JP2007103330A - 蛍光灯点灯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 多数の蛍光ランプについてのランプ点灯累積時間のリセットも特定蛍光ランプについてのランプ点灯累積時間のリセットでも行える融通性の高い蛍光灯点灯装置を提供する。
【解決手段】(A)では蛍光ランプ12の未装着を無負荷検知回路14で検出して、点滅回数が5以下の3回の場合に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。(B)では蛍光ランプ12を交換後、電源1を短時間でオンオフ操作を繰り返す。1秒間オンし、その後1秒間オフする点滅サイクルを5回以上行い、無負荷検出回路14の検出信号が蛍光ランプ装着時に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。(C)では、ランプ一斉交換時において、例えば、以前に、その器具だけランプ交換をして、点灯累積時間のリセット操作をしたくない一部の器具に関して、当該器具の蛍光ランプを取り外して、他の同一分岐回路に接続されている器具の一斉交換を行う場合に用いる。
【選択図】 図2
【解決手段】(A)では蛍光ランプ12の未装着を無負荷検知回路14で検出して、点滅回数が5以下の3回の場合に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。(B)では蛍光ランプ12を交換後、電源1を短時間でオンオフ操作を繰り返す。1秒間オンし、その後1秒間オフする点滅サイクルを5回以上行い、無負荷検出回路14の検出信号が蛍光ランプ装着時に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。(C)では、ランプ一斉交換時において、例えば、以前に、その器具だけランプ交換をして、点灯累積時間のリセット操作をしたくない一部の器具に関して、当該器具の蛍光ランプを取り外して、他の同一分岐回路に接続されている器具の一斉交換を行う場合に用いる。
【選択図】 図2
Description
本発明は一定照度機能を備えた蛍光灯点灯装置に関する。
一定照度機能付きの蛍光灯点灯装置は、蛍光ランプ寿命にともなうランプ交換時における点灯累積時間(より正確にはメモリに保持されている点灯累積時間のデータ)のリセットは、装置に付属のリセットスイッチを押すことによりなされることが多い。
これに代わる次のような方式も知られている。特開2000−200691号公報においては、蛍光ランプが寿命時に装置に付属するランプ寿命保護回路の信号を利用して、自動的に点灯累積時間をリセットする。特開2000−223296号公報においては、電源スイッチの所定の短時間におけるオンオフ操作の回数をカウントし、それが所定回数値を超えた時に不揮発性メモリの点灯累積時間のデータをリセットする。
これに代わる次のような方式も知られている。特開2000−200691号公報においては、蛍光ランプが寿命時に装置に付属するランプ寿命保護回路の信号を利用して、自動的に点灯累積時間をリセットする。特開2000−223296号公報においては、電源スイッチの所定の短時間におけるオンオフ操作の回数をカウントし、それが所定回数値を超えた時に不揮発性メモリの点灯累積時間のデータをリセットする。
蛍光ランプが寿命になり、新品に交換した場合に、不揮発性メモリに記録されている旧蛍光ランプについての点灯累積時間のデータをリセットする方法として、リセットスイッチを持ちえる場合は、所要のリセットスイッチを付加する必要があるため、構造的な制約と価格アップの要因となる。ランプ寿命時に自動的にリセットする場合は、蛍光ランプが寿命にならないと動作しないため、困ることがある。ちなみに、大規模店舗施設においては、ランプ交換作業費の経済性の点からランプ寿命前に多数の蛍光ランプを一斉に交換することがある。電源スイッチによるオンオフ操作方式の場合は、多数の蛍光ランプを一斉交換してランプ点灯累積時間をリセットした後に、特定蛍光ランプが寿命以外の破損等の要因で早めに使用不能になったときに困る。
本発明の目的は、多数の蛍光ランプについてのランプ点灯累積時間のリセットも特定蛍光ランプについてのランプ点灯累積時間のリセットでも行える融通性の高い蛍光灯点灯装置を提供することである。
本発明の目的は、多数の蛍光ランプについてのランプ点灯累積時間のリセットも特定蛍光ランプについてのランプ点灯累積時間のリセットでも行える融通性の高い蛍光灯点灯装置を提供することである。
本発明に係る蛍光灯点灯装置は蛍光ランプの点灯累積時間を記憶する不揮発性メモリを備える。前記不揮発性メモリの点灯累積時間を参照して前記蛍光ランプの光出力がほぼ一定となるように制御する手段を備える。電源スイッチの所定の短時間におけるオンオフ操作の回数と蛍光ランプの装着状態の有無によって、前記累積点灯時間のデータを適宜にリセットする手段を備える。蛍光ランプの装着状態の有無によって条件を変え、リセットがなされ、あるいはなされないように選択する。
電源スイッチの所定の短時間におけるオンオフ操作でメモリに記憶された点灯累積時間をリセットする際に、その電源スイッチの点滅回数を、蛍光ランプ装着の有無によって、規定のオンオフ点滅回数を少なくし、あるいは多くする。
電源スイッチの所定の短時間におけるオンオフ操作でメモリに記憶された点灯累積時間をリセットする際に、その電源スイッチの点滅回数を、蛍光ランプ装着の有無によって、規定のオンオフ点滅回数を少なくし、あるいは多くする。
本発明によれば、安定に、累積点灯時間の不揮発性メモリのデータを、ランプ交換時に簡単な操作で、リセットの初期状態に戻すことが出来る。
本発明の実施形態を図1、図2により説明する。一般に、蛍光灯器具の設置台数は、設計照度に対して、蛍光ランプ光束が使用時間と共に減衰し、器具の汚れや壁、床面の反射率の減衰等がある為、予め保守率によって、裕度を見て設計されている。蛍光灯器具の光束は、初期には明るく点灯累積時間が長くなるに従い減少していく、そこで、初期の明るさが設計値より高くなる分、蛍光ランプ出力を調光制御によって減光し、点灯時間の経過と共に明るくしていき、ランプ光束が常に一定になるような機能を内蔵した点灯装置により制御することにより節電が図れる。
蛍光ランプが寿命になると、新ランプと交換するが、その際に、図1の蛍光灯点灯装置の回路図に示す点灯累積時間の不揮発性メモリ15をクリヤーしないと、初期の出力の節電モードに移行しない。このランプ交換時に、確実に不揮発性メモリ15の点灯累積時間データをリセットすることが、本制御の必要条件である。
このメモリをリセットする方法として、蛍光ランプ12が寿命になると、ランプ電圧が上昇して、その電圧を抵抗18・11で分圧して寿命検出回路10が異常を検出して、主制御回路16により蛍光ランプ点灯回路の発振回路5を停止させると共に、前記不揮発性メモリ15の点灯累積時間のデータを自動リセットするやり方は、特開2000−200691号公報で提案されている。
大型店舗等においては、蛍光ランプ12の最適交換時期としては、ランプ平均寿命の70%程度経過した時点が経済的とされており、ランプが寿命になる前に一斉交換することが一般的に行われている。この場合、器具取付けの大井高さが高い場所が多いため、足場を簡単に移動させることが大変なため、旧ランプを取り外すと同時に、新ランプを取付ける作業を行っている。この交換作業において、前記、不揮発性メモリ15のリセットを行う方法として、図2の(B)に示す通り、蛍光ランプ12を交換後、電源1を短時間でオンオフ操作を繰り返す。図2では、1秒間オンし、その後1秒間オフする点滅サイクルを5回以上行うと、停電検出回路17がその回数を判定して、蛍光ランプ12の点灯回路への装着の省無判定している無負荷検出回路14の検出信号が蛍光ランプ装着時に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。
また、リセット後の使用状態で、ランプ寿命以前にランプ交換する場合、(例えば、蛍光ランプ12を破損させてそのランプだけを交換する場合)には、前記、5回以上の電源点減では、同一電源分岐回路に接続されている、他の蛍光灯点灯装置のランプ点灯累積時間メモリがリセットされてしまうため不都合が生じる。そのためランプ交換する当該器具のリセット操作においては、図2(A)に示す通り、蛍光ランプ12の未装着を無負荷検知回路14で検出して、点滅回数が5以下の3回の場合に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。
また、図2(C)は、蛍光ランプ12が未装着時に、電源1の点滅を5回以上操作した場合、不揮発性メモリ15のリセット操作を行わない機能で、ランプ一斉交換時において、例えば、以前に、その器具だけランプ交換をして、点灯累積時間のリセット操作をしたくない一部の器具に関して、当該器具の蛍光ランプを取り外して、他の同一分岐回路に接続されている器具の一斉交換を行う場合に用いる。但し、図2(C)の機能は、補助的な機能であり、無くても良い。
説明を補足する。前記不揮発性メモリ15のリセットは所定時間内における電源点滅が5回以上(ただしランプ未装着の場合は3回以上)でなされる、というように定める。この場合はかりに4回であれば、ランプ未装着の蛍光灯点灯装置についてはリセットがなされ、ランプ装着の蛍光灯点灯装置についてはリセットがなされない。すべてをリセットしたにのであれば、たとえば6回とする。電源点滅は所定のシーケンサでなされるようにしても、手動でなされるようにしてもよい。前記基準回数5回と前記基準回数3回の差回数は2回である。手動の場合であっても、この2回でリセットの有無を識別する。識別が困難であれば、3回以上に設定する。これらの設定ないしは制御は主制御回路16に付属するプログラム手段によってなされる。プログラム手段は所定時間内における電源点滅が5回以上(ただしランプ未装着の場合は3回以上)かどうかを判定し、リセット制御回路30を介してメモリ15を適宜にリセットする。プログラム手段は無負荷検出回路14の信号を参照し、電源点滅5回以上の判定ブロックあるいは3回以上の判定ブロックへ分岐する。
所定時間内における電源点滅が5回以上(ただしランプ未装着の場合は3回以上)とするかわりに、たとえば所定時間4秒(ただしランプ未装着の場合は6秒)内における電源点滅が5回以上、というように定めても同効である。後者の場合であっても、そこそこの早さで電源点滅を行えばランプ未装着の蛍光灯点灯装置についてのリセットがなされ、急いで操作すれば全てのリセットがなされる。
蛍光ランプが寿命になると、新ランプと交換するが、その際に、図1の蛍光灯点灯装置の回路図に示す点灯累積時間の不揮発性メモリ15をクリヤーしないと、初期の出力の節電モードに移行しない。このランプ交換時に、確実に不揮発性メモリ15の点灯累積時間データをリセットすることが、本制御の必要条件である。
このメモリをリセットする方法として、蛍光ランプ12が寿命になると、ランプ電圧が上昇して、その電圧を抵抗18・11で分圧して寿命検出回路10が異常を検出して、主制御回路16により蛍光ランプ点灯回路の発振回路5を停止させると共に、前記不揮発性メモリ15の点灯累積時間のデータを自動リセットするやり方は、特開2000−200691号公報で提案されている。
大型店舗等においては、蛍光ランプ12の最適交換時期としては、ランプ平均寿命の70%程度経過した時点が経済的とされており、ランプが寿命になる前に一斉交換することが一般的に行われている。この場合、器具取付けの大井高さが高い場所が多いため、足場を簡単に移動させることが大変なため、旧ランプを取り外すと同時に、新ランプを取付ける作業を行っている。この交換作業において、前記、不揮発性メモリ15のリセットを行う方法として、図2の(B)に示す通り、蛍光ランプ12を交換後、電源1を短時間でオンオフ操作を繰り返す。図2では、1秒間オンし、その後1秒間オフする点滅サイクルを5回以上行うと、停電検出回路17がその回数を判定して、蛍光ランプ12の点灯回路への装着の省無判定している無負荷検出回路14の検出信号が蛍光ランプ装着時に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。
また、リセット後の使用状態で、ランプ寿命以前にランプ交換する場合、(例えば、蛍光ランプ12を破損させてそのランプだけを交換する場合)には、前記、5回以上の電源点減では、同一電源分岐回路に接続されている、他の蛍光灯点灯装置のランプ点灯累積時間メモリがリセットされてしまうため不都合が生じる。そのためランプ交換する当該器具のリセット操作においては、図2(A)に示す通り、蛍光ランプ12の未装着を無負荷検知回路14で検出して、点滅回数が5以下の3回の場合に、前記不揮発性メモリ15をリセットする。
また、図2(C)は、蛍光ランプ12が未装着時に、電源1の点滅を5回以上操作した場合、不揮発性メモリ15のリセット操作を行わない機能で、ランプ一斉交換時において、例えば、以前に、その器具だけランプ交換をして、点灯累積時間のリセット操作をしたくない一部の器具に関して、当該器具の蛍光ランプを取り外して、他の同一分岐回路に接続されている器具の一斉交換を行う場合に用いる。但し、図2(C)の機能は、補助的な機能であり、無くても良い。
説明を補足する。前記不揮発性メモリ15のリセットは所定時間内における電源点滅が5回以上(ただしランプ未装着の場合は3回以上)でなされる、というように定める。この場合はかりに4回であれば、ランプ未装着の蛍光灯点灯装置についてはリセットがなされ、ランプ装着の蛍光灯点灯装置についてはリセットがなされない。すべてをリセットしたにのであれば、たとえば6回とする。電源点滅は所定のシーケンサでなされるようにしても、手動でなされるようにしてもよい。前記基準回数5回と前記基準回数3回の差回数は2回である。手動の場合であっても、この2回でリセットの有無を識別する。識別が困難であれば、3回以上に設定する。これらの設定ないしは制御は主制御回路16に付属するプログラム手段によってなされる。プログラム手段は所定時間内における電源点滅が5回以上(ただしランプ未装着の場合は3回以上)かどうかを判定し、リセット制御回路30を介してメモリ15を適宜にリセットする。プログラム手段は無負荷検出回路14の信号を参照し、電源点滅5回以上の判定ブロックあるいは3回以上の判定ブロックへ分岐する。
所定時間内における電源点滅が5回以上(ただしランプ未装着の場合は3回以上)とするかわりに、たとえば所定時間4秒(ただしランプ未装着の場合は6秒)内における電源点滅が5回以上、というように定めても同効である。後者の場合であっても、そこそこの早さで電源点滅を行えばランプ未装着の蛍光灯点灯装置についてのリセットがなされ、急いで操作すれば全てのリセットがなされる。
1:商用電源、2:入力回路、3:全波整流回路、4:アクティブフィルタ回路、5:発振回路、6:ドライブ回路、7・8:スイッチング素子、9:バラスト用インダクタ、10:寿命検出回路、11・18:分圧用抵抗、12:蛍光ランプ、13:共振用コンデンサ、14:無負荷検出回路、15:不揮発性メモリ、16:主制御回路、17:停電検出回路、30:リセット制御回路
Claims (3)
- 蛍光ランプを点灯する点灯手段を備え、前記蛍光ランプの点灯累積時間を記録するメモリを備え、前記メモリの点灯累積時間を参照して点灯時間経過にともなう光束劣化分を補償するように前記点灯手段を制御する補償手段を備え、前記蛍光ランプの光出力がほぼ一定となるように制御する蛍光灯点灯装置において、
電源スイッチの所定の短時間におけるオンオフ操作の回数が所定の回数値を超えたときに前記不揮発性メモリの点灯累積時間のデータをリセットする手段を備えたことを特徴とする蛍光灯点灯装置。 - 請求項1において、蛍光ランプ装着の有無によって、電源スイッチの所定の短時間におけるオンオフ操作での、前記累積点灯時間のメモリのリセットがなされる条件を変更することを特徴とする蛍光灯点灯装置。
- 請求項1において、蛍光ランプの未装着時に電源スイッチを所定の短時間にオンオフ操作することにより、メモリに記憶された点灯累積時間をリセットする動作において、その電源スイッチのリセットがなされる点滅回数を、蛍光ランプが蛍光灯器具に装着した状態での電源スイッチのそのオンオフ点滅回数よりも少なくしたことを特徴とする蛍光灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005315358A JP2007103330A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 蛍光灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005315358A JP2007103330A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 蛍光灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007103330A true JP2007103330A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38030056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005315358A Pending JP2007103330A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 蛍光灯点灯装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007103330A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012089362A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Sharp Corp | コントローラおよびコントローラの制御方法 |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005315358A patent/JP2007103330A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012089362A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Sharp Corp | コントローラおよびコントローラの制御方法 |
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