JP2007094810A - 診断結果報告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検査技師あるいは読影医が受け持った検査に対する確定した診断結果が簡単に確認可能な診断結果報告システムを提供すること。
【解決手段】医療画像診断を行い当該画像診断に係る検査結果情報を取得する医用画像診断装置(10)と、前記検査結果情報と前記検査結果情報に基づく診断結果情報とを管理する管理センタ(20、30、40)とを備え、前記管理センタは、前記検査結果情報の中から少なくとも1つの検査結果情報を取得する手段(41)と、前記診断結果情報の中から前記取得した検査結果情報に対応する診断結果情報を取得する手段(42)と、前記取得した検査結果情報と診断結果情報を用いてレポートを作成する手段(45)と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、検査結果と診断結果を管理する医療情報システムに関するもので、特に、確定した診断結果を通知する診断結果報告システムに関する。
依頼医から検査を依頼された検査技師あるいは読影医は放射線検査(例えば、X線CTやMRI)や生理検査(例えば、超音波や内視鏡)などの検査の結果を、依頼医は検査結果を基にして確定した診断の結果を医療情報システムなどの管理サーバに登録している。
ここで、診療プロセスによっては複数の検査を行うため、ある検査技師の検査結果と確定した診断結果が異なる場合がある。検査結果と診断結果との違いを把握することは、素養向上や教育などの目的で検査技師あるいは読影医にとって有益である、しかし、検査技師あるいは読影医は検査結果を依頼された医師に報告はするが、最終的な医師の診断結果を把握できていない。
そこで、データベース上で確定した検査結果と確定しない検査結果を明確に区分し、検査結果の参照要求に対して、確定した検査結果のみを参照可能とする臨床検査システムが提案されている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1では、確定/未確定の情報をデータベース上で管理し、確定した検査結果のみを参照することが可能となるが、この方式では検査技師あるいは読影医は自らシステムにアクセスし、結果を確認したい検査とその結果を検索しなければならない。毎日数多くの検査をこなす検査技師あるいは読影医には、わざわざシステムにアクセスする、または、結果が気になった検査を覚えておいてそれを探し出すという行為は、非現実的といえる。
特開2001−155093号公報
本発明は、検査技師あるいは読影医が受け持った検査に対する確定した診断結果が簡単に確認可能な診断結果報告システムを提供することを目的とする。
本発明では、検査技師あるいは読影医が検査した、その後、診断が下された診断の結果を診断確定後に通知したり、指定された期間の検査結果と診断結果との違いをまとめ、報告したりするシステムを提供している。
具体的には、本発明の局面に係る発明は、医療画像診断を行い当該画像診断に係る検査結果情報を取得する医用画像診断装置と、前記検査結果情報と前記検査結果情報に基づく診断結果情報とを管理する管理センタとを備え、前記管理センタは、前記検査結果情報の中から少なくとも1つの検査結果情報を取得する手段と、前記診断結果情報の中から前記取得した検査結果情報に対応する診断結果情報を取得する手段と、前記取得した検査結果情報と診断結果情報を用いてレポートを作成する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、検査技師あるいは読影医に自分が受け持った検査に対して、確定した診断結果を簡単に確認する事が可能となる。これにより検査結果と診断結果との違いを把握できるので、自身の素養向上や教育などの効果が得られる。
更にチーム医療の観点から、検査後のフィードバックのための合同カンファレンス向けのインプットとして提供できる。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る診断結果報告システムの全体の概略構成を示す図である。本実施形態に係る診断結果報告システムは、大別して、検査結果を送信する医用画像診断装置/読影レポート作成システム10(以下、単に「診断装置」と称する)と、検査結果や診断結果などを管理する病院情報システムのセンタを備え、それらがネットワークで接続されている。なお、診断装置10は、例えば、X線CTやMRI、超音波診断装置などの診断装置であって、画像診断レポートサーバに画像診断レポートを登録する一般的なレポート作成システムを含むものとする。診断結果を管理する病院情報システムは、本実施形態では一般的な電子カルテシステムを想定しており、従来の検査結果管理モジュール20と診断結果管理モジュール30に加えて、本発明で追加されたレポート作成モジュール40とを備えている。なお、病院情報システムは、上記の構成に限定されるものではない。図1には本実施形態を説明するためだけの最小限の構成のみを記載しているが、その他の一般的な構成を具備しているものとする。例えば、超音波診断装置では超音波診断画像を作成し、それを表示する構成など、超音波診断装置としての一般的な構成を具備しているものとする。
診断装置10は、診断装置で検査をした検査結果を作成する検査結果作成部11と、検査結果に対して例えば検査者が気になる検査をマーキングするための詳細は後述するマーキング設定部12と、検査結果作成部11で作成された検査結果を管理センタに送信する検査結果送信部13とを備えている。
病院管理ステムは、上記のように検査結果管理モジュール20と、診断結果管理モジュール30と、レポート作成モジュール40とを備えており、検査結果管理モジュール20は、診断装置10から送信された検査結果を受信する検査結果受信部21と、受信した検査結果を検査結果記憶部23に登録する検査結果登録部22とを備えている。また、診断結果管理モジュール30は、検査結果記憶部23に記憶された検査結果を参照する検査結果参照部31と、参照した検査結果を診断結果記憶部33に登録する診断結果登録部32とを備えている。
レポート作成モジュール40は、検査結果記憶部23から検査結果を取得する検査結果情報取得部41と、診断結果記憶部33から診断結果を取得する診断結果情報取得部42と、詳細は後述する結果分類に基づいて検査結果情報取得部41で取得した検査結果と診断結果情報取得部42で取得した診断結果とを比較してその相違を判定する結果相違比較部44と、検査結果と診断結果の相違などに関するレポートを作成するレポート作成部45と、レポート作成部45で作成したレポートをWebサーバ51、メールサーバ52、アプリケーション53などに配信するレポート配信部46と、を備えている。なお、レポート作成モジュール40は、マーキング判別部47を備えており、検査結果のうちマーキング設定部12でマーキングされた検査結果を検出する。また、レポート作成部45で作成されたレポートは作成履歴記憶部48に記憶される。病院管理ステムは、更に、レポート作成モジュール40とは別に、詳細は後述するスケジューラ55、結果分類規則設定部61及び結果分類規則記憶部62を備えており、結果分類規則取得部43は結果分類規則設定部61で設定された規則を取得して、当該規則を結果相違比較部44に適用する。
上記のような構成において、各記憶部は、例えばデータベースやテキストファイルのようなデータ記憶管理部を示しているものとする。その他の各構成は、ソフトウェアの各サブシステムを表しているが、これらは互いに独立して構成されていてもよいし、各々がまとまった1つのシステムとして構成されていてもよい。また、上記の各モジュールを構成する部分(例えば、検査結果作成部11)は、特に明記しないが、必要に応じて、所定の表示を行う表示装置、プリンタなどの出力装置、或いは、キーボードやマウスなどの入力装置を備えているものとする。
上記のように構成された診断結果報告システムにおいて、検査結果の取得からレポートの作成までの動作を、図2を参照して説明する。図2は、検査結果の取得からレポートの作成までの流れを示すフローチャートである。
検査技師あるいは読影医が、診断装置10で検査を行い、その検査結果が検査結果作成部11で作成される。ここで、
検査結果送信部13が管理センタへ検査結果の送信を行なう。検査結果作成部11は、図示しない表示装置を備え、例えば、図3に示すような読影レポート作成画面を表示装置の画面上に表示する。そして、レポート作成画面に対して、検査技師あるいは読影医が、図示しない入力装置により、必要事項を入力することで検査結果を作成する。そして、入力が完了した後に、読影レポート作成画面の図示しない例えばレポート送信ボタンをクリックすると、検査結果送信部13が、管理センタの検査結果受信部21に検査結果を送信する。なお、この検査結果作成時に、マーキング設定部12により、マーキング情報を設定することが可能である。すなわち、図3において「診断確定後に結果を通知する」という項目がこれに該当し、検査技師あるいは読影医が確定後の診断結果が気になる検査に対してマークする(チェックを入れる)ことで、この検査結果にマーキング情報が検査結果に付加され、このマーキング情報も含めて検査結果が詳細は後述する検査結果記憶部23へ登録される。
検査結果受信部21は、検査結果送信部13から送信された検査結果を受信する。受信した検査結果は、検査結果登録部22により検査結果記憶部23に登録され、記憶される。検査を依頼した医師は、検査結果参照部31により検査結果記憶部23に記憶された検査結果を参照して診断を行う。この診断結果は診断結果登録部32により診断結果記憶部33に登録され、記憶される。これにより、従来と同様に、検査結果と診断結果がそれぞれ検査結果記憶部23と診断結果記憶部33とに記憶される。図4は、検査結果記憶部23と診断結果記憶部33に記憶されるデータ例を示している。検査結果と診断結果は、図4(a)、(b)に示すようなテーブル形式で記憶されており、検査結果記憶部23は、例えば、下記のような項目を記憶している。
検査番号:各検査をユニークに識別するID
検査内容:検査の内容。検査行為の概要だけでなく、検査の日時や場所、検査条件などの詳細情報も含まれる。また、この検査を依頼したオーダ情報へのリンクも含まれる。
検査結果分類コード:検査結果を特定の単位でグループ化した場合に、そのグループを識別するコード
検査結果内容;検査の結果を示すテキスト
登録者:検査をした医師を識別するID
登録日時:この結果を登録した日時
画像保存先:検査結果に添付した医用画像診断機器で撮像した画像の参照先
マーキング:結果通知用マーキングの有無。
上記のように、本実施形態では、結果通知用マーキングの項目を追加したことによって、検査毎にマーキングの有無により、所望の検査に対する検査結果を検査技師あるいは読影医に通知するようにすることができる。なお、マーキングの項目は独立して設ける必要はなく既存の項目、例えば検査番号や検査内容の項目にマーキングの有無を示す内容を登録するようにしても良い。
次に、診断結果記憶部33は、例えば、下記のような項目を記憶している。
所見番号:各診断をユニークに識別するID
検査番号リスト:診断に関連する検査のリスト
所見項目コード:診断結果を特定の単位でグループ化した場合に、そのグループを識別するコード
所見内容;診断の結果を示すテキスト
更新者:診断をした医師を識別するID
更新日付:この診断結果の最終更新日時
確定ステータス:この診断が確定されたかどうかを示すフラグ
なお、上記の項目において、分類コードや項目コードは、あるグループを一意に識別するコードであり、例えば、学会や標準化団体などで規定されている標準マスタコードを使用したり、ベンダーのオリジナルのマスタコードを使用すれば良い。
次に、図5を参照してレポートの作成の流れを説明する。図5は、レポートの作成の流れを示すフローチャートである。
まず、レポート作成モジュール40が、スケジューラ55によって起動される(ステップS1)。スケジューラ55は、レポート作成モジュール40の起動スケジュールを管理する。スケジューラ55はレポートの作成タイミングに応じて、レポート作成モジュール40を起動する機能を有しているが、スケジューラ55として、例えば、OS(Operating System)がWindows(登録商標)であればWindows(登録商標)のタスクスケジューラを利用しても良い。レポート作成モジュール40が起動すると、検査結果情報取得部41は、検査結果管理モジュール20に対して、レポート作成のための元となる検査結果情報を問い合わせ(ステップS2)、検査結果情報をまとめて取得する(ステップS3)。検査結果情報の問い合わせ条件は、作成するレポートの種類(週報/月報/アラートなど)によって変更される。例えば、問い合わせ条件として、○○医師の△年×月分の検査情報全て、もしくは、●●医師の最近3ヶ月分の□□検査の検査情報全て、といったふうに、検査内容/登録者/登録日付などの検査結果テーブルに登録されている情報に対してそれぞれに条件を設定し、必要な情報を選択してまとめて取得する。図4に示す例では、「医師002」の2005年1月分の情報として条件を指定すると、検査番号が「検査00002」と「検査00003」を含む検査結果情報が取得される。この検査結果情報取得部41の条件と上記のスケジューラ55の作成タイミングによって、目的にあわせて複数の種類のレポートを作成することが可能となる。
また、上記の条件に加えて、マーキング判別部47を用いて、検査結果情報の取得時あるいは取得後にマーキングの有るものだけを選択する、といった処理を可能とする。例えば、図4において、マーキングのあるものだけを取得するとした場合には、取得条件としてマーキングの項目のステータスが「有」となっているものを取得すれば、検査番号が「検査00001」と「検査00003」を含む検査結果情報が取得されることになる。また、後に説明する作成履歴記憶部48から、既に配信済みのレポート情報を読み出して、配信済みのものと重複するものはレポートの対象としないなどの条件も設定可能である。
取得した検査結果情報の中から1つの検査結果を選択し(ステップS4)、これに対する診断結果情報を問い合わせる(ステップS5)。この結果、例えば、図4において、検査番号が「検査00002」に対応する診断結果情報を取得したい場合には、図6(b)から所見番号が「所見00002」のものが該当することがわかる。そこで、選択した検査結果に対する診断結果(例えば、「所見00002」)に対するステータスが「確定」であるかどうかを判定する(ステップS6)。ステータスが「確定」であれば(ステップS6のYES)、当該検査結果に対応する診断結果を取得し(ステップS7)、取得した検査結果に対応する全ての診断結果(「確定」した診断結果)を取得するまで(ステップS8)、ステップS4からの処理を繰り返す。この処理により、必要な診断結果情報がまとめて取得される。なお、ステップS6において、ステータスが「未確定」であれば、診断結果情報は取得せずにステップS8に処理を進める。
全ての検査結果に対応する確定した診断結果の取得が終了したら、対応する検査結果と診断結果の1組を選択すると(ステップS9)、結果相違比較部44は、結果分類規則記憶部62に記憶された結果分類規則に基づいて、検査結果と診断結果との相違を比較する(ステップS10)。ここで、結果分類規則記憶部62に記憶された結果分類規則について、説明する。結果分類規則記憶部62は、図6(a)に示す分類マスタテーブル、図6(b)に示す検査結果分類規則テーブル、図6(c)に示す診断分類規則テーブルを記憶している。
図6(a)の分類マスタテーブルには、検査結果や診断結果を分類するためのマスタ情報が定義されている。例えば、分類としてグループA、グループB、グループCが登録されており、それぞれの分類の意味(例えばグループAであれば「良性」)がグループ内容に登録されている。
図6(b)の検査結果分類規則テーブルには、検査結果を分類するための規則が定義されている。例えば、規則00001は、検査結果分類コードが「分類001」である検査結果がグループAに属するという規則を表す。また、規則00002は、検査結果分類コードが「分類002」である検査結果であって、更に検査結果内容に○○○を含まない場合はグループAに属するという規則を表す。このように、カテゴリ化されたコードによる分類やテキストのマッピングによる解析、あるいはそれらを組み合わせた条件を規則として設定し、検査結果を分類することが出来る。
図6(c)の診断結果分類規則テーブルには、診断結果を分類する規則が定義されている。詳細な内容は図6(b)の検査結果分類規則テーブルと同様であるので、詳細な説明は省略する。
なお、上記の各規則テーブルに登録される規則は、結果分類規則設定部61で設定される。また、図7にカテゴリの分類規則の具体的な例を示す。図7に示す分類規則の具体例は、乳腺に関するものであって、カテゴリと、当該カテゴリに対する説明と、推奨される処置の内容とが記載されている。図7の例では、カテゴリとして、「0:判定不能」〜「5:悪性」の5段階に分類されており、「1:異常所見なし」と「2:良性」については、説明が付されている。更に、異常が見つかったもの(カテゴリが「2」〜「5」)については、推奨される処置の内容が記載されており、例えば、カテゴリ「3」の場合には、「さらなる検査が必要」の推奨される処置の内容が記載されている。従って、検査結果について良性と判断されたのであれば、カテゴリ「2」として分類されることになる。なお、このような分類規則に従って、他の検査結果や診断結果についても、分類が行われることになる。
ステップS10において、結果分類規則記憶部62に記憶された結果分類規則に基づく検査結果と診断結果との相違の比較は、上記のような規則テーブルにおいて、検査結果のグループと診断結果のグループが同一かどうかを判定することによって行われる。例えば、検査結果として検査番号が検査00003の情報と検査00003に対応する診断結果として所見番号が所見00003の情報があった場合を考慮する。この時、検査結果0003は図6(b)の分類規則から「分類003」で且つ「×××を含む」という条件を満たしているので、グループBに分類される。また、診断結果は図6(c)の分類規則から「項目003」で且つ「×××を含む」という条件を満たしているので、グループBに分類される。従って、この場合には、検査結果と診断結果とのグループがともにグループBであるので、結果の相違はないため(ステップS11のNO)、他の全ての検査結果と診断結果の1組についての結果の相違の比較が終了するまで(ステップS13)、ステップS9からの処理を繰り返す。なお、検査結果と診断結果とが相違していれば(ステップS11のYES)、検査結果と診断結果の相違具合を示す結果相違表を作成する(ステップS12)。この結果相違表は、レポートとしてそのまま出力できるようにしておいても良いし、相違情報のみを保持しておいて、後のレポート作成時において、その詳細を作成するようにしても良い。
全ての検査結果と診断結果との組に対して相違比較が終了したら、ステップS12で得られた結果相違表を元にレポートを作成し(ステップS14)、レポート配信部46で顧客に配信する(ステップS15)。配信は、例えば、メール、FAX、Webサーバ、専用アプリケーションなどにアップロードすることにより行う。なお、配信に併せてレポートの作成履歴を作成履歴記憶部48に残しておくことが好ましい。作成履歴記憶部48で管理する情報テーブルの例を図8に示す。図8の例では、作成履歴記憶部48には、例えば、レポート番号やレポートのタイプ、送信相手先、配信先、配信日付、レポート内で表示している検査番号のリストなどの情報が管理される。そして、これらの情報は、配信履歴(作成履歴)を管理するだけでなく、次回レポート作成時に、一度配信した検査は除くなどの判定処理に利用される。
作成したレポートの例を図9に示す。図9に示すように、レポートには、対象の医師の情報、対象の期間の情報、全体の検査数と必要であれば相違件数、そして各検査情報のサマリが表示される。サマリ情報には、検査日付や検査内容、検査結果、確定された診断の結果、その時の検査画像(本実施形態ではサムネイル画像と、実際の画像へのリンク)と更に必要であればその他の詳細情報へのリンクが表示されている。その他の情報としてはその検査を依頼したオーダ情報や、患者情報、検査内容の詳細や、診断結果情報の詳細などがある。なお、本実施形態では、相違した情報のみをレポートとして作成をしているが、これに限らず、期間内の全検査の情報を表示したり、相違した部分の違いを、例えば色分けすることによって、明らかにした見せ方で表示するなど、また、マーキングされたもののみを表示したり、対象の期間を変更したり、検査内容/登録者/登録日付などの検査結果テーブルに登録されている情報に対してそれぞれに条件を変更したりなど、レポートの種類によって様々なバリエーションが考えられる。
上記の実施形態では、レポートを配信することにより結果報告を行うようにしたが、レポートという形式を取らなくてもよい。例えば、結果を診断装置10に送信して、ディスプレイなどの表示装置に表示する方法や、別の医用機器に送信する方法でもよい。
また、上記の実施形態では主にサマリレポートについて説明したが、他の実施形態としてアラートレポート機能について説明する。
検査結果と診断結果が違った場合に、その結果を直ちにレポートとして送信する機能をアラートレポート機能と称する。アラートレポート機能では、スケジューラ55で比較的に短い間隔で定期的にレポート作成モジュール40を起動したり、もしくは、診断結果管理モジュールで診断結果を確定したタイミングを検知する。そして、検査結果と診断結果とが相違していた場合に、その内容を示すレポートを作成して配信する。これにより、診断が確定した時点で、その検査結果と診断結果が異なった場合に、瞬時にレポートを作成し、検査技師あるいは読影医に通知することができる。
また、自動的にレポートを作成するのではなく、ユーザがサマリレポートを作成するようにしても良い。図10は、ユーザがサマリレポートを作成する場合の画面例を示す図である。図10に示す画面では、ユーザが自らレポートを作成する事が出来る。この作成画面は専用のアプリケーションが備えていてもよいし、webサーバが提供しても良い。既に配布したレポートからリンクすることも考えられる。
図10に示すような作成画面では、様々な条件でデータをフィルタリングして必要な情報を抽出してレポート形式で提供する機能を備えるための表示を行っている。情報をフィルタリングするための条件としては、対象期間や対象検査者、対象検査などが含まれる。例えば、対象期間として「2005/02/01〜2005/02/28」、対象検査者として「○○科」、対象検査として「乳がん検査」を選択し、「実行ボタン」をクリックすると、例えば、図11で示したような、選択した情報を抽出した結果を示すレポートをユーザが作成することができる。また、画像によっては代表画像を示すようなマーキング情報を付加した画像なども存在するため、その代表画像を優先的に抽出して表示するということも可能である。
その他に、例えば、既に配布したレポートから、相違した結果が気になった検査内容に対して他の検査内容の症例を知りたいなど、更に条件を付けて必要な情報を取得したい場合には、レポートに作成画面への他の検査に対するリンクを設けておけばよい。この場合に、リンク先には、確定した診断結果に対するレポートが作成されるようなレポート作成画面は起動するようにしておき、当該画面によって追加レポートを作成できるようにしておけばよい。
本発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
また、例えば各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係る診断結果報告システムの全体の概略構成を示す図。 検査結果の取得からレポートの作成までの流れを示すフローチャート。 読影レポート作成画面の画面例を示す図。 検査結果記憶部と診断結果記憶部に記憶されるデータ例を示す図。 レポートの作成の流れを示すフローチャート。 結果分類規則を管理する情報管理テーブルの例を示す図。 カテゴリの分類規則の具体的な例を示す図。 レポートの作成結果を管理する情報管理テーブルの例を示す図。 報告レポートの例を示す図 ユーザがサマリレポートを作成する場合の画面例を示す図。 報告レポートの他の例を示す図。
符号の説明
10…医用画像診断装置/読影レポート作成システム(診断装置)
11…検査結果作成部
12…マーキング設定部
13…検査結果送信部
20…検査結果管理モジュール
21…検査結果受信部
22…検査結果登録部
23…検査結果記憶部
30…診断結果管理モジュール
31…検査結果参照部
32…診断結果登録部
33…診断結果記憶部
40…レポート作成モジュール
41…検査結果情報取得部
42…診断結果情報取得部
43…結果分類規則取得部
44…結果相違比較部
45…レポート作成部
46…レポート配信部
47…マーキング判別部
48…作成履歴記憶部
51…サーバ
52…メールサーバ
53…アプリケーション
55…スケジューラ
61…結果分類規則設定部
62…結果分類規則記憶部

Claims (9)

  1. 医療画像診断を行い当該画像診断に係る検査結果情報を取得する医用画像診断装置と、
    前記検査結果情報と前記検査結果情報に基づく診断結果情報とを管理する管理センタとを備え、
    前記管理センタは、
    前記検査結果情報の中から少なくとも1つの検査結果情報を取得する手段と、
    前記診断結果情報の中から前記取得した検査結果情報に対応する診断結果情報を取得する手段と、
    前記取得した検査結果情報と診断結果情報を用いてレポートを作成する手段と、を備えたことを特徴とする診断結果報告システム。
  2. 請求項1に記載の診断結果報告システムにおいて、前記管理センタは、前記レポートをユーザに配信する手段を更に具備することを特徴とする診断結果報告システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の診断結果報告システムにおいて、前記医用画像診断装置は、前記検査結果情報にマーキングを設定する手段を更に具備することを特徴とする診断結果報告システム。
  4. 請求項3に記載の診断結果報告システムにおいて、前記検査結果を取得する手段は、前記マーキングを設定する手段で設定されたマーキングされた検査結果情報のみを取得することを特徴とする診断結果報告システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の診断結果報告システムにおいて、
    検査結果と診断結果の分類規則を設定する手段と、
    前記設定された分類規則を記憶する手段と、
    前記記憶された分類規則を取得する手段と、を更に備えたことを特徴とする診断結果報告システム。
  6. 請求項5に記載の診断結果報告システムにおいて、前記分類規則をもとに検査結果と診断結果の相違を比較する手段を更に具備し、
    前記レポート作成手段は、前記比較結果を基に作成した検査結果と診断結果との相違に関するレポートを作成することを特徴とする診断結果報告システム。
  7. 請求項5に記載の診断結果報告システムにおいて、前記分類規則をもとに検査結果と診断結果の相違を比較する手段を更に具備し、
    前記レポート作成手段は、前記比較結果を基に作成した検査結果と診断結果との相違箇所をレポートに表示することを特徴とする診断結果報告システム。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の診断結果報告システムにおいて、前記レポート作成手段によるレポートの作成履歴を記憶する手段を更に具備し、
    レポート作成手段は、次回レポート作成時に前記作成履歴を参照情報として利用することを特徴とする診断結果報告システム。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の診断結果報告システムにおいて、レポートの作成タイミングを設定するスケジューラを更に具備することを特徴とする診断結果報告システム。
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