JP2007097639A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保留が上限に達していない状況で、識別情報の変動表示がリーチ態様となった場合でも、当該変動表示中にも遊技球を発射し続けるモチベーションを遊技者に付与する手段の提供。
【解決手段】 保留情報記憶手段に一時記憶されている保留数に基づき、識別情報の変動中に、当該変動による特別遊技への移行期待度を報知する移行期待度報知制御手段を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機。
【選択図】 図1

Description

本発明は、始動入賞口への遊技球の流入に基づいて遊技内容決定乱数を取得し、当該遊技内容決定乱数が当選値である場合、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行するタイプのパチンコ遊技機であって、特に、識別情報変動表示許可が下りていない場合、前記遊技内容決定乱数を一時的に記憶する保留機能を有するパチンコ遊技機に関する。
現在最も普及しているパチンコ遊技機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機として、液晶等のディスプレー上で、通常は三列の図柄列が上下又は左右に図柄変動を行い、所定時間後に停止した結果、有効ライン上に所定態様(例えば「777」)が揃った場合、通常遊技時には閉状態にある大入賞口が開状態となる特別遊技に移行するタイプの機種(いわゆる「デジパチ」や従来の「第一種」と称される機種)である。ところで、この種のタイプのパチンコ遊技機の多くは、図柄変動中や特別遊技状態中に始動入賞口に遊技球が入賞した場合、当該入賞に基づく図柄変動を保留状態とする保留機能を備えている。そして、保留状態が解除された場合、保留された順に図柄変動が行なわれる。
特開2004−49893
ここで、従来機においては、何回の図柄変動が保留状態にあるのかを、例えばディスプレーに備えられた保留ランプを点灯させることにより遊技者に報知している。そして、通常の機種においては、図柄変動が最大4回まで保留可能に構成されている。ところで、遊技者の中には、識別情報の変動表示がリーチ態様となった場合、保留が上限に達していないにもかかわらず遊技球の発射を停止してしまう者も存在する。この場合、当該変動が当たりに結び付いたときには、遊技者は、無駄打ち防止というメリットを享受することになる。しかしながら、当該変動が当たりに結び付かなかったときには、遊技者は、好適な発射強度となるように再度ハンドルを調整する必要があり、また、ホール側も、稼働率が低下するという問題を抱えることになる。
そこで、本発明は、例えば、保留が上限に達していない状況で、識別情報の変動表示がリーチ態様となった場合でも、当該変動表示中にも遊技球を発射し続けるモチベーションを遊技者に付与する手段を提供することを目的とする。
本発明(1)は、遊技球が流入可能である始動入球口(第1種始動口2100)と、
識別情報(特別図柄)を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(特図表示部2310)と、
開状態と閉状態を採り得る可変入賞口(第1種大入賞口2200)と、
前記始動入球口(第1種始動口2100)への遊技球の流入に基づき、遊技内容決定乱数を取得する遊技内容決定乱数取得手段(乱数取得判定実行手段1112)と、
前記遊技内容決定乱数に基づき、前記識別情報(特別図柄)の変動内容と停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(特図内容決定手段1114)と、
識別情報変動開始条件を充足していない場合、所定条件下で前記遊技内容決定乱数を一時的に保留情報記憶手段(特図保留情報一時記憶手段1113a)に記憶する保留情報記憶判定実行手段(特図保留情報一時記憶判定実行手段1113)と、
識別情報変動開始条件を充足している場合、前記識別情報表示内容決定手段(特図内容決定手段1114)により決定された表示内容に従い、前記識別情報表示部(特図表示部2310)で前記識別情報(特別図柄)を前記変動内容で変動表示した後、前記停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(特別図柄表示制御手段1120)と、
前記停止識別情報が所定態様である場合、遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口(第1種大入賞口2200)を可変させる特別遊技への移行を決定する特別遊技移行決定手段(条件判定手段1131)と、
前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段(特別遊技実行手段1132)と
を有するパチンコ遊技機において、
前記保留情報記憶手段(特図保留情報一時記憶手段1113a)に一時記憶されている保留数に基づき、前記識別情報(特別図柄)の変動中に、当該変動による前記特別遊技への移行期待度を報知する移行期待度報知制御手段(信頼度報知判定実行手段2522)を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機である。
本発明(2)は、前記移行期待度報知制御手段(信頼度報知判定実行手段2522)は、前記保留数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知する、前記発明(1)のパチンコ遊技機である。
本発明(3)は、前記移行期待度報知制御手段(信頼度報知判定実行手段2522)は、前記保留数が上限値である場合、実際の移行期待度を報知する、前記発明(2)のパチンコ遊技機である。
本発明(4)は、遊技球が流入可能である始動入球口{第1種始動口2100(2)}と、
識別情報(特別図柄)を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部{特図表示部2310(2)}と、
開状態と閉状態を採り得る可変入賞口{第1種大入賞口2200(2)}と、
前記始動入球口{第1種始動口2100(2)}への遊技球の流入に基づき、遊技内容決定乱数を取得する遊技内容決定乱数取得手段{乱数取得判定実行手段1112(2)}と、
前記遊技内容決定乱数に基づき、前記識別情報(特別図柄)の変動内容と停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段{特図内容決定手段1114(2)}と、
識別情報変動開始条件を充足していない場合、所定個数を上限として、前記遊技内容決定乱数を一時的に保留情報記憶手段{特図保留情報一時記憶手段1113a(2)}に記憶する保留情報記憶判定実行手段{特図保留情報一時記憶判定実行手段1113(2)}と、
識別情報変動開始条件を充足している場合、前記識別情報表示内容決定手段により決定された表示内容に従い、前記識別情報表示部{特図表示部2310(2)}で前記識別情報(特別図柄)を前記変動内容で変動表示した後、前記停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段{特別図柄表示制御手段1120(2)}と、
前記停止識別情報が所定態様である場合、遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口{第1種大入賞口2200(2)}を可変させる特別遊技への移行を決定する特別遊技移行決定手段{条件判定手段1131(2)}と、
前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段{特別遊技実行手段1132(2)}と
を有するパチンコ遊技機において、
前記保留情報記憶手段{特図保留情報一時記憶手段1113a(2)}に一時記憶された前記遊技内容決定乱数が前記所定個数(4個)に達した状態で、前記始動入球口{第1種始動口2100(2)}に遊技球が更に入球した場合、前記所定個数を超えた分の入球個数を一時的に記憶するための超過入球個数記憶手段{超過入球個数一時記憶手段2524a(2)}と、
前記超過入球個数記憶手段{超過入球個数一時記憶手段2524a(2)}に一時記憶されている前記入球個数に基づき、前記識別情報(特別図柄)の変動中に、当該変動による前記特別遊技への移行期待度を報知する移行期待度報知制御手段{信頼度報知判定実行手段2522(2)}を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機である。
本発明(5)は、前記移行期待度報知制御手段{信頼度報知判定実行手段2522(2)}は、前記入球個数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知する、前記発明(4)のパチンコ遊技機である。
本発明(6)は、前記移行期待度報知制御手段{信頼度報知判定実行手段2522(2)}は、前記入球個数が特定個数(4個)に達した場合、実際の移行期待度を報知する、前記発明(5)のパチンコ遊技機である。
本発明(7)は、前記超過入球個数記憶手段{超過入球個数一時記憶手段2524a(2)}は、前記保留情報記憶手段{特図保留情報一時記憶手段1113a(2)}に一時記憶されている前記遊技内容決定乱数が前記所定個数未満となった時点で、当該超過入球個数記憶手段{超過入球個数一時記憶手段2524a(2)}中に一時記憶されている入球個数をリセットする、前記発明(4)〜(6)のいずれか一つのパチンコ遊技機である。
ここで、本明細書における各用語の意義について説明する。まず、「入球」とは、賞球の払出の有無に関わらず、遊技者に対して何らかの利益状態を生じ得るもの一切を包含する概念であり、いわゆる「スルーチャッカー」や入賞口を含む。「入賞」とは、賞球払出に関連する概念である。「識別情報」とは、視覚的に認識可能なものであれば特に限定されず、例えば、数字、文字、図柄等を挙げることができる(例えば特別図柄や装飾図柄)。「開状態」とは、遊技球が流入し易い状態を指し、「閉状態」とは、遊技球が流入不能な状態や遊技球が流入困難な状態を指す。「遊技内容決定乱数」とは、パチンコ遊技機において何らかの遊技内容を決定するための乱数であり、例えば、特別遊技の移行と関連した「当選乱数」、識別図柄の変動態様(又は変動時間)を決定するための「変動態様決定乱数」、当たり停止図柄を決定する「図柄決定乱数」等を挙げることができる。尚、変動態様の内容や確定識別情報の内容等を決定する際、これらすべての乱数を使用する必要はなく、互いに同一又は相違する、少なくとも一つの乱数を使用すればよい。「前記遊技内容決定乱数に基づき」とは、識別情報の変動態様や停止識別情報を遊技内容決定乱数から直接的に決定する場合のみならず、例えば装飾図柄のように、遊技内容決定乱数から直接的に決定された別の識別情報(例えば特別図柄)から決定する場合も包含する。「識別情報変動開始条件」とは、例えば、識別情報が変動中でないとか特別遊技中でないことを指す。「所定条件下」とは、例えば、保留情報記憶手段に記憶されている変動待機状態数が上限値に達していない場合をいう。「遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口を可変させる」とは、例えば、可変入賞口を開状態にすることを挙げることができる。尚、各構成要素は、規定した機能を有する限り、他の要素の機能を有していてもよい。例えば、ある入賞口が、第一可変入賞口としても第二可変入賞口としても機能する場合、当該入賞口は、第一可変入賞口でもあり第二可変入賞口でもある。
本発明(1)によれば、特別遊技への移行期待度報知と保留球数をリンクさせるという、これまでに存在しない斬新な報知手法を採用しているので、遊技の興趣性を顕著に高めることができるという効果を奏する。
本発明(2)によれば、前記効果に加え、保留数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知するよう構成されているので、保留が上限に達していない状況で、識別情報の変動表示がリーチ態様となった場合でも、当該変動表示中にも遊技球を発射し続けるモチベーションを遊技者に付与することができるという効果を奏する。
本発明(3)によれば、前記効果に加え、保留数が上限値である場合、実際の移行期待度を報知するよう構成されているので、前記モチベーションの付与を当該タイミングで中止することにより、遊技者の無駄打ちを防止できるという効果を奏する。
本発明(4)によれば、保留の上限を超えた場合、当該保留を超えた分の入球個数に基づき、当該変動による特別遊技への移行期待度を報知するよう構成されているので、保留が上限に達した場合の止め打ちを有効に防止でき、その結果、遊技機の稼働率を向上させることが可能になるという効果を奏する。
本発明(5)によれば、前記効果に加え、超過した入球個数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知するよう構成されているので、遊技球を発射し続ける遊技者のモチベーションをより高めることが可能になるという効果を奏する。
本発明(6)によれば、前記効果に加え、超過した入球個数が特定個数に達した場合、実際の移行期待度を報知するよう構成されているので、遊技者の過剰な無駄打ちを防止できるという効果を奏する。
本発明(7)によれば、前記効果に加え、保留が上限に達しなくなった時点、即ち、止め打ちの原因が解消された時点で、超過入球個数記憶手段中の超過入球個数情報をリセットするよう構成されているので、再び保留が上限を超えるまでの間、移行期待度報知に関する制御が簡素化されるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良形態について説明する。尚、あくまで最良の形態であり、本発明が適用可能なパチンコ遊技機、各手段が存在する場所や機能等、各種処理に関しての各ステップの順序、フラグのオン・オフのタイミング、各ステップの処理を担う手段名等に関し、以下の態様に限定されるものではない。例えば、本最良形態は従来の第1種遊技機であるが、これに何ら限定されず、第3種や複合機等も本発明の対象となり得る。
尚、以下では、図柄変動に係る保留数に基づき、現在行なわれている変動の信頼度(特別遊技への移行期待度)を報知するタイプの第一最良形態と、図柄変動に係る保留数が上限に達している状況下、始動入賞口に入球した超過入球数に基づき、現在行なわれている変動の信頼度(特別遊技への移行期待度)を報知するタイプの第二最良形態を順に説明する。
はじめに、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の一例を、図を参照しながら説明する。まず、図1に示すように、該パチンコ遊技機は、外枠に対して前枠が回動可能に固定されている構成を採っている。該前枠には、遊技領域1を有する遊技盤を収容する収容枠が形成されており、この収容枠に遊技盤が保持されている。該遊技盤には、内レール及びハズレルにより区画された遊技領域1が形成されており、この遊技領域1に、特別図柄の表示等を行う第1種特別図柄表示装置2300と装飾図柄の表示等を行う第1種演出表示装置2400と、打球の流入を検知可能なセンサが取り付けられている第1種始動口2100と、特別遊技中に所定条件で図示しないソレノイドで駆動されて開状態をとり得る第1種大入賞口2200と、いずれの入賞口にも入賞しなかった打球を遊技領域外に排出するためのアウト口20とが設けられている。更に、前枠右下には、遊技領域へ遊技球を発射する際の発射強度を連続的又は段階的に変化させ得るハンドルを備えた遊技球発射装置10が設置されている。
次に、図2を参照しながら、第1種特別図柄表示装置2300について説明する。第1種特別図柄表示装置2300は、特別図柄が所定時間変動した後に停止表示を行なう特図表示部2310と、現在何個の保留球が存在するかを報知する特図保留表示部2320〜特図保留表示部2320とを有する。ここで、「保留球」とは、第1種始動口2100に入賞した遊技球に基づく図柄変動が許可されていない状況下(例えば、特別図柄が変動中である場合や、特別遊技状態である場合等)、図柄変動が許可されるまで、当該入賞に基づき取得した遊技内容決定乱数を一時的に記憶することを意味する。そして、本最良形態では、最大4個まで保留球を記憶可能に構成されており、保留球が1個の場合は、特図保留表示部2320が点灯し、保留球が2個の場合は、特図保留表示部2320及び特図保留表示部2320が点灯し、保留球が3個の場合は、特図保留表示部2320〜特図保留表示部2320が点灯し、保留球が4個の場合は、特図保留表示部2320〜特図保留表示部2320が点灯する。また、保留球が4個点灯している状況下、更に第1種始動口2100に入賞しても、当該入賞に基づく保留は行なわれない(即ち、当該入賞に基づく賞球払出のみが行なわれ、当該入賞に基づいて特別遊技移行抽選は行なわれない)。
次に、図3を参照しながら、装図保留表示部2420について説明する。装図保留表示部2420は、第1種演出表示装置2400内に設けられた、現在何回の装飾図柄変動が待機状態になっているかを示す装図保留数を報知する一領域である。ここで、装図保留表示部2420は、装図保留表示部2420〜装図保留表示部2420という4個の丸型オブジェクトから構成されており、夫々が特図保留表示部2320〜特図保留表示部2320に対応している。そして、特図保留表示部2320が所定数点灯した場合、特図保留表示部2320の点灯数と同数の装図保留表示部2420が変色(例えば黒色から赤色に変色)する。
次に、図4は、該パチンコ遊技機の背面であり、主制御装置(メイン基板)1000、第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500、賞球払出機構19(賞球タンク19a、賞球レール19b)、賞球払出装置3000などが、前枠裏面(遊技側と反対側)に設けられている。
次に、図5のブロック図を参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の各種機能について説明する。まず、主制御装置(メイン基板)1000は、各種周辺機器、即ち、第1種遊技周辺機器2000と情報伝達可能に接続されている。その他、図示しないが、各種遊技効果ランプ(例えばサイドランプ)やスピーカ等とも電気的に接続されている。そこで、主制御装置(メイン基板)1000を説明すると、主制御装置(メイン基板)1000は、第1種遊技に関する主たる制御を司る第1種遊技制御手段1100と、周辺機器側に各種遊技情報{例えば、停止図柄情報、停止図柄の属性情報(例えば、確率変動当たり、回数制限付き時間短縮当たり、通常当たり、ハズレ)、変動態様に関する情報(例えば、変動時間)、特別遊技の開始信号・状態情報・終了信号、保留情報等}を送信するための情報送信手段1200と、各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の賞球の払出を行うように賞球払出装置3000を制御する賞球払出決定手段1300とを有している。以下、図6〜8のブロック図を参照しながら、上記各手段の詳細を説明する。
まず、図6のブロック図を参照しながら、第1種遊技制御手段1100について詳述する。第1種遊技制御手段1100は、遊技者に有利な特別遊技状態に移行するか否かの判定を行う特別遊技移行決定手段1110と、第1種特別図柄表示装置2300の特図表示部2310上で所定時間特別図柄を変動させた後に停止表示する制御を行う特別図柄表示制御手段1120と、停止した特別図柄が所定態様であるか否かの判定を行うと共に、当たりに当選しており、かつ、所定態様である場合には、第1種大入賞口2200を所定条件で開状態にするという特別遊技を実行するための特別遊技制御手段1130と、現在の遊技状態{例えば、特別遊技状態、特別遊技移行抽選に関連した抽選確率に関する状態(高確率抽選状態、低確率抽選状態)、普通電動役物開閉に関連した状態(易開放状態、非易開放状態)}、特別図柄に係る停止図柄及び変動態様情報、各種フラグのオンオフ状況、特別遊技中の遊技状態(例えばラウンド数や入賞個数情報)等を一時記憶するための遊技状態一時記憶手段1140とを有している。
ここで、特別遊技移行決定手段1110は、第1種始動口2100へ遊技球が入球したか否かを判定する第1種始動口入球判定手段1111と、第1種始動口2100への遊技球の入球に基づき遊技内容決定乱数を取得するか否かを判定すると共に、判定結果に応じて遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数、変動態様決定乱数、特別図柄決定乱数等)を取得する乱数取得判定実行手段1112と、取得した遊技内容決定乱数に基づく図柄変動が許可されていない場合に当該乱数を特図保留情報一時記憶手段1113aに記憶するための特図保留情報一時記憶判定実行手段1113と、遊技内容決定乱数に基づき、特別図柄の停止図柄と変動態様(変動時間等)を決定する特図内容決定手段1114とを有している。ここで、特図保留情報一時記憶判定実行手段1113は、最大4個まで記憶可能な、前記乱数を保留順序と結合した形で一時記憶するための特図保留情報一時記憶手段1113aを有している。更に、特図内容決定手段1114は、停止図柄や変動態様を決定する際に参照される特図内容決定用抽選テーブル1114aを有している。
次に、特別図柄表示制御手段1120は、前記特図内容決定手段1114により決定された変動態様に係る変動時間を管理するための特図変動時間管理手段1121を更に有している。ここで、特図変動時間管理手段1121は、ゼロクリア可能な特図変動管理用タイマ1121a(デクリメントカウンタ)を更に有している。
次に、特別遊技制御手段1130は、特別遊技に移行するための条件を充足しているか否かを判定する条件判定手段1131と、前記条件を充足している場合に、特別遊技を実行するための特別遊技実行手段1132とを有している。
次に、図7のブロック図を参照しながら、第1種遊技周辺機器2000について詳述する。まず、第1種遊技周辺機器2000は、特別遊技移行の契機となる第1種始動口2100と、通常遊技の際には閉状態にあり、特別遊技の際には所定条件下で開状態となる第1種大入賞口2200と、特別図柄の停止表示及び変動表示が可能な第1種特別図柄表示装置2300と、装飾図柄の停止表示及び変動表示、保留表示や特別遊技中の遊技進行状況を示す表示を含め、主として演出に係る表示を行う第1種演出表示装置2400と、演出等に係る一切の表示制御を司る第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500とを有している。
尚、第1種特別図柄表示装置2300は、主制御装置(メイン基板)1000と情報伝達可能に接続されており、第1種演出表示装置2400は、第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500と情報伝達可能に接続されている。即ち、第1種特別図柄表示装置2300は、主制御装置(メイン基板)1000により制御され、第1種演出表示装置2400は、第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500により制御されることを意味する。以下、各要素について詳述する。
まず、第1種始動口2100は、遊技球が入球した際に入球信号を発する入球検出装置2110を備えている。
次に、第1種大入賞口2200は、遊技球が入球した際に入球信号を発する入球検出装置2210と、遊技球が入賞不能又は入賞困難な通常状態と遊技球が入賞し易い開状態とに第1種大入賞口2200を可変させるための、ソレノイドで駆動される電動役物2220とを備えている。
次に、第1種特別図柄表示装置2300は、特別図柄を変動表示・停止表示可能な特図表示部2310と、特別図柄に係る保留数を表示する特図保留表示部2320(4個の特図保留ランプ)とを備えている。
次に、第1種演出表示装置2400は、装飾図柄を変動表示・停止表示可能な装図表示部2410と、装飾図柄に係る保留数を表示する装図保留表示部2420とを備えている。
次に、図8のブロック図を参照しながら、第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500について詳述する。まず、第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500は、主制御装置(メイン基板)1000側からの各種情報を受信するための表示情報受信手段2510と、主として、主制御装置(メイン基板)1000側からの前記情報に基づき、第1種演出表示装置2400での演出表示制御を行う表示制御手段2520とを有している。
ここで、表示情報受信手段2510は、主制御装置(メイン基板)1000からの図柄情報を一時記憶するためのメイン側情報一時記憶手段2511を有している。尚、メイン側情報一時記憶手段2511に一時記憶された図柄情報は、以下で説明する各処理において、後述の各種手段により必要に応じ適宜参照される。
次に、表示制御手段2520は、第1種演出表示装置2400の装図表示部2410上での装飾図柄の変動表示や停止表示に関する制御を司る装飾図柄表示制御手段2521と、装飾図柄の変動表示がなされている場合に、当該変動による特別遊技移行信頼度を報知するか否かを判定すると共に、報知する信頼度の値を決定し、当該信頼度を第1種演出表示装置2400の装図表示部2410上に表示する信頼度報知判定実行手段2522と、第1種演出表示装置2400の装図保留表示部2420上での保留情報の表示処理に関する一切の制御を司る装図保留情報表示制御手段2523とを有している。
ここで、装飾図柄表示制御手段2521は、メイン側情報一時記憶手段2511内に一時記憶された主制御装置(メイン基板)1000からの図柄情報に基づき、装飾図柄の停止図柄と変動態様を決定するための装図表示内容決定手段2521aと、決定された前記停止図柄と変動態様に関する情報を一時記憶するための装飾図柄情報一時記憶手段2521bと、装飾図柄の変動態様データを記憶するための装図変動態様記憶手段2521cとを更に有している。ここで、装図表示内容決定手段2521aは、装飾図柄の変動態様を決定する際に参照するための装図変動内容決定用抽選テーブル2521aを更に有している。
ここで、装図変動態様記憶手段2521cには、装飾図柄の変動態様データに加え、図9に示すような変動態様情報テーブルが記憶されている。このテーブルには、変動態様データの夫々について、リーチ態様か否か(○がリーチ態様、×が非リーチ態様を示す)、変動時間(秒)及び信頼度が記憶されている。例えば、変動態様50は、変動時間が60秒である信頼度100%のリーチ態様である。
再び図8のブロック図に戻ると、信頼度報知判定実行手段2522は、報知を行なう際に、どのパターン内容で報知を行なうかを決定する際に参照する報知パターン決定用参照テーブル2522aと、報知決定がなされた場合、現在実行されている変動態様の信頼度データ及び現在の保留球数データを一時的に記憶するための信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bを更に有している。
ここで、図10に、報知パターン決定用参照テーブル2522aの一例を示す。この例においては、報知パターンとして、比例型(保留数に比例して、報知される信頼度が実際の信頼度に近づくタイプ)、非比例型A(保留球が大きくならないと、報知される信頼度が実際の信頼度に近づかないタイプ)、非比例型B(保留球が小さい段階で、報知される信頼度が実際の信頼度に近いタイプ)が存在する。例えば、図9の変動態様49が変動表示されており、かつ、報知パターン1(比例型)が選択された場合、保留球が1個の段階では実際の信頼度である60%に25%を乗じた値である「15%以上」が報知され、保留球が2個の段階では実際の信頼度である60%に50%を乗じた値である「30%以上」が報知される。他方、報知パターン2(非比例型A)が選択された場合、保留球が1個の段階では実際の信頼度である60%に10%を乗じた値である「6%以上」が報知され、保留球が2個の段階では実際の信頼度である60%に20%を乗じた値である「12%以上」が報知される。
再び図8のブロック図に戻ると、装図保留情報表示制御手段2523は、現在の保留球数を一時記憶するための装図保留情報一時記憶手段2523aを更に有している。
次に、本最良形態に係る処理の流れを説明する。まず、図11は、主制御装置(メイン基板)1000が行う一般的な処理の流れを示したメインフローチャートである。図11に示すように、主制御装置(メイン基板)1000は、第1種特別遊技移行判定処理1000、第1種特別遊技実行処理2100、賞球払出処理5000の各処理をループして行なっている。そして、各処理の条件が成立した際、当該処理を行うこととし、当該条件が不成立の場合には当該処理をスキップしている。各処理の概要を説明する(以下で詳述されている処理を除く)と、賞球払出処理5000は、賞球払出のある入賞口(第1種始動口2100、第1種大入賞口2200等)への入賞を受け、賞球払出決定手段1300が、当該入賞口に設定された払出数に対応した所定個数の賞球決定を行った後、賞球払出装置3000が、当該決定に従い払出を実行する処理である。
図12は、図11におけるステップ1000のサブルーチンに係るフローチャートである。図12に示すように、第1種特別遊技移行判定処理1000は、特別遊技移行判定のための遊技内容決定乱数取得に係る第1種特別遊技内容決定乱数取得処理1300と、第1種特別図柄表示装置2300の特図表示部2310上で特別図柄を変動表示・停止表示する制御を行なう特別図柄表示処理1400と、特別遊技作動条件を充足しているか否かの判定を行なう第1種特別遊技作動条件判定処理1500とから構成される。
次に、図13は、図12におけるステップ1300のサブルーチンに係るフローチャートである。まず、ステップ1302で、第1種始動口入球判定手段1111は、第1種始動口2100の入球検出装置2110から遊技球の入球信号を受信したか否かを判定する。ステップ1302でYesの場合、ステップ1304で、乱数取得判定実行手段1112は、特図保留情報一時記憶手段1113aを参照し、保留球が上限(例えば4個)でないか否かを判定する。ステップ1304でYesの場合、ステップ1306で、乱数取得判定実行手段1112は、遊技内容決定乱数を取得すると共に、特図保留情報一時記憶判定実行手段1113は、特図保留情報一時記憶手段1113aの保留数を踏まえ、これらの保留が解除された後に解除されるよう、特図保留情報一時記憶手段1113aに前記遊技内容決定乱数と入賞順序とを記憶する。そして、ステップ1308で、情報送信手段1200は、最新の保留情報を第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500側に送信し、次の処理(特別図柄表示処理1400)に移行する。尚、ステップ1302及びステップ1304でNoの場合も、次の処理(特別図柄表示処理1400)に移行する。
次に、図14は、図12におけるステップ1400のサブルーチンに係るフローチャートである。まず、ステップ1402で、特別遊技移行決定手段1110は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する。ステップ1402でYesの場合、ステップ1414で、特図内容決定手段1114は、特図保留情報一時記憶手段1113aに一時記憶されている、今回の図柄変動に係る遊技内容決定乱数を読み出す。そして、ステップ1416で、特図内容決定手段1114は、遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数及び特別図柄決定乱数)に基づいて特別図柄に関する停止図柄を決定すると共に、遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数及び変動態様決定乱数)に基づいて特別図柄の変動態様を決定し、これらを遊技状態一時記憶手段1140に一時記憶する。そして、ステップ1418で、情報送信手段1200が、ステップ1416で決定した特別図柄に関する図柄情報(停止図柄情報、停止図柄の属性情報、変動態様情報等)及び現在の遊技状態を第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500側に送信する。次に、ステップ1420で、特図変動時間管理手段1121が、所定時間(前記ステップ1416で決定した変動態様に係る変動時間)を特図変動管理用タイマ1121aにセットする。そして、ステップ1422で、特別図柄表示制御手段1120は、第1種特別図柄表示装置2300の特図表示部2310上で、遊技状態一時記憶手段1140に記憶された変動態様に従い、特別図柄の変動表示を開始する。次に、ステップ1434で、特図変動時間管理手段1121が、前記所定時間に到達したか否かを判定する。ここで、ステップ1434でNoの場合には、ステップ1446で、特別図柄表示制御手段1120は、遊技状態一時記憶手段1140中の変動中フラグをオンにし、次の処理(ステップ1500の第1種特別遊技作動条件判定処理)に移行する。他方、ステップ1434でYesの場合、ステップ1436で、情報送信手段1200は、所定時間に到達した旨のコマンドを第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500側に送信する。次に、ステップ1438で、特別図柄表示制御手段1120は、第1種特別図柄表示装置2300の特図表示部2310上での特別図柄の変動表示を停止し、遊技状態一時記憶手段1140に記憶されている停止図柄を確定停止図柄として表示制御する。次に、ステップ1440で、特別図柄表示制御手段1120は、遊技状態一時記憶手段1140中の変動中フラグをオフにする。そして、ステップ1442で、特図変動時間管理手段1121は、特図変動管理用タイマ1121aをリセットし、次の処理(ステップ1500の第1種特別遊技作動条件判定処理)に移行する。
尚、ステップ1402でNoの場合には、ステップ1444で、特別図柄表示制御手段1120は、遊技状態一時記憶手段1140を参照し、変動中フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ1444でYesの場合にはステップ1134に移行し、Noの場合には次の処理(ステップ1500の第1種特別遊技作動条件判定処理)に移行する。
次に、図15は、図12におけるステップ1500のサブルーチンに係るフローチャートである。まず、ステップ1502で、条件判定手段1131は、遊技状態一時記憶手段1140を参照し、抽選結果が当たりであるか否かを判定する。ステップ1502でYesの場合、ステップ1504で、条件判定手段1131は、第1種特別図柄表示装置2300の特図表示部2310上に表示された特別図柄が所定態様で停止したか否かを判定する。ステップ1504でYesの場合、ステップ1506で、特別遊技制御手段1130は、第1種特別遊技移行許可フラグをオンにし、次の処理(ステップ2100の第1種特別遊技実行処理)に移行する。尚、ステップ1502及びステップ1504でNoの場合にも、次の処理(ステップ2100の第1種特別遊技実行処理)に移行する。
図16は、図11でのステップ2100のサブルーチンに係るフローチャートである。まず、ステップ2102で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140を参照して、第1種特別遊技移行許可フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2102でYesの場合、ステップ2104で、情報送信手段1200は、第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500側に第1種特別遊技開始信号を送信する。次に、ステップ2106及びステップ2108で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140内の第1種特別遊技移行許可フラグをオフにすると共に第1種特別遊技実行フラグをオンにし、ステップ2112に移行する。他方、ステップ2102でNoの場合、ステップ2110で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140を参照して、第1種特別遊技実行フラグがオンであるか否かを判定する。そして、ステップ2110でYesの場合には、ステップ2112に移行する。尚、ステップ2110でNoの場合には、特別遊技実行手段1132は、特別遊技の許可が下りていないと判定し、次の処理(ステップ5000の賞球払出処理)に移行する。
次に、ステップ2112で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140を参照して、ラウンド継続フラグがオンであるか否か、換言すれば、当該ラウンドが途中であるか否かを判定する。ステップ2112でYesの場合、即ち、当該ラウンドが途中である場合、以下で詳述するステップ2114〜2122の処理を行うことなく、ステップ2124に移行する。他方、ステップ2112でNoの場合、即ち、当該ラウンドの開始直前である場合、まず、ステップ2114で、特別遊技実行手段1132は、タイマをゼロクリアすると共に所定値(例えば30秒)セットする。次に、ステップ2116で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140内の入賞球カウンタをゼロクリアする。そして、ステップ2118で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140内のラウンド数カウンタに1を加算する。尚、遊技状態一時記憶手段1140に記憶されているラウンド数は、特別遊技開始直後(初期値)は0であり、以後ラウンドを重ねていく毎に1ずつインクリメントされる。次に、ステップ2120で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140内のラウンド継続フラグをオンにする。そして、ステップ2122で、特別遊技実行手段1132は、第1種大入賞口2200の電動役物2220を駆動して第1種大入賞口2200を開放し、ステップ2124に移行する。
次に、ステップ2124で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140を参照して当該ラウンドで所定球(例えば10球)の入賞球があったか否かを判定する。ステップ2124でYesの場合には、ステップ2128に移行する。他方、ステップ2124でNoの場合、ステップ2126で、特別遊技実行手段1132は、開放タイマを参照して所定時間が経過したか否かを判定する。ステップ2126でYesの場合にも、ステップ2128に移行し、Noの場合には、次の処理(賞球払出処理5000)に移行する。
次に、ステップ2128で、特別遊技実行手段1132は、第1種大入賞口2200の電動役物2220の駆動を停止して第1種大入賞口2200を閉鎖する。そして、ステップ2130で、特別遊技実行手段1132は、開放タイマをリセットする。次に、ステップ2132で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140内のラウンド継続フラグをオフにする。次に、ステップ2134で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140を参照して、当該ラウンドが最終ラウンドか否かを判定する。ステップ2134でYesの場合、ステップ2136で、特別遊技実行手段1132は、遊技状態一時記憶手段1140内の第1種特別遊技実行フラグをオフにする。そして、ステップ2138で、情報送信手段1200は、第1種演出表示制御手段(サブ基板)2500側に特別遊技終了信号を送信し、次の処理(賞球払出処理5000)に移行する。尚、ステップ2134でNoの場合にも、次の処理(賞球払出処理5000)に移行する。
次に、図17のフローチャートを参照しながら、第1種演出表示装置2400上の装飾図柄表示処理・大当たり期待度表示処理6100について詳述する。まず、ステップ6102で、装飾図柄表示制御手段2521は、メイン側情報一時記憶手段2511を参照し、主制御装置(メイン基板)1000側から図柄情報を受信したか否かを判定する。ステップ6102でYesの場合、ステップ6104で、装図表示内容決定手段2521aは、メイン側情報一時記憶手段2511内に一時記憶された主制御装置(メイン基板)1000側からの図柄情報に基づき、装図変動内容決定用抽選テーブル2521aを参照して、装飾図柄の変動態様と停止図柄を決定すると共に、当該決定内容を装飾図柄情報一時記憶手段2521bに記憶する。次に、ステップ6106で、装飾図柄表示制御手段2521は、装飾図柄情報一時記憶手段2521bに記憶されている前記ステップ6104での決定内容に従い、第1種演出表示装置2400の装図表示部2410上で装飾図柄の変動表示を開始する。
そして、ステップ6108で、信頼度報知判定実行手段2522は、装飾図柄情報一時記憶手段2521bに記憶されている前記ステップ6104での決定内容を参照して、当該変動態様がリーチ態様であるか否かを判定する。ステップ6108でYesの場合、ステップ6110で、信頼度報知判定実行手段2522は、信頼度報知関連情報一時記憶手段2522b内の特定態様フラグをオンにする。次に、ステップ6112で、信頼度報知判定実行手段2522は、乱数を取得すると共に、報知パターン決定用参照テーブル2522aを参照し、当該乱数に基づいて報知パターンを決定した後、当該決定内容を信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bに記憶する。次に、ステップ6114で、信頼度報知判定実行手段2522は、装図変動態様記憶手段2521c及び装飾図柄情報一時記憶手段2521bを参照し、当該リーチ態様の大当たり信頼度情報を取得すると共に、当該取得情報を信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bに記憶する。そして、ステップ6116で、信頼度報知判定実行手段2522は、信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bを参照して、リーチ態様フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ6116でYesの場合、ステップ6118で、信頼度報知判定実行手段2522は、装図保留情報一時記憶手段2523aを参照し、装飾図柄の変動に係る保留球個数情報を取得すると共に、当該取得情報を信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bに記憶する。次に、ステップ6120で、信頼度報知判定実行手段2522は、信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bに記憶されている保留球個数情報、当該リーチ態様の大当たり信頼度情報及び選択された報知パターン情報に基づき、報知する信頼度(表示上信頼度)を決定すると共に、当該報知信頼度を信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bに記憶する。そして、ステップ6122で、信頼度報知判定実行手段2522は、信頼度報知関連情報一時記憶手段2522bに記憶されている前記ステップ6120で決定した表示上信頼度を第1種演出表示装置2400の装図表示部2410上に表示し、ステップ6124に移行する。また、ステップ6108及びステップ6116でNoの場合にも、ステップ6124に移行する。
そして、ステップ6124で、装飾図柄表示制御手段2521は、メイン側情報一時記憶手段2511を参照し、主制御装置(メイン基板)1000側から確定表示コマンドを受信したか否かを判定する。ステップ6124でYesの場合、ステップ6126で、装飾図柄表示制御手段2521は、装飾図柄情報一時記憶手段2521bに記憶されている前記ステップ6104での決定内容に従い、装飾図柄の停止図柄を確定表示し、次の処理に移行する。尚、ステップ6102でNoの場合にも、次の処理に移行する。また、ステップ6124でNoの場合、ステップ6116に移行する。即ち、当該処理の間に保留球が新たに追加された場合には、当該保留球数に基づき報知情報が更新される。
次に、図18のタイミングチャートを参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機における作用について説明する。まず、本図を簡単に説明すると、図中、「図柄変動」における「ON」及び「OFF」は、夫々、装飾図柄変動中及び装飾図柄非変動中であることを示している。「保留個数」における「0」〜「4」は、装飾図柄変動に係る保留球の個数を示している。「報知パターン」における「1」〜「3」は、信頼度報知パターン(図10参照)の種別を示している。「表示上信頼度」は、報知される信頼度を示している。また、本タイミングチャートでは、リーチ態様として、図9の変動態様48(信頼度30%)、変動態様49(信頼度60%)及び変動態様50(信頼度100%)が選択された場合を想定している。
ここで、本タイミングチャートを説明すると、まず、最初は、「報知パターン」として「1」が選択され、図柄変動中の「保留個数」が「2」のままの場合である。この場合、真の信頼度の50%(即ち、表示上信頼度=真の信頼度×0.5)が、「表示上信頼度」として当該変動中終始表示される。図19は、このときの第1種演出表示装置2400の装図表示部2410上の様子を示したものである(変動態様50の場合)。図19に示すように、「大当たり信頼度50%以上」と、真の大当たり信頼度が50%以上であることが報知されると共に、「保留が増えればまだ上がるかも」という、遊技者に保留増加を促す表示を行なう。
二番目は、「報知パターン」として「1」が選択され、図柄変動中の「保留個数」が「0」から「4」まで段階的に増加した場合である。この場合、保留数が1増加する毎に、一定割合で表示上信頼度が上昇する{具体的には、表示上信頼度=真の信頼度×(0.25×保留個数)}。例えば、変動態様50の場合、保留球が0のときには「0%以上」と表示され、保留球が1のときには「25%以上」と表示され、保留球が2のときには「50%以上」と表示され、保留球が3のときには「75%以上」と表示され、上限値である保留球が4のときには「100%」と真の信頼度が表示される。
三番目は、「報知パターン」として「2」が選択され、図柄変動中の「保留個数」が「0」から「4」まで段階的に増加した場合である。この場合、保留数が1増加する毎に、不規則に表示上信頼度が上昇する{具体的には、表示上信頼度=真の信頼度×(0.05(0個)又は0.1(1個)又は0.2(2個)又は0.3(3個)又は1(4個))}。例えば、変動態様50の場合、保留球が0のときには「5%以上」と表示され、保留球が1のときには「10%以上」と表示され、保留球が2のときには「20%以上」と表示され、保留球が3のときには「30%以上」と表示され、上限値である保留球が4のときには「100%」と真の信頼度が表示される。
最後は、「報知パターン」として「3」が選択され、図柄変動中の「保留個数」が「0」から「4」まで段階的に増加した場合である。この場合、保留数が1増加する毎に、不規則に表示上信頼度が上昇する{具体的には、表示上信頼度=真の信頼度×(0.5(0個)又は0.6(1個)又は0.75(2個)又は0.9(3個)又は1(4個))}。例えば、変動態様50の場合、保留球が0のときには「50%以上」と表示され、保留球が1のときには「60%以上」と表示され、保留球が2のときには「75%以上」と表示され、保留球が3のときには「90%以上」と表示され、上限値である保留球が4のときには「100%」と真の信頼度が表示される。
本最良形態によれば、特別遊技への移行期待度報知と保留球数をリンクさせるという、これまでに存在しない斬新な報知手法を採用しているので、遊技の興趣性を顕著に高めることができるという効果を奏する。
更に、保留数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知するよう構成されているので、保留が上限に達していない状況で、識別情報の変動表示がリーチ態様となった場合でも、当該変動表示中にも遊技球を発射し続けるモチベーションを遊技者に付与することができるという効果を奏する。
更に、保留数が上限値である場合、実際の移行期待度を報知するよう構成されているので、前記モチベーションの付与を当該タイミングで中止することにより、遊技者の無駄打ちを防止できるという効果を奏する。
上記最良形態の変更例として、実球保留をした場合、当該変動に係る大当たり信頼度を実球を用いて報知するようにしてもよい。例えば、保留された実球を信頼度に応じて振動させる構成を採る(例えば、1個当たり25%の信頼度とする)とき、例えば、信頼度が100%の変動態様が選択された際、実球が1個しか存在しない場合には、1個しか振動しないので、遊技者は、当該変動態様の信頼度が25%以上であることを認識する。そして、当該変動中に実球が1個ずつ増加するに伴い、振動する実球の数も1個ずつ増加し、最終的に実球が4個存在するに至った場合には、4個振動することになる結果、遊技者は信頼度が100%であることを認識することができる。
次に、図20〜図27を参照しながら、図柄変動に係る保留数が上限に達している状況下、始動入賞口に入球した超過入球数に基づき、現在行なわれている変動の信頼度(特別遊技への移行期待度)を報知するタイプの第二最良形態を説明する。尚、当該説明は、第一最良形態と相違する部分(構成要素や処理等)についてのみ行なうこととする。加えて、各構成要素や処理の後には「(2)」が付されているが、特に説明なき限り、当該構成要素や処理は、「(2)」が付されていない上記最良形態のそれと同一機能・内容を有する。
まず、図20は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。ここで、第一最良形態との相違点は、第1種演出表示装置2400(2)の表示内容である。そこで、図21及び図22を参照しながら、当該相違点を説明すると、第1種演出表示装置2400(2)上には、装飾図柄が変動表示・停止表示する装図表示部2410(2)と、待機状態にある装飾図柄の変動数を示す装図保留表示部2420(2)と、保留が上限値(例えば4個)に達している状況で、始動入賞口2100(2)に入球した超過入球数を表示する超過入球個数表示部2430(2)が表示されている。ここで、超過入球個数表示部2430(2)は、特定個数(例えば4個)の丸型オブジェクトからなり、超過入球個数に応じて、当該丸型オブジェクトが変色(例えば白から赤)するように構成されている。
次に、図23のブロック図を参照しながら、本最良形態に係る第1種演出表示制御装置2500(2)を説明する。前記第一最良形態との相違点は、表示制御手段2520(2)が、超過入球個数に応じて、第1演出表示装置2400(2)上の超過入球個数表示部2430(2)の表示を可変させる超過入球個数表示制御手段2524(2)を備えている点である。ここで、超過入球個数表示制御手段2524(2)は、超過入球個数を一時的に記憶するための超過入球個数一時記憶手段2524a(2)を更に有している。
次に、図24は、本最良形態に係る信頼度報知パターン決定用参照テーブル2522a(2)の一例である。この例においては、報知パターンとして、比例型(超過入球個数に比例して、報知される信頼度が実際の信頼度に近づくタイプ)、非比例型A(超過入球個数が大きくならないと、報知される信頼度が実際の信頼度に近づかないタイプ)、非比例型B(超過入球個数が小さい段階で、報知される信頼度が実際の信頼度に近いタイプ)が存在する。例えば、図9の変動態様49が変動表示されており、かつ、報知パターン1(比例型)が選択された場合、超過入球個数が1個の段階では実際の信頼度である60%に25%を乗じた値である「15%以上」が報知され、超過入球個数が2個の段階では実際の信頼度である60%に50%を乗じた値である「30%以上」が報知される。他方、報知パターン2(非比例型A)が選択された場合、超過入球個数が1個の段階では実際の信頼度である60%に10%を乗じた値である「6%以上」が報知され、超過入球個数が2個の段階では実際の信頼度である60%に20%を乗じた値である「12%以上」が報知される。
次に、本最良形態における処理を説明する。ここで、第一最良形態と相違する処理は、図12におけるステップ1300(2)のサブルーチンに係る第1種特別遊技内容決定乱数取得処理と、ステップ6100(2)の装飾図柄表示制御処理である。
そこで、まず、図25のフローチャートを参照しながら、第1種特別遊技内容決定乱数取得処理1300(2)を説明すると、第一最良形態のそれと相違する点は、ステップ1310(2)が存在することのみである。即ち、保留球が上限に達した状況で第1種始動口2100(2)に遊技球が入賞した場合{ステップ1304(2)でNoの場合}、ステップ1310(2)で、情報送信手段1200(2)が、第1種演出表示制御手段2500(2)側に超過球情報を送信する。
次に、図26のフローチャートを参照しながら、装飾図柄表示制御処理6100(2)を説明すると、第一最良形態のそれと相違する点は、ステップ6118(2)及びステップ6120(2)の内容である。即ち、リーチ態様フラグがオンである場合{ステップ6116(2)でYesの場合}、ステップ6118(2)で、信頼度報知判定実行手段2522(2)は、超過入球個数一時記憶手段2524a(2)を参照し、超過入球個数情報を取得すると共に、当該取得情報を信頼度報知関連情報一時記憶手段2522b(2)に記憶する。次に、ステップ6120(2)で、信頼度報知判定実行手段2522(2)は、信頼度報知関連情報一時記憶手段2522b(2)に記憶されている保留球個数情報、当該リーチ態様の大当たり信頼度情報及び選択された報知パターン情報に基づき、報知する信頼度(表示上信頼度)を決定すると共に、当該報知信頼度を信頼度報知関連情報一時記憶手段2522b(2)に記憶する。
次に、図27のタイミングチャートを参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機における作用について説明する。まず、本図を簡単に説明すると、図中、「図柄変動」における「ON」及び「OFF」は、夫々、装飾図柄変動中及び装飾図柄非変動中であることを示している。「超過入球個数」における「0」〜「4」は、保留の上限を超えて第1種始動口2100(2)に入賞した遊技球数を示している。「報知パターン」における「1」〜「3」は、信頼度報知パターン(図24参照)の種別を示している。「表示上信頼度」は、報知される信頼度を示している。また、本タイミングチャートでは、リーチ態様として、図9の変動態様48(信頼度30%)、変動態様49(信頼度60%)及び変動態様50(信頼度100%)が選択された場合を想定している。
ここで、本タイミングチャートを説明すると、まず、最初は、「報知パターン」として「1」が選択され、超過入球個数が「2」のままの場合である。この場合、真の信頼度の50%(即ち、表示上信頼度=真の信頼度×0.5)が、「表示上信頼度」として当該変動中終始表示される。図21は、このときの第1種演出表示装置2400(2)の第1種演出表示装置2400(2)上の様子を示したものである(変動態様50の場合)。図21に示すように、「大当たり信頼度50%以上」と、真の大当たり信頼度が50%以上であることが報知されると共に、「超過球が増えればまだ上がるかも」という、遊技者に超過球増加を促す表示を行なう。
二番目は、「報知パターン」として「1」が選択され、超過入球個数が「0」から「4」まで段階的に増加した場合である。この場合、超過入球個数が1増加する毎に、一定割合で表示上信頼度が上昇する{具体的には、表示上信頼度=真の信頼度×(0.25×超過入球個数)}。例えば、変動態様50の場合、超過入球個数が0のときには「0%以上」と表示され、超過入球個数が1のときには「25%以上」と表示され、超過入球個数が2のときには「50%以上」と表示され、超過入球個数が3のときには「75%以上」と表示され、上限値である超過入球個数が4のときには「100%」と真の信頼度が表示される。
三番目は、「報知パターン」として「2」が選択され、超過入球個数が「0」から「4」まで段階的に増加した場合である。この場合、超過入球個数が1増加する毎に、不規則に表示上信頼度が上昇する{具体的には、表示上信頼度=真の信頼度×(0.05(0個)又は0.1(1個)又は0.2(2個)又は0.3(3個)又は1(4個))}。例えば、変動態様50の場合、超過入球個数が0のときには「5%以上」と表示され、超過入球個数が1のときには「10%以上」と表示され、超過入球個数が2のときには「20%以上」と表示され、超過入球個数が3のときには「30%以上」と表示され、上限値である超過入球個数が4のときには「100%」と真の信頼度が表示される。
最後は、「報知パターン」として「3」が選択され超過入球個数が「0」から「4」まで段階的に増加した場合である。この場合、超過入球個数が1増加する毎に、不規則に表示上信頼度が上昇する{具体的には、表示上信頼度=真の信頼度×(0.5(0個)又は0.6(1個)又は0.75(2個)又は0.9(3個)又は1(4個))}。例えば、変動態様50の場合、超過入球個数が0のときには「50%以上」と表示され、超過入球個数が1のときには「60%以上」と表示され、超過入球個数が2のときには「75%以上」と表示され、保留球が3のときには「90%以上」と表示され、上限値である超過入球個数が4のときには「100%」と真の信頼度が表示される。
本最良形態によれば、保留の上限を超えた場合、当該保留を超えた分の入球個数に基づき、当該変動による特別遊技への移行期待度を報知するよう構成されているので、保留が上限に達した場合の止め打ちを有効に防止でき、その結果、遊技機の稼働率を向上させることが可能になるという効果を奏する。
更に、超過した入球個数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知するよう構成されているので、遊技球を発射し続ける遊技者のモチベーションをより高めることが可能になるという効果を奏する。
更に、超過した入球個数が特定個数に達した場合、実際の移行期待度を報知するよう構成されているので、遊技者の過剰な無駄打ちを防止できるという効果を奏する。
更に、保留が上限に達しなくなった時点、即ち、止め打ちの原因が解消された時点で、超過入球個数記憶手段中の超過入球個数情報をリセットするよう構成されているので、再び保留が上限を超えるまでの間、移行期待度報知に関する制御が簡素化されるという効果を奏する。
図1は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 図2は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の特図保留表示部の拡大図である。 図3は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の装図保留表示部の拡大図である。 図4は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の背面図である。 図5は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(全体)。 図6は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(メイン側)。 図7は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(周辺機器側)。 図8は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(サブ側)。 図9は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の第1種演出表示制御装置内の装図変動態様記憶手段の記憶内容を概念的に示した図である。 図10は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機の第1種演出表示制御装置内の報知パターンテーブルの内容を概念的に示した図である。 図11は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側でのメインフローチャートである。 図12は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技移行判定処理のフローチャートである。 図13は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技内容決定乱数取得処理のフローチャートである。 図14は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での特別図柄表示処理のフローチャートである。 図15は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技作動条件判定処理のフローチャートである。 図16は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技実行処理のフローチャートである。 図17は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機における、表示制御装置側での装飾図柄表示処理・大当たり期待度表示処理のフローチャートである。 図18は、本発明の第一最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの一例である。 図19は、装図表示部上に表示される画面例である(大当たり期待度表示画面)。 図20は、本発明の第二最良形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 図21は、装図表示部上に表示される画面例である(大当たり期待度表示画面)。 図22は、本発明の第二最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(周辺機器側)。 図23は、本発明の第二最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(サブ側)。 図24は、本発明の第二最良形態に係るパチンコ遊技機の第1種演出表示制御装置内の報知パターンテーブルの内容を概念的に示した図である。 図25は、本発明の第二最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技内容決定乱数取得処理のフローチャートである。 図26は、本発明の第二最良形態に係るパチンコ遊技機における、表示制御装置側での装飾図柄表示処理・大当たり期待度表示処理のフローチャートである。 図27は、本発明の第二最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの一例である。
符号の説明
1112、1112(2) 乱数取得判定実行手段
1113、1113(2) 特図保留情報一時記憶判定実行手段
1113a、1113a(2) 特図保留情報一時記憶手段
1114、1114(2) 特図内容決定手段
1120、1120(2) 特別図柄表示制御手段
1131、1131(2) 条件判定手段
1132、1132(2) 特別遊技実行手段
2100、2100(2) 第1種始動口
2200、2200(2) 第1種大入賞口
2310、2310(2) 特図表示部
2522、2522(2) 信頼度報知判定実行手段
2524a(2) 超過入球個数一時記憶手段

Claims (7)

  1. 遊技球が流入可能である始動入球口と、
    識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部と、
    開状態と閉状態を採り得る可変入賞口と、
    前記始動入球口への遊技球の流入に基づき、遊技内容決定乱数を取得する遊技内容決定乱数取得手段と、
    前記遊技内容決定乱数に基づき、前記識別情報の変動内容と停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段と、
    識別情報変動開始条件を充足していない場合、所定条件下で前記遊技内容決定乱数を一時的に保留情報記憶手段に記憶する保留情報記憶判定実行手段と、
    識別情報変動開始条件を充足している場合、前記識別情報表示内容決定手段により決定された表示内容に従い、前記識別情報表示部で前記識別情報を前記変動内容で変動表示した後、前記停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段と、
    前記停止識別情報が所定態様である場合、遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口を可変させる特別遊技への移行を決定する特別遊技移行決定手段と、
    前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段と
    を有するパチンコ遊技機において、
    前記保留情報記憶手段に一時記憶されている保留数に基づき、前記識別情報の変動中に、当該変動による前記特別遊技への移行期待度を報知する移行期待度報知制御手段を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記移行期待度報知制御手段は、前記保留数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知する、請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記移行期待度報知制御手段は、前記保留数が上限値である場合、実際の移行期待度を報知する、請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 遊技球が流入可能である始動入球口と、
    識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部と、
    開状態と閉状態を採り得る可変入賞口と、
    前記始動入球口への遊技球の流入に基づき、遊技内容決定乱数を取得する遊技内容決定乱数取得手段と、
    前記遊技内容決定乱数に基づき、前記識別情報の変動内容と停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段と、
    識別情報変動開始条件を充足していない場合、所定個数を上限として、前記遊技内容決定乱数を一時的に保留情報記憶手段に記憶する保留情報記憶判定実行手段と、
    識別情報変動開始条件を充足している場合、前記識別情報表示内容決定手段により決定された表示内容に従い、前記識別情報表示部で前記識別情報を前記変動内容で変動表示した後、前記停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段と、
    前記停止識別情報が所定態様である場合、遊技者にとって有利な状態へ前記可変入賞口を可変させる特別遊技への移行を決定する特別遊技移行決定手段と、
    前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段と
    を有するパチンコ遊技機において、
    前記保留情報記憶手段に一時記憶された前記遊技内容決定乱数が前記所定個数に達した状態で、前記始動入球口に遊技球が更に入球した場合、前記所定個数を超えた分の入球個数を一時的に記憶するための超過入球個数記憶手段と、
    前記超過入球個数記憶手段に一時記憶されている前記入球個数に基づき、前記識別情報の変動中に、当該変動による前記特別遊技への移行期待度を報知する移行期待度報知制御手段を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機。
  5. 前記移行期待度報知制御手段は、前記入球個数が大きくなる程、実際の移行期待度に近い移行期待度を報知する、請求項4記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記移行期待度報知制御手段は、前記入球個数が特定個数に達した場合、実際の移行期待度を報知する、請求項5記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記超過入球個数記憶手段は、前記保留情報記憶手段に一時記憶されている前記遊技内容決定乱数が前記所定個数未満となった時点で、当該超過入球個数記憶手段中に一時記憶されている入球個数をリセットする、請求項4〜6のいずれか一項記載のパチンコ遊技機。
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