JP2007101165A - 圧送空気一様流吹出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】風向が安定化し、切れ目のない均一化した気流を得且つ充分なエアー量及び圧力を得ることが出来、構造が簡単で製作も現場での設置も容易な圧送空気一様流吹出装置を提供する。
【解決手段】長手方向の一端3a側が閉じ他端3b側に開口部2を有しているパイプ3と、開口部2から所定長さを隔てた設置箇所3cから一端3a側に至るパイプ3の壁面30に複数連続して設けた、ほぼ同一形状のエアー通路4と、パイプ3内に設置され、各エアー通路4の各パイプ側開口4aを通るエアー量を自在に調整する風量調整板5と、を少なくとも含んでなり、各エアー通路4の各パイプ側開口4aと風量調整板5との距離を調整して、各エアー通路4の各外部開口4bから外に出るエアーを一様流6にすることで、上記課題を達成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送風機などに接続したりあるいは内蔵して、それから供給する圧送空気を一様流に変換する圧送空気一様流吹出装置に関し、詳しくは、一端側が閉じ他端側に開口部を有しているパイプと、そのパイプの長手方向の壁面に複数連続して設けた同一形状のエアー通路と、各エアー通路を通るエアー量を自在に調整する風量調整板と、を含み、各エアー通路の各パイプ側開口と風量調整板との距離を調整して、各エアー通路から外に出るエアーを一様流にする圧送空気一様流吹出装置に関する。
圧送空気を一様流にして吹き出す装置は、エアーカーテン用や空調機器用として多く利用され、その最も簡単なものは、図8に示すように、パイプaにほぼ等間隔に孔bを開けたり、あるいはスリットを入れたものである。しかしながら、このタイプでは、開口部cからパイプa内に送り込まれた空気の流れが残り、矢線Aに示すような風向となって、その上に、空気の流入口に近い位置の孔bあるいはスリットから出る空気量が多く、離れた位置の孔bあるいはスリットから出る空気量が少なくなる。これを改善するために、スリットの場合に整流板などを嵌め込み、風向を変えようとしているが、やはり不十分であり、上記した風向及び不均一な空気量の気流になることは否めない。
このような状況を改善するものとして、以下のようなものが知られている。
特開昭62−196540号公報 特開平9−238813号公報
特許文献1の圧送空気一様流吹出装置は、図9に示すように、パイプaにほぼ等間隔に、空気の流入口に近い位置から離れた位置にかけて、順次長さを短くしたエアー吹出管dを複数設けたものであり、これにより、送り込まれた空気の流れの影響を無くして、エアー吹出管dの軸線方向に風向を変え、且つ、長さ違いによる管摩擦の差により、エアー吹出管dから出るエアー量を均一化している。
特許文献2の圧送空気一様流吹出装置は、図10に示すように、パイプa内に貫流式送風機eを設け、さらにスリットfに上述の整流板などを嵌め込み、貫流式送風機eによりエアー量を均一にすると共に、整流板などにより風向を安定化したものである。
しかしながら、上記特許文献1の圧送空気一様流吹出装置は、パイプaの長さやパイプaを通過するエアー量により、エアー吹出管dの長さが変化しその調整が煩わしく、エアー吹出管dの数量が多くなるから、その取り付けも多くなり作業量が増える。その上、各々のエアー吹出管dは離れて設けられているから、吹き出されるエアーに切れ目gが出来、エアーカーテン用としては良好な気流構成とはならない。
また、特許文献2の圧送空気一様流吹出装置は、均一化したエアー量の気流を得ることが出来、風向も安定化している点では良いが、パイプa内に貫流式送風機eを設けたものであるため、充分なエアー量及び圧力を得ることが難しく、パイプaが長尺になると設置する貫流式送風機eの台数が際限なく増え、重量も増し、さらに、それに伴い電気配線も増えて設置が煩わしくなる虞がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、風向が安定化し、切れ目のない均一化した気流を得ることが出来、しかも充分なエアー量及び圧力を得ることが出来て、その上、構造が簡単で製作も現場での設置も容易な圧送空気一様流吹出装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、請求項1記載の発明は、長手方向の一端側を閉じ他端側に開口部を有しているパイプと、前記開口部から所定長さを隔てた設置箇所から一端側に至る前記パイプの長手方向の壁面に複数連続して設けたほぼ同一形状のエアー通路と、前記パイプ内に設置され前記各エアー通路の各パイプ側開口を通るエアー量を自在に調整する風量調整板と、を少なくとも含んでなり、前記各エアー通路の前記各パイプ側開口と前記風量調整板との距離を調整して、前記各エアー通路の各外部開口から外に出るエアーを一様流にしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記エアー通路が、その径rが1に対して、その長さLが4の比率(r/L=1/4)であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、記エアー通路は前記パイプにこれの長手方向に直交して設けてあることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記エアー通路は、必要に応じてその一部を塞ぎ、残りの前記エアー通路からのエアー量を多くしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記風量調整板の幅は、前記エアー通路の径とほぼ同一であることを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果がある。
すなわち、請求項1記載の発明は、風量調整板により各エアー通路の各パイプ側開口との距離を調整して、各エアー通路の各外部開口から外に出るエアーを一様流となるように調整した後、パイプの開口部からエアーを送り込むと、風量調整板により調整され、各エアー通路を通り各外部開口から外に出るエアーは隙間無く一様流になる。したがって、風向が安定化し、切れ目のない均一化した一様流を得ることが出来て、しかも送風機の形式に左右されないから充分なエアー量及び圧力を得ることが出来、その上、構造が簡単であるから、製作が容易となり、現場での設置も楽となる効果がある。
請求項2記載の発明は、エアー通路がその径に対して充分な長さがあるから、エアー通路内を通過するエアーは整流されて方向性にぶれのない一様流となる。したがって、上記の効果に加えて、方向性にぶれのない良好な一様流を得ることが出来る効果がある。
請求項3記載の発明は、パイプに入ったエアーは、パイプに直交する各エアー通路を通ることで、各外部開口からパイプに直交する一様流となって外に出る。したがって、上記の効果に加えて、パイプに直交した、方向性にぶれのない良好な一様流を得ることが出来る効果がある。
請求項4記載の発明は、各エアー通路の一部を塞げば、残りのエアー通路から出るエアー量を多く出来る。したがって、上記の効果に加えて、パイプに供給するエアー量を変えなくても、一単位のエアー通路からのエアー量を多くできて、結果的に風速の高い方向性にぶれのない良好な一様流を得ることが出来る効果がある。
請求項5記載の発明は、上記の効果に加えて、風量調整板の幅がエアー通路の径とほぼ同一であるから、材料を必要最小限に出来る効果がある。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置の断面図、図2は本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置の斜視図である。図面において、圧送空気一様流吹出装置1は、長手方向の一端3a側を閉じ他端3b側に開口部2を有しているパイプ3と、開口部2から所定長さを隔てた設置箇所3cから一端3a側に至るパイプ3の壁面30に複数連続して設けた、ほぼ同一形状のエアー通路4と、パイプ3内に設置され、各エアー通路4の各パイプ側開口4aを通るエアー量を自在に調整する風量調整板5と、を少なくとも含んでなり、各エアー通路4の各パイプ側開口4aと風量調整板5との距離L1を調整して、各エアー通路4の各外部開口4bから外に出るエアーを一様流6にしたものである。
前記パイプ3は、角パイプであるがこれに限定せず、現状では加工上の難点があるものの、丸パイプでも特に差し障りがない。このパイプ3の一端3a側には板7が張られて閉じ、他端3b側には開口部2が有り、この開口部2は、送風機などの空気供給源に接続され、圧送空気の供給口になっている。なお、この開口部2は2点鎖線に示す位置になっても良い。
前記エアー通路4は、その長さも含めて各々ほぼ同一形状であり、パイプ3の配置箇所3cから一端3a側に至る壁面30に、連続してパイプ3の長手方向に直交して設けられている。このエアー通路4は、その一端がパイプ側開口4aとしてパイプ3内に臨み、他端が外部開口4bとして外部に面している。このエアー通路4の断面積は、パイプ側開口4aから外部開口4bに至るまでほぼ同一であり、このエアー通路4の径rは、パイプ3の径Rよりも小さい。これは、パイプ3を通るエアーを複数のエアー通路4に分配することから、自然の帰結でもある。もし、パイプ3の断面積が複数のエアー通路4の断面積の総和より小さいとき、エアー通路4を通過する風速はパイプ3を通過する風速よりも速くなるが、圧力損失が大きくなる。一方、逆の場合は、エアー通路4を通過する風速はパイプ3を通過する風速よりも遅くなるが、圧力損失は減る。したがって、エアー通路4の径rは、主に、エアー通路4の数量、パイプ3の径R及び前記一様流6の設計風速などにより、決定される。
また、エアー通路4は、その径rが1に対してその長さLが4の比率(r/L=1/4)となっている。このため、エアー通路4は、その径rに対して充分な長さLがあるから、このエアー通路4内を通過するエアーは、整流されて方向性にぶれのない良好な一様流6となる。
また、各エアー通路4は、必要に応じてその一部を塞ぎ、残りの各エアー通路4からのエアー量を多くして、風速を上げるようにしても良い。但し、各エアー通路4の一部を塞ぐ場合、隣り合わせのエアー通路4を塞ぐのはベターではなく、2個ないし5個おき程度の間隔をおいて1個のエアー通路4を塞ぐのがよい。2個ないし5個おき程度にエアー通路4を塞げば、1/(2+1)ないし1/(5+1)、すなわち、33.3…%ないし16.6…%の風量が増すことになり、それに連れて風速も増して、パイプ3に供給するエアー量を変えなくても、結果的に、エアー通路4から風速の速い方向性にぶれのない良好な一様流を得ることが可能となる。
図3ないし図6は、図1ないし2におけるエアー通路4の変形例である。図3に示すエアー通路4Aは、パイプ3の壁面30にエアー通路4Aの壁面40を付けて配設したものである。このエアー通路4Aは、フラットバーを長手方向にL字に交互に折り曲げて形成したL字状交互折曲体10の両側に2枚のフラットバー11、11を取り付けた形状であるが、片側のフラットバー11の代わりに、パイプ3の壁面30を利用したため、エアー通路4Aが壁面30に付くように配設したものものである。その他の構成、作用は図1ないし2のエアー通路4と同様なのでその説明を省略する。
図4に示すエアー通路4Bは、図3のエアー通路4AにおけるL字状交互折曲体10の代わりに、フラットバーを長手方向に台形に交互に折り曲げて形成した台形状交互折曲体10aを組み込んだものである。その他の構成、作用は図1ないし2のエアー通路4と同様なのでその説明を省略する。
図5に示すエアー通路4Cは、図1ないし2におけるエアー通路4に十字状の仕切12を入れて4分割したものである。これにより、エアー通路4Cの径r1は、図1ないし2のエアー通路4の径rの半分になるから、エアー通路4Cの長さも、図1ないし2のエアー通路4の長さLの半分でも良いことになる。したがって、図1ないし2のエアー通路4の長さLに比べて、半分の長さのエアー通路4Cでも、これを通過するエアーは、整流されて方向性にぶれのない良好な一様流6となる。その他の構成、作用は、図1ないし2のエアー通路4と同様なのでその説明を省略する。
図6に示すエアー通路4Dは、図5の十字状の仕切12を入れて4分割したエアー通路4Cの代わりに、ハニカム13にて形成したものである。その他の構成、作用は、図5のエアー通路4Cにおいて引用した図1ないし2のエアー通路4と同様なので、その説明を省略する。
前記風量調整板5は、パイプ3内に設置されて、各エアー通路4の各パイプ側開口4aとの距離L1を自在に調整出来るようになっている。この風量調整板5の幅は、エアー通路4の径rとほぼ同一であるが、これに限定せず、エアー通路4の径rより幅広でも差し支えない。そして、この風量調整板5により、各エアー通路4の各外部開口4bから外に出るエアーを一様流6にするには、通常、各エアー通路4の各パイプ側開口4aに対して、風量調整板5をパイプ3の他端3b側から一端3a側にかけて順次その距離L1を狭めて行けば良い。
次に、上記構成になる圧送空気一様流吹出装置1の利用について説明する。
まず、各エアー通路4の各外部開口4bから外に出る一様流6に関し、どのような一様流6が得たいかを決める。それにより、送風機などの空気供給源の容量及び圧力などが決まり、パイプ3の長さ及び径Rが決まる。さらに、これらにより、エアー通路4の数量、径r及び長さLが決まって、それに伴い、風量調整板5の幅及び長さも決定出来る。これらの設計諸元に沿う圧送空気一様流吹出装置1を作り、この開口部2に送風機などの空気供給源を接続し、パイプ3内に設置されている風量調整板5により、一連の各エアー通路4の各パイプ側開口4aに対して、それらの距離L1を調節する。
すなわち、各エアー通路4の各パイプ側開口4aに対して、風量調整板5を移動調整すことにより、各パイプ側開口4aと風量調整板5との距離L1を、パイプ3の他端3b側から一端3a側にかけて次第に狭めて行き、実際に開口部2から空気を供給して、一様流6が生じているかを確かめれば良い。この調整によって、圧送空気一様流吹出装置1から一様流6を得ることが出来る。なお、上記風量調整板5の調整は、同一の設計諸元の圧送空気一様流吹出装置1であれば、一度行えばよく、以後の調整を行う必要はない。
このようにして調整の終わった圧送空気一様流吹出装置1に対して、送風機などの空気供給源からエアーを供給すると、エアーは開口部2からパイプ3内に入り、その他端3b側から一端3a側にかけて、各パイプ側開口4aと風量調整板5との距離L1を次第に狭め調整した風量調整板5により、各パイプ側開口4aから各エアー通路4内に入るエアー量が均一化し、各エアー通路4内に入ったエアーは、その径rが1に対して4倍の充分な長さLのある各エアー通路4内を通過することにより、充分整流されて、方向性がぶれず切れ目のない均一化した良好な一様流6となる。その上、空気供給源たる送風機の形式やサイズに規制されないから、充分なエアー量及び圧力を得ることが出来る。
図7は本発明の圧送空気一様流吹出装置を空気清浄機に組み込み、エアーカーテン付空気清浄装置20としたものである。エアーカーテン付空気清浄装置20は、送風機21を内蔵した空気清浄機22の排出口23に、圧送空気一様流吹出装置1のパイプ3の開口部2を接続したものである。この空気清浄機22は、その機体24に吸引口25及び既述の排出口23を有し、さらに、この機体24内には清浄フィルター26とその下流に既述の送風機21とが内蔵されている。
前記清浄フィルター26は、吸引口25から機体24内に吸い込んだ煙草の煙などの比較的大きな粒子を除去するプレフィルター27と、このプレフィルター27を通過した微細粒子を除去する電気集塵機28と、この電気集塵機28を通過した超微細粒子、臭気成分などを除去する脱臭フィルター29と、の3部構成となっている。また、この電気集塵機28の代わりに、少なくとも微細粒子を除去出来るメカニカルフィルターを用い、更に、超微細粒子、臭気成分の除去機能をも併せ持つ高性能なメカニカルフィルターを併用してもよい。
そして、前記送風機21は、圧送空気一様流吹出装置1からの一様流6、すなわち、エアーカーテン及び部屋の壁面により囲われた空間に漂う煙草の煙などの汚染空気を、周囲のエアーと共に吸引口25から吸引することが出来、その上に機体24内の清浄フィルター26を通過し、さらに、排出口23から圧送空気一様流吹出装置1の開口部2に受け渡され、パイプ3内に入り各エアー通路4を通過して、設定した一様流6となるのに必要とされる、基本的な容量及び圧力を有する条件が加算されること以外、特に限定がない。
そして、このエアーカーテン付空気清浄装置20によれば、空気清浄機22を作動させると、これにより送風機21が回転するから、吸引口25から煙草の煙などの汚染空気をエアーと共に吸引して機体24内に入り、清浄フィルター26により清浄化され、その清浄化エアーは排出口23から圧送空気一様流吹出装置1の開口部2に受け渡され、パイプ3内に入り各エアー通路4を通過して、設定した一様流6、すなわち良質なエアーカーテンとなり、部屋などを区分することが出来る。したがって、このエアーカーテン付空気清浄装置20は、汚染空気を清浄化出来ると共に、良質なエアーカーテンにより部屋などを確実に区分することが出来る。
以上、本発明の実施例1、2を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更・追加、各請求項における他の組み合わせにかかるものも、適宜可能であることが理解されるべきである。
本発明の圧送空気一様流吹出装置は、充分なエアー量及び風速のあるエアーカーテンなどの一様流を得たいような場合や、清浄化処理、温度処理、調湿処理、調香処理などの加工したエアーを拡散したいような場合に、利用可能性が極めて高くなる。
本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置の断面図(実施例1)である。 本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置の斜視図(実施例1)である。 本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置におけるエアー通路の変形例の平面図(実施例1)である。 本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置におけるエアー通路の変形例の平面図(実施例1)である。 本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置におけるエアー通路の変形例の平面図(実施例1)である。 本発明の実施形態を示す圧送空気一様流吹出装置におけるエアー通路の変形例の平面図(実施例1)である。 本発明の圧送空気一様流吹出装置に空気清浄機を組み込んでなるエアーカーテン付空気清浄装置の構成図(実施例2)である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 圧送空気一様流吹出装置
2、c 開口部
3、a パイプ
3a 一端
3b 他端
3c 設置箇所
30、40 壁面
4、4A、4B、4C、4D エアー通路
4a パイプ側開口
4b 外部開口
5 風量調整板
6 一様流
7 板
10 L字状交互折曲体
10a 台形状交互折曲体
11 フラットバー
12 仕切
13 ハニカム
20 エアーカーテン付空気清浄装置
21 送風機
22 空気清浄機
23 排出口
24 機体
25 吸引口
26 清浄フィルター
27 プレフィルター
28 電気集麈機
29 脱臭フィルター
b 孔
d エアー吹出管
e 貫流式送風機
f スリット
g 切れ目
L エアー通路の長さ
r、r1 エアー通路の径
R パイプの径

Claims (5)

  1. 長手方向の一端側を閉じ他端側に開口部を有しているパイプと、前記開口部から所定長さを隔てた設置箇所から一端側に至る前記パイプの壁面に複数連続して設けたほぼ同一形状のエアー通路と、前記パイプ内に設置され前記各エアー通路の各パイプ側開口を通るエアー量を自在に調整する風量調整板と、を少なくとも含んでなり、前記各エアー通路の前記各パイプ側開口と前記風量調整板との距離を調整して、前記各エアー通路の各外部開口から外に出るエアーを一様流にしたことを特徴とする圧送空気一様流吹出装置。
  2. 前記エアー通路は、その径rが1に対して、その長さLが4の比率(r/L=1/4)である請求項1記載の圧送空気一様流吹出装置。
  3. 前記エアー通路は前記パイプにこれの軸線に直交して設けてある請求項1または2記載の圧送空気一様流吹出装置。
  4. 前記エアー通路は、必要に応じてその一部を塞ぎ、残りの前記エアー通路からのエアー量を多くした請求項1、2または3記載の圧送空気一様流吹出装置。
  5. 前記風量調整板の幅は、前記エアー通路の径とほぼ同一である請求項1、2、3または4記載の圧送空気一様流吹出装置。
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