JP2007104583A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号処理部による合成処理の高速化を実現した撮影装置を提供する。
【解決手段】AFE12A,12B,12CによってCCD11A,11B,11Cからの各画素ごとの画素信号のうち重複領域にある画素信号についてはフラグFLG_A(B,C)=‘1’を付加して画像合成部13に出力する。画像合成部13は、画像信号中のフラグをチェックして‘1’が立っていたら重複領域の信号であると判定する。3つのAFE12A〜12Cから供給されてくる各画像信号のフラグをすべて確認して合成画像信号を生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮影光学系と撮像素子とを具備した撮像部を2つ以上備えた撮影装置に関する。
撮影装置の中には、撮影光学系と撮像素子とを具備した撮像部を2つ以上備えた複眼カメラと呼ばれる撮影装置がある。このような撮影装置を用いて撮影を行なうと、2つ以上の撮像部各々で撮影した画像を合成することによりパノラマ画像を得ることもできる。
この2つ以上の撮像部を備えた撮影装置によって撮影が行なわれるときには、1つの撮影光学系が捉える画角とその撮影光学系の画角に隣接する画角を持つ撮影光学系の画角とを少々重複させておいて画像合成部によってその重複領域を検出することにより双方の撮影光学系で捉えた画像を連続的に繋ぐ処理が行なわれている。
例えば、画像合成部により画像合成を行なうにあたって特許文献1の技術によれば、二つ以上の撮像部各々から得られた画像信号の一方の画像信号をずらしながら減算処理を行なっていきその減算結果が最小になったところを重複領域とするような処理が行なわれている。しかしながら画像信号をずらしながら減算処理を行なっていくようなことを行なうとその減算処理に時間がかかるという問題がある。
特開平06−125497号公報
本発明は、上記事情に鑑み、画像合成部による画像合成処理の高速化を実現した撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、撮影光学系と撮像素子とを具備した撮像部を2つ以上備えた撮影装置において、
上記2つ以上の撮影光学系それぞれが捉える画角は相互に隣接する部分に双方の画角が重なり合う重複領域を有するものであって、
上記2つ以上の撮像素子それぞれで生成された画像信号それぞれを受け取って受け取った画像信号それぞれが表わす画像を合成した画像を表わす合成画像信号を生成する画像合成部と、
上記撮像素子と上記画像合成部との間にその撮像素子の数分だけ設けられ、上記撮像素子で生成されたアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換して上記画像合成部に出力する中間処理部とを備え、
上記中間処理部それぞれは、上記2以上の撮影光学系それぞれが捉える画角の重複領域それぞれの座標データが予め記憶された記憶部を備え、
その記憶部を参照して、上記撮像素子で生成された、その撮像素子が備える各画素ごとの画像信号それぞれが重複領域に在る画素の画像信号であるか、重複領域にはない画素の画像信号であるかが上記画像合成部で識別されるようにその画像信号に所定の処理を施してから上記画像合成部に出力するものであることを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、上記中間処理部それぞれによって上記重複領域にある画素の画像信号であるかないかが画像合成部側によって簡単に識別されるような所定の処理が施されてから画像信号が画像合成部に出力される。
そうすると、上記画像合成部は、いままでのように上記中間処理部から得た画素信号をずらしながら上記重複領域を探索する処理を行なわなくても即座に重複領域の画像信号であるかどうかを識別することができるようになる。つまり、一方の画像信号をずらす処理を行なわなくても済む分、上記画像合成部における画像合成処理の高速化が達成されることになる。
以上説明したように画像合成部による画像合成処理の高速化を実現した撮影装置が実現する。
上記画像合成部で識別されるように上記中間処理部が画像信号に所定の処理を施すにあたっては以下に示す機能を有していれば良い。
例えば、上記中間処理部は、上記記憶部に記憶された座標データに基づいて各画素ごとの画像信号にその画素が上記重複領域内の画素であるか否かを表わすフラグを付加してから上記画像合成部に出力するものであっても、また、上記中間処理部は、上記記憶部を参照して、上記撮像素子それぞれが備える各画素ごとの画像信号それぞれが重複領域に在った場合には、隣接するいずれか一方の撮像素子側の画像信号を0レベルにして上記画像合成部に出力するものであっても、さらに、上記中間処理部が上記撮像素子にリセットパルスを供給してその撮像素子から強制的に0レベルを表わす信号を出力させることが自在なものであれば、上記中間処理部は、上記記憶部を参照して、上記撮像素子それぞれが備える各画素ごとの画像信号それぞれが重複領域に在ると判定した場合には、上記撮像素子に上記リセットパルスを供給して、隣接するいずれか一方の撮像素子側の画像信号を0レベルにして上記撮像素子から出力させて上記画像合成部にその0レベルを表わす信号を出力するものであっても良い。
ここで、上記機能を上記中間処理部に持たせるにあたっては、従来より配備されているアナログフロントエンドにその機能を持たせることが好ましい。
そうすると、従来のものを用いて簡単に上記中間処理部を構成することができる。
さらには上記中間処理部から上記0レベル信号を表わす信号が出力されてきたときにおいて、
上記画像合成部は、上記中間処理部のいずれかから出力された画素ごとの画像信号の値が所定の値以上の変化があってしかもその後0レベルの信号が続くことを検知した場合には、その所定の値以上の変化があった部分を境界として0レベルの信号が続く領域を重複領域であるとみなして画像信号の画像合成処理を行なうものであると良い。
そうすると、いままでの機能を若干拡張するだけで簡単に上記機能に適合する画像合成を構成することができる。
以上、説明したように、画像合成部による画像合成処理の高速化を実現した撮影装置が実現する。さらに従来の構成のものを用いることができるため、撮影装置の低廉化を図ることができるという効果も得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態である撮影装置1の外観を示す図である。
図1に示す撮影装置1は、3つの撮影レンズ10A,10B,10Cを備えたものである。これらの撮影レンズ10A〜10Cが捉えている画角はそれぞれ異なる画角であって、これらの撮影レンズ10A〜10Cが捉えた被写体を繋ぐとパノラマ写真が得られる。
図2は、図1に示す3つの撮影レンズそれぞれが捉える画角を示す図である。
3つの撮影レンズ10A〜10Cのうちの撮影レンズ10Aの画角には符号Aを付し、撮影レンズ10Bの画角には符号Bを付し、撮影レンズの画角には符号Cを付してある。また各画角A,B,Cをそれぞれ異なる座標系として、それぞれの座標系の座標を(Hsize、Vsize)A、(Hsize、Vsize)B、(Hsize、Vsize)Cのように表わすことにする。
図2には、撮影レンズ10Aと撮影レンズ10Bとの双方が捉えている重複領域、撮影レンズ10Bと撮影レンズ10Cとの双方が捉えている重複領域がともにハッチングで示されており、前者側の重複領域の水平方向の長さをHcA、垂直方向の長さをVcAとし、後者側の重複領域の水平方向の長さをHcB、垂直方向の長さをVcBとする。
これらハッチングで示されている重複領域の座標データをアナログフロントエンド内のメモリに記憶しておけば、撮像素子から出力されてきた画像信号を画像合成部に出力するときにそのメモリを参照して重複領域である場合にはフラグを付加して画像信号を出力する処理を行なうことができる。なお図2に示すように3つの画角A,B,Cが上下いずれかの方向にそれぞれオフセットされて設定されているような場合には、それぞれの画角の高さをオフセット方向(上方向:オフセット量V**あるいは下方向:オフセット量−V**など)を、重複領域を示す座標データとともにメモリに記憶するようにしておけば良い。
図3は、図1に示す撮影装置の内部構成を示す図である。
図3に示すようにそれぞれの撮影レンズ10A,10B,10Cの後方には撮像素子(ここではCCD固体撮像素子が用いられているので以降の説明においてはCCDと記載する)11A〜11Cが備えられており、それらのCCD11A〜11Cの後段にアナログフロントエンド(以降AFEという)12A〜12Cがそれぞれ配備されている。それらのAFE12A〜12CによってCCD11A〜11Cそれぞれから出力されてきたアナログの画像信号のノイズが低減された後、さらにそのノイズの低減が行われたアナログの画像信号のデジタル信号への変換が行なわれる。
本実施形態においては3つのAFE12A,12B,12C内でデジタル信号に変換された画像信号それぞれが画像合成部13に供給されるときには、AFE12A,12B,12C内のメモリ120A,120B,120Cがそれぞれ参照され重複領域にある画素の画像信号についてはフラグビットが付加されてから画像合成部13に供給される。
そのフラグビットが付加された画像信号を受けた画像合成部13によって、そのフラグにより重複領域内の画像信号であると判定された画像信号については例えば重複領域の画像信号のうちの一方の画像信号を切り捨てるとともに繋ぐ処理等が行なわれ3つのAFE12A〜12Cから出力されてきた画像信号に基づいて合成画像信号が生成される。
こうして生成された合成画像信号が表示部に供給されてパノラマ画像が表示されたり、記録部に供給されてパノラマ画像を表わす画像データがメモリカードに記録されたりする。
なお図3からも分かるように本実施形態においては撮影レンズと撮像素子とを具備した撮像部を3つ備えた場合の例が示されている。
図4は、AFE12Aから出力された画像信号が、画像合成部13に入力されるときの入力順序を示す図である。
図4に示すように左下の位置にある画素に対応する画像信号から順次出力が開始されて一行づつ画像信号が出力されていって右上の位置にある画素に対応する画像信号まで出力されたら画像信号の出力が終了する。
図4に示す点線で囲まれた部分が図2中ハッチングで示されている重複領域(HcA,VcA)の部分になり、この部分の画像信号が画像合成部13に出力されるときにはNビットの画像信号に加えてフラグビットFLG_A=‘1’が付加され画像合成部13に入力され、それ以外のところの画像信号が出力されるときにはFLG_A=‘0’が付加され画像合成部13に入力される。図4には、図2に示す画角Aと画角Bの重複領域が示されているが、図2に示す画角Bと画角Cの重複領域内の画素ごとの画像信号についても同様の処理が施される。
図5は、画像合成部13が行なう処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、ステップS501で3つのAFE11A〜11Cより画像信号を受け取ったら次のステップS502でそれぞれの画像信号の中に重複領域であることを示すフラグが立っている画素があるかどうかをチェックする。次のステップS503へ進んで1画素分の画像信号中にフラグが立っていてFLG_A(ここではA領域を例に掲げてあるが、B領域であればFLG_B、C領域であればFLG_Cになる)が‘1’であると判定したらYes側に進んで当該画素は重複領域に含まれるとみなしこのフローの処理を終了する。ステップS503で1画素分の画像信号中にフラグが立っておらずFLG_A(又はFLG_B又はFLG_C)=‘0’であると判定したらNo側へ進んで当該画素は重複領域に含まれないとみなしてこのフローの処理を終了する。
上記の如く各画素ごとの画像信号のうち、重複領域にある画像信号にAFE側でフラグが付加されると、画像合成部13によって、3つのCCD10A〜10Cのうちの2つの画角内に含まれる重複領域(図2に示したハッチング部)内の画像信号であるかどうかがすぐに判別される。そうすると、例えば重複領域の画像信号を切り捨てる処理等が画像合成部で行なわれ3つのCCD10A〜10Cから供給されてきた画像信号がうまく繋がるように合成処理が行なわれてから表示部または記録部に合成画像信号が供給されるようになる。
このようになると画像合成部13によって画像信号をずらしながら重複領域を探索する処理が省略されるため、画像合成処理が容易になって高速化が達成される。
なお、図4の例では、フラグをAFE内で1ビット付加するようにした例を示したが、図6に示す様にAFEの後段に別途フラグ付加部19を設けてフラグを付加する様にしても良い。図6は、AFE12外にフラグ付加部19を別途設けた場合の構成を示す図である。
図7、図8は、第2の実施形態を示す図である。
図7は、AFE12の内部構成を説明する図である。図8は、CDS121に供給される2つのサンプリングパルスSHP,SHDそれぞれの位相を変えたときにどのような画像信号が出力されるかを説明する図である。図8(a)には、通常時(非重複領域)の画素ごとの画像信号のサンプリングの状態を示す波形図が示されており、図8(b)には、重複領域内の画素ごとの画像信号のサンプリングの状態を示す波形図が示されている。
図7に示すように、CCDからAFE12に画像信号が出力されてくると、まずAFE内のCDS121によって相関2重サンプリングが行なわれ、その相関2重サンプリングされた画像信号がアンプ122によって増幅された後、増幅されたアナログの画像信号がA/Dコンバータ123によってデジタルの画像信号に変換され画像合成部13に出力される。
上記CDS121には図7に示すようにサンプリングパルスSHPともう一つのサンプリングパルスSHDが供給され、それぞれのサンプリングパルスに同期して2回サンプリングが行なわれて画素ごとの画像信号が生成されて後段のアンプ122へと供給される。この画素ごとの画像信号が生成されるときには、図8(a)に示すように一方のサンプリングパルスSHPによって黒レベルのクランプが行なわれた後、もう一つのサンプリングパルスSHDによって1画素あたりの画像信号が抽出される。
本実施形態においては、この2つのサンプリングパルスの位相を自在に変更することができる構成を持つAFEを用いて上記課題を達成しようとしている。
この例においては、非重複領域の画像信号を処理するときには2つのサンプリングパルスSHP,SHDの位相関係を図8(a)に示す位相関係にしてまず一方のサンプリングパルスSHPで黒レベルをサンプリングした後、もう一つのサンプリングパルスSHDで画像信号をサンプリングするようにしている。
ここで、AFE12A〜12Cが、内蔵メモリ120A〜120Cを参照してCCD11A〜11Cからの画像信号が重複領域にある画像信号であると判定したときに、一方のサンプリングパルスSHDの位相を変更して他方のサンプリングパルスと同相にし図8(b)に示すタイミングでサンプリングを行なうようにして画素ごとの画像信号の出力を強制的に0レベルにしている。ここでは黒レベルにクランプしたままにするような処理を0レベルにして出力する処理としている。
このように強制的に0レベルにした信号を出力して画像合成部13に供給し、画像合成部13に0レベル信号が続くところを重複領域であるとみなす処理を行なわせるようにしても上記フラグを追加したときと同様の効果が得られる。
図9は、各AFE12A,12B,12Cが行なう画像信号の出力処理の手順を示すフローチャートである。また、図10は、図9に示す処理によりAFE12から出力されてきた画像信号を受けて画像合成部13が行なう画像合成処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS901でCCDより出力されてきた画素ごとの画像信号を順次受け取る。ステップS902で各AFE12A,12B,12C(図3参照)は内蔵のメモリ120A,120B,120Cを参照してその信号が重複領域の座標にある画素であるかどうかを判定する。このステップS902で重複領域にある画素であると判定したときには、YES側に進んでステップS903で一方のサンプリングパルスSHDの位相を変えて双方の位相をあわせてCDS処理を行なって0レベルを表わす信号を出力する。次のステップS904へ進んで次の画素の信号があるかどうかを判定してあると判定したらYES側に進んでステップS901に戻ってステップS902からステップS904までの処理を繰り返し、ステップS904で次の画素の信号がなく図4に示す終了位置まできたと判定したらこのフローの処理を終了する。
またステップS902で信号が重複領域のものではないと判定したらステップS905に進んでステップS905で通常のCDS処理を行なってステップS904へ進んで次の画素の信号があるかどうかを判定する。このステップS904で次の信号があると判定したらステップS902に戻ってステップS901からステップS904までの処理を繰り返し、ステップS904で次の画素の信号がないと判定したらこのフローの処理を終了する。こうして図9の処理が終了した画像信号がAFEから出力される。
そのAFEからの画像信号の出力を受けて画像合成部13は図10に示すステップの処理を開始する。
ステップS1001で各AFEよりCCDから出力された画素ごとの画像信号を順次受け取る。次のステップS1002へ進んで信号レベル0が規定回数以上連続したかどうかを判定する。このステップS1002で規定回数以上連続したと判定してYES側に進んだらステップS1003で0レベルの信号が受けた位置にある画素から0でなくなる画素までの領域を画素領域とする処理を行なって次のステップS1004へ進む。またこのステップで規定回数以上連続していないと判定したらNo側に進んでステップS1003の処理をジャンプして次のステップS1004へ進む。ステップS1004で次の画素の信号があるかどうかを判定して次の画素信号があると判定したときにはYES側に進んでステップS1001〜ステップS1004の処理を繰り返し、ステップS1004で次の画素の信号がないと判定したらNo側に進んてこのフローの処理を終了する。
このようにしても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
図11、図12は、第3実施形態を示す図である。
第2実施形態においてはAFE12内のCDS121で0レベルを表わす信号を生成したが、図11,図12に示す第3実施形態においてはAFE12MからCCD11に供給するリセットパルスの駆け方を変えることによって重複領域の画像信号を出力させるときに0レベルを表わす信号を出力させる様に変更している。
図12(a)に示すように非重複領域の画像信号を出力させるにあたっては、繰り返しリセットパルスをCCDに供給して1画素ごとの画像信号を通常通り出力させるようにして、上記重複領域においては1画素ごとに繰り返しリセットパルスを供給せずにCCD11にリセットパルスを供給しっぱなしにして0レベルを表わす画素信号を出力させるようにしている。
このようにしても第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では撮影光学系と撮像素子とを備えた撮像部を3つ備えた撮影装置を例に挙げたが、撮像部を4つ以上備えたものであっても、また撮像部を2つ備えた撮影装置であっても良い。
本発明の一実施形態である撮影装置1の外観を示す図である。 図1に示す3つの撮影レンズそれぞれが捉える画角を示す図である。 図1に示す撮影装置の内部構成を示す図である。 AFE11Aから出力された画像信号が、画像合成部12に入力されるときの入力順序を示す図である。 画像合成部12が行なう処理手順を示すフローチャートである。 フラグ付加部を別途設けた場合の構成を示す図である。 AFEの内部構成を説明する図である。 CDSに供給される2つのサンプリングパルスそれぞれの位相を変えたときにどのような画像信号が出力されるかを説明する図である。 AFEの処理手順を説明するフローチャートである。 AFEから出力されてきた画像信号を受けて画像合成部が行なう画像合成処理の手順を示すフローチャートである。 第3実施形態を説明する図である。 図11の動作を説明する図である。
符号の説明
1 撮影装置
10A 10B 10C 撮影レンズ
11 11A 11B 11C CCD固体撮像素子
12 12A 12B 12C 12M AFE
120A 120B 120C メモリ
121 CDS
122 アンプ
123 A/Dコンバータ
13 画像合成部

Claims (6)

  1. 撮影光学系と撮像素子とを具備した撮像部を2つ以上備えた撮影装置において、
    前記2つ以上の撮影光学系それぞれが捉える画角は相互に隣接する部分に双方の画角が重なり合う重複領域を有するものであって、
    前記2つ以上の撮像素子それぞれで生成された画像信号それぞれを受け取って受け取った画像信号それぞれが表わす画像を合成した画像を表わす合成画像信号を生成する画像合成部と、
    前記撮像素子と前記画像合成部との間にその撮像素子の数分だけ設けられ、前記撮像素子で生成されたアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換して前記画像合成部に出力する中間処理部とを備え、
    前記中間処理部それぞれは、前記2以上の撮影光学系それぞれが捉える画角の重複領域それぞれの座標データが予め記憶された記憶部を備え、該記憶部を参照して、前記撮像素子で生成された、該撮像素子が備える各画素ごとの画像信号それぞれが重複領域に在る画素の画像信号であるか、重複領域にはない画素の画像信号であるかが前記画像合成部で識別されるように該画像信号に所定の処理を施してから前記画像合成部に出力するものであることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記中間処理部は、前記記憶部に記憶された座標データに基づいて各画素ごとの画像信号に該画素が前記重複領域内の画素であるか否かを表わすフラグを付加してから前記画像合成部に出力するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記中間処理部は、前記記憶部を参照して、前記撮像素子それぞれが備える各画素ごとの画像信号それぞれが重複領域に在った場合には、隣接するいずれか一方の撮像素子側の画像信号を0レベルにして前記画像合成部に出力するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記中間処理部は、前記撮像素子にリセットパルスを供給して該撮像素子から強制的に0レベルを表わす信号を出力させることが自在なものであって、
    前記中間処理部は、前記記憶部を参照して、前記撮像素子それぞれが備える各画素ごとの画像信号それぞれが重複領域に在ると判定した場合には、前記撮像素子に前記リセットパルスを供給して、隣接するいずれか一方の撮像素子側の画像信号を0レベルにして前記撮像素子から出力させて前記画像合成部に該0レベルを表わす信号を出力するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 前記中間処理部は、アナログフロントエンドであることを特徴とする請求項2から4のうちのいずれか1項記載の撮影装置。
  6. 前記信号処理部は、前記中間処理部のいずれかから出力された画素ごとの画像信号の値が所定の値以上の変化があってしかもその後0レベルの信号が続くことを検知した場合には、該所定の値以上の変化があった部分を境界として0レベルの信号が続く領域を重複領域であるとみなすものであることを特徴とする請求項3又は4記載の撮影装置。
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