JP2007100346A - アタッチメント連結用リンクの支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】バケットを取外した状態で油圧ショベルの保管や輸送等を行う場合に、自由状態となったバケット連結用リンクがアームやシリンダに当接して損傷を与えてしまうことを防止する。
【解決手段】バケット非装着時のバケット連結用リンク15の先端部を、一端側がアーム側軸貫通孔部に支持され、他端側がリンク側軸貫通孔部に支持される左右の支持リンク18L、18Rと、これら支持リンク18L、18R同士を連結する連結部材19とからなる支持リンク部材17を用いて、アーム6の先端部に支持せしめた。
【選択図】図5

Description

本発明は、バケット等のアタッチメントを装着してなる建設機械において、アタッチメント非装着時におけるアタッチメント連結用リンクの支持構造の技術分野に属するものである。
一般に、油圧ショベル等の建設機械においては、アームの先端部にバケット等の各種アタッチメントが装着されるが、該アタッチメントが例えばバケットのようにシリンダの伸縮作動に基づいて揺動するアタッチメントである場合、該アタッチメントは、アームの先端部にピン軸を介して揺動自在に軸支されると共に、基端部がシリンダ先端部に連結されるアタッチメント連結用リンクの先端部にピン軸を介して揺動自在に軸支されている。さらにアタッチメント連結用リンクの基端部は、アーム先端部に揺動自在に軸支されるアーム連結用リンクに連結されており、而して、シリンダの伸縮作動に基づいてアタッチメントが揺動するように構成されている。
ところで、建設機械を保管したり輸送したりする場合に、省スペースや輸送高さの低減を図るため、アタッチメントを取外した状態で保管や輸送を行うことがある。この場合、前述したアタッチメント連結用リンクの先端部は自由状態となるため、振動等によりアタッチメント連結用リンクが躍ってアームやシリンダ等に接触し損傷を与える惧れがある。
そこで従来、アタッチメント連結用リンクの先端部を針金を用いてアームの先端部に固定していた。しかしながら、この場合、アタッチメント連結用リンク先端部およびアーム先端部に形成される軸貫通孔(アタッチメントを軸支するためのピン軸が貫通する孔)に針金を通していたため、該針金によって軸貫通孔に装着されているダストシール等のシール部材を傷付けてしまうことがある。また、保管時や輸送時は軸貫通孔に砂塵等が侵入しないようにテープ等で塞ぐことが好ましいが、針金を通すと軸貫通孔を完全に塞ぐことができないという問題があった。
一方、クラムシェルバケットのように、シリンダおよびアタッチメント連結用リンクを必要としないアタッチメントを装着する場合に、アタッチメント連結用リンクの先端部をアーム先端部に設けた固定用ブラケットに固定するようにした技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照。)。このものを用いれば、建設機械の保管時や輸送時においても、アタッチメント連結用リンクを固定することができる。
特開2002−61220号公報
ところで、前記アタッチメント連結用リンクの基端部は、前述したように、シリンダ先端部が連結されると共に、アーム先端部に揺動自在に軸支されるアーム連結用リンクが連結されている。このため、前記特許文献1のもののように、アタッチメント連結用リンクの先端部をアーム先端部に設けた固定ブラケットに固定すると、アタッチメント連結用リンクおよびアーム連結用リンクは共に揺動が許容されない状態で固定されることになる。この状態で、誤操作等によりシリンダを伸縮せしめると、該シリンダやアタッチメント連結用リンク、アーム連結用リンクに無理な負荷が働いて、これらの部材が破損してしまうという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、シリンダの伸縮作動に基づいて揺動するアタッチメントをアームの先端部に装着するにあたり、該アタッチメントを、アームの先端部に揺動自在に軸支すると共に、シリンダに連結されるアタッチメント連結用リンクの先端部に揺動自在に軸支せしめるように構成してなる建設機械において、アタッチメント非装着時のアタッチメント連結用リンクの先端部を、一端側がアーム先端部に支持され、他端側がアタッチメント連結用リンク先端部に支持される支持用リンク部材を用いてアーム先端部に支持せしめたことを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、アタッチメントを取外した状態で建設機械の保管や輸送を行うような場合であっても、自由状態になったアタッチメント連結用リンクがアームやシリンダに当接して損傷を与えてしまうことを確実に防止することができる。さらに、バケット連結用リンクは支持用リンク部材を介してアームに支持されることになるから、誤操作等によりシリンダが伸縮しても、該伸縮に伴うバケット連結用リンクの揺動が許容されることになり、而して、シリンダやバケット連結用リンクに無理な負荷が働いてこれら部材が損傷してしまうような不具合を回避できる。
請求項2の発明は、請求項1において、支持用リンク部材の一端側は、アタッチメントを揺動自在に軸支するべくアームの先端部に形成されるアーム側軸支部に支持され、支持用リンク部材の他端側は、アタッチメントを揺動自在に軸支するべくアタッチメント連結用リンクの先端部に形成されるリンク側軸支部に支持されることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、アーム側軸支部、リンク側軸支部を利用して、支持用リンク部材の一端側、他端側をアーム、アタッチメント連結用リンクに支持せしめることができる。
請求項3の発明は、請求項2において、支持用リンク部材の一端側、他端側がそれぞれ支持されるアーム側軸支部、リンク側軸支部は、アタッチメント軸支用のピン軸が貫通するアーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部であることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部をそのまま利用して、支持用リンク部材の一端側、他端側をアーム、アタッチメント連結用リンクに支持せしめることができる。
請求項4の発明は、請求項3において、支持用リンク部材は、一端側、他端側がアーム用軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右何れかの端部にそれぞれ支持される左右一対の支持リンクから構成されることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、アタッチメント連結用リンクを確実にアームに支持せしめることができる。
請求項5の発明は、請求項4において、左右の支持リンク同士を着脱自在に連結する連結部材を設けたことを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、アタッチメント連結用リンクをより確実にアームに支持せしめることができる。
請求項6の発明は、請求項4または5において、支持リンクの一端側、他端側には、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右の端部にそれぞれ係脱自在に係合する円筒状あるいは円柱状の係合部が形成されることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、支持リンクを簡単且つスムーズにアーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部に支持せしめることができると共に、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部に装着されるダストシール等のシール部材を傷つけてしまう惧れを回避できる。
請求項7の発明は、請求項4乃至6の何れかの請求項において、支持リンクの一端側、他端側には、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右の端部をそれぞれ塞ぐ封止部が形成されると共に、該封止部に、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右の端部に係脱自在に係合する係合部が形成されることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、係合部をアーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部に係合せしめることに伴い、封止部がアーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右端部を塞ぐことになり、而して、砂塵等がアーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部に侵入してしまうことを防止できる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2の上方に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に取付けられるフロント作業機4等の各部から構成されており、さらに該フロント作業機4は、基端部が上部旋回体3に上下揺動自在に支持されるブーム5、該ブーム5の先端部に前後揺動自在に支持されるアーム6、該アーム6の先端部に装着されるバケット7、さらにこれらブーム5、アーム6、バケット7を揺動せしめるべく、上部旋回体3とブーム5との間に介装されるブームシリンダ8、ブーム5とアーム6との間に介装されるアームシリンダ9、アーム6とバケット7との間に介装されるバケットシリンダ10等から構成されている等の基本的構成は従来通りである。
前記バケット7は、次のようにしてアーム6の先端部、およびバケット連結用リンク15の先端側に連結されている。
つまり、バケット7の基端部には、左右一対のブラケット11L、11Rが溶接により一体的に形成されているが、これらブラケット11L、11Rには、バケット7を揺動自在に軸支する第一ピン軸12の左右両端側がそれぞれ挿通支持される第一挿通孔11La、11Raと、第二ピン軸13の左右両端側がそれぞれ挿通支持される第二挿通孔11Lb、11Rbとが開設されている。
一方、アーム6の先端部には、第一ピン軸12の中間部が軸回り方向回動自在に貫通するアーム側軸貫通孔部6aが形成されている。そして、該アーム側軸貫通孔部6aの左右両側に、前記バケット7の左右のブラケット11L、11Rの第一挿通孔11La、11Raを位置せしめた状態で、第一ピン軸12を第一挿通孔11La、11Raおよびアーム側軸貫通孔部6aに挿通せしめ、該第一ピン軸12を止めボルト14で第一挿通孔11Raの外周側部に止着することにより、バケット7はアーム6の先端部に揺動自在に軸支されるようになっている。
また、バケットシリンダ10の先端部には、バケット連結用リンク(本発明のアタッチメント連結用リンクに相当する)15の基端部が揺動自在に軸支されているが、該バケット連結用リンク15の先端部には、第二ピン軸13の中間部が軸回り方向回動自在に貫通するリンク側軸貫通孔部15aが形成されている。そして、前述した第一ピン軸12の場合と同様にして第二ピン軸13を組み付けることにより、バケット7はバケット連結用リンク15を介してバケットシリンダ10の先端側に連結される。さらに、バケットシリンダ10の先端部とバケット連結用リンク15の基端部との軸支部には、一端側がアーム6の先端部に揺動自在に軸支される左右のアーム連結用リンク16の他端側が連結されており、而してバケット7は、バケットシリンダ10の伸縮作動に基づいて第一ピン軸12を軸として揺動するように構成されている。
ところで、油圧ショベル1を保管したり輸送したりする場合に、省スペースや輸送高さの低減を図るため、バケット7を取外した状態で保管や輸送を行うことがある。この場合、前述した第一ピン軸12および第二ピン軸13を抜いてバケット7を取外すことになるが、このとき、前記バケット連結用リンク15の先端側(バケット7に第二ピン軸13を介して連結される側)は自由状態となる。
17は前記自由状態のバケット連結用リンク15の先端部を支持するための支持用リンク部材であって、バケット7を取外した状態で油圧ショベル1の保管や輸送を行う場合に用いるものであるが、該支持用リンク部材17は、左右一対の支持リンク18L、18Rおよび連結部材19を用いて構成されている。
前記左右の支持リンク18L、18Rは同形状のものであって、細長い板状のリンク本体18La、18Raの両端側に円形状の封止面部18Lb、18Rbが一体形成され、さらに該封止面部18Lb、18Rbの略中央部には、前記アーム6の先端部に形成のアーム側軸貫通孔部6aの左右端部、およびバケット連結用リンク15の先端部に形成のリンク側軸貫通孔部15aの左右端部にそれぞれ係脱自在に係合する円筒状の係合部18Lc、18Rcが一体的に固着されている。
ここで、前記係合部18Lc、18Rcの外径は、アーム側軸貫通孔部6aおよびリンク側軸貫通孔部15aの孔径よりも小径に形成されており、而して係合部18Lc、18Rcは、アーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aに対して自由に回動できる状態で係合されるようになっている。
また、封止面部18Lb、18Rbは、アーム側軸貫通孔部6aおよびリンク側軸貫通孔部15aの孔径よりも大径に形成されていて、係合部18Lc、18Rcをアーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aの左右端部に係合せしめた状態で、封止面部18Lb、18Lbがアーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aの左右端部を塞ぐようになっている。
尚、本実施の形態では、アーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aの孔径は同寸法に設定されていると共に、支持リンク18L、18Rの一方の端部に設けられる封止面部18Lb、18Rbおよび係合部18Lc、18Rcと、他方の端部に設けられる封止面部18Lb、18Rbおよび係合部18Lc、18Rcとは同寸法に形成されているが、これに限定されるものではない。
また、係合部18Lc、18Rcは溶接等の固着手段により封止面部18Lb、18Rbに固着されるが、溶接部位が係合部18Lc、18Rcの外周側に露出していると、係合部18Lc、18Rcを係脱する際にアーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aに装着されるダストシール29を傷つけてしまう惧れがあり、そこで、本実施の形態では、係合部18Lc、18Rcの円筒内周側を封止面部18Lb、18Rbに溶接することで溶接部位が露出しないようにしている。さらに、本実施の形態では、係合部18Lc、18Rcは円筒状をしているが、円柱状(丸棒状)のものであっても良く、この場合には、図示しないが、封止面部を貫通させた係合部を封止面部の外側で溶接すれば、溶接部位がダストシールを傷つけてしまう惧れを回避できる。
一方、連結部材19は、左右の支持リンク18L、18R同士を連結するためのものであって、本実施の形態では、何れか一方の支持リンク18L(または18R)のリンク本体18La(または18Ra)に止着される鎖体20と、他方の支持リンク18R(または18L)のリンク本体18Ra(または18La)に開設される鎖体挿通孔21と、該鎖体挿通孔21を挿通せしめた鎖体20の他方の支持リンク18R(または18L)からの抜止めをする抜止めピン22とから構成される。
そして、前記左右の支持リンク18L、18Rの係合部18Lc、18Rcをアーム側軸貫通孔部6aの左右端部およびリンク側軸貫通孔部15aの左右端部に係合せしめた状態で、一方の支持リンク18L(または18R)に止着される鎖体20の端部を他方の支持リンク18R(または18L)に開設される鎖体挿通孔21に挿通せしめてから、抜止めピン22で鎖体20の抜止めをすることにより、左右の支持リンク18L、18R同士を一体的に連結せしめることができるようになっている。この場合、左右の支持リンク18L、18R間の距離は、鎖体20の長さによって自在に調整できる。
叙述の如く構成された本形態において、バケット7を取外した状態で油圧ショベル1の保管や輸送等を行う場合があるが、この様な場合には、左右の支持リンク18L、18Rの一端側に設けられる係合部18Lc、18Rcを、アーム6の先端部に形成されるアーム側軸貫通孔部6aの左右端部に係合せしめる一方、支持リンク18L、18Rの他端側に設けられる係合部18Lc、18Rcを、バケット連結用リンク15の先端部に形成されるリンク側軸貫通孔部15aの左右端部に係合せしめ、さらに上記左右の支持リンク18L、18R同士を連結部材19で一体的に連結することにより、バケット7を取外すことで自由状態になったバケット連結用リンク15の先端部を、支持用リンク部材17を介してアーム6の先端部に支持せしめることができる。
この結果、バケット7を取外した状態で油圧ショベル1の保管や輸送を行う場合であっても、振動等によりバケット連結用リンク15が躍ってアーム6やバケットシリンダ10等に当接して損傷を与えてしまうことを確実に防止できることになるが、さらにこのものでは、バケット連結用リンク15は支持用リンク部材17を介してアーム6に支持されているから、誤操作等によりバケットシリンダ10が伸縮しても、該伸縮に伴うバケット連結用リンク15およびアーム連結用リンク16の揺動が許容されることになり、而して、バケットシリンダ10やバケット連結用リンク15、アーム連結用リンク16に無理な負荷が働いてこれら部材が損傷してしまうような不具合を回避できる。
そのうえ、アーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aの左右端部に係脱自在に係合する係合部18Lc、18Rcは、円筒状(あるいは円柱状)のものであるから、アーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aに簡単且つスムーズに係合されると共に、針金のようにアーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aに装着されるダストシール29等のシール部材を傷つけてしまう惧れがなく、さらに、係合部18Lc、18Rcをアーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aに係合せしめることに伴い、封止面部18Lb、18Rbがアーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aの左右端部を塞ぐことになり、而して、テープ等を用いなくても、保管時や輸送時において砂塵等がアーム側軸貫通孔部6a、リンク側軸貫通孔部15aに侵入してしまうことを防止できる。
しかも、支持用リンク部材17は、左右一対の支持リンク18L、18Rと連結部材19とからなる簡単な構造のものであって、製造コストも安価であるうえ、取付け、取外しが容易で、工具も不要であり、利便性に優れる。さらに、この支持用リンク部材17は、係合部18Lc、18Rcの外径よりも大きい孔径の軸貫通孔部が形成された建設機械であれば、種々の建設機械に共通して用いることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、左右の支持リンク18L、18R同士を連結する連結部材としては、図6(A)に示す如く、一方の支持リンク18R(または18L)にボルト23が挿通されるバカ穴24を形成する一方、他方の支持リンク18L(または18R)にボルト23が螺合するタップ穴25を形成し、これら支持リンク18L、18R同士をボルト23で連結するように構成しても良く、また図6(B)に示す如く、両方の支持リンク18L、18Rに丸棒状の連結ピン26が挿通されるバカ穴27、27を形成し、これらバカ穴27、27を挿通せしめた連結ピン26の抜止めを、抜止めピン28で行うように構成しても良い。この場合、連結ピン26に複数の抜止めピン用孔26aを形成することにより、左右の支持リンク18L、18R間の距離を調整することができる。
油圧ショベルの斜視図である。 (A)はバケット装着部の側面図、(B)はバケット軸支部の一部断面図である。 支持用リンク部材の斜視図である。 (A)は支持用リンク部材を取付けた状態を示す側面図、(B)は(A)のX矢視図である。 支持用リンク部材を取付けた状態を示す斜視図である。 (A)、(B)は連結部材の他例を示す図である。
符号の説明
6 アーム
6a アーム側軸貫通孔部
7 バケット
10 バケットシリンダ
12 第一ピン軸
13 第二ピン軸
15 アタッチメント連結用リンク
15a リンク側軸貫通孔部
17 支持用リンク部材
18L 支持リンク
18R 支持リンク
18Lb 封止面部
18Rb 封止面部
18Lc 係合部
18Rc 係合部
19 連結部材

Claims (7)

  1. シリンダの伸縮作動に基づいて揺動するアタッチメントをアームの先端部に装着するにあたり、該アタッチメントを、アームの先端部に揺動自在に軸支すると共に、シリンダに連結されるアタッチメント連結用リンクの先端部に揺動自在に軸支せしめるように構成してなる建設機械において、アタッチメント非装着時のアタッチメント連結用リンクの先端部を、一端側がアーム先端部に支持され、他端側がアタッチメント連結用リンク先端部に支持される支持用リンク部材を用いてアーム先端部に支持せしめたことを特徴とするアタッチメント連結用リンクの支持構造。
  2. 請求項1において、支持用リンク部材の一端側は、アタッチメントを揺動自在に軸支するべくアームの先端部に形成されるアーム側軸支部に支持され、支持用リンク部材の他端側は、アタッチメントを揺動自在に軸支するべくアタッチメント連結用リンクの先端部に形成されるリンク側軸支部に支持されることを特徴とするアタッチメント連結用リンクの支持構造。
  3. 請求項2において、支持用リンク部材の一端側、他端側がそれぞれ支持されるアーム側軸支部、リンク側軸支部は、アタッチメント軸支用のピン軸が貫通するアーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部であることを特徴とするアタッチメント連結用リンクの支持構造。
  4. 請求項3において、支持用リンク部材は、一端側、他端側がアーム用軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右何れかの端部にそれぞれ支持される左右一対の支持リンクから構成されることを特徴とするアタッチメント連結用リンクの支持構造。
  5. 請求項4において、左右の支持リンク同士を着脱自在に連結する連結部材を設けたことを特徴とするアタッチメント連結用リンクの支持構造。
  6. 請求項4または5において、支持リンクの一端側、他端側には、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右の端部にそれぞれ係脱自在に係合する円筒状あるいは円柱状の係合部が形成されることを特徴とするアタッチメント連結用リンクの支持構造。
  7. 請求項4乃至6の何れかの請求項において、支持リンクの一端側、他端側には、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右の端部をそれぞれ塞ぐ封止部が形成されると共に、該封止部に、アーム側軸貫通孔部、リンク側軸貫通孔部の左右の端部に係脱自在に係合する係合部が形成されることを特徴とするアタッチメント連結用リンクの支持構造。
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