JP2007104012A - 動画像符号化装置および動画像符号化方法 - Google Patents

動画像符号化装置および動画像符号化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007104012A
JP2007104012A JP2005287675A JP2005287675A JP2007104012A JP 2007104012 A JP2007104012 A JP 2007104012A JP 2005287675 A JP2005287675 A JP 2005287675A JP 2005287675 A JP2005287675 A JP 2005287675A JP 2007104012 A JP2007104012 A JP 2007104012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
encoding
unit
frame
picture
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005287675A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Tahira
孝彦 田平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005287675A priority Critical patent/JP2007104012A/ja
Publication of JP2007104012A publication Critical patent/JP2007104012A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

【課題】 フレーム単位での符号化およびフィールド単位での符号化における各々の長所を利用して各々の短所を相殺できる動画像符号化装置を提供する。
【解決手段】 符号化部(11)は、符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する。符号化制御部(14)は、符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるときにフィールド単位での符号化を符号化部(11)に指示する。符号化制御部(14)は、符号化対象フレームがBピクチャであるときにフレーム単位での符号化を符号化部(11)に指示する。従って、符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるとき、符号化対象フレームはフィールド単位で符号化される。一方、符号化対象フレームがBピクチャであるとき、符号化対象フレームはフレーム単位で符号化される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MPEG(Moving Picture Experts Group)規格に従って動画像を符号化する動画像符号化装置および動画像符号化方法に関する。
近時、MPEG規格に準拠する動画像符号化装置(MPEGデコーダ)により動画像を符号化してビットストリームを生成し、そのビットストリームをDVD(Digital Versatile Disk)やHDD(Hard Disk Drive)等の記録メディアに保存するディジタルビデオレコーダが市場に浸透しつつある。MPEG規格に準拠する動画像符号化装置では、動画像を構成する各フレーム(1/30秒単位の画像)は、Iピクチャ(Intra-coded picture;フレーム内符号化画像)、Pピクチャ(Predictive-coded picture;フレーム間順方向予測符号化画像)またはBピクチャ(Bidirectionally predictive-coded picture;フレーム間両方向予測符号化画像)のいずれかとして符号化される。なお、各フレームは、トップフィールドおよびボトムフィールドと称される2つのフィールド(1/60秒単位の画像)で構成されている。
また、MPEG規格に準拠する動画像符号化装置では、現時点で符号化の対象とされるフレーム(符号化対象フレーム)に対して、フレーム単位での符号化およびフィールド単位での符号化の双方が実施可能である。フレーム単位での符号化により生成されるビットストリームの構造はフレーム構造と称され、フィールド単位での符号化により生成されるビットストリームの構造はフィールド構造と称される。一般に、MPEG規格に準拠する動画像符号化装置では、フレーム単位またはフィールド単位のいずれかに限定した状態で動画像の符号化が実施され、その多くでは、フレーム単位に限定した状態で動画像の符号化が実施される。
例えば、フレーム単位での符号化に限定されている場合、符号化対象フレームがIピクチャであるとき、符号化対象フレーム単独での符号化(フレーム内符号化)が実施される。具体的には、符号化対象フレームがIピクチャであるとき、符号化対象フレームに対して、離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)、量子化および可変長符号化(VLC:Variable Length Coding)が順次実施されてビットストリームが生成される。
一方、符号化対象フレームがPピクチャまたはBピクチャのいずれかであるとき、フレーム間の相関を利用した符号化(フレーム間符号化)が実施される。具体的には、符号化対象フレームがPピクチャであるとき、時間的に前方のフレーム(IピクチャまたはPピクチャ)の符号化データを局所復号化して生成された参照画像に基づく動き補償により予測画像が生成され、符号化対象フレームと予測画像との差分に対して、離散コサイン変換、量子化および可変長符号化が順次実施されてビットストリームが生成される。
また、符号化対象フレームがBピクチャであるとき、時間的に前方のフレーム(IピクチャまたはPピクチャ)の符号化データを局所復号化して生成された参照画像と時間的に後方のフレーム(IピクチャまたはPピクチャ)の符号化データを局所復号化して生成された参照画像との双方に基づく動き補償により予測画像が生成され、符号化対象フレームと予測画像との差分に対して、離散コサイン変換、量子化および可変長符号化が順次実施されてビットストリームが生成される。
特許文献1には、フレーム構造とフィールド構造とが混在するビットストリームからシーンチェンジ(シーンの変わり目)を検出する技術が開示されている。特許文献2には、符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のどちらで符号化するかを符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間の動きベクトルに基づいて決定することで、動画像を効率よく符号化する技術が開示されている。特許文献3には、フレーム単位での符号化とフィールド単位での符号化とをマクロブロック毎に切り替えて符号化対象フレームを符号化する場合に、フレーム単位での符号化またはフィールド単位での符号化のいずれについても参照インデックス(参照画像を指定するための識別番号)を適切に活用する技術が開示されている。
特開2001−169287号公報 特許第3331351号公報 特開2004−194297号公報
ところで、フレーム単位での符号化に限定されている場合、以下に示すような問題がある。MPEG規格に準拠する動画像符号化装置では、符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャであるとき、前述のように、局所復号化画像が動き補償等における参照画像として利用される。このため、IピクチャまたはPピクチャの符号化対象フレームがフレーム単位で符号化されると、局所復号化画像に画質劣化が生じて次回以降の符号化データに劣化誤差が重畳されてしまい、結果的に画質劣化の伝搬が発生する恐れがある。
また、動画像におけるシーンチェンジはフィールド間に存在するため、符号化対象フレームのトップフィールドとボトムフィールドとでシーンが全く異なる場合がある。このような場合、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間の信号差分値(例えば、輝度信号の差分値)が大きくなる。このような符号化対象フレームがフレーム単位で符号化されると、予測画像が符号化対象フレームから大きく外れ、符号化対象フレームと予測画像との差分を離散コサイン変換して得られるDCT係数が無駄に多くなり、符号化効率が悪化してしまう恐れがある。
さらに、MPEG規格の動画像符号化方式において最も汎用性が高いMP@ML(Main Profile at Main Level)では、色差フォーマットとして4:2:0フォーマットが用いられている。4:2:0フォーマットでは、色差信号のサンプリング点は、水平方向および垂直方向の双方で、輝度信号のサンプリング点に対して、その数が1/2である。従って、4:2:0フォーマットが用いられている場合、フレーム単位での符号化において、ビットストリームにおける色差信号の信号値は、符号化対象フレームにおけるトップフィールドの色差信号の信号値とボトムフィールドの色差信号の信号値との線型演算により決定される。このため、トップフィールドとボトムフィールドとで色差信号の信号値が大きく異なる符号化対象フレームがフレーム単位で符号化されると、各フィールドの色差信号が正しく符号化されないという問題が生じる。このため、色差信号に著しい画質劣化が発生してしまう。
一方、フィールド単位での符号化に限定されている場合、前述のようなフレーム単位での符号化に限定されている場合の問題は解消されるが、ビットストリームにおけるヘッダ部分のデータ量が定常的に増大してしまう。このため、ビットストリームにおける符号化データ部分に割り当てられるデータ量が相対的に減少し、符号化歪み等の画質劣化が発生してしまう恐れがある。従って、フレーム単位での符号化とフィールド単位での符号化とを必要に応じて切り替えながら動画像を符号化し、フレーム単位での符号化およびフィールド単位での符号化における各々の長所を利用して各々の短所を相殺できる動画像符号化装置が望まれている。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、フレーム単位での符号化およびフィールド単位での符号化における各々の長所を利用して各々の短所を相殺できる動画像符号化装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態では、動画像符号化装置は、動画像を構成する各フレームをMPEG規格に従って順次符号化する動画像符号化装置であって、符号化部および符号化制御部を備えて構成される。符号化部は、符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する。符号化制御部は、符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるときにフィールド単位での符号化を符号化部に指示する。符号化制御部は、符号化対象フレームがBピクチャであるときにフレーム単位での符号化を符号化部に指示する。すなわち、符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるとき、符号化対象フレームはフィールド単位で符号化される。また、符号化対象フレームがBピクチャであるとき、符号化対象フレームはフレーム単位で符号化される。
符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであり、局所復号化画像が生成される場合には、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールドが別々に符号化されるため、局所復号化画像の画質劣化を最小限に抑えることができ、画質劣化の伝搬を抑制することができる。一方、符号化対象フレームがBピクチャである場合には、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールドが纏めて符号化されるため、フィールド単位での符号化の導入によるビットストリームにおけるパケット部分のデータ量の増大を極力抑えることができる。従って、ビットストリームにおけるパケット部分のデータ量と画質とのバランスがとれた符号化を実現することができる。
本発明の別形態では、動画像符号化装置は、動画像を構成する各フレームをMPEG規格に従って順次符号化する動画像符号化装置であって、輝度差分検出部、符号化部および符号化制御部を備えて構成される。輝度差分検出部は、符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値を検出する。符号化部は、符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する。符号化制御部は、輝度差分検出部により検出された差分値が予め設定された閾値より大きいときにフィールド単位での符号化を符号化部に指示する。符号化制御部は、輝度差分検出部により検出された差分値が閾値より小さいときにフレーム単位での符号化を符号化部に指示する。すなわち、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値が閾値より大きいとき、符号化対象フレームはフィールド単位で符号化される。また、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値が閾値より小さいとき、符号化対象フレームはフレーム単位で符号化される。
符号対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間にシーンチェンジが存在し、トップフィールドの輝度信号の信号値とボトムフィールドの輝度信号の信号値との差分が大きい場合には、トップフィールドとボトムフィールドとが別々に符号化されるため、予測画像が符号化対象フレームから大きく外れることを回避でき、無駄なDCT係数の発生が極力抑えられ、効率のよい符号化を実現できる。一方、符号対象フレームにおけるトップフィールドの輝度信号の信号値とボトムフィールドの輝度信号の信号値との差分が小さい場合には、トップフィールドとボトムフィールドとが纏めて符号化されるため、フィールド単位での符号化の導入によるビットストリームにおけるパケット部分のデータ量の増大を極力抑えることができる。
本発明の別形態では、動画像符号化装置は、動画像を構成する各フレームをMPEG規格に従って順次符号化する動画像符号化装置であって、色差差分検出部、符号化部および符号化制御部を備えて構成される。色差差分検出部は、符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値を検出する。符号化部は、符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する。符号化制御部は、色差差分検出部により検出された差分値が予め設定された閾値より大きいときにフィールド単位での符号化を符号化部に指示する。符号化制御部は、色差差分検出部により検出された差分値が閾値より小さいときにフレーム単位での符号化を符号化部に指示する。すなわち、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値が閾値より大きいとき、符号化対象フレームはフィールド単位で符号化される。また、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値が閾値より小さいとき、符号化対象フレームはフレーム単位で符号化される。
符号対象フレームのトップフィールドとボトムフィールドとで画像が大きく異なり、トップフィールドの色差信号の信号値とボトムフィールドの色差信号の信号値との差分が大きい場合には、トップフィールドとボトムフィールドとが別々に符号化されるため、色差フォーマットが4:2:0フォーマットであるときに発生し得る各フィールドの色差信号の混ざり合いを回避でき、色差信号における画質劣化を低減できる。一方、符号対象フレームにおけるトップフィールドの輝度信号の信号値とボトムフィールドの輝度信号の信号値との差分が小さい場合には、トップフィールドとボトムフィールドとが纏めて符号化されるため、フィールド単位での符号化の導入によるビットストリームにおけるパケット部分のデータ量の増大を極力抑えることができる。
本発明では、フレーム単位での符号化とフィールド単位での符号化とを符号化対象フレームの特徴(ピクチャタイプあるいはフィールド間の信号差分値)に応じて切り替えながら動画像を符号化することで、フレーム単位での符号化およびフィールド単位での符号化における各々の長所を利用して各々の短所を相殺できる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示している。動画像符号化装置1は、バッファメモリ10、符号化部11、バッファメモリ12、符号化構造選択部13および符号化制御部14を有している。動画像符号化装置1は、例えば、MPEG2ビデオMP@ML方式に準拠する動画像符号化装置である。バッファメモリ10は、順次入力される動画像の各フレームを一時的に格納する。
符号化部11は、バッファメモリ10から符号化対象フレームを読み出し、符号化対象フレームに対する符号化処理を符号化制御部14からの指示に基づいて実施する。図示を省略するが、例えば、符号化部11は、符号化対象フレームと参照画像とから動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路、動きベクトルと参照画像とに基づいて予測画像を生成する動き補償回路、符号化対象フレームと予測画像との差分を検出する減算回路、符号化対象フレームと予測画像との差分を離散コサイン変換するDCT回路、DCT係数を量子化する量子化回路、および量子化係数や量子化ステップサイズ等を可変長符号化するVLC回路を備えて構成されている。なお、符号化制御部14から符号化部11にIピクチャでの符号化が指示されたとき、動きベクトル検出回路、動き補償回路および減算回路は動作せず、符号化対象フレームがDCT回路に直接供給される。量子化回路は、符号化制御部14から符号化部11に通知された量子化ステップサイズでDCT係数を量子化する。また、符号化部11は、量子化回路の出力データを逆量化する逆量子化回路、逆量子化回路の出力データを逆離散コサイン変換する逆DCT回路、逆DCT回路の出力データと動き補償回路の出力データ(予測画像)とを加算して参照画像を生成する加算回路、および参照画像を一時的に格納するバッファメモリも有している。なお、符号化制御部14から符号化部11にBピクチャでの符号化が指示されたとき、逆量子化回路、逆DCT回路および加算回路は動作せず、バッファメモリに参照画像が格納されることはない。以上のような回路構成による符号化処理は周知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
バッファメモリ12は、符号化部11(VLC回路)からの符号化データを一時的に格納し、所定のタイミングでビットストリームとして出力する。また、バッファメモリ12は、データ蓄積量を符号化制御部14に通知する。符号化構造選択部13は、符号化制御部14(ピクチャタイプ決定回路140)からのピクチャタイプ信号PTがIピクチャまたはPピクチャのいずれかを示すとき、符号化制御部14への符号化構造信号CSを”1”(フィールド構造を示す論理レベル)に設定する。符号化構造選択部13は、ピクチャタイプ信号PTがBピクチャを示すとき、符号化構造信号CSを”0”(フレーム構造を示す論理レベル)に設定する。
符号化制御部14は、ピクチャタイプ決定回路140を有している。ピクチャタイプ決定回路140は、所定規則(例えば、I、B、B、P、B、B、P)に従って、動画像の各フレームのピクチャタイプをIピクチャ、PピクチャまたはBピクチャのいずれかに決定し、符号化構造選択部13へのピクチャタイプ信号PTを、決定したピクチャタイプを示す論理レベルに設定する。
符号化制御部14は、符号化構造選択部13からの符号化構造信号CSが”1”を示すとき、フィールド単位での符号化を符号化部11に指示する。符号化制御部14は、符号化構造信号CSが”0”を示すとき、フレーム単位での符号化を符号化部11に指示する。また、符号化制御部14は、ピクチャタイプ決定回路140により決定されたピクチャタイプ(Iピクチャ、PピクチャまたはBピクチャのいずれか)での符号化を符号化部11に指示する。さらに、符号化制御部14は、バッファメモリ12のオーバーフローおよびアンダーフローを防止するために、バッファメモリ12からのデータ蓄積量に基づいて、符号化部11(量子化回路)の量子化ステップサイズを決定して符号化制御部11に通知する。
図2は、第1実施形態におけるピクチャ構成の一例を示している。この例は、動画像を構成するフレームF1〜F7がバッファメモリ10に順次入力され、符号化制御部14のピクチャタイプ決定回路140により、フレームF1のピクチャタイプがIピクチャに決定され、フレームF4、F7のピクチャタイプがPピクチャに決定され、フレームF2、F3、F5、F6のピクチャタイプがBピクチャに決定される場合を示している。各フレームFi(i=1〜7)は、トップフィールドTFiとボトムフィールドBFiとで構成されている。なお、バッファメモリ10に格納されたフレームF1〜F7は、フレームF1、F4、F2、F3、F7、F5、F6の順序で符号化対象フレームとして符号化部11により読み出される。
前述のような構成の動画像符号化装置1では、図2に示すように、IピクチャのフレームF1およびPピクチャのフレームF4、F7は、フィールド単位で符号化される。従って、フレームF1(F4、F7)を構成するトップフィールドTF1(TF4、TF7)およびボトムフィールドBF1(BF4、BF7)は別々に符号化される。また、BピクチャのフレームF2、F3、F5、F6は、フレーム単位で符号化される。従って、フレームF2(F3、F5、F6)を構成するトップフィールドTF2(TF3、TF5、TF6)およびボトムフィールドBF2(BF3、BF5、BF6)は纏めて符号化される。
図3は、本発明の比較例を示している。図3を説明するにあたって、図1において説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して説明を省略する。動画像符号化装置9は、バッファメモリ10、符号化部11、バッファメモリ12、符号化構造選択部90および符号化制御部14を有している。例えば、動画像符号化装置9は、MPEG2ビデオMP@ML方式に準拠する動画像符号化装置である。
符号化構造選択部90は、符号化構造(フレーム構造またはフィールド構造のいずれか)を指示するための外部制御信号に応じて、符号化制御部14への符号化構造信号CSの論理レベルを設定する。ここで、外部制御信号は、フレーム構造を指示するために”0”に設定され、フィールド構造を指示するために”1”に設定される。外部制御信号は、動画像符号化装置9の符号化動作中に変化することはない。符号化構造選択部90は、外部制御信号が”1”に設定されているとき、符号化構造信号CSを”1”(フィールド構造を示す論理レベル)に設定する。符号化構造選択部90は、外部制御信号が”0”に設定されているとき、符号化構造信号CSを”0”(フレーム構造を示す論理レベル)に設定する。
図4は、比較例におけるピクチャ構成の一例を示している。この例は、図2と同様に、動画像を構成するフレームF1〜F7がバッファメモリ10に順次入力され、符号化制御部14のピクチャタイプ決定回路140により、フレームF1のピクチャタイプがIピクチャに決定され、フレームF4、F7のピクチャタイプがPピクチャに決定され、フレームF2、F3、F5、F6のピクチャタイプがBピクチャに決定される場合を示している。
前述のような構成の動画像符号化装置9では、符号化構造選択部90への外部制御信号が”0”に設定されているとき、図4(a)に示すように、フレームF1〜F7は、ピクチャタイプに拘わらず、全てフレーム単位で符号化される。従って、フレームF1(F2〜F7)を構成するトップフィールドTF1(TF2〜TF7)およびボトムフィールドBF1(BF2〜BF7)は纏めて符号化される。また、符号化構造選択部90への外部制御信号が”1”に設定されているとき、図4(b)に示すように、フレームF1〜F7は、ピクチャタイプに拘わらず、全てフィールド単位で符号化される。従って、フレームF1(F2〜F7)を構成するトップフィールドTF1(TF2〜TF7)およびボトムフィールドBF1(BF2〜BF7)は別々に符号化される。
このため、動画像符号化装置9では、フレーム単位での符号化に限定されている場合、符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるとき、局所復号化画像(参照画像)に画質劣化が生じて次回以降の符号化データに劣化誤差が重畳されてしまい、結果的に画質劣化の伝搬が発生する恐れがある。また、フィールド単位での符号化に限定されている場合、フレーム単位での符号化における問題は解消されるが、ビットストリームにおけるヘッダ部分のデータ量が定常的に増大してしまう。
これに対して、前述の動画像符号化装置1では、符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであり、局所復号化画像が生成されるとき、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールドが別々に符号化されるため、局所復号化画像の画質劣化を最小限に抑えることができ、画質劣化の伝搬を抑制することができる。一方、符号化対象フレームがBピクチャであるとき、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールドが纏めて符号化されるため、フィールド単位での符号化の導入によるビットストリームにおけるパケット部分のデータ量の増大を極力抑えることができる。この結果、ビットストリームにおけるパケット部分のデータ量と画質とのバランスがとれた符号化を実現することができる。
図5は、本発明の第2実施形態を示している。図5を説明するにあたって、図1において説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して説明を省略する。動画像符号化装置2は、バッファメモリ10、符号化部11、バッファメモリ12、輝度差分検出部20、閾値判定部21、符号化構造選択部22および符号化制御部14を有している。例えば、動画像符号化装置2は、MPEG2ビデオMP@ML方式に準拠する動画像符号化装置である。
輝度差分検出部20は、バッファメモリ10から符号化対象フレームを読み出し、符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値を検出して閾値判定部21に供給する。閾値判定部21は、輝度差分検出部20からの差分値が予め設定された閾値以上であるとき、符号化構造選択部22への出力信号を”1”に設定する。閾値判定部21は、輝度差分検出部20からの差分値が閾値未満であるとき、出力信号を”0”に設定する。符号化構造選択部22は、閾値判定部21の出力信号が”1”に設定されているとき、符号化制御部14への符号化構造信号CSを”1”(フィールド構造を示す論理レベル)に設定する。符号化構造選択部22は、閾値判定部21の出力信号が”0”に設定されているとき、符号化構造信号CSを”0”(フレーム構造を示す論理レベル)に設定する。
図6は、第2実施形態におけるピクチャ構成の一例を示している。この例は、図2と同様に、動画像を構成するフレームF1〜F7がバッファメモリ10に順次入力され、符号化制御部14のピクチャタイプ決定回路140により、フレームF1のピクチャタイプがIピクチャに決定され、フレームF4、F7のピクチャタイプがPピクチャに決定され、フレームF2、F3、F5、F6のピクチャタイプがBピクチャに決定される場合を示している。また、この例は、閾値判定部21により、フレームF5のみがフィールド間の輝度信号の差分値が閾値以上であると判定される場合を示している。
前述のような構成の動画像符号化装置2では、図6に示すように、フレームF5を構成するトップフィールドTF5およびボトムフィールドBF5間の輝度信号の差分値が閾値以上であるため、フレームF5はフィールド単位で符号化される。従って、フレームF5を構成するトップフィールドTF5およびボトムフィールドBF5が別々に符号化される。一方、フレームF1(F2〜F4、F6、F7)を構成するトップフィールドTF1(TF2〜TF4、TF6、TF7)およびボトムフィールドBF1(BF2〜BF4、BF6、BF7)間の輝度信号の差分値が閾値未満であるため、フレームF1(F2〜F4、F6、F7)はフレーム単位で符号化される。従って、フレームF1(F2〜F4、F6、F7)を構成するトップフィールドTF1(TF2〜TF4、TF6、TF7)およびボトムフィールドBF1(BF2〜BF4、BF6、BF7)は纏めて符号化される。
以上のような動画像符号化装置2では、符号対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間にシーンチェンジが存在し、トップフィールドの輝度信号の信号値とボトムフィールドの輝度信号の信号値との差分が大きいとき、トップフィールドとボトムフィールドとが別々に符号化されるため、予測画像が符号化対象フレームから大きく外れることを回避でき、無駄なDCT係数の発生が極力抑えられ、効率のよい符号化を実現できる。一方、符号対象フレームにおけるトップフィールドの輝度信号の信号値とボトムフィールドの輝度信号の信号値との差分が小さいとき、トップフィールドとボトムフィールドとが纏めて符号化されるため、フィールド単位での符号化の導入によるビットストリームにおけるパケット部分のデータ量の増大を極力抑えることができる。
図7は、本発明の第3実施形態を示している。図7を説明するにあたって、図1において説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して説明を省略する。動画像符号化装置3は、バッファメモリ10、符号化部11、バッファメモリ12、色差差分検出部30、閾値判定部31、符号化構造選択部32および符号化制御部14を有している。例えば、動画像符号化装置3は、MPEG2ビデオMP@MP方式に準拠する動画像符号化装置である。
色差差分検出部30は、バッファメモリ10から符号化対象フレームを読み出し、符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値を検出して閾値判定部31に供給する。閾値判定部31は、色差差分検出部30からの差分値が予め設定された閾値以上であるとき、符号化構造選択部32への出力信号を”1”に設定する。閾値判定部31は、色差差分検出部30からの差分値が閾値未満であるとき、出力信号を”0”に設定する。符号化構造選択部32は、閾値判定部31の出力信号が”1”に設定されているとき、符号化制御部14への符号化構造信号CSを”1”(フィールド構造を示す論理レベル)に設定する。符号化構造選択部32は、閾値判定部21の出力信号が”0”に設定されているとき、符号化構造信号CSを”0”(フレーム構造を示す論理レベル)に設定する。
図8は、第3実施形態におけるピクチャ構成の一例を示している。この例は、図2と同様に、動画像を構成するフレームF1〜F7がバッファメモリ10に順次入力され、符号化制御部14のピクチャタイプ決定回路140により、フレームF1のピクチャタイプがIピクチャに決定され、フレームF4、F7のピクチャタイプがPピクチャに決定され、フレームF2、F3、F5、F6のピクチャタイプがBピクチャに決定される場合を示している。また、この例は、閾値判定部31により、フレームF3〜F5のみがフィールド間の色差信号の差分値が閾値以上であると判定される場合を示している。
前述のような構成の動画像符号化装置3では、図8に示すように、フレームF3(F4、F5)を構成するトップフィールドTF3(TF4、TF5)およびボトムフィールドBF3(BF4、BF5)間の色差信号の差分値が閾値以上であるため、フレームF3(F4、F5)はフィールド単位で符号化される。従って、フレームF3(F4、F5)を構成するトップフィールドTF3(TF4、TF5)およびボトムフィールドBF3(BF4、BF5)が別々に符号化される。一方、フレームF1(F2、F6、F7)を構成するトップフィールドTF1(TF2、TF6、TF7)およびボトムフィールドBF1(BF2、BF6、BF7)間の色差信号の差分値が閾値未満であるため、フレームF1(F2、F6、F7)はフレーム単位で符号化される。従って、フレームF1(F2、F6、F7)を構成するトップフィールドTF1(TF2、TF6、TF7)およびボトムフィールドBF1(BF2、BF6、BF7)は纏めて符号化される。
図9は、4:2:0フォーマットの概要を示している。図中、”T”を記した四角および”B”を記した四角は、トップフィールドの輝度信号のサンプリング点およびボトムフィールドの輝度信号のサンプリング点をそれぞれ示している。”T”を記した丸および”B”を記した丸は、トップフィールドの色差信号のサンプリング点およびボトムフィールドの色差信号のサンプリング点をそれぞれ示している。MPEG2ビデオMP@ML方式に準拠する動画像符号化装置3では、色差フォーマットとして4:2:0フォーマットが用いられる。4:2:0フォーマットでは、図9に示すように、4個の輝度信号のサンプリング点に対して、1個の色差信号のサンプリング点が割り当てられる。このため、4:2:0フォーマットでは、符号化対象フレームのトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値が大きいとき、符号化対象フレームをフレーム単位で符号化すると、各フィールドの色差信号の混ざり合いが発生して、色差信号に著しい画質劣化が発生してしまう。
しかしながら、前述の動画像符号化装置3では、符号対象フレームのトップフィールドとボトムフィールドとで画像が大きく異なり、トップフィールドの色差信号の信号値とボトムフィールドの色差信号の信号値との差分が大きいとき、トップフィールドとボトムフィールドとが別々に符号化されるため、色差フォーマットが4:2:0フォーマットであるときに発生し得る各フィールドの色差信号の混ざり合いを回避でき、色差信号における画質劣化を低減できる。一方、符号対象フレームにおけるトップフィールドの輝度信号の信号値とボトムフィールドの輝度信号の信号値との差分が小さいとき、トップフィールドとボトムフィールドとが纏めて符号化されるため、フィールド単位での符号化の導入によるビットストリームにおけるパケット部分のデータ量の増大を極力抑えることができる。
なお、第1〜第3実施形態では、MPEG2ビデオMP@ML方式に準拠する動画像符号化装置に本発明を適用した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、MPEG規格におけるその他の動画像符号化方式に準拠する動画像符号化装置に本発明を適用してもよい。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として以下に開示する。
(付記1)
動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化装置であって、
符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する符号化部と、
前記符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるときにフィールド単位での符号化を前記符号化部に指示し、前記符号化対象フレームがBピクチャであるときにフレーム単位での符号化を前記符号化部に指示する符号化制御部とを備えていることを特徴とする動画像符号化装置。
(付記2)
動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化装置であって、
符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値を検出する輝度差分検出部と、
前記符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する符号化部と、
前記輝度差分検出部により検出された差分値が予め設定された閾値より大きいときにフィールド単位での符号化を前記符号化部に指示し、前記輝度差分検出部により検出された差分値が前記閾値より小さいときにフレーム単位での符号化を前記符号化部に指示する符号化制御部とを備えていることを特徴とする動画像符号化装置。
(付記3)
動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化装置であって、
前記符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値を検出する色差差分検出部と、
前記符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する符号化部と、
前記色差差分検出部により検出された差分値が予め設定された閾値より大きいときにフィールド単位での符号化を前記符号化部に指示し、前記色差差分検出部により検出された差分値が前記閾値より小さいときにフレーム単位での符号化を前記符号化部に指示する符号化制御部とを備えていることを特徴とする動画像符号化装置。
(付記4)
動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化方法であって、
符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるときに前記符号化対象フレームをフィールド単位で符号化し、前記符号化対象フレームがBピクチャであるときに前記符号化対象フレームをフレーム単位で符号化することを特徴とする動画像符号化方法。
(付記5)
動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化方法であって、
符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値を検出し、
検出した差分値が予め設定された閾値より大きいときに前記符号化対象フレームをフィールド単位で符号化し、検出した差分値が前記閾値より小さいときに前記符号化対象フレームをフレーム単位で符号化することを特徴とする動画像符号化方法。
(付記6)
動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化方法であって、
符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値を検出し、
検出した差分値が予め設定された閾値より大きいときに前記符号化対象フレームをフィールド単位で符号化し、検出した差分値が前記閾値より小さいときに前記符号化対象フレームをフレーム単位で符号化することを特徴とする動画像符号化方法。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、前述の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明の第1実施形態を示すブロック図である。 第1実施形態におけるピクチャ構成の一例を示す説明図である。 本発明の比較例を示すブロック図である。 比較例におけるピクチャ構成の一例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態を示すブロック図である。 第2実施形態におけるピクチャ構成の一例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態を示すブロック図である。 第3実施形態におけるピクチャ構成の一例を示す説明図である。 4:2:0フォーマットの概要を示す説明図である。
符号の説明
1‥動画像符号化装置;10‥バッファメモリ;11‥符号化部;12‥バッファメモリ;13‥符号化構造選択部;14‥符号化制御部;2‥動画像符号化装置;20‥輝度差分検出部;21‥閾値判定部;22‥符号化構造選択部;3‥動画像符号化装置;30‥色差差分検出部;31‥閾値判定部;32‥符号化構造選択部

Claims (5)

  1. 動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化装置であって、
    符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する符号化部と、
    前記符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるときにフィールド単位での符号化を前記符号化部に指示し、前記符号化対象フレームがBピクチャであるときにフレーム単位での符号化を前記符号化部に指示する符号化制御部とを備えていることを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化装置であって、
    符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値を検出する輝度差分検出部と、
    前記符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する符号化部と、
    前記輝度差分検出部により検出された差分値が予め設定された閾値より大きいときにフィールド単位での符号化を前記符号化部に指示し、前記輝度差分検出部により検出された差分値が前記閾値より小さいときにフレーム単位での符号化を前記符号化部に指示する符号化制御部とを備えていることを特徴とする動画像符号化装置。
  3. 動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化装置であって、
    前記符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の色差信号の差分値を検出する色差差分検出部と、
    前記符号化対象フレームをフレーム単位またはフィールド単位のいずれかで符号化する符号化部と、
    前記色差差分検出部により検出された差分値が予め設定された閾値より大きいときにフィールド単位での符号化を前記符号化部に指示し、前記色差差分検出部により検出された差分値が前記閾値より小さいときにフレーム単位での符号化を前記符号化部に指示する符号化制御部とを備えていることを特徴とする動画像符号化装置。
  4. 動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化方法であって、
    符号化対象フレームがIピクチャまたはPピクチャのいずれかであるときに前記符号化対象フレームをフィールド単位で符号化し、前記符号化対象フレームがBピクチャであるときに前記符号化対象フレームをフレーム単位で符号化することを特徴とする動画像符号化方法。
  5. 動画像を構成する各フレームをMPEG規格に基づいて順次符号化する動画像符号化方法であって、
    符号化対象フレームを構成するトップフィールドおよびボトムフィールド間の輝度信号の差分値を検出し、
    検出した差分値が予め設定された閾値より大きいときに前記符号化対象フレームをフィールド単位で符号化し、検出した差分値が前記閾値より小さいときに前記符号化対象フレームをフレーム単位で符号化することを特徴とする動画像符号化方法。
JP2005287675A 2005-09-30 2005-09-30 動画像符号化装置および動画像符号化方法 Withdrawn JP2007104012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005287675A JP2007104012A (ja) 2005-09-30 2005-09-30 動画像符号化装置および動画像符号化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005287675A JP2007104012A (ja) 2005-09-30 2005-09-30 動画像符号化装置および動画像符号化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007104012A true JP2007104012A (ja) 2007-04-19

Family

ID=38030562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005287675A Withdrawn JP2007104012A (ja) 2005-09-30 2005-09-30 動画像符号化装置および動画像符号化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007104012A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04266284A (ja) * 1991-02-21 1992-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直交変換装置
JPH0630394A (ja) * 1992-06-25 1994-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像符号化方法及び画像符号化装置
JPH06205400A (ja) * 1993-01-08 1994-07-22 Kubota Corp 画像処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04266284A (ja) * 1991-02-21 1992-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直交変換装置
JPH0630394A (ja) * 1992-06-25 1994-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像符号化方法及び画像符号化装置
JPH06205400A (ja) * 1993-01-08 1994-07-22 Kubota Corp 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4534935B2 (ja) トランスコーダ、記録装置及びトランスコード方法
KR19990072968A (ko) 화상신호처리시스템,디코더,화상신호처리방법,및디코딩방법
KR101147744B1 (ko) 비디오 트랜스 코딩 방법 및 장치와 이를 이용한 pvr
US8144773B2 (en) Coding apparatus, coding method, and coding system
JPWO2010100672A1 (ja) 圧縮動画符号化装置、圧縮動画復号化装置、圧縮動画符号化方法および圧縮動画復号化方法
WO2012098845A1 (ja) 画像符号化方法、画像符号化装置、画像復号方法及び画像復号装置
JP3599942B2 (ja) 動画像符号化方法、及び動画像符号化装置
JP2006246277A (ja) 再符号化装置、再符号化方法、および再符号化用プログラム
US20080181314A1 (en) Image coding apparatus and image coding method
JP4708821B2 (ja) 動画像符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP4227643B2 (ja) 動画像符号化装置およびその方法
JP2008042660A (ja) 映像信号再符号化装置及び映像信号再符号化方法
JP2008109642A (ja) 映像復号化装置及び方法
KR100543453B1 (ko) 디지털 비디오 스트림의 역재생시 비트율을 제어하기 위한 장치 및 그 방법
JPH11308618A (ja) 画像信号処理装置及び方法並びに画像信号再生装置
JP2007104012A (ja) 動画像符号化装置および動画像符号化方法
JP2000188735A (ja) 動きベクトル検出装置及びこれを用いた動画像符号化装置
JP5240230B2 (ja) トランスコーダ、記録装置及びトランスコード方法
JP4561701B2 (ja) 動画像符号化装置
JP4765961B2 (ja) デジタル動画像記録装置
JP2009290387A (ja) エンコーダ、デコーダ、及び記録再生装置
JP2008193444A (ja) 情報処理装置
JP2002218470A (ja) 画像符号化データのレート変換方法、及び画像符号化レート変換装置
JP2010056849A (ja) 映像信号再符号化装置および方法
JP5911982B2 (ja) 画像復号化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080605

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101019

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20101203