JP2007099300A - 紙箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】上面を大きく開けることができ、一旦開けた後の閉蓋維持も容易であり、しかも閉蓋維持手段の存在がデザインを損なうことのない紙箱を提供する。
【解決手段】紙箱1はブランクシート10を起函及びのり付けして形成した本体の上面に観音開きの左リッド部24と右リッド部25を有している。左リッド部24と右リッド部25の裏面には、他方のリッド部の先端を差し込み得るポケット30、31がポケット用フラップを26、27によって形成されている。左リッド部24と右リッド部25の先端同士を重ね合わせると、どちらかのリッド部の先端が他方のリッド部のポケットに差し込まれ、閉蓋状態が維持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、食品や玩具など比較的小型の物品を入れるのに適した紙箱に関する。
紙箱は物品のパッケージとして広く利用されているが、その中に、上面を大きく開けられるようにして内容物の取り出しやすさや展示効果の向上を図ったものがある。その一例を特許文献1に見ることができる。特許文献1に開示された紙箱は、観音開き式の左上面板と右上面板で上面を覆い、上面を全面的に開放可能としている。
特開2005−186982号公報(第8−9頁[0030]−[0034]、図3)
特許文献1記載の紙箱においては、左上面板に繋止開口を設け、この繋止開口に右上面板の凸状湾曲辺を挿入して繋止することにより、両上面板を閉蓋状態に保つ。しかしながらこの手法だと繋止開口から紙箱の内部に埃等が侵入するうえ、繋止開口が存在することにより紙箱のデザインが損なわれるという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、上面を大きく開けることができ、一旦開けた後の閉蓋維持も容易であり、しかも閉蓋維持手段の存在がデザインを損なうことのない紙箱を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために本発明は、ブランクシートを起函及びのり付けして形成した箱本体の上面に観音開きのリッド部を設け、少なくとも一方のリッド部の裏面に、他方のリッド部の先端を差し込み得るポケットを形成した紙箱であることを特徴としている。
この構成によると、観音開きのリッド部により上面を大きく開くことができる。そして一方のリッド部の裏面に形成したポケットに他方のリッド部の先端を差し込むことにより閉蓋状態を維持できる。ポケットは開口と異なりそこから紙箱の内部に埃等が侵入することがなく、またリッド部の裏面に設けられているので紙箱のデザインを損なわない。
(2)また本発明は、上記構成の紙箱において、前記ポケットが双方のリッド部に形成されていることを特徴としている。
この構成によると、2枚のリッド部をどちらが上になるように重ねてもリッド部先端をポケットに差し込むことができ、差し込みに失敗することがない。
(3)また本発明は、上記構成の紙箱において、前記リッド部の両側縁より折り込んだフラップにより前記ポケットを形成したことを特徴としている。
この構成によると、フラップによってリッド部が二重構造になるためリッド部の剛性が増し、開け閉めがしやすくなる。またリッド部を開けるときフラップの折り曲げ部に指をかけて開けることになり、指ざわりが良いうえ、リッド部の縁で指の皮膚を切る危険も少ない。
本発明によると、観音開きのリッド部により上面を大きく開くことができ、内容物を取り出したり展示したりするのに便利であるうえ、少なくとも一方のリッド部の裏面に形成したポケットに他方のリッド部の先端を差し込むことにより、一旦開封した後であっても閉蓋状態を維持できる紙箱を提供できる。リッド部裏面のポケットは開口と異なり紙箱の内部への埃等の侵入を許さず、紙箱のデザインを損なうこともない。
以下、本発明の一実施形態を図1〜4に基づき説明する。図1は閉蓋状態の紙箱の斜視図、図2は開蓋状態の紙箱の斜視図、図3は紙箱の断面図、図4はブランクシートの展開図である。
図1の紙箱1は、図4に示すブランクシート10を起函し、ホットエアー、ホットメルト接着剤、コールドグルー接着剤などで所定箇所をのり付けして形成される。ブランクシート10は、収容する物品に合わせて剛性、耐水性、耐油性、撥水性などの素材特性を調整した印刷済み紙シートを所定の形状に打ち抜き、折り曲げ線(点線で表す)を入れて形成されるものであり、次の部分からなる。
まずボトム部11がある。ボトム部11は矩形であり、その両長辺には同じく矩形の前サイド部12と後サイド部13が連設されている。前サイド部12は紙箱1の正面となり、後サイド部13は紙箱1の背面となる。前サイド部12には幅の細い天面部14を介して内サイド部15が連設され、内サイド部15にはのり付けタブ16が連設される。同様に後サイド部13には幅の細い天面部17を介して内サイド部18が連設され、内サイド部18にはのり付けタブ19が連設される。また前サイド部12の両短辺にはサイドフラップ20L、20Rが連設され、後サイド部13の両短辺にはサイドフラップ21L、21Rが連設される。
ボトム部11の両短辺には左サイド部22と右サイド部23が連設される。左サイド部22には左リッド部24が連設され、右サイド部23には右リッド部25が連設される。左リッド部24と右リッド部25は、いずれも先端(自由端)が円弧状の凸部をなしている。左リッド部24と右リッド部25の両側縁(ボトム部11の長辺と平行な縁)にはポケット用フラップ26、27が連設されている。
ブランクシート10を紙箱1とする手順は次の通りである。まず左リッド部24と右リッド部25において、ポケット用フラップ26、27をリッド部両側縁よりリッド部裏面側に折り込む。図4には折り込み後のポケット用フラップ26、27が二点鎖線で表示されている。そして左リッド部24とポケット用フラップ26、右リッド部25とポケット用フラップ27をそれぞれのり付けする。ポケット部を形成する関係上、のり付け箇所は部分的なものとなる。すなわちポケット用フラップ26においては二点鎖線で示す境界線28より右側の領域がのり付けの対象となり、ポケット用フラップ27においては二点鎖線で示す境界線29より左側の領域がのり付けの対象となる。のり付けされなかった箇所は、左リッド部24においてはポケット30となり、右リッド部25においてはポケット31となる(図3参照)。
上記のようにしてポケット30、31を形成した後、前サイド部12と後サイド部13を立ち上げる。すなわちボトム部11と前サイド部12の間の折り曲げ線、前サイド部12と天面部14の間の折り曲げ線、及び天面部14と内サイド部15の間の折り曲げ線を内折りにし、内サイド部15とのり付けタブ16の間の折り曲げ線を外折りにしたうえで、のり付けタブ16をボトム部11にのり付けすると、天面部14の幅だけの厚みを持った壁部がボトム部11の上に立ち上がる。同様にして、後サイド部13、天面部17、内サイド部18、及びのり付けタブ19からなる壁部をボトム11の上に立ち上げる。
前サイド部12と後サイド部13を上記のように立ち上げた後、サイドフラップ20L、20R、21L、21Rを内側に折り曲げる。その外側に左サイド部22と右サイド部23を折り曲げ、サイドフラップ20L、21Lの外面と左サイド部22の内面、サイドフラップ20R、21Rの外面と右サイド部23の内面をそれぞれのり付けすれば、上面が開口した紙箱1の本体が完成する。
完成した紙箱1の本体に内容物の物品を入れ、上面開口を左リッド部24と右リッド部25で閉ざす。左リッド部24と右リッド部25は、閉蓋状態にすると先端の円弧状凸部同士が重なり合う。重なり合いが生じると、下側になったリッド部の円弧状凸部が上側になったリッド部のポケットに差し込まれ、閉蓋状態が維持される。図3には左リッド部24のポケット30に右リッド部25の円弧状凸部が差し込まれた状態が示されている。
左リッド部34又は右リッド部25の円弧状凸部を相手方のポケットに差し込むとき、ポケットの入口が開いていると作業がしやすい。そこで次のようにするとよい。すなわちポケット用フラップ26、27に、リッド部の方に向かって凸となるエンボスを形成するのである。場所はポケット30、31の中でも入口に近い方の箇所である。このようにすれば、ポケット30、31の入口が常に開き、リッド部の円弧状凸部をスムーズに迎え入れることができる。
上記のように物品を入れ、左右のリッド部24、25を閉ざした状態で、合成樹脂フィルムなどにより紙箱1をさらに包装し、商品としての完成形態とする。
紙箱1の包装を取り去れば、左リッド部24と右リッド部25を観音開きして紙箱1の内部を露出させることができる。紙箱1の上面が大きく開くので物品が取り出しやすく、そのまま陳列展示しても中が見やすい。またポケット用フラップ26、27を折り込んだことによって左リッド部24も右リッド部25も二重構造になるため剛性が増し、開け閉めがしやすくなる。また左リッド部24を開けるときはポケット用フラップ26の折り曲げ部に、右リッド部25を開けるときはポケット用フラップ27の折り曲げ部に、それぞれ指をかけて開けることになり、指ざわりが良いうえ、リッド部の縁で指の皮膚を切る危険も少ない。
左リッド部24と右リッド部25の観音開きを閉じれば、紙箱1を再び閉蓋状態に置くことができる。この時、左リッド部24と右リッド部25のどちらが上になるように重ねても、一方のリッド部の先端が他方のリッド部のポケットに差し込まれることになり、差し込みに失敗することがない。
以上本発明の一実施形態につき説明したが、この他、発明の主旨から逸脱しない範囲で種々の改変を加えて実施することができる。
本発明は比較的小型の物品用の紙箱に広く利用可能である。
閉蓋状態の紙箱の斜視図 開蓋状態の紙箱の斜視図 紙箱の断面図 ブランクシートの展開図
符号の説明
1 紙箱
10 ブランクシート
11 ボトム部
12 前サイド部
13 後サイド部
22 左サイド部
23 右サイド部
24 左リッド部
25 右リッド部
26、27 ポケット用フラップ
30、31 ポケット

Claims (3)

  1. ブランクシートを起函及びのり付けして形成した箱本体の上面に観音開きのリッド部を設け、少なくとも一方のリッド部の裏面に、他方のリッド部の先端を差し込み得るポケットを形成したことを特徴とする紙箱。
  2. 前記ポケットが双方のリッド部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の紙箱。
  3. 前記リッド部の両側縁より折り込んだフラップにより前記ポケットを形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の紙箱。
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