JP2007091116A - 鉄道車両用の車体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単、軽量で十分な強度を得、コスト、走行、省エネ上の問題を解消する。
【解決手段】車輪より低く隣接車体フローティング支持用の連接部92がある低床枠部51c、低床枠部51cの左右に立ち上がり枠部51d、51eを経て車輪より高く側方へ延び台車による被支持部111がある高床枠部51a、51b、高床枠部51a、51bの端部横フレーム51a1、51b1、低床枠部51cの端部から側方へ延びた張り出し横フレーム112a、112bとの外端間を立ち上がりフレーム113a、113bで連結し立ち上がり枠部51d、51eの端部立ち上がりフレーム51d1、51e1を含む端部枠114a、114bと、を有するように接合して組み立てたフレーム構造の台枠51を持ち、各フレーム51a1、51b1、51d1、51e1、112a、112bを少なくともボックス断面とすることにより、上記目的を達成する。
【選択図】図1

Description

本発明は隣接する車体を垂直な一軸回りに回動できるように連接してフローティング支持し、自身は台車によって支持される鉄道車両用の車体に関するものである。
従来、バリアフリーに対応するなどのために車体を低床化する方法として、台車を有した車体間に台車を有しない車体をフローティング支持して、このフローティング支持した車体を台車を有していないことで低床化することが鉄道車両、特に路面電車で知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
一方、左右の車輪間を連結する車軸を無くし、左右の車輪間部分を車軸よりも低くした台車により車体を支持し、車体の左右の車輪間で低床化できるようにしたものも知られている(例えば、特許文献3参照。)。これにより、台車を有した車両の車体をも低床化することができる。
特開2001−301614号公報 特開2003−48539号公報 特開2003−25989号公報
ところで、特許文献1、2に記載のような形式の路面電車などの車体は比較的小型で連結する数も最大で5車体と小規模である。このため、近時のバリアフリー化からは車椅子の通行などを配慮した通路の拡がりが、交通、運行の効率の上からは乗車効率をいかに増やせるかが課題になる。それには、従来から知られる側構体に沿ったロングシートを採用するのが有利である。
しかし、特許文献3に記載のような台車を採用した低床車体では、クロスシートを採用して台車のフレームの側梁上にある二次サスペンションをクロスシートの背もたれ部に収めるようにして対応しており、車輪間に形成した折角の低床枠部による通路幅がクロスシートのために狭まってしまう。クロスシートをロングシートに置き換えようとしても、ロングシートでは二次サスペンションを背もたれ部に納め切れず低床でのロングシート化は実現できない。また、これを実現できる台車はまだ提供されていなかった。
そこで、本出願人は台車を有しながら低床でロングシートを採用した鉄道車両を先に提案している。具体的には、台車により支持される車体の台枠が、台車の車輪よりも低く端部に前記フローティング支持のために張り出した連接部が設けられた低床枠部と、この低床枠部の両側からの立ち上がり枠部を経て車輪よりも高く側方へ延び台車に支持される被支持部を持つ高床枠部とを有するフレーム構造をなし、高床枠部が車輪の上に位置して台車側梁上に低く設置した二次サスペンションにて支持し、高床枠部上にロングシートの座部を配している。
このような車両でのロングシートの採用は、車内空間の広がりに貢献でき、これに関連して、一層の利便性が求められている。そんな中、本発明者は、台車で支持される車体の妻構体の貫通口縁をロングシートの背もたれ部側に後退させる要求を満足するのに車体の剛性が低下して歪みや変形をもたらす問題に遭遇し、強度を高めたが、勢い複雑化、重量化し、コスト上昇、走行性の低下、省エネ上の新たな問題になった。そこで、これらの点につき種々に実験をし検討を重ねた結果、比較的簡単かつ軽量なフレーム構造にて十分な強度が得られる台枠構造ないしは車体構造を見出した。
本発明の目的は、このような新たな知見に基づき、比較的簡単かつ軽量で十分な強度が得られ、コスト性、走行性、省エネ性に特に問題となるようなことのない鉄道車両用の車体を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の鉄道車両用の車体は、隣接する車体を垂直な一軸回りに回動できるように連接してフローティング支持し、自身は台車によって支持される鉄道車両用の車体において、台車の車輪よりも低く端部に前記フローティング支持のために張り出した連接部が設けられた低床枠部と、この低床枠部の両側からの立ち上がり枠部を経て車輪よりも高く側方へ延び台車に支持される被支持部を持つ高床枠部と、この高床枠部の端部横フレームと低床枠部の端部から側方へ延びた張り出し横フレームとの外端間を立ち上がりフレームで連結し立ち上がり枠部の端部立ち上がりフレームを含む端部枠と、を有するように接合して組み立てたフレーム構造の台枠を持ち、前記張り出し横フレームと、立ち上がり枠部の端部立ち上がりフレーム、または端部立ち上がりフレームおよびその近傍の立ち上がりフレームと、高床枠部の端部横フレーム、または端部横フレームおよびその近傍の横フレームと、を少なくともボックス断面としたことを特徴としている。
このような構成の鉄道車両用の車体は、その台枠における、車輪よりも高い左右両側の高床枠部の被支持部を台車によって支持されて走行でき、台車を有しながら、台枠の高床枠部間に立ち上がり枠部を経て繋がった車輪よりも低い低床枠部上で乗客が乗降および行き来ができるし、高床枠部上をロングシートにしたときの蹴込み部を与えられる。また、低床枠部の端部に張り出した連接部によって、隣接する車体を垂直な一軸まわりに回動できるように連接してフローティング支持でき、その際、端部枠は、高床枠部、立上り枠部および低床枠部のZ型繋がり形状の端部に位置して、その枠構造による高い剛性と、低床枠部からの張り出し横フレーム部、立上り枠部の端部立ち上がりフレーム部、高床枠部の端部横フレーム部がボックス断面を有して、低床枠部の端部にある台枠幅方向中央の連接部から左右両側の高床枠部に有する台枠の幅方向左右に偏って位置する被支持部へ向けた、前記フローティング支持による負荷が伝わる主経路をなし高い曲げ強度を発揮することが、相乗して、高床枠部、立ち上がり枠部および低床枠部に曲げやねじれが生じたりそれらのZ型繋がり形状が変形したりするのを、特に構造が複雑化したり重量化するようなことなく十分に防止することができる。また、高床枠部の端部横フレームとその近傍の横フレーム、立ち上がり枠部の端部立ち上がりフレームとその近傍の立ち上がりフレーム、が共にボックス断面で設けられる場合では、高床枠部、立ち上がり枠部、低床枠部および端部枠が曲げ強度の高いフレームによる3面立体枠を、高床枠部、立ち上がり枠部および低床枠部の端部に構成して、前記負荷に対する強度をさらに高められる。
さらに、連接部が、無垢な金属ブロックよりなり、低床枠部が、張り出し横フレームが側方に向け接合されたボックス断面をした左右の側縦フレーム間に中間縦フレームを配し表裏の板材によりボックス型に閉じたボックス型端部を有し、このボックス型端部が左右の張り出し横フレーム間で張り出して連接部と接合されて連接部を含め平面視して先細りの張り出し形状をなしている、構成では、
無垢な金属ブロックにより隣接する車体のフローティング支持に必要な垂直まわりの一軸回動ができる連接、構造および強度上で満足しやすくしながら、これを低床枠部に設けた、張り出し横フレームが側方に向け接合されたボックス断面をした左右の側縦フレーム間に中間縦フレームを配し表裏の板材によりボックス型に閉じたボックス型端部に接合することで、連接部を持った低床枠部の端部の曲げや捩れに対する強度を大半が中空構造にて十分なものにしながら、平面視して連接部に向けた先細り形状とすることで強度低下なく最小ボリュームとすることができる。
さらに、ボックス型端部が、張り出し横フレームと共に低床枠部の本体側よりも厚くされ、連接部の取り付け基部とほぼ同じ厚みで接合されている、構成では、
低床枠部の端部に要求される強度を無駄なく満足することができる。
さらに、ボックス型端部と連接部とが開口どうしを突き合わせて接合されている、構成では、
無垢な金属ブロックである連接部と板構造であるボックス型端部とが、双方の開口を利用して、無垢構造から板構造への急な変化を防止しやすい。
さらに、高床枠部が、被支持部を補強された広幅横フレームがなし、この広幅横フレームと端部横フレームとの間に適数の横フレームを配してあり、立ち上がり枠部が、端部立ち上がりフレームと、その内側の立ち上がりフレームと、広幅横フレームにほぼ対応して位置する補強された広幅立ち上がりフレームとを配してあり、低床枠部が窓を有した枠板上に、側縦フレームと、これら側縦フレームの間に位置する複数の縦フレームとを配してボックス形状とし、かつ、広幅横フレームおよび広幅立ち上がりフレームとにほぼ対応する幅範囲に横フレームを配してある、構成では、
台枠における被支持部を台車によって支持される部分での強度が十分なものとなる。
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発明の各特徴は、それ単独で、あるいは可能な限りにおいて種々な組合せで複合して採用することができる。
本発明の鉄道車両用の車体によれば、車輪よりも高い左右両側の高床枠部を支持して走行する台車を有して車輪よりも低い低床枠部で乗客の乗降、居住ができ、かつ、低床枠部の端部に張り出した連接部にて隣接する車体をフローティング支持するのに、Z型に繋がる高床枠部、立上り枠部および低床枠部に対する端部枠による連結補強と、端部枠の低床枠部からの張り出し横フレーム部、立上り枠部の端部立ち上がりフレーム部、高床枠部の端部横フレーム部が、連接部から左右被支持部へ向けたフローティング支持負荷が伝わる主経路をなしてボックス断面による高い曲げ強度を発揮すること、の相乗により、特に構造が複雑化したり、重量化したりせずに、従って、コスト性、走行性、省エネ性の問題なく、十分な強度が得られ、妻構体への強度依存を軽減し、また、無くせるので、妻構体の設計自由度を高められる。
また、高床枠部の端部横フレームとその近傍の横フレーム、立ち上がり枠部の端部立ち上がりフレームとその近傍の立ち上がりフレーム、が共にボックス断面で設けられる場合では、高床枠部、立ち上がり枠部、低床枠部および端部枠の端部に曲げ強度の高いフレームによる3面立体枠をなすので、前記負荷に対する強度をさらに高められるし、その結果、かえってフレーム構造をスリムに設計し、軽量化が図れる利点となる。
さらに、無垢な金属ブロックの連接部にてフローティング支持のための連接の構造および強度を容易に確保して、低床枠部の中空なボックス型端部に接合することで、低床枠部の連接部を持った端部の曲げや捩れに対する強度を重量化せずに高め、しかも、平面視して連接部に向けた先細り形状であることにより、強度低下なく最小ボリューム、最小重量とすることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る鉄道車両用の車体について図1〜図11を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の説明および図示は、本発明の具体例であって、特許請求の範囲の記載内容を限定するものではない。
本実施の形態の鉄道車両用の車体は、図8、図9に示す例のように、台車を有した車体1に台車を有しない隣接する車体11を連接してフローティング支持し、3連式、5連式などの路面電車を編成するのに適用される鉄道車両用の車体であって、特に、台車を有した車体1の場合の一例である。図示しないが3連式では台車を有した前後の車体1、1間に台車を有しない車体11をフローティング支持した連接となり、5連式では図8、図9に示すように台車を有した中央の車体1の両側に隣接する台車を有しない車体11をフローティング支持し、それら両側の台車を有しない車体11の図示しない側の各端部を、それらと対向し合う台車を有した図示しない車体1によってフローティング支持する連接となる。従って、台車を有した車体1としては、隣接する車体11を両側にフローティング支持するか、片側だけにフローティング支持するかの違いによって、連接部92が両側に設けられたものと、片側だけに設けられたものとの2通り必要である。また、台車は全て動力を搭載する必要は特になく、動力を搭載しないものと複合して採用することができる。
本実施の形態の台車を有した車体1は、図8、図9と共に既述したように両側に隣接した車体11をフローティング支持するタイプのもので、図10、図11に示すように前後の左右を4つの車輪12〜15によって、それら左右の車輪12、13と車輪14、15との外側に位置する左右の側梁16a、16bが、車輪12〜15個々の車軸12a〜15aとそれを軸受する軸箱17〜20、および前後左右の一次サスペンション21〜24を介し支持されるフレーム16を有した台車31を備え、この台車31のフレーム16は、その側梁16a、16b上の左右の二次サスペンション41、42による図10、図11に示す車体1の支持高さHを車輪12〜15の上方近くに設定している。
これに対し、車体1の台枠51は二次サスペンション41、42により支持された左右の高床枠部51a、51bと、左右の車輪12、13間、車輪14、15間で、車輪14、15の頂部よりも低く、具体的には車輪14、15のほぼ車軸12a〜15a以下の高さに設定した低床枠部51cと、この低床枠部51cの左右両側から左右の高床枠部51a、51bへ立ち上がる左右の立ち上り枠部51d、51eとを備えたものとしている。
また、台車31側では、そのフレーム16の側梁16a間を連結する図10、図11に示すような連結部16dは、車体1の前記台枠51の外まわりをそれにほぼ沿って経由させると共に、車体1側では、高床枠部51a、51bを座部61a、立ち上り枠部51d、51eを蹴込み部61bとするロングシート61を設けたものとしている。ロングシート61の座部61aには座ぶとん62を設置し、その背部には車体1の側構体に沿った背もたれ63を設置して座りごこちをよくしている。なお、左右の二次サスペンション41、42はそれぞれ前後のコイルバネ41a、41b、コイルバネ42a、42bで構成しているが、その構造や数は特に限定されない。
以上のように、台車31のフレーム16の側梁16a、16bが、左右の車輪12、13、車輪14、15の外側に、それぞれに関連して左右に分かれている一次サスペンション21、23、一次サスペンション22、24による支持構造物と共に位置して支持されていることにより、左右の車輪12、13間、車輪14、15間を車体1の低床枠部51cの専用スペースに供して可及的に広い低床枠部51cを得ている。同時に、車体1の側梁16a、16b上の二次サスペンション41、42により支持される部分をも含んで車輪12〜15の直上まで一連に低くした平坦な高床枠部51a、51bが左右に得られ、これを座部61aとし、高床枠部51a、51bと低床枠部51cとの間の立ち上り枠部51d、51eを蹴込み部61bとしたロングシート61が低床枠部51cのスペースをそのままに左右両側に実現する。この結果、左右の車輪12、13間、車輪14、15間一杯を有効利用した低床化と、二次サスペンション41、42による被支持部111をも含んで車輪12〜15の直上まで低くした平坦な左右の高床枠部51a、51bを座部61aとし、それら高床枠部51a、51bと低床枠部51cとの間の立ち上り枠部51d、51eを蹴込み部61bとしたロングシート化が実現し、低床枠部51cによる通路101の通路幅の拡大によるさらなるバリアフリー化、乗車効率の向上が図れる。具体的には車体1の低床枠部51cが形成する通路101にはロングシート61への乗客の着座に併せ、立ち客が3列になって乗れるようになる。これに対応して車体1の低床枠部51cに対応する通路101の幅範囲には吊革104を3列設けてある。
また、二次サスペンション41、42が左右の側梁16a、16b上で前後に並ぶ既述のコイルバネ41a、41b、コイルバネ42a、42bなどであって、比較的背が高くても、図10、図11に示すように側梁16a、16bの一次サスペンション21、23、一次サスペンション22、24で支持される前後部分よりも低くした途中低位部16c、16cに支持することにより、前記車体1の支持高さHを満足することができ、二次サスペンション41、42自体の改良は特に要らず、従来設計のまま適用できる。なお、途中低位部16c、16cは左右の側梁16a、16bの外側へ図10、図11に示すように張り出して車体1のより外側支持、より幅広化に対応し、車軸12a〜15aの側梁16a、16bの外側に突出した位置にディスクブレーキ105を設け、ディスクブレーキ105が二次サスペンション41、42の設置域外にはほぼ張り出さないようにしている。
さらに、図9、図10に示すように、車体1は出入り口がなく、右側の車体11はその一部を図示しているように前後2箇所に出入り口81を持ち、左側の車体11は図示しないが中央1箇所にだけ出入り口を設けている。また、ロングシート61は車体1、11が編成する鉄道車両の全長に亘って設けてある。しかし、これに限られることはない。なお、図示しないが台車31を動力台車とするには、例えば、軸箱17〜20に位置して車輪12〜15に直結したモータを備えたものとすればよく、それには、各モータは軸箱17〜20内に図示しない固定子を固定して装備し、この固定子に対向する図示しないロータを車軸12a〜15aに固着すればよい。
なお、車体1は図8、図9に示すように、隣接する車体11を連接してフローティング支持するのに、垂直な1つの軸91まわりに回動できるようにして行い、車体1、11の軌条の湾曲やその変化に対応した走行ができるようにしている。そのために、車体1、11の連接部92、93どうしを軸受94を介して連接し、一軸91まわりの回動がスムーズに行えるようにしている。
以上のように本実施の形態の車体1は、台車31の車輪12〜15よりも低く端部に前記フローティング支持のために張り出した連接部92が設けられた低床枠部51cと、この低床枠部51cの両側からの立ち上がり枠部51d、51eを経て車輪12〜15よりも高く側方へ延び台車31に支持される被支持部111を持つ高床枠部51a、51bとを持った台枠51を有している。
本実施の形態では、特に、図1〜図6に示すように台枠51における高床枠部51a、51bの端部横フレーム51a1、51b1と低床枠部51cの端部から側方へ延びた張り出し横フレーム112a、112bとの外端間を立ち上がりフレーム113a、113bで連結し、立ち上がり枠部51d、51eの端部立ち上がりフレーム51d1、51e1を含む端部枠114a、114bと、を有するように溶接接合して組み立てたフレーム構造とし、さらに、前記張り出し横フレーム112a、112bと、立ち上がり枠部51d、51eの端部立ち上がりフレーム51d1、51e1、または端部立ち上がりフレーム51d1、51e1およびその近傍の立ち上がりフレーム51d2、51e2と、高床枠部51a、51bの端部横フレーム51a1、51b1、または端部横フレーム51a1、51b1およびその近傍の横フレーム51a2、51b2と、を少なくともボックス断面としている。
このように、車体1は車輪12〜15よりも高い高床枠部51a、51bの被支持部111を走行できるように支持される台車31を有しながら、台枠51の高床枠部51a、51b間に立ち上がり枠部51d、51eを経て繋がった車輪12〜15の頂部、具体的には車軸12a〜15aよりも低い低床枠部51c上の通路101で乗客が乗降および行き来ができるし、高床枠部51a、51b上をロングシート61にしたときの蹴込み部61bを与えられる。また、低床枠部51cの端部に張り出した連接部92によって、隣接する車体11を垂直な一軸91まわりに回動できるように連接してフローティング支持するのに、前記端部枠114a、114bは、高床枠部51a、51b、立上り枠部51d、51eおよび低床枠部51cのZ型繋がり形状の端部に位置して、その枠構造による高い剛性と、低床枠部51cからの張り出し横フレーム112a、12b部、立上り枠部51d、51eの端部立ち上がりフレーム51d1、51e1部、高床枠部51a、51bの端部横フレーム部51a1、51b1がボックス断面を有して、低床枠部51cの端部にある台枠幅方向中央の連接部92から左右両側の高床枠部51a、51bに有する台枠51の幅方向左右に偏って位置して図1に示すような台車31による支持力Pを受ける被支持部111へ向けた、前記フローティング支持による図1に示すような負荷Fが伝わる主経路Aをなし高い曲げ強度を発揮することが、相乗して、高床枠部51a、51b、立ち上がり枠部51d、51eおよび低床枠部51cに曲げやねじれが生じたりそれらのZ型繋がり形状が変形したりするのを、特に構造が複雑化したり重量化するようなことなく十分に防止することができる。
したがって、コスト性、走行性、省エネ性の問題なく、十分な強度が得られ、図7、図9に示す妻構体201への強度依存を軽減し、また、無くせるので、図7に示す貫通開口202の口縁202aを図9に示すロングシート61の背もたれ63側に寄せるなど、妻構体201の設計自由度を高められる。その結果、かえってフレーム構造をスリムに設計し、軽量化が図れる利点ともなる。
また、高床枠部51a、51bの端部横フレーム51a1、51b1とその近傍の横フレーム51a2、51b2、立ち上がり枠部51d、51eの端部立ち上がりフレーム51d1、51e1とその近傍の立ち上がりフレーム51d2、51e2、が共にボックス断面で設けられる図示の場合と一部ことなる構成では、高床枠部51a、51b、立ち上がり枠部51d、51e、低床枠部51cおよび端部枠114a、114bが曲げ強度の高いフレームによる、頂点に符号を付して示す3面立体枠121、121を、左右の高床枠部51a、51b、立ち上がり枠部51d、51eおよび低床枠部51cの端部に構成して、前記負荷Fに対する強度をさらに高められる。しかし、図示する例では、左右の立体枠121の外側にある立ち上がりフレーム113a、113bは補強リブ113cを持ったチャンネル材として過剰な重量化を避けて必要強度を確保している。
また、図1〜図6に示すように、高床枠部51aおよび51bは、それぞれの内、外側縦フレーム51a5、51a5および縦フレーム51b5、51b5を内向きのチャンネル材とし、被支持部111を持った幅広横フレーム51a3、51b3を下向きなチャンネル材よりなり下からの合わせ板122や二次サスペンション41、42に対する筒状のばね受筒123、ばね座124で補強された構造をなし、この広幅横フレーム51a3、51b3と端部近傍の横フレーム51a2、51b2との間にその他の適数の横フレーム51a4、51b4をチャンネル材やアングル材として配した構造としてあり、立ち上がり枠部51d、51eが、端部立ち上がりフレーム51d1、51e1と、その内側の立ち上がりフレーム51d2、51e2と、広幅横フレーム51a3、51b3にほぼ対応して位置する補強された広幅立ち上がりフレーム51d3、51e3とを配してあり、低床枠部51cが窓135を有した枠板136上に、左右の側縦フレーム51c、151c1と、これら側縦フレーム51c1、51c1の間に位置する複数の中間縦フレーム51c2とを配してボックス形状となるようにし、かつ、広幅横フレーム51a3、51b3および広幅立ち上がりフレーム51d3、51e3とにほぼ対応する幅範囲にアングル材よりなる適数の横フレーム51c4を配した構造としてある。これにより、台枠51における被支持部111を台車31によって支持される部分およびその付近での強度が十分なものとなる。このような構造によって低床枠部51cは図5、図6に仮想線で示すように床板137を上方から取り付け支持している。
ここで、図1などから明らかなように、内側縦フレーム51a5、51b5とは、高床枠部51a、51bと立ち上がり枠部51d、51eとの共通な縦フレームをなし、側縦フレーム51c1、51c1は、立ち上がり枠部51d、51eと低床枠部51cとの共通な縦フレームをなしている。
また、連接部92は図1〜図4に示すように、無垢な金属ブロックよりなり、低床枠部51cが、張り出し横フレーム112a、112bが左右の側方に向け接合されたボックス断面をした左右の側縦フレーム51f1、51f1間にアングル材やチャンネル材よりなる中間縦フレーム51f2を複数配し表裏の板材51f3、51f4によりボックス型に閉じたボックス型端部51fを有し、このボックス型端部51fが左右の張り出し横フレーム112a、112b間で張り出して連接部と接合されて連接部を含め平面視して先細りの張り出し形状をなしている。このように、無垢な金属ブロックにより隣接する車体11のフローティング支持に必要な垂直な軸91まわりの一軸回動ができる連接、構造および強度上で満足しやすくしながら、これを低床枠部51cに設けた、張り出し横フレーム112a、112bが側方に向け接合されたボックス断面をした左右の側縦フレーム51f1、51f1間に中間縦フレーム51f2、51f2を配し表裏の板材51f3、51f4によりボックス型に閉じたボックス型端部51fに接合することで、連接部92を持った低床枠部51cの端部の曲げや捩れに対する強度を大半が中空構造にて十分なものにしながら、平面視して連接部に向けた先細り形状とすることで強度低下なく最小ボリュームとすることができ、軽量化に貢献する。
しかも、図3、図4に示すように、ボックス型端部51fが、張り出し横フレーム112a、112bと共に低床枠部51cの本体側よりも厚くされ、連接部92の開口部とした取り付け基部とほぼ同じ厚みで接合されている結果、低床枠部51cの端部に要求される強度を無駄なく満足することができる。また、ボックス型端部51fと連接部92とが開口どうしを突き合わせて接合されているので、無垢な金属ブロックである連接部92と板構造であるボックス型端部51fとが、双方の開口を利用して、無垢構造から板構造への急な変化を防止しやすい。
本発明は隣接する車体を垂直な一軸回りに回動できるように連接してフローティング支持し、自身は台車によって支持される鉄道車両用の車体に実用して、台枠の高剛性化で妻構体の設計自由度を上げるのに貢献できる。
本発明の実施の形態に係る鉄道車両用の車体の台枠を示す斜視図である。 図1の台枠の高床枠部を取り外して見た半部の平面図である。 図2の台枠の中央縦断面図である。 図1の台枠の立上り枠部の縦断面図である。 図1の台枠の中央横断面図である。 図1の台枠の一部拡大断面図である。 図1の台枠と妻構体との関係を示す端面図である。 本発明の実施の形態に係る台車を有した車体により隣接する台車を有しない車体を連接して編成した鉄道車両の一例を示す一部の側面図である。 図7の台車を有した車体の横断面図である。 図8、図9の台車を持った車両の平面図である。 図10の車両の要部側面図である。
符号の説明
1、11 車体
12〜15 車輪
21〜24 一次サスペンション
31 台車
41、42 二次サスペンション
41a、41b、42a、42b コイルバネ
51 床
51a、51b 高床枠部
51c 低床枠部
51d、51e 立ち上り枠部
51a1、51b1 端部横フレーム
51a2、51b2 端部近傍の横フレーム
51c1 側縦フレーム
51c2 中間縦フレーム
51d1、51e2 端部立ち上がりフレーム
51d2、51e2 端部近傍の立ち上がりフレーム
51a4、51b4 横フレーム
51a5、51b5 縦フレーム
51f ボックス型端部
51f1、51f1 側縦フレーム
51f2 中間フレーム
51a3、51b3 広幅横フレーム
51d3、51e3 広幅立ち上がりフレーム
51c4 横フレーム
61 ロングシート
61a 座部
61b 蹴込み部
62 座ぶとん
63 背も垂れ部
91 垂直な軸
92 連接部
111 被支持部
201 妻構体
202 貫通開口
202a 口縁

Claims (5)

  1. 隣接する車体を垂直な一軸回りに回動できるように連接してフローティング支持し、自身は台車によって支持される鉄道車両用の車体において、
    台車の車輪よりも低く端部に前記フローティング支持のために張り出した連接部が設けられた低床枠部と、この低床枠部の両側からの立ち上がり枠部を経て車輪よりも高く側方へ延び台車に支持される被支持部を持つ高床枠部と、この高床枠部の端部横フレームと低床枠部の端部から側方へ延びた張り出し横フレームとの外端間を立ち上がりフレームで連結し立ち上がり枠部の端部立ちがりフレームを含む端部枠と、を有するように接合して組み立てたフレーム構造の台枠を持ち、
    前記張り出し横フレームと、立ち上がり枠部の端部立ち上がりフレーム、または端部立ち上がりフレームおよびその近傍の立ち上がりフレームと、高床枠部の端部横フレーム、または端部横フレームおよびその近傍の横フレームと、を少なくともボックス断面としたことを特徴とする鉄道車両用の車体。
  2. 連接部は無垢な金属ブロックよりなり、低床枠部は、張り出し横フレームが側方に向け接合されたボックス断面をした左右の側縦フレーム間に中間縦フレームを配し表裏の板材によりボックス型に閉じたボックス型端部を有し、このボックス型端部が左右の張り出し横フレーム間で張り出して連接部と接合されて連接部を含め平面視して先細りの張り出し形状をなしている請求項1に記載の鉄道車両用の車体。
  3. ボックス型端部は、張り出し横フレームと共に低床枠部の本体側よりも厚くされ、連接部の取り付け基部とほぼ同じ厚みで接合されている請求項2に記載の鉄道車両用の車体。
  4. ボックス型端部と連接部とは開口どうしを突き合わせて接合されている請求項3に記載の鉄道車両用の車体。
  5. 高床枠部は、被支持部を補強された広幅横フレームがなし、この広幅横フレームと端部横フレームとの間に適数の横フレームを配してあり、立ち上がり枠部は、端部立ち上がりフレームと、その内側の立ち上がりフレームと、広幅横フレームにほぼ対応して位置する補強された広幅立ち上がりフレームとを配してあり、低床枠部は窓を有した枠板上に、側縦フレームと、これら側縦フレームの間に位置する複数の縦フレームとを配してボックス形状とし、かつ、広幅横フレームおよび広幅立ち上がりフレームとにほぼ対応する幅範囲に横フレームを配してある請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄道車両用の車体。
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