JP2007097759A - 遊技球揚送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプロケット方式の遊技球揚送装置において、玉の噛み込みや詰まりの生じにくい効率的な揚送装置を提供する。
【解決手段】遊技球Pを誘導する遊技球誘導路10に対向するようにスプロケット状回転体20を配置して、前記スプロケット状回転体を回転駆動手段により回転することで、誘導路10とスプロケット状回転体20との間に遊技球Pを移送する遊技球揚送装置1において、スプロケット状回転体20は、回転体21の周縁に複数のローラー23を遊技球Pの移動方向へ回転するように付設したローラー歯車からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ玉などの遊技球の揚送装置に関し、より詳細にはスプロケット入口および出口での玉の噛み込みを有効に防止する遊技球揚送装置に関する。
遊技場においてパチンコ玉などの遊技球を循環させながら供給するシステムは、図5に示すように、複数の遊技機70からなる島71で使用された遊技球Pが、下部の送球路72に集められ、次いで揚送装置73を通って補給タンク74に送られ、さらに補給タンク74から自然傾斜を持たせた樋75を流下して、再び各島の遊技機70に供給される仕組みになっている。
上記揚送装置には、一般に、洗浄機能を付加した揚送洗浄装置を使用する。揚送機構は、付加される洗浄手段に応じて、スクリュー、スプロケットを用いた押上式やベルト式といったように変わるが、押上方式は、洗浄手段の選択の幅が広い点で有利である。中でも、特公昭53-14017号公報に記載されるようなスプロケットを用いる押上方式は、遊技球を1個ずつ確実に捕獲して搬送するという利点を有する。
スプロケットを利用した従来の押上方式は、図3に示すように、回転手段により回転可能な回転体40の周縁に、凹凸部41が所定ピッチで配設される構成を取る。遊技球Pは、回転体40の凹部と誘導路との間に狭持され、回転体40の回転に伴って、誘導路に案内されながら上方に移送される。
従来のスプロケット方式には、遊技球進入のタイミングによっては、図4に示すようにスプロケットと誘導路と間に遊技球を噛み込み易いという問題がある。遊技球の噛み込みは、押上機構に過大な負荷をかけるほか、スプロケット、誘導路外壁や遊技球を痛めるため好ましくない。
上記問題に対して、特開平10-118308号の発明では、スプロケット状弾性体の外周面を例えば波形の凹凸部にすることによって、玉の噛み込みや詰まりを防止しようとしている。また、特開平10-323446号の発明では、遊技球を揚送する玉上げホイールの近傍に玉攪拌を付設し、玉の流入を制御することで玉上げホイール付近での玉詰まりを防止している。また、実特公昭51-31083号公報には、スプロケットに対面するU字形通路の一部を後方に待避可能にして、遊技球の噛み込みを防止している。
しかし、上記対策を取っても、玉の噛み込みや詰まりを完全に防止することは難しい。現在でも、スプロケット方式の遊技球揚送装置において、玉の噛み込みや詰まりの生じにくい効率的な揚送方法が求められている。また、小型で製作費用が安価で、しかもメンテナンスの容易な装置が求められている。
特開平10-118308の図1 特開平10-323446の図1 実公昭51-31083の図1
本発明者は、上記課題を鋭意検討した結果、以下の発明により解決できることを見出した。すなわち、本発明は、遊技球を誘導する遊技球誘導路に対向するようにスプロケット状回転体を配置して、前記スプロケット状回転体を回転駆動することにより、前記誘導路と前記スプロケット状回転体との間に遊技球を移送する遊技球揚送装置において、前記スプロケット状回転体は、回転体の周縁に複数のローラーを遊技球の移動方向へ回転するように付設したローラー歯車からなる前記遊技球揚送装置を提供する。本発明の遊技球揚送装置は、これまでスプロケット方式の遊技球揚送装置にローラー歯車を用いた例はない点で新規である。
本発明の遊技球揚送装置の入口から導入された遊技球は、回転体の外周上に隣接する2個のローラーとその外周に対向する遊技球誘導路とで形成される空間に保持される。保持された遊技球Pは、回転体の回転に従って、遊技球誘導路に案内されながら、揚送装置出口へと向かう。
上記揚送装置は、前記誘導路の出口上へ押上げられた遊技球が再降下するのを防ぐ遊技球降下防止手段を備えることが好ましい。
請求項1に記載の発明によれば、スプロケットにローラー歯車を用いることで、遊技球の噛み込みを有効に防止する。すなわち、揚送装置の入口または出口において、遊技球と回転体の歯先とが競った場合に、従来のスプロケットであれば噛み込む事態に陥るが、本発明の装置では、ローラー歯車の回転が歯先にかかる力を分散するため、従来のような噛み込む事態が発生しなくなるかまたは著しく軽減される。
本発明の揚送装置は、小型でありながら、多量の遊技球を精度高く揚送することができる。また、本発明の揚送装置は、ほとんどの部材を金属などの剛性の材質で構築可能なので、装置や部材の消耗が起きにくく、メンテナンスも容易である。
請求項2に記載の発明によれば、前記誘導路の出口上へ押上げられた遊技球が再降下するのを防ぐ遊技球降下防止手段を備えたので、遊技球Pの重力に抗するために必要なローラー歯車の負荷が緩和される。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の揚送装置の概略側面図である。
本発明の揚送装置1は、図1に示すように、主として遊技球誘導路10、ローラー歯車20および遊技球降下防止手段30からなる。
遊技球誘導路10は、遊技球を受け入れる遊技球入口11、受け入れた遊技球を上方に展開するための誘導路12、および上方に展開された遊技球を払い出す遊技球出口13から構成される。遊技球入口11は、通常、図5の送球路72と連通し、遊技球出口13は、図5の揚送塔73の入口に連通する。
誘導路12の縦断面形状は、遊技球を上方へ展開させるために遊技球入口か受け入れた遊技球Pを上方へ展開するような円弧形状であるが、横断面形状は、遊技球を保持するために断面矩形、半円形状、U字状などの形状をなす。
図1のローラー歯車20は、間隔を置いて平行する二枚の円盤状回転体21の周縁上に、等間隔にピン22を複数本(図1では12個)固定し、該ピンにローラー23を遊技球の移動方向へ回転自在になるように装着することにより形成される。ローラー歯車20は、金属などの剛性のある材料で作られるのが好ましい。
ローラー歯車20の軸心に回転手段が取り付けられ、遊技球Pを押し上げる方向(図1の矢印の方向)へ回転可能である。回転手段は、一般に、モータおよび減速機からなる。
ローラー歯車の隣接するローラー23の間隔は、遊技球Pを狭持できるように、遊技球の直径よりも短い。また、ローラー23は、図1のように、回転体21の周縁から若干突出しているのが好ましい。これにより、遊技球誘導路とローラーとの狭持が確実になる。
誘導路12の上端には、ツメ機構30からなる遊技球降下防止手段が付設されている。ツメ機構30は、ツメ機構として汎用のものを使用でき、すなわち、ツメにバネ(図示せず)を連結して、遊技球Pの下方からの進入を許可するが、上方からの進入を禁止するように構築する。こうして、降下防止手段は、出口13に数珠つなぎに整列した遊技球Pが自重で落下するのを防止する堰として機能する。降下防止手段は、また、誘導路12内の遊技球Pを出口13に導く堰としても機能する。
遊技球誘導路10の入口11付近には、逆流防止手段31が付設されている。この手段は、ツメ機構で構成される。逆流防止手段31は、また、入口11から流入する遊技球Pが一度にローラー23に詰め込まれないように進入を制御する役割も有する。
以下に、本揚送装置1の作用および効果を説明する。ローラー歯車20を回転させると、遊技球入口11から流入する遊技球Pは、ローラー間23の凹部と遊技球誘導路12との間に狭持される。
隣接するローラー23間の空隙に遊技球Pがタイミングよく進入する場合には、遊技球Pは、空隙に収容された後ローラー歯車20の回転に随伴される。一方、ローラー歯車20の回転状態によっては、ローラー23と遊技球Pとが競合する場合がある。その場合でも、ローラー23が競った遊技球P上を上滑りすることによって、ローラー歯車20と遊技球Pとが噛み合うことがなくなる。競った遊技球Pは、入口で一時的に停滞し、次の隣接するローラー23間の空隙が来るのを待って、空隙に捕獲される。
隣接するローラー23と誘導路12に狭持された遊技球Pは、ローラー歯車20の回転に伴って、誘導路12に案内されながら出口13まで移送される。
出口13から払い出された遊技球Pは、遊技球出口13の上方の揚送路内で、自重で縦列する。そして、後続する遊技球Pが、先行の遊技球Pを下方から押し上げる態様で、遊技球Pが連続的に上方へ押し出される。
揚送路内を縦列する遊技球Pは、ツメ機構30によって支持される。これによって、縦列した遊技球Pの自重によるローラー歯車20への負荷が緩和される。
遊技球Pは、出口13に向かって間歇的に送られるので、図2の斜線で示す遊技球P’のように、隣接するローラー23間に支持されず、また出口13のツメ機構にも支持されないまま、玉1個分遊転する状況が発生する。この遊技球P’は、ローラー23’に当接し、従来であれば競ったり、噛み込んだりするはずである。しかし、本装置では、遊技球P’がローラー歯車20へ噛み込もうとする力がローラー23’の回転によって分散され、その結果、噛み込みが有効に阻止される。
図1では、ローラー歯車20を1個のみ示したが、複数個の回転体21を同軸に列設してもよい。こうすることにより、より多量の遊技球Pを迅速に揚送することができる。複数のローラー歯車20を使用する場合に、遊技球誘導路出口13を出た遊技球Pの複数本の縦列を、円周状や並列状に配してよい。
本発明の遊技球揚送装置は、パチンコ玉遊技場の既存の揚送システムの揚送塔の下部に設置される。そして、揚送塔内周に縦設される搬送路へ遊技球を供給するような態様で使用される。スクリュー方式による押送と違って、揚送塔内部の空間を広く確保できるので、そこに例えば螺旋状ブラシや紫外線洗浄手段を設置することにより、揚送洗浄装置を構築することが可能である。
本発明の遊技球揚送装置の概略側面図である。 図1の遊技球の移動状況を示す模式図である。 従来のスプロケット式揚送装置の概略側面図である。 図3の遊技球の噛み込み状況を示す模式図である。 パチンコ遊技場の玉循環システムの概略を示す斜視図である。
符号の説明
P、P’ 遊技球
1 揚送装置
10 遊技球誘導路
11 入口
12 誘導路
13 出口
20 ローラー歯車
21 回転体
22 ピン
23 ローラー
23’ ローラー
30 降下防止手段
31 逆流防止手段

Claims (2)

  1. 遊技球を誘導する遊技球誘導路に対向するようにスプロケット状回転体を配置して、前記スプロケット状回転体を回転駆動手段により回転することで、前記誘導路と前記スプロケット状回転体との間に遊技球を移送する遊技球揚送装置において、前記スプロケット状回転体は、回転体の周縁に複数のローラーを遊技球の移動方向へ回転するように付設したローラー歯車からなる前記遊技球揚送装置。
  2. さらに、前記誘導路の出口上へ押上げられた遊技球が再降下するのを防ぐ遊技球降下防止手段を備えた請求項1に記載の遊技球揚送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015070936A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社三共 揚送装置
JP2019141220A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 株式会社ニューギン 遊技球の揚送装置、及び遊技機

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