、デジタル信号6のパルスの立ちが下がり時点から立ち上がり時点までであれば「0」を出力するものであってもよい。また、2分周回路は、デジタル信号6のパルスの立ち下がり時点から立ち上がり時点までであれば「1」、デジタル信号6のパルスの立ちが上がり時点から立ち下がり時点までであれば「0」を出力するものでもよい。2分周回路としては、例えば、フリップ・フロップ回路を用いたジョンソンカウンタを用いることができる。このように、2分周回路をさらに備えれば、タイマー18は、デジタル信号6のパルスの立ち上がり時点から立ち下がり時点まで、デジタル信号6のパルスの立ちが下がり時点から立ち上がり時点までのように、HighとLowが切り替わる時間を単純に計測すれば、デジタル信号6のパルス間隔を計測することができる。これにより、受光装置91のプログラムを簡単にすることができる。
受光装置91の動作の一例について図5を用いて説明する。図5は、受光装置91の一例を示す回路図である。図5に示す受光装置91では、図1に示した受光素子11と、電流―電圧変換回路12と、前置増幅回路13と、バイアス印加回路14と、ヒステリシスコンパレータ15のみが示されている。また、バイアス印加回路14は、基準電圧発生回路21及びバッファ回路22を備える構成となっている。
光電センサが具備する受光素子11は、光電センサの発光素子の出力する光を受光する。電流−電圧変換回路12は、受光素子11が受け取る光に応じて変化する電流を電圧に変換する。電流−電圧変換回路12の出力する電圧信号2が前置増幅回路13と交流結合されている。バイアス印加回路14は、電圧信号2の直流電圧レベルを一定にする。前置増幅回路13は、直流電圧レベルを一定にした電圧信号2を増幅し、電圧信号3を出力する。ヒステリシスコンパレータ15は、前置増幅回路13の増幅した電圧信号3をリミッタ増幅し、電圧信号3をアナログ信号から矩形波の信号に変換し、デジタル信号6を出力する。これにより、増幅及びフィルタ後の脈波信号をデジタル信号に変換し、受光装置91に備わるタイマー18に入力せしめることができる。
ヒステリシスコンパレータ15の出力は矩形波であるので、電源電圧の範囲内のオペアンプを用いれば、ほぼCMOSレベルのデジタル信号として扱うことができる。したがって、タイマーの入力端子に接続すれば、立ち上がりエッジのカウント数を記憶することで、簡単に受光素子の検出する光信号に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔を測定することができる。
なお、上述した実施形態1において、ヒステリシスコンパレータ15は、電圧増加時と減少時とで同一の閾値であってもよい。例えば、ヒステリシスコンパレータ15は、前置増幅回路13からの電圧信号3を直流結合し、所定の閾値でリミッタ増幅するリミッタ回路とすることもできる。図6は、リミッタ回路の入出力信号の一例を示すグラフであり、(a)はリミッタ回路に入力される電圧信号を示し、(b)はリミッタ回路から出力するデジタル信号を示す。図6(a)に示す電圧信号3は、リミッタ回路に入力される電圧信号であり、前述の図1の電圧信号3に相当する。図6(b)に示すデジタル信号6は、リミッタ回路から出力されるデジタル信号であり、前述の図1に示すデジタル信号6に相当する。
図6(a)に示す51、53、54は、順に、上側閾値電圧VTH、下側閾値電圧VTL、脈波基線電圧を示す。また、図6(a)に示す電圧信号3は、時点T1で下側閾値電圧VTL以上となり、時点T2で下側閾値電圧VTL以下となっている。また、時点T3で下側閾値電圧VTL以上となり、時点T4で下側閾値電圧VTL以下となっている。時点T5及び時点T6並びに時点T7及び時点T8についても同様である。図6(b)に示すデジタル信号6は、図6(a)の時点T1で立ち上がった矩形信号が時点T2で立ち下がっている。時点T3及び時点T4、時点T5及び時点T6並びに時点T7及び時点T8でも同様である。図6(b)に示すデジタル信号6から、デジタル信号6の立ち上がり時点同士の間隔45を算出することにより脈拍間隔を算出することができる。また、デジタル信号6の立ち下がり時点同士の間隔46を算出することにより、脈拍間隔を算出してもよい。また、デジタル信号6の立ち上がり時点と立ち下がり時点とから算出される時間間隔から脈拍間隔を算出してもよい。
このように、リミッタ回路が電圧信号の振幅を所定の閾値で制限して増幅する。所定の閾値は、予め定められた閾値電圧である。例えば、図6に示すように、上側閾値電圧VTH51及び下側閾値電圧VTL53の電圧信号の上下ともの振幅を制限するものである。また、上側閾値電圧VTH51以上の電圧信号としてもよい。また、上下に対称に振幅を制限するものでもよい。また、上下に非対称に振幅を制限するものでもよい。直流電圧レベルを一定にした脈波信号をリミッタ回路が所定の閾値でリミッタ増幅するので、脈波信号を前記所定の閾値で二値化した矩形波の信号に変換することができる。直流電圧レベルを一定にした脈波信号をリミッタ増幅するので、脈波信号の振幅を一定値に制限して増幅し、矩形波の脈波信号を出力することができる。
この場合、前述の図1に示す閾値制御回路16は、リミッタ回路の閾値を可変し、リミッタ回路からの出力波形のデューティを略50%にするものとなる。閾値制御回路16は、電流―電圧変換回路12の変換する電圧信号2のうちの同一波形の電圧信号2に対し、リミッタ回路からの出力波形のデューティを略50%にすることが好ましい。例えば、リミッタ回路に入力する閾値電圧を上げ、リミッタ回路からの出力波形のデューティを小さくする。一方、リミッタ回路に入力する閾値電圧を下げ、リミッタ回路からの出力波形のデューティを大きくする。リミッタ回路に入力する閾値電圧の決定は、例えば、受光装置91に備わるマイクロコンピュータがリミッタ回路からのデジタル信号を参照して行うことができる。マイクロコンピュータが決定した閾値電圧は、例えば、マイクロコンピュータに備わるDAC端子から出力する。さらに、閾値制御回路16は、電流―電圧変換回路12の変換する電圧信号2のうちの同一波形の電圧信号2に対し、リミッタ回路からの出力波形のデューティを略50%にすることが好ましい。このように、リミッタ回路からの出力波形のデューティを略50%にするので、脈波信号の形状が変わった場合でも、受光素子の検出する光信号に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔をより精密に測定することができる。
以上説明したように、受光素子91は、受光素子11と、電流―電圧変換回路12と、バイアス印加回路14と、前置増幅回路13と、ヒステリシスコンパレータ15と、備え、脈波を検出することができる。前置増幅回路13が交流結合されているので、直流成分となるノイズを除去し、交流成分である脈波信号を抽出することができる。バイアス印加回路14が直流バイアス4を印加するので、脈波信号の直流電圧レベルを一定にすることができる。更に、ヒステリシスコンパレータが直流電圧レベルを一定にした脈波信号をヒステリシスのある閾値でリミッタ増幅するので、脈波信号の振幅を一定値に制限して増幅し、矩形波の脈波信号を出力することができる。又、ヒステリシスコンパレータ15がリミッタ回路であれば、脈波信号の振幅を一定値に制限して増幅し、矩形波の脈波信号を出力することができる。受光素子91が矩形波の脈波信号を出力するので、受光素子11の検出する光信号9に含まれる交流成分である脈波信号の脈拍間隔を精密に測定することができる。脈拍間隔を算出すれば、拍動による信号のみの間隔を測定することができるので、脈拍間隔を精密に測定することができる。よって、受光素子を用いて脈拍間隔を精密に測定することのできる受光装置を提供することができる。
本発明は、光信号を受光して光信号のパルス同士の間隔を検出することができるので、光信号を受信する受信装置としても利用することができる。
本実施形態に係る受光装置の構成図である。 ヒステリシスコンパレータの一例を示す回路図である。 ヒステリシスコンパレータの入出力信号の第1例を示すグラフであり、(a)はヒステリシスコンパレータに入力される電圧信号を示し、(b)はヒステリシスコンパレータから出力するデジタル信号を示す。 ヒステリシスコンパレータの入出力信号の第2例を示すグラフである。 受光装置の一例を示す回路図である。 リミッタ回路の入出力信号の一例を示すグラフであり、(a)はリミッタ回路に入力される電圧信号を示し、(b)はリミッタ回路から出力するデジタル信号を示す。
符号の説明
1 電流信号
2、3 電圧信号
4 直流バイアス
5 閾値電圧信号
6 デジタル信号
9 光信号
11 受光素子
12 電流―電圧変換回路
13 前置増幅回路
14 バイアス印加回路
15 ヒステリシスコンパレータ
16 閾値制御回路
17 発光素子
18 タイマー
21 基準電圧発生回路
22 バッファ回路
31 光電センサ
45 立ち上がり時点同士の時間間隔
46 立ち下がり時点同士の時間間隔
51 上側閾値電圧VTH
52 中間閾値電圧Vcomp
53 下側閾値電圧VTL
54 脈波基線電圧
91 受光装置

Claims (4)

  1. 生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を受光して電流信号に変換する受光素子と、
    前記受光素子からの電流信号を電圧信号に変換する電流―電圧変換回路と、
    前記電流―電圧変換回路からの電圧信号を交流結合して増幅する前置増幅回路と、
    前記前置増幅回路の入力に直流バイアスを印加するバイアス印加回路と、
    前記前置増幅回路からの電圧信号を直流結合し、所定の閾値でリミッタ増幅するリミッタ回路と、を備える受光装置。
  2. 前記電流―電圧変換回路の変換する電圧信号のうちの同一波形の電圧信号に対し、前記リミッタ回路の閾値を可変し、前記リミッタ回路からの出力波形のデューティを略50%にする閾値制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  3. 生体を通過した光信号又は生体から反射した光信号を受光して電流信号に変換する受光素子と、
    前記受光素子からの電流信号を電圧信号に変換する電流―電圧変換回路と、
    前記電流―電圧変換回路からの電圧信号を交流結合して増幅する前置増幅回路と、
    前記前置増幅回路の入力に直流バイアスを印加するバイアス印加回路と、
    前記前置増幅回路からの電圧信号を直流結合し、ヒステリシスのある閾値でリミッタ増幅するヒステリシスコンパレータと、を備える受光装置。
  4. 前記電流―電圧変換回路の変換する電圧信号のうちの同一波形の電圧信号に対し、前記ヒステリシスコンパレータの閾値を可変し、前記ヒステリシスコンパレータからの出力波形のデューティを略50%にする閾値制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の受光装置。

JP2005297100A 2005-10-12 2005-10-12 受光装置 Pending JP2007105133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005297100A JP2007105133A (ja) 2005-10-12 2005-10-12 受光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005297100A JP2007105133A (ja) 2005-10-12 2005-10-12 受光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007105133A true JP2007105133A (ja) 2007-04-26

Family

ID=38031471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005297100A Pending JP2007105133A (ja) 2005-10-12 2005-10-12 受光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007105133A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063206A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Rohm Co Ltd 脈波センサ
CN103393417A (zh) * 2013-08-05 2013-11-20 中南林业科技大学 一种指脉测试电路
WO2015019949A1 (ja) * 2013-08-07 2015-02-12 株式会社村田製作所 生体センサ
JP2016116947A (ja) * 2016-03-28 2016-06-30 セイコーエプソン株式会社 脈波信号処理装置及び脈波計測装置
US9717462B2 (en) 2013-09-26 2017-08-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological information measurement method and apparatus with variable loop filter
US9717463B2 (en) 2013-09-26 2017-08-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological information measurement method and apparatus with variable cutoff frequency low pass filter

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51114156A (en) * 1975-03-31 1976-10-07 Toshiba Corp Device for detecting the amount of ventilation
JPS6258717A (ja) * 1985-09-06 1987-03-14 Nec Corp 光2値信号の受信回路
JPH02215251A (ja) * 1989-02-16 1990-08-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光受信回路
JPH1189803A (ja) * 1997-09-25 1999-04-06 Cardio Pacing Reserch Laboratory:Kk 生体埋め込み機器用テレメータリング装置
JP2002028139A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Seiko Precision Inc 脈拍計および健康監視装置
JP2004274109A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Sharp Corp 光受信機
JP2004290545A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Citizen Watch Co Ltd 血液分析装置
JP2005130173A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Sharp Corp 光受信回路およびそれを備えた電子機器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51114156A (en) * 1975-03-31 1976-10-07 Toshiba Corp Device for detecting the amount of ventilation
JPS6258717A (ja) * 1985-09-06 1987-03-14 Nec Corp 光2値信号の受信回路
JPH02215251A (ja) * 1989-02-16 1990-08-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光受信回路
JPH1189803A (ja) * 1997-09-25 1999-04-06 Cardio Pacing Reserch Laboratory:Kk 生体埋め込み機器用テレメータリング装置
JP2002028139A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Seiko Precision Inc 脈拍計および健康監視装置
JP2004274109A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Sharp Corp 光受信機
JP2004290545A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Citizen Watch Co Ltd 血液分析装置
JP2005130173A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Sharp Corp 光受信回路およびそれを備えた電子機器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063206A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Rohm Co Ltd 脈波センサ
CN103393417A (zh) * 2013-08-05 2013-11-20 中南林业科技大学 一种指脉测试电路
WO2015019949A1 (ja) * 2013-08-07 2015-02-12 株式会社村田製作所 生体センサ
JPWO2015019949A1 (ja) * 2013-08-07 2017-03-02 株式会社村田製作所 生体センサ
US10588522B2 (en) 2013-08-07 2020-03-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological sensor
US9717462B2 (en) 2013-09-26 2017-08-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological information measurement method and apparatus with variable loop filter
US9717463B2 (en) 2013-09-26 2017-08-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological information measurement method and apparatus with variable cutoff frequency low pass filter
JP2016116947A (ja) * 2016-03-28 2016-06-30 セイコーエプソン株式会社 脈波信号処理装置及び脈波計測装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10433738B2 (en) Method and apparatus for optical sensing of tissue variation at increased accuracy
EP0734223B1 (en) Medical sensor with amplitude independent output
RU2653834C2 (ru) Устройство и способ действия датчика фотоплетизмографии
US8504130B2 (en) Non-interfering physiological sensor system
CN110650684B (zh) 用于光学监测系统的电路装置和用于光学监测的方法
US10123744B2 (en) Biosensor
WO2001043633A1 (en) Pulse oximeter with improved dc and low frequency rejection
JP2007105133A (ja) 受光装置
JP2016214335A (ja) 脈拍計及び脈拍計の調整方法
US8847578B2 (en) Ambient noise cancellation in pulsed input system
CN107920787B (zh) 用于光监测系统的电路装置和用于光监测的方法
JP6137321B2 (ja) 生体センサ
JP4962234B2 (ja) パルスオキシメータ
JP2017064115A (ja) 生体計測装置および生体計測システム
JP5962761B2 (ja) 生体センサ
JP6491535B2 (ja) 脈拍計
US20230035537A1 (en) Measurement device and measurement method
US8521246B2 (en) Cable cross talk suppression
US9936885B1 (en) Apparatus for ambient noise cancellation in PPG sensors

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101109