JP2005115815A - ファイル管理装置、ファイル管理方法、ファイル管理方法のプログラム及びファイル管理方法のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ファイル管理装置、ファイル管理方法、ファイル管理方法のプログラム及びファイル管理方法のプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、ファイル管理装置、ファイル管理方法、ファイル管理方法のプログラム及びファイル管理方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えば光ディスク装置に適用して、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができるようにする。
【解決手段】 本発明は、インデックスファイルにおける処理において、仮想のフォルダに係るエントリに検索結果を記録して保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファイル管理装置、ファイル管理方法、ファイル管理方法のプログラム及びファイル管理方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えば光ディスク装置に適用することができる。本発明は、仮想のフォルダに係るエントリに検索結果を記録して保持することにより、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができるようにする。
近年、光ディスク等のランダムアクセス可能な大容量の記録媒体を用いて、撮像結果を記録するディスク装置等が提案されるようになされている。
このようなディスク装置に関して、例えば特開2001−84705号公報においては、記録媒体に記録した多数のファイルよりインデックス用ファイルを作成してこの記録媒体に記録することにより、このインデックス用ファイルを用いてこれら多数のファイルに係る操作性を向上する方法が提案されるようになされている。
また特開2002−278996号公報においては、このようにして作成したインデックス用ファイルにおいて、各ファイルを階層化して管理することにより、さらに一段とこれら多数のファイルに係る操作性を向上する方法が提案されるようになされている。
すなわちこれらの方法において、インデックスファイルは、管理対象ファイル等に係る情報を抜粋した抜粋情報が属性毎にグループ化されて形成され、各グループにおいては、各ファイルの抜粋情報によるエントリの連続により形成される。具体的にこれらインデックスファイルは、ディスクタイトル、各管理対象ファイルに係るタイトルの文字列による抜粋情報を割り当てたテキストエントリ、ディスクタイトル、各管理対象ファイルの内容を示す静止画像(サムネイル画像)による抜粋情報を割り当てたサムネイル画像エントリ、ディスクタイトル、各管理対象ファイルの属性を示すデータを割り当てたプロパティエントリにより構成される。
これによりインデックスファイルにおいては、例えばサムネイル画像エントリより各ファイルのサムネイル画像をユーザーに提供して、さらにはテキストエントリより各ファイルのタイトルをユーザーに提供して、所望するファイルを簡易かつ確実に選択できるようになされている。
このようなインデックスファイルにおいて、プロパティエントリには、対応するファイルに係る各種情報が記録されていることにより、このプロパティエントリの記録を用いて、例えばファイル作成日による検索により記録媒体に記録されたファイルを絞り込み、所望するファイルを迅速に検出することができると考えられる。またテキストエントリにあっては、タイトルが記録されていることにより、キーワード検索によりテキストエントリの各エントリを検索するようにしても、所望するファイルを迅速に検出することができると考えられる。またサムネイル画像の有無によりサムネイル画像エントリを検索することによっても、ファイルを絞り込んで所望するファイルを簡易かつ確実に検出できると考えられる。
しかしてこのような記録媒体に記録されたファイルの検索にあっては、記録媒体に多数のファイルが記録されると、同一の検索による検索が繰り返される場合が多々発生すると考えられる。また過去の検索結果をさらに絞り込む検索の処理も実行される場合があると考えられる。これにより過去の検索結果を、後日、有効に利用することができれば、便利であると考えられる。
特開2001−84705号公報 特開2002−278996号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができるファイル管理装置、ファイル管理方法、ファイル管理方法のプログラム及びファイル管理方法のプログラムを記録した記録媒体を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、記録媒体に記録されたインデックスファイルにより記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理装置に適用して、インデックスファイルは、記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられたファイル及びフォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、ファイル、フォルダの階層構造が示され、フォルダのエントリは、他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属するファイルが示され、識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、ファイル管理装置は、ユーザーにより設定された検索の条件により、インデックスファイルのエントリを検索してインデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択し、該選択したファイルに対応するエントリを指し示すように、仮想のフォルダのエントリに、登録情報を設定する。
また請求項2の発明においては、記録媒体に記録されたインデックスファイルにより記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理方法に適用して、インデックスファイルは、記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられたファイル及びフォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、ファイル、フォルダの階層構造が示され、フォルダのエントリは、他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属するファイルが示され、識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、ファイル管理方法は、ユーザーにより設定された検索の条件により、インデックスファイルのエントリを検索してインデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択する検索の処理と、検索の処理により選択したファイルに対応するエントリを指し示す登録情報と、検索の条件とを、仮想のフォルダのエントリに登録する登録の処理とを有するようにする。
また請求項4の発明においては、コンピュータに所定の処理手順を実行させることにより、記録媒体に記録されたインデックスファイルにより記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理方法のプログラムに適用して、インデックスファイルは、記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられたファイル及びフォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、ファイル、フォルダの階層構造が示され、フォルダのエントリは、他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属するファイルが示され、識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、処理手順は、ユーザーにより設定された検索の条件により、インデックスファイルのエントリを検索してインデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択する検索の処理と、検索の処理により選択したファイルに対応するエントリを指し示す登録情報と、検索の条件とを、仮想のフォルダのエントリに登録する登録の処理とを有するようにする。
また請求項5の発明においては、コンピュータに所定の処理手順を実行させることにより、記録媒体に記録されたインデックスファイルにより記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理方法のプログラムを記録する記録媒体に適用して、インデックスファイルは、記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられたファイル及びフォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、ファイル、フォルダの階層構造が示され、フォルダのエントリは、他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属するファイルが示され、識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、処理手順は、ユーザーにより設定された検索の条件により、インデックスファイルのエントリを検索してインデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択する検索の処理と、検索の処理により選択したファイルに対応するエントリを指し示す登録情報と、検索の条件とを、仮想のフォルダのエントリに登録する登録の処理とを有するようにする。
請求項1の構成により、記録媒体に記録されたインデックスファイルにより記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理装置に適用して、インデックスファイルは、記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられたファイル及びフォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、ファイル、フォルダの階層構造が示され、フォルダのエントリは、他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属するファイルが示され、識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、ファイル管理装置は、ユーザーにより設定された検索の条件により、インデックスファイルのエントリを検索してインデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択し、該選択したファイルに対応するエントリを指し示すように、仮想のフォルダに対応するエントリに、登録情報を設定すれば、インデックスファイルに設定した仮想のフォルダに係るエントリにより検索結果を記録して保持することができ、これによりインデックスファイル上の処理により、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができる。
これにより請求項2、請求項4、請求項5の構成によれば、インデックスファイル上の処理により、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができるファイル管理方法、ファイル管理方法のプログラム、ファイル管理方法のプログラムを記録する記録媒体を提供することができる。
本発明によれば、インデックスファイル上の処理により、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
(1−1)光ディスク装置の構成
図1は、本発明の実施例に係る光ディスク装置を示すブロック図である。この光ディスク装置1においては、図示しない撮像手段、音声取得手段により被写体の映像信号、音声信号を取得し、この映像信号及び音声信号による撮像結果を光ディスク2に記録する。またこの光ディスク2に記録した撮像結果を再生して液晶表示パネルによる表示手段、スピーカによる音声出力手段より出力し、また外部機器に出力する。この光ディスク装置1では、ユーザーの操作によるシステム制御マイコン19の制御により 、このような撮像結果を動画、静止画により取得し、動画による撮像結果についてはMPEG(Moving Picture Experts Group)のフォーマットによりデータ圧縮して所定のファイル形式により光ディスク2に記録するようになされ、また静止画による撮像結果についてはJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group )のフォーマットによりデータ圧縮して所定フォーマットにより光ディスク2に記録し、この実施例では、このファイル形式にQuick Time(以下、「QT」と呼ぶ)が適用されるようになされている。
これにより光ディスク装置1において、ビデオ符号器11は、撮像結果による映像信号をアナログディジタル変換処理して映像データを生成し、この映像データをMPEG、JPEGのフォーマットに従って符号化処理し、これにより映像データによる符号化データを出力する。
またオーディオ符号器12は、撮像結果による音声信号をアナログディジタル変換処理して音声データを生成し、この音声データを符号化処理し、これにより音声データによる符号化データを出力する。
ファイル生成器15は、記録時、ビデオ符号器11及びオーディオ符号器12から出力される符号化データを多重化処理し、システム制御マイコン19の制御によりQTムービーファイルのデータ列を作成する。
メモリコントローラ18は、システム制御マイコン19の制御により動作を切り換え、記録時、このファイル生成器15から出力されるQTムービーファイルによるデータ列、システム制御マイコン19から出力される各種データをメモリ17に順次記録して一時保持し、続くエラー訂正符号/復号器21の処理に対応して保持したデータを出力する。また再生時、これとは逆に、エラー訂正符号/復号器21の出力データを一時保持し、ファイル復号器16、システム制御マイコン19に出力する。
エラー訂正符号/復号器21は、システム制御マイコン19の制御により動作を切り換え、記録時、メモリコントローラ18の出力データをメモリ20に一時記録して誤り訂正符号を付加する。またこのようにしてメモリに保持したデータを所定順序により読み出して出力することにより、これらのデータをインターリーブ処理してデータ変復調器23に出力する。またエラー訂正符号/復号器21は、再生時、記録時とは逆に、データ変復調器23から出力されるデータを所定順序によりメモリ20に一時記録してメモリコントローラ18に出力することにより、このデータ変復調器23から出力されるデータをデインターリーブ処理して出力する。またこのとき、記録時に付加した誤り訂正符号により誤り訂正処理する。
データ変復調器23は、システム制御マイコン19の制御により動作を切り換え、記録時、エラー訂正符号/復号器21の出力データをシリアルデータ列に変換した後、変調処理して磁界変調ドライバ24又は光ピックアップ33に出力する。また再生時、光ピックアップ33から出力される再生信号からクロックを再生し、このクロックを基準にして再生信号を2値識別、復調処理することにより、記録時に生成したシリアルデータ列に対応する再生データを得、この再生データをエラー訂正符号/復号器21に出力する。
磁界変調ドライバ24は、光ディスク2が光磁気ディスクの場合に、記録時、システム制御マイコン19の制御により、データ変復調器23の出力信号により磁界ヘッド32を駆動する。ここで磁界ヘッド32は、光ディスク2を間に挟んで光ピックアップ33に対向するように保持され、光ピックアップ33によるレーザービーム照射位置にデータ変復調器23の出力データに応じた変調磁界を印加する。これによりこの光ディスク装置1では、光ディスク2が光磁気ディスクの場合、熱磁気記録の手法により光ディスク2にQTムービーファイル等を記録するようになされている。
かくするにつき光ディスク2は、ディスク状記録媒体であり、この実施例では、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical Disk)、相変化型ディスク等の書き換え可能な光ディスクである。スピンドルモータ31は、この光ディスク2をサーボ回路30の制御により、光ディスク2に応じて線速度一定(CLV:Constant Linear Velocity)、角速度一定(CAV、Constant Angular Velocity)、ゾーンCLV(ZCLV:Zone Constant Linear Velocity )等の条件により光ディスク2を回転駆動する。
サーボ回路30は、光ピックアップ33から出力される各種信号に基づいて、スピンドルモータ31の動作を制御し、これによりスピンドル制御の処理を実行する。またサーボ回路30は、同様にして光ピックアップ33をトラッキング制御、フォーカス制御し、また光ピックアップ33、磁界ヘッド32をシークさせ、さらにはフォーカスサーチ等の処理を実行する。
ドライブ制御マイコン22は、システム制御マイコン19の指示により、これらサーボ回路30におけるシーク等の動作を制御する。
光ピックアップ33は、光ディスク2にレーザービームを照射してその戻り光を所定の受光素子により受光し、受光結果を演算処理することにより、各種制御用の信号を生成して出力し、また光ディスク2に形成されたピット列、マーク列に応じて信号レベルが変化する再生信号を出力する。また光ピックアップ33は、システム制御マイコン19の制御により動作を切り換え、光ディスク2が光磁気ディスクの場合、記録時、光ディスク2に照射するレーザービームの光量を間欠的に立ち上げる。これによりこの光ディスク装置1では、いわゆるパルストレイン方式により光ディスク2にQTムービーファイル等を記録するようになされている。また光ピックアップ33は、光ディスク2が相変化型ディスク等の場合、データ変復調器23の出力データに応じて光ディスク2に照射するレーザービームの光量を再生時の光量から書き込み時の光量に立ち上げ、これにより熱記録の手法を適用して光ディスク2にQTムービーファイル等を記録するようになされている。
これらによりこの光ディスク装置1では、撮像結果による映像信号及び音声信号をビデオ符号器11、オーディオ符号器12によりデータ圧縮してエレメンタリストリームに変換した後、ファイル生成器15によりQTムービーファイルに変換し、メモリコントローラ18、エラー訂正符号/復号器21、データ変復調器23を順次介して、光ピックアップ33により、又は光ピックアップ33及び磁界ヘッド32によりこのQTムービーファイルのデータ、インデックスファイルのデータ等を光ディスク2に記録するようになされている。ここでインデックスファイルは、光ディスク2に記録したQTムービーファイルを管理対象ファイルに設定してなるインデックス用のファイルであり、詳細については後述する。
また光ディスク装置1では、光ピックアップ33より得られる再生信号をデータ変復調器23により処理して再生データを得、この再生データをエラー訂正符号/復号器21で処理して、光ディスク2に記録したQTムービーファイル、インデックスファイル等を再生できるようになされ、これらQTムービーファイル、インデックスファイル等をメモリコントローラ18から出力するようになされている。
ファイル復号器16は、メモリコントローラ18から出力されるQTムービーファイルのデータを入力し、このデータを映像データ及び音声データの符号化データに分解して出力する。ビデオ復号器13は、この映像データの符号化データをデータ伸長して図示しない表示手段、外部機器に出力する。オーディオ復号器14は、ファイル復号器16から出力される音声データの符号化データをデータ伸長して、図示しない音声出力手段、外部機器に出力する。これによりこの光ディスク装置1では、光ディスク2から再生した撮像結果をモニタし得るようになされている。
なお、光ディスク装置1は、コンピュータ等の外部機器を接続するインターフェースを有し、これにより撮像結果に代えてコンピュータの出力データを光ディスク2に記録し、また光ディスク2に記録したファイルを再生してコンピュータで処理できるようになされている。
操作部26は、この光ディスク装置1の各種操作子、液晶表示パネルに配置されたタッチパネルにより構成され、ユーザーによる各種操作をシステム制御マイコン19に通知する。
システム制御マイコン19は、この光ディスク装置1全体の動作を制御するコンピュータであり、図示しないメモリに記録された所定の処理プログラムの実行により、光ディスク2の装填が検出されると、光ピックアップ33を光ディスク2の最内周にシークさせ、光ディスク2に係るファイル管理システムの管理情報を再生する。さらにシステム制御マイコン19は、この再生した管理情報をメモリコントローラ18から取得し、内蔵のメモリに保持する。これによりシステム制御マイコン19は、光ディスク2に記録された各ファイルのアドレス、空き領域を検出するようになされている。
このシステム制御マイコン19に係る処理プログラムにおいては、事前のインストールにより提供されるものの、これに代えてネットワークを介してダウンロードしてインストールするようにしてもよく、また記録媒体により再生してインストールするようにしてもよい。ちなみに、このような記録媒体においては、光ディスク、磁気テープ、メモリカード等、種々の記録媒体を広く適用することができる。
またシステム制御マイコン19は、このようにして取得した管理情報を検索して、光ディスク2にインデックスファイルが記録されている場合、このインデックスファイルの記録位置に光ピックアップ33をシークさせ、このインデックスファイルを再生する。またメモリコントローラ18よりこの再生したインデックスファイルを取得し、内蔵のメモリに記録して保持する。これによりこの実施例では、このインデックスファイルを利用して光ディスク2に記録されたファイルの処理に関して全体の操作性を向上するようになされている。
すなわちシステム制御マイコン19は、ユーザーの操作に応動して、このインデックスファイルによりモニタ用の液晶表示パネルにサムネイル画像等を表示することにより光ディスク2に記録されたQTムービーファイルの内容を紹介し、またこの紹介によりユーザーによるファイルの選択を受け付け、対応する管理情報によりこのユーザーにより選択されたファイルを再生するように全体の動作を制御する。
またユーザーによる撮像結果の記録が指示されると、管理情報により空き領域を検出して光ピックアップ33をこの空き領域にシークさせ、順次得られる撮像結果を光ディスク2に記録する。またこの撮像結果の記録によるQTムービーファイルの記録に対応するように、メモリに保持した管理情報を更新し、光ディスク2の排出時等において、この更新した管理情報により光ディスク2の管理情報を更新する。なおこの管理情報の更新においては、メモリに保持して更新した管理情報をメモリコントローラ18を介してエラー訂正符号/復号器21に出力することにより実行される。
これらの処理において、システム制御マイコン19は、記録に供するQTムービーファイルの生成に必要な各種の情報をファイル生成器15に出力する。またファイル生成器15を介してインデックスファイルの生成に必要な情報を取得し、この取得した情報とファイル生成器15に出力した情報等とにより、新たに光ディスク2に記録するQTムービーファイルについて、メモリに保持したインデックスファイルを更新し、管理情報における更新処理と同様にして、このようにして更新してメモリに保持したインデックスファイルにより光ディスク2に記録されたインデックスファイルを更新する。
またユーザーにより光ディスク2に記録されたファイルの編集が指示されると、この編集の処理に対応するように、記録時と同様にして、メモリに保持したインデックスファイル、管理情報を更新し、このメモリに保持したインデックスファイル、管理情報により光ディスク2のインデックスファイル、管理情報を更新する。
このようにして撮像結果による映像信号及び音声信号を光ディスク2に記録する光ディスク装置1においては、QTムービーファイルを外部参照形式により記録する。すなわち光ディスク装置1においては、映像信号及び音声信号によりそれぞれ映像ファイル、音声ファイルを光ディスク2に記録し、またこれら映像ファイル及び音声ファイルを管理するリソースファイルを光ディスク2に記録し、これによりこれら映像ファイル、音声ファイル、リソースファイルによるQTムービーファイルを光ディスク2に記録するようになされている。
(1−2)インデックスファイル
インデックスファイルは、QTムービーファイル等の光ディスク2に記録される各種ファイルと同様に、光ディスク2のファイル管理システムにより、記録位置のアドレス、ファイル名、ファイル長等の再生に必要な情報が管理されるファイルであり、光ディスク2に記録された管理対象であるQTムービーファイルの内容を紹介する情報等により構成される。これによりこの光ディスク装置1では、このインデックスファイルにより光ディスク2に記録されたQTムービーファイルを選択し、この選択したファイルをファイル管理システムに基づいて光ディスク2から再生することにより、光ディスク2に多数のQTムービーファイルが記録されている場合でも、所望するファイルを迅速かつ正確に選択できるようになされ、その分、操作性を向上できるようになされている。
この実施例において、インデックスファイルは、光ディスク2に記録されたQTムービーファイルの内容を紹介する情報に、QTムービーファイル等に係る情報を抜粋した情報(以下、抜粋情報と呼ぶ)等が割り当てられ、この抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、これにより各QTムービーファイルの内容を簡易かつ迅速に把握できるようになされている。
インデックスファイルは、この抜粋情報によるデータ群がその属性毎に分類されてグループ化され、光ディスク2に記録するQTムービーファイルと同一のファイル構造により作成され、これによりQTムービーファイルを作成する光ディスク装置1の構成を利用して作成し得るようになされ、また処理し得るようになされ、その分、光ディスク装置1では構成を簡略化し得るようになされている。
具体的にインデックスファイルは、QTムービーファイルの構成に対応して図2に示すように、実データに係る抜粋情報がグループ化されてテキストエントリファイルE1、サムネイル画像エントリファイルE2、プロパティエントリファイルE3に割り当てられ、これらエントリファイルE1〜E3と、これらエントリファイルE1〜E3の管理情報によるリソースファイル(図示せず)とにより構成される。
ここでリソースファイルは、各エントリファイルにおけるスロットの開始位置等の管理情報が、このインデックスファイルの属性情報等と共に記録される。
これに対して各エントリファイルE1〜E3は、それぞれ先頭に、各エントリファイルE1〜E3の属性等を示すヘッダPH、THH、TXHが設けられ、続いて固定長によるスロットによるエントリが連続するように形成される。
ここでテキストエントリファイルE1は、ディスクタイトル、各管理対象ファイル等に係るタイトルの文字列を示すデータが順次スロットに割り当てられて、これらタイトルのデータによるエントリの連続により形成される。これに対してサムネイル画像エントリファイルE2は、ディスクタイトル、各管理対象ファイルの内容を示す静止画像によるサムネイル画像が順次スロットに割り当てられて、これらサムネイル画像によるエントリの連続により構成される。
これらテキストエントリファイルE1、サムネイル画像エントリファイルE2は、各スロットが固定長により形成され、これにより管理対象ファイルより得られる対応する抜粋情報のデータ量に応じて、1つの管理対象ファイルに対して1又は複数個のスロットが割り当てられるようになされている。また管理対象ファイルの種類によっては、抜粋情報の種類が異なることにより、管理対象によっては、何らエントリが設けられない場合もある。
これに対してプロパティエントリファイルE3は、ディスクタイトル、各管理対象ファイルの属性を示すデータが割り当てられ、これらディスクタイトル、各管理対象ファイルに設定されたバイナリーデータによる抜粋情報がエントリの管理情報と共に順次スロットに割り当てられて、これら抜粋情報によるエントリの連続により形成される。プロパティエントリファイルE3は、テキストエントリファイルE1、サムネイル画像エントリファイルE2と同様に、各スロットが固定長により形成される。またプロパティエントリファイルE3は、管理対象ファイルの種類が種々に異なる場合であっても必ず設けられ、さらにテキストエントリファイルE1、サムネイル画像エントリファイルE2に設けられたエントリに対応するように各管理対象ファイルのエントリが設定される。
これによりプロパティエントリファイルE3は、テキストエントリファイルE1、サムネイル画像エントリファイルE2に何らエントリが設けられていない場合には、対応する抜粋情報のデータ量に応じて1又は複数個のスロットに1つの管理対象ファイルの抜粋情報が割り当てられるのに対し、例えばテキストエントリファイルE1及び又はサムネイル画像エントリファイルE2において、1つの管理対象ファイルに対して複数のエントリが設定されている場合、抜粋情報のデータ量の多少にかかわらず、少なくともこの複数個の分は、この管理対象ファイルに対してエントリが設けられるようになされている。インデックスファイルにおいては、このように実データの部分を固定長により構成することにより、記録媒体の無駄な消費を低減し、また記録媒体に対するアクセス回数を低減して処理時間を短くすることができるようになされている。
(1−3)プロパティエントリファイルによる管理
プロパティエントリファイルE3は、各エントリに、他のエントリとの関係を示すエントリの管理情報として、対応する他のエントリファイルのエントリを特定する管理情報(図2において、矢印により示す関連を示す情報である)が設定され、また複数個のスロットによるエントリにあっては、順次続くエントリを特定する拡張スロットに係る管理情報が設定されるようになされている。これによりインデックスファイルは、このプロパティエントリファイルE3に設定された他のエントリとの関係を示す管理情報により、1つの管理対象ファイルの抜粋情報を記録してなる複数のスロットを特定できるようになされている。またプロパティエントリファイルE3には、対応する管理対象ファイルを特定する情報が設定され、これによりこのインデックスファイルに記録された抜粋情報による管理対象ファイルを特定できるようになされている。
またプロパティエントリファイルE3は、それぞれエントリに登録された抜粋情報の有効無効を示す有効無効情報による管理情報が設定される。これによりインデックスファイルは、このプロパティエントリに設けられた有効無効情報の設定だけで、プロパティエントリファイルE3、他のエントリファイルE1、E2の対応するエントリをまとめて無効に設定して、管理対象ファイルのインデックスファイルへの登録を削除できるようになされている。
インデックスファイルは、記録媒体上に実在するファイルだけでなく、記録媒体のファイル管理システムによる実在のフォルダ、仮想のフォルダについても、記録媒体に記録されたファイルと同様に、各エントリファイルに登録できるようになされ、各プロパティエントリにおいて、このようなフォルダを登録してなるプロパティエントリに対する階層構造を定義できるようになされている。これによりインデックスファイルは、光ディスク2に設定されている実在する階層構造によるフォルダ構造により、さらにはこのインデックスファイルにおいて設定された仮想の階層構造によるフォルダ構造により、光ディスク2に記録されたファイルを管理できるようになされている。
すなわち図3に示すように、プロパティエントリファイルE3においては、記録媒体上において、ルートフォルダの下に第1のオリジナルフォルダ、第2のオリジナルフォルダが形成されている場合、これらルートフォルダ、第1及び第2のオリジナルフォルダに対応して、ルートフォルダのエントリ#0、第1のオリジナルフォルダのエントリ#1、第2のオリジナルフォルダのエントリ#2が登録される。またこれらのエントリ#0〜#2にこれらのフォルダの階層構造を定義する管理情報(以下階層情報と呼ぶ)が記録される。
また第1のオリジナルフォルダの下に第1〜第3のコンテンツファイルが記録され、第2のオリジナルフォルダの下に第4〜第8のコンテンツファイルが記録されている場合、これらのコンテンツファイルに対応するエントリ#3〜#10が登録され、さらにこれらコンテンツファイルのエントリ#3〜#10、これらのコンテンツファイルが属する第1及び第2のオリジナルフォルダのエントリ#1、#2に、オリジナルフォルダと各コンテンツファイルとの階層構造を定義する階層情報が記録される。
これによりこの実施例においては、システム制御マイコン19は、ユーザーにより指示されたフォルダを作成し、またユーザーにより指示されたフォルダに撮像結果に係るファイルを記録し、これらフォルダの作成、ファイルの記録に対応するようにインデックスファイルにエントリを登録するようになされている。
このようなオリジナルの階層構造に係るインデックスファイルのエントリに対して、この実施例においては、インデックスファイルにより、ルートフォルダの下に第1及び第2のフェイバリットフォルダが仮想的に定義される。このためプロパティエントリファイルE3においては、第1及び第2のフェイバリットフォルダに対応するエントリ#11、#12が登録される。ここでこれらのエントリ#11、#12は、仮想的なフォルダに係るエントリであることがプロパティエントリに設けられたフラグの設定により定義される。またルートフォルダと、これら第1及び第2のフェイバリットフォルダとの間の階層構造を定義する階層情報が第1及び第2のフェイバリットフォルダのエントリ#11、#12、上位のフォルダに係るエントリ#1に設定される。
さらに第1及び第2のフェイバリットフォルダのエントリ#11、#12においては、ユーザーによる操作に応動して、図3において矢印により示すように、それぞれこれら第1及び第2のフェイバリットフォルダにユーザーが登録したファイルのエントリ#3〜#5、#8、#9を指し示す管理情報(以下、登録情報と呼ぶ)が記録される。しかしてこの図3に示す例では第1のフェイバリットフォルダに第2、第6のコンテンツファイルが登録され、また第2のフェイバリットフォルダに第1、第3、第7のコンテンツファイルが登録されている場合を示すものである。
これによりシステム制御マイコン19は、サムネイル画像による表示により、さらにはタイトルの表示により、ユーザーがファイルを選択してお気に入りへの登録を指示すると、必要に応じてこのようなフェイバリットフォルダのエントリをプロパティエントリファイルE3に登録し、またユーザーにより指示されたファイルのエントリを指し示す登録情報をこのエントリに設定するようになされている。これによりこの光ディスク装置1では、仮想的なフォルダ構造によりユーザーによるファイル操作を一段と簡略化できるようになされている。
具体的に、この実施例において、各エントリファイルE1〜E3には、各エントリを識別する識別情報が割り当てられ、プロパティエントリファイルE3においては、階層情報、登録情報に、この識別情報が割り当てられるようになされている。しかしてこの実施例においては、各エントリファイルにおいて、先頭のスロット側より順次、値が歩進するエントリ番号がこの識別情報に割り当てられるようになされている。これによりこの図3の例では、第1のフェイバリットフォルダに係るエントリには、他のエントリを指し示す登録情報として、コンテンツファイルに係るエントリ#4、#5、#8に設定されたエントリ番号が登録されるようになされている。
さらにこの実施例においては、このフェイバリットフォルダと同様の仮想のフォルダにより、検索結果をまとめる検索結果のフォルダがルートフォルダの下に形成される。このためプロパティエントリファイルE3においては、フェイバリットフォルダと同様に、この検索結果をまとめるフォルダに係るエントリ#13が登録され、このエントリに係るテキストエントリファイルE1に検索結果のタイトルが登録されるようになされ、またプロパティエントリファイルE3においては、ルートフォルダとこの検索結果のフォルダとの間の階層構造を定義する階層情報が検索結果のフォルダに係るエントリ#13、上位のフォルダに係るエントリ#1に設定される。
これによりこの実施例においては、インデックスファイル上で、検索結果をまとめるフォルダが仮想的に設けられ、このフォルダに種々の検索結果を記録できるようになされている。
インデックスファイルにおいては、この検索結果のフォルダの下に、ユーザーにより指示された個々の検索結果を格納する仮想のフォルダに係るエントリ#14、#15が形成され、このフォルダに係るエントリ#14、#15により検索結果を記録して保持し、このエントリにより記録された過去の検索結果を、後日、有効に利用することができるようになされている。
しかしてこの個々の検索結果に係るエントリ#14、#15においては、プロパティエントリに設けられたフラグの設定により検索結果に係るエントリであることが定義され、また上位の検索結果をまとめるフォルダのエントリ#13を指し示す階層情報にエントリ#13のエントリ番号が登録される。またこれに対応して上位の検索結果をまとめるフォルダのエントリ#13においても、これら下位階層のエントリ#14、#15を指し示す階層情報にエントリ#14、#15のエントリ番号が登録される。これによりこの実施例では、このような個々の検索結果についても、他のファイルに係る階層構造によりユーザーに提供できるようになされ、その分、使い勝手を向上するようになされている。また上位階層側からも下位階層側からもこのようにして定義された階層構造を迅速に把握できるようになされている。
またこれら個々の検索結果に係るエントリ#14、#15は、フェイバリットフォルダのエントリ#11、#12においてフェイバリットフォルダに属するファイルを登録したと同様にして、検索結果によるファイルが記録される。すなわち例えば検索結果のエントリ#14に対応する検索の処理において、第1、第3のコンテンツファイルが検出された場合、破線による矢印により示すように、これら第1、第3のコンテンツファイルに対応するエントリ#3、#5を指し示すように、これらエントリ#3、#5のエントリ番号が登録情報に設定される。これによりこの実施例では、フェイバリットフォルダによる場合と同様に、あたかもこの個々の検索結果のフォルダに、検索結果のファイルを配置したと同様の操作性を確保することができるようになされている。
またこれに対応してこれらのエントリ#14、#15に対応するテキストエントリファイルE1のエントリにおいては、個々の検索結果を識別可能に、この個々の検索結果に係るフォルダのタイトル名が登録され、さらに検索に供した検索条件が登録される。しかして図3の例では、検索結果の名称に、順次、歩進する数字を付加して「検索結果1」、「検索結果2」によりタイトル名が示されるようになされている。これに対して検索条件にあっては、例えば検索に供したキーワード等が登録されるようになされている。
プロパティエントリファイルE3においては、このような管理情報に加えて、対応するファイル、フォルダの作成日時、更新日時、管理対象ファイルの種類等の、管理対象に係る属性情報が割り当てられるようになされ、この属性情報により記録媒体に記録された管理対象ファイルを検索できるようになされている。
(1−4)検索処理に係るシステム制御マイコン19の処理
このようなインデックスファイルに係る設定に基づいて、システム制御マイコン19は、ユーザーによる操作に応動してインデックスファイル上で検索等の処理を実行するようになされている。
ここで図4及び図5は、この検索処理等に係るシステム制御マイコン19の処理手順を示すフローチャートである。システム制御マイコン19は、ユーザーによる操作部26の操作が検出されると、ステップSP1からステップSP2に移り、ここでユーザーによる操作を解釈する。また続くステップSP3において、このステップSP2により解釈されたユーザーによる操作が検索の処理を指示するものか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、システム制御マイコン19は、ステップSP3からステップSP4(図5)に移り、表示部に所定の入力画面を表示し、この入力画面を介して検索の条件を受け付ける。ここで検索の条件にあっては、テキストエントリファイルE1に設定されたタイトルに係るキーワード検索の条件、記録日時、管理対象ファイルの種類(静止画、動画の種類)、過去の検索結果等を設定できるようになされている。
この入力画面により検索条件の入力を受け付けると、システム制御マイコン19は、ステップSP5に移り、ユーザーの入力した検索条件が、インデックスファイルの個々の検索結果のエントリに既に登録されている検索条件と一致するか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、システム制御マイコン19は、ステップSP5からステップSP6に移り、この検索条件が一致してなる個々の検索結果のフォルダに係るエントリに登録された検索結果のファイルを一覧表示する。具体的に、システム制御マイコン19は、フェイバリットフォルダに登録されたファイルを一覧表示する場合と同様に、この検索結果に係るエントリに登録されてなる登録情報により指し示されるエントリを順次検出し、ユーザーによりサムネイル画像による表示が指示されている場合、このエントリに係るサムネイル画像エントリより、検索結果に係るファイルのサムネイル画像を表示する。またユーザーによりタイトルによる表示が指示されている場合、このエントリに係るテキストエントリにより検索結果に係るファイルのタイトルを一覧表示する。
これによりシステム制御マイコン19は、インデックスファイルに記録されてなる検索結果と同一の検索条件によりインデックスファイルに登録されたファイルを検索する場合、インデックスファイルに記録されたこの検索条件による過去の検索結果をユーザーに提供するようになされ、その分、過去の検索結果を有効に利用して処理を簡略化するようになされている。
しかしてこのようにして検索結果をユーザーに提供すると、システム制御マイコン19は、ステップSP7に移り、このエントリに係る更新日時を現在日時に更新した後、ステップSP8(図4)に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP5(図5)で否定結果が得られると、システム制御マイコン19は、ステップSP5からステップSP9に移る。ここでシステム制御マイコン19は、過去の検索結果を利用可能か否か判断する。具体的に、システム制御マイコン19は、ステップSP4でユーザーの入力した検索条件と、インデックスファイルの個々の検索結果のエントリに既に登録されている検索条件とを比較し、インデックスファイルに既に登録されている検索条件よりステップSP4でユーザーの入力した検索条件の範囲が狭い場合、過去の検索結果を利用可能と判断する。なおこのように過去の検索結果を利用可能な場合にあっては、例えばインデックスファイルに登録された過去の検索条件が特定の日付けにより記録されたファイルを検索する条件であるのに対し、ステップSP4で入力したユーザーによる検索の条件がこの特定の日付けにより記録された動画ファイルを検索する場合等が該当する。またシステム制御マイコン19は、ステップSP2におけるユーザーによる検索条件の入力において、ユーザーが検索の範囲を指定し、この指定した範囲が個々の検索結果に係る仮想のフォルダの場合、この場合も、過去の検索結果を利用可能と判断する。
このようにして過去の検索結果を利用可能と判断すると、システム制御マイコン19は、ステップSP9からステップSP10に移り、ここでこの過去の検索結果を利用してユーザーにより設定された検索条件に合致するファイルを検索する。具体的に、システム制御マイコン19は、この過去の検索結果に係る個々の検索結果のエントリに設定された登録情報を検出した後、この登録情報により指し示されるエントリを検出し、これにより過去の検索結果を利用して検索対象を絞り込む。またこのようにして絞り込んだエントリについて、このエントリの記録を検索の条件により判定することにより、検索条件に合致するファイルを検索する。
システム制御マイコン19は、このようにして検索条件によりファイルを検索すると、ステップSP10からステップSP11に移り、ここで検索結果によるファイルを一覧表示する。この表示において、システム制御マイコン19は、ステップSP6について上述したと同様に、ユーザーによる指示に応動してサムネイル画像により、またタイトルにより、検索結果によるファイルの一覧を表示する。
続いてシステム制御マイコン19は、ステップSP12に移り、ここで検索結果をまとめるフォルダの下に、この検索の処理に対応する個々の検索結果のフォルダを作成するように、インデックスファイルに個々の検索結果に係るエントリを登録する。またこのエントリの登録情報に検索結果に係るファイルのエントリ番号を順次登録し、さらにテキストエントリファイルに検索条件を記録する。この処理において、システム制御マイコン19は、ユーザーにより検索範囲が指示され、この検索範囲の指示がインデックスファイルに記録された過去の検索結果に係るものである場合、図6に示すように、この過去の検索結果に係る個々の検索結果のフォルダの下に、この検索に係る個々の検索結果のフォルダを作成する。
しかして図6に示す上半分の例においては、始めに撮影日時により検索条件の設定により2003年9月の撮影に係る12本のムービーが検索され、この12本のムービーに係る個々の検索結果フォルダが、撮影日2003−9をフォルダ名に設定してなる仮想のフォルダに登録され、その後、このフォルダ名「2003−9」のフォルダを検索範囲に指定して9月14、15日の撮影結果と、9月23日の撮影結果とがそれぞれ検索された場合である。また図6に示す下半分の例においては、日付けの指定により最近行った検索によるファイルを検索してフォルダ名「最近行った検索」による検索結果のフォルダが作成された後、このフォルダ名「最近行った検索」によるフォルダを検索範囲に設定して、撮影年と静止画とによる検索条件、5分以上の動画による検索条件によりそれぞれ検索の処理が実行された場合である。これによりこの光ディスク装置1では、過去の検索結果を有効に利用して検索範囲を絞り込み、その分、処理に要する負担を軽減するようになされている。
さらにシステム制御マイコン19は、このようにして検索結果に係る個々の検索結果のフォルダを登録する際に、この個々の検索結果のフォルダ数が事前に設定された所定個数以上となる場合、この検索結果のフォルダに設定されている更新日時の記録に基づいて、最も更新日時が古いフォルダを削除し、この削除したフォルダに代えて新たな検索結果のフォルダを記録する。これによりこの実施例では、このような検索結果に係る記録を不必要に保持しないようにし、その分、インデックスファイルのデータ量の増大を防止し、記録媒体の領域を有効利用するようになされている。なおシステム制御マイコン19は、このような検索結果のフォルダを記録する際に、ユーザーによる指示により、フォルダ名の設定を受け付けるようになされている。
しかしてこの場合、システム制御マイコン19は、ステップSP12において検索結果をインデックスファイルに登録すると、ステップSP8に戻ってこの処理手順を終了する。
これに対してこのように過去の検索結果を利用できない場合、ステップSP9で否定結果が得られることにより、システム制御マイコン19は、ステップSP9からステップSP13に移る。ここでシステム制御マイコン19は、インデックスファイルのエントリの記録をユーザーにより設定された検索条件により順次判定し、これにより検索条件に合致するファイルをインデックスファイルの各エントリの記録より検出する。また全てのエントリについてこの判定の処理を完了すると、ステップSP11に移り、検索結果を一覧表示した後、ステップSP12に移って検索結果を記録し、ステップSP8に移ってこの処理手順を終了する。
これらの処理によりこの光ディスク装置1では、インデックスファイル上で検索の処理を実行して所望するファイルを簡易かつ迅速に検出できるようになされている。またこのインデックスファイル上での検索の処理に、過去の検索結果を利用して一段と検索の処理を簡略化できるようになされている。
これに対してユーザーによる操作が検索の指示以外の場合、システム制御マイコン19は、ステップSP3で否定結果が得られることにより、ステップSP3からステップSP14に移る。ここでシステム制御マイコン19は、ユーザーによる指示が閲覧の処理を指示するものか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP14からステップSP15に移り、光ディスク2に記録されたファイルを一覧表示する。この表示において、システム制御マイコン19は、インデックスファイルに登録された階層構造によりフォルダを表示し、ユーザーによるフォルダの指示により、このフォルダに割り当てられてなるファイルをサムネイル画像又はタイトルにより表示する。また併せてフェイバリットフォルダ、検索結果のフォルダを表示し、またこれらのフォルダのユーザーによる選択により、各フォルダに割り当てられているファイルをサムネイル画像又はタイトルにより表示する。しかして図6に示す例では、フォルダ名「2002年に撮った写真」による検索結果のフォルダにフォーカスが設定されている状態であり、この状態でユーザーが決定等の操作子を操作することにより、このフォルダに属するファイルが表示されることになる。
しかしてシステム制御マイコン19は、このようにしてフォルダ等を表示すると、ステップSP8に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP14で否定結果が得られると、システム制御マイコン19は、ステップSP14からステップSP16に移り、ユーザーによる操作が、撮像結果の記録であるコンテンツの登録、又は撮像結果の削除であるコンテンツの削除に係る処理を指示するものか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP16からステップSP17に移り、撮像結果の記録に対応してインデックスファイルにこの撮像結果に係るファイルを登録し、又は撮像結果の削除に対応してインデックスファイルに登録された対応するエントリを削除し、ステップSP8に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP16で否定結果が得られると、ステップSP16からステップSP18に移り、ユーザーによる操作に対応する処理を実行した後、ステップSP8に移ってこの処理手順を終了する。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この光ディスク装置1では(図1)、撮像手段、音声取得手段で取得した映像データ、音声データがそれぞれビデオ符号器11、オーディオ符号器12でエンコードされた後、ファイル生成器15によりQTムービーファイルのデータストリームに変換され、メモリコントローラ18、エラー訂正符号/復号器21、データ変復調器23、磁界変調ドライバ24、光ピックアップ33による記録系を介して光ディスク2に記録される。これによりこの光ディスク装置1では、撮像結果がQTムービーファイルにより光ディスク2に記録される。またこの光ディスク2のファイルの記録に対応するように、システム制御マイコン19の出力データがこの光ディスク装置1の記録系に出力され、これにより光ディスク2のファイル管理システムに係る管理情報がこのQTムービーファイルの記録に対応するように更新される。
またこのようにして記録したQTムービーファイルにおいては、ファイル管理システムによる管理情報に基づいて光ピックアップ33、データ変復調器23、エラー訂正符号/復号器21、メモリコントローラ18を介して順次再生され、ファイル復号器16により映像データ及び音声データのエレメンタリストリームに復調された後、それぞれビデオ復号器13、オーディオ復号器14によりデコードされて出力される。
この光ディスク装置1では、このようなQTムービーファイルの記録時、ファイル生成器15よりサムネイル画像用のデータがシステム制御マイコン19で取得され、またこのファイルの記録に前後したユーザーの入力等によりタイトルのデータがシステム制御マイコン19で取得される。またファイル管理システムに係るファイル名等の情報が取得され、これらにより光ディスク2に記録するQTムービーファイルの抜粋情報がシステム制御マイコン19で収拾される。光ディスク装置1では、光ディスク2のファイル管理システムに係る管理情報と同様に、システム制御マイコン19に内蔵のメモリにおいて、このようにして取得した抜粋情報によりインデックスファイルが生成され、このインデックスファイルがQTファイルと同様に光ディスク2に記録される。またこのインデックスファイルの記録に対応するようにファイル管理システムの管理情報が更新される。
このようなシステム制御マイコン19におけるインデックスファイルの生成処理においては、抜粋情報が属性毎に分類され、各属性毎に、QTムービーファイルの記録に対応するようにサムネイル画像エントリファイル、テキストエントリファイル(図3)が形成される。また各エントリの属性を示す情報、各エントリ間の関係を示す情報等がプロパティエントリファイルに設定される。また光ディスク2に記録したファイルの処理に対応してこれらエントリ間の関係を示す情報等が更新され、これらによりインデックスファイルがメモリ上で構成され、このインデックスファイルが光ディスク2に記録される。
これによりこの光ディスク装置1では、このインデックスファイルにより光ディスク2に記録された各種ファイルのユーザーによる操作性が向上される。すなわちインデックスファイルに登録されたタイトルにより、又はサムネイル画像により、光ディスク2に記録されたファイルを表示し、この表示によるユーザーによる選択に応動して対応するファイルを再生することにより、光ディスク2に多数のファイルが記録されている場合でも、ユーザーにおいては、所望するファイルを簡易かつ確実に選択することができ、これによりユーザーによる操作性が向上される。
またインデックスファイルにおけるフォルダの設定により、さらにこれらフォルダによる階層構造の定義により、光ディスク2に記録された多数のファイルをオリジナルのフォルダによる階層構造によりユーザーに提供することができ、これによってもユーザーによる操作性を向上することができる。
またこのような階層構造に係るフォルダの設定について、インデックスファイルにおいては、仮想のフォルダであるフェイバリットフォルダについても登録し得ることにより、オリジナルの階層構造には何ら変化を与えることなる、このようなフォルダによる仮想的な階層構造によっても所望するファイルを選択することができ、これによってもユーザーによる操作性を向上することができる。
またこのようにして作成されるインデックスファイルにおいては、管理対象ファイルの抜粋情報を有してなることにより、例えば撮影日時等による検索の処理においては、インデックスファイル上で実行し得、これによりファイル管理システムにより光ディスク2に記録されたファイルを検索する場合に比して、格段的に簡易かつ確実に所望の検索結果を取得することができる。
しかして光ディスク2に多数のファイルを記録した場合にあっては、例えば運動会、旅行等の特定のイベントに係るファイルの検索を目的として、このような検索の処理が繰り返される場合も発生すると考えられ、このような場合に、過去の検索結果を有効に利用することができれば、その分、繰り返しの処理を省略して処理を簡略化することができる。このためこの実施例においては、仮想のフォルダにより検索結果をまとめるフォルダが形成され(図3)、ユーザーにより検索が指示されると、インデックスファイルに登録されたエントリの検索により検索結果が得られ、検索結果をまとめるフォルダの下に、個々の検索結果を記録するフォルダが形成され、このフォルダに検索結果によるファイルのエントリを指し示す登録情報が検索条件と共に設定される。
これによりこの実施例においては、この検索結果のフォルダの記録により、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができるようになされ、その分、インデックスファイルにおける検索の処理を一段と簡略化してユーザーインターフェースを向上することができる。
またこのような検索結果の記録においては、フェイバリットフォルダへのファイルの登録と同様に、ファイルに係るエントリのエントリ番号による登録情報を登録して実行され、またフェイバリットフォルダと同一の階層情報の設定により階層構造が定義され、これによりこのインデックスファイルを処理可能なアプリケーションプログラムを有してなる各種の機器において、このように登録してなる検索結果のデータを有効に利用することができ、その分、高い汎用性を確保することができる。
しかしてこのような検索結果の記録においては、ファイル形式により光ディスク2に記録して保持することも考えられるが、この場合には、この検索結果のファイルに対応するアプリケーションプログラムが必要になり、汎用性が著しく劣化することになる。これに対して装置側にて検索結果を記録して保持することも考えられるが、この場合には、光ディスク2を他の装置で再生する場合等にあっては、過去の検索結果を有効に利用し得なくなる。
これらによりこの実施例においては、高い汎用性を維持しつつ、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができるようになされている。
しかしてこの実施例においては、このようにして記録した検索結果に係る検索条件と同一の条件により検索が指示された場合、このようにしてフォルダにより記録されてなる検索結果がユーザーに提供され、これによりインデックスファイルにおいて各エントリを検索することなく検索結果を提供して、一段とユーザーの使い勝手が向上される。
これに対して過去の検索結果による検索条件よりさらに狭い検索条件による検索処理を実行する場合、対応する検索結果のフォルダに登録されているファイルに係るエントリ番号により、対応するエントリの記録が順次検索条件により判定され、これにより過去の検索結果により検索対象が絞り込まれて検索の処理が実行され、これによっても検索の処理を簡易かつ迅速に実行できるようになされている。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、仮想のフォルダに係るエントリに検索結果を記録して保持することにより、過去の検索結果を、後日、有効に利用することができる。
またこのようにして記録した検索結果により検索対象を絞り込んで検索の処理を実行することにより、一段と検索の処理を簡略化することができる。
なお上述の実施例においては、抜粋情報によるデータ群と、このデータ群を管理する管理用データ群とを外部参照形式によるQTファイル構造により一体に保持してインデックスファイルを構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて種々のフォーマットを適用することができる。
また上述の実施例においては、本発明を光ディスク装置に適用して撮像結果、パソコンの出力等を記録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光磁気ディスク、ハードディスク装置等の各種記録媒体に記録した多数のファイルを管理する場合、さらには所定のサーバーに保持した多数のファイルを管理する場合等に広く適用することができる。
また上述の実施例においては、QTムービーファイルによる管理対象ファイルを管理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々のフォーマットによるビデオデータによるファイル、オーディオデータによるファイル等を管理する場合に広く適用することができる。
本発明は、ファイル管理装置、ファイル管理方法及びファイル管理方法のプログラム及びファイル管理方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えば光ディスク装置に適用することができる。
本発明の実施例に係る光ディスク装置を示すブロック図である。 インデックスファイルを示す図表である。 図2のインデックスファイルの説明に供する図表である。 図2のインデックスファイルに係る処理手順を示すフローチャートである。 図4の続きを示すフローチャートである。 インデックスファイルに係るフォルダの表示例を示す平面図である。
符号の説明
1……光ディスク装置、2……光ディスク、11……ビデオ符号器、12……オーディオ符号器、13……ビデオ復号器、14……オーディオ復号器、15……ファイル生成器、16……ファイル復号器、19……システム制御マイコン

Claims (5)

  1. 記録媒体に記録されたインデックスファイルにより前記記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理装置において、
    前記インデックスファイルは、
    前記記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、前記記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられた前記ファイル及び前記フォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、
    前記エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、前記ファイル、前記フォルダの階層構造が示され、
    前記フォルダのエントリは、
    他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属する前記ファイルが示され、
    識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、
    前記ファイル管理装置は、
    ユーザーにより設定された検索の条件により、前記インデックスファイルのエントリを検索して前記インデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択し、
    該選択したファイルに対応するエントリを指し示すように、前記仮想のフォルダのエントリに前記登録情報を設定する
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  2. 記録媒体に記録されたインデックスファイルにより前記記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理方法において、
    前記インデックスファイルは、
    前記記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、前記記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられた前記ファイル及び前記フォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、
    前記エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、前記ファイル、前記フォルダの階層構造が示され、
    前記フォルダのエントリは、
    他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属する前記ファイルが示され、
    識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、
    前記ファイル管理方法は、
    ユーザーにより設定された検索の条件により、前記インデックスファイルのエントリを検索して前記インデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択する検索の処理と、
    前記検索の処理により選択したファイルに対応するエントリを指し示す登録情報と、前記検索の条件とを、前記仮想のフォルダのエントリに登録する登録の処理とを有する
    ことを特徴とするファイル管理方法。
  3. 前記検索の処理による前記インデックスファイルのエントリの検索が、
    前記仮想のフォルダに登録された登録情報により検索対象のファイルに係るエントリを絞り込んだ検索の処理である
    ことを特徴とする請求項2に記載のファイル管理方法。
  4. コンピュータに所定の処理手順を実行させることにより、記録媒体に記録されたインデックスファイルにより前記記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理方法のプログラムにおいて、
    前記インデックスファイルは、
    前記記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、前記記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられた前記ファイル及び前記フォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、
    前記エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、前記ファイル、前記フォルダの階層構造が示され、
    前記フォルダのエントリは、
    他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属する前記ファイルが示され、
    識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、
    前記処理手順は、
    ユーザーにより設定された検索の条件により、前記インデックスファイルのエントリを検索して前記インデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択する検索の処理と、
    前記検索の処理により選択したファイルに対応するエントリを指し示す登録情報と、前記検索の条件とを、前記仮想のフォルダのエントリに登録する登録の処理とを有する
    ことを特徴とするファイル管理方法のプログラム。
  5. コンピュータに所定の処理手順を実行させることにより、記録媒体に記録されたインデックスファイルにより前記記録媒体に記録されたファイルを管理するファイル管理方法のプログラムを記録する記録媒体において、
    前記インデックスファイルは、
    前記記録媒体に記録されたファイルによる抜粋情報、前記記録媒体に設定されたフォルダと対応付けられた前記ファイル及び前記フォルダによる抜粋情報のブロックによるエントリの連続により形成され、
    前記エントリに設定された他のエントリを指し示す階層情報により、前記ファイル、前記フォルダの階層構造が示され、
    前記フォルダのエントリは、
    他のエントリを指し示す登録情報により、該フォルダに属する前記ファイルが示され、
    識別情報により、対応するフォルダが仮想のフォルダか否か示され、
    前記処理手順は、
    ユーザーにより設定された検索の条件により、前記インデックスファイルのエントリを検索して前記インデックスファイルに登録された少なくともファイルを選択する検索の処理と、
    前記検索の処理により選択したファイルに対応するエントリを指し示す登録情報と、前記検索の条件とを、前記仮想のフォルダのエントリに登録する登録の処理とを有する
    ことを特徴とするファイル管理方法のプログラムを記録した記録媒体。
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