JP2007102280A - カードホルダー - Google Patents

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健志 佐野
Sukeyuki Fujii
祐行 藤井
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Abstract

【課題】携帯可能であり、ICカード内に記録されている情報を簡便にかつ随時読み取ることを可能とするカードホルダーを提供する。
【解決手段】ICカード17が保持されるホルダー本体2に、アンテナと、アンテナに接続された信号処理部と、信号処理部により読み出された信号を表示する表示装置と、信号処理部及び表示装置を駆動するためのバッテリーとが設けられている、カードホルダー1。
【選択図】図3

Description

本発明は、ICカード内に記録されている情報を読み取ることを可能とするカードホルダーに関し、より詳細には、携帯可能であり、ICカードを保持した状態で記録されている情報を読み取り、表示することを可能とする、カードホルダーに関する。
近年、鉄道等の乗車券として、非接触式のICカードが広く用いられてきている。ICカードは、大きくは、接触型のICカードと非接触型のICカードとに分けられる。非接触型のICカードでは、リーダに近づけるだけで、ICカードとリーダとの間でデータの送受信が可能である。そのため、使用の度に、財布等からICカードを取り出す必要がなく、利便性及び安全性に優れている。従って、従来の磁気カードから非接触式のICカードへの転換が進んでいる。
ICカードは、カード内に半導体チップを埋め込んだ構造を有する。さらに、非接触式のICカードでは、リーダやライターとのデータの送受信を行うために、アンテナコイルが搭載されている。
主流となっている非接触式のICカードは、近接型と称されているICカードである。近接型のICカードでは、リーダ及び/またはライターとの間の距離が約10cmまでであれば、データの送受信が可能である。また、通信方式により、「TypeA」、「TypeB」、「Felica」の3種類に分類されるが、鉄道の乗車券等においては、「Felica」方式が主として用いられている。「Felica」方式では、搬送波の周波数は13.56MHz、符号化方式はマンチェスタ方式、通信速度は200kbpsであり、独自のプロトコルが用いられている。
この種の非接触式ICカードでは、通常、合成樹脂からなるカード基材中に半導体チップ及びアンテナコイルが埋設されており、半導体チップには、CPU、コプロセッサ、ROM、RAM、EEPROM及びインターフェースなどが内蔵されている。
ICカードに記録されたデータを呼び出し、表示あるいは書き込むためには、リーダ及び/またはライターといった装置が必要である。リーダ及び/またはライターは、別の処理装置に接続されており、ICカード内の情報を表示したり、書き換えたりすることを可能とする。もっとも、リーダ及び/またはライターだけでは、ICカード内の情報を表示することはできず、PCなどの演算処理装置と、表示装置としてのモニターをさらに用意しなければならない。
また、ICカードの半導体チップに記録されている情報は、ICカード自体の表面に表示されることはない。鉄道の乗車券として用いられている非接触式のICカードでは、使用可能残高や使用履歴等がICカード内に記録されているが、これらの情報はカード自体には表示されない。そのため、ユーザーは、駅などに設置されている専用の装置にICカードを近づけねば、使用可能残高を知ることはできなかった。
上記のように、ICカード内の情報は、専用の装置がなければ読み出すことができなかった。そこで、下記の特許文献1には、記録されている情報を表示し得る有機EL表示部が表面に設けられているICメディアが開示されている。
特開2004−5260号
特許文献1に記載のICメディアでは、紙や合成樹脂などの耐熱性が低い材料からなる安価なシート基材を用いて製造し得るので、有機EL表示部を有するICメディアを安価に製造し得ることができるとされている。
しかしながら、有機EL表示部により、ICメディア内の情報を表示させるには、有機EL表示部だけでなく、表示部を駆動する駆動回路、さらにバッテリーをICメディア内に内蔵させねばならず、安価に製造することは困難であった。
また、バッテリー等の電源、あるいはリーダ及び/またはライターと送受信を行うためのアンテナに誘電される起電力等により有機EL表示素子を発光させるとしているが、現実には、ある程度の電流と電圧とを有するバッテリーを内蔵させねば有機EL表示素子を発光させることは不可能である。従って、汎用されている800μm程度の厚みの薄いICカードに、このようなバッテリーを搭載することは困難であった。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、ICカードに記録されている情報を表示でき、かつICカードの利便性を損なうことなく、ICカードの携帯を可能とするカードホルダーを提供することにある。
本発明によれば、ICカードに記録されている情報を読み出し、表示することを可能とする携帯型のカードホルダーであって、ICカードが保持されるホルダー本体と、前記ホルダー本体に設けられたアンテナと、前記ホルダー本体に設けられており、前記アンテナに接続された信号処理部と、前記ホルダー本体に設けられており、前記信号処理部により読み出された信号を表示する表示装置と、前記信号処理部及び表示装置を駆動するために前記ホルダー本体内に設けられた電源とを備える、カードホルダーが提供される。
本発明に係るカードホルダーのある特定の局面では、前記ホルダー本体にICカードが保持されている状態で、該ICカード内の情報を読み出し及び/または記録するリーダ・ライターとの間で情報の読み出し及び/または記録が行われるように、前記ホルダー本体にICカードが保持されている。
上記表示装置は、好ましくは、上記ホルダー本体の外側面に設けられている。
本発明のカードホルダーにおける上記表示装置は、特に限定されないが、有機EL表示素子、電気泳動型表示素子または液晶表示素子により構成される。
本発明に係るカードホルダーの他の特定の局面では、前記ホルダー本体に設けられた前記アンテナと、ホルダー本体に保持されたICカードのアンテナとの間に前記電源が配置されないように、前記ホルダー本体に前記アンテナが設けられている。
本発明に係るカードホルダーのさらに別の特定の局面では、前記ホルダー本体に設けられたアンテナと、前記ICカードのアンテナとが、前記ICカードがホルダー本体に保持された状態で対向し合うように、前記ホルダー本体に前記アンテナが設けられている。
本発明に係るカードホルダーのさらに他の特定の局面では、前記信号処理部がメモリを有し、前記ICカード内に記録されている情報を読み出すに際し、前記信号処理部の前記メモリに情報の一部が一旦転送されるように構成されている。
本発明に係るカードホルダーのさらに他の特定の局面では、前記信号処理部の前記メモリに転送された情報の内、その情報が選択的に前記表示装置により表示されるように信号処理部が構成されている。
本発明に係るカードホルダーでは、好ましくは、前記ホルダー本体に、携帯用に孔が設けられている。
本発明に係るカードホルダーでは、ホルダー本体にICカードが保持される。そして、ホルダー本体には、アンテナと信号処理部と、信号処理部により読み出された信号を表示する表示装置と、信号処理部及び表示装置を駆動するための電源とが備えられている。従って、ICカードをホルダー本体に保持させた状態で、ICカードに記録されている情報を、表示装置において表示することができる。よって、ユーザーは、駅などの専用の読み取り装置が設置されている場所に行かずとも、本発明のカードホルダーを用い、該カードホルダーにICカードを保持させるだけで、ICカード内の情報を直ちにかつ任意のときに知ることができる。
また、ICカードがホルダー本体に保持されるため、ICカードを保護することも可能となる。
さらに、随時ICカード内の情報を表示させ得るだけでなく、複数のICカードの情報を1つのカードホルダーで表示したり、ICカード内の過去の履歴情報を表示させたりすることも可能となる。
ホルダー本体にICカードが保持されている状態で、該ICカード内の情報読み出し及び/または記録するリーダ・ライターとの間で情報の読み出し及び/または記録が行われるように、ホルダー本体にICカードが保持されている場合には、ICカードをカードホルダーに保持させたまま使用することができる。すなわち、カードホルダーからICカードを取り出すことなく、ICカードを用いることができる。従って、ICカードの利便性が損なわれ難い。
表示装置が、ホルダー本体の外側の面に設けられている場合には、ICカード内の情報を、ホルダー本体の外側の面を目視するだけで、容易に読み取ることができる。
表示装置が有機EL表示素子、電気泳動型表示素子または液晶表示素子である場合には、これらの表示素子は薄型に構成されるため、薄型のカードホルダーを容易に構成することができる。
ホルダー本体内に設けられた上記アンテナと、ホルダー本体に保持されたICカードのアンテナとの間に、電源が配置されないようにホルダー本体内にアンテナが設けられている場合には、ホルダー本体のアンテナと、ICカードのアンテナとの間でデータの送受信を確実に行うことができる。
特に、ホルダー本体内に設けられたアンテナと、ICカードのアンテナとが、ICカードがホルダー本体に保持された状態で対向し合うように配置されている場合には、ホルダー本体のアンテナとICカードのアンテナとの間の送受信を確実に行うことができる。
信号処理部がメモリを有し、メモリにICカード内の情報が一旦転送され、記録される場合には、ICカードと通信を行わない状態においても、ICカード内の情報をICカードの情報を表示装置において表示させることができる。
また、信号処理部がメモリを有し、ICカード内に記録されている情報を読み出すに際し、信号処理部のメモリに情報の一部が一旦転送されるように構成されている場合には、メモリに記録された信号を信号処理部により任意にかつ選択的に取り出し、表示させることができる。
特に、信号処理部が、メモリに転送された情報を選択的に表示装置において表示されるように構成されている場合には、ICカードに記録されている情報の内、必要度の高い情報のみ、あるいは全ての情報を表示装置において表示させることができる。
ホルダー本体に携帯用に孔が設けられている場合には、孔にストラップまたはリングを通すことができ、ストラップやリングをカードホルダーに連結することができる。ICカード自体には孔を開けることはできないので、本体に孔が設けられている場合、カードホルダーにICカードを保持した状態での持ち運びに際しての利便性を効果的に高めることが可能となる。
以下、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るカードホルダーを説明するための模式的平面図である。
図3に示すように、本実施形態のカードホルダー1は、ホルダー本体2を有する。ホルダー本体2は、図1に示す基板3を、図2に平面図で示すホルダー部材4に貼り合わせることにより得られている。
上記ホルダー本体2は、ICカード17よりも若干大きな外径寸法を有し、従って、容易に携帯可能な大きさとされている。
図1(a)に示す基板3は、ポリカーボネートなどの適宜の合成樹脂からなる板状の部材である。基板3は、保持されるICカードよりも大きな平面形状を有する。図1では、基板3内に内蔵されている回路部分を模式的に示すが、実際には、回路部分は合成樹脂からなる基板3内に内蔵されている。
すなわち、基板3内には、外周縁近傍にアンテナコイル5が配置されている。アンテナコイル5は、適宜の導体を基板3の外周縁に沿った環状の形状となるように配置することにより形成されている。
アンテナコイル5に接続されるように、信号処理部6が形成されている。信号処理部6は、CPU7と、ROM8と、ROM9と、EEPROM10と、コプロセッサ11と、インターフェース12とを有する。すなわち、信号処理部6は、メモリとして、ROM8、RAM9及びEEPROM10を有する。本実施形態では、これらのメモリの一部に、ICカード内の情報が一旦転送され、CPU7により処理されるように構成されている。
他方、信号処理部6に電気的に接続されるように、駆動回路13が内蔵されている。駆動回路13は、有機EL表示素子14を駆動するために設けられている。駆動回路13にスイッチ15が接続されている。スイッチ15は、電源としてのバッテリー16に電気的に接続されている。
上記有機EL表示素子14からなる表示装置は、図1では明確ではないが、基板3の裏面、すなわち図1で図示されている面とは反対の面に表示画面が現れるように配置されている。
他方、スイッチ15は、感圧スイッチなどの適宜のスイッチング素子により構成される。
バッテリー16としては、例えば酸化銀電池、アルカリ電池、リチウム電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ポリマー電池などを用いることができる。このようなバッテリー16の厚みは、通常、1.6mm〜5.4mm程度であり、ICカード自体に内蔵させるのは困難であるが、基板3の厚みはICカードの厚みよりも厚くすることができるので、バッテリー16を基板3に内蔵させることができる。
本実施形態では、上記基板3は、図2に平面図で示すホルダー部材4に貼り合わされている。ホルダー部材4は、基板3よりも若干大きな略矩形のベース部材4aと、ベース部材4aに対向するように、かつ一対の側縁近傍でベース部材4aに接合された保持部材4bとを有する。ベース部材4aの一端には、切欠4cが設けられている。切欠4cは、ICカードの取り出しを容易とするために設けられている。
他方、ベース部材4aには、開口4dが設けられている。開口4dは、基板3の裏面において露出している有機EL表示素子の表示画面に対向されており、ベース部材4aの裏面側から表示画面を目視することを可能とするために設けられている。
保持部材4bは、ベース部材4aの一対の側縁近傍に接合されているが、保持部材4bとベース部材4aとは、隙間を隔てて対向されている。隙間が設けられている部分に、図1(b)に示されているように、基板3が配置され、かつ基板3の裏面がベース部材4aに貼り合わされて固定されている。このようにして、図3に示すカードホルダー1が構成されている。
使用に際しては、図4に略図的斜視図で示すように、ICカード17がカードホルダー1に挿入され、保持される。この場合、カードホルダー1では、保持部材4bと、ベース部材4aとの間の隙間に、基板3が固定的に設けられているが、基板3と保持部材4bとの間になお隙間が存在し、この隙間にICカード17が挿入され、保持される。従って、好ましくは、ICカード17が挿入された状態で移動しないように保持されるように、上記隙間はICカード17の厚みと同等か重力等で簡単に移動しない程度に小さいことが望ましい。ICカード17がカードホルダー1に挿入された状態を、図5(a)及び(b)に、それぞれ、平面図及び底面図で示す。
ICカード17は、リーダ及び/またはライターとの送受信を行うためのアンテナ18を有する。アンテナ18は、図4においては破線で示すこととする。
ICカード17がカードホルダー1に挿入された状態では、図4(b)に示すように、ICカード17は、上記カードホルダー1の基板3上に載置されることになる。そして、基板3では、外周縁に環状のアンテナコイル5が配置されていたが、このアンテナコイル5が保持されているICカード17のアンテナ18に対向するように、すなわちアンテナコイル5とアンテナ18との間にバッテリー16を含む回路部分が配置されないように、基板3が構成されている。
よって、ICカード17がカードホルダー1に挿入され保持されている状態において、ICカード17とカードホルダー1との間の送受信を確実に行うことが可能とされている。
このように、アンテナコイル5と保持されているICカード17のアンテナ18とが回路部分を間に介在させることなく、対向されていることが好ましいが、両者の間に基板3内の回路部分の一部が介在していてもよい。
また、図5(a),(b)から明らかなように、ICカード17がカードホルダー1に保持されている状態においては、ベース部材4aの開口4dから、上記基板3の裏面に現れている有機EL表示素子の表示画面を目視することができる。そして、スイッチ15を押圧し、信号処理部6及び駆動回路13を駆動することにより、ICカード17に記録されているデータを有機EL表示素子14に表示させることができる。従って、ユーザーは、例えば駅の専用装置が据えられている部分においてICカード17を挿入する必要はなく、カードホルダー1にICカード17を挿入し、保持しておけば、スイッチ15をオン状態とすることにより、随時ICカード17内のデータを読み取ることができる。
また、本実施形態の信号処理部6のメモリに、ICカード17内の情報が一旦転送され記録されるように構成されている。従って、ICカード17と、カードホルダー1との間の送受信を遮断した状態においても、メモリに収納されていたICカード17内の情報を有機EL表示素子14において表示させることができる。よって、例えばカードホルダー1から一旦ICカード17を抜き取った後においても、ICカード17内の情報を、有機EL表示素子14により表示させることも可能である。
加えて、ICカード17には、使用可能残高だけでなく、履歴情報などの様々な情報が記録されている。カードホルダー1では、信号処理部6内のメモリに、ICカード17内の情報が一旦転送されるため、ICカード17内の様々な情報の内、特定の情報を選択的に、有機EL表示素子14において表示させることも可能である。すなわち、使用可能残高だけでなく、履歴情報なども表示させることができる。
また、カードホルダー1内の信号処理部6内のメモリに、ICカード17の情報を記録させることができるように構成されている場合、複数枚のICカード内の情報を、メモリに記録させ、有機EL表示素子14において表示させることも可能である。
なお、本実施形態では、表示部は有機EL表示素子14により構成されていたが、有機EL表示素子14に代えて、電気泳動型の表示素子や液晶表示素子などの他の薄型の表示素子を用いてもよい。すなわち、本発明において、表示部を構成する表示素子は特に限定されるものではない。
また、信号処理部6は、上記のように、ICカード内の情報を一旦転送し、記録するメモリを備えることが望ましいが、信号処理部6は、保持されているICカードの情報を転送し、記録することなく、直ちに有機EL表示素子14において表示し得るように構成されていてもよい。もっとも、好ましくは、上記のように信号処理部6において、ICカード17内のデータを一旦記録するように構成されていることが望ましい。
なお、スイッチ15は感圧スイッチに限定されず、他のスイッチング素子により構成されてもよく、電源についてもバッテリー16に限らず、太陽電池やその他の二次電池あるいはその他の外部電源などを用いてもよい。電源については、バッテリーの交換、あるいは充電が容易に行えるようにバッテリーカバー、あるいは充電用の端子を備えていてもよい。
なお、本実施形態では、基板3がベース部材4に貼り合わされ、ホルダー本体2が構成されていたが、ホルダー本体2は、一体の部材で構成されていてもよい。すなわち、ベース部材4aに、直接、信号処理部6、駆動回路13、有機EL表示素子14、スイッチ15及びバッテリー16が内蔵されていてもよく、その場合には、ベース部材4aとは別部材の基板3を用意する必要はない。
本実施形態では、ホルダー部材はポリカーボネート樹脂からなり、ベース部材4aと保持部材4bとを有する。もっとも、ホルダー部材4は、ポリカーボネート以外の適宜の合成樹脂で構成され、その材料は特に限定されるものではない。
図6は、上記実施形態の変形例に係るカードホルダーにICカードを挿入した状態を示す模式的平面図である。本変形例のカードホルダー21は、ホルダー本体22に、外周縁から外側に突出する突出片23が設けられており、該突出片23に貫通孔23aが設けられている。貫通孔23aは、リングやストラップを貫通させ得るように設けられている。従って、カードホルダー21では、ストラップやリングを取り付け、携帯に際しての利便性を高めることが可能とされている。
また、本変形例では、ベース部材4aに接合されている保持部材4bは、一対の帯状部4e,4fを有し、帯状部4e,4f間に、開口部4gが設けられている。開口部4gは必ずしも設けられずともよいが、帯状部4eにスイッチ24が、帯状部4fに有機EL表示素子25が配置されている。すなわち、本実施形態では、表示部を構成する有機EL表示素子25は、ICカード17が挿入されている表面側に配置されており、同じ面に配置されたスイッチ24を押圧することにより、直ちに表面側からICカード17内のデータを目視により読み取ることが可能とされている。
なお、本変形例では、上記のように帯状部4e,4fにスイッチ24及び有機EL表示素子25が配置されており、これらは、フラットコネクタ型のコネクタにより、ベース部材4aに貼り合わされた基板内の信号処理部及び駆動回路(図示せず)に電気的に接続されている。そして、基板3A内には、スイッチ及び表示部は設けられていない。
その他の点は、本変形例のICカード21は、第1の実施形態のICカード1と同様に構成されている。
第1の実施形態において、ホルダー本体を構成している基板及び基板に内蔵されている回路部分を説明するための模式的平面図。 実施形態においてホルダー本体を構成しているホルダー部材を示す平面図。 実施形態のカードホルダーを示す略図的平面図。 第1の実施形態のカードホルダーにICカードを保持させる工程を説明するための模式的斜視図。 (a)及び(b)は、実施形態のカードホルダーにICカードを挿入した状態を示す平面図及び低面図。 本発明の変形例のカードホルダーにICカードが保持されている状態を示す平面図。
符号の説明
1…カードホルダー
2…ホルダー本体
3,3A…基板
4…ホルダー部材
4a…ベース部材
4b…保持部材
4c…切欠
4d…開口
4e,4f…帯状部
4g…開口部
5…アンテナコイル
6…信号処理部
7…CPU
8…ROM
9…RAM
10…EEPROM
11…コプロセッサ
12…インターフェース
13…駆動回路
14…有機EL表示素子
15…スイッチ
16…バッテリー
17…ICカード
18…アンテナ
21…カードホルダー
22…ホルダー本体
23…突出片
23a…貫通孔
24…スイッチ
25…有機EL表示素子

Claims (9)

  1. ICカードに記録されている情報を読み出し、表示することを可能とする携帯型のカードホルダーであって、
    ICカードが保持されるホルダー本体と、
    前記ホルダー本体に設けられたアンテナと、
    前記ホルダー本体に設けられており、前記アンテナに接続された信号処理部と、
    前記ホルダー本体に設けられており、前記信号処理部により読み出された信号を表示する表示装置と、
    前記信号処理部及び表示装置を駆動するために前記ホルダー本体内に設けられた電源とを備える、カードホルダー。
  2. 前記ホルダー本体にICカードが保持されている状態で、該ICカード内の情報を読み出し及び/または記録するリーダ・ライターとの間で情報の読み出し及び/または記録が行われるように、前記ホルダー本体にICカードが保持される、請求項1に記載のカードホルダー。
  3. 前記表示装置が、前記ホルダー本体の外側の面に設けられている、請求項1または2に記載のカードホルダー。
  4. 前記表示装置が有機エレクトロルミネッセント表示素子、電気泳動型表示素子または液晶表示素子である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカードホルダー。
  5. 前記ホルダー本体に設けられた前記アンテナと、ホルダー本体に保持されたICカードのアンテナとの間に前記電源が配置されないように、前記ホルダー本体に前記アンテナが設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカードホルダー。
  6. 前記ホルダー本体に設けられたアンテナと、前記ICカードのアンテナとが、前記ICカードがホルダー本体に保持された状態で対向し合うように、前記ホルダー本体に前記アンテナが設けられている、請求項5に記載のカードホルダー。
  7. 前記信号処理部がメモリを有し、前記ICカード内に記録されている情報を読み出すに際し、前記信号処理部の前記メモリに情報の一部が一旦転送されるように構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のカードホルダー。
  8. 前記信号処理部の前記メモリに転送された情報が選択的に前記表示装置により表示されるように信号処理部が構成されている、請求項7に記載のカードホルダー。
  9. 前記ホルダー本体に、携帯用に孔が設けられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載のカードホルダー。
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