JP2007101461A - Scc発生評価方法及び金属材料の防食方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、原子力プラント,火力プラント,化学プラント等を構成する金属材料のSCCを防止することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、原子力プラント,火力プラント,化学プラント等を構成する金属材料のSCCを防止することを目的とし、既存プラント材料及び新規プラント材料のSCC対策として水素注入やヒドラジンなどの添加により金属液体界面での電位をSCC発生限界電位以下に低減するものである。更に、構造材料や配管材料にSCC発生限界電位の高い新材料の開発あるいは既存材料の選定により、SCCの発生を防止するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力プラント,火力プラント,化学プラント等を構成する金属材料のSCC発生のポテンシャルを評価するためのSCC発生評価方法及び金属材料の防食方法に関する。
実機のSUS316L製シュラウドにSCCによる割れが発見され、耐SCC性に優れた材料の選定及び耐SCC性に優れた材料の開発が緊急課題となっている。
これまで、非鋭敏化材のSCC評価には長時間UCL試験,CBB試験などがあるが、SCC試験に長時間を要することやデータのばらつきが大きく、金属材料のSCC感受性を簡易的に評価することができなかった。また、室温付近で局温水粒界型SCCを簡易的に評価する方法((特許文献1)特開平2002−333397号公報)は提案されているが、鋭敏化しない非鋭敏化材の高温水SCCを再現できなかった。
非鋭敏化材のSCC感受性を簡易的に評価するには、金属と液体が接する電位及び水質を実験室的に再現したラボ試験法の確立が不可欠である。
一方、本発明者は金属材料表面を被っている不働態皮膜の破壊と再不働態化の繰り返しにより酸化皮膜の剥離が起こり、幾何学的な隙間が形成される。一方、幾何学的隙間が形成されると、新生面の生成に伴ってアニオン濃縮やpH低下が生ずることを明らかにした。
本発明は、アニオン濃縮などの水質変化とO2,H22 等の高酸化剤の重畳により、非鋭敏化材のSCCが発生することを明らかにしたものである。すなわち、本発明は金属液体界面での電位及びアニオン濃縮を模擬した条件下でSCC試験を実施した結果、アニオンがある濃度以上存在すれば非鋭敏化材のSCC発生条件が達成され、SCCが発生するか否かは電位によって決定されることがわかった。
本発明は、金属材料が環境中に曝されたときにSCCが発生しなくなるSCC発生限界電位を求める方法を開発し、更にSCCによる金属材料の腐食損傷を防止する方法を提供するものである。
本発明を詳述すると以下のようになる。
本発明は、実機材料を用いてIGSCCに及ぼすアニオン濃度と電位の影響を定電位
SCC法により検討した結果、アニオン濃縮などの水質変化とO2,H22 等の高酸化剤の重畳により、非鋭敏化材のSCCが発生することを明らかにしたものであり、この結果を踏まえて本発明は実機材料の耐SCC性の評価を考案したものであり、更に実機に採用される購入材料の受け入れ,新工法,改良材採用,新材料の迅速な判断を施すようにしたものである。
これまで、非鋭敏化材のSCCを実験室的に再現すべく、実機の配管や構造物に加わる応カ/歪条件,溶接熱等による材料の変質等を実験室的に模擬した条件下で非鋭敏化材のSCC試験を実施したにもかかわらず、実験室的に再現することが困難であったのは、アニオン濃縮を考慮しない環境条件下で実施していたことに他ならなかった。すなわち、実機では長時間経てSCCが発生するのはアニオン濃縮に長時間を要するためであることがわかった。
まず、非鋭敏化材のSCCとアニオンの代表である硫酸イオン濃縮度の関係について検討した結果について述べる。
SCCに及ぼす硫酸イオン濃度の影響を種々検討した結果、硫酸イオンがある濃度以上存在すれば非鋭敏化材のSCC発生条件が達成され、SCCが発生するか否かは電位によって決定されることがわかった。SCC発生条件が達成されるための硫酸イオン濃度は、材料によって著しくことなるが、同一鋼種であればほぼ一定値となり、原子力用SUS
316L鋼ではSCC発生条件が達成される硫酸イオン濃度は、90〜900ppm の範囲にある。このように、SCCが発生しなくなるSCC発生限界電位の存在が見出され、
SCC発生限界電位は材料固有の特性値で決定されることがわかった。すなわち、SCC発生限界電位以下で材料を使用すれば、SCCの発生を未然に防止することができることを示している。
次に、非鋭敏化材のSCCとアニオン種の関係について検討した結果について述べる。
SCCに及ぼす各種イオンの影響を調べるため、腐食性アニオンの代表的なSO4 イオン,Clイオン,NO3イオン,CrO4イオンについて検討した結果、SO4 イオンが最もSCCの発生を著しく加速することがわかった。SCCの加速性の序列は、SO4 イオン>Clイオンの順に減速されることがわかった。このように、SCCの加速性はアニオン種により著しく異なるので、金属材料の耐SCC性を評価する場合のイオン種の選定には、実機水質を模擬したイオン種の選定が不可欠である。
本発明は、以上述べたことを考慮して金属材料の耐SCC性を示す物性値を求め、SCC対策を図るようにしたものである。
特開平2002−333397号公報
従来、非鋭敏化材の評価にはアニオン濃縮を想定された条件では実施されなかった。そのため、本来割れが発生する電位域にもかかわらず、割れが再現できなかった。
本発明は、このような従来法の難点を解決するため、アニオン濃縮,pH低下などの水質変化を考慮した環境条件下で金属液体界面での電位を制御した定電位SCC試験を実施するものであり、これにより非鋭敏化材のSCCが再現され、非鋭敏化材のSCC発生限界電位の評価が可能になったものである。特に、原子炉圧力容器内のシュラウド、一次系配管等にSCC発生限界電位の高い既存材料及び新材料を選定すること可能にしたものである。
本発明は、原子力プラント,火力プラント,化学プラント等を構成する金属材料のSCCを防止することを目的とし、既存プラント材料及び新規プラント材料のSCC対策として水素注入やヒドラジンなどの添加により金属液体界面での電位をSCC発生限界電位以下に低減するものである。
更に、構造材料や配管材料にSCC発生限界電位の高い新材料の開発あるいは既存材料の選定により、SCCの発生を防止する。
また、上記課題を実現するために、本発明では非鋭敏化材のSCCの発生を評価する非鋭敏化材のSCC発生評価方法において、アニオンを所定の濃度以上存在させることにより非鋭敏化材のSCC発生条件を変化させ、且つ界面の電位を制御することにより材料固有の物性値であるSCC発生限界電位を求めることを特徴とするものである。
また、本発明では、耐SCC性に優れた新材料を開発する際に、SCC発生限界電位の高い材料を選定することを特徴とするものである。
また、上記課題を実現するために、プラントの金属材料の防食方法において、配管材料及び構造材料の腐食電位がSCC発生限界電位以下になるように水素注入,ヒドラジン注入等の対策を施し、目的とする金属材料の腐食電位を低減させ、SCCによる損傷を抑制することを特徴とするものである。
本発明によれば、金属材料固有の物性値であるSCC発生限界電位を明らかにして、金属液体界面での電位をSCC発生限界電位以下に設定することが可能になる。即ち、水素注入やヒドラジンなどの添加により金属液体界面での電位をSCC発生限界電位以下に低減するか、あるいは構造材料や配管材料にSCC発生限界電位の高い材料を使用すれば、SCCの発生を抑制することを実現出来るようにするものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
本実施例は、まず高温水中において金属液体界面で起こるアニオン濃縮の現象とO2,H22等の高酸化剤の存在により非鋭敏化材にIGSCCが発生することを実証するため、アニオン濃縮を想定した条件下で金属液体界面の電位を規制した定電位SCC法により検討した。
図1は、288℃中性硫酸イオン含有水中における非鋭敏化SUS316L鋼のIGSCCに及ぼすアニオン濃縮及び電位の影響について検討した結果を示す。供試材は、予め素材に620℃で24hの熱処理を施したものを用いた。SO4イオン濃度90ppm〜900
ppm以上の領域で、電位0〜100mVSHE以上の領域でIGSCCの発生がみられたが、SO4イオン濃度90ppm〜900ppm以下の領域で、電位0〜100mVSHE以下の領域ではSCCの発生は認められなかった。このように、SCCが発生しなくなる電位の敷居値、つまりSCC発生限界電位の存在が見出された。そこで、本発明では新材料の開発及び既存材料の選定には、SCC発生限界電位の高い新材料及び既存材料の開発選定が不可欠であり、既設プラント及び新規プラントの防食設計に適用するものである。
本実施例は、非鋭敏化材のSCCとアニオン種の関係について検討した結果を述べる。
図2は、288℃中性硫酸イオン含有水中における非鋭敏化SUS316L鋼のIGSCCに及ぼすアニオン種の影響について検討した結果を示す。アニオン種には、SO4 イオン,Clイオン,NO3イオン,CrO4イオンを用いた。その結果、腐食性アニオンの代表的なSO4 イオンが最もSCCの発生を著しく加速することがわかった。SCCの加速性の序列は、SO4 イオン>Clイオンの順に減速されることがわかった。このように、
SCCの加速性はアニオン種により著しく異なるので、金属材料の耐SCC性を評価する場合のイオン種の選定には、実機水質を模擬したイオン種の選定が不可欠である。
本実施例は、BWR原子力プラントの炉内構造物及び一次系配管のSCC対策を施すため、腐食電位の実測結果並びに炉内構造物及び一次系配管に用いられているSUS316L 鋼のSCC発生限界電位の評価結果をもとにSCC対策を講じた結果の一例を示す。
その結果を図3に示す。炉心部及び再循環系配管部でのオーステナイト系ステンレス鋼であるSUS304鋼の腐食電位を測定した結果、腐食電位は水素注入前では100〜
300mVSHE の範囲にあることがわかった。これに対し、SUS316L鋼のSCC発生限界電位を評価した結果、SCC発生限界電位は、0〜100mVSHE 付近にあることがわかった。このように、本発明によれば水素注入などのSCC対策を講じなければ実機で割れが発生することを示している。したがって、炉内構造物及び一次系配管のSCC対策として環境改善,材料改善などの対策を講じ、SCC発生限界電位以下になるように設定することが不可欠である。
以上の実施例で示したように、金属材料固有の物性値であるSCC発生限界電位を明らかにすることにより、金属液体界面での電位をSCC発生限界電位以下に設定することが可能になる。即ち、水素注入やヒドラジンなどの添加により金属液体界面での電位をSCC発生限界電位以下に低減するか、あるいは構造材料や配管材料にSCC発生限界電位の高い材料を使用すれば、SCCの発生を抑制することを実現出来る。
本発明によれば、実験の長時間を経て起こる事象(アニオン濃縮の水質変化)を実験室的に再現した条件下で金属材料のSCC発生限界電位を求めることが実現出来るので、発電プラント,化学プラント,各種機器に使用されている金属材料のSCC損傷を防止することが可能になる。
本発明の創設に至った非鋭敏化ステンレス鋼の1GSCC感受性と電位と腐食性アニオンを代表する硫酸イオン濃度の関係を明らかにした図である。 非鋭敏化ステンレス鋼の1GSCC感受性と腐食性アニオンを代表する硫酸イオンを初めとする各種イオンとの関係を明らかにした図である。 本発明の骨子となる炉内各部位及び配管の腐食電位と水素注入による応カ腐食割れ抑制効果を示した図である。
符号の説明
1…炉心部、2…ステンレス鋼製シュラウド、3…再循環系ステンレス鋼配管、4…ポンプ、5…圧力容器。

Claims (3)

  1. 非鋭敏化材のSCCの発生を評価する非鋭敏化材のSCC発生評価方法において、
    アニオンを所定の濃度以上存在させることにより非鋭敏化材のSCC発生条件を変化させ、且つ界面の電位を制御することにより材料固有の物性値であるSCC発生限界電位を求めることを特徴とする非鋭敏化材のSCC発生評価方法。
  2. 講求項1のSCC発生評価方法において、
    耐SCC性に優れた新材料を開発する際に、SCC発生限界電位の高い材料を選定することを特徴とする金属材料のSCC発生評価方法。
  3. プラントの金属材料の防食方法において、
    配管材料及び構造材料の腐食電位がSCC発生限界電位以下になるように水素注入,ヒドラジン注入等の対策を施し、目的とする金属材料の腐食電位を低減させ、SCCによる損傷を抑制することを特徴とする金属材料の防食方法。
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