JP2007095511A - 防水コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】嵌合接続状態で振動が加えられてもガタつきが発生せずに耐振動性が優れる防水機能の高い防水コネクタを提供すること。
【解決手段】互いに防水構造を持つプラグコネクタ11,ソケットコネクタ21を嵌合接続する場合、プラグコネクタ11ではハウジング12内に装着固定される防水用シール部材14の形状が工夫され、防水用シール部材14における第1の当接部M1がハウジング22の嵌合方向の先端側端部と当接する以外、第2の当接部M2が各ソケットコンタクト23の嵌合方向の先端側端部と当接し、且つ各ソケットコンタクト23をハウジング22の内壁に対して押圧するように働き、しかも第1の当接部M1及び第2の当接部M2の間に形成された凸部がハウジング22の嵌合方向の先端側部分をハウジング12の内壁に対して押圧するように働く構造であることにより、圧縮効果が高められてシール機能が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として所定数のコンタクトを保持したハウジング内に防水用シール部材を装着固定して成る防水コネクタであって、詳しくは相手側コネクタとの嵌合接続時におけるガタつきを防止して防水機能を高めた耐振動性構造の防水コネクタに関する。
従来、この種の防水コネクタとしては、例えば雌型コネクタ(第1のコネクタ)における嵌合凸部端面の雌端子に対応する箇所にそれぞれ埋め込まれたシール部材の雄端子挿入穴を通すように雄型コネクタ(第2のコネクタ)における凹部端面で露呈する雄端子を挿入することで両端子間が挿入接続される形態で嵌合接続を行うタイプのもの(特許文献1参照)や、雄型コネクタにおける嵌合凹部端面の全体に設けられたシール部材を挿通する雄端子を雌型コネクタにおける嵌合凸部端面の雌端子に挿入することで両端子間が挿入接続される形態で嵌合接続を行うタイプのもの(特許文献2参照)等が挙げられる。
特開2001−68204号公報(段落[0019]〜[0021]、図1) 特開2002−231374号公報(段落[0019]〜[0023]要約、図1)
上述した特許文献1や特許文献2の何れの防水コネクタにおいても、シール部材により雄端子(各コンタクト)の回りをシールするだけの構造であり、各コネクタの嵌合接続時に係止構造が持たされていても、嵌合接続を行い易くするために或る程度のクリアランス(隙間)を持たせる必要があることにより、外部から振動が加えられると嵌合接続状態にあってもガタつきが発生することを回避することができず、耐振動性が優れないという問題がある上、隙間から水が浸入したときに隣り合うコンタクト同士が短絡してしまう危険性(特に各コンタクトをそれぞれシール部材でシールした文献文献1の構造の場合に危惧される問題といえるが、文献文献2の突き当てシール構造においても、経年の温度変化等によりシール部材が変形されると同様に問題視される)がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、嵌合接続状態で外部から振動が加えられてもガタつきが発生せずに耐振動性が優れる防水機能の高い防水コネクタを提供することにある。
本発明によれば、所定数のコンタクトを保持したハウジング内に防水用シール部材を装着固定して成る防水コネクタにおいて、防水用シール部材は、相手側コネクタとの嵌合接続に際して嵌合方向で相手側ハウジングの先端側端部と当接する第1の当接部、並びに該相手側ハウジング内に収納保持されて所定数のコンタクトとそれぞれ接触される所定数の相手側コンタクトの先端側端部と当接すると共に、該所定数の相手側コンタクトを該相手側ハウジングの内壁に対して押圧する第2の当接部を有する防水コネクタが得られる。
又、本発明によれば、上記防水コネクタにおいて、第2の当接部は、段差を持つ形状であると共に、該段差部分で所定数の相手側コンタクトを嵌合方向及び該嵌合方向と交差する方向へ押圧する防水コネクタが得られる。
更に、本発明によれば、上記何れかの防水コネクタにおいて、防水用シール部材は、第1の当接部及び第2の当接部の間の部分に形成された起伏形状の凸部により相手側ハウジングの先端側部分をハウジングの内壁に対して押圧する防水コネクタが得られる。
加えて、本発明によれば、上記何れか一つの防水コネクタにおいて、防水用シール部材は、弾性材から成る防水コネクタが得られる。
本発明の防水コネクタの場合、ハウジング内に装着固定される防水用シール部材の形状を工夫することにより、嵌合状態で防水用シール部材による各相手側コンタクトの相手側ハウジングの内壁に対する押圧、及び相手側ハウジングのハウジングの内壁に対する押圧が構造上において同時に相乗効果的に得られて圧縮効果が高められるようになり、結果としてシール機能が高められることにより、外部から振動が加えられても極めてガタつきが発生し難くて耐振動性が優れたものとなると共に、防水機能についても極めて向上されるようになる。
本発明の最良の形態に係る防水コネクタは、所定数のコンタクトを保持したハウジング内に防水用シール部材を装着固定して成る基本構造のものにおいて、防水用シール部材は、相手側コネクタとの嵌合接続に際して嵌合方向で相手側ハウジングの先端側端部と当接する第1の当接部、並びに相手側ハウジング内に収納保持されて各コンタクトとそれぞれ接触される所定数の相手側コンタクトの先端側端部と当接すると共に、各相手側コンタクトを相手側ハウジングの内壁に対して押圧する第2の当接部を有するものである。
但し、この防水コネクタにおいて、防水用シール部材における第2の当接部は、段差を持つ形状であると共に、段差部分で各相手側コンタクトを嵌合方向及びその嵌合方向と交差する方向へ押圧するものであれば好ましく、更に防水用シール部材は、第1の当接部及び第2の当接部の間の部分に形成された起伏形状の凸部により相手側ハウジングの先端側部分をハウジングの内壁に対して押圧するものであれば好ましい。尚、防水用シール部材は、弾性材から成るものであれば一層好ましい。
以下は、具体的な実施例を挙げ、本発明の防水コネクタについて、より詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る防水コネクタ(プラグコネクタ11)の基本構造を相手側コネクタ(ソケットコネクタ21)との嵌合状態で一部破断して示した側面断面図であり、図2はこの防水コネクタ(プラグコネクタ11)の単体での基本構造を示した側面断面図である。又、図3はこの防水コネクタ(プラグコネクタ11)の外観構造を示したもので、同図(a)は上面方向からの平面図に関するもの,同図(b)は嵌合方向手前側からの正面図に関するもの,同図(c)は側面図に関するもの,同図(d)は背面図に関するものである。更に、図4は、この防水コネクタ(プラグコネクタ11)のハウジング12内に備えられる防水用シール部材14の外観構造を示したもので、同図(a)は嵌合方向手前側からの正面図に関するもの,同図(b)は上面方向からの平面図に関するもの,同図(c)は背面図に関するものである。
各図を参照すれば、この防水コネクタとしてのプラグコネクタ11は、所定数(ここでは2極用の2本)のプラグコンタクト13を保持したハウジング12内に弾性を有するゴム材等による防水用シール部材14を装着固定して成る基本構造となっており、防水用シール部材14については、相手側コネクタであるソケットコネクタ21との嵌合接続に際して嵌合方向で相手側ハウジング22の先端側端部と当接する第1の当接部M1、並びにハウジング22内に収納保持されて各プラグコンタクト13とそれぞれ接触される所定数(ここでも2極用の2本)の相手側コンタクトとしてのソケットコンタクト23の先端側端部と当接すると共に、各ソケットコンタクト23をハウジング22の内壁(即ち、各ソケットコンタクト23が収容される収容部を構成する壁)に対して押圧し、且つ各ソケットコンタクト23を嵌合方向に押圧する第2の当接部M2を有するものとなっている。
即ち、この防水用シール部材14における第2の当接部M2は、図2に示される細部構造を参照すれば、段差を持つ形状であると共に、この段差部分で各ソケットコンタクト23を嵌合方向(各ソケットコンタクト23の延在方向)及びその嵌合方向と交差する方向へ押圧するものとなっている。防水用シール部材14自体は、その他にソケットコネクタ21との嵌合接続状態にあって、第1の当接部M1及び第2の当接部M2の間の部分に形成された側面断面が凹凸する起伏形状の凸部によりハウジング22の先端側部分をハウジング12の内壁に対して押圧するようになっている。更に、防水用シール部材14自体は、図4(a)〜(c)に示されるように、本体部分が各プラグコンタクト13の数に対応(ここでは2つ)する略丸棒状に延在した箇所を略中央部分の鍔部で一体的に結合した形状となっており、略丸棒状に延在する延在部の所定箇所には略中央部分の鍔部を含めて背面側から正面側に向けて各プラグコンタクト13を挿入装着するための貫通穴が設けられ、こうした構造によって各プラグコンタクト13毎の防水機能を高められるようになっている。
このようなプラグコネクタ11を組み立てる場合、ハウジング12内に形成された嵌合凹部内の奥側に防水用シール部材14をその背面側から装着固定(図2に示されるようにハウジング12内の嵌合凹部の奥側が防水用シール部材14の起伏形状に対応して装着固定できる形状となっている)し、防水用シール部材14の装着固定後にハウジング12背面側の所定箇所に設けられた孔部を通して各プラグコンタクト13をそれぞれ防水用シール部材14の貫通穴を通して所定の位置で位置決めされるように挿入装着する。図3(a)〜(d)は、こうしたプラグコネクタ11の組み立て後の状態を示したものであるが、ハウジング12における嵌合方向側では図3(b)に示されるように、嵌合凹部内を示す開口において防水用シール部材14の嵌合方向側が露呈され、背面方向側からは外観上、その他の図3(a),図3(c),図3(d)に示されるように、各プラグコンタクト13の接続対象物となる配線回路基板等への実装用に屈曲された部分が露呈される。このようにプラグコネクタ11は、防水用シール部材14がハウジング12内の嵌合凹部の奥側に装着固定された構造であるため、全体を大型化することなく小型構造としてシール機能を持たせられるようになっている。
これに対し、ソケットコネクタ21は、プラグコネクタ11の各プラグコンタクト13がそれぞれ挿入接触されるソケットコンタクト23、並びにそれと同数分の電線26を用い、各電線26の先端側部分に予め弾性材としてのゴムシール等による防水栓として働く電線用シール部材25をそれぞれ通した状態にしておき、各電線26の皮覆を剥がした導電線部を各ソケットコンタクト23の中途部分に対して半田や圧接により接続固定した上、各ソケットコンタクト23における各電線26に対するかしめ固定部分となる各電線26の皮覆領域の所定の範囲をそれぞれ電線用シール部材25で覆う状態にしてかしめ固定部分をかしめ固定して電線結合部材のハウジング22内への所定箇所における装着固定を済ませた後、各電線26を幾分外方へ引き寄せて各ソケットコンタクト23が所定の位置で係止されて位置決めされるようにし、更にハウジング22に対する電線用シール部材25側寄り部分外方からリテーナ24を嵌合装着することによって組み立てられるもので、嵌合方向側とは反対側の背面側を強固な防水構造としている。
このような互いに防水構造を持つプラグコネクタ11とソケットコネクタ21とを嵌合接続する場合、プラグコネクタ11ではハウジング12内に装着固定される防水用シール部材14の形状が工夫されており、防水用シール部材14における第1の当接部M1がハウジング22の嵌合方向の先端側端部と当接する以外、第2の当接部M2が各ソケットコンタクト23の嵌合方向の先端側端部と当接し、且つ各ソケットコンタクト23をハウジング22の内壁に対して押圧するように働き、しかも第1の当接部M1及び第2の当接部M2の間に形成された凸部がハウジング22の嵌合方向の先端側部分をハウジング12の内壁に対して押圧するように働く構造となっているため、嵌合接続状態では防水用シール部材14による各ソケットコンタクト23のハウジング22の内壁に対する押圧、及びハウジング22のハウジング12の内壁に対する押圧が構造上において同時に相乗効果的に得られて圧縮効果が高められ、ソケットコネクタ21が嵌合接続係止された後には各ソケットコンタクト23のガタつきが効果的に阻止される上、押し戻しによる動き(移動)が阻止されて強固に固定される。
このような結果として、プラグコネクタ11は、ソケットコネクタ21との嵌合接続状態で基本構造上におけるシール機能が高められ、嵌合外部から振動が加えられても極めてガタつきが発生し難くて耐振動性が優れたものとなると共に、経年変形が起こり難く、防水機能についても、極めて向上するようになる。
ところで、防水用シール部材14は弾性を持つことにより、その形状は嵌合接続の前後で幾分相違する。嵌合接続前状態では図2に示されるように、第1の当接部M1を有する鍔部が各プラグコンタクト13の軸芯と垂直な面上で比較的低背となっていると共に、第2の当接部M2における各プラグコンタクト13の延在方向における幅寸法が比較的長くなっているが、嵌合接続後状態では図1に示されるように、第1の当接部M1を有する鍔部が各プラグコンタクト13の軸芯と垂直な面上で比較的高背となるように変形すると共に、第2の当接部M2における各プラグコンタクト13の延在方向における幅寸法も比較的短くなるように変形する。即ち、プラグコネクタ11及びソケットコネクタ21の嵌合接続時には、防水用シール部材14の全体が嵌合方向で圧縮され、その嵌合方向(各ソケットコンタクト23の延在方向)と垂直な面方向ではその反対に伸びるように変形するため、ハウジング12内の嵌合方向における奥側部分でのシール機能、ハウジング12内壁とハウジング22外壁とのシール機能、各プラグコンタクト13毎のシール機能における何れもが強固に高められることになり、しかもソケットコネクタ21の背面側のシール機能も非常に高い構造としているため、プラグコネクタ11及びソケットコネクタ21の嵌合接続時における防水効果は強大なものとなる。
図5は、上述したプラグコネクタ11に対するソケットコネクタ21の嵌合接続の様子について、ソケットコネクタ21に備えられる各ソケットコンタクト23を含む電線結合部材(以下も同様であるが、上述したようにソケットコンタクト23に接続された電線26及びそれらを覆った電線用シール部材25を含む構成を示すもの)を取り外した状態としてソケットコネクタ21を手前にして示した斜視図であり、同図(a)は全体の外観斜視図に関するもの,同図(b)は側面方向を破断して内部を露呈して示した破断斜視図に関するものである。ここでは、図5(a)に示される表面上の外観構造からは嵌合構造が見えなくなっているが、図5(b)を参照すれば、上述した通りにハウジング12の嵌合凹部内に装着固定された防水用シール部材14における第1の当接部M1がハウジング22の嵌合方向の先端側端部と当接すると共に、第1の当接部M1及び第2の当接部M2の間に形成された凸部がハウジング22の嵌合方向の先端側部分をハウジング12の内壁に対して押圧するように働く様子が示されている。
図6は、上述したプラグコネクタ11に対するソケットコネクタ21の嵌合接続の様子について、ソケットコネクタ21に備えられる各ソケットコンタクト23を含む電線結合部材を装着した状態として側面方向を一部破断して内部を露呈して示した破断斜視図であり、同図(a)はソケットコネクタ21を手前とする方向からの破断斜視図に関するもの,同図(b)はプラグコネクタ11を手前とする方向からの破断斜視図に関するものである。ここでは、図6(a)及び図6(b)を参照すれば、上述した通りにハウジング12の嵌合凹部内に装着固定された防水用シール部材14における第2の当接部M2の段差部分が各ソケットコンタクト23の嵌合方向の先端側端部と当接し、且つ各ソケットコンタクト23をハウジング22の内壁に対して押圧するように働き、具体的には各ソケットコンタクト23を嵌合方向及びその嵌合方向と交差する方向へ押圧する様子が示されている。
以下は、上述したプラグコネクタ11に備えられる各部の外観構造を詳細に説明する。
図7は、プラグコネクタ11に備えられるハウジング12の外観を示した斜視図であり、同図(a)は嵌合方向に関するもの,同図(b)は背面方向に関するものである。ここでは、ハウジング12単体の外観を示しており、細部を説明すれば、図7(a)に示される嵌合方向では防水用シール部材14を装着固定するためであると共に、ソケットコネクタ21のハウジング22を案内して挿入するために形成された嵌合凹部が開口となっている様子を示しており、図7(b)に示される背面方向では所定箇所に各プラグコンタクト13を挿入するための孔部が設けられた様子を示している。
図8は、プラグコネクタ11に備えられるプラグコンタクト13の外観を示した斜視図であり、同図(a)は嵌合方向に関するもの,同図(b)は背面方向に関するものである。ここでは、図8(a)及び図8(b)を参照すれば、プラグコンタクト13の嵌合方向に延在する奥側の所定箇所には防水用シール部材14及びハウジング12に対する位置決め用に他の部分よりも徐々に外方へ段差を成して突出する形状の突出部分が形成された様子を示している。因みに、ここでのプラグコンタクト13における外方へ最も突出した部分は、それよりも嵌合方向における先端側をハウジング12の孔部を通して防水用シール部材14の貫通穴へ挿入する際、突出形状に対応するようにハウジング12の孔部内に形成された凹部に当接係止され、位置決めされるようになっている。
図9は、プラグコネクタ11に備えられる防水用シール部材14の外観を示した斜視図であり、同図(a)は嵌合方向に関するもの,同図(b)は背面方向に関するものである。ここでは、図4(a)〜(c)を参照して説明した防水用シール部材14単体の外観を示しており、細部を説明すれば、図9(a)に示される嵌合方向では、鍔部の嵌合方向における露呈面が第1の当接部M1となっていると共に、略丸棒状の延在部における嵌合方向先端側で突出した部分に形成された段差部分にあっての2つの面が第2の当接部M2となっており、更に嵌合方向先端側で突出した部分から隔たった略丸棒状の延在部の平坦面における所定箇所に各プラグコンタクト13の嵌合方向先端側に対する貫通穴が設けられた様子を示している。図9(b)に示される背面方向では、同様な略丸棒状の延在部の平坦面における所定箇所に各プラグコンタクト13に形成された突出部分の嵌合方向側部分を挿入係止できるように貫通穴の径が嵌合方向のそれよりもやや大きくなっている様子を示している。
尚、上述した実施例1に係るプラグコネクタ11(ソケットコネクタ21についても同様である)の場合、2極用に2つのプラグコンタクト13(ソケットコネクタ21の場合には2つのソケットコンタクト23)を備えた場合を例示したが、3極以上の多極用の構造とするために各部を変形することもできるので、本願発明の防水コネクタは実施例1で説明した形態に限定されない。
本発明の実施例1に係る防水コネクタの基本構造を相手側コネクタとの嵌合状態で一部破断して示した側面断面図である。 本発明の実施例1に係る防水コネクタの単体での基本構造を示した側面断面図である。 図2に示す防水コネクタの外観構造を示したもので、(a)は上面方向からの平面図に関するもの,(b)は嵌合方向手前側からの正面図に関するもの,(c)は側面図に関するもの,(d)は背面図に関するものである。 図3に示す防水コネクタのハウジング内に備えられる防水用シール部材の外観構造を示したもので、(a)は嵌合方向手前側からの正面図に関するもの,(b)は上面方向からの平面図に関するもの,(c)は背面図に関するものである。 図3に示す防水コネクタに対する相手側コネクタの嵌合接続の様子について、相手側コネクタに備えられるソケットコンタクトを含む電線結合部材を取り外した状態として相手側コネクタを手前にして示した斜視図であり、(a)は全体の外観斜視図に関するもの,(b)は側面方向を破断して内部を露呈して示した破断斜視図に関するものである。 図3に示す防水コネクタに対する相手側コネクタの嵌合接続の様子について、相手側コネクタに備えられるソケットコンタクトを含む電線結合部材を装着した状態として側面方向を一部破断して内部を露呈して示した破断斜視図であり、(a)は相手側コネクタを手前とする方向からの破断斜視図に関するもの,(b)は防水コネクタを手前とする方向からの破断斜視図に関するものである。 図3に示す防水コネクタに備えられるハウジングの外観を示した斜視図であり、(a)は嵌合方向に関するもの,(b)は背面方向に関するものである。 図3に示す防水コネクタに備えられるプラグコンタクトの外観を示した斜視図であり、(a)は嵌合方向に関するもの,(b)は背面方向に関するものである。 図3に示す防水コネクタに備えられる防水用シール部材の外観を示した斜視図であり、(a)は嵌合方向に関するもの,(b)は背面方向に関するものである。
符号の説明
11 プラグコネクタ
12,22 ハウジング
13 プラグコンタクト
14 防水用シール部材
21 ソケットコネクタ
23 ソケットコンタクト
24 リテーナ
25 電線用シール部材
26 電線

Claims (4)

  1. 所定数のコンタクトを保持したハウジング内に防水用シール部材を装着固定して成る防水コネクタにおいて、前記防水用シール部材は、相手側コネクタとの嵌合接続に際して嵌合方向で相手側ハウジングの先端側端部と当接する第1の当接部、並びに該相手側ハウジング内に収納保持されて前記所定数のコンタクトとそれぞれ接触される所定数の相手側コンタクトの先端側端部と当接すると共に、該所定数の相手側コンタクトを該相手側ハウジングの内壁に対して押圧する第2の当接部を有することを特徴とする防水コネクタ。
  2. 請求項1記載の防水コネクタにおいて、前記第2の当接部は、段差を持つ形状であると共に、該段差部分で前記所定数の相手側コンタクトを前記嵌合方向及び該嵌合方向と交差する方向へ押圧することを特徴とする防水コネクタ。
  3. 請求項1又は2記載の防水コネクタにおいて、前記防水用シール部材は、前記第1の当接部及び前記第2の当接部の間の部分に形成された起伏形状の凸部により前記相手側ハウジングの先端側部分を前記ハウジングの内壁に対して押圧することを特徴とする防水コネクタ。
  4. 請求項1〜3の何れか一つに記載の防水コネクタにおいて、前記防水用シール部材は、弾性材から成ることを特徴とする防水コネクタ。
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