JP2007101798A - 画素回路、有機el装置、電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】一方の伝導型のトランジスタのみを用いて画素回路を構成した場合において表示品質を向上させること。
【解決手段】選択線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインがデータ線に接続されるn型の第1トランジスタ(20)と、第1トランジスタの他方のソース・ドレインにゲートが接続され、カソード線に一方のソース・ドレインが接続されるn型の第2トランジスタ(21)と、第1トランジスタの他方のソース・ドレインとカソード線との間に接続される保持キャパシタ(24)と、電源線と第2トランジスタの他方のソース・ドレインとの間に接続される有機EL素子(10)と、リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが電源線に接続され、他方のソース・ドレインが第2トランジスタの一方のソース・ドレインに接続されるn型の第3トランジスタ(23)と、を備える画素回路である。
【選択図】 図3
【解決手段】選択線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインがデータ線に接続されるn型の第1トランジスタ(20)と、第1トランジスタの他方のソース・ドレインにゲートが接続され、カソード線に一方のソース・ドレインが接続されるn型の第2トランジスタ(21)と、第1トランジスタの他方のソース・ドレインとカソード線との間に接続される保持キャパシタ(24)と、電源線と第2トランジスタの他方のソース・ドレインとの間に接続される有機EL素子(10)と、リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが電源線に接続され、他方のソース・ドレインが第2トランジスタの一方のソース・ドレインに接続されるn型の第3トランジスタ(23)と、を備える画素回路である。
【選択図】 図3
Description
本発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子を含んで構成される画素回路と、これを備える有機EL装置及び電子機器に関する。
有機EL素子を用いて画素回路が構成される有機EL表示装置が知られている。この有機EL表示装置は、自発光、高輝度、高視野角、薄型、高速応答、低消費電力といった優れた特徴を備えており、かつ、ポリシリコンTFT(薄膜トランジスタ)を用いて周辺駆動回路を構成することにより更なる小型化、軽量化を実現できるため注目されている。この種の有機EL表示装置には精度のよい階調表現が求められることから、デジタル駆動方式をはじめとする様々な駆動方式が提案されている。上記したデジタル駆動方式には高速駆動が要求される。この課題を解決するために同時消去時分割駆動等の駆動方式が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
上記のような有機EL表示装置の製造プロセスをより簡素化し、低コスト化を実現するために、トランジスタとしてnチャネル又はpチャネルのいずれか一方の伝導型のものだけを用いて各画素回路を構成する手法が検討されている。しかし、一般にnチャネル型トランジスタは低電圧信号の伝達に優れ、pチャネル型トランジスタは高電圧信号の伝達に優れる、という特徴があるため、いずれか一方の伝導型のトランジスタのみを用いて構成した画素回路は、nチャネル型及びpチャネル型のトランジスタを適宜組み合わせて構成される従来の画素回路に比較して駆動能力が劣る。これにより、有機EL表示装置を動画表示に用いた際の応答速度が低く、表示品質が劣るという問題が生じる。特に、デジタル時分割駆動方式のような高階調表示に高速駆動が要求される駆動方式においては、かかる問題が顕著となる。
そこで、本発明は、一方の伝導型のトランジスタのみを用いて画素回路を構成した場合において表示品質を向上させることが可能な画素回路を提供することを目的とする。
ここで、本願発明の説明に先立って本願発明に用いられる語句「ソース・ドレイン」について説明する。一般に、トランジスタにはゲート、ソース、ドレインの3端子が含まれるが、これらのうち、ソース及びドレインの各端子については、これらの端子に加わる電位の相対的な関係とトランジスタの伝導型(nチャネル又はpチャネル)によって決定されるものであり、一義的には決まらない。例えば、pチャネル型トランジスタの場合、電位の低い端子が「ドレイン」、電位の高い端子が「ソース」となり、nチャネル型トランジスタの場合、電位の高い端子が「ドレイン」、電位の低い端子が「ソース」となる。したがって、本願発明においては、ソース又はドレインのいずれかとして機能すべき端子を「ソース・ドレイン」と総称する。これを前提とし、以下に本願発明を説明する。
第1の本発明は、選択線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインがデータ線に接続されるnチャネル型の第1トランジスタと、上記第1トランジスタの他方のソース・ドレインにゲートが接続され、カソード線に一方のソース・ドレインが接続されるnチャネル型の第2トランジスタと、上記第1トランジスタの上記他方のソース・ドレインと上記カソード線との間に接続される保持キャパシタと、電源線と上記第2トランジスタの他方のソース・ドレインとの間に接続される有機EL素子と、リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが上記電源線に接続され、他方のソース・ドレインが上記第2トランジスタの上記一方のソース・ドレインに接続されるnチャネル型の第3トランジスタと、を備える画素回路である。
かかる構成によれば、有機EL素子自身が有するキャパシタに蓄積される電荷を速やかにリセットすることにより、有機EL素子の発光から非発光に遷移するまでに要する時間(応答速度)を短縮することができる。したがって、トランジスタとしてnチャネル型トランジスタのみを用いた場合における駆動能力の低下を補い、表示品質を向上させることが可能となる。
好ましくは、上記リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが上記保持キャパシタの一方端子に接続され、他方のソース・ドレインが上記カソード線に接続されるnチャネル型の第4トランジスタを更に備える。
かかる構成では、保持キャパシタに蓄積される電荷をリセットするための第4トランジスタを設ける場合に、この第4トランジスタと上記第3トランジスタとでリセット線を共用しているので、構成の簡素化を図ることが可能となる。
第2の本発明は、選択線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインがデータ線に接続されるpチャネル型の第1トランジスタと、上記第1トランジスタの他方のソース・ドレインにゲートが接続され、電源線に一方のソース・ドレインが接続されるpチャネル型の第2トランジスタと、上記第1トランジスタの上記他方のソース・ドレインと上記電源線との間に接続される保持キャパシタと、接地端子と上記第2トランジスタの他方のソース・ドレインとの間に接続される有機EL素子と、リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが上記電源線に接続され、他方のソース・ドレインが上記接地端子に接続されるpチャネル型の第3トランジスタと、を備える画素回路である。
かかる構成によれば、有機EL素子自身が有するキャパシタに蓄積される電荷を速やかにリセットすることにより、有機EL素子の発光から非発光に遷移するまでに要する時間(応答速度)を短縮することができる。したがって、トランジスタとしてpチャネル型トランジスタのみを用いた場合における駆動能力の低下を補い、表示品質を向上させることが可能となる。
好ましくは、上記リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが上記保持キャパシタの一方端子に接続され、他方のソース・ドレインが上記電源線に接続されるpチャネル型の第4トランジスタを更に備える。
かかる構成では、保持キャパシタに蓄積される電荷をリセットするための第4トランジスタを設ける場合に、この第4トランジスタと上記第3トランジスタとでリセット線を共用しているので、構成の簡素化を図ることが可能となる。
第3の本発明は、上述したいずれかの画素回路を用いて画素部が構成された有機EL装置である。ここで、「有機EL装置」とは、マトリクス状に配列される複数の画素部を備え、二次元画像の表示を行う表示用装置のみならず、それ以外の用途(例えば照明用途など)の有機EL装置をも含み得る。
かかる構成によれば、有機EL素子の応答特性に優れた有機EL装置が得られる。
第4の本発明は、上述した有機EL装置を表示部として備える電子機器である。ここで、「電子機器」は、有機EL装置を表示部としてを備えるあらゆる機器を含むもので、ディスプレイ装置、テレビジョン装置、電子ペーパ、時計、電卓、携帯電話、携帯情報端末等を含む。
かかる構成によれば、表示品質に優れた電子機器が得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、有機EL素子の基本構造を説明する概略断面図である。図1に示すように、有機EL素子10は、対向配置される2つの電極11、12の間に有機EL層13が挟まれた構造を有する。この有機EL層13は一般的には積層構造を有する。代表的なものとしては「正孔輸送層/発光層/電子輸送層」という積層構造が挙げられる。更に、正孔輸送層と電極との間に正孔注入層が設けられたり、電子輸送層の電極との間に電子注入層が設けられたりする場合もある。このように有機EL素子10はほぼ絶縁体ととみなせる物質からなる有機EL層13が各電極11、12の間に挟まれた構造であるため、大容量のキャパシタ成分が生じる。
図2は、有機EL素子の等価回路を説明する回路図である。図2に示すように、等価回路としての有機EL素子10は、発光を担う発光ダイオード14と、この発光ダイオード14に直列接続された抵抗15と、発光ダイオード14及び抵抗15に対して並列に接続されたキャパシタ16と、を含んで構成されている。このキャパシタ16は上述したように比較的に大きな静電容量を有するものであり、有機EL素子10の応答速度に大きく影響を与える。したがって、この有機EL素子10自身が有するキャパシタ16に蓄積される電荷を速やかにリセットすれば、有機EL素子10の発光から非発光に遷移するまでに要する時間を短縮し、応答速度を改善することができる。かかる知見に基づいて構成された画素回路について以下に説明する。
図3は、画素回路の構成例を説明する回路図である。図3に示す画素回路1は、第1トランジスタ20、第2トランジスタ21、第3トランジスタ22、第4トランジスタ23、保持キャパシタ24、を含んで構成されている。各トランジスタ20〜23はすべてnチャネル型のトランジスタである。
第1トランジスタ20は、外部から与えられる選択信号(走査信号)YSELを伝達する選択線30にゲートが接続されている。また、第1トランジスタ20は、外部から与えられるデータ信号VDATを伝達するデータ線33に一方のソース・ドレインが接続されている。選択信号YSELが所定電位となると第1トランジスタ20がオン状態となり、データ線33を介して伝達されるデータ信号VDATに応じた電荷が保持キャパシタ24に蓄えられる。
第2トランジスタ21は、第1トランジスタ20の他方のソース・ドレインにゲートが接続され、カソード線32に一方のソース・ドレインが接続されている。ここで、本実施形態におけるカソード線32は、例えば図示しない接地端子(GND)に接続されている。保持キャパシタ24に蓄えられた電荷量に応じた電圧が第2トランジスタ21のゲートに印加されると、当該ゲート電圧に応じた駆動電圧VOELが有機EL素子10に供給される。
保持キャパシタ24は、第1トランジスタ20の一方のソース・ドレインとカソード線32との間に接続されている。この保持キャパシタ24は、第1トランジスタ20がオン状態となった際に、データ線33により伝達されるデータ信号VDATに応じた電位を保持するためのものである。
有機EL素子10は、電源線34と第2トランジスタ21の他方のソース・ドレインとの間に接続されている。本実施形態では、nチャネル型である第2トランジスタ21の特性を考慮し、電源供給側である電源線34から順に有機EL素子10、第2トランジスタ21という電流経路が構成されている。
第3トランジスタ22は、リセット線31にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが電源線34に接続され、他方のソース・ドレインが第2トランジスタ21の一方のソース・ドレインに接続されている。リセット線31により伝達されるリセット信号YERSが所定電位となると、第3トランジスタ22がオン状態となり、有機EL素子10に含まれるキャパシタ16(図2参照)に蓄積された電荷がディスチャージされる。
第4トランジスタ23は、リセット線31にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが保持キャパシタ24の一方端子に接続され、他方のソース・ドレインがカソード線32に接続されている。リセット線31により伝達されるリセット信号YERSが所定電位となると、第4トランジスタ23がオン状態となり、保持キャパシタ24に蓄積された電荷がディスチャージされる。本実施形態では、この保持キャパシタ24をディスチャージするための第4トランジスタ23と、上述した有機EL素子10のキャパシタ16をディスチャージするための第3トランジスタ22とが1つのリセット線31を共用している。これにより、第3トランジスタ22と第4トランジスタ23が同期駆動される。
図4は、画素回路の他の構成例を説明する回路図である。図4に例示する画素回路1aは、上述した画素回路1(図3参照)とほぼ同様の構成を有しており、第4トランジスタ23を制御するためのリセット線35が別途設けられている点が異なっている。これにより、第3トランジスタ22と第4トランジスタ23とが非同期駆動される。なお、図3に示した画素回路1と共通する構成要素については同符号が付されており、これらについては説明を省略する。
図5は、画素回路の他の構成例を説明する回路図である。図5に示す画素回路1bは、第1トランジスタ40、第2トランジスタ41、第3トランジスタ42、第4トランジスタ43、保持キャパシタ44、を含んで構成されている。各トランジスタ40〜43はすべてpチャネル型のトランジスタである。
第1トランジスタ40は、選択線30にゲートが接続され、一方のソース・ドレインがデータ線33に接続されている。選択信号YSELが所定電位となると第1トランジスタ40がオン状態となり、データ線33を介して伝達されるデータ信号VDATに応じた電荷が保持キャパシタ44に蓄えられる。
第2トランジスタ41は、第1トランジスタ40の他方のソース・ドレインにゲートが接続され、電源線34に一方のソース・ドレインが接続されている。保持キャパシタ24に蓄えられた電荷量に応じた電圧が第2トランジスタ41のゲートに印加されると、当該ゲート電圧に応じた駆動電圧VOELが有機EL素子10に供給される。
保持キャパシタ44は、第1トランジスタ40の他方のソース・ドレインと電源線34との間に接続されている。この保持キャパシタ44は、第1トランジスタ40がオン状態となった際に、データ線33により伝達されるデータ信号VDATに応じた電位を保持するためのものである。
有機EL素子10は、接地端子(GND)と第2トランジスタの他方のソース・ドレインとの間に接続されている。本実施形態では、pチャネル型である第2トランジスタ41の特性を考慮し、電源供給側である電源線34から順に第2トランジスタ41、有機EL素子10、という電流経路が構成されている。
第3トランジスタ42は、リセット線31にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが電源線34に接続され、他方のソース・ドレインが接地端子に接続されている。リセット線31により伝達されるリセット信号YERSが所定電位となると、第3トランジスタ42がオン状態となり、有機EL素子10に含まれるキャパシタ16(図2参照)に蓄積された電荷がディスチャージされる。
第4トランジスタ43は、リセット線31にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが保持キャパシタ44の一方端子に接続され、他方のソース・ドレインが電源線34に接続されている。リセット線31により伝達されるリセット信号YERSが所定電位となると、第4トランジスタ43がオン状態となり、保持キャパシタ44に蓄積された電荷がディスチャージされる。本実施形態では、この保持キャパシタ44をディスチャージするための第4トランジスタ43と、上述した有機EL素子10のキャパシタ16をディスチャージするための第3トランジスタ42とが1つのリセット線31を共用している。これにより、第3トランジスタ42と第4トランジスタ43とが同期駆動される。なお、第4トランジスタ43を制御するためのリセット線が別途設けられていてもよい(図4参照)。この場合には、第3トランジスタ42と第4トランジスタ43とが非同期駆動される。
以上のように本実施形態の各画素回路によれば、有機EL素子自身が有するキャパシタに蓄積される電荷を速やかにリセットすることにより、有機EL素子の発光から非発光に遷移するまでに要する時間(応答速度)を短縮することができる。したがって、トランジスタとしてnチャネル型又はpチャネル型のいずれかのみを用いた場合における駆動能力の低下を補い、表示品質を向上させることが可能となる。
次に、上述した画素回路を用いて画素部が構成された有機EL装置の構成例と、当該有機EL装置を表示部として備える電子機器の具体例について説明する。
図6は、有機EL装置の構成例を説明するブロック図である。図6に示す有機EL装置100は、上述した画素回路を用いて構成される画素部102をマトリクス状に配列してなる表示エリア101と、その周囲に配置される各ドライバ回路103〜106と、を含んで構成されている。画素部102は、上述した画素回路1、1a又は1bのいずれかを用いて構成されている。ドライバ回路103は各選択線30に選択信号YSELを供給する。ドライバ回路104は各リセット線31にリセット信号YERSを供給する。ドライバ回路105は各データ線33にデータ信号VDATを供給する。ドライバ回路106は各電源線34に駆動電圧VOELを供給する。
図7は、有機EL装置を表示部として備える電子機器の具体例を示す斜視図である。図7(A)は、電子機器の一例である携帯電話機を示す斜視図である。この携帯電話機1000は、本実施形態にかかる有機EL装置100を用いて構成された表示部1001を備えている。図7(B)は、電子機器の一例である腕時計を示す斜視図である。この腕時計1100は、本実施形態にかかる有機EL装置100を用いて構成された表示部1101を備えている。図7(C)は、電子機器の一例である携帯型情報処理装置1200を示す斜視図である。この携帯型情報処理装置1200は、キーボード等の入力部1201、演算手段や記憶手段などが格納された本体部1202、及び本実施形態にかかる有機EL装置100を用いて構成された表示部1203を備えている。
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
1…画素回路、10…有機EL素子、11、12…電極、13…有機EL層、14…発光ダイオード、15…抵抗、16…キャパシタ、20…第1トランジスタ、21…第2トランジスタ、22…第3トランジスタ、23…第4トランジスタ、24…保持キャパシタ、30…選択線、31…リセット線、32…カソード線、33…データ線、34…電源線、100…有機EL装置
Claims (6)
- 選択線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインがデータ線に接続されるnチャネル型の第1トランジスタと、
前記第1トランジスタの他方のソース・ドレインにゲートが接続され、カソード線に一方のソース・ドレインが接続されるnチャネル型の第2トランジスタと、
前記第1トランジスタの前記他方のソース・ドレインと前記カソード線との間に接続される保持キャパシタと、
電源線と前記第2トランジスタの他方のソース・ドレインとの間に接続される有機EL素子と、
リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが前記電源線に接続され、他方のソース・ドレインが前記第2トランジスタの前記一方のソース・ドレインに接続されるnチャネル型の第3トランジスタと、
を備える画素回路。 - 前記リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが前記保持キャパシタの一方端子に接続され、他方のソース・ドレインが前記カソード線に接続されるnチャネル型の第4トランジスタを更に備える、請求項1に記載の画素回路。
- 選択線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインがデータ線に接続されるpチャネル型の第1トランジスタと、
前記第1トランジスタの他方のソース・ドレインにゲートが接続され、電源線に一方のソース・ドレインが接続されるpチャネル型の第2トランジスタと、
前記第1トランジスタの前記他方のソース・ドレインと前記電源線との間に接続される保持キャパシタと、
接地端子と前記第2トランジスタの他方のソース・ドレインとの間に接続される有機EL素子と、
リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが前記電源線に接続され、他方のソース・ドレインが前記接地端子に接続されるpチャネル型の第3トランジスタと、
を備える画素回路。 - 前記リセット線にゲートが接続され、一方のソース・ドレインが前記保持キャパシタの一方端子に接続され、他方のソース・ドレインが前記電源線に接続されるpチャネル型の第4トランジスタを更に備える、請求項3に記載の画素回路。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の画素回路を用いて画素部が構成された有機EL装置。
- 請求項5に記載の有機EL装置を表示部として備える電子機器。
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