JP5014168B2 - 撮像システム及び撮像システムの制御方法 - Google Patents

撮像システム及び撮像システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像システム及び撮像システムの制御方法に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像システムには、動画撮影と並行して静止画撮影を行う動作モード(以下、第1の動作モードとする)を有するものがある。撮像システムにおいて、CCDやCMOSセンサーなどの撮像装置は、複数の画素が行方向及び列方向に配列された画素配列と、画素配列から信号を読み出すための読み出し回路とを備える。近年、画素配列に含まれる画素の数が多くなる(多画素化する)傾向にある。
撮像システムは、動画撮影のみを行う動作モード(以下、第2の動作モードとする)において、動画撮影に適した動作を行う。すなわち、撮像システムは、動画撮影に適したフレームレートを達成可能な読み出し期間で信号が読み出されるように、加算・間引き・切り出しなどを行って減少させた画素密度で画素配列から信号を読み出すように読み出し回路を駆動する。
撮像システムは、第1の動作モードにおいて、静止画撮影を優先させた動作を行う。すなわち、撮像システムは、静止画撮影に適した高い画素密度で画素配列から信号が読み出されるように、動画撮影に適したフレームレートを達成可能な読み出し期間より長い読み出し期間で信号を読み出すように読み出し回路を駆動する。また、撮像システムは、静止画撮影に適したシャッタースピードすなわち蓄積期間で信号を蓄積するように、画素配列の各画素を制御する。静止画撮影では、被写体の動きに伴う画像のブレを防ぐために、シャッタースピードすなわち蓄積期間を動画撮影に適した蓄積期間(第2の動作モードにおける蓄積期間)より短くする必要がある。
特開平09−023371号公報 特開2005−277513号公報
撮像システムでは、その動作モードが、連続したフレーム間で、第2の動作モードから、第1の動作モードに切り替わることがある。この場合、撮像システムでは、下記のような2つの課題が生じる。
上記のように、第1の動作モードおける読み出し期間は、第2の動作モードにおける読み出し期間に比べて長い。撮像システムでは、動作モードが切り替わる際に、読み出し期間の長さが不連続に変わることより、フレーム期間の長さが不連続に変わるので、被写体の動き検出などの評価値の連続性が失われることがある(第1の課題)。連続性が失われた評価値は規格化が困難になる可能性があるので、その評価値を用いて所定の制御動作を行うと、その制御動作の制度が低下することがある。
例えば、被写体の動き検出の評価値(被写体の移動量)は、フレーム期間の長さが不連続に変わることより、その連続性が失われることがある。連続性が失われた被写体の移動量を用いて撮像システムの手ぶれ補正などの制御動作を行うと、その制御動作の精度が低下する。
また、上記のように、第1の動作モードおける各画素の蓄積期間は、第2の動作モードにおける各画素の蓄積期間に比べて短い。撮像システムでは、動作モードが切り替わる際に、各画素の蓄積期間の長さが不連続に変わることより、各画素から読み出される信号のレベルが不連続に変わるので、測光などの評価値の連続性が失われることがある(第2の課題)。連続性が失われた評価値は規格化が困難になる可能性があるので、その評価値を用いて所定の制御動作を行うと、その制御動作の制度が低下することがある。
例えば、測光の評価値は、各画素から読み出される信号のレベルが不連続に変わることより、その連続性が失われることがある。連続性が失われた測光の評価値を用いて撮像システムの露出補正などの制御動作(AE制御動作)を行うと、その制御動作の精度が低下する。
特許文献1に示された技術では、各画素から読み出される信号のレベルが変わったことを検知して、撮像装置の後段のアンプ(AGC回路)のゲインを動的に調節することにより、A/D変換器へ入力する信号のレベルを一定にすることが提案されている。この技術において動作モードが切り替わるとすると、読み出し期間の長さが不連続に変わることより、フレーム期間の長さが不連続に変わった場合に、被写体の動き検出などの評価値の連続性が失われる可能性がある。すなわち、特許文献1に示された技術は、第1の課題を解決できない。
また、この技術において動作モードが切り替わるとすると、各画素の蓄積期間の長さが不連続に変わることより、各画素から読み出される信号のレベルが不連続に変わった場合に、A/D変換器へ入力する信号のレベルを一定にできない可能性がある。すなわち、撮像装置の後段のアンプのゲインを動的に調節したとしても、その調節するゲインに誤差が含まれることがあるので、A/D変換器へ入力する信号のレベルを一定にできないことがある。これにより、信号のレベルが不連続に変わるので、測光などの評価値の連続性が失われることがある。すなわち、特許文献1に示された技術は、第2の課題を解決できない。
特許文献2に示された技術では、複数の画素が配列された画素配列において、第1の画素群から評価値を生成するための信号を読み出し、第2の画素群からEVF用画像のための信号を読み出すことが提案されている。特許文献2には、動作モードが切り替わった場合における撮像システムの動作について開示がない。すなわち、特許文献2に示された技術は、第1の課題及び第2の課題を解決できない。
本発明の目的は、動作モードが切り替わる際に、画素から読み出された信号に基づく評価値の連続性が失われることを低減するとともに、動作モードに適した映像信号を得ることにある。
本発明の第1側面に係る撮像システムは、連続したフレームからなる動画像を取得する動作モードと1フレームの静止画像を取得する動作モードとを有する撮像システムであって、第1の画素群及び第2の画素群を含む複数の画素が行方向及び列方向に配列された画素配列と、撮像装置の動作モードに関わらず一定の読み出し期間で第1の画素群から第1の信号を読み出す第1の読み出し手段と、撮像装置の動作モードに応じて選択された読み出し期間で第2の画素群から第2の信号を読み出す第2の読み出し手段と、第1の信号を用いて撮像装置の自動露出制御用の評価値を生成する評価値検出手段と、第1及び第2の信号のうち少なくとも第2の信号を用いて、画素配列で撮像された画像の表示及び記録の少なくとも一方を行うための映像信号を生成する生成手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第側面に係る撮像システムの制御方法は、第1の画素群及び第2の画素群を含む複数の画素が行方向及び列方向に配列された画素配列を備え、連続したフレームからなる動画像を取得する動作モードと1フレームの静止画像を取得する動作モードとを有する撮像システムの制御方法であって、第1の読み出し手段が、撮像装置の動作モードに関わらず一定の読み出し期間で第1の画素群から第1の信号を読み出す第1の読み出し工程と、第2の読み出し手段が、撮像装置の動作モードに応じて選択された読み出し期間で第2の画素群から第2の信号を読み出す第2の読み出し工程と、評価値検出手段が、第1の信号を用いて撮像装置の自動露出制御用の評価値を生成する評価値検出工程と、生成手段が、第1及び第2の信号のうち少なくとも第2の信号を用いて、画素配列で撮像された画像の表示及び記録の少なくとも一方を行うための映像信号を生成する生成工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、動作モードが切り替わる際に、画素から読み出された信号に基づく評価値の連続性が失われることを低減するとともに、動作モードに適した映像信号を得ることができる。
本発明は撮像システムに関し、特に、連続したフレーム間で撮像装置に対する駆動方法が変化する機能を有するものに関する。撮像システムは、例えば、デジタルカメラやデジタルビデオカメラである。撮像装置は、例えば、CCDやCMOSセンサーである。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る撮像システム100について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像システム100の構成図である。
101は、手ぶれ補正を行う際に、手ぶれ成分をキャンセルするように駆動可能なレンズ群(撮影光学系)である。102は、それぞれ独立した周期で読み出し可能な複数の画素群を持つ撮像装置である。レンズ群101は、撮像装置102の受光面(後述の画素配列)上に光学像を形成する。撮像装置102は、光学像に応じた映像信号を生成して出力する。
103は、撮像装置102から出力された映像信号を増幅してA/D変換するアナログフロントエンド(以下、AFEと略記)である。AFE103は、映像信号(アナログ信号)をA/D変換することにより映像データ(デジタル信号)を生成する。
104は、入力された映像信号に基づいて、連続したフレーム間の動き情報(被写体の動き量)を検出する動き検出回路である。105は、動き検出回路104により検出された動き情報(被写体の動き量)に基づいて、手ぶれ成分をキャンセルするようにレンズ群101を駆動する手ぶれ補正制御回路である。
106は、各部を制御するためのCPUである。具体的には、CPU106は、入力部(図示せず)を介してユーザから動作モードを指定するための指示を受ける。CPU106は、その指示に応じた動作モード、すなわち、複数の動作モードにおける指定された動作モードに応じて、各部を制御する。複数の動作モードは、第1の動作モード及び第2の動作モードを含む。第1の動作モードは、動画撮影と並行して静止画撮影を行う動作モードである。第2の動作モードは、動画撮影のみを行う動作モードである。CPU106は、選択部106a及び判断部106bを含む。選択部106a及び判断部106bの動作は、後述する。
107は、AFE103から出力された映像データを補間する画素補間処理回路(生成手段)である。108は、所定のカメラ信号処理を行うためのカメラ信号処理回路である。109は、記録用信号処理回路である。110は、映像データに応じた映像を表示するための液晶パネルなどの表示装置である。111は、DVDディスクなどの記録メディアである。記録用信号処理回路109は、撮影された映像(映像データに応じた映像)を記録メディア111に記録する。
次に、撮像装置102の構成を、図2を用いて説明する。図2は、撮像装置102の構成図である。
撮像装置102は、画素配列PA、第1の読み出し部10、第2の読み出し部20、第1の制御部30、第2の制御部40、及びタイミング生成部50を含む。
画素配列PAでは、複数の画素が行方向及び列方向に配列されている。図2では、複数の画素が4行4列の画素で構成される場合が例示的に示されている。複数の画素は、第1の画素群P1(P1a〜P1d)及び第2の画素群P2(P2a〜P2l)を含む。各画素P1a〜P1d,P2a〜P2lは、蓄積部201及びフローティングディフュージョンアンプ(以下、FDアンプと略記)202を含む。
第1の制御部30は、第1の蓄積期間で信号を蓄積するように第1の画素群P1(P1a〜P1d)の蓄積動作を制御する。第1の制御部30は、垂直走査回路208aを含む。垂直走査回路208aは、行選択線205a(例えば、20行目〜23行目の分を205a−20〜205a−23と表記)を介して、第1の画素群P1の画素P1a〜P1dを選択する。垂直走査回路208aは、行リセット制御線204a(例えば、20行目〜23行目の分を204a−20〜204a−23と表記)を介して、第1の画素群P1の画素P1a〜P1dにリセット動作を行わせる。垂直走査回路208aは、行読み出し制御線203a(20行目〜23行目の分を203a−20〜203a−23と表記)を介して、第1の画素群P1の画素P1a〜P1dに読み出し動作を行わせる。すなわち、第1の画素群P1の画素P1a〜P1dは、リセット動作を完了したタイミングで蓄積動作を開始し、読み出し動作を開始するタイミングで蓄積動作を完了するように、その蓄積動作が制御される。
第2の制御部40は、第2の蓄積期間で信号を蓄積するように第2の画素群P2(P2a〜P2l)の蓄積動作を制御する。第2の制御部40は、垂直走査回路208bを含む。垂直走査回路208bは、行選択線205b(例えば、20行目〜23行目の分を205b−20〜205b−23と表記)を介して、第2の画素群P2の画素P2a〜P2lを選択する。垂直走査回路208bは、行リセット制御線204b(例えば、20行目〜23行目の分を204b−20〜204b−23と表記)を介して、第2の画素群P2の画素P2a〜P2lにリセット動作を行わせる。垂直走査回路208bは、行読み出し制御線203b(20行目〜23行目の分を203b−20〜203b−23と表記)を介して、第2の画素群P2の画素P2a〜P2lに読み出し動作を行わせる。すなわち、第2の画素群P2の画素P2a〜P2lは、リセット動作を完了したタイミングで蓄積動作を開始し、読み出し動作を開始するタイミングで蓄積動作を完了するように、その蓄積動作が制御される。
第1の読み出し部10は、第1の読み出し期間で第1の画素群P1(P1a〜P1d)から列信号線206a経由で第1の信号を読み出す。第1の信号は、評価値を生成するための信号である。第1の読み出し部10は、列アンプ207a、水平走査回路209a、列信号バッファ容量210a、列選択スイッチ212a、及び出力バッファアンプ214aを含む。列アンプ207aは、第1の画素群P1の画素P1a〜P1dから読み出された第1の信号を増幅して列信号バッファ容量210aへ出力する。列信号バッファ容量210aは、第1の信号を所定期間だけ保持する。列選択スイッチ212aは、列選択線211aを介して水平走査回路209aからアクティブな信号が供給された際にオンする。列選択スイッチ212aは、オンされた際に、列信号バッファ容量210aにより保持された第1の信号を水平信号線213a経由で出力バッファアンプ214aへ転送する。出力バッファアンプ214aは、第1の信号を増幅して映像信号として映像出力端子215a経由でAFE103(図1参照)へ出力する。
第2の読み出し部20は、第2の読み出し期間で第2の画素群P2(P2a〜P2l)から列信号線206b経由で第2の信号を読み出す。第2の信号は、映像表示及び映像記録の少なくとも一方のための信号である。第2の読み出し部20は、列アンプ207b、水平走査回路209b、列信号バッファ容量210b、列選択スイッチ212b、及び出力バッファアンプ214bを含む。列アンプ207bは、第2の画素群P2の画素P2a〜P2lから読み出された第2の信号を増幅して列信号バッファ容量210bへ出力する。列信号バッファ容量210bは、第2の信号を所定期間だけ保持する。列選択スイッチ212bは、列選択線211bを介して水平走査回路209bからアクティブな信号が供給された際にオンする。列選択スイッチ212bは、オンされた際に、列信号バッファ容量210bにより保持された第2の信号を水平信号線213b経由で出力バッファアンプ214bへ転送する。出力バッファアンプ214bは、第2の信号を増幅して映像信号として映像出力端子215b経由でAFE103(図1参照)へ出力する。
タイミング生成部50は、第1タイミングジェネレータ(以下第1TGと略記)216aと第2タイミングジェネレータ(以下第2TGと略記)216bとを含む。
第1TG216aは、垂直同期信号入力端子217aを介してCPU106から垂直同期信号を受ける。第1TG216aは、垂直同期信号に応じて、読み出し行タイミング信号(第3の駆動信号)220aを生成して第1の制御部30の垂直走査回路208aへ供給する。読み出し行タイミング信号220aは、第1の制御部30が第1の蓄積期間で第1の画素群P1の蓄積動作を制御するようにするための信号である。
第1TG216aは、水平同期信号入力端子218aを介してCPU106から水平同期信号を受ける。第1TG216aは、水平同期信号に応じて、読み出し列タイミング信号(第1の駆動信号)221aを生成して第1の読み出し部10の垂直走査回路208aへ供給する。読み出し列タイミング信号221aは、第1の読み出し部10が第1の読み出し期間で第1の信号を読み出すようにするための信号である。
第2TG216bは、垂直同期信号入力端子217bを介してCPU106から垂直同期信号を受ける。ここで、CPU106の選択部106aは、動作モードに応じて、第2の蓄積期間群のうち第2の制御部40が第2の画素群P2の蓄積動作を制御する際の第2の蓄積期間を選択する。CPU106は、選択部106aが選択した第2の蓄積期間に応じた垂直同期信号を生成して第2TG216bへ供給している。第2TG216bは、垂直同期信号に応じて、読み出し行タイミング信号(第4の駆動信号)220bを生成して第2の読み出し部10の垂直走査回路208bへ供給する。読み出し行タイミング信号220bは、第2の制御部40が選択された第2の蓄積期間で第2の画素群P2の蓄積動作を制御するようにするための信号である。
第2TG216bは、水平同期信号入力端子218bを介してCPU106から水平同期信号を受ける。ここで、CPU106の選択部106aは、動作モードに応じて、第2の読み出し期間群のうち第2の読み出し部20が第2の信号を読み出す際の第2の読み出し期間を選択する。CPU106は、選択部106aが選択した第2の読み出し期間に応じた水平同期信号を生成して第2TG216bへ供給している。第2TG216bは、水平同期信号に応じて、読み出し列タイミング信号(第2の駆動信号)221bを生成して第2の読み出し部10の垂直走査回路208bへ供給する。読み出し列タイミング信号221bは、第2の読み出し部10が第2の読み出し期間で第2の信号を読み出すようにするための信号である。
なお、タイミング生成部50は、撮像装置102の外部に設けられていても良い。
次に、複数の画素のそれぞれに含まれる蓄積部201の構成を、図3を用いて説明する。図3は、複数の画素のそれぞれに含まれる蓄積部201の構成図である。なお、第1の画素群P1の画素P1a〜P1dと、第2の画素群P2の画素P2a〜P2lとは、蓄積部201の構成が同様である。
301は、フォトダイオード(以下PDと略記)である。PD301は、入射光量に応じて信号(電荷)を蓄積する。
302は、読み出し制御入力であり、行読み出し制御線203a,203b(図2参照)に接続されている。303は、読み出しトランジスタである。読み出しトランジスタ303は、読み出し制御入力302を介して、読み出し制御信号を垂直走査回路208a,208bからそのゲートに受ける。読み出しトランジスタ303は、アクティブな読み出し制御信号を受けた際にオンする。
304は、フローティングディフュージョン(以下FDと略記)である。310は、FDアンプ202(図2参照)の入力端子である。FD304には、読み出しトランジスタ303がオンした際に、PD301により蓄積された信号(電荷)がPD301から転送される。FD304は、所定の容量のキャパシタンスで構成されており、そのキャパシタンスにチャージされた電荷を電圧に変換する。
305は、リセット制御入力であり、行リセット制御線204a,204b(図2参照)に接続されている。306は、リセットトランジスタである。307は、リセットレベル入力である。リセットトランジスタ306は、リセット制御入力305を介して、リセット制御信号を垂直走査回路208a,208bからそのゲートに受ける。リセットトランジスタ306は、アクティブなリセット制御信号を受けた際にオンすることにより、FD304の電位をリセットレベル入力307に応じた電位にリセットする。
308は、選択制御入力(図2の205a,205bに接続)である。309は、選択トランジスタである。選択トランジスタ309は、選択制御入力308を介して、選択制御信号を垂直走査回路208a,208bからそのゲートに受ける。選択トランジスタ309は、アクティブな選択制御信号を受けた際にオンする。FD304は、選択トランジスタ309がオンしている際に、変換した信号(電圧)を入力端子310経由でFDアンプ202へ入力する。FDアンプ202は、入力された信号を増幅して列信号線206a,206bへ出力する。
次に、撮像装置102の動作を、図2及び図3を用いて説明する。
画素配列PAの各画素P1a〜P1d,P2a〜P2lのPD301が、入射光量に応じて信号を蓄積する。各画素P1a〜P1d,P2a〜P2lでは、リセット制御入力305からアクティブなリセット制御信号が供給されると、リセットトランジスタ306がオンする。これにより、リセットトランジスタ306は、リセットレベル入力(電源VDD)に応じた電位にFD304をリセットする。FD304の電位は、リセットレベルの電位となる。FD304は、リセットレベルの電位に応じたノイズ信号を入力端子310及びFDアンプ202経由で列信号線206a,206bへ出力する。第1の読み出し部10又は第2の読み出し部20では、列アンプ207a,207bが、列信号線206a,206bへ出力されたノイズ信号を受ける。
次に、各画素P1a〜P1d,P2a〜P2lでは、読み出し制御入力302にアクティブな読み出し制御信号が供給されると、読み出しトランジスタ303がオンする。これにより、読み出しトランジスタ303は、PD301により蓄積された信号をFD304に転送する。FD304の電位は、光信号レベルの電位となる。FD304は、光信号レベルの電位に応じた光信号を入力端子310及びFDアンプ202経由で列信号線206a,206bへ出力する。第1の読み出し部10又は第2の読み出し部20では、列アンプ207a,207bが、列信号線206a,206bへ出力された光信号を受ける。列アンプ207a,207bは、クランプ動作を行うことによりノイズ信号と光信号との差分を演算して差分信号(第1の信号、第2の信号)を求める。列アンプ207a,207bは、差分信号を列信号バッファ容量210a,210bへ出力する。列信号バッファ容量210a,210bは、所定期間だけ差分信号を保持する。水平走査回路209a,209bは、各列の列選択スイッチ212a,212bを順次にオンさせる。これにより、列信号バッファ容量210a,210bにチャージされた一行分の差分信号は、列ごとに順次に出力バッファアンプ214a,214bへ転送される。出力バッファアンプ214a,214bは、転送された信号を増幅して映像信号として映像出力端子215a,215b経由でAFE103へ出力する。
次に、第2の動作モードから第1の動作モードへ切り替わる際における撮像システム100の動作を、図4を用いて説明する。第1の動作モードは、動画撮影と並行して静止画撮影を行う動作モードである。第2の動作モードは、動画撮影のみを行う動作モードである。図4は、複数の画素群のリセット動作と読み出し動作とのタイミングを示すタイミングチャートである。図4では、縦軸が各画素群における画素の行の位置を示し、横軸がタイミングを示す。ここで、実際には第1の画素群P1の行数が第2の画素群P2の行数より少ないが、第1の画素群P1の行数と第2の画素群P2の行数とが同じ行数(N)になるように変換した場合を図4に図示している。
図4において、期間FT1〜FT6は、垂直同期信号によって区切られたフレーム期間であり、NTSC標準信号だと1/60秒周期となる。図4において、期間FT1,FT2,FT5,FT6は、撮像システム100が第2の動作モードで動作するフレーム期間であり、期間FT3,FT4は、撮像システム100が第1の動作モードで動作するフレーム期間である。すなわち、フレーム期間FT2及びFT3において、撮像システム100の動作モードが、第2の動作モードから第1の動作モードへ切り替わる。フレーム期間FT4及びFT5において、撮像システム100の動作モードが、第1の動作モードから第2の動作モードへ切り替わる。
図4において、Y1、Y2は、それぞれ、第1の画素群P1及び第2の画素群P2の画素が読み出し動作を行うタイミング、すなわち画素の蓄積動作が終了するタイミングを示す。垂直走査回路208a,208bは、各々垂直同期信号のタイミングに同期して先頭行(Line1)から順次読み出し動作を行うように第1の画素群P1及び第2の画素群P2を制御するため、傾きを持った線として表される。
R1、R2は、それぞれ、第1の画素群P1及び第2の画素群P2の画素がリセット動作を完了するタイミング、すなわち画素の蓄積動作が開始するタイミングを示す。垂直走査回路208a,208bは、各々垂直同期信号のタイミングに同期して先頭行(Line1)から順次リセット動作を完了するように第1の画素群P1及び第2の画素群P2を制御するため、傾きを持った線として表される。
第2の動作モードでは、CPU106の選択部106aが、動画撮影に適した蓄積期間で信号を蓄積できるように、第2の蓄積期間群(AT21,AT22)から第2の読み出し期間AT21を選択する。タイミング生成部50の第2TG216bは、選択された第2の蓄積期間AT21で第2の画素群P2の蓄積動作を制御するように、第2の制御部40を駆動する。
また、第2の動作モードでは、CPU106の選択部106aが、動画撮影に適したフレームレートを達成できるように、第2の読み出し期間群(RT21,RT22)から第2の読み出し期間RT21を選択する。タイミング生成部50の第2TG216bは、第2の読み出し期間RT21において、第2の画素群P2から加算・間引き・切り出しなどを行って減少させた画素密度で第2の信号を第2の読み出し部20が読み出すように、駆動する。第2の画素群P2に対する読み出す画素の画素密度を減らす方法には、画素の行を加算したり間引いたりする方法があるが、本実施形態では、第2の画素群P2(図2参照)から1行おきに読み出す例で説明する。第2の画素群P2の全行数をN行とした場合、N/2行が読み出されるものとする。
また、第1の動作モードでは、撮像システム100が、静止画撮影を優先させた動作を行う。CPU106の選択部106aは、静止画撮影に適したシャッタースピードすなわち蓄積期間で信号を蓄積できるように、第2の蓄積期間群(AT21,AT22)から第2の読み出し期間AT22を選択する。タイミング生成部50の第2TG216bは、選択された第2の蓄積期間AT22で第2の画素群P2の蓄積動作を制御するように、第2の制御部40を駆動する。
また、第1の動作モードでは、CPU106の選択部106aが、静止画撮影に適した高い画素密度で第2の画素群P2から第2の信号が読み出されるように、第2の読み出し期間群(RT21,RT22)から第2の読み出し期間RT22を選択する。第1の動作モードにおいて選択される第2の読み出し期間RT22は、第2の動作モードにおいて選択される第2の読み出し期間RT21より長く、例えば、第2の動作モードにおいて選択される第2の読み出し期間RT21の2倍の長さを有する。
一方、タイミング生成部50の第1TG216aは、動作モード(第1の動作モード、第2の動作モード)に関わらず一定の第1の蓄積期間AT1で第1の画素群P1の蓄積動作を制御するように、第1の制御部30を駆動する。
また、タイミング生成部50の第1TG216aは、動作モード(第1の動作モード、第2の動作モード)に関わらず一定の第1の読み出し期間RT1で第1の画素群P1から第1の信号を第1の読み出し部10が読み出すように、駆動する。ここで、第1の画素群P1の画素数が第2の画素群P2の画素数より少ない(図2参照)ので、第1の読み出し期間RT1内に第1の画素群P1の全画素から第1の信号を第1の読み出し部10が読み出すように駆動できる。
次に、動き検出回路104及び手ぶれ補正制御回路105の動作を、図1を用いて説明する。
動き検出回路104は、第1の画素群P1から出力されAFE103により処理された第1の信号(映像データ)を経由で撮像装置102から受ける。動き検出回路104は、連続した複数のフレームの第1の信号を用いて、被写体の動きを検出する。検出方法の具体的な一例としては、前のフレームの各画素の信号と現在のフレームの各画素の信号を相対座標をずらしながら相関演算をおこない、最も相関の高い座標をフレーム間の動き情報とする方法がある。図2に示す第1の画素群P1が離散配置される間隔は、この相関演算および動き情報として必要とされる分解能に応じて適切な間隔になっていればよい。動き検出回路104は、被写体の動き量の情報を手ぶれ補正制御回路105へ出力する。
手ぶれ補正制御回路105は、被写体の動き量の情報に基づいて、手ぶれ成分を抽出する。手ぶれ補正制御回路105は、手ぶれ成分をキャンセルするように、レンズ群101を制御する。
次に、画素補間処理回路107の動作を、図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6は、画素補間処理回路107の動作を表すタイミングチャートである。
第1の画素群P1から読み出された第1の信号と第2の画素群P2から読み出された第2の信号とは、それぞれ別の出力端子215a,215bから出力される(図2参照)。第1の信号と第2の信号とは、それぞれ、AFE103経由で処理された後、画素補間処理回路107へ供給される。画素補間処理回路107は、少なくとも第2の信号(映像データ)を用いて、CPU106に制御されることにより画素補間処理を行う。
ここで、CPU106の判断部106bは、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じか否かを判断する。また、CPU106の判断部106bは、第1の読み出し期間と選択された第2の読み出し期間とが同じか否かを判断する。判断部106bは、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じであることと、第1の読み出し期間と選択された第2の読み出し期間とが同じであることとの少なくとも一方が満たされたとき、画素補間処理回路107を図5に示すように制御する。画素補間処理回路107は、図5に示すように、第1の画素群P1から読み出された第1の信号と第2の画素群P2から読み出された第2の信号とを用いて1フレーム分の映像信号(映像データ)を生成してカメラ信号処理回路108へ出力するように制御される。
具体的には、CPU106は、撮像装置102における第1の画素群P1、第2の画素群P2の配置情報および、垂直アドレス、水平アドレスより、画素ごとの画素補間制御信号を生成し、画素補間処理回路107に入力する。画素補間処理回路107は、画素補間制御信号が0の場合、第2の信号を映像信号として出力し、画素制御信号が1の場合、第1の信号を映像信号として出力する。結果として、画素配列PAにおいて配列された順に映像信号が出力される。
なお、画素補間処理回路107は、足りない画素の信号を、隣接する画素の信号を平均することにより求めてもよい。
CPU106の判断部106bは、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じであることと、第1の読み出し期間と選択された第2の読み出し期間とが同じであることとの両方が満たされないとき、画素補間処理回路107を図6に示すように制御する。すなわち、画素補間処理回路107は、図6に示すように、第2の画素群P2から読み出された第2の信号のみを用いて1フレーム分の映像信号(映像データ)を生成してカメラ信号処理回路108へ出力するように制御される。
具体的には、CPU106は、画素補間制御信号が0の場合、第2の信号を映像信号として出力し、画素補間制御信号が3の場合、第2の信号において足りない画素の信号を、第2の画素群P2の周辺画素の信号を用いて補間して生成する。たとえば、第2の画素群P2から1行おきに第2の信号が読み出された場合、足りない画素の上下の画素の信号の平均値を補間値として出力する。あるいは、例えば、第2の画素群P2から1列おきに第2の信号が読み出された場合、足りない画素の左右の画素の信号の平均値を補間値として出力する。また、撮像装置上に色の異なる色フィルタが配置されている場合には、同色の画素を使用して補間する必要がある。
以上のように、本実施形態では、撮像システム100の撮像装置102の画素配列PAにおいて、第1の画素群P1が第1の制御部30及び第1の読み出し部10に接続され、第2の画素群P2が第2の制御部40及び第2の読み出し部20に接続されている。これにより、第1の画素群P1及び第2の画素群P2からは、互いに独立して信号を読み出すことができる。
第1の画素群P1の各画素は、動作モードに関わらず一定の第1の蓄積期間で信号を蓄積する。そして、第1の画素群P1からは、動作モードに関わらず一定の第1の読み出し期間で、評価値を生成するための第1の信号が読み出される。これにより、動作モードが切り替わる際に、第1の画素群P1から出力される信号に基づく評価値が不連続になることを避けることができる。
第1の画素群P1の各画素は、第2の蓄積期間群のうち動作モードに応じて選択された第2の蓄積期間で信号を蓄積する。そして、第2の画素群P2からは、第2の読み出し期間群のうち動作モードに応じて選択された第2の読み出し期間で、映像表示及び映像記録の少なくとも一方のための第2の信号が読み出される。これにより、動作モードが切り替わる際に、動作モードに適した蓄積期間で蓄積された信号を、動作モードに適した読み出し期間で読み出すことができる。
したがって、動作モードが切り替わる際に、画素から読み出された信号に基づく評価値の連続性が失われることを低減するとともに、動作モードに適した映像信号を得ることができる。
なお、画素補間処理回路107は、第1の読み出し期間と選択された第2の読み出し期間とが同じであるか否かのみに応じて、映像信号を生成しても良い。すなわち、画素補間処理回路107は、第1の読み出し期間と選択された第2の読み出し期間とが同じであると判断部106bにより判断された場合、第1の信号及び第2の信号を用いて1フレーム分の映像信号を生成する。画素補間処理回路107は、第1の読み出し期間と選択された第2の読み出し期間とが同じでないと判断部106bにより判断された場合、第2の信号を用いて1フレーム分の映像信号を生成する。
あるいは、画素補間処理回路107は、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じであるか否かのみに応じて、映像信号を生成しても良い。すなわち、画素補間処理回路107は、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じであると判断部106bにより判断された場合、第1の信号及び第2の信号を用いて1フレーム分の映像信号を生成する。画素補間処理回路107は、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じでないと判断部106bにより判断された場合、第2の信号を用いて1フレーム分の映像信号を生成する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る撮像システム700を、図7を用いて説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る撮像システム700の構成図である。以下では、第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の部分の説明を省略する。
714は、絞りである。絞り714は、レンズ群101から撮像装置102へ導かれる光の量を調節する。すなわち、絞り714は、撮像装置102の画素配列の露光量を調節する。
712は、第1の信号を用いて、被写体の輝度を検出するためのAE評価値検出回路(輝度検出手段)である。例えば、AE評価値検出回路712は、連続した複数のフレームの第1の信号を用いて、連続したフレーム間における被写体の輝度を検出することにより、AE評価値を求める。例えば、AE評価値検出回路712は、各フレームの第1の信号を用いて、各フレームにおける被写体の輝度を検出することにより、AE評価値を求める。
713は、AE評価値検出回路712により検出されたAE評価値に基づいて、絞り量を制御する絞り制御回路である。絞り制御回路713は、絞り714の開度(絞り量)を制御することにより、画素配列PA(図2参照)の露光量を制御する。
715は、AE評価値検出回路712により検出されたAE評価値に基づいて、カメラ信号処理回路708が映像信号(映像データ)を増幅する際のゲイン量(増幅率)を制御するAGC制御回路である。
絞り制御回路713およびAGC制御回路715は、AE評価値検出回路712により検出されたAE評価値に基づいて、被写体の輝度のレベルが一定になるように、絞り量およびゲイン量を制御する。
カメラ信号処理回路(増幅手段)708は、AGC制御回路715からゲイン量の情報を受け取る。カメラ信号処理回路708は、そのゲイン量に応じた増幅率で1フレーム分の映像信号を増幅する。カメラ信号処理回路708は、増幅した映像信号を表示装置110又は記録用信号処理回路109へ出力する。
また、第2の動作モードから第3の動作モードへ切り替わる際における撮像システム700の動作が、次のように第1実施形態と異なる。
図8において、期間FT1,FT2,FT5,FT6は、撮像システム700が第2の動作モードで動作するフレーム期間であり、期間FT13,FT14は、撮像システム700が第3の動作モードで動作するフレーム期間である。すなわち、フレーム期間FT2及びFT13において、撮像システム700の動作モードが、第2の動作モードから第3の動作モードへ切り替わる。フレーム期間FT14及びFT5において、撮像システム700の動作モードが、第3の動作モードから第2の動作モードへ切り替わる。第3の動作モードは、静止画撮影に適した第2の蓄積期間で第2の画素群P2の蓄積動作を制御しつつ、動画撮影に適した第2の読み出し期間で第2の画素群P2から第2の信号が読み出されるように制御する動作モードである。なお、第3の動作モードは、動画撮影と並行して静止画撮影を行う動作モードである点で第1の動作モードと同様である。
第3の動作モードでは、撮像システム700が、静止画撮影に適した第2の蓄積期間で第2の画素群P2の蓄積動作を制御する。CPU106の選択部106aは、静止画撮影に適したシャッタースピードすなわち蓄積期間で信号を蓄積できるように、第2の蓄積期間群(AT21,AT22)から第2の読み出し期間AT22を選択する。タイミング生成部50の第2TG216bは、選択された第2の蓄積期間AT22で第2の画素群P2の蓄積動作を制御するように、第2の制御部40を駆動する。
また、第3の動作モードでは、撮像システム700が、動画撮影に適した第2の読み出し期間で第2の画素群P2から第2の信号が読み出されるように制御する。CPU106の選択部106aは、動画撮影に適したフレームレートが達成されるように、第2の読み出し期間群(RT21,RT22)から第2の読み出し期間RT21を選択する。第3の動作モードにおいて選択される第2の読み出し期間RT21は、第2の動作モードにおいて選択される第2の読み出し期間RT21と同じである。。
次に、画素補間処理回路707の動作を、図9を用いて説明する。図9は、画素補間処理回路707の動作を表すタイミングチャートである。
画素補間処理回路707は、少なくとも第2の信号(映像データ)を用いて、CPU106に制御されることにより画素補間処理を行う。
ここで、CPU106の判断部106bは、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じか否かを判断する。CPU106の判断部106bは、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じであると判断した場合、画素補間処理回路707を次のように制御する。すなわち、画素補間処理回路707は、第1の画素群P1から読み出された第1の信号と第2の画素群P2から読み出された第2の信号とを用いて1フレーム分の映像信号(映像データ)を生成してカメラ信号処理回路708へ出力するように制御される。
なお、画素補間処理回路707は、足りない画素の信号を、後述する方法により求めてもよい。
CPU106の判断部106bは、第1の蓄積期間と選択された第2の蓄積期間とが同じであると判断した場合、画素補間処理回路707を図9に示すように制御する。すなわち、画素補間処理回路707は、図9に示すように、第2の画素群P2から読み出された第2の信号のみを用いて1フレーム分の映像信号(映像データ)を生成してカメラ信号処理回路708へ出力するように制御される。
具体的には、CPU106は、撮像装置の第1の画素群、第2の画素群の配置情報および蓄積時間情報、垂直アドレス、水平アドレスより、画素ごとの画素補間制御信号を生成し、画素補間処理回路707に入力する。画素補間処理回路707は、画素補間制御信号が0の場合、第2の信号を映像信号として出力する。画素補間処理回路707は、画素補間制御信号が3の場合、第2の信号において足りない画素の信号に、第1の蓄積期間AT1に対する第2の蓄積期間AT22が補正係数K(=(AT22)/(AT1)))を乗算して出力する。
本発明の第1実施形態に係る撮像システム100の構成図。 撮像装置の構成図。 複数の画素のそれぞれに含まれる蓄積部201の構成図。 複数の画素群のリセット動作と読み出し動作とのタイミングを示すタイミングチャート。 画素補間処理回路107の動作を表すタイミングチャート。 画素補間処理回路107の動作を表すタイミングチャート。 本発明の第2実施形態に係る撮像システム700の構成図。 複数の画素群のリセット動作と読み出し動作とのタイミングを示すタイミングチャート。 画素補間処理回路707の動作を表すタイミングチャート。
符号の説明
100,700 撮像システム
102 撮像装置

Claims (6)

  1. 連続したフレームからなる動画像を取得する動作モードと1フレームの静止画像を取得する動作モードとを有する撮像システムであって、
    第1の画素群及び第2の画素群を含む複数の画素が行方向及び列方向に配列された画素配列と、
    前記撮像装置の動作モードに関わらず一定の読み出し期間で前記第1の画素群から第1の信号を読み出す第1の読み出し手段と、
    前記撮像装置の動作モードに応じて選択された読み出し期間で前記第2の画素群から第2の信号を読み出す第2の読み出し手段と、
    前記第1の信号を用いて前記撮像装置の自動露出制御用の評価値を生成する評価値検出手段と、
    前記第1及び第2の信号のうち少なくとも前記第2の信号を用いて、前記画素配列で撮像された画像の表示及び記録の少なくとも一方を行うための映像信号を生成する生成手段と、
    を備えた
    ことを特徴とする撮像システム。
  2. 記第1の読み出し手段が前記一定の読み出し期間で前記第1の信号を読み出すための第1の駆動信号を生成して前記第1の読み出し手段へ供給するとともに、前記第2の読み出し手段が前記選択された読み出し期間で前記第2の信号を読み出すための第2の駆動信号を生成して前記第2の読み出し手段へ供給するタイミング生成手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記一定の読み出し期間と前記選択された読み出し期間とが同じか否かを判断する判断手段を更に備え
    前記生成手段は、前記一定の読み出し期間と前記選択された読み出し期間とが同じであると前記判断手段により判断された場合、前記第1の信号及び前記第2の信号を用いて、映像表示及び映像記録の少なくとも一方を行うための1フレーム分の映像信号を生成し、前記一定の読み出し期間と前記選択された読み出し期間とが同じでないと前記判断手段により判断された場合、第1の信号を用いずに前記第2の信号を用いて、映像表示及び映像記録の少なくとも一方を行うための1フレーム分の映像信号を生成す
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像システム。
  4. 被写体の光学像を前記画素配列に形成する撮影光学系と、
    連続した複数のフレームで画像を取得する動作モードで取得された、連続した複数のフレームの前記第1の信号を用いて、前記被写体の動きを検出する検出手段と、
    前記被写体の動きに応じて前記撮影光学系を駆動することにより、手ぶれ補正を行う手ぶれ補正手段と、
    をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像システム。
  5. 前記画素配列の露光量を調節する絞りと、
    前記生成手段により生成された1フレーム分の映像信号を増幅する増幅手段と、
    前記評価値検出手段が生成した前記評価値に基づいて、前記映像信号における前記被写体の輝度が所定の適正値となるように前記絞りの開度及び前記増幅手段の増幅率を制御する制御手段と、
    をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像システム。
  6. 第1の画素群及び第2の画素群を含む複数の画素が行方向及び列方向に配列された画素配列を備え、連続したフレームからなる動画像を取得する動作モードと1フレームの静止画像を取得する動作モードとを有する撮像システムの制御方法であって、
    第1の読み出し手段が、前記撮像装置の動作モードに関わらず一定の読み出し期間で前記第1の画素群から第1の信号を読み出す第1の読み出し工程と、
    第2の読み出し手段が、前記撮像装置の動作モードに応じて選択された読み出し期間で前記第2の画素群から第2の信号を読み出す第2の読み出し工程と、
    評価値検出手段が、前記第1の信号を用いて前記撮像装置の自動露出制御用の評価値を生成する評価値検出工程と、
    生成手段が、前記第1及び第2の信号のうち少なくとも前記第2の信号を用いて、前記画素配列で撮像された画像の表示及び記録の少なくとも一方を行うための映像信号を生成する生成工程と、
    を有する
    ことを特徴とする撮像システムの制御方法。
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