JP2007095272A - 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】立ち上がりに要する時間を短くする。
【解決手段】記録媒体に、コンテンツファイルと共に、このコンテンツファイルを管理するインデックスファイルが記録される。インデックスファイルは、例えば、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPからなっている。各ファイルは、固定長スロットが連続した構成を持つ。固定長スロットは並び順を示すスロット番号(インデックス情報)で管理される。ファイルには一個または複数個の固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられている。管理情報領域は先頭の固定長スロットのインデックス情報で識別される。所定のエントリには、他のエントリを識別するスロット番号が登録される。スロット番号とスロットサイズに基づいて、インデックスファイル上における他のエントリの格納位置を検出して、当該他のエントリのデータを取得できる。
【選択図】図2

Description

この発明は、コンテンツファイルとこのコンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録する、あるいはこの記録媒体からコンテンツファイルを再生する、記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
詳しくは、この発明は、インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、この固定長スロットは当該固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、インデックスファイルには一個または複数個の固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、この管理情報領域は先頭の固定長スロットのインデックス情報で識別されることにより、電源オン時、あるいは記録媒体の装填時における立ち上がりに要する時間を短くし得る記録装置等に係るものである。
従来、大容量の記録媒体に記録した多数のファイルから所望のファイルを簡易に見つけ出す方法として、特許文献1、特許文献2、特許文献3等に、インデックスファイルを用いる方法が提案されている。
インデックスファイルは、各コンテンツファイルを管理し、各コンテンツファイルの属性情報の集合から構成、あるいは生成される。コンテンツファイルの属性情報としては、例えばサムネイル画像データ、タイトルのテキストデータ、撮像日時、コーデック情報、顔検出情報(検出顔サイズ、検出顔位置、検出顔を数値化した検出顔スコア)等がある。ただし、属性情報はこれらに限定されない。ここで、各コンテンツファイルの属性情報は、それぞれのコンテンツファイルの管理情報を構成している。
インデックスファイルは、例えば、図21に示すように、テキストファイル(又はメタデータファイル)FTX、サムネイル画像ファイルFTHおよびプロパティファイルFPからなっている。各コンテンツファイルの属性情報は、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、およびプロパティファイルFPに分けられて配置される。
ただし、コンテンツファイルの種類によっては、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHに配置される属性情報がなく、何らエントリが設けられない場合もある。図21では、各コンテンツファイルの属性情報として、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、およびプロパティファイルFPのそれぞれに配置される属性情報があった場合を示している。
ここで、テキストファイルFTXは、テキスト情報(メタデータファイルであれば、メタデータ)を管理する。サムネイル画像ファイルFTHは、サムネイルの画像データを管理する。プロパティファイルFPは、テキストファイルFTXまたはサムネイル画像ファイルFTHに関する属性情報を除く属性情報(基本属性情報)を管理し、また、他のファイルのスロット間の接続情報を管理する。
プロパティファイルFPは、先頭に属性などを示すヘッダが配される。これに対して、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHには、その先頭にヘッダが配されていない。ただし、テキストァイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHにも、プロパティファイルFPと同様に、先頭に属性などを示すヘッダが配されることもある。ヘッダに続いて、各コンテンツファイルの属性情報から構成されるエントリ(プロパティエントリ#1、プロパティエントリ#2、・・・・、サムネイル画像エントリ#1、サムネイル画像エントリ#2、・・・、テキストエントリ#1、テキストエントリ#2,・・・)が連続して配された構成となっている。
テキストファイルFTXの各エントリには、ディスクタイトル、各コンテンツファイル等に係るタイトルの文字列を示すデータが割り当てられる。サムネイル画像ファイルFTHの各エントリには、ディスクタイトル、各コンテンツファイルの内容を示すサムネイル画像データが割り当てられる。
これらテキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHの各エントリは、それぞれ固定長のスロットから構成されている。各エントリを構成するスロット数は、各エントリに割り当てられる属性情報のデータ量に応じて、一個または複数個とされる。なお、コンテンツファイルの種類によっては、属性情報の種類が異なるため、上述したように、何らエントリが設けられない場合もある。
プロパティファイルFPの各エントリには、ディスクタイトル、各コンテンツファイルの属性を示すデータが割り当てられる。このプロパティファイルFPは、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHと同様に、固定長のスロットから構成されている。このプロパティファイルFPには、コンテンツファイルの種類が種々に異なる場合であっても、各コンテンツファイルに対応してエントリが必ず設けられる。
このプロパティファイルFPの各エントリには、他のエントリとの関係を示す管理情報として、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHの対応するエントリを特定する管理情報(図21に矢印で示すような関連情報である)が設定される。また、プロパティファイルFPの複数個のスロットで構成されるエントリにあっては、各スロットに、続くスロットを特定する管理情報が設定される。また、このプロパティファイルFPの各エントリには、対応するコンテンツファイルを特定する情報が設定される。
インデックスファイルIFは、以上のような構成とされている。そのため、例えば、テキストファイルFTXに記録されたデータ列を再生して、記録媒体2に記録された各コンテンツファイルのタイトルを一覧表示できる。また、例えば、サムネイル画像ファイルFTXに記録されたデータ列を再生して、記録媒体2に記録された各コンテンツファイルのサムネイル画像を一覧表示できる。
なお、インデックスファイルIFは、このような実在するコンテンツファイルだけでなく、仮想のフォルダについても、ファイルFTX、FTH、FPにより定義することができる。プロパティファイルFPの各エントリには、コンテンツファイルおよび仮想フォルダの階層構造を定義する情報が設定される。
図22は、プロパティファイルと、コンテンツファイルおよび仮想フォルダの対応関係の一例を示している。この例では、撮像日時が「○月×日」の仮想フォルダと、撮像日時が「○月△日」の仮想フォルダが同一階層に存在し、「○月×日」の仮想フォルダの下位階層に「MPEG2PS-1」のコンテンツファイルが存在し、「○月△日」の仮想フォルダの下位階層に「MPEG2PS-2」,「MPEG2PS-3」のコンテンツファイルが存在している。
このような階層構造に対応して、プロパティファイルには、図22に示すように、ファイルエントリ#1、フォルダエントリ#4、ファイルエントリ#6、フォルダエントリ#8およびフォルダエントリ#9が形成されている。なお、各エントリの番号は、それぞれ、そのエントリを構成するスロットのうち先頭スロットの番号とされる。図示の例では、各エントリの番号を、便宜上、そのエントリを構成するスロットの最小番号としている。
ファイルエントリ#1,#6,#9は、それぞれ、「MPEG2PS-1」,「MPEG2PS-2」,「MPEG2PS-3」のコンテンツファイルを管理し、フォルダエントリ#4,#8は、それぞれ、「○月×日」,「○月△日」の仮想フォルダを管理する。
上述したように一個または複数個の固定長スロットで形成されるエントリは、記録、削除の繰り返しにより、インデックスファイル上で不特定の順序で配列される。そのため、従来のインデックスファイルでは、各エントリにエントリ番号が設定され、このエントリ番号により各エントリが管理されていた。
また、このようなインデックスファイルに係る記録再生装置では、初めに、インデックスファイルに登録された全エントリをメモリに読み込んでエントリ番号と格納位置との対応関係を把握し、この対応関係に基づいて、インデックスファイルから所望のエントリに係る情報を取得していた。
図23のフローチャートは、エントリ番号と格納位置との対応関係をテーブル化する初期化の処理手順を示している。
記録再生装置は、電源の立ち上げ、あるいは記録媒体の装填により、初期化処理を開始し、ステップSP1からステップSP2に移る。記録再生装置は、このステップSP2で、記録媒体に記録されているインデックスファイルのプロパティファイルから全エントリを読み込んでメモリに記録する。
次に、ステップSP3で、記録再生装置は、メモリに読み込んだ各エントリをエントリ番号順にソートし、エントリ番号と格納位置との対応関係をテーブル化する。そして、ステップSP4で、記録再生装置は、初期化の処理を終了する。
記録再生装置は、上述したように初期化処理でエントリ番号と格納位置との対応関係をテーブル化した後、例えばユーザにより所定のエントリに係る管理情報の表示、例えばコンテンツファイルのタイトルあるいはサムネイル画像の表示が指示されるときは、この所定のエントリの格納位置をテーブルで検索し、この検索結果に基づいてインデックスファイルの所定のエントリからタイトルのテキストデータあるいはサムネイル画像のデータを取得してユーザに提供する。
特開2004−227630号公報 特開2004−227633号公報 特開2005−115815号公報
上述したように、インデックスファイルに登録された全エントリをメモリに読み込んでエントリ番号と格納位置との対応関係を把握してテーブル化を行うものにあっては、インデックスファイルで管理するコンテンツファイルの数が数千程度の場合には十分に使用できる。しかし、インデックスファイルで管理するコンテンツファイルの数が数万になると、エントリ番号と格納位置との対応関係を把握してテーブル化を行う初期化の処理に時間を要し、立ち上がりに要する時間を無視し得なくなる。
また、コンテンツファイル数が増加すると、それに伴って、エントリ番号と格納位置との対応関係のテーブル量が増えるため、必要とするメモリ量が増大する。また、エントリ番号と格納位置の対応関係のテーブルを作成する場合には、所望のエントリ番号のコンテンツファイル等の情報を取得する際、そのテーブルからエントリ番号でサーチして格納位置を取得する操作が必要であり、エントリ数が増えるとサーチに時間がかかる。
この発明の目的は、コンテンツファイルとこのコンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録する、あるいはこの記録媒体からコンテンツファイルを再生する装置における、電源オン時、あるいは記録媒体装填時における立ち上がりに要する時間を短くすることにある。
この発明の概念は、
1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録する記録装置において、
前記記録媒体に記録される前記コンテンツファイルを変更するコンテンツファイル変更部と、
前記記録媒体に記録されている前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新部とを備え、
前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
前記インデックスファイル更新部は、所定の前記管理情報領域に、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報を登録する
ことを特徴とする記録装置にある。
また、この発明の概念は、
1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生する再生装置において、
前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生部と、
前記インデックスファイル再生部で再生された前記インデックスファイルに基づいて、前記記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生するコンテンツファイル再生部とを備え、
前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
前記インデックスファイルの所定の前記管理情報領域には、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報が登録されており、
前記インデックスファイル再生部は、前記インデックスファイルの前記所定の管理情報領域に登録されている前記インデックス情報と前記固定長スロットのサイズ情報とに基づいて、前記インデックスファイル上における前記他の管理情報領域の格納位置を検出し、前記記録媒体に記録された前記インデックスファイルから前記検出された格納位置のデータを再生する
ことを特徴とする再生装置にある。
この発明においては、記録媒体には、少なくともコンテンツファイルと、このコンテンツファイルを管理するインデックスファイルとが記録される。記録媒体に記録されるコンテンツファイルはコンテンツファイル変更部により変更される。ここで、記録媒体に記録されるコンテンツファイルの変更とは、例えば記録媒体に所定のコンテンツファイルを新たに記録すること、記録媒体から所定のコンテンツファイルを削除すること等を意味している。
コンテンツファイル変更部により記録媒体に記録されるコンテンツファイルが変更されるときには、記録媒体に記録されているインデックスファイルがインデックスファイル更新部により更新される。インデックスファイルが更新されることで、記録媒体に記録されているインデックスファイルとコンテンツファイルとの整合が図られる。
記録媒体に記録されているインデックスファイルは、インデックスファイル再生部により再生される。コンテンツファイル再生部では、この再生されたインデックスファイルに基づいて、記録媒体から所定のコンテンツファイルが再生される。
ここで、インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成されている。また、この固定長スロットは、この固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理される。インデックスファイルには、一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられている。この管理情報領域は、先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別される。この場合、各管理情報領域を識別するインデックス情報は、インデックスファイルにおけるそれぞれの管理情報領域の格納位置を示す。
インデックスファイルの所定の管理情報領域に、他の管理情報領域を識別するインデックス情報が登録される。この登録されたインデックス情報はインデックスファイルにおける他の管理情報領域の格納位置を示している。インデックスファイル再生部では、インデックスファイルの所定の管理情報領域に登録されているインデックス情報と固定長スロットのサイズ情報とに基づいて、インデックスファイル上における他の管理情報領域の格納位置が検出され、記録媒体に記録されたインデックスファイルから検出された格納位置のデータが再生される。
各管理情報領域を識別するインデックス情報は、それぞれインデックスファイル上における各管理情報領域の格納位置を示す。そのため、電源の立ち上げ時、あるいは記録媒体の装填時に、各管理情報領域とその格納位置との対応関係を示すテーブルを作成する必要がなく、立ち上がりに要する時間を短くすることが可能となる。
例えば、インデックスファイルはそれぞれ異なる属性情報が割り当てられる複数のファイルで構成され、所定の管理情報領域は、複数のファイルを構成する1つのファイルに設けられており、所定の管理情報領域に登録されるインデックス情報は、この所定の管理情報領域に対応した他のフィルの管理情報領域を識別するインデックス情報とされる。
インデックスファイルがプロパティファイル、テキストファイル、サムネイル画像ファイルから構成される場合、プロパティファイルの所定のコンテンツファイルを管理する所定の管理情報領域(エントリ)に、テキストファイル、サムネイル画像ファイルの対応する管理情報領域を識別するインデックス情報が登録される。
この場合、プロパティファイルの所定のコンテンツファイルを管理する所定の管理情報領域に登録されているインデックス情報は、この所定の管理情報領域に対応したテキストファイル、サムネイル画像ファイルの管理情報領域の格納位置を示していることから、テキストファイル、サムネイル画像ファイルから、この所定の管理情報領域に対応した管理情報領域を高速に検索でき、この所定のコンテンツファイルに対応したタイトル等のテキストデータおよびサムネイル画像データを高速に取得できる。
例えば、所定の管理情報領域は、特定の種類のフォルダまたはファイルを管理する管理情報領域であり、所定の管理情報領域に登録されるインデックス情報は、この所定の管理情報領域の前または後にサーチすべき管理情報領域を識別するインデックス情報とされる。この場合、特定の種類のフォルダまたはファイルに係る管理情報領域を予め設定した順にサーチでき、例えば特定の種類のコンテンツファイルを予め設定した順に再生することが可能となる。
例えば、所定の管理情報領域は、フォルダおよびファイルからなるツリー構造を構成する所定のノードを管理する管理情報領域である。この所定の管理情報領域に登録されるインデックス情報は、所定のノードの上位階層または下位階層に位置するノードを管理する管理情報領域を識別するインデックス情報とされる。
この場合、所定の管理情報領域に登録されているインデックス情報が、この所定のノードの上位階層または下位階層に位置するノードを管理する管理情報領域の格納位置を示していることから、この所定のノードの上位階層または下位階層に位置するノードを管理する管理情報領域を高速に検索して管理情報を取得でき、ツリー構造の表示、所定のノードの削除などの処理を高速化できる。
例えば、所定の管理情報領域は、所定のフォルダまたはファイルを管理する管理情報領域である。所定の管理情報領域に登録されるインデックス情報は、所定のフォルダまたはファイルと関連するフォルダまたはファイルを管理する管理情報領域を識別するインデックス情報とされる。この場合、所定の管理情報領域に登録されているインデックス情報が、この所定のフォルダまたはファイルと関連するフォルダまたはファイルを管理する管理情報領域の格納位置を示していることから、この所定のフォルダまたはファイルと関連するフォルダまたはファイルを管理する管理情報領域を高速に検索して管理情報を取得でき、関連するファイルまたはフォルダに係る管理情報の取得、関連するファイルまたはフォルダの削除などの処理を高速化できる。
例えば、所定の管理情報領域は、所定のファイルを含むフォルダを管理する管理情報領域であり、この所定の管理情報領域に登録されるインデックス情報は、所定のファイルを管理する管理情報領域を識別するインデックス情報とされる。この場合、所定の管理情報領域に登録されているインデックス情報が、所定のファイルを管理する管理情報領域の格納位置を示していることから、この所定のファイルを管理する管理情報領域を高速に検索して管理情報を取得でき、この所定ファイルに係る管理情報の取得、この所定ファイルの削除等の処理を高速化できる。
この発明によれば、インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、この固定長スロットは当該固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、インデックスファイルには一個または複数個の固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、この管理情報領域は先頭の固定長スロットのインデックス情報で識別されるものであり、電源オン時、記録媒体の装填時に、各管理情報領域とその格納位置との対応関係を示すテーブルを作成する必要がなく、立ち上がりに要する時間を短くできる。
また、この発明によれば、エントリ番号と格納位置の対応関係のテーブルを作成する必要がないため、メモリ量を節約できる。さらに、この発明によれば、エントリ番号と格納位置の対応関係のテーブルなしで格納位置を取得することができるので、サーチに時間をかけることなく高速に所望のコンテンツファイル等の情報を取得することができる。
この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての記録再生装置1の構成を示している。
この記録再生装置1は、撮像装置2と、システム制御マイクロコンピュータ(以下、「システム制御マイコン」という)3と、ビデオ符号器4と、オーディオ符号器5と、グラフィック制御装置6と、メタデータ復号器7と、モニタ装置8と、メタデータ符号器9と、ファイル生成器10と、メモリコントローラ12と、メモリ13と、ファイル復号器15と、ビデオ復号器17と、オーディオ復号器18とを有している。
撮像装置2は、撮像手段および音声取得手段を備えている。この撮像装置2は、システム制御マイコン3の制御に従って、これら撮像手段および音声取得手段から被写体のビデオデータDV1およびオーディオデータDA1を出力する。
ビデオ符号器4は、撮像装置2から出力されるビデオデータDV1をMPEG(Moving Picture Experts Group)のフォーマットに従って符号化処理し、ビデオデータのエレメンタリストリームを出力する。また、ビデオ符号器4は、撮像装置2から出力されるビデオデータDV1に基づいて、インデックスファイルの作成に用いるサムネイル画像データを生成してシステム制御マイコン3に出力する。また、オーディオ符号器5は、撮像装置2から出力されるオーディオデータをMPEGのフォーマットに従って符号化処理し、オーディオデータのエレメンタリストリームを出力する。
グラフィック制御装置6は、システム制御マイコン3の制御により、メタデータ復号器7から出力されるメタデータによる情報を表示するビデオデータを生成して、モニタ装置8に出力する。また、このグラフィック制御装置6は、システム制御マイコン3から出力されるサムネイル画像データ、メニューデータ等に係るビデオデータを生成して、モニタ装置8に出力する。また、このグラフィック制御装置6は、モニタ装置8の画面上に設けられたタッチパネルからのタイトル等の入力を受け付けてモニタ装置8に表示し、また、このタイトル等によるメタデータをメタデータ符号器9に出力する。
メタデータ符号器9は、このグラフィック制御装置6から出力されるメタデータを所定フォーマットで符号化処理して出力する。ファイル生成器10は、ビデオ符号器4から出力されるビデオデータのエレメンタリストリーム、オーディオ符号器5から出力されるオーディオデータのエレメンタリストリーム、メタデータ符号器9の出力データを多重化処理し、システム制御マイコン3の制御により、所定ファイルフォーマットによるコンテンツファイルのデータを出力する。
メモリコントローラ12は、システム制御マイコン3の制御により、記録時および再生時において、動作を切り換える。このメモリコントローラ12は、記録時、ファイル生成器10から出力されるコンテンツファイルのデータ列、システム制御マイコン3から出力されるインデックスファイルのデータ列を、メモリ13に順次記録して一時的に保持し、記録メディア装置14の処理に対応して保持したデータを出力する。また、このメモリコントローラ12は、再生時、記録メディア装置14の出力データを一時的に保持し、ファイル復号器15、システム制御マイコン3に出力する。
記録メディア装置14は、システム制御マイコン3の制御により、記録時および再生時において、動作を切り換える。この記録メディア装置14は、記録時、メモリコントローラ12の出力データを、記録媒体に記録し、また、再生時、記録媒体に記録したデータを再生して、メモリコントローラ12に出力する。この実施の形態においては、記録媒体に光ディスクが適用される。
ファイル復号器15は、メモリコントローラ12から出力されるコンテンツファイルのデータを入力し、このデータをビデオデータ、オーディオデータのエレメンタリストリーム、メタデータに分解して出力する。ビデオ復号器17は、このビデオデータのエレメンタリストリームをデータ伸長してモニタ装置8に出力する。オーディオ復号器18は、ファイル復号器15から出力されるオーディオデータのエレメンタリストリームをデータ伸長してモニタ装置8に出力する。
モニタ装置8は、画像表示手段および音声出力手段を備えている。このモニタ装置8は、ビデオ復号器17から出力されるビデオデータ、グラフィック制御装置6から出力されるビデオデータによる画像を表示し、またオーディオ復号器18から出力されるオーディオデータによる音声を出力する。
システム制御マイコン3は、この記録再生装置1の全体動作を制御するマイクロコンピュータである。このシステム制御マイコン3は、グラフィック制御装置6等により検出されるユーザ操作に対応して、図示しないメモリに記録された所定の処理プログラムを実行することで全体の動作を制御する。この実施の形態においては、このシステム制御マイコン3に係る処理プログラムは、この記録再生装置1に事前にインストールされて提供される。しかし、この処理プログラムは、このような事前のインストールに代えて、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供され、あるいは光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等の種々の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
この処理プログラムの実行により、システム制御マイコン3は、電源オン時、あるいは記録媒体である光ディスクの装填時に、記録メディア装置14を制御し、光ディスクからファイル管理システムの管理情報を再生させる。システム制御マイコン3は、この再生された管理情報をメモリコントローラ12から取得し、内蔵のメモリに保持する。
システム制御マイコン3は、内蔵のメモリに管理情報を保持することで、光ディスクに記録された各ファイルのアドレス、および空き領域を検出する。また、システム制御マイコン3は、この管理情報の検索結果により、記録メディア装置14を制御し、光ディスクに記録されているインデックスファイルを再生し、光ディスクに記録された各種コンテンツファイルをユーザに提示し、ユーザによる操作を受け付ける。
なお、光ディスクから再生されたインデックスファイルは、システム制御マイコン3の内蔵メモリ、あるいはメモリ13に保持される。この実施の形態においては、インデックスファイルは、内蔵メモリに保持される。
システム制御マイコン3は、ユーザ操作により撮像結果の記録が指示されると、内蔵のメモリに保持した管理情報により空き領域を検出し、この検出結果で記録メディア装置14の光ピックアップをシーク制御する等して、この空き領域に、撮影されて取得されたコンテンツファイルを記録する。また、システム制御マイコン3は、ユーザ操作により光ディスクに記録されているコンテンツファイルの削除が指示されるときは、記録メディア装置14を制御して、光ディスクから削除が指示されたコンテンツファイルを削除する。
また、システム制御マイコン3は、光ディスクに記録されているコンテンツファイルの変更(記録、削除)、あるいはインデックスファイルにおけるツリー構造の編集等に対応して、内蔵のメモリに保持した管理情報を更新し、光ディスクの排出時等において、この更新した管理情報により光ディスクに記録されている管理情報を更新する。この管理情報の更新において、システム制御マイコン3は、内蔵のメモリに保持して更新した管理情報を、メモリコントローラ18を介して記録メディア装置14に出力することにより実行する。
システム制御マイコン3は、上述したようにコンテンツファイルを光ディスクに記録する際、このコンテンツファイルの生成に必要な各種の情報をファイル生成器10に出力する。また、システム制御マイコン3は、ビデオ符号器4、オーディオ符号器5およびメタデータ符号器9等からインデックスファイルの生成に必要な情報を取得する。システム制御マイコン3は、この取得した情報に基づいて、光ディスクへのコンテンツファイルの記録に対応して、内蔵メモリに保持しているインデックスファイルのデータを更新し、この更新したインデックスファイルのデータにより光ディスクに記録されているインデックスファイルを更新する。
この場合、システム制御マイコン3は、光ディスクに記録したコンテンツファイルに対応するエントリをインデックスファイルに追加登録することで、内蔵のメモリに保持されているインデックスファイルを更新する。
システム制御マイコン3および記録メディア装置14は、記録媒体に記録されるコンテンツファイルを変更するコンテンツファイル変更部を構成し、またこの記録媒体からコンテンツファイルを再生するコンテンツファイル再生部を構成し、さらにこの記録媒体からインデックスファイルを再生するインデックスファイル再生部を構成している。また、システム制御マイコン3および記録メディア装置14は、記録媒体に記録されているインデックスファイルを更新するインデックスファイル更新部を構成している。
図1に示す記録再生装置1の動作(記録、再生、削除)を簡単に説明する。
ユーザの操作で電源がオンとされるとき、システム制御マイコン3により、記録メディア装置14に、ファイル管理システムのデータの取得が指示される。記録メディア装置14では、この指示に基づいて、光ディスク(記録媒体)からファイル管理システムのデータが取得され、このファイル管理システムのデータは、メモリコントローラ12を介してシステム制御マイコン3に供給され、内蔵メモリに保持される。システム制御マイコン3では、このファイル管理システムのデータに基づいて、光ディスクの空き領域、光ディスクにおけるコンテンツファイル、インデックスファイルの記録位置情報等が検出される。
そして、システム制御マイコン3により、記録メディア装置14に、インデックスファイルの取得が指示される。記録メディア装置14では、この指示に基づいて光ディスク(記録媒体)からインデックスファイルのデータが取得される。このインデックスファイルのデータは、メモリコントローラ12を介してシステム制御マイコン3に供給され、内蔵メモリに保持される。
記録媒体2に撮像結果によるコンテンツファイルを記録する、記録時の動作を説明する。
撮像装置2で取得されたビデオデータDV1、オーディオデータDA1は、それぞれ、ビデオ符号器4、オーディオ符号器5でエンコードされた後、ファイル生成器10に供給される。また、グラフィック制御装置6で発生されるタイトル等によるメタデータは、メタデータ符号器9でエンコードされた後、ファイル生成器10に供給される。
ファイル生成器10では、ビデオ符号器4から出力されるビデオデータのエレメンタリストリーム、オーディオ符号器5から出力されるオーディオデータのエレメンタリストリーム、およびメタデータ符号器9の出力データが多重化されてコンテンツファイルが生成される。
このファイル生成器10から出力されるコンテンツファイルのデータ列は、メモリ13に順次記録されて保持され、保持されたデータは、記録メディア装置14の処理に対応して出力される。このメモリコントローラ12から出力されるデータは、記録メディア装置14に供給されて、光ディスクの所定の空き領域に記録される。
このコンテンツファイルの記録処理と並行して、ビデオ符号器4で、撮像装置2から出力される画像データに基づいてサムネイル画像データが生成される。システム制御マイコン3では、ビデオ符号器4、オーディオ符号器5およびメタデータ符号器9等からインデックスファイルの生成に必要なタイトルのテキストデータ、サムネイル画像データ等の情報が取得される。このシステム制御マイコン3では、この取得された情報に基づいて、光ディスクへのコンテンツファイルの記録に対応して、内蔵メモリに保持されているインデックスファイルが更新される。
そして、上述したように光ディスクにコンテンツファイルが記録された後、システム制御マイコン3の内蔵メモリに記録されたインデックスファイルのデータが用いられて、記録メディア装置14では、光ディスクに記録されているインデックスファイルが更新される。また、その後、記録メディア装置14では、このインデックスファイルの更新に対応して、光ディスクに記録されているファイル管理システムのデータが更新される。
次に、記録媒体2に記録されているコンテンツファイルの一覧表示を参照して、所定のコンテンツファイルを再生する、再生時の動作を説明する。
ユーザによりコンテンツファイルの一覧表示が指示されるときは、システム制御マイコン3では、内蔵メモリに記録されたインデックスファイルのデータから各コンテンツファイルに対応したサムネイル画像データが順次取得され、一覧表示に係るサムネイル画像データが出力される。グラフィック制御装置6では、このサムネイル画像データに係るビデオデータ生成されてモニタ装置8に出力される。モニタ装置8の画像表示手段には、各コンテンツファイルに係るサムネイル画像が一覧表示される。
モニタ装置8にサムネイル画像が一覧表示されている状態で、ユーザの操作によって所定のサムネイル画像が選択されて再生が指示されるときは、システム制御マイコン3から記録メディア装置14に、内蔵メモリに保持されているインデックスファイルに基づいて、この所定のサムネイル画像に対応したコンテンツファイルの再生が指示される。この指示に基づいて、記録メディア装置14では、光ディスクから、この所定のサムネイル画像に対応したコンテンツファイルが再生される。
この再生されたコンテンツファイルのデータはメモリコントローラ12を介してファイル復号器15に供給される。このファイル復号器15では、このコンテンツファイルのデータがビデオデータ、オーディオデータのエレメンタリストリーム、メタデータに分解されて出力される。ビデオ、オーディオのエレメンタリストリームは、それぞれビデオ復号器17およびオーディオ復号器18でデータ復号化の処理がされる。そして、復号器17、18で得られたビデオデータDV2、オーディオデータDA2はモニタ装置8に供給され、このモニタ装置8では再生された所定のコンテンツファイルに係る画像が表示され、音声が出力される。
また、ファイル復号器15から出力されるメタデータはメタデータ復号器7で復号化された後に,ラフィック制御装置6に供給される。そして、このグラフィック制御装置6からモニタ装置8にメタデータによる情報を表示するビデオデータが供給され、モニタ装置8には、例えばコンテンツファイルに係る画像に重畳されて、タイトル等の情報が表示される。
次に、記録媒体2に記録されているコンテンツファイルの一覧表示を参照して、所定のコンテンツファイルを削除する、削除時の動作を説明する。
上述したようにモニタ装置8にサムネイル画像が一覧表示されている状態で、ユーザの操作によって所定のサムネイル画像が選択されて削除が指示されるときは、システム制御マイコン3から記録メディア装置14に、内蔵メモリに保持されているインデックスファイルに基づいて、この所定のサムネイル画像に対応したコンテンツファイルの削除が指示される。この指示に基づいて、記録メディア装置14では、光ディスクから、この所定のサムネイル画像に対応したコンテンツファイルが削除される。
このコンテンツファイルの削除処理と並行して、システム制御マイコン3では、内蔵メモリに記録されているインデックスファイルのデータが更新される。そして、上述したように光ディスクからコンテンツファイルが削除された後、システム制御マイコン3の内蔵メモリに記録されているインデックスファイルのデータが用いられて、記録メディア装置14では、光ディスクに記録されているインデックスファイルが更新される。また、その後、記録メディア装置14では、このインデックスファイルの更新に対応するように、光ディスクに記録されているファイル管理システムのデータが更新される。
次に、記録媒体2に記録されているインデックスファイルを編集する、編集時の動作を説明する。
この場合、システム制御マイコン3では、内蔵メモリに保持されているインデックスファイルに基づいて、例えばプロパティファイルの各エントリの一覧表示のための画像データが生成され、この一覧画像データがグラフィック制御装置6を介してモニタ装置8に供給され、このモニタ装置8にプロパティファイルの各エントリの一覧画像が例えばツリー構造により表示される。
この状態で、ユーザのインデックスファイルの編集操作に応じて、システム制御マイコン3では、内蔵メモリに保持されているインデックスファイルが更新されていく。インデックスファイルの編集操作には、例えば、仮想フォルダに対応したフォルダエントリの新規作成、所定の仮想フォルダに下位階層への追加されたコンテンツファイルに対応したファイルエントリの配置、特定の種類毎のフォルダ、ファイルのサーチ順の設定、複数のフォルダ、ファイルの間の関連設定、特定のフォルダ内に所定のファイルを含める操作、所定のフォルダエントリ、ファイルエントリの削除等がある。
上述したインデックスファイルの編集操作が終了した後、システム制御マイコン3の内蔵メモリの更新されたインデックスファイルのデータが用いられて、記録メディア装置14では、光ディスクに記録されているインデックスファイルが更新される。またその後、記録メディア装置14では、このインデックスファイルの更新に対応するように、光ディスクに記録されているファイル管理システムのデータが更新される。
次に、インデックスファイルの詳細を説明する。
インデックスファイルは、図21を用いて上述したと同様に、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPからなっている。なお、本実施例においては、特に、プロパティファイルFP、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイル(又はメタデータファイル)FTXから構成されるインデックスファイルをAV−Indexファイルと呼ぶ。
各コンテンツファイルの属性情報は、テキストファイル、サムネイル画像ファイル、およびプロパティファイルに分けられて配置される。また、各ファイルは、各コンテンツファイルの属性情報によるエントリが連続して配された構成となっている。各エントリは、一個または複数個の固定長スロットが連結されて構成されている。ここで、各エントリはそれぞれ管理情報領域を構成している。
プロパティファイルFPの各エントリ(パリティエントリ)には、ディスクタイトル、各コンテンツファイルの属性を示すデータが割り当てられる。また、このプロパティファイルFPの各エントリには、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHの対応するエントリを特定する管理情報が設定される。また、プロパティファイルFPの複数個のスロットで構成されるエントリは、各スロットに対して、そのスロットの次に続くスロットを特定する管理情報が設定される。また、このプロパティファイルFPの各エントリには、対応するコンテンツファイルを特定する情報が設定される。さらに、このプロパティファイルFPの各エントリには、コンテンツファイル、実在するフォルダおよび仮想フォルダの階層構造を定義する情報が設定される。
ここで、各ファイルは、連続した固定長スロットで構成されている。そして、この固定長スロットは、当該固定長スロットの並び順を示すスロット番号で管理されている。このスロット番号は、ファイルを構成する固定長スロットの並び順を示すインデックス情報を構成している。この固定長スロットの並び順を示すインデックス情報は、スロット番号に限定されるものではなく、固定長スロットの並び順を示す情報であればよい。インデックスファイルには、それぞれ一個または複数個の固定長スロットが連結された所定数のエントリ(管理情報領域)が設けられる。各エントリは、連結された一個または複数個の固定長スロットのうち、先頭の固定長スロットのスロット番号で識別される。
なお、プロパティファイルFPの各エントリには、最低限、他のファイルの対応するエントリに割り当てられたスロットの数だけ、最低限、スロットが設けられる。例えば、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXに対して、1つのコンテンツファイルに関する2つのスロットから構成されるエントリが設けられている場合、プロパティファイルFPの対応するエントリには、少なくとも2つのスロットが割り当てられる。
図2は、インデックスファイルの構成例を示している。インデックスファイルは、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPから構成されている。なお、図2のテキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPは、それぞれ、各エントリが4個の固定長スロットで構成されている例である。
サムネイル画像ファイルFTHは、ヘッダが省略されており、ファイル先頭から連続する固定長によるスロット#1、#2、#3、・・・から形成される。また、テキストファイルFTXは、同様に、ヘッダが省略されており、ファイル先頭から連続する固定長によるスロット#1、#2、#3、・・・から形成される。これに対して、プロパティファイルFPは、ファイル先頭にヘッダが設けられており、このヘッダに続いて、連続する固定長スロット#1、#2、#3、・・・から形成される。このプロパティファイルFPのヘッダには、プロパティファイル情報と共に、サムネイル画像ファイルの情報およびテキストファイルの情報も記録される。
なお、サムネイル画像ファイルFTHおよびテキストファイルFTXが、プロパティファイルFPと同様に、それぞれ、ヘッダを備える構成であってもよい。その場合、サムネイル画像ファイルの情報は、サムネイル画像ファイルFTHのヘッダに配され、テキストファイルの情報はテキストファイルFTXのヘッダに配される。
テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPには、それぞれ、ファイル先頭からスロット#1、#2、#3、・・・と順番にエントリが設定される。テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、およびプロパティファイルFPの各エントリは、上述したように、そのエントリを構成する先頭のスロットのスロット番号で識別される。また、プロパティファイルFPのエントリと、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXのエントリとの(図2の矢印で示すような)関連付けを行うために、プロパティファイルFPの各エントリには、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXの対応するエントリを識別するスロット番号が登録されている。例えば、図2の例では、プロパティファイルFPの#5のエントリには、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXの#5のエントリを示すスロット番号が登録される。
図3は、プロパティファイルFPの構成を示している。プロパティファイルFPのヘッダには、データブロックのサイズ、種別等の情報が割り当てられた後、各ファイルのスロット構造をそれぞれ表す管理情報として、プロパティファイル情報、サムネイル画像ファイル情報、テキストファイル情報が設けられる。
ここで、プロパティファイル情報として、先頭の32ビットに、このプロパティファイル情報のデータブロックのサイズ(size)が割り当てられ、続く16ビットに、このデータブロックがプロパティファイル情報であること示す種別(header data type)が割り当てられる。また、プロパティファイル情報として、前述した16ビットに続く32ビットに、プロパティファイルの各スロットのサイズ(slot_size )が割り当てられ、続く16ビットに、プロパティファイルFPのファイル数(file_count)が割り当てられる。また、プロパティファイル情報として、前述した16ビットに続く領域に、各ファイルの情報が割り当てられる。ここで、各ファイルの情報は、それぞれ、ファイル名(file_name)およびスロットの個数(slot_count)から構成されている。
図4は、プロパティファイル、サムネイル画像ファイル、テキストファイルをそれぞれ複数ファイルで形成する例を示している。なお、図4のそれぞれのファイルは、各エントリが1個の固定長スロットで構成されている例である。この例では、プロパティファイルは第1、第2のプロパティファイルFP1,FP2で形成され、サムネイル画像ファイルは第1、第2のサムネイル画像ファイルFTH1,FTH2で形成され、テキストファイルは第1、第2のテキストファイFTX1,FTX2で形成されている。
サムネイル画像ファイルについては、1つのファイルで形成する場合と同様に、第1、第2のサムネイル画像ファイルFTH1,FTH2は、それぞれ、ファイル先頭から固定長スロットが連続した構成とされている。テキストファイルについても、1つのファイルで形成する場合と同様に、第1、第2のテキストファイFTX1,FTX2は、それぞれ、ファイル先頭から固定長スロットが連続した構成とされている。
プロパティファイルついては、先頭側の第1のプロパティファイルFP1は、1つのファイルで形成する場合と同様に(図2参照)、先頭にヘッダが配置された後、固定長のスロットが連続した構成とされている。また、プロパティファイルついては、続く第2のプロパティファイルFP2は、ヘッダが省略されて、ファイル先頭から固定長スロットが連続した構成とされている。
それぞれのファイルにおいて、第1、第2のファイルの各スロットは、第1のファイルの先頭からのスロット数を示すスロット番号で管理される。例えば、先頭側の第1のサムネイル画像ファイルFTH1の末尾のスロットのスロット番号がsの場合、続く第2のサムネイル画像ファイルFTH2の先頭のスロットのスロット番号は、それに続くスロット番号であるs+1となり、第2のサムネイル画像ファイルFTH2では、このスロット番号s+1から順次連続するスロット番号が各スロットに割り振られることになる。
なお、この図4において、スロットに記述した数字は、各ファイルの第1のファイルの先頭からのスロット数を示しており、これが各スロットを管理するスロット番号となる。括弧書により示す数字は、それぞれ第1、第2のファイルにおけるファイル先頭からのスロット番号である。図3に示すプロパティファイルFPのヘッダに設けられたファイル数(file_count)は、このようにプロパティファイルを構成するファイルの数を示す。
プロパティファイルFPは、上述したように、ファイル先頭からのスロット数を示すスロット番号で管理される固定長スロットが連続した構成とされている。また、プロパティファイルFPには、それぞれ一個または複数個の固定長スロットが連結され、その先頭の固定長スロットのスロット番号で識別される、所定数のエントリ(管理情報領域)が設けられる。この場合、所望のエントリを識別するスロット番号(すなわち、そのエントリに割り振られているスロット番号)がわかれば、当該所望のエントリについて、プロパティファイルFPの先頭のスロットを基準とした格納位置を、このスロット番号と、このプロパティファイル情報に割り当てられたスロットサイズ(slot_size)(図3参照)に基づいて、所望のエントリのプロパティファイルFPにおける先頭のスロットを基準とした格納位置を求めることができる。そして、ヘッダのサイズ(size)(図3参照)を考慮することで、所望のエントリのプロパティファイルFPにおけるファイル先頭を基準とした格納位置を求めることができる。
なお、図3のプロパティファイルFPのヘッダに配されるサムネイル画像ファイル情報、テキストファイル情報には、上述したプロパティファイル情報と同様に、サムネイル画像ファイル、テキストファイルの情報が記録される。サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXについても、同様にして、スロット番号から対応するスロットの格納位置を求めることができる。
図5は、プロパティファイルFPの各スロットの構成を示している。このプロパティファイルFPの各スロットには、先頭にヘッダ(Property Slot Header)が設けられている。このヘッダには、サムネイル画像ファイルFTHの対応するスロットを指し示すインデックス情報(thumbnail_picture_slot_index)、テキストファイルFTXの対応するスロットを指し示すインデックス情報(Meta_data_slot_index)が、同一のコンテンツファイルに係る他のファイルのスロットを指し示す管理情報として設けられている。
また、1つのコンテンツファイルに複数のスロットを割り当てた場合には、これら複数のスロットの末尾を除くスロットにおいて、続くヘッダ(Valid Property Slot Header)に、続くスロットを指し示すインデックス情報(Next_extends_slot_index)が設けられる。このインデックス情報は、同一のコンテンツファイルに係るプロパティファイルの他のスロットとの関係を定義する管理情報を構成する。
例えば、サムネイル画像ファイルFTHの連結された3つのスロットに1つのコンテンツファイルに係る属性情報が割り当てられる場合、プロパティファイルFPに設けられた3つのスロットに、それぞれ対応するサムネイル画像ファイルFTHのスロットを指し示すインデックス情報(thumbnail_picture_slot_index)およびテキストファイルFTXのスロットを指し示すインデックス情報(Meta_data_slot_index)が設けられる。また、このプロパティファイルFPの3つのスロットにおいて、先頭側の2つのスロットには、続くスロットを指し示すインデックス情報(Next_extends_slot_index)が設定されて、これら3つのスロットの関係が示される。
図6は、プロパティファイルFPの各スロットのデータ部(Property Data Payload)の構成を示している。各スロットにおいては、上述した2つのヘッダに続く領域がプロパティエントリのデータ部(Property Data Payload)に割り当てられる。1つのコンテンツファイルに複数スロットを割り当てた場合、このコンテンツファイルに係る属性情報によるプロパティデータ(Property Data)が、この複数スロットのデータ部に順次割り当てられる。
また、プロパティデータ(Property Data)には、この複数スロットのデータ部(Property DataPayload )の全体のサイズ(Property Data Area Size )、この複数スロットのデータ部(Property Data Payload )に割り当てたプロパティデータのサイズ(PropertyData Size)、この複数スロットで構成されるプロパティエントリに係る基本のデータ(BasicProperty Data )が設けられると共に、このプロパティエントリの機能の拡張に応じて拡張データ群(PropertyExtension Data Unit)が順次追加される。
ここで、全体のサイズ(Property Data Area Size )およびプロパティデータのサイズ(PropertyData Size)は、プロパティエントリの先頭のスロットのデータ部に記録されており、これらのサイズに基づいて、プロパティエントリの空き領域を特定できる。つまり、これらのサイズは、プロパティエントリの空き領域を特定可能な情報を構成している。
上述したように、各ファイルFTX、FTH、FPは、一個または複数個の固定長スロットが連結されて構成されており、各エントリはそれぞれ先頭の固定長スロットのスロット番号で識別される。図7は、スロットとエントリとの関係を示している。スロット番号#n〜#n+2のスロットが連結されて構成されるエントリは、スロット番号#nで識別(管理)される。また、スロット番号#n+3〜#n+5のスロットが連結されて構成されるエントリは、スロット番号#n+3で識別(管理)される。
図8は、プロパティファイルFPのヘッダの詳細を示している。プロパティファイルFPのヘッダには、先頭の32ビットに、このヘッダのデータブロックのサイズ(size)が割り当てられ、続く16ビットに、このデータブロックがヘッダであること示す種別(header_data_type)が割り当てられる。また、このプロパティファイルFPのヘッダには、前述した16ビットに続く16ビットに、このヘッダが設けられたプロパティファイルFPの各種のフラグ(property_slot_status_flags)が割り当てられ、続く32ビットに、このヘッダが設けられたプロパティファイルFPの末尾に位置する有効なスロットのスロット番号(last_valid_slot_index)が割り当てられる。
ここで、有効なスロットとは、エントリが割り当てられているスロットである。また、このプロパティファイルFPのヘッダには、前述した32ビットに続く32ビットに、ルートエントリに割り当てられたエントリの先頭スロットのスロット番号(av_index_root_entry_index)が割り当てられ、続く64ビットに、次に記録するエントリの先頭スロットのスロット番号(next_recording_order)が割り当てられる。
また、このプロパティファイルFPのヘッダには、前述した64ビットに続いて、サーチ対象のエントリの種別毎に、サーチ順序の管理情報が順次設定される。この管理情報には、先頭に、サーチの対象である管理対象のエントリの種別を示す情報(type_of_entry)が割り当てられる。この情報(type_of_entry)として、例えば、実在するフォルダであるオリジナルフォルダ、仮想のフォルダ、コンテンツファイル等の識別情報が設定されて、サーチ対象のエントリの種別が記録される。
また、管理情報には、続いて、サーチ順序の種別(type_of_order)が割り当てられ、作成日時、更新日時等のサーチの並び順が設定される。この実施の形態においては、この並び順として、光ディスクへのインデックスファイルの記録開始時における記録再生装置1の設定により、作成日時または更新日時が設定される。また、管理情報には、続いて、サーチの対象のエントリ数(number_of_entries)、サーチ対象のエントリをサーチ順序の種別(type_of_order)により並べた際の先頭エントリのインデックス情報(first_entry_index)、この並び順序による末尾エントリのインデックス情報(last_entry_index)が割り当てられる。
このように、プロパティファイルFPでは、管理するエントリの種類別に、例えば作成日時、更新日時等のサーチ順の種別が定義され、このプロパティファイルFPのヘッダに、サーチ順序の種別毎に、先頭エントリと末尾のエントリとが登録される。
図9は、各エントリのエントリデータを示している。このエントリデータには、ヘッダの設定に対応して、各種のデータが設けられる。
エントリデータのヘッダ(Property Header)には、エントリの対象を特定するフラグ(entry_status_flags)が設けられる。このフラグ(entry_status_flags)が0x1に設定された場合には、このエントリがコンテンツファイルに対応するものであることが示され、続いて対応するコンテンツファイルの属性を示すフラグ(file_entry_status_flags )が設けられる。また、このフラグ(entry_status_flags)が0x2に設定された場合には、このエントリが実在するフォルダに対応するものであることが示され、続いてこのフォルダの属性を示すフラグ(original_folder_entry_status_flags)が設けられる。
また、このフラグ(entry_status_flags)が0x6に設定された場合には、このエントリが特定エントリの拡張情報を記述したものであることが示され、続いてこの拡張情報に係るフラグ(extra_information_entry_status)が設けられる。さらに、このフラグ(entry_status_flags)が0x7に設定された場合には、このエントリがシステム情報を記述したものであることが示され、続いてこのシステム情報に係るフラグ(system_information_entry_status_flags )が設けられる。
エントリデータのヘッダには、エントリに係る各種フラグが記述された後、リザーブが設けられる。
また、エントリデータには、続いてエントリに係る基本のデータ(Basic Property Data )が設けられる。この基本のデータ(BasicProperty Data)には、先頭にツリー構造の定義に係る上位階層のエントリを指し示すインデックス情報(parent_entry_index)が、この上位階層のエントリの先頭スロット番号で割り当てられる。また、この基本のデータには、続いてサーチ順序に係る並びの前方向のエントリを指し示すインデックス情報(previous_entry_index)が、この前方向のエントリの先頭スロット番号で割り当てられ、続いてサーチ順序に係る並びの後方向のエントリを指し示すインデックス情報(next_entry_index)が、この後方向のエントリの先頭スロット番号で割り当てられる。
このように、基本のデータとして、インデックス情報(previous_entry_index)およびインデックス情報(next_entry_index)が割り当てられることで、図10および図11に示すように、サーチの順序による双方向のリンクが各エントリに設定される。なお、図10は、オリジナルフォルダのリンクを示し、図11はファイルエントリのリンクを示している。
図12は、オリジナルフォルダおよびファイルエントリの並び順序の一例を示している。システム制御マイコン3は、ヘッダの記録情報から、サーチ順序の管理情報(エントリの種別を示す情報(type_of_entry)がオリジナルフォルダに設定されている)を選択する。そして、システム制御マイコン3は、この選択したサーチ順序の管理情報から先頭エントリのインデックス情報(first_entry_index)を検出することで、オリジナルフォルダの先頭エントリを検出する(図12の矢印A参照)。この先頭エントリは、上述の管理情報に設定されているサーチ順序の種別(type_of_order)に対応した順番において、最初に位置するエントリである。
また、システム制御マイコン3は、この先頭エントリに設定されたインデックス情報(next_entry_index)から、このサーチにおける続くオリジナルフォルダのエントリを検出することができる。また、システム制御マイコン3は、このようにして順次続くオリジナルフォルダのエントリに設定されたインデックス情報(next_entry_index)を辿って、作成日時順、更新日時順により、順次エントリをサーチできる。
また、システム制御マイコン3は、サーチの対象のエントリの末尾エントリのインデックス情報(last_entry_index)からインデックス情報(previous_entry_index)を順次辿って、作成日時順、更新日時順を逆に辿るように、オリジナルフォルダのエントリを順次サーチできる。
また、システム制御マイコン3は、ヘッダの記録情報から、サーチ順序の管理情報(エントリの種別を示す情報(type_of_entry)がコンテンツファイルに設定されている)を選択する。そして、システム制御マイコン3は、この選択したサーチ順序の管理情報から先頭エントリのインデックス情報(first_entry_index)を検出することで、コンテンツファイルの先頭エントリを検出する(図12の矢印B参照)。
また、システム制御マイコン3は、この先頭エントリに設定されたインデックス情報(next_entry_index)から、このサーチにおける続くコンテンツファイルのエントリを検出することができる。また、システム制御マイコン3は、このようにして順次続くコンテンツファイルのエントリに設定されたインデックス情報(next_entry_index)を辿って、作成日時順、更新日時順により、順次エントリをサーチできる。また、システム制御マイコン3は、末尾エントリのインデックス情報(last_entry_index)からインデックス情報(previous_entry_index)を順次辿って、作成日時順、更新日時順を逆に辿るように、コンテンツファイルのエントリを順次サーチできる。
この場合、インデックス情報(last_entry_index)、インデックス情報(first_entry_index)、インデックス情報(next_entry_index)、インデックス情報(previous_entry_index)は、それぞれ、エントリの先頭スロット番号であり、この先頭スロット番号からインデックスファイルにおける各エントリの格納位置を容易に求めることができ、高速に所望するエントリをサーチできる。
図9に戻って、エントリデータには、エントリに係る基本のデータ(Basic Property Data)として、続いて、記録の順番(recording_order)が割り当てられ、また続いて拡張データ群(Property_Extension_Data_Unit)の数(property_extension_data_unit_count)が割り当てられる。また、エントリに係る基本のデータ(Basic Property Data)として、続いて、エントリの作成日時(entry_creation_time)、エントリの更新日時(entry_modification_time)が割り当てられる。
図13は、プロパティエントリで定義されたツリー構造における上位階層のエントリを指し示すインデックス情報(parent_entry_index)を説明するための図である。この上位階層のエントリを指し示すインデックス情報(parent_entry_index)には、上位階層の実在するフォルダ、仮想のフォルダ等のエントリを指し示すように、この上位階層のエントリの先頭スロット番号が割り当てられる。
この図13に示す例は、親ファイルに対応したエントリの下位階層に、子ファイルに対応したエントリが設けられた場合である。この場合、上位階層のエントリがファイルエントリ#kであり、下位階層のエントリがファイルエントリ#m、#nである。下位階層のファイルエントリ#m、#nにはそれぞれ上位階層のファイルエントリ#kを指し示すインデックス情報(parent_entry_index=k)が設定される。これに対して、上位階層のファイルエントリ#kには、下位階層のファイルエントリ#m、#nを指し示すインデックス情報(Child Entry List)が設定される。このインデックス情報(ChildEntry List)は、拡張データ群(Property Extension Data Unit)(図6参照)により形成される。
図14は、下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child Entry List)を示している。このインデックス情報(ChildEntry List)には、先頭の32ビットにサイズ(size)が割り当てられ、続く16ビットに、このインデックス情報(Child Entry List)のデータブロックの種別(extends_data_type)が割り当てられる。また、このインデックス情報(Child Entry List)には、続いて、8ビットに、エントリの種別(typeof entry )が割り当てられる。このエントリの種別に、実在するフォルダ、仮想のフォルダ、ファイル等のこのエントリに係る種別が設定される。
また、このインデックス情報(Child Entry List)には、続いて、下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child Entry List)によるソートの種別(type_of_sort)が割り当てられ、このインデックス情報(Child Entry List)により定義されるツリー構造が実在のものか仮想のものかが記録される。
また、このインデックス情報(Child Entry List)には、続いて、エントリの下位階層のエントリの分だけ、これら下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(entry_index)が各エントリの先頭スロット番号により割り当てられる。
このように、プロパティファイルFPにおいては、各エントリにインデックス情報(parent_entry_index)、インデックス情報(Child EntryList)が設けられることで、ツリー構造によるリンクの情報についても双方向に設定される。このようなツリー構造によるリンクの情報により、例えば、図15に示すように、各エントリの記録だけで、上位階層の方向、下位階層の方向に、ツリーを辿ることができる。この場合、インデックス情報(parent_entry_index)、インデックス情報(Child EntryList)は、それぞれ、エントリの先頭スロット番号であり、この先頭スロット番号からインデックスファイルにおける各エントリの格納位置を容易に求めることができ、ツリー構造を辿った各種の処理を高速化できる。
また、プロパティファイルFPの各エントリには、複数ファイル間の関連を示すインデックス情報が設けられる。ここで、複数ファイル間の関連を示すインデックス情報として、複数のファイルで1つのコンテンツが構成される場合に、当該複数のファイルを関連付けるための情報(関連付け情報)がある。この場合、複数ファイルのうちの1つのファイルがコンテンツを代表するファイルとされる。この代表ファイルとしては、例えば、その他のファイルを管理する管理情報ファイル等が選択される。
図16は、各エントリに、関連付け情報(マネージメント関係の情報)が設けられた例を示しており、「Parent File」と、「Child File-1」、「Child File-2」との関係を示している。この場合、「Parent File」、「Child File-1」、「Child File-2」の何れかを削除すると、他のファイルが残っていても、この1つのコンテンツを再生できなくなる。
そのため、図16に示すように、代表する1つのファイル「Parent File」には、当該1つのファイルが代表となっている複数のファイルに含まれる、当該1つのファイル以外の他のファイルを示すインデックス情報(Managed Entry List)が割り当てられる。また図16に示すように、上述の他のファイル「Child File-1」、「Child File-2」には、上述の1つのファイルが代表であることを示すために、当該1つのファイルを示す(Managing Entry List)が割り当てられる。 このように、マネージング関係にある複数のファイルのエントリに、双方向のマネージング関係を示すインデックス情報(Managed Entry List)およびインデックス情報(ManagingEntry List)が設定され、しかも、これらインデックス情報(Managed Entry List)およびインデックス情報(Managing Entry List)はマネージング関係にある相手側エントリの先頭スロット番号であり、この先頭スロット番号からインデックスファイルにおける各エントリの格納位置を容易に求めることができ、ファイルの検索、表示等に係る処理が高速化される。
複数のファイルが参照関係にある場合には、このような複数ファイル間の関連を示すインデックス情報として、このような参照関係を示す情報が、同様に、双方向により設定される。この場合、参照する側のファイルのエントリに、参照情報が設けられ、参照される側のファイルのエントリに被参照情報が設けられる。複数ファイル間の関連を示すインデックス情報は、拡張データ群(Property Extension Data Unit)により登録される。
図17は、参照関係を示すインデックス情報のうちの、参照する側のファイルのエントリに設定される参照情報を示している。この参照情報には、先頭にこのデータブロックのサイズ(size)、種別(extends_data_type)が割り当てられる。また、この参照情報には、続いて、自分のエントリが参照しているファイルのエントリに係る先頭スロット番号(entry_index)が、参照しているファイルの分だけ順次割り当てられる。
図18は、参照関係を示すインデックス情報のうちの、参照される側のファイルのエントリに設定される被参照情報を示している。この被参照情報には、先頭にこのデータブロックのサイズ(size)、種別(extends_data_type)が割り当てられる。また、この被参照情報には、続いて、自己のエントリを参照するファイルに係るエントリの先頭スロット番号(entry_index)が、参照するファイルの分だけ順次記録される。
なお、上述したマネージド情報、マネージング情報は、種別(extends_data_type)が異なる点を除いて、これら参照関係を示すインデックス情報と同様に各エントリに設定される。
このようにファイル参照関係にある複数のファイルのエントリに、参照関係を示す相手側のエントリに係る先頭スロット番号(entry_index)が設定され、この先頭スロット番号から、参照関係にあるファイルに係るエントリの、インデックスファイルにおける格納位置を容易に求めることができ、ファイルの削除、変更等に係る処理を高速化できる。
インデックスファイルは、上述したように構成されており、システム制御マイコン3は、上述したインデックスファイルの特徴を有効に利用して、インデックスファイルに基づいて、光ディスクに記録された各種コンテンツファイルをユーザに提示し、またコンテンツファイルの記録に対応してインデックスファイルを更新する。
すなわち、システム制御マイコン3は、記録媒体が装填された状態で電源が立ち上げられると、または記録媒体が装填されると、図19に示す処理手順を実行し、初期化の処理を実行する。
システム制御マイコン3は、処理化の処理を開始すると、ステップSP11からステップSP12に移る。このステップSP12で、システム制御マイコン3は、光ディスクに記録されたインデックスファイルのプロパティファイルFPからヘッダを含む一部領域を読み取る。ここで、システム制御マイコン3は、何らユーザにより指示されていない場合、プロパティファイルFPのヘッダに設けられたサーチ順序の管理情報からコンテンツファイルに係る管理情報を選択し、この管理情報に設定された末尾エントリのインデックス情報(last_entry_index)を検出する(図8参照)。
また、システム制御マイコン3は、このインデックス情報(last_entry_index)によるエントリのエントリデータを読み込んでメモリに保持した後、このエントリデータに設定されたサーチ順序に係る前側のエントリに係るインデックス情報(previous_entry_index)から、このサーチ順序を逆に辿って次のエントリのエントリデータを読み込んでメモリに保持する。また同様にして、システム制御マイコン3は、この新たに読み込んだエントリデータに設定された前側のエントリに係るインデックス情報(previous_entry_index)から、続く先頭側のエントリデータをメモリに読み込む。
システム制御マイコン3は、このインデックス情報(previous_entry_index)によるエントリデータの読み込みを繰り返し、インデックスファイルに記録されたサーチ順序を逆に辿って、モニタ装置8への表示に用いる分、コンテンツファイルに係るエントリデータを取得する。
システム制御マイコン3は、エントリデータを取得すると、ステップSP13に移って、このエントリデータからサムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXの対応するエントリのデータを取得し、例えばサムネイル画像、タイトル等により、記録媒体に記録されたコンテンツファイルを一覧表示した後、ステップSP14に移って、この処理手順を終了する。
システム制御マイコン3は、例えばサーチ順序の種別(type_of_order)が作成日時順に設定されている場合には、モニタ装置8で表示可能な範囲で、インデックスファイルの一部を再生して、記録媒体に記録されているコンテンツファイルを、作成日時の新しいものから順次一覧表示する。
また、システム制御マイコン3は、サーチ順序の種別(type_of_order)が更新日時順に設定されている場合には、インデックスファイルの一部を再生して、記録媒体に記録されているコンテンツファイルを、更新日時の新しいものから、順次一覧表示する。
また、システム制御マイコン3は、ユーザが古い順からの表示を指示するときは、末尾エントリのインデックス情報(last_entry_index)に代えて、サーチの対象の先頭エントリのインデックス情報(first_entry_index )をヘッダから検出する(図8参照)。また、システム制御マイコン3は、このインデックス情報(first_entry_index)によるエントリのエントリデータを読み込んでメモリに保持した後、このエントリデータに設定されたサーチ順序に係る後側のエントリに係るインデックス情報(next_entry_index)から、このサーチ順序により次のエントリのエンリデータを読み込んでメモリに保持する。また同様にして、システム制御マイコン3は、この新たに読み込んだエントリデータに設定された後側のエントリに係るインデックス情報(next_entry_index)により、続くエントリを検出し、この処理の繰り返しにより、記録日時、更新日時の古い順に、インデックスファイルの記録を一部再生して、記録媒体に記録されているコンテンツファイルを一覧表示する。
また、システム制御マイコン3は、ユーザが実在するフォルダの表示を指示するときは、プロパティファイルFPのヘッダに設けられたサーチ順序の管理情報からオリジナルフォルダに係る管理情報を選択して同様に処理する。また、ユーザが仮想のフォルダの表示を指示するときは、プロパティファイルFPのヘッダに設けられたサーチ順序の管理情報から仮想のフォルダに係る管理情報を選択して同様に処理する。
上述した処理で、システム制御マイコン3は、プロパティファイルFPに記録されたエントリのデータを読み込む場合には、プロパティファイルFPのヘッダに設けられたにプロパティファイル情報から各スロットのサイズ(slot size )を検出し、このスロットのサイズ(slot_size)と、読み出しに係るエントリのインデックス情報によるスロット番号との乗算により、ファイル先頭のスロットを基準にしてエントリデータの格納位置を検出する。
さらに、システム制御マイコン3は、この格納位置に係るデータ量にヘッダのサイズを加算し、これによりプロパティファイルFPのファイル先頭からの格納位置を検出する。システム制御マイコン3は、この格納位置を基準にして、光ディスクから一定スロット数のデータを取得した後、このデータより、上述のインデックス情報に対応したエントリに割り当てられたスロット数の分だけデータを取得する。また、システム制御マイコン3は、この取得したデータをメモリ(内蔵メモリ)に保持する。
システム制御マイコン3は、一覧表示のためのサムネイル画像データ、テキストデータについては、上述のように取得されたプロパティエントリに設定されている、対応するサムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXのインデックス情報(Meta_data_slot_index)、(thumbnail_picture_slot_index)(図5参照)によるスロット番号と、プロパティファイルFPのサムネイル画像ファイル情報、テキストファイル情報に記録された各スロットのサイズ(slot_size)とを乗算する。
システム制御マイコン3は、これらのサムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXのファイル先頭からの格納位置を検出し、この格納位置から、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXの対応するエントリデータを取得する。
上述した処理で、システム制御マイコン3は、各ファイルが複数ファイルにより作成されている場合には、プロパティファイル情報、サムネイル画像ファイル情報、テキストファイル情報にそれぞれ記録された複数ファイルに係る各スロット数により、読み出しに係る先頭スロット番号が何れのファイルに存在するかを判定する。システム制御マイコン3は、このファイルが複数ファイルの先頭ファイル以外の場合、このファイルの先頭スロット番号だけ、読み出しに係るエントリの先頭スロット番号からスロット番号を減算してスロットサイズと乗算し、対応するファイルにおける格納位置を検出する。
このように、ファイルが複数ファイルで構成されている場合、システム制御マイコン3は、複数のファイルから対応するファイルを検出し、この対応するファイルからエントリデータを取得する。
システム制御マイコン3は、この一覧表示の処理において、各エントリのファイル先頭からのスロット数に基づいて、対応するエントリの格納位置を検出してエントリデータを取得する。後述する他の処理においても、同様にして、各エントリのファイル先頭からのスロット数に基づいて、対応するエントリの格納位置を検出してエントリデータを取得する。
システム制御マイコン3は、上述したようにコンテンツファイルを一覧表示している状態で、ユーザにより一覧表示のスクロールが指示されるときは、ユーザにより指示されたスクロールの方向に係る先頭または末尾のエントリに設けられたインデックス情報(previous_entry_index)または(next_entry_index)を検出し、この検出したインデックス情報(previous_entry_index)または(next_entry_index)により、ユーザにより指示されたスクロール方向に続くエントリの先頭スロット番号を検出する。また、この先頭スロット番号からスクロール方向に続くエントリの格納位置を検出して、このエントリのエントリデータを取得する。システム制御マイコン3は、新たに取得したエントリデータから対応する他のファイルのエントリデータを取得して、一覧表示をスクロールさせる。
ユーザによりツリー構造による表示が指示されるときは、システム制御マイコン3は、モニタ装置8で表示可能な範囲で、ルートフォルダおよびこのルートフォルダの下位階層のフォルダをツリー構造で表示する。
プロパティファイルFPの先頭には、ルートフォルダのエントリが設けられている。システム制御マイコン3は、このプロパティファイルFPの先頭スロットから、このルートフォルダのエントリのエントリデータを読み込んでメモリに保持する。また、システム制御マイコン3は、メモリに保持したルートフォルダのエントリデータから、実在するフォルダに係る下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child_Entry_List)を取得し、下位階層に係るフォルダのエントリの格納装置を検出する。また、システム制御マイコン3は、検出された格納装置から下位階層のフォルダに係るエントリデータを取得し、さらに、このエントリデータのインデックス情報(Child_Entry_List)から同様にして、実在するフォルダに係る下位階層のエントリを検出する。
システム制御マイコン3は、ルートフォルダのエントリから下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child_Entry_List)を順次辿ってモニタ装置8で表示可能な階層の分だけプロパティエントリを検出し、このプロパティエントリから対応するサムネイルエントリまたはテキストエントリを検出する。また、システム制御マイコン3は、検出されたサムネイルエントリまたはテキストエントリの属性情報を用いて、実在するフォルダのツリー構造をモニタ装置8に表示する。
また、ユーザにより仮想のフォルダによるツリー構造の表示が指示されるときは、システム制御マイコン3は、ルートフォルダに係るエントリから仮想のフォルダに係る下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child_Entry_List)を順次辿って、上述した自在するフォルダの場合と同様の処理を実行し、モニタ装置8に仮想のフォルダに係るツリー構造を表示する。
また、ルートフォルダから一定階層の分だけ実在するフォルダのツリー構造、または仮想のフォルダのツリー構造がモニタ装置8に表示されている状態で、ユーザにより下位階層側の何れかのフォルダが選択されるときは、システム制御マイコン3は、選択されたフォルダに設定されたコンテンツファイルに係る下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child_Entry_List)を辿って、この選択されたフォルダに属するコンテンツファイルのエントリを検出し、このコンテンツファイルをツリー構造の表示に追加する。
この場合、システム制御マイコン3は、モニタ装置8に表示した最下位のフォルダがユーザによって選択された場合、ルートフォルダ側に全体の表示をスクロールさせて、ルートフォルダの表示を削除し、空いた領域に、下位階層のフォルダに係るエントリを検出して表示する。
また、システム制御マイコン3は、実在するフォルダ、仮想のフォルダの一覧表示において、ユーザにより何れかのフォルダが選択されるときは、上述のツリー構造による表示の場合と同様にして、この選択されたフォルダに属するコンテンツファイル、あるいはフォルダのエントリを検出し、検出されたコンテンツファイル、あるいはフォルダの属性情報をモニタ装置8に一覧表示する。また、さらに、システム制御マイコン3は、この一覧表示において、ユーザにより何れかのフォルダが選択されるときは、この選択されたフォルダに属するコンテンツファイル、あるいはフォルダのエントリを検出して表示する。すなわち、システム制御マイコン3は、下位階層側にツリー構造を順次辿って、モニタ装置8へのインデックスファイルによる表示を切り換える。
また、システム制御マイコン3は、1つのフォルダに属するコンテンツファイル、フォルダが表示されている状態で、ユーザにより上位階層への表示の遷移が指示されるときは、表示中のコンテンツファイル、フォルダが属する上位階層のフォルダのプロパティエントリに設定された上位階層のエントリを指し示すインデックス情報(parent_entry_index)を検出し、このインデックス情報(parent_entry_index)を用いて上位階層のフォルダに係るエントリデータを取得する。また、システム制御マイコン3は、この上位階層のフォルダに係るエントリデータに基づいて、他の下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child_Entry_List)を辿って、エントリデータを取得し、この上位階層のフォルダに属する他のファイル、フォルダのエントリデータを取得する。
システム制御マイコン3は、取得したエントリデータに基づいてサムネイルエントリ、テキストエントリの対応するエントリデータを取得して、モニタ装置8の表示を切り換える。すなわち、システム制御マイコン3は、上位階層側にツリー構造を順次辿って、インモニタ装置8へのインデックスファイルによる表示を切り換える。
システム制御マイコン3は、インデックスファイルのツリー構造を定義する双方向のリンク情報である、インデックス情報(parent_entry_index)およびインデックス情報(Child_Entry_List)有効に利用して、ツリー構造を上位階層側あるいは下位階層側に、高速度に遷移して表示を切り換える。
また、ユーザによるメニューの操作により、システム制御マイコン3は、撮影日、更新日による検索条件の入力を受け付け、この検索条件によりプロパティファイルFPのエントリを順次検索して対応するプロパティエントリを検出する。また、システム制御マイコン3は、検出されたプロパティエントリに係るエントリデータに基づいて、検索結果をモニタ装置8に表示する。
なお、この検索にあっては、システム制御マイコン3は、末尾エントリのインデックス情報(last_entry index)から順次サーチ順序に係るインデックス情報(previous_entry_index)を辿った検索により、この検索を記録、更新の新しい側より実行してもよい。一方、システム制御マイコン3は、先頭エントリのインデックス情報(first_entry_index)からインデックス情報(next_entry_index)を辿った検索により、この検索を記録、更新の古い側より実行してもよい。さらに、システム制御マイコン3は、この検索を、各エントリデータの作成日時(entry_creation_time)、エントリの更新日時(entry_modification_time)によって行うようにしてもよい。
システム制御マイコン3は、この検索の処理において、ユーザにより関連するファイルの表示が指示されている場合は、検索の条件にヒットしたエントリデータのマネージド情報、マネージング情報を検出する。さらに、システム制御マイコン3は、これらマネージド情報、マネージング情報で示されるプロパティエントリを検出し、このプロパティエントリのエントリデータにより、検索の条件にヒットしたコンテンツファイルに関連するコンテンツファイルを併せて表示する。システム制御マイコン3は、ユーザによる検索の作業を簡略化し、さらには、関連するファイルに係る表示の処理を簡略化する。
また、コンテンツファイルの一覧表示等において、ユーザによりコンテンツファイルが選択されて再生が指示されるとき、システム制御マイコン3は、対応するコンテンツファイルの再生を各部に指示し、光ディスクに記録されたコンテンツファイルを再生してユーザに提供する。
また、システム制御マイコン3は、コンテンツファイルの一覧表示等において、ユーザーによりコンテンツファイルが選択されて削除が指示されるときは、対応するコンテンツファイルに係るプロパティエントリの複数ファイル間の関連を示す情報を検索する。そして、システム制御マイコン3は、この関連を示す情報に基づいて、削除可能の場合に限って、この削除が指示されたコンテンツファイルの削除を記録メディア装置14に指示する。
この場合、システム制御マイコン3は、この削除が指示されたコンテンツファイルのプロパティエントリを検出し、このプロパティエントリに設定された被参照情報を検出する。システム制御マイコン3は、削除が指示されたコンテンツファイルのエントリに被参照情報があり、このコンテンツファイルが他のコンテンツファイルで参照されている場合、コンテンツファイルの削除が困難である旨、ユーザに通知し、このコンテンツファイルの削除を中止する。
また、システム制御マイコン3は、削除が指示されたコンテンツファイルのエントリに被参照情報が設定されていない場合、さらに、このコンテンツファイルのエントリからマネージド情報、マネージング情報の有無を検出する。システム制御マイコン3は、このエントリにマネージド情報、マネージング情報が設定されている場合、これらマネージド情報、マネージング情報に基づいて、この削除に係るコンテンツファイルに関連する他のファイルについても、プロパティエントリから被参照情報を検出し、これら他のファイルの何れもが他のコンテンツファイルで参照されていない場合、削除可能として記録メディア装置14に削除を指示する。
システム制御マイコン3は、削除が指示されたコンテンツファイルを削除するときは、このコンテンツファイルの削除に対応して、インデックスファイルを更新する。この場合、システム制御マイコン3は、この削除に係るコンテンツファイルのエントリを、プロパティファイルFP、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXから削除し、このエントリが割り当てられていたスロットを空きスロットに設定する。
また、システム制御マイコン3は、この削除に係るコンテンツファイルのプロパティエントリに記録されていたサーチ順序に係るインデックス情報(previous_entry_index)、(first_entry_index )で指し示されるプロパティエントリを検出する。そして、システム制御マイコン3は、検出されたプロパティエントリに設定されたサーチ順序に係るインデックス情報(previous_entry_index)、(next_entry_index)を、この削除したプロパティエントリを飛び越すように更新する。なお、システム制御マイコン3は、この削除に係るコンテンツファイルが、サーチ順序の先頭または末尾の場合には、ヘッダの対応するインデックス情報(first_entry_index )、(last_entry_index)を更新する。
また、システム制御マイコン3は、この削除に係るプロパティエントリに設定されていた上位階層のエントリを指し示すインデックス情報(parent_entry_index)に基づいて、この削除に係るコンテンツファイルの属する上位階層のエントリを検出する。そして、システム制御マイコン3は、この検出された上位階層のエントリに記録されている下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(Child_Entry_List)から、この削除に係るエントリの記録を削除する。
さらに、システム制御マイコン3は、この削除に係るコンテンツファイルのエントリに、マネージド情報、マネージング情報が設定されている場合、これらマネージド情報、マネージング情報により指し示される他のコンテンツファイルについても記録メディア装置14より削除することから、同様にして、インデックスファイルからマネージド情報、マネージング情報により指し示される他のコンテンツファイルのエントリを削除する。
また、システム制御マイコン3は、この削除に係るコンテンツファイルのエントリに参照情報が設定されている場合、この参照情報で参照するコンテンツファイルのエントリを検出し、このエントリに設定された被参照情報から、削除に係るエントリの記録を削除する。
上述したように、システム制御マイコン3は、インデックスファイルに双方向に記録された各種のインデックス情報(previous_entry_index)、(next_entry_index)、(parent_entry_index)、(Child_Entry_List)、(Managed Entry List)、(Managing Entry List)等を有効に利用して、削除に係る処理を簡略化する。
また、システム制御マイコン3は、コンテンツファイルの一覧表示等において、ユーザによりコンテンツファイルが選択されてお気に入りへの登録が指示されるときは、システム制御マイコン3は、このコンテンツファイルのエントリとお気に入りに係る仮想のフォルダのエントリとの間で、図15に示すように、双方向のリンク情報を設定する。
また、システム制御マイコン3は、ユーザにより撮影されたコンテンツファイルの記録が指示されるときは、撮像装置2等の動作を制御して、順次撮影されたコンテンツファイルを取得し、このコンテンツファイルを光ディスクに記録する。このとき、システム制御マイコン3は、事前の設定に従ってフォルダを定義して、記録メディア装置14の動作を制御し、例えば撮影年、撮影月を基準にしたツリー構造でファイル管理できるように、撮影されたコンテンツファイルを記録する。
システム制御マイコン3は、コンテンツファイルを記録すると、このコンテンツファイルの記録に対応して、光ディスクに記録されたインデックスファイルを更新する。この場合、システム制御マイコン3は、コンテンツファイルの記録時に、インデックスファイルの作成に必要な各種属性情報を取得し、コンテンツファイルの記録が完了すると、こ取得された属性情報に基づいて、インデックスファイルを構成するプロパティファイルFP、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXのエントリデータを生成する。
すなわち、システム制御マイコン3は、図20に示すように、コンテンツファイルの記録に対応して、ステップSP15からステップSP16に移る。このステップSP16では、システム制御マイコン3は、記録したコンテンツファイルに係るエントリを構成するスロットとして、一個または複数個のスロットを割り当てる。そして、このステップSP16で、システム制御マイコン3は、この割り当てられた各スロットに、生成されたエントリデータを配置し、この記録したコンテンツファイルに係るエントリをツリーに登録する。
ここで、システム制御マイコン3は、上述した再生時等において、光ディスクから読み出したインデックスファイルに基づいて各エントリの関係をリストにより保持し、このリストの記録により上述した一連の一覧表示等の処理を実行する。システム制御マイコン3は、このステップSP16で、記録したコンテンツファイルに係るエントリが登録されたツリー構造に対応して、このツリー構造をリストに登録する。
また、続くステップSP17で、システム制御マイコン3は、図10を参照して上述したサーチ順序に係るリンクリストに、このコンテンツファイルに係るエントリを登録し、また、リストにおける、このコンテンツファイルに係る双方向リンクの情報を更新する。
そして、ステップST18で、システム制御マイコン3は、このリストの記載に基づいて、光ディスクのインデックスファイルの記録を更新した後、ステップSP19に移って、この処理手順を終了する。
システム制御マイコン3は、図20の処理を実行することで、コンテンツファイルに係るエントリを各テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPに記録し、また、このエントリの記録に対応するようにインデックスファイルに記録された他のエントリ、ヘッダ等の記録を更新し、コンテンツファイルの記録に対応して、記録媒体に記録されたインデックスファイルを更新する。
すわなち、システム制御マイコン3は、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXとの対応関係を示すインデックス情報(thumbnail_picture_slot_index)、(Meta_data_slot_index)を設定し、また、続くスロットを指し示すインデックス情報(Next_extends_slot_index)を設定する。
コンテンツファイルに係るエントリを各ファイルFTX、FTH、FPに記録し、また、このエントリの記録に対応するようにインデックスファイルに記録された他のエントリ、ヘッダ等の記録を更新し、コンテンツファイルの記録に対応して、記録媒体に記録されたインデックスファイルを更新する。
すわなち、システム制御マイコン3は、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルTFXとの対応関係を示すインデックス情報(thumbnail_picture_slot_index)、(Meta_data_slot_index)を設定し、また、続くスロットを指し示すインデックス情報(Next_extends_slot_index)を設定する。
また、システム制御マイコン3は、双方向リンクの情報にあっては、以下のようにして、リンクを設定する。すなわち、システム制御マイコン3は、サーチ順序の管理情報からコンテンツファイルに係るサーチ順序の管理情報を検出し、このサーチ順序に係る末尾エントリのインデックス情報(last_entry_index)を、記録コンテンツファイルに係るエントリの先頭スロット番号に更新する。その後、システム制御マイコン3は、この末尾エントリのインデックス情報(last_entry_index)にそれまで設定されていたプロパティエントリを検出し、このエントリデータのサーチ順序に係る続くエントリのインデックス情報(next_entry_index)を、この記録コンテンツファイル係るエントリの先頭スロット番号に更新する。
また、システム制御マイコン3は、図13に示すように、この記録コンテンツファイル係るエントリに、上位階層のフォルダエントリを指し示すインデックス情報(parent_entry_index)を設定し、これに対応して、この上位階層のフォルダエントリに、この記録コンテンツファイルのエントリを指し示すインデックス情報(child Entry List)を設定する。なお、システム制御マイコン3は、プロパティファイルFPに係るエントリ数等についても、インデックスファイルを更新する。
また、システム制御マイコン3は、コンテンツファイルの記録により、光ディスクに実在するフォルダを形成した場合、このフォルダに係るエントリについても、同様にしてインデックスファイルを更新する。
また、システム制御マイコン3は、コンテンツファイルを記録していて、このコンテンツファイルのデータ量が記録媒体のファイル管理システムにより管理可能な制限値に対して一定値以下に近づくときは、別ファイルによりコンテンツファイルの記録を開始し、時間軸方向に1つのコンテンツファイルを分割して、複数ファイルによりコンテンツファイルを記録する。この場合も、システム制御マイコン3は、先頭ファイルに上位階層のエントリを指し示すインデックス情報(parent_entry_index)を設定し、先頭ファイル以外のファイルに下位階層のエントリを指し示すインデックス情報(child Entry List)を設定し、1つのコンテンツファイルを構成する複数ファイルの関係を、インデックスファイルに記録する。
また、システム制御マイコン3は、記録コンテンツファイルのエントリをインデックスファイルに登録する際に、プロパティファイルFP、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXの何れかが、事前に設定された一定のスロット数を越える場合には、この一定のスロット数を越えるファイルについては、別ファイルによりエントリを登録し、ファイルを複数ファイルにより作成する。
また、システム制御マイコン3は、ユーザにより何れかのコンテンツファイルが選択されて、このコンテンツファイルの編集処理が実行されるときは、ユーザによる操作に応じて、このコンテンツファイルにエフェクトを設定して再生する。なお、システム制御マイコン3は、このエフェクトの処理のうち、カット編集等に係る処理にあっては、ユーザにより指示されたカットによりコンテンツファイルを再生して実行し、フェードイン等の遷移を伴うエフェクトにあっては、例えばビデオ復号器17から出力されるビデオデータを図示しないビデオ信号処理回路により処理して実行する。
また、システム制御マイコン3は、この編集されたコンテンツファイルを光ディスクに記録する。この場合、システム制御マイコン3は、撮影して得られたコンテンツファイルを記録した場合と同様にして、インデックスファイルに、この編集されたコンテンツファイルのエントリを登録して、インデックスファイルを更新する。
さらに、システム制御マイコン3は、この編集されたコンテンツファイルを光ディスクに記録する場合、この編集されたコンテンツファイルのプロパティエントリと、この編集されたコンテンツファイルが参照する元のコンテンツファイル(この場合、ビデオファイルである)のプロパティエントリとに、図17及び図18で示すように、参照情報、被参照情報を設定し、双方のプロパティエントリに、参照関係を示す情報を設定する。
また、システム制御マイコン3は、編集処理が不要部分を削除するような編集処理である場合であって、ユーザにより元のファイルを保存しないとの指示が得られた場合には、光ディスクに記録したコンテンツファイルの部分的な削除を行うことで、編集されたコンテンツファイルを記録するようにしてもよい。
この場合、システム制御マイコン3は、このコンテンツファイルに係るエントリにおける更新日時を更新する。また、システム制御マイコン3は、インデックスファイルにおけるサーチの種別が(type_of_order)の更新日時に設定されている場合、このエントリが最もサーチ順序の末尾となるように、サーチ順序に係るインデックス情報(previous_entry_index)、(first_entry_index)を更新し、さらには他のプロパティエントリのサーチ順序に係るインデックス情報(previous_entry_index)、(next_entry_index)を更新する。
また、システム制御マイコン3は、何らインデックスファイルが記録されていない記録媒体が装填されて、撮影されたコンテンツファイルの記録が指示された場合、あるいはコンテンツファイルのみが記録された記録媒体が装填されて、インデックスファイルの作成が指示された場合には、モニタ装置8に所定のメニュー画面を表示し、サーチ順序の管理情報に係る種別(type_of_order)の設定を受け付ける。システム制御マイコン3は、この設定に基づいて、図10〜図12で示すように、サーチ順序に係るリンクの設定を作成日時と更新日時等とで切り換えて並び順を設定してインデックスファイルを作成し、このインデックスファイルを記録媒体に記録する。
図1に示す記録再生装置1において、インデックスファイルは、並び順を示すスロット番号(インデックス情報)で管理される固定長スロットが連続した構成とされており、このインデックスファイルには、それぞれ一個または複数個の固定長スロットが連結され、先頭の固定長スロットのインデックス情報で識別される、所定数のエントリ(管理情報領域)が設けられ、さらに所定のエントリに、他のエントリを指し示すために、当該他のエントリを識別するスロット番号である、例えばインデックス情報(previous_entry_index)、(next_entry_index)、(parent_entry_index)、(Child_Entry_List)、(Managed Entry List)、(Managing Entry List)等が登録される。
そのため、この記録再生装置1によれば、インデックスファイルの所望のエントリからエントリデータを再生する際に、従来のようにインデックスファイルを一旦メモリに全部取り込んで各エントリと格納位置との対応関係を把握しなくても、スロット番号と各スロットのサイズとから、スロット列の先頭からの所望のエントリの格納位置を検出できる。したがって、この記録再生装置1では、インデックスファイルを全部読み込む処理を省略して、インデックスファイルの部分的な再生により所望のエントリデータを取得でき、その分、インデックスファイルの処理に要する時間を短くして、立ち上がりに要する時間を短くできる。その結果、この記録再生装置1によれば、光ディスクに記録されたコンテンツファイルの一覧表示等に要する時間を短くすることができ、また、インデックスファイルの処理に要する負担を軽減できる。
また、図1に示す記録再生装置1においては、プロパティファイルFPの検索により検出した所定のコンテンツファイルに係るサムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXのエントリデータを、インデックス情報(thumbnail_picture_slot_index)、(Meta_data_slot_index)に基づいて、インデックスファイルを部分的に再生して取得することができる。したがって、この記録再生装置1によれば、所定のコンテンツファイルに係るサムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXのエントリデータの再生に関して、インデックスファイルの処理に要する時間を短くでき、検索、表示に要する時間を短くできる。
また、図1に示す記録再生装置1においては、インデックスファイルは、登録対象であるコンテンツファイル、実在するフォルダ、仮想のフォルダによるエントリの種別(type_of_entry)毎に、サーチ順序の種別(type_of_order)がヘッダに記録され、この種別(type_of_order)にコンテンツファイル、フォルダの作成日時又は更新日時の区別が記録される。また、図1に示す記録再生装置1においては、並び順序による先頭エントリのインデックス情報(first_entry_index)がヘッダに記録され、このインデックス情報(first_entry_index)により特定されるエントリから、この並び順序による次のエントリに係るインデックス情報(next_entry_index)が順次記録される。これらのインデックス情報(first_entry_index)、(next_entry_index)についても、各エントリの先頭スロットまでのスロット数(スロット番号)により、インデックスファイルに登録される。
したがって、この記録再生装置1によれば、例えば、コンテンツファイルをサーチ対象に設定して、記録順にコンテンツファイルのエントリを検索するようにして、これらのインデックス情報(first_entry_index)、(next_entry_index)により特定される格納位置をインデックスファイルより部分的に順次再生することにより、所望のコンテンツファイルのエントリを迅速かつ簡易な処理により検索できる。また、この記録再生装置1によれば、種別(type_of_order)をフォルダに切り換えて同様の処理を実行するようにして、所望のフォルダを簡易かつ迅速に見つけ出すことができる。
また、図1に示す記録再生装置1においては、記録順、更新順のサーチに係る設定において、末尾のエントリに係るインデックス情報(last entry index)がインデックスファイルのヘッダに記録され、さらにこの並び順序による各エントリに、この並び順序による前あるいは後のエントリを指し示すインデックス情報(previous_entry_index)、(next_entry_index)が順次記録される。
したがって、この記録再生装置1によれば、インデックスファイルに種別毎に記録されたインデックス情報(next_entry_index)、(previous_entry_index)を順次辿って、コンテンツファイルに係るエントリ、実在するフォルダ、仮想のフォルダに係るエントリを、記録順、更新順により、またこれとは逆に、順次サーチし、さらにサーチ結果を表示でき、このサーチに係る処理に関しても、簡易かつ迅速に実行できる。また、この記録再生装置1によれば、サーチ順序を種々に切り換えるようにしても、簡易かつ迅速にサーチの処理を実行することができる。
また、図1に示す記録再生装置1においては、先頭スロットによるインデックス情報により各エントリを特定するようにして、記録媒体に記録されたコンテンツファイルのツリー構造、仮想のツリー構造に係る上位階層のエントリと、対応する下位階層のエントリとに、それぞれ互いを指し示すインデックス情報が設定される。したがって、この記録再生装置1によれば、この双方向のインデックス情報により、ツリー構造を簡易かつ迅速に遷移することが可能となり、その分、このようなツリー構造による各種コンテンツファイル、フォルダの検索処理、表示の処理を高速化できる。
また、図1に示す記録再生装置1においては、関連する複数ファイル間の関係をこれらのファイルに係るエントリを相互に指し示すインデックス情報(Managed Entry List)、(Managing Entry List)等で定義される。したがって、この記録再生装置1によれば、複数のファイルに係る処理に関しても、迅速かつ簡易に実行できる。すなわち、この記録生成装置1では、複数ファイルのうちの1つのファイルがこれら複数のファイルを代表する場合にあっては、これら複数ファイルの何れかの選択により、これら複数ファイルのエントリに設定されたインデックス情報により併せて他のファイルが表示され、また、削除が指示された場合には、これら複数のファイルがまとめて削除される。なお、この場合、参照関係にあるファイルにあっては、インデックス情報により参照関係の有無を確認して、削除可能か否か判定される。
また、図1に示す記録再生装置1によれば、インデックスファイルに係る各種インデックス情報の設定を、コンテンツファイルの記録、削除により実行、更新し、このインデックス情報が上述したようにファイル先頭からのスロット数によりエントリを特定するように設定され、さらには双方向で設定されるため、インデックスファイルの各種設定の変更に係る処理についても、高速度にかつ簡易に実行できる。
また、図1に示す記録再生装置1によれば、コンテンツファイルの記録によりインデックスファイルの各ファイルが所定のデータ量を越えるようになると、2つのファイルに分割されてエントリが登録され、この場合は、先頭側のファイルからのスロット数によりエントリが特定されるため、光ディスクのファイル管理システムによっては管理困難な程に多数のコンテンツファイルを光ディスクに記録する場合にあっても、この多数のコンテンツファイルをインデックスファイルに登録して迅速かつ簡易に、これら多数のコンテンツファイルをユーザに提示できる。
また、図1に示す記録再生装置1によれば、コンテンツファイル自体のデータ量が、光ディスクのファイル管理システムによっては管理困難な程に増大する場合にあっても、このコンテンツファイルを複数ファイルに分けて記録し、インデックスファイルには参照関係に係るインデックス情報を設定するものであり、撮影されたコンテンツファイルの記録に適用して、長時間、連続してビデオデータ及びオーディオデータを記録する場合のインデックスファイル上の管理を簡易かつ高速度に実行できる。
なお、上述の実施の形態においては、プロパティファイルFP、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXによりインデックスファイルを作成する場合について述べたが、この発明はこれに限らず、ファイルFP、FTH、FTXに、さらにオーディオデータに係るファイルを加えて、インデックスファイルを作成する場合等にも広く適用することができる。
この発明は、電源オン時、あるいは記録媒体の装填時における立ち上がりに要する時間を短くできるものであり、カムコーダ、デジタルスチルカメラ等に適用できる。
記録再生装置の構成を示すブロック図である。 インデックスファイルの構成を示す図である。 プロパティファイルの構成を示す図である。 プロパティファイル、サムネイル画像ファイル、テキストファイルをそれぞれ複数ファイルで形成する例を示す図である。 プロパティファイルの各スロットの構成を示す図である。 プロパティファイルの各スロットのデータ部の構成を示す図である。 スロットとエントリとの関係を示す図である。 プロパティファイルのヘッダの詳細を示す図である。 各エントリのエントリデータを示す図である。 サーチの順序による双方向のリンク(オリジナルフォルダのリンク)が各エントリに設定される例を示す図である。 サーチの順序による双方向のリンク(ファイルエントリのリンク)が各エントリに設定される例を示す図である。 オリジナルフォルダおよびファイルエントリの並び順序を示す図である。 プロパティエントリで定義されるツリー構造の定義に係る上位階層のエントリを指し示すインデックス情報を説明するための図である。 下位階層のエントリを指し示すインデックス情報を示す図である。 ツリー構造によるエントリ間の関係を示す図である。 各エントリにマネージメント関係の情報が設けられた例を示す図である。 参照関係を示すインデックス情報のうちの、参照する側のファイルのエントリに設定される参照情報を示す図である。 参照関係を示すインデックス情報のうちの、参照される側のファイルのエントリに設定される被参照情報を示す図である。 初期化の処理を示すフローチャートである。 インデックスファイルの更新処理を示すフローチャートである。 インデックスファイルを構成するテキストファイル、サムネイル画像ファイル、プロパティファイルを説明するための図である。 プロパティエントリファイルと仮想フォルダ、コンテンツファイルの対応関係の一例を示す図である。 従来の初期化の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・記録再生装置、2・・・撮像装置、3・・・システム制御マイコン、4・・・ビデオ符号器、5・・・オーディオ符号器、6・・・グラフィック制御装置、7・・・メタデータ復号器、8・・・モニタ装置、9・・・メタデータ符号器、10・・・ファイル生成器、12・・・メモリコントローラ、13・・・メモリ、14・・・記録メディア装置、15・・・ファイル復号器、17・・・ビデオ復号器、18・・・オーディオ復号器

Claims (18)

  1. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録する記録装置において、
    前記記録媒体に記録される前記コンテンツファイルを変更するコンテンツファイル変更部と、
    前記記録媒体に記録されている前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新部とを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイル更新部は、所定の前記管理情報領域に、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報を登録する
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記インデックスファイルはそれぞれ異なる属性情報が割り当てられる複数のファイルで構成され、
    前記所定の管理情報領域は、前記複数のファイルを構成する1つのファイルに設けられており、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定の管理情報領域に対応した他のファイルの前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記所定の管理情報領域は、特定の種類のフォルダまたはファイルを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定の管理情報領域の前または後にサーチすべき前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記所定の管理情報領域は、フォルダおよびファイルからなるツリー構造を構成する所定のノードを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定のノードの上位階層または下位階層に位置するノードを管理する前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記所定の管理情報領域は、所定のフォルダまたはファイルを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定のフォルダまたはファイルと関連するフォルダまたはファイルを管理する前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記所定の管理情報領域は、所定のファイルを含むフォルダを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定のファイルを管理する前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  7. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録する記録方法において、
    前記記録媒体に記録される前記コンテンツファイルを変更するコンテンツファイル変更ステップと、
    前記記録媒体に記録されている前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新ステップとを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、所定の前記管理情報領域に、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報を登録する
    ことを特徴とする記録方法。
  8. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録するために、
    前記記録媒体に記録される前記コンテンツファイルを変更するコンテンツファイル変更ステップと、
    前記記録媒体に記録されている前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新ステップとを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、所定の前記管理情報領域に、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報を登録する
    ことを特徴とする記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録するために、
    前記記録媒体に記録される前記コンテンツファイルを変更するコンテンツファイル変更ステップと、
    前記記録媒体に記録されている前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新ステップとを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、所定の前記管理情報領域に、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報を登録する
    ことを特徴とする記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生する再生装置において、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生部と、
    前記インデックスファイル再生部で再生された前記インデックスファイルに基づいて、前記記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生するコンテンツファイル再生部とを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイルの所定の前記管理情報領域には、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報が登録されており、
    前記インデックスファイル再生部は、前記インデックスファイルの前記所定の管理情報領域に登録されている前記インデックス情報と前記固定長スロットのサイズ情報とに基づいて、前記インデックスファイル上における前記他の管理情報領域の格納位置を検出し、前記記録媒体に記録された前記インデックスファイルから前記検出された格納位置のデータを再生する
    ことを特徴とする再生装置。
  11. 前記インデックスファイルはそれぞれ異なる属性情報が割り当てられる複数のファイルで構成され、
    前記所定の管理情報領域は、前記複数のファイルを構成する1つのファイルに設けられており、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定の管理情報領域に対応した他のファイルの前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項10に記載の再生装置。
  12. 前記所定の管理情報領域は、特定の種類のフォルダまたはファイルを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定の管理情報領域の前または後にサーチすべき前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項10に記載の再生装置。
  13. 前記所定の管理情報領域は、フォルダおよびファイルからなるツリー構造を構成する所定のノードを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定のノードの上位階層または下位階層に位置するノードを管理する前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項10に記載の再生装置。
  14. 前記所定の管理情報領域は、所定のフォルダまたはファイルを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定のフォルダまたはファイルと関連するフォルダまたはファイルを管理する前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項10に記載の再生装置。
  15. 前記所定の管理情報領域は、所定のファイルを含むフォルダを管理する前記管理情報領域であり、
    前記所定の管理情報領域に登録される前記インデックス情報は、前記所定のファイルを管理する前記管理情報領域を識別するインデックス情報である
    ことを特徴とする請求項10に記載の再生装置。
  16. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生する再生方法において、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生ステップと、
    前記インデックスファイル再生ステップで再生された前記インデックスファイルに基づいて、前記記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生するコンテンツファイル再生ステップとを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイルの所定の前記管理情報領域には、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報が登録されており、
    前記インデックスファイル再生ステップでは、前記インデックスファイルの前記所定の管理情報領域に登録されている前記インデックス情報と前記固定長スロットのサイズ情報とに基づいて、前記インデックスファイル上における前記他の管理情報領域の格納位置を検出し、前記記録媒体に記録された前記インデックスファイルから前記検出された格納位置のデータを再生する
    ことを特徴とする再生方法。
  17. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生するために、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生ステップと、
    前記インデックスファイル再生ステップで再生された前記インデックスファイルに基づいて、前記記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生するコンテンツファイル再生ステップとを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイルの所定の前記管理情報領域には、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報が登録されており、
    前記インデックスファイル再生ステップでは、前記インデックスファイルの前記所定の管理情報領域に登録されている前記インデックス情報と前記固定長スロットのサイズ情報とに基づいて、前記インデックスファイル上における前記他の管理情報領域の格納位置を検出し、前記記録媒体に記録された前記インデックスファイルから前記検出された格納位置のデータを再生する
    ことを特徴とする再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  18. 1つ以上のコンテンツファイルと、各前記コンテンツファイルを管理するインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生するために、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生ステップと、
    前記インデックスファイル再生ステップで再生された前記インデックスファイルに基づいて、前記記録媒体から所定の前記コンテンツファイルを再生するコンテンツファイル再生ステップとを備え、
    前記インデックスファイルは連続した固定長スロットで構成され、前記固定長スロットは前記固定長スロットの並び順を示すインデックス情報で管理され、
    前記インデックスファイルには一個または複数個の前記固定長スロットが連結された所定数の管理情報領域が設けられ、前記管理情報領域は先頭の前記固定長スロットのインデックス情報で識別され、
    前記インデックスファイルの所定の前記管理情報領域には、他の前記管理情報領域を識別する前記インデックス情報が登録されており、
    前記インデックスファイル再生ステップでは、前記インデックスファイルの前記所定の管理情報領域に登録されている前記インデックス情報と前記固定長スロットのサイズ情報とに基づいて、前記インデックスファイル上における前記他の管理情報領域の格納位置を検出し、前記記録媒体に記録された前記インデックスファイルから前記検出された格納位置のデータを再生する
    ことを特徴とする再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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