JP2007104771A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 空芯コイルの巻線に圧力(荷重)が加わり、巻線に断線が生じるといった不具合が発生することのないモータを提供すること。
【解決手段】ステータコア31、32と空芯コイル33、34の端面との間には、空芯コイル33、34の引き出し部33cの巻線33aを逃がす逃げ部6aが形成された断線防止部材6を備えているので、空芯コイル33、34をステータコア31、32へ嵌合する際に、空芯コイル33、34の引き出し部33cに位置する巻線33a、34aを断線防止部材6の逃げ部から引き出すので、巻線33a、34aがステータコア31、32と空芯コイル33、34の端面との間で圧縮されて、不均一な圧力(荷重)が加わり、断線を起こしてしまうといった不具合を解消することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータに関するものである。さらに詳しくは、空芯コイルの巻線の断線防止に関する。
デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、FDD、ODDなどに用いられるステッピングモータは、一般に、図6に示すように、回転軸の固着されたマグネットを有するロータ201と、このロータ201と対向するように配置されるステータ202と、円環状のコイルボビン204と、コイルボビン204の胴部に巻き回されたコイル巻線205とから概ね構成されている。
このような構成のステッピングモータ200においては、モータ本体の小型化を図るために、ステータ202を構成する内ステータコア202aにコイルボビン204をインサート成形により一体に形成することで、ステッピングモータ200を小型化していた。
しかし、内ステータコア202aにコイルボビン204を一体に形成したステッピングモータ200であっても、モータ本体の大きさがさらに小型化するにしたがって、コイルボビン204の占有率が高くなる。このため、要求されるコイル巻線205の巻線スペースを確保できず必要なモータトルクを得ることができないという問題がある。
そこで、図5に示すように、コイルボビンを省略して、ステータ102を構成する内ステータコア102aと外ステータコア102bの表面に絶縁膜を形成し、内ステータコア102aの極歯103の周りにコイル巻線105を直接巻き回すステッピングモータ100が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−112985号公報
しかしながら、このようなステッピングモータ100では、図5の矢印に示すステータ102に対するコイル巻線105の組み付け状態を表す拡大図のとおり、コイル巻線105の端面105a(内ステータコア102aと接触する面)からは、コイル巻線105の巻線端末105bが引き出され、この巻線端末105bの先端部分が端子ピン106に絡げられて半田付けなどによって固着されている。したがって、コイル巻線105から引き出された巻線端末105bがコイル巻線105の端面105aの一部に乗り上げた状態で端子ピン106側に引き出されるので、コイル巻線105の端面105aの全面が、内ステータコア102aに接触することができない。すなわち、コイル巻線105は内ステータコア102aに対して、端面105aの全面が水平な状態で密着しておらず、巻線端末105bの線径分(巻線端末105bの太さ分)だけ一部が盛り上がり、斜めに傾いた状態で組み付けられることになる。
このため、コイル巻線105を内ステータコア102aに組み付ける際に、コイル巻線105の端面105aにおける巻線端末105bが、コイル巻線105と内ステータコア102aとの間で圧縮されて巻線端末105bに不均一な圧力(荷重)が加わり、断線してしまうといった問題がある。
さらに、コイル巻線105を内ステータコア102aに組み付けた後であっても、ステッピングモータ100の駆動時や運搬時の振動および各種機器への取り付けの際に、巻線端末105bに不均一な圧力(荷重)が加わり、巻線端末105bがコイル巻線105と内ステータコア102aとの間で断線してしまうといった虞がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、空芯コイルの巻線に圧力(荷重)が加わっても、巻線に断線が生じるといった不具合が発生することのないモータを提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明は、複数本の極歯が内周縁で起立するステータコアと、前記ステータコアに嵌合された空芯コイルとを有するモータにおいて、前記空芯コイルの少なくとも一方の端面には、前記空芯コイルの巻線の引き出し部が設けられ、前記ステータコアと前記空芯コイルの端面との間には、前記空芯コイルの引き出し部の巻線を逃がす逃げ部が形成された断線防止部材を備えたことを特徴とする。
本発明において、空芯コイルの少なくとも一方の端面には、空芯コイルの巻線の引き出し部が設けられ、この端面とステータコアとの間には、空芯コイルの引き出し部の巻線を逃がす逃げ部が形成された断線防止部材を備えている。したがって、特に空芯コイルをステータコアへ嵌合する際に、空芯コイルの端面において、空芯コイルの引き出し部に位置する巻線を断線防止部材の逃げ部から引き出すので、巻線がステータコアと空芯コイルの端面との間で圧縮されて、不均一な圧力(荷重)が加わり、断線を起こしてしまうといった不具合を解消することができる。
本願において、空芯コイルの端面の一部に空芯コイルの巻線が引き出されている箇所を引き出し部という。
また、本発明において、前記断線防止部材に形成された逃げ部は、前記空芯コイルの引き出し部に対向して位置する断線防止用の間隙であることが好ましい。
このように構成すると、断線防止部材の逃げ部は、空芯コイルの引き出し部に対向する位置に断線防止用の逃げ部が形成される。したがって、空芯コイルの引き出し部に位置する巻線が断線防止部材に形成した断線防止用の逃げ部に入り込むので、空芯コイルの端面において、空芯コイルの引き出し部に位置する巻線に加わる圧力(荷重)を軽減することができるので、ステータコアと空芯コイルの端面との間で巻線に圧力(荷重)によるせん断応力等が生じて断線を起こしてしまうといった不具合を解消することができる。
本発明において、前記断線防止部材には、絶縁シートが固着されていることが好ましい。
このように構成すると、絶縁シートが断線防止部材に固着されているので、断線防止部材の断線防止用の逃げ部から逃がした空芯コイルの巻線がステータコアと接触したとしても確実に短絡を防止することができる。さらに、絶縁シートは可撓性を有しているので、ステータコアに発生したバリ等に接触しても破れることなく覆うことができるので、絶縁をより確実に確保することができる。
本発明において、前記断線防止部材には、絶縁シートが成形時に一体に形成されていることが好ましい。
このように構成すると、絶縁シートが断線防止部材と一体に形成されているので、空芯コイルの巻線がステータコアのバリ等に直接接して、断線することをより確実に防止できる。さらに、断線防止部材の断線防止用の逃げ部から逃がした空芯コイルの巻線がステータコアと接触したとしても確実に短絡を防止することができる。さらに、絶縁シートは可撓性を有しているので、ステータコアに生じたバリ等に接触しても破れることなく覆うことができるので、絶縁をより確実に確保することができる。また、断線防止部材と絶縁シートとを成形時に一体に形成するので、部品点数を減らすことができるので、製造コストの低減も可能となる。
本発明において、前記断線防止用の間隙の大きさは、前記巻線の線径以上であることが好ましい。
このように構成すると、空芯コイルの引き出し部に位置する巻線の全体が断線防止部材に形成された断線防止用の間隙に収まった状態となる。したがって、空芯コイルをステータコアへ嵌合する際に、空芯コイルの端面において、空芯コイルの引き出し部に位置する巻線には、圧力(荷重)が加わることがなくなるので、ステータコアと空芯コイルの端面との間で、巻線が断線を起こしてしまうといった不具合を確実に解消することができる。さらに、断線防止用の間隙の大きさを、巻線の線径以上にしておくことで、巻線はその線径分(巻線の厚さ分)が間隙内に収まることになるので、空芯コイルは、ステータコイルに対して斜めに傾くことなく略水平な状態で嵌合される。したがって、ステッピングモータの駆動時や運搬時の振動や各種機器への取り付けの際にも空芯コイルの引き出し部に位置する巻線に圧力(荷重)が加わらなくなり、断線してしまうといった虞も解消することができる。
本発明において、前記断線防止部材は絶縁性を有する部材から形成されていることが好ましい。
このように構成すると、空芯コイルの端面の巻線や空芯コイルの引き出し部に位置する巻線が、断線防止部材を介してステータコアと接触することによる短絡を防止することができる。
本発明では、空芯コイルの少なくとも一方の端面には、空芯コイルの巻線の引き出し部が設けられ、この端面とステータコアとの間には、空芯コイルの巻線を逃がす逃げ部が形成された断線防止部材を備えている。したがって、特に空芯コイルをステータコアへ嵌合する際に、空芯コイルの端面において、空芯コイルの引き出し部に位置する巻線を断線防止部材の逃げ部から引き出すので、巻線がステータコアと空芯コイルの端面との間で圧縮されて、不均一な圧力(荷重)が加わり、断線を起こしてしまうといった不具合を解消することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したモータの一例を説明する。
図1(a)は、本発明を適用したモータの要部の断面図である。図1(b)は、図1(a)に示すモータのステータの構造を示す断面図である。図2は、図1(b)に示すモータのステータの構造を分解して説明する分解説明図である。図3(a)は、図2に示すステータの構造のうち、空芯コイル、断線防止部材、接着層、絶縁シートを分解して斜め上方から見た分解斜視図である。図3(b)は、図3(a)に示す空芯コイル、断線防止部材、接着層、絶縁シートとを一体に組み立てた組立完成図である。
(モータの全体構成)
図1(a)および図1(b)、図2に示すように、本実施の形態に係るモータ1は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、FDD、ODDなどに用いられるPM(永久磁石)型のステッピングモータであり、回転軸21とロータマグネット(永久磁石)22とを有するロータ2と、このロータマグネット22と所定の間隙を介して対向配置されたステータ3とを有している。回転軸21の一方側の周面は軸受4によって回転自在にラジアル方向に支持されるとともに、回転軸21の一端に当接するバネ部材5により軸線方向に向けてバネ付勢されている。
ロータ2を構成する回転軸21には、ロータマグネット22が回転軸21上に接着により固着されており、ロータマグネット22は略円筒状に形成された永久磁石で構成されている。さらに、ロータマグネット22には、その軸線方向の両端面に、円形の凹部22aが形成されており、この凹部22aを形成することによって、ロータマグネット22自体を軽量化させている。
回転軸21は、ステータ3から突出してモータ1の回転を出力するように延長された出力軸となっている。なお、回転軸21の他端は、図示を省略した軸受によって回転自在に支持されている。
ステータ3は、第一のステータコア31と、この第一のステータコア31と背中合わせに固定される第二のステータコア32によって二相構造に構成されている。
第一のステータコア31は、複数本の極歯が内周縁で起立する円環状の内ステータコア31aと、この内ステータコア31aに対して軸線方向で重ねられた円環状の外ステータコア31bとを備えている。外ステータコア31bの内周縁からは、内ステータコア31aの極歯の間に向けて極歯が起立しており、内ステータコア31aの極歯および外ステータコア31bの極歯は各々、ロータ2のロータマグネット22に対向している。
第二のステータコア32は、第一のステータコア組31と同様に、複数本の極歯が内周縁で起立する円環状の内ステータコア32aと、この内ステータコア32aに対して軸線方向で重ねられた円環状の外ステータコア32bとを備えている。外ステータコア32bの内周縁からは、内ステータコア32aの極歯の間に向けて極歯が起立しており、内ステータコア32aの極歯および外ステータコア32bの極歯は各々、ロータ2のロータマグネット22に対向している。
第一のステータコア31および第二のステータコア32に形成された極歯の外周部および極歯間の菊座には面取り加工が施されている。このため、極歯のバリによって空芯コイル33、34が絶縁不良を起こすといった現象を低減させることができる。なお、ここでの面取り加工によりバリの大きさは0.03mm以下にすることが好ましい。
第一のステータコア31における各極歯の外周には、円環状の空芯コイル33が嵌合されて配置されており、同様に、第二のステータコア32における各極歯の外周には、円環状の空芯コイル34が嵌合されて配置されている。
空芯コイル33、34の表面全体には、図2に示すように絶縁性を高めるため絶縁膜9が例えばディッピング塗装により形成されている。
空芯コイル33の第一のステータコア31の内ステータコア31aと対向する軸線方向の端面33bには、空芯コイル33の巻線33aの引き出し部33cが設けられている。巻線33aは、この引き出し部33cから引き出されて端子ピン35に絡げられている。
同様に、空芯コイル34の第二のステータコア32の内ステータコア32aと対向する軸線方向の端面34bには、空芯コイル34の巻線34aの引き出し部34cが設けられている。巻線34aは、この引き出し部34cから引き出されて端子ピン35に絡げられている。
第一のステータコア31の内ステータコア31aと空芯コイル33との間には、断線防止部材6が介在しており、本実施の形態では、断線防止部材6は接着剤を用いて空芯コイル33の端面33bに固着されている。また、断線防止部材6と第一のステータコア31の内ステータコア31aとの間には、絶縁シート8が介在している。本実施の形態では、断線防止部材6と絶縁シート8とは、接着剤または粘着剤からなる接着層7を介在して一体に固着されている。さらに、絶縁シート8は、接着剤を用いて第一のステータコア31の内ステータコア31aと固着されている。
同様に、第二のステータコア32の内ステータコア32aと空芯コイル34との間には、断線防止部材6が介在しており、本実施の形態では、断線防止部材6は接着剤を用いて空芯コイル34の端面34bに固着されている。また、断線防止部材6と第二のステータコア32の内ステータコア32aとの間には、絶縁シート8が介在している。本実施の形態では、断線防止部材6と絶縁シート8とは、接着剤または粘着剤からなる接着層7を介在して一体に固着されている。さらに、絶縁シート8は、接着剤を用いて第二のステータコア32の内ステータコア32aと固着されている。
軸受4は、潤滑性を有する樹脂で形成されており、回転軸21の一端をラジアル方向に回転自在に支持している。
ラジアル方向を支持する軸受4には、挿通する回転軸21を支持する軸受部と、第二のステータコア32の外ステータコア32bの内径に圧入固定する圧入部と、外周部の一部が径方向に突出したつば部とが形成されている。
軸受4の上記軸受部は、ロータマグネット22に形成した凹所に入り込むように配置され、モータ1全体の軸方向の寸法を抑えている。
さらに、上記軸受部の内径は、回転軸21の外径に比べて、クリアランスを形成できる程度の大きさとなっている。
また、軸受4の上記つば部は、第二のステータコア32の外ステータコア32b上に載置されて軸線方向への位置決めが行われている。
バネ部材5は、一枚の金属板から形成され、回転軸21の一端に当接するバネ片が設けられている。また、バネ部材5は、モータケースに溶着されて固定されている。
バネ部材5の上記バネ片は、回転軸21の一端に当接し、回転軸21を軸線方向にバネ付勢している。
つぎに、空芯コイルについて、図2および図3(a)、(b)を用いて説明する。なお、本実施の形態では、ステータ3は、第一のステータコア31と第二のステータコア32の二組で構成されているが、二組は同じ構造であるので、以下は第一のステータコア31について説明し、第二のステータコア32についての説明は省略する。
第一のステータコア31に嵌合される空芯コイル33は、複数回巻き回された巻線33aの表面全体に絶縁膜9がディッピング塗装等によって形成されたものである。
上記巻線33aは、その表面に薄い自己融着層が形成されており、熱を加えることで自己融着層が溶けて隣接する巻線33a同士を固着するようになっている。また巻線33aの表面全体に形成される絶縁膜9は、ポリイミド樹脂を主体とする塗料を用いている。
空芯コイル33の巻始め端または巻終わり端となる少なくとも一方の巻線33aは、空芯コイル33の内側の巻回層から第一のステータコア31の内ステータコア31aと軸線方向で対向する端面33bの一部に被さって引き出されており、巻線33aの引き出し部33cが端面33bに形成されている。空芯コイル33の端面33bには、一本の巻線33aが乗った状態で引き出されているので、空芯コイル33の端面33bは水平な状態とはなっていない。
空芯コイル33の製造はつぎのとおりである。まず、巻芯となる棒材に、巻始め端と巻終わり端となる巻線33aとが巻回層の表面に露出するようにして、所定のモータトルクを得られる回数巻回される。なお、巻芯となる棒材は、その外径は第一のステータコア31に形成された複数の極歯で構成する外周とほぼ同じ径としている。
巻線33aは、巻回しの最中に外部より熱風を吹き付け、巻回しと同時に自己融着させ、巻芯上に巻回された巻線33a同士を接着させる。融着後、巻芯である棒材を引き抜き、巻回された巻線33aは空芯コイル33に形成される。
なお、巻線33aの自己融着は、巻回後、巻始め端と巻終わり端となる巻線33aとの間に所定の電圧を印加させ、巻線33aに電流を流し、発熱させて巻線33aの表面の自己融着層を融着固化し、巻芯上に巻回された巻線33a同士を接着しても良い。
つぎに、空芯コイル33の表面にディッピング塗装により絶縁膜9を形成する。ディッピング塗装は、空芯コイル33をポリイミド樹脂を主体とする塗料槽の中に浸漬して、引き上げた後にエアーブローを用いて塗料を吹き飛ばし、乾燥させている。上記工程を所定の膜厚、例えば、本実施の形態では30μm程度の膜厚が確保されるまで繰り返して実施する。絶縁膜9の厚さは、空芯コイル33が嵌合、若しくは固着される第一のステータコア31の内ステータコア31aに発生したバリやひけの大きさ以上あることが好ましい。他方、絶縁膜9を厚くすると空芯コイル33が大型化するので100μm以下であることが好ましい。
つぎに、断線防止部材、接着層および絶縁シートについて、図2および図3(a)、図3(b)を用いて説明する。なお、本実施の形態では、ステータ3は、第一のステータコア31と第二のステータコア32の二組で構成されているが、二組は同じ構造であるので、以下は第一のステータコア31について説明し、第二のステータコア32についての説明は省略する。
空芯コイル33の端面33bには、第一のステータコア31の内ステータコア31aの端面31cとの間に断線防止部材6を備えている。断線防止部材6には、空芯コイル33の端面33bの引き出し部33cにかかる巻線33aを逃がす逃げ部6aが形成されている。本実施の形態において、逃げ部6aは、断線防止部材6の一部を所定の角度で切り欠いて、断線防止用の逃げ部(間隙)6aを形成している。
断線防止部材6の材質は、絶縁性を有するポリエチレンテレフタレートやポリイミド樹脂から形成されていることが好ましい。このような材料は、安価であって可撓性を有しているので、加工性に優れている。
空芯コイル33の巻線33aが引き出されている端面33bにおける引き出し部33cと対向する位置には、断線防止部材6に形成された断線防止用の逃げ部6aが位置するように配置されて、接着剤により空芯コイル33と断線防止部材6が固着されている。このため、空芯コイル33の巻線33aは、空芯コイル33の端面33bの引き出し部33cから引き出されていても、断線防止部材6の逃げ部6aが端面33bの引き出し部33cの位置と対向しているので、空芯コイル33の端面33bの引き出し部33cにおける巻線33aの周りには、間隙が存在している。
断線防止部材6と第一のステータコア31の内ステータコア31aとの間には、絶縁シート8が介在している。この絶縁シート8は、円環状の形状であるとともに、その材質はポリエチレンテレフタレートやポリイミド樹脂から形成されている。絶縁シート8の厚みは16μm程度であるが、耐圧電圧は100V以上と良好な絶縁性能を確保できる。また、絶縁シート8は、可撓性を備えるとともに、空芯コイル33の表面全体に形成された絶縁膜9に比べて靭性を有している。
本実施の形態では、断線防止部材6と絶縁シート8は、接着層7を介在して一体に固着されている。接着層7は、エポキシ樹脂などからなる接着剤や粘着剤が両面に塗布された両面接着が可能なシート状の接着層7ある。さらに、接着層7はある程度の厚さをもって形成されており、断線防止部材6や絶縁シート8に比べて軟らかく柔軟性と可撓性を備えている。したがって、断線防止部材6と絶縁シート8を一体に固着するだけでなく、両部材を固着する際の位置合わせが容易に行えることができる。さらに、断線防止部材6および絶縁シート8より軟らかく柔軟性と可動性を備えた接着層7を介在させることで、巻線33aにかかる圧力(荷重)を軽減させることができる。
接着層7には、断線防止部材6の断線防止用の逃げ部6aと重なる位置に、接着層7の一部を所定の角度で切り欠いて、断線防止用の逃げ部7aが形成されている。すわなち、本実施の形態において、断線防止用の逃げ部は、断線防止部材6に形成された逃げ部6aと接着層7に形成された逃げ部7aによって構成されている。
断線防止部材6に形成された断線防止用の逃げ部6aと接着層7に形成された断線防止用の逃げ部7aを重ね合わせた断線防止用の逃げ部6a、7aの厚さ(高さ)寸法は、空芯コイル33の巻線33aの線径以上の間隙である。例えば、空芯コイル33から引き出される巻線33aの線径が50μmである場合、断線防止用の逃げ部6a、7aの厚さ(高さ)寸法を、巻線33aの線径である50μm以上の厚さ(高さ)寸法に確保しておけば良い。このようにすれば、空芯コイル33の端面33bの引き出し部33cにおいて、巻線33aが断線防止用の逃げ部6a、7aから第一のステータコア31の内ステータコア31aの端面31c側に飛び出た状態にはならないため、第一のステータコア31の内ステータコア31aに空芯コイル33を嵌合したとしても、巻線33aに圧力(荷重)が加わらなくなる。
なお、本実施の形態においては、断線防止部材6と接着層7の断線防止用の逃げ部6a、7aとを重ね合わせた間隙の厚さ(高さ)寸法が、空芯コイル33の巻線33aの線径以上の間隙となるようにしているが、断線防止部材6の形成された断線防止用の逃げ部6aの厚さ(高さ)寸法だけを、空芯コイル33の巻線33aの線径以上の間隙となるようにしても構わない。
さらに、断線防止部材6の断線防止用の逃げ部6aおよび接着層7の断線防止用の逃げ部7aの幅寸法も、空芯コイル33の巻線33aの線径以上の寸法である。好適には、空芯コイル33の巻線33aの線径以上であって、断線防止部材6および接着層7の全体の径に対して約1/3以下の断線防止用の逃げ部6a、7aの幅寸法であることが好ましい。すわなち、このような断線防止用の逃げ部6a、7aの幅寸法にしておけば、空芯コイル33に断線防止部材6および接着層7を固着する際に、巻線33aを確実に断線防止用の逃げ部6a、7aから逃がすことができるので、組立の作業性が向上するとともに、巻線33aの断線の防止を確実に行うことができる。
接着層7により固着された断線防止部材6と絶縁シート8の内径は、第一のステータコア31の内ステータコア31aの複数の極歯の外周とほぼ同じ径となっているとともに、その外径は、第一のステータコア31の内ステータコア31aの外径よりも小さい径となっている。このように、絶縁シート8の外形を、第一のステータコア31の内ステータコア31aの外径よりも小さくすることで、第一のステータコア31と第二のステータコア32とを溶着する際に、断線防止部材6と絶縁シート8がはみ出すことがない
また、上述したように空芯コイル33には、ディッピング塗装により絶縁膜9が形成されているが、ディッピング塗装では、空芯コイル33の外周面33dおよび内周面33eに比べて角部33fには塗料がつきにくく、エアーブローをかけることで塗料が吹き飛ばされ易くなっている。そのため、角部33fは外周面33dや内周面33eと比べて膜厚が薄くなることもある。
すなわち、第一のステータコア31の内ステータコア31aの端面31cにバリ等が発生している場合、また、第一のステータコア31の複数の極歯の根元部分がR形状(丸状に面取りされたような形状)となっていることで、空芯コイル33を嵌合する場合に、そのバリやR形状部に押され、空芯コイル33に形成した絶縁膜9がはがれて、巻線33aと第一のステータコア31の内ステータコア31aとが短絡したり、巻線33aが断線する虞がある。
しかし、円環状の絶縁シート8を介在することで、絶縁シート8は可撓性を備えるとともに、絶縁膜9に比べて靭性を有しているので、第一のステータコア31の内ステータコア31aに生じたバリに接した場合でも、破れることなく、バリを覆い被せるようになっている。このため、巻線33aがバリに接触することによる断線も確実に防止することができる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のモータ1では、空芯コイル33から引き出される巻線33aは、空芯コイル33の端面33bの引き出し部33cにおいて、この引き出し部33cと対向する位置に形成された断線防止部材6の断線防止用の逃げ部6aと、接着層7に形成された断線防止用の逃げ部7a内に、引き出し部33cにおける巻線33aの全体が収まった状態で引き出される。したがって、第一のステータコア31の内ステータコア31aに空芯コイル33を嵌合する際に、巻線33aが空芯コイル33と第一のステータコア31の内ステータコア31aとの間で圧縮されて、巻線33aに圧力(荷重)が加わり、断線するといったことを防止することができる。また、第一のステータコア31の内ステータコア31aと空芯コイル33との間には、円環状の絶縁シート8が固着されているため、断線防止部材6および接着層7に形成された逃げ部6a、7aから引き出された巻線33aが、第一のステータコア31の内ステータコア31aに接触して短絡してしまうといった虞がなくなる。
さらに、第一のステータコア31の内ステータコア31aと空芯コイル33とが断線防止部材6、接着層7、絶縁シート8を介して一体に固定されているので、空芯コイル33が軸線方向に移動して、軸線方向に対向する外ステータコア31bの端面に接触することを防止できる。
また、第一のステータコア31の内ステータコア31aの端面31cと空芯コイル33の端面33bとは、巻線33aが断線防止部材6および接着層7に形成された逃げ部6a、7aから引き出され嵌合されている。すなわち、第一のステータコア31の内ステータコア31aに断線防止部材6、接着層7、絶縁シート8を介して嵌合される空芯コイル33は、略水平な状態を保った状態で第一のステータコア31の内ステータコア31aに嵌合されるので、モータ1の駆動時や運搬時の振動や各種機器への取り付けの際にも巻線33aに圧力(荷重)が加わり、巻線33aが断線してしまうといった虞も解消することができる。
(他の実施の形態)
図4(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明の他の実施の形態にかかる断線防止部材6、接着層7および絶縁シート8の形状を説明するための説明図である。
上記実施の形態では、図3(a)に示すように断線防止部材6と絶縁シート8とを別体で形成し、両部材の間に接着層7を介在させて一体化していたが、断線防止部材6と絶縁シート8とを接着層7を介在させることなく成形時に一体に形成しても良い。この場合において、断線防止部材6と絶縁シート8とは、絶縁性を有する同じ材料で成形することが好ましい。また、断線防止部材6には、空芯コイル33から引き出される巻線33aの線径以上の大きさの間隙、すわなち、断線防止用の逃げ部6aが形成されている。さらに絶縁シート8は、第一のステータコア31の内ステータコア31aと空芯コイル33から引き出される巻線33aとの接触による短絡を防ぐため、円環状の形状である。
このような構造であれば、各々が比較的薄く形成されている断線防止部材6と絶縁シート8とを接着層7を介在させて貼り合わす必要がなくなるので、部品組立の作業性を向上させることができる。また、断線防止部材6と絶縁シート8が絶縁性を有しているので、巻線33aの短絡を確実に防止することができる。
また、図3(a)および図4(a)に示す実施の形態では、断線防止部材6の一部と接着層7の一部に切り欠きを設けて断線防止用の逃げ部6a、7aを形成していたが、断線防止部材6と接着層7を図4(b)に示すような半円形状で切り欠きを設けたり、または窪ませることで断線防止用の逃げ部6a、7aを形成しても良い。この場合においても、空芯コイル33から引き出される巻線33aの線径以上の切り欠きまたは窪みを形成しておくことが好ましい。さらに、断線防止部材6を巻線33aよりも軟らかく可撓性をもった樹脂材料で形成して、第一のステータコア31の内ステータコア31aへの空芯コイル33の嵌合に際し、巻線33aにかかる圧力(荷重)によって、巻線33aを断線防止部材6に食い込ませ、この食い込ませた箇所を断線防止用の逃げ部6a、7aとしても構わない。
また、図4(c)に示す断線防止部材6は、図4(b)と同様に、切り欠きまたは窪みを設けることで断線防止用の逃げ部6aを形成しているが、図4(a)に示す断線防止部材6と同様に、断線防止部材6と絶縁シート8とを接着層7を介在させることなく成形時に一体に形成しても構わない。
また、図4(d)に示すように断線防止部材6に連結部6bを形成して二枚の断線防止部材6を一体に形成させても良い。このように二枚の断線防止部材6を連結部6bを介して一体に形成すれば、空芯コイル33、34に対して断線防止部材6を別々に貼り合わす必要がなくなるので、作業性が向上する。また、モータ1への組み込み部品数を減らすことができるだけでなく、空芯コイル33、34への断線防止部材6の貼り合わせの位置合わせも容易に行える。なお、本形態においては、断線防止部材6についてのみ説明したが、絶縁シート8も、同様に連結部を設けた形態であればより好適であり、断線防止部材6と成形時に一体に形成しても良いし、断線防止部材6と別体で形成し、接着層を介在させて一体に固着させても良い。
上述した図4(a)、(b)、(c)、(d)の各実施の形態でも、本実施の形態と同様に、第一のステータコア31の内ステータコア31aに空芯コイル33を嵌合する際に、巻線33aが第一のステータコア31の内ステータコア31aと空芯コイル33との間で圧縮されて、巻線33aに圧力(荷重)が加わり、断線してしまうといったことを防止することができる。
また、本実施の形態では、断線防止部材6と接着層7の両方に切り欠きを設けて断線防止用の逃げ部6a、7aを形成していたが、接着層7は切り欠きまたは窪みを施さない円環状の接着層7であっても構わない。さらに、断線防止部材6の断線防止用の逃げ部6aの厚さ(高さ)寸法が巻線33aの線径以下の厚さ(高さ)寸法であって、円環状の接着層7に巻線33aの一部が食い込むようにして断線防止用の逃げ部6a、7aを巻線33aの線径以上の厚さ(高さ)寸法としても構わない。すなわち、接着層7は、樹脂材等の接着剤や粘着剤から形成されており比較的軟らかく柔軟性と可撓性を備えているので、巻線33aに断線が生じるような圧力(荷重)が加わることなく変形するので、上述した本実施の形態と同様に効果を奏することができる。
さらに、本実施の形態では、断線防止部材6と絶縁シート8とを、接着層7を介在させて固着させていたが、接着剤を直接塗布して貼り合わすようにしても構わない。この場合は、断線防止部材6の厚さ(高さ)寸法を巻線33aの線径以上の厚さ(高さ)寸法としておけば、上述した本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、接着層7は、粘着の性質を持つ材料などからなる粘着フィルムであっても構わない。
また、断線防止部材6の材質を、エポキシ樹脂などの樹脂材で構成しても構わない。
また、上記実施の形態では、第一のステータコア組31の内ステータコア31aに空芯コイル33を嵌合させていたが、外ステータコア31bに空芯コイル33を嵌合させても構わない。
(a)は、本発明を適用したモータの要部の断面図である。(b)は、(a)に示すモータのステータの構造を示す断面図である。 図1(a)および図1(b)に示すモータのステータの構造を分解して説明する分解説明図である。 (a)は、図2に示すステータの構造のうち、空芯コイル、断線防止部材、接着層、絶縁シートを分解して斜め上方から見た分解斜視図である。(b)は、(a)に示す空芯コイル、断線防止部材、接着層、絶縁シートを一体に組み立てた組立完成図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は他の実施の形態にかかる断線防止部材の形状を説明するための説明図である。 従来のステッピングモータを示す断面図とコイル巻線のステータコアへの組み付け状態を示す要部断面図である。 他の従来のステッピングモータを示す断面図である。
符号の説明
1 モータ
2 ロータ
3 ステータ
31 第一のステータコア
31a 内ステータコア
31b 外ステータコア
31c 端面
32 第二のステータコア
32a 内ステータコア
32b 外ステータコア
32c 端面
33、34 空芯コイル
33a、34a 巻線
33b、34b 端面
33c、34c 引き出し部
4 軸受
5 バネ部材
6 断線防止部材
6a 断線防止用の逃げ部(間隙)
7 接着層
7a 断線防止用の逃げ部(間隙)
8 絶縁シート
9 絶縁層

Claims (6)

  1. 複数本の極歯が内周縁で起立するステータコアと、前記ステータコアに嵌合された空芯コイルとを有するモータにおいて、
    前記空芯コイルの少なくとも一方の端面には、前記空芯コイルの巻線の引き出し部が設けられ、
    前記ステータコアと前記空芯コイルの端面との間には、前記空芯コイルの引き出し部の巻線を逃がす逃げ部が形成された断線防止部材を備えたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1において、前記断線防止部材に形成された逃げ部は、前記空芯コイルの引き出し部に対向して位置する断線防止用の間隙であることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2において、前記断線防止部材には、絶縁シートが固着されていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項2において、前記断線防止部材には、絶縁シートが成形時に一体に形成されていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記断線防止用の間隙の大きさは、前記巻線の線径以上であることを特徴とするモータ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記断線防止部材は絶縁性を有する部材から形成されていることを特徴とするモータ。
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