JP2007088766A - ピーク抑圧装置および送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変調信号のピーク電圧を抑圧した場合の帯域外輻射の増加および変調精度の劣化を抑えるピーク抑圧装置を得ること。
【解決手段】本発明にかかるピーク抑圧装置は、入力された変調信号に対してピーク電圧を抑圧する処理を施し、その結果を出力するピーク抑圧装置であって、ピーク抑圧部(11)が、入力信号の包絡線レベルと設定された第1のしきい値に基づいて入力信号のピーク電圧を抑圧し、ピーク抑圧部(12)が、ピーク抑圧部(11)から出力される信号の包絡線レベルと設定された第2のしきい値(「第1のしきい値>第2のしきい値」を満たす)に基づいて、ピーク抑圧部(11)から出力される信号のピーク電圧を抑圧し、その結果をピーク電圧抑圧後の変調信号として出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、変調信号のピーク電圧(ピークレベル)を抑圧することが可能なピーク抑圧装置および送信装置に関するものであり、特に、ピークレベルを抑圧した場合であっても、非線形な振幅制限が行われるために発生する帯域外輻射を低減可能なピーク抑圧装置に関するものである。
以下、従来の送信装置について説明する。たとえば、マルチキャリア変調方式では、送信装置側において、変調信号のピークレベルを抑圧する処理が行われている。従来の送信装置のピーク抑圧方法としては、たとえば、所定のレベルを超えた信号を一律に所定レベルまでピーク電圧を抑圧する方法や、ピークレベルに応じて適応的にピーク電圧を抑圧する方法、などが用いられていた。
また、従来の送信装置としては、たとえば、下記特許文献1に記載の送信装置があり、この送信装置は、一般的な送信装置が備えている変調部、周波数変換部、増幅器などに加えて、ピーク電圧の抑圧処理を行うピーク抑圧部を備えている。たとえば、上記変調部で変調処理を施された信号は、ピーク抑圧部において、ピークレベルに応じて適応的にピークレベルの抑圧処理が施され、さらに、上記周波数変換部による周波数変換処理および上記増幅器による増幅処理を経て送信される。
また、上記従来の送信装置のピーク抑圧部は、入力された複素信号(入力信号)の包絡線レベルを検出し、その包絡線レベルと入力信号の所定のしきい値とを用いてレベル抑圧後の目標値をサンプル毎に算出する。つぎに、ピーク抑圧部は、算出された目標値と上記包絡線レベルとを乗算した結果の移動平均値を算出し、その算出値を、上記包絡線レベルを2乗した結果の移動平均値で除算する。さらに、この除算結果と上記入力信号とを乗算し、その乗算結果を、ピーク電圧を抑圧した信号(ピーク抑圧処理を施した信号)として出力する。
特開2004−128923号公報
しかしながら、上記従来の送信装置が使用していたピーク抑圧方法においては、送信側の増幅器の効率化を図るべく、ピークレベルの抑圧量が大きくなるように上記目標値を作成する際に使用するしきい値を小さくすると、ピーク抑圧処理により歪みが発生する。そのため、ピーク抑圧前の変調信号のスペクトラムと比べて、ピーク抑圧後の変調信号のスペクトラムは、メインローブが若干広がる、という問題があった。なお、図13−1は、ピーク抑圧前の変調信号のスペクトラムのイメージを示し、図13−2は、ピーク抑圧後の変調信号のスペクトラムのイメージを示す。
また、一般的に、ピーク電圧の抑圧量を大きくすると、それに伴い変調精度が劣化する傾向が見られる。そして、上記ピークレベルに応じて適応的にピーク電圧を抑圧する方法は、ピーク電圧の抑圧に伴う変調精度の劣化を低減するように考慮したものであるが、増幅器に設定するバックオフ量が小さいと、ピーク電圧抑圧後の信号レベルが増幅器の飽和領域付近に達する頻度が高まるため、増幅器による非線形歪みの影響を受けて、変調精度が許容範囲を超えて劣化する場合がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、変調信号のピーク電圧の抑圧量を大きく設定した場合であっても、ピーク抑圧後の変調信号のスペクトラムのメインローブの広がりを抑えることにより帯域外輻射の増加を抑え、さらに、変調精度の劣化量を低減することが可能なピーク抑圧装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるピーク抑圧装置は、入力された変調信号に対してピーク電圧を抑圧する処理を施し、その結果を出力するピーク抑圧装置であって、入力信号の包絡線レベルと設定された第1のしきい値に基づいて入力信号のピーク電圧を抑圧する第1のピーク抑圧手段と、前記第1のピーク抑圧手段から出力される信号の包絡線レベルと設定された第2のしきい値(「第1のしきい値≧第2のしきい値」を満たす)に基づいて、前記第1のピーク抑圧手段から出力される信号のピーク電圧を抑圧し、その結果をピーク電圧抑圧後の変調信号として出力する第2のピーク抑圧手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、変調信号のピークレベルを抑圧する処理に伴い発生する帯域外輻射を低減することができ、さらに、変調精度の劣化を抑えることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるピーク抑圧装置および送信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本発明は、変調信号のピークレベル(ピーク電圧)を抑圧することが可能なピーク抑圧装置に関するものであり、本実施の形態では、当該ピーク抑圧装置を、一例として、マルチキャリア変調方式の変調信号を送信する送信装置に適用した場合について説明する。
図1は、本発明にかかるピーク抑圧装置を備える送信装置の構成例を示す図である。本実施の形態の送信装置は、変調器10、本発明にかかるピーク抑圧装置として動作するピーク抑圧部11,12、周波数変換部13、増幅器14、アンテナ15を備えている。そして、変調器10において変調処理を施された変調信号(複素信号)であるマルチキャリア変調信号は、ピーク抑圧部11において、ピークレベルを抑圧する処理(以下、「ピーク抑圧処理」と呼ぶ)が施され、ピーク抑圧部12において、さらに、ピーク抑圧処理が施される。そして、ピーク抑圧処理が施された信号であるピーク抑圧部12の出力信号は、周波数変換部13において所定の周波数に変換され、増幅器14において増幅された後、アンテナ15を介して送信される。このように、本実施の形態のピーク抑圧装置は、ピーク抑圧処理を2段階に分けて行う。
つづいて、上記ピーク抑圧部11および12において実施されるピーク抑圧処理について説明する。図2は、ピーク抑圧部11の構成例を示す図であり、このピーク抑圧部11は、包絡線検出部21と、目標値生成部22と、乗算器23と、フィルタ部24と、2乗器25と、フィルタ部26と、ゲイン算出手段に相当する除算器27と、遅延器28と、乗算器29と、を備えている。
ピーク抑圧部11に変調信号が入力されると、包絡線検出部21は、入力された変調信号の包絡線レベルを検出し、その結果を、目標値生成部22,乗算器23,2乗器25に対して出力する。目標値生成部22は、包絡線検出部21の出力を用い、設定されたしきい値に基づいた目標値をサンプル毎に算出して出力する。具体的には、包絡線検出部21が出力した包絡線レベルが所定のしきい値を超える場合、目標値生成部22は、当該しきい値を目標値として出力し、一方、包絡線レベルが所定のしきい値以下の場合、包絡線レベルを目標値として出力する。ここで、しきい値をdth,目標値をd(i),包絡線レベルをz(i)とすると、目標値生成部22が出力する目標値d(i)は、次式(1)のように表される。
Figure 2007088766
…(1)
つぎに、乗算器23は、上記包絡線検出部21の出力である包絡線レベルz(i)に対して上記目標値生成部22の出力である目標値d(i)を乗算し、その結果を出力する。そして、フィルタ部24は、乗算器23の出力結果をFIR(Finite Impulse Response)形式のフィルタ(FIRフィルタ)によりフィルタリングし、その結果をフィルタ値u(i)として出力する。フィルタ値u(i)は、次式(2)によって算出される。なお、b(m)はフィルタのタップ係数を表す。また、図3は、フィルタ部24の構成例を示す図であり、フィルタ部24は、(M+1)段(Mは偶数)のシフトレジスタ31−1,31−2,31−3,…,31−(M+1)と、加算器39と、乗算器32−1,32−2,32−3,32−(M+1)と、を備える。
Figure 2007088766
…(2)
一方で、2乗器25は、包絡線レベルz(i)を2乗し、その結果を出力する。そして、フィルタ部26は、2乗器25の出力結果をFIRフィルタによりフィルタリングし、その結果をフィルタ値v(i)として出力する。ここで、フィルタ値v(i)は、次式(3)によって算出される。
Figure 2007088766
…(3)
除算器27は、上記u(i)およびv(i)を入力とし、次式(4)に従って除算を行い、その結果をゲインg(i)として出力する。
g(i)=u(i)/v(i) …(4)
遅延器28は、後述する乗算器29に入力信号が渡されるタイミングを遅延させる。具体的には、入力信号に対応するゲインg(i)が除算器27から乗算器29に渡されるタイミングと入力信号が乗算器29に渡されるタイミングが、一致するようにタイミングを調整する。そして、乗算器29は、上記ゲインg(i)と上記遅延器28により遅延処理を施された入力信号とを乗算し、その乗算結果を「第1のピーク抑圧処理が施された信号」として出力する。
つぎに、ピーク抑圧部12は、上記ピーク抑圧部11の出力信号に対してピーク抑圧処理を施し、「第2のピーク抑圧処理が施された信号」、すなわち、本発明にかかるピーク抑圧装置がピーク抑圧処理を施した信号、として出力する。なお、ピーク抑圧部12の構成および動作は、上述したピーク抑圧部11と同様であり、ピーク抑圧処理を行う際に使用するしきい値のみが異なる。
つづいて、ピーク抑圧部11および12がピーク抑圧処理を行う際に使用するそれぞれのしきい値の違いについて説明する。以下、ピーク抑圧部11が使用するしきい値をdth1、ピーク抑圧部12が使用するしきい値をdth2とする。
図4は、しきい値dth1およびdth2の関係の一例を示す図である。図4に示したように、ピーク抑圧部11のしきい値dth1は、ピーク抑圧部12のしきい値dth2よりも大きな値を設定する(dth1>dth2)。
ここで、このような関係のしきい値dth1およびdth2を使用して2段階またはそれ以上でピーク抑圧処理を行う理由について説明する。図5は、しきい値dth(dth1またはdth2)を使用したピーク抑圧処理を施す前の包絡線の変動と、ピーク抑圧処理を施した後の包絡線の変動、の様子の一例を示す図である。図5は、変調信号の包絡線がdthを超えた場合、ゲインg(i)が1よりも小さくなることにより、ピーク抑圧後の包絡線のピークレベルが抑えられることを示している。しかしながら、ピーク抑圧後の包絡線は、ピーク抑圧前の包絡線とは異なるため、歪みが発生することとなる。この歪みは、しきい値dthを小さくするほど大きくなるため、帯域外輻射の増加と変調精度の劣化に繋がる。このため、本実施の形態においては、複数のピーク抑圧部を設け、各ピーク抑圧部に設定するしきい値を段階的に小さくすることによりピーク抑圧処理に伴い発生する歪みの量を抑えることとした。
なお、ピーク抑圧部を2つ備えるピーク抑圧装置に限らず、図6に示した送信装置のように、さらに多くの(例えば3つ)ピーク抑圧部がピーク抑圧装置を構成することとしてもよい。この場合、図6に示したピーク抑圧部11,12,16で設定されるしきい値dth1,dth2,dth3は、たとえば、図7に示したようなdth1>dth2>dth3の関係を満たすことにより、上述した2つのピーク抑圧部を備えるピーク抑圧装置と同等もしくはそれ以上の効果を得ることができる。また、ピーク抑圧部を4つ以上備える場合も同様に、変調器に近い位置に配置されたピーク抑圧部ほど大きなしきい値を設定することにより上述したピーク抑圧装置と同等以上の効果を得ることができる。
このように、本実施の形態においては、ピーク抑圧装置が複数のピーク抑圧部を備え、各ピーク抑圧部に設定するしきい値は、変調器から遠ざかる位置に配置されたピーク抑圧部ほど段階的に小さな値を設定することとした。これにより、変調信号のピークレベル抑圧処理に伴い発生する帯域外輻射を低減することができ、さらに、変調精度の劣化を抑えることができる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2のピーク抑圧装置について説明する。本実施の形態の送信装置の構成、ピーク抑圧装置の構成および各ピーク抑圧部の構成は、上述した実施の形態1と同様であり、ピーク抑圧部が生成したゲインを用いて変調信号のピークレベルを抑圧する。以下、本実施の形態においては、前述した実施の形態1とは異なる、「ピーク抑圧部が備えるフィルタ部のタップ係数の設定方法」について説明する。なお、フィルタ部の構成は図3に示した実施の形態1のフィルタ部と同様である。
本実施の形態のピーク抑圧部11のフィルタのタップ係数の一例を図8−1に示し、ピーク抑圧部12のフィルタのタップ係数の一例を図8−2に示す。また、図8−1は、ピーク抑圧部11が備えるフィルタ部のシフトレジスタの段数が「M1+1」の場合を示し、図8−2は、ピーク抑圧部12が備えるフィルタ部のシフトレジスタの段数が「M2+1」の場合を示している。また、図8−1,図8−2に示したように、各ピーク抑圧部のシフトレジスタの段数には、M1>M2の関係があり、ピーク抑圧部11のフィルタのタップ係数の変化の様子を示すカーブは、ピーク抑圧部12のフィルタのタップ係数のカーブよりも緩やかである。また、ピーク抑圧部11,12のいずれのフィルタのタップ係数も中心ほど大きな値となる。そして、ピーク抑圧部11のフィルタの周波数特性は、ピーク抑圧部12のフィルタの周波数特性と比較して、通過帯域幅が狭くなるようにフィルタのタップ係数を設定する。フィルタのタップ係数の一例として、ガウス窓関数を用いた場合のタップ係数bk(j)は、次式(5)のように表される。なお、フィルタのタップ番号を大きくした場合、または、フィルタのタップ係数のカーブを緩やかにした場合、通過帯域幅が狭くなる。また、帯域幅を狭くするほど、ピーク抑圧量が小さくなる。
Figure 2007088766
…(5)
ただし、Mkはフィルタのフィルタ段数を表し、αkはフィルタのタップ係数のカーブをコントロールする定数である。また、kはピーク抑圧部の番号を表すものであり、本実施の形態においては2つのピーク抑圧部を備えるため、k=1,2である。また、式(5)においてαkを大きな値とするとフィルタのタップ係数のカーブが急峻になるため、本実施の形態においては、αkの設定を変更することにより、2つのピーク抑圧部におけるフィルタのタップ係数のカーブを設定(調整)する。
そして、本実施の形態においては、ピーク抑圧部11が、帯域外輻射を抑えることを重視したピーク抑圧処理を行い、ピーク抑圧部12が、ピークレベルの抑圧量を重視したピーク抑圧処理を行う。具体的には、ピーク抑圧部11は、ピークレベルの抑圧量を小さくしたピーク抑圧処理を行うことにより帯域外輻射を抑える。そして、ピーク抑圧部12は、ピーク抑圧部11からの出力信号のピークレベルが、ピーク抑圧部12が使用するしきい値(上記実施の形態1のしきい値dth2に相当)よりも大きな場合に、ピーク抑圧処理を行う。このときのピーク抑圧処理は、帯域外輻射を抑えることよりも、ピークレベルを抑圧することを重視する。
つづいて、フィルタ部のシフトレジスタの段数およびタップ係数を上記のように設定する理由について説明する。まず、ピーク抑圧部11のフィルタ部のシフトレジスタの段数およびタップ係数を上記のように設定する理由は、フィルタのシフトレジスタの段数を多く設定し、かつ、フィルタのタップ係数のカーブが緩やかになるようにタップ係数を設定すると、ピークレベル抑圧の度合いは小さくなるが帯域外輻射が抑えられる、という特徴を有するためである。つぎに、ピーク抑圧部12のフィルタ部のシフトレジスタの段数およびタップ係数を上記のように設定する理由は、ピーク抑圧部12に入力される信号が、一度ピークレベルが抑圧されている信号であるために、ピーク抑圧部11と比較してピークレベルの抑圧量を大きくした場合であっても、ピーク抑圧部12への入力信号の歪みを小さくすることができ、変調精度の劣化および帯域外輻射の増大を抑えられる、という利点を有するためである。
図9−1および図9−2は、上述した特徴を示したものであり、図9−1は、ピーク抑圧部11の出力信号のスペクトラムの一例を表し、図9−2は、ピーク抑圧部12の出力信号のスペクトラムの一例を表し、点線はピークレベルの抑圧を行っていない変調信号のスペクトラムを表している。本実施の形態においては、図9−1および図9−2に示すように、ピーク抑圧部11の出力信号の帯域外輻射およびピーク抑圧部12の出力信号の帯域外輻射が抑えられている。また、ピーク抑圧部11のしきい値dth1とピーク抑圧部12のしきい値dth2の関係については、たとえば、ピーク抑圧部11のしきい値dth1が、ピーク抑圧部12のしきい値dth2以上の値となるように、すなわちdth1≧dth2となるように、設定する。
つづいて、本実施の形態にかかるピーク抑圧装置の動作について説明する。なお、上述したとおり、本実施の形態にかかるピーク抑圧装置の構成およびピーク抑圧部の構成は、実施の形態1と同様であり、ピーク抑圧部が備えるフィルタ部のみが異なる。ここでは、フィルタ部の動作について説明する。
ピーク抑圧装置に変調信号が入力されると、当該信号はピーク抑圧部11に入力され、ピーク抑圧部11では、しきい値dth1およびM1のシフトレジスタ段数を有する2つのフィルタ部を使用して、ピークレベル抑圧のためのゲインを算出し、このゲインに基づいてピークレベルの抑圧処理を行う。つぎに、ピーク抑圧部12は、ピーク抑圧部11から出力されたピークレベル抑圧後の信号を受け取り、しきい値dth2およびM2のシフトレジスタ段数を有する2つのフィルタ部を使用して、ピークレベル抑圧のためのゲインを算出し、このゲインに基づいてピークレベルの抑圧処理を行う。なお、ピーク抑圧部11および12のフィルタ部で設定されるシフトレジスタの段数およびタップ係数は図8−1および図8−2に従うものとし、図1の変調器10に近い位置に配置されるピーク抑圧部ほどフィルタ部のシフトレジスタの段数が大きくなるように(すなわち、M1>M2の関係を満たすように)設定する。また、しきい値dth1,dth2は、dth1>dth2の関係を満たすように設定する。
なお、図6に示されるように、ピーク抑圧装置がさらに多くの(例えば3つ)ピーク抑圧部を備えるピーク抑圧装置の場合、ピーク抑圧部11,12,16で設定されるフィルタ部のタップ係数のカーブの形状は、一例として、それぞれ図10−1〜3に示したように与えるものとし、ピーク抑圧部11,12,16におけるフィルタ部のシフトレジスタの段数(M1+1),(M2+1),(M3+1)は、M1>M2>M3の関係を満たすように設定する。
このように、本実施の形態においては、ピーク抑圧装置が、複数のピーク抑圧部を備え、各ピーク抑圧部に設定するフィルタ部の周波数特性は、たとえば、フィルタのシフトレジスタの段数およびフィルタのタップ係数を調整し、変調器から近い位置に配置されたピーク抑圧部ほど通過帯域幅が狭くなるように設定することとした。これにより、変調信号のピークレベルを抑圧する処理に伴い発生する帯域外輻射を低減することができ、さらに、変調精度の劣化を抑えることができる。
また、ピーク抑圧装置が複数のピーク抑圧部を備え、各ピーク抑圧部に設定するしきい値は、変調器から遠ざかる位置に配置されたピーク抑圧部ほど小さな値を設定することとした。これにより、変調信号に対するピークレベルの抑圧量を大きくした場合であっても、帯域外輻射の低減が可能であるとともに変調精度の劣化を抑えることができる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3のピーク抑圧装置について説明する。本実施の形態のピーク抑圧装置の構成は、上述した実施の形態1と同様であり、ピーク抑圧装置が備えるピーク抑圧部の構成が異なる。ここでは、ピーク抑圧部について説明する。
図11は、本実施の形態のピーク抑圧装置が備えるピーク抑圧部の構成例を示す図である。このピーク抑圧部は、上述した実施の形態1のピーク抑圧部が備える包絡線検出部21と、除算器27と、遅延器28と、乗算器29と、を備え、さらに、シフトレジスタ部50と、目標値生成部51〜57と、乗算器61〜67,71〜77,91〜97と、2乗器81〜87と、加算器79および99と、を備えている。このような構成をとるピーク抑圧部の動作について、図11を用いて説明する。
入力信号である変調信号は、包絡線検出部21に入力され、包絡線検出部21において入力信号の包絡線レベルが検出される。包絡線検出部21からの出力信号は、シフトレジスタ部50に入力(蓄積)される。そして、シフトレジスタ部50の出力は、それぞれレジスタ単位に、目標値生成部51〜57および乗算器61〜67に入力される。目標値生成部51〜57においては、しきい値(dth)に基づいて、シフトレジスタ部50から入力されたそれぞれの包絡線レベルに対する目標値を算出する。
上記目標値生成部51〜57の出力およびシフトレジスタ50のレジスタ単位の出力は、それぞれ乗算器61〜67に入力され、ここで乗算処理が行われる。つぎに、乗算器61〜67の出力は、乗算器71〜77を利用してb(0)〜b(6)により重み付けが行われる。なお、本実施の形態では、一例として、M=6としてシフトレジスタの段数を設定している。乗算器71〜77の出力は、加算器79に入力され、加算処理が行われる。そして、加算器79の出力u(i)は、ゲインg(i)を算出するための除算器27に入力される。
また、上記シフトレジスタ50のレジスタ単位の出力は、それぞれ2乗器81〜87にも入力され、ここで2乗演算が行われる。つぎに、2乗器81〜87の出力は、乗算器91〜97を利用してb(0)〜b(6)により重み付けが行われる。つぎに、乗算器91〜97の出力は、加算器99に入力され、ここで加算処理が行われる。そして、加算器99の出力v(i)は、ゲインg(i)を算出するための除算器27に入力される。
つぎに、除算器27は、上述した式(4)に従って除算を行い、その結果をゲインg(i)として出力する。ここで、除算器27が実施する除算処理に代えて、たとえば、除算結果であるゲインg(i)の候補をROMテーブルに予め複数保持しておき、u(i)およびv(i)の2つの入力に基づいて候補g(i)を選択することとしてもよい。これにより除算処理を省略することが可能となる。また、遅延器28では、シフトレジスタ部50による処理遅延を調整する。なお、本実施の形態においては、シフトレジスタ4(=M/2+1、ただしM=6)段分の処理時間に相当する遅延が発生する。そして、乗算器29は、遅延器28からの出力と除算器27からの出力であるゲインg(i)とを乗算し、当該乗算結果をピークレベル抑圧後の信号として出力する。
このように、本実施の形態においては、ピーク抑圧処理で使用するゲインを算出するためのu(i)およびv(i)の演算処理で必要なシフトレジスタを共通化し、シフトレジスタの段数を削減した。これにより、回路規模を削減することができる。
実施の形態4.
つづいて、実施の形態4のピーク抑圧装置について説明する。本実施の形態のピーク抑圧装置の構成は、上述した実施の形態1と同様であり、ピーク抑圧装置が備えるピーク抑圧部の構成が異なる。ここでは、ピーク抑圧部について説明する。
図12は、本実施の形態のピーク抑圧装置が備えるピーク抑圧部の構成例を示す図である。このピーク抑圧部は、上述した実施の形態3のピーク抑圧部が備える除算器27と、遅延器28と、乗算器29と、目標値生成部51〜57と、乗算器61〜67,71〜77,91〜97と、2乗器81〜87と、加算器79および99と、を備え、さらに、複素数対応のシフトレジスタ部110と、包絡線検出部111〜117を備えている。このような構成をとるピーク抑圧部の動作について、図12を用いて説明する。
入力信号である変調信号は、複素数対応のシフトレジスタ部110に入力(蓄積)される。シフトレジスタ部110のレジスタ単位の出力は、それぞれ包絡線検出部111〜117に入力される。つぎに、包絡線検出部111〜117は、それぞれ入力信号の包絡線レベルを検出し、その結果をそれぞれ目標値生成部51〜57および乗算器61〜67に対して出力する。目標値生成部51〜57においては、しきい値(dth)に基づいて、包絡線検出部111〜117から入力されたそれぞれの包絡線レベルに対する目標値が算出される。
上記目標値生成部51〜57の出力は、それぞれ乗算器61〜67に入力され、ここで上記包絡線検出部111〜117の出力との乗算処理が行われる。以下、上述した実施の形態3のピーク抑圧部と同様に、乗算器71〜77がb(0)〜b(6)を使用した重み付け処理を行い、その後、加算器79がu(i)を出力する。
また、上記シフトレジスタ部110のレジスタ単位の出力は、それぞれ2乗器81〜87にも入力され、さらに、乗算器91〜97が上述した実施の形態3と同様の処理を行い、その後、加算器99がv(i)を出力する。
つぎに、除算器27は、上述した実施の形態3と同様の処理によりゲインg(i)を出力する。そして、乗算器29は、シフトレジスタ部110の中央のタップ位置(段数4=M/2+1、ただしM=6)の出力と、除算器27からの出力であるゲインg(i)とを乗算し、当該乗算結果をピークレベル抑圧後の信号として出力する。なお、ゲインg(i)が乗算される対象となる信号が中央のタップ位置の出力となるのは、ゲインg(i)を算出するために発生した処理遅延を考慮したためである。
このように、本実施の形態においては、ピーク抑圧部が、ピーク抑圧処理で使用するゲインを算出するためのu(i)およびv(i)の演算処理で必要なシフトレジスタを共通化し、シフトレジスタの段数を削減した。また、入力信号を遅延させるために必要であった遅延器の処理と同等の処理をシフトレジスタで実現し、遅延器を削減した。これにより、回路規模をさらに削減することができる。
以上のように、本発明にかかるピーク抑圧装置は、変調信号のピーク電圧を抑圧して送信する送信装置に有用であり、特に、マルチキャリア変調方式を採用する送信装置に適している。
本発明にかかるピーク抑圧装置を備える送信装置の構成例を示す図である。 実施の形態1のピーク抑圧装置が備えるピーク抑圧部の構成例を示す図である。 ピーク抑圧部が備えるフィルタ部の構成例を示す図である。 しきい値dth1およびdth2の関係の一例を示す図である。 ピーク抑圧処理を施す前と施した後の包絡線の変動の様子の一例を示す図である。 本発明にかかるピーク抑圧装置を備える送信装置の構成例を示す図である。 ピーク抑圧装置が備える複数のピーク抑圧部に設定されるしきい値の関係の一例を示す図である。 ピーク抑圧部のフィルタ部のタップ係数の一例を示す図である。 ピーク抑圧部のフィルタ部のタップ係数の一例を示す図である。 ピーク抑圧部の出力信号のスペクトラムの一例を示す図である。 ピーク抑圧部の出力信号のスペクトラムの一例を示す図である。 ピーク抑圧部のフィルタ部のタップ係数のカーブ形状の一例を示す図である。 ピーク抑圧部のフィルタ部のタップ係数のカーブ形状の一例を示す図である。 ピーク抑圧部のフィルタ部のタップ係数のカーブ形状の一例を示す図である。 実施の形態3のピーク抑圧装置が備えるピーク抑圧部の構成例を示す図である。 実施の形態4のピーク抑圧装置が備えるピーク抑圧部の構成例を示す図である。 従来のピーク抑圧装置を使用してピーク抑圧処理を施す前の変調信号のスペクトラムのイメージを示す図である。 従来のピーク抑圧装置を使用してピーク抑圧処理を施した後の変調信号のスペクトラムのイメージを示す図である。
符号の説明
10 変調器
11,12,16 ピーク抑圧部
13 周波数変換部
14 増幅器
15 アンテナ
21,111〜117 包絡線検出部
22,51〜57 目標値生成部
23,29,32−1〜3,32−(M+1),61〜67,71〜77,91〜97 乗算器
24,26 フィルタ部
25,81〜87 2乗器
27 除算器
28 遅延器
31−1〜3,31−(M+1) シフトレジスタ
39,79,99 加算器
50,110 シフトレジスタ部

Claims (9)

  1. 入力された変調信号に対してピーク電圧を抑圧する処理を施し、その結果を出力するピーク抑圧装置であって、
    入力信号の包絡線レベルと設定された第1のしきい値に基づいて入力信号のピーク電圧を抑圧する第1のピーク抑圧手段と、
    前記第1のピーク抑圧手段から出力される信号の包絡線レベルと設定された第2のしきい値(「第1のしきい値≧第2のしきい値」を満たす)に基づいて、前記第1のピーク抑圧手段から出力される信号のピーク電圧を抑圧し、その結果をピーク電圧抑圧後の変調信号として出力する第2のピーク抑圧手段と、
    を備えることを特徴とするピーク抑圧装置。
  2. 前記各ピーク抑圧手段が、複数のフィルタリング手段を用いてピーク電圧を適応的に制御することを特徴とする請求項1に記載のピーク抑圧装置。
  3. 前記各ピーク抑圧手段が、
    入力信号の包絡線レベルと前記設定された各しきい値に基づいて、入力信号のピーク電圧を抑圧するための目標値を生成する目標値生成手段と、
    前記包絡線レベルと前記目標値との乗算結果をフィルタリングする第1のフィルタ手段と、
    前記包絡線レベルの2乗結果をフィルタリングする第2のフィルタ手段と、
    前記第1のフィルタ手段によるフィルタリング結果を前記第2のフィルタ手段によるフィルタリング結果で除算することによって、前記入力信号に対するゲインを算出するゲイン算出手段と、
    前記ゲインを用いて入力信号のピーク電圧を抑圧する電圧抑圧手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のピーク抑圧装置。
  4. 前記各フィルタ手段のタップ係数は、
    タップ番号の中心に向かってタップ係数が大きくなるように設定され、
    さらに、前記第1のピーク抑圧手段に含まれる各フィルタ手段のタップ係数の変化が、前記第2のピーク抑圧手段に含まれるフィルタ手段のタップ係数の変化よりも、緩やかになるように設定することを特徴とする請求項3に記載のピーク抑圧装置。
  5. 前記第1のピーク抑圧手段に含まれる各フィルタ手段のフィルタ段数が、前記第2のピーク抑圧手段に含まれるフィルタ手段のフィルタ段数以上とすることを特徴とする請求項4に記載のピーク抑圧装置。
  6. 前記各フィルタ手段は、FIR(Finite Impulse Response)フィルタにより構成されることを特徴とする請求項3、4または5に記載のピーク抑圧装置。
  7. 前記各ピーク抑圧手段は、
    入力信号の包絡線レベルを複数蓄積するシフトレジスタ手段と、
    前記シフトレジスタ手段に蓄積された各包絡線レベルと前記設定されたしきい値に基づいて、入力信号のピーク電圧を抑圧するための目標値を個別に生成する目標値生成手段と、
    前記シフトレジスタ手段に蓄積された各包絡線レベルと前記目標値生成手段が生成した各目標値とを個別に乗算する乗算手段と、
    前記乗算手段の各出力とそれらに対応する重み付け係数とを個別に乗算する第1の重み付け手段と、
    前記第1の重み付け手段の各出力を加算する第1の加算手段と、
    前記シフトレジスタ手段に蓄積された各包絡線レベルをそれぞれ2乗する2乗手段と、
    前記2乗手段の各出力とそれらに対応する重み付け係数とを個別に乗算する第2の重み付け手段と、
    前記第2の重み付け手段の各出力を加算する第2の加算手段と、
    前記第1の加算手段の出力を前記第2の加算手段の出力で除算することによりゲインを算出するゲイン算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のピーク抑圧装置。
  8. 前記各ピーク抑圧手段は、
    入力信号を複数蓄積するための複素数入力に対応したシフトレジスタ手段と、
    前記シフトレジスタ手段に蓄積された複数の信号の包絡線レベルを個別に検出する包絡線検出手段と、
    前記包絡線検出手段の各出力と前記設定されたしきい値に基づいて、入力信号のピーク電圧を抑圧するための目標値を個別に生成する目標値生成手段と、
    前記包絡線検出手段の各出力と前記目標値生成手段の各出力とを個別に乗算する乗算手段と、
    前記乗算手段の各出力とそれらに対応する重み付け係数とを個別に乗算する第1の重み付け手段と、
    前記第1の重み付け手段の各出力を加算する第1の加算手段と、
    前記シフトレジスタ手段に蓄積された複数の複素数信号をそれぞれ2乗する2乗手段と、
    前記2乗手段の各出力とそれらに対応する重み付け係数とを個別に乗算する第2の重み付け手段と、
    前記第2の重み付け手段の各出力を加算する第2の加算手段と、
    前記第1の加算手段の出力を前記第2の加算手段の出力で除算することによりゲインを算出するゲイン算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のピーク抑圧装置。
  9. 変調信号のピーク電圧を抑圧して送信する送信装置であって、
    前記請求項1〜8のいずれか一つに記載のピーク電圧抑圧機能を有することを特徴とする送信装置。
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