JP2007101977A - 硝子表示具 - Google Patents

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JP2007101977A
JP2007101977A JP2005293230A JP2005293230A JP2007101977A JP 2007101977 A JP2007101977 A JP 2007101977A JP 2005293230 A JP2005293230 A JP 2005293230A JP 2005293230 A JP2005293230 A JP 2005293230A JP 2007101977 A JP2007101977 A JP 2007101977A
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Motonori Santo
元則 山藤
Satoru Tagami
悟 田上
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GLASS CUBE KK
MASUOKA KK
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GLASS CUBE KK
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Abstract

【課題】デザインの多様化に対応しやすく、立体感に優れ、耐久性があり安全性が高い硝子表示具の提供を目的とする。
【解決手段】対向する少なくとも2枚の硝子板と、デザイン体とを備え、デザイン体は対向する2枚の硝子板の間に挟持してある。
この場合にデザイン体の大きさを硝子板より小さくして、硝子板とデザイン体との間に接着性フィルムを設けるとよい。
また表示側硝子板の内側面に文字部を形成することで文字部がデザイン体の上に現れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表札や店舗表示サイン等を表示する各種表示具に関し、特に表示具本体部に硝子板を用いた硝子製の表示具に係る。
木製、石材製等の表札あるいは、単板硝子製のサイン等は公知である。
しかし、木製の表示具は木製の板に墨等で文字表示してあるために紫外線、風雨等による経年変化が著しく耐久性に問題があった。
一方の石材製の表示具は耐久性があるが文字等を彫刻により加工するためにデザインの多様化に対応するのが難しかった。
また近年、色調及びデザインの多様化に対応した硝子製表札や硝子製サインが提案されている。
しかし、単板硝子板では欠けたり、割れたりする危険性が高いという問題があった。
特開平8−208283号公報及び特開平7−133144号公報には装飾用合わせガラスを開示するが、一般的な装飾ガラスであり、デザイン性及び立体感に優れた表示具を開示するものではない。
特開平8−208283号公報 特開平7−133144号公報
本発明は背景技術に内在する技術的課題に鑑みて、デザインの多様化に対応しやすく、立体感に優れ、耐久性があり安全性が高い硝子表示具の提供を目的とする。
本発明に係る硝子表示具は、対向する少なくとも2枚の硝子板と、デザイン体とを備え、デザイン体は対向する2枚の硝子板の間に挟持してあることを特徴とする。
ここでデザイン体とは、厚さ4mm以下のデザイン性のある絵、写真、和紙、金属箔、押し花及び葉等の自然造形物等をいい、とくに後述する文字表示部の背景となるものが良い。
ここでデザイン体の厚さ4mm以下としたのはデザイン体の厚みが4mmを超えると硝子板の撓みが大きくなり割れやすくなる恐れがあるからである。
上記の場合に、デザイン体の大きさは硝子板の大きさよりも小さく、硝子板とデザイン体との間に少なくとも1枚以上の接着性フィルムを有していると、デザイン体の存在しない部分で2枚の硝子板が相互に接着し、硝子が万が一割れた場合でも硝子破片の飛散を防止する。
従って1枚の接着性フィルムで飛散防止の目的を達成するが2枚の硝子板とデザイン体とのそれぞれの間にそれぞれ接着性フィルムを設けるとより効果的である。
本発明に係る表示具においては特に、対向する2枚の硝子板の内、表示側の硝子板内側面に微小凹凸による文字部を加工形成し、且つ文字部に着色材を塗布してあることを特徴とする。
表示側の硝子板の内側面にショットブラスト加工等により、すり硝子状の微小凹凸からなる文字部を形成し、この文字部にインクや顔料等の着色材を塗布あるいはスプレー充填する。
これにより、表示具の表側(表示側)から見ると対向する少なくとも2枚の硝子板の間に挟持したデザイン体を背景にした文字部が立体的に映し出される。
本発明においては、対向する2枚の硝子板の間にデザイン体を挟持する構造にしたので顧客の多様化したニーズに対応してデザイン体を選択使用することができる。
硝子板とデザイン体との間に接着フィルムを設けることによりデザイン体を包み込むように2枚の硝子板が接着し、万が一に硝子板が破損してもその破片の飛散を防止するので安全性が高い。
表示側の硝子板の内面に微小凹凸加工による文字部を形成することにより、デザイン体を背景に文字部が現れ、耐久性に優れた高級感の高い表示具となる。
本発明に係る表示具は表札に限らず店舗サイン等の各種表示具に適用できるが、以下表札を例に説明する。
図1に表札10の斜視図を示し、図2にその要部断面図を示す。
なお、図1の表示具の側面は構造が分かり易いように断面端面を示す。
表側硝子板11と裏側硝子板12とは概ね同じ大きさ及び形状の硝子板からなり相互に対向配置してある。
硝子板11、12は、100〜300mm×100〜300mm程度の大きさのフロート板硝子で厚みが5〜10mm程度である。
なお、硝子板は強化硝子や網入り板硝子であってもよい。
図2に示すように、表側硝子板11の内側面にはショットブラスト加工等により文字部15を形成してある。
文字部15は、例えば文字部分を切り抜いた型紙やマスキング材を当てて、ブラストを噴射することで微小の凹凸をすり硝子状に形成することができ、マスキングした状態のまま、ブラストや硝子粉を取り除き、黒のインク、あるいは各種色調のインク、顔料を用いて塗布又はスプレー処理する。
インク又は顔料等が乾燥した後でマスキング材を剥がす。
図1に示した文字部の例は「増岡」と表示した表札である。
表側硝子板11と裏側硝子板12との対向面に接着フィルム14a、14bをそれぞれ貼り合わせ、その接着フィルム14a、14bの間にデザイン体13を挟持する。
接着フィルムの例としてはエチレンビニルアセテート(EVA)やポリビニルブチラール(PVB)等が挙げられる。
図1、図2に示したデザイン体13は、0.5mm程度の和紙の例であり、「竹林」の図柄が描かれている。
デザイン体13は、2枚の硝子板の間に挟持できる厚み4mm以下のものであれば特に限定されないが耐久性の観点から吸湿性の弱いものがよい。
具体例としては上記和紙の他に絵や写真、金属箔のみならず押し花、葉等の自然造形物でもよい。
デザイン体の厚さを4mm以下としたのは2枚の硝子板で挟み込んだ場合に硝子板に生じる撓みを考慮したものである。
厚さが0.5〜1.0mm程度のデザイン体であれば図1に示すようにデザイン体13の大きさが接着フィルム14a,14bの大きさよりも小さくなっていて、デザイン体の端部13a、13bを包み込むように表側接着フィルム14aと裏側接着フィルム14bが接合して表示具が一体になる。
しかし、図3に例を示すようにデザイン体13の厚さが2〜4mmと厚い場合等には硝子板のコーナー部をビスやボルト等の連結部材で締め付ける方法があり、この場合にデザイン体の厚さを4mm以下に抑えることで硝子板の割れを防止したものである。
また、図3に示した例は、接着フィルム114が1枚の場合を示し、デザイン体が押し花のように隙間が多い場合や、形状が小さい場合に適用しやすい。
本発明に係る表示具(表札)の例を示す。 表示具の文字部付近の要部断面図を示す。 表示具の他の実施例を示す。
符号の説明
10 表札
11 表側硝子板
12 裏側硝子板
13 デザイン体
14a 表側接着フィルム
14b 裏側接着フィルム
15 文字部
16 着色材

Claims (4)

  1. 対向する少なくとも2枚の硝子板と、デザイン体とを備え、
    デザイン体は対向する2枚の硝子板の間に挟持してあることを特徴とする硝子表示具。
  2. デザイン体の大きさは硝子板の大きさよりも小さく、硝子板とデザイン体との間に少なくとも1枚以上の接着性フィルムを有していることを特徴とする請求項1記載の硝子表示具。
  3. デザイン体の厚さは、4mm以下であることを特徴とする請求項1又2に記載の硝子表示具。
  4. 対向する2枚の硝子板の内、表示側の硝子板内側面に微小凹凸による文字部を加工形成し、且つ文字部に着色材を塗布してあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の硝子表示具。
JP2005293230A 2005-10-06 2005-10-06 硝子表示具 Pending JP2007101977A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015212032A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 株式会社丸豊建硝 擬似着色透明板およびその製造方法

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