JP2007095558A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. カソード触媒層と、アノード触媒層と、上記カソード触媒層と上記アノード触媒層の間に配置されたプロトン伝導性膜と、液体燃料を貯留する液体燃料タンクと、空気導入口を有する表面層と、上記表面層とカソード触媒層との間に位置し、上記カソード触媒層において生成した水の蒸散を抑止する保湿板とを具備する燃料電池であって、上記保湿板は、透湿度が異なる少なくとも２種の多孔体の積層体から成ることを特徴とする燃料電池。
2. 前記燃料電池は、前記液体燃料の気化成分を前記アノード触媒層に供給するための燃料気化層をさらに有することを特徴とする請求項１記載の燃料電池。
3. 前記保湿板を構成する透湿度が高い多孔体が、カソード触媒層側に配置されていることを特徴とする請求項１または２記載の燃料電池。
4. 前記保湿板を構成する多孔体が、繊維状多孔体または発泡状多孔体であることを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載の燃料電池。
5. 前記液体燃料タンクと燃料気化層との間に、少なくとも１枚の多孔体が配置されていることを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の燃料電池。
6. 前記多孔体が、繊維状多孔体または発泡状多孔体であることを特徴とする請求項５記載の燃料電池。