JP2008058229A - 金属材料のscc判定方法及びscc損傷抑制方法 - Google Patents

金属材料のscc判定方法及びscc損傷抑制方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属材料のSCC感受性を簡易的に評価することができ、しかも、鋭敏化材及び非鋭敏化材のSCC感受性を評価できるようにしたSCC判定方法並びにSCC損傷抑制方法を提供する。
【解決手段】金属材料がSCCを発生するか否かの指標となる材料固有の物性値を求めるようにしたSCC判定方法であり、アニオン不純物を含まない純水中で、界面の電位を一定に制御してSCCを発生させる試験を行い、SCCを発現する下限界の電位を求めるようにしたものである。上記の試験方法としては、SSRT試験、UCL試験、CBB試験などが適用でき、この試験でSCCの発生の有無を調べ、界面の電位を変えて試験を繰り返し行ってSCCを発現する下限界の電位を求めるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力プラント、火力プラント、化学プラント等を構成する金属材料のSCCポテンシャルを評価するためのSCC判定方法及びSCC損傷を抑制するためのSCC損傷抑制方法に関する。
金属材料のSCC(応力腐食割れ)を評価する試験方法には、隙間付きUCL試験(定荷重引張り試験)、CBB(Creviced Bent Beam)試験などがあるが、SCC試験に長時間を要する上に、データのばらつきが大きく、金属材料のSCC感受性を簡易的に評価することができなかった。また、室温付近で高温水粒界型SCCを簡易的に評価する方法(例えば、特許文献1参照)は提案されているが、鋭敏化しない非鋭敏化材の高温水SCCを再現できなかった。
特開2002−333397号公報(要約)
本発明の目的は、金属材料のSCC感受性を簡易的に評価することができ、しかも、鋭敏化材及び非鋭敏化材のSCC感受性を評価できるようにしたSCC判定方法並びにSCC損傷抑制方法を提供することにある。
本発明は、SOイオン,Clイオン,NOイオン,BOイオン,POイオンを一つ以上含むアニオン含有水中及びアニオン不純物を含まない純水中において、界面の電位を一定に制御してSCCを発生させる試験を行い、材料固有の物性値としてSCCを発現する下限界の電位を求めるようにした金属材料のSCC判定方法にある。
本発明は、アニオン不純物を含まない純水中で界面の電位を一定に制御してSSRT(Slow Strain Rate Tensile)試験,WOL(Wedge Opening Loading)試験,CT(Compact Tension)試験,Uベンド(U-Bend)試験,UCL試験及びCBB試験から選ばれたいずれかのSCC試験を行ってSCCの発生の有無を調べ、このSCC試験を界面の電位を変えて繰り返し行ってSCCを発現する下限界の電位を求めるようにした金属材料のSCC判定方法にある。
本発明は、高温水電気化学測定法により金属材料のアノード分極曲線を求め、過不働態ピーク及び第二次不働態領域(過不働態領域)を判定することによりSCCを発現する下限界の電位を求めるようにした金属材料のSCC判定方法にある。
本発明は、既設プラントのSCC損傷抑制策として、配管材料及び構造材料の腐食電位がSCCを発現する下限界の電位以下になるように水素注入、ヒドラジン注入等の対策を施して金属材料の腐食電位を低減させ、SCCによる損傷を抑制するようにした金属材料のSCC損傷抑制方法にある。
本発明は、金属材料がSCCを発現する下限界の電位を選定基準として、このSCC発現電位が高い材料を選定するようにした金属材料のSCC損傷抑制方法にある。
本発明により、金属材料がSCCを発生するか否かの指標となる材料固有の物性値を簡易な方法で求めることができた。本発明により求めたSCCを発現する下限界の電位を基準にして、この下限界の電位が高い材料を選定することによりSCC損傷を抑制することができる。また、既存材料の腐食電位がSCC発現電位以下になるように水素注入或いはヒドラジン注入を施すことにより、SCCによる腐食損傷を抑制することができる。
金属材料のSCC感受性、特に非鋭敏化材のSCC感受性を簡易的に評価するには、金属と液体が接する電位及び水質を実験室的に再現したラボ試験法の確立が不可欠であることがわかった。
本発明は、アニオン不純物を含まない純水中でも非鋭敏化材にSCCが発生することを明らかにし、更に純水中でのSCC挙動とアニオン含有水中でのSCC挙動は等価であることを究明したことに基づいている。すなわち、金属液体界面での電位及びアニオン濃縮を模擬した条件下でSCC試験を実施した結果、アニオン不純物を含まない純水中でも非鋭敏化材のSCC発生条件が達成され、SCCが発生するか否かは電位によって決定されることを明らかにした。
本発明は、金属材料が環境中に曝されたときにSCCが発生する下限界の電位を求める方法を開発し、更にSCCによる金属材料の腐食損傷を防止する方法を提案するものである。以下、SCCが発生する下限界の電位、言い換えれば、SCCが発生する限界の電位を、SCC発現電位と称する。
本発明を詳述すると、以下のようになる。
耐SCC性に優れたFe基材料を用いてIGSCC(粒界型応力腐食割れ)に及ぼすアニオン濃度及び電位の影響、或いは純水中でのIGSCCの電位依存性を定電位SCC法により検討した。この結果、純水中で得られたSCC試験結果とアニオン含有水中で得られたSCC試験結果は一致することが明らかにされた。この結果を踏まえて、実機材料の耐SCC性の評価を考案し、更に実機に採用される購入材料の受け入れ、新工法、改良材採用、新材料の迅速な判断を行えるようにしたものである。
これまで、金属材料のSCCを実験室的に再現すべく、実機の配管や構造物に加わる応力/歪の条件、溶接熱等による材料の変質等を実験室的に模擬した条件下でSCC試験を実施したにもかかわらず、実験室的に再現することは困難であった。これは、SCCが発生する下限界の電位、すなわちSCC発現電位より卑側の環境条件下で実施していたことに他ならなかった。
本発明では、まず、炉水不純物の代表として知られる硫酸イオンを用いて、金属材料のSCCに及ぼす硫酸イオン濃度の影響について検討した。次に、この結果を、硫酸イオンを含まない純水中で得られたSCC試験結果と比較し、SCC発生に対する硫酸イオンの影響度について検討した。
SCCに及ぼす硫酸イオン濃度の影響を種々検討した結果、硫酸イオン濃度によらずSCC発生条件が達成され、SCCが発生するか否かは電位によって決定されることがわかった。SCCが発生するための電位は、材料によって著しく異なるが、添加する硫酸イオンの濃度には依存しないことがわかった。このように、SCCが発生する下限界の電位、すなわちSCC発現電位の存在が見出され、SCC発現電位は材料固有の特性値で決定されることがわかった。すなわち、SCC発現電位以下で材料を使用すれば、SCCの発生を未然に防止することができることが明らかにされた。
本発明は、以上の経緯を考慮して金属材料の耐SCC性を示す物性値を求め、SCC対策を図るようにしたものである。原子力プラント、火力プラント、化学プラント等を構成する金属材料に、SCC発現電位の高い材料を選定することで、SCCの発生を抑制することができる。例えば、原子炉圧力容器内のシュラウド、一次系配管等にSCC発現電位の高い既存材料或いは新材料を選定することで、原子力プラントの安全性を向上させることができる。また、既存プラント材料のSCC対策として、水素注入やヒドラジンなどの注入を施し、金属液体界面での電位をSCC発現電位以下に低減することにより、SCCによる損傷を抑制できる。
本発明により、耐SCC性に優れた新材料を開発する際に、SCC発現電位の高い材料を開発するようにした耐SCC材料開発の手法が確立された。また、耐SCC性に優れた既存材料及び新材料を選定する際に、SCC発現電位の高い材料を選定するようにした耐SCC材料選定の手法が確立された。また、耐SCC性に優れた既存材料及び新材料を選定する際に、IGSCC破面率の小さい材料を選定するようにした耐SCC材料選定方法が確立された。
以上のように、本発明により、構造材料や配管材料にSCC発現電位の高い材料を使用してSCCの発生を抑制するか、或いは、水素注入やヒドラジンなどの添加により金属液体界面での電位をSCC発現電位以下に低減することで、SCCの発生を抑制する技術が確立された。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。特に、SCC発現電位を指標とした新材料の開発や既存材料の選定及びSCC対策を目的とする水質管理について説明する。なお、以下の実施例ではFe基材料について説明するが、Ni基材料にも適用できる。
本実施例では、金属液体界面で起こるアニオン濃縮の現象とO,H等の高酸化剤の存在による電位上昇の重畳により、金属材料にIGSCCが発生するのか否かを明らかにするために、アニオン濃縮を想定した条件下で金属液体界面の電位を規制した定電位SCC法により検討した。SCC試験法にはSSRT試験法を用いた。すなわち、金属材料のIGSCC感受性に及ぼすアニオン濃度及び電位の影響を定電位SCC試験法により検討し、更に、この結果を純水中で得られたSCC試験結果と比較検討し、SCCに及ぼすSOイオン濃度及び電位の影響を明らかにした。
図1は、288℃の中性硫酸イオン含有水中におけるSUS316L鋼(C:0.010重量%)のIGSCCに及ぼす硫酸イオン濃度及び電位の影響について検討した結果である。図1には、硫酸イオンを含まない純水中で得られたSCC試験結果も記載してある。供試材には、予め素材に620℃で24hの熱処理を施したものを用いた。SOイオンの有無に関わらず、電位100mVSHE以上の領域でIGSCCの発生が見られたが、電位0mVSHE以下の領域ではSCCの発生は認められなかった。
図2は、図1の結果をIGSCC破面率と電位の関係で整理したものである。IGSCC破面率は材料のSCC感受性を表し、IGSCC破面率が小さい程SCC感受性も小さいことを示している。純水中及び硫酸イオン含有水中のいずれの場合も、IGSCCの電位依存性はほぼ同一の結果を示すことから、アニオン濃縮、すなわち硫酸イオン濃縮によるSCCの加速性は極めて小さいものと考えられる。
このように、SCCが発生するか否かは電位によって決定され、SCCが発生しなくなる電位のしきい値、すなわちSCC発生限界の電位、言い換えればSCCが発生する下限界の電位であるSCC発現電位の存在が見出された。以上より、新材料の開発及び既存材料の選定には、IGSCC破面率の小さい材料の選定或いはSCC発現電位の高い新材料及び既存材料の開発選定が不可欠であり、既設プラント及び新規プラントの防食設計に貢献するものである。
本実施例では、SCC発現電位を指標として金属材料の耐SCC性を評価した結果の一例について述べる。図3は、288℃の中性硫酸イオン含有水中におけるFe基材料のIGSCCを検討した結果を示している。Fe基材料には、SUS304鋼(C:0.050%)及びSUS316L鋼(C:0.010%)を用いた。SUS316L鋼には、化学組成の異なる二つのヒートAとヒートBを用いた。その結果、SUS304鋼のSCC発現電位は−230mVSHE付近にあり、SUS316L鋼のSCC発現電位はヒートにより異なり、ヒートA及びヒートBはそれぞれ100mVSHE及び200mVSHEであることがわかった。これより、SUS304鋼に比べてSUS316L鋼の方が、SCC発現電位が著しく貴側にあり、耐SCC性が優れていることが分かった。
このように、金属材料のSCC発現電位を評価することにより、耐SCC性の差別化が可能であるので、材料選定及び新材料開発に適用することが可能である。
原子力プラントの炉内構造物及び一次系配管のSCC対策を施すため、腐食電位の実測結果並びに炉内構造物及び一次系配管に用いられているSUS316L鋼(C:0.010重量%)のSCC発現電位の評価結果をもとに、SCC対策を講じた結果について説明する。図4はBWRプラントの概略図を示している。炉心部1、シュラウド2及び再循環系配管3でのSUS316L鋼の腐食電位を測定した結果、腐食電位は100〜300mVSHEの範囲にあることがわかった。尚、符号の4はポンプ、5は圧力容器であり、図中の矢印は水の流れ方向を示している。これに対し、SCC対策として水素注入を施してSUS316L鋼のSCC発現電位を評価した結果、SCC発現電位は、再循環系配管で−550mVSHE、炉底部で−340mVSHE、炉心上部で−150mVSHEとなり、SCC割れが発生しにくくなった。したがって、炉内構造物及び一次系配管のSCC対策として環境改善、材料改善などの対策を講じ、SCC発現電位以下になるように設定することが望ましい。
SUS316L鋼のIGSCC発現領域を現す電位と腐食性アニオンを代表する硫酸イオン濃度の関係を示した図である。 硫酸イオン含有水中及び純水中におけるSUS316L鋼のIGSCC破面率と電位の関係を示した図である。 各種Fe基材料のSCC発現電位を求め、耐SCC性を序列化した結果の一例を示す図である。 BWRプラントの炉内各部位及び配管の構成を示す図である。
符号の説明
1…炉心部、2…シュラウド、3…再循環系配管、4…ポンプ、5…圧力容器。

Claims (5)

  1. 金属材料がSCCを発生するか否かの指標となる材料固有の物性値を求めるようにしたSCC判定方法であり、アニオン不純物を含まない純水中において界面の電位を一定に制御してSCCを発生させる試験を行い、SCCを発現する下限界の電位を求めることを特徴とする金属材料のSCC判定方法。
  2. 金属材料がSCCを発生するか否かの指標となる材料固有の物性値を求めるようにしたSCC判定方法であり、SOイオン,Clイオン,NOイオン,BOイオン,POイオンを一つ以上含むアニオン含有水中及びアニオン不純物を含まない純水中で界面の電位を一定に制御してSSRT試験,WOL試験,CT試験,Uベンド試験,UCL試験及びCBB試験から選ばれたいずれかのSCC試験を行ってSCCの発生の有無を調べ、このSCC試験を界面の電位を変えて繰り返し行ってSCCを発現する下限界の電位を求めることを特徴とする金属材料のSCC判定方法。
  3. 既設プラントのSCC損傷抑制策として、配管材料及び構造材料の腐食電位がSCCを発現する下限界の電位以下になるように水素注入またはヒドラジン注入を施して金属材料の腐食電位を低減させ、SCCによる損傷を抑制することを特徴とする金属材料のSCC損傷抑制方法。
  4. 金属材料がSCCを発現する下限界の電位を簡易的に求める方法であり、高温水電気化学測定法により金属材料のアノード分極曲線を求め、過不働態ピーク及び第二次不働態領域(過不働態領域)を判定することによりSCCを発現する下限界の電位を求めることを特徴とする金属材料のSCC判定方法。
  5. 金属材料がSCCを発現する下限界の電位を選定基準として、このSCC発現電位が高い材料を選定することを特徴とする金属材料のSCC損傷抑制方法。
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