JP2007087777A - 液体燃料充填ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】メタノールと超純水の混合物からなる液体燃料を燃料電池用カートリッジに充填する際に、気泡等の混入を防止し得る液体燃料充填ヘッドを提供する。
【解決手段】液体燃料充填ヘッド5に、メタノールが供給される第1の液通路511と、超純水が供給される第2の液通路512と、第1および第2の液通路511,512を充填ノズル56に連通させる第3の液通路513と、第3の液通路513を外部に連通させる第4の液通路514と、第3の液通路513に配設されて第3の液通路513を閉塞し、かつ充填ノズル56がカートリッジに接続されることにより作動されて第3の液通路513を開放する充填ノズルバルブ52とを設ける。
【選択図】 図5

Description

本発明は、本発明は、直接メタノール型燃料電池(以下、DMFC(Direct Methanol Fuel Cell)という)などの燃料電池に供給する燃料電池用カートリッジに液体燃料を充填する装置のための液体燃料充填ヘッドに関するものである。
燃料電池は、水素と酸素とを反応させることにより電気を発生させるエネルギー変換装置であり、エネルギー変換効率が高く、かつ環境負荷が低いことから、現在種々の用途が検討され、例えばノートパソコンや携帯電話の連続動作時間を長時間化させることができるモバイル機器用電源などの分野で開発が進められている。
燃料電池の燃料には、天然ガス、都市ガス、石炭ガスなどのガスやメタノール、エタノールといったアルコールからなる液体があり、前者は専ら家庭に固定されている状態で常に燃料が供給される家庭用発電機などに、そして後者は大掛かりなボンベを使わず、個人でも燃料の補充が容易にできることから、上記したモバイル機器用電源などに使用されている。
後者のモバイル機器用電源などに使用される燃料電池に燃料を補充するには、液体燃料を供給する燃料容器(例えば燃料カートリッジ)が必要とされる。この燃料電池用カートリッジは小型軽量であって、燃料電池を利用する機器本体の補機類、特に吸引ポンプを省略させることが望ましいことから、燃料を収容する燃料容器自体が自力で燃料を吐出供給する機構の検討がされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−176899号公報
ところで、燃料電池用カートリッジに液体燃料を充填する場合には、カートリッジ本体に燃料注入手段を接続し、カートリッジ本体のバルブを開けて液体燃料を注入するが、その際にバルブ近傍の僅かな空気がカートリッジ本体内に混入するという問題がある。
混入した空気は、カートリッジ本体の内壁面や、液体燃料と圧縮ガスとを区画する隔壁部材であるピストンに固着して、やがてこの空気は液体燃料に溶け込み、空気に含まれる酸素がメタノール等の液体燃料を酸化し、ホルムアルデヒドや蟻酸に変えて液体燃料を変質させたり、あるいは液体燃料に雑菌を繁殖させて液体燃料の長期保存を困難なものとするという問題がある。
従来は、真空充填方式を採用して空気の混入を抑制していたが、この際の真空度は厳密には0.5気圧程度の減圧であって完全に空気の混入を防ぐことができないため、液体燃料の変質や雑菌の繁殖を抑制するには不充分である。
カートリッジ本体の内壁面や隔壁部材であるピストンに気泡が固着するのは、これらの材質がポリプロピレン(PP)やポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、あるいはPTFEコーティングされたもの、さらにはポリパラキシリレン系樹脂、特にパリレンN(日本パリレン株式会社の登録商標)で形成された被覆層を施したものであって、水に対する表面エネルギーが大きいこと、すなわち濡れ性が悪いことに起因している。このような濡れ性の改善には一般的に化学薬品の塗布による表面処理が考えられるが、この方法では液体燃料に不純物が混入することになり、燃料電池のセルの劣化をもたらすため好ましくない。また、酸素プラズマ照射によってピストン状の隔壁部材や燃料容器の内壁面にラジカル形成を行って濡れ性を改善する方法も考えられるが、燃料容器の内壁面に酸素プラズマ照射を行うことは物理的に困難である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、燃料電池用カートリッジに液体燃料を充填する際の空気の混入を防止し得る、液体燃料充填装置のための液体燃料充填ヘッドを提供することを目的とするものである。
本発明による液体燃料充填ヘッドは、アルコール(例えばメタノール)を含む液体燃料を収容する容器本体と、この容器本体から上記液体燃料を排出する手段とを備えた燃料電池用カートリッジに液体燃料を充填する装置のための液体燃料充填ヘッドであって、
上記カートリッジの接続口に接続される充填ノズルと、
アルコール供給手段からアルコールが供給されるアルコール供給用液通路と、
このアルコール供給用通路を上記充填ノズルに連通させる共通液通路と、
この共通液通路を外部に連通させるアルコール排出用液通路と、
上記共通液通路に配設されてこの共通液通路を閉塞し、かつ上記充填ノズルが上記カートリッジに接続されることにより作動されて上記共通液通路を開放するバルブとを備えていることを特徴とするものである。
上記カートリッジが備えている液体燃料排出手段は、例えば圧縮ガス、液化ガス、弾性体等の液体燃料押出し手段である。
上記液体燃料は、アルコールのみの場合と、アルコールと超純水との混合物からなる場合がある。
上記液体燃料がアルコールと超純水との混合物からなる場合には、上記共通通路に接続された、超純水供給手段から超純水が供給される超純水供給用液通路をさらに備えることになる。
その場合に、上記共通液通路が上記液体燃料充填ヘッド内を上下方向に延びており、この共通液通路の上端に、上記アルコール排出用液通路が上記共通液通路を上方に延長する態様で接続され、これら共通液通路とアルコール排出用液通路との接続点に、上記アルコール供給用液通路および上記超純水供給用液通路の斜め上方に向かうように傾斜して形成されたそれぞれの下流端部が接続されていることが好ましい。
本発明による液体燃料充填ヘッドを用いれば、燃料電池用カートリッジに液体燃料としてのアルコール(例えばメタノール)をアルコール供給用液通路から共通液通路を通じて燃料電池用カートリッジに充填するのに先立って、洗浄用としてのアルコールをアルコール供給用液通路から共通液通路を通じカートリッジの内容器に注入し、次いでこの内容器内のアルコールを共通液通路およびアルコール排出用液通路を通じて外部に排出することができるから、カートリッジの内容器内の洗浄ならびに気泡およびミストの排出が可能になり、その後に内容器内に充填されるアルコールまたは、アルコールおよび超純水に空気を混入させるおそれがなくなる。
すなわち、アルコールをカートリッジの内容器内に注入することによって、内容器の内壁面や隔壁部材としてのピストンにおける濡れ性が良くなるために、内容器の内壁面やピストンに気泡が固着することが抑制されるとともに、バルブ近傍の空気はアルコールによって置換されてアルコールとともに廃棄されるので、カートリッジの内容器内に空気を混入させることなく、液体燃料を充填することができる。
これによって、液体燃料の変質を抑制することができるとともに、雑菌を繁殖させることなく液体燃料の長期保存を可能なものとすることができる。
また、液体燃料としてのアルコールと超純水を、アルコール供給用液通路および超純水供給用液通路から共通液通路を通じて別個にカートリッジの内容器内に注入して、内容器内で混合することにより、液体燃料におけるアルコールと超純水との混合比を任意に変更することが可能になるから、アルコール濃度の異なる種々の燃料電池に対応させることができる。
特に、上記共通液通路が上記液体燃料充填ヘッド内を上下方向に延びており、この共通液通路の上端に、上記アルコール排出用液通路が上記共通液通路を上方に延長する態様で接続され、これら共通液通路とアルコール排出用液通路との接続点に、アルコール供給用液通路および超純水供給用液通路の斜め上方に向かうように傾斜して形成されたそれぞれの下流端部が接続されている場合には、上記アルコール供給用液通路および超純水供給用液通路をそれぞれ通じてカートリッジの内容器内に充填される燃料用アルコールおよび超純水内に気泡が混入している場合であっても、4本の液通路の接続点において気泡が上方のアルコール排出用液通路側に抜け易くなる利点がある。
以下、図面を参照して、本発明による液体燃料充填ヘッドの一実施形態について詳細に説明するが、その説明に先立って、本発明による液体燃料充填ヘッドを用いて液体燃料が充填される燃料電池用カートリッジについて、図1および図2を参照して説明する。
なお本実施形態において液体燃料FはDMFCに供給するものであるため、メタノールと超純水との混合液である。
また圧縮ガスGとしては、燃料電池での反応に悪影響を及ぼす酸素が液体燃料Fへ混入することを防ぐという観点から、さらには液体燃料Fが酸化することを防ぐという観点から、窒素ガスを用いている。
図1は上記燃料電池用斜視図、図2は図1のカートリッジの縦断面図である。
図1および図2に示すように、燃料電池用カートリッジ1は、円筒状のカートリッジ本体2を有し、このカートリッジ本体2は、メタノールと超純水の混合物からなる液体燃料Fを収容する、ピストン3によって仕切られた燃料貯蔵室11を備えた内容器24と、液体燃料をピストン3により押し出すための窒素ガスGを収容する上端が開放された外容器21とからなる二重構造を有し、内容器24の外面と外容器21の内面との間に主として窒素ガス室12が形成されている。なお燃料貯蔵室11と窒素ガス室12は、ピストン3の位置によって容積比率が変動するものであり、液体燃料Fが消費されてピストン3が上昇すると、窒素ガス室12内の窒素ガスの一部が内容器24の内部に流入することになる。
上端が開放された外容器21は、その上端に、このカートリッジ1が接続される機器に対する接続具23を装着し、この接続具23は、上記機器に対する接続口23aと、上方に向かって突出させた接続頭部232と、下端の中央には、内容器24に収容された液体燃料Fの流路を開放または遮断する後述するバルブ4が挿通される挿通口231とを備えている。
下端が開放された内容器24は、その下端側周面に縦方向に延びる複数の切欠き241を備えており、ピストン3がコイルスプリング25を圧縮しながら下降移動して、ピストン本体部材31の下端面31aが外容器21の内底面21aに接した際に、内容器24の内部と外容器21の内部が連通するようになっている。内容器24の上端中央には開口部242が形成され、この開口部242の周囲から上方に向かって円筒部243が突設され、この円筒部243内にバルブ4の下部が上方から嵌着されている。そしてバルブ4の上端が液体燃料Fの供給を行なう接続口となっている。
上記バルブ4は、ハウジング41と、図の上下方向へ移動可能なステム42と、ステム42を閉方向(上方)に付勢するスプリング43と、液体燃料Fの流路を開放または遮断する弁体44(Oリング)と、シール部材45とから概略構成されている。
ハウジング41は略筒状に形成され、中間部において外側に向けて突出した環状段部41aと、この環状段部41aの下面から下方に向かって延長された装着筒部41bと、中間部で内方に突出する環状突起41cを備えている。ハウジング41は、上述した接続具23の挿通口231に挿通されて、環状段部41aの下面が挿通口231の上端縁と接するよう配置され、装着筒部41bの内部と内容器24の開口部242とが連通している。またハウジング41の上端外周にはシール部材45が嵌装されている。
ステム42は棒状に形成され、外側に広がる上端の大径部42aと、大径部42aの下方に延びる軸部42bとを備えている。そしてステム42はハウジング41内に軸方向に移動可能に挿入され、大径部42aの下面と環状突起41cの上面との間に縮装されたスプリング43によって上方に付勢されている。ステム42の軸部42bの先端は、環状突起41cの内孔を挿通して下方へ突出し、軸部42bの先端外周部に装着されたOリングからなる弁体44が環状突起41cの下面に圧接されることにより、その内孔を閉塞して液体燃料Fの流路を遮断している。また、ステム42が下方へ押圧されると、スプリング43が縮んでステム42が下方に移動し、弁体44が環状突起41cの下面から離れることによって、内孔が開口し、燃料貯蔵室11内の液体燃料Fの流路が開放される。
ピストン3は、略円柱状で外周面に溝31bを有する本体部材31と、溝31bに嵌合するゴム等の弾性材から形成されたシール部材32(Oリング)とによって構成され、弾性シール部材32は、外周が内容器24の内面に液密に接触し、内容器24内部を上下に摺動可能となるように構成されている。ピストン3は、上面と接する空間を燃料貯蔵室11、底面と接する空間を窒素ガス室12とにそれぞれ区画する移動隔壁として機能し、底面に作用する窒素ガスGの圧力によって上面の液体燃料Fを加圧し、ステム42が開作動した際に、液体燃料Fを押し出すように作用する。
次に窒素ガス室12への窒素ガスGの封入及び液体燃料Fの注入について説明する。なお、窒素ガスGの封入は燃料貯蔵室12に液体燃料Fを注入する前に行なうものとする。
まず図示しない窒素ガス加圧充填装置のガス注入口を接続口23aに結合し、押し込み作動によりステム42を開作動させ、バルブ4を通して、窒素ガスGを燃料貯蔵室11に注入する。これに応じてピストン3が下降し、図2に示ようにコイルスプリング25が自然長である位置から、さらに窒素ガスGを注入することによって、ピストン3は、コイルスプリング25を圧縮させてカートリッジ本体2の底部に向かってさらに移動する。ピストン3が最下降した状態において、切欠き241の上端部がピストン3の弾性シール部材32より上方となり、切欠き241を通して燃料貯蔵室11から窒素ガス室12へ窒素ガスGが注入される。そして、窒素ガス室12内が所定圧力となったら、窒素ガスGの注入を停止する。
次に、ステム42を再び開作動させて燃料貯蔵室11内の余剰窒素ガスを排出する。これに応じてピストン3はコイルスプリング25の反発力によって上昇し、図2に示すように燃料貯蔵室11を密封する状態に戻る。そして、さらなる窒素ガスGの排出でピストン3は下面に窒素ガス室12の窒素ガスGの圧力が作用した状態で内容器24の上端にまで上昇移動し、燃料貯蔵室11内の余剰窒素ガスを全て排出することにより、窒素ガスGが燃料貯蔵室11および窒素ガス室12内に封入される。このとき、窒素ガスGの圧力は、後述するようにして燃料貯蔵室11に充填された液体燃料Fを、ピストン3により押し出しながら全て排出することができる圧力であれば、特に制限はないが、100kPa以下の圧力であることが好ましい。
以上のような二重構造を有する燃料電池用カートリッジに対する液体燃料充填装置および、この装置に装填される液体燃料充填ヘッドについて説明する。
図4に示す液体燃料充填装置の液体燃料充填ヘッド5(図5)が備えている充填ノズル56を接続具23に接続し、バルブ4を介して燃料貯蔵室11へ液体燃料Fを注入することによってピストン3を下降させ、燃料貯蔵室11に所定量の液体燃料Fを収容することによって燃料電池用カートリッジ1が完成する。
本実施の形態においては、上記窒素ガスGのカートリッジ1への充填、燃料貯蔵室11からの窒素ガスGの排出、および燃料貯蔵室11への液体燃料Fの注入は、複数の、例えば6個の空のカートリッジ1をセットしたマガジンMを、先ず6連の窒素ガス加圧充填装置にセットして、6個のカートリッジ1に同時に窒素ガスを充填した後、これら窒素ガス充填済みカートリッジを備えた上記マガジンを余剰窒素ガス抜き治具にセットして、6個のカートリッジ1のステム42を一斉に開作動させて燃料貯蔵室11内の窒素ガスをすべて排出する。そして全てのカートリッジ1のピストン3が最上部へ達したことを確認した後、上記マガジンを液体燃料充填装置にセットして、6個のカートリッジ1に対する燃料の注入を行なう。
図3は本発明による液体燃料充填ヘッドを装填した液体燃料充填装置のブロック図、図4は液体燃料充填装置の側面図である。
水道水は超純水精製装置を経て超純水に精製されて、図3の左端で図4の右端の超純水タンクWTに貯えられる。メタノールは図3の右端で図4の中央のメタノールタンクMTに貯えられている。
メタノールタンクMTに貯えられているメタノールは、シリンダC2によって作動されるシリンジS1によって、チューブt1およびチェックバルブCV1を経て一定量が吸引され、かつシリンジS1からチェックバルブCV2、チューブt2およびチェックバルブCV3を経て6連の液体燃料充填ヘッド5に供給される。ST1はシリンダC2のピストンの移動範囲を規定するストッパである。
各液体燃料充填ヘッド5は、シリンダC3により作動されて開閉されるチューブバルブTVを途中に備えたチューブt3を通じてメタノール濾過槽MFに連結されており、この濾過槽MFで濾過されたメタノールは、チューブt4を通じてメタノールタンクMTに戻される。
一方、超純水タンクWTに貯えられている超純水は、シリンダC4によって作動されるシリンジS2によって、チェックバルブCV4を備えたチューブt5を経て一定量が経て吸引され、かつシリンジS2からチェックバルブCV5、チューブt6およびチェックバルブCV6を経て各液体燃料充填ヘッド5に供給される。ST2はシリンダC4のピストンの移動範囲を規定するストッパである。
なお、メタノールが毒性を有するため、この液体燃料充填装置は、超純水タンクWTを除き、図4に仮想線で示すシールドケース8内に配設されている。
図5は本発明による液体燃料充填ヘッド5の断面図、図6は、液体燃料充填装置の要部を一部省略して示す正面図である。図6に示すように、6連の液体燃料充填ヘッド5の下方には、6個のカートリッジ1をセットしたマガジンMが、シリンダC1によって昇降される昇降台6上に固定された態様で配設される。マガジンMが昇降台6上に固定された状態で、各カートリッジ1は、昇降台6に設けられた6個の切欠きを備えた支持板9の上記切欠きに各カートリッジ1の首部が係入して、所定位置に保持されるように構成されている。
図5に示す液体燃料充填ヘッド5は、支持板P上に固定されたバルブヘッド51と、このバルブヘッド51の下部に設けられた充填ノズルバルブ52と、充填ノズルバルブ52のバルブケース521下端にスペーサ53を介して螺着された充填ノズルホルダ54と、コイルスプリング55により下方へ付勢された態様で、充填ノズルホルダ54の下端から突出する充填ノズル56とから構成されている。
バルブヘッド51の内部には、図5に示すように、バルブヘッド51の中央の点Qで接続される4本の液通路511〜514が形成されており、右方から延びる第1の液通路511は、接続点Qに向かって斜め左上方へ延びて接続点Qに接続される下流端部を有し、左方から延びる第2の液通路512は、接続点Qに向かって斜め右上方へ延びて接続点Qに接続される下流端部を有している。また、第3の液通路513は、接続点Qから垂直に下方へ延びて、充填ノズル56に連通している。接続点Qから上方へ延びる第4の液通路514は、第3の液通路513を上方に延長する態様で接続点Qに接続されている。上記第1および第2の液通路511,512をバルブヘッド51に形成する際に開けられた斜めの加工用孔は、それぞれねじ57によって閉塞されている。
右方の第1の液通路511は、メタノール供給用の液通路であり、バルブヘッド51の右側に取り付けられた継ぎ手58MおよびチェックバルブCV3を介してチューブt2に連通している。左方の第2の液通路512は、超純水供給用の液通路であり、バルブヘッド51の左側に取り付けられた継ぎ手58WおよびチェックバルブCV6を介してチューブt6に連通している。上方の第4の液通路514は、洗浄用アルコールの排出用液通路であり、バルブヘッド51の上部に取り付けられた継ぎ手58Rを介してチューブt3に連通している。
接続点Qから垂直に下方へ延びる第3の液通路513は、共通液通路であり、この液通路513の途中に、後述する充填ノズルバルブ52が設けられている。
上記第4の液通路514は、カートリッジ1に対する一定量のメタノールおよび超純水の供給に先立って、第1および第3の液通路511,513を通じてカートリッジ1の内容器24内に洗浄用として供給されたメタノールを上記内容器24ら第3の液通路513を経て外部に排出させるための液通路である。
充填ノズルバルブ52のバルブケース521の内部には、バルブヘッド51の液通路511に連通する内孔523を同軸的に備えたボールホルダ522が固定され、このボールホルダ522の内孔523は、比較的大径の上方部と、これよりも小径の下方部とによって形成されている。そして、内孔523の上方部の内部には、コイルスプリング524により下方へ付勢された態様で上下方向に移動可能なポペットバルブ525が収容されている。また、内孔523の下方部には、充填ノズル56のノズル孔561に連通して上方へ延びるパイプ59が上下方向にスライド可能に挿通されている。
上記ポペットバルブ525の下部には、上記内孔523の上方部と下方部との境界部分に接するOリング526が装着されており、ポペットバルブ525がコイルスプリング524により下方へ付勢されていることにより、Oリング526が上記内孔523の上方部と下方部との境界部分に圧着されて、充填ノズルバルブ52の閉状態が保たれている。そして、コイルスプリング55の付勢力に抗して充填ノズル56が突き上げられると、パイプ59の上端がポペットバルブ525に当接して、このポペットバルブ525をコイルスプリング524の付勢力に抗して上方へ突き上げるため、充填ノズルバルブ52が開状態となり、ノズル孔561が液通路513に連通することになる。
図6の正面図および図7の平面図に示すように、6連の液体燃料充填ヘッド5の上方には、シリンダC3によって6本のチューブt3を一斉に開閉するチューブバルブTVが配設されている。
このチューブバルブTVは、支持板Pに立設された左右一対の側板71,72間に橋架された固定板73と、この固定板73と協働して、6本のチューブt3を開閉する可動板74とから構成され、可動板74は、側板71,72間に橋架された2本のレール75,75に係合されてレール75,75に沿って左右に移動する左右一対のスライダ76,77上に左右を固定されて、固定板73に対し同一平面上に並設され、右方のスライダ77には、側板72に固定されたシリンダC3のピストンC3aに連結されている。
図7から明らかなように、固定板73の後縁には、6個の矩形状切欠き731が形成され、また、可動板74の縁部には、上記固定板73の各切欠き731内に突出する6個の矩形状の突片741が形成されている。そして、固定板73の状切欠き731の右方へ面するエッジと、このエッジに対し略平行に対向する可動板74の突片741の左方へ面するエッジとの間のスペースに各チューブt3が挿通され、シリンダC3が作動されると、可動板74が左方へ移動して、各チューブt3が両エッジ間に挟まれて潰れ、バルブヘッド5からメタノール濾過器MFに通じる液路が遮断されるように構成されている。
次の図8および図9は、カートリッジ1に対する液体燃料充填方法を説明するフローチャートであり、図8は、カートリッジ1への燃料注入に先立って実行される、窒素ガスGのカートリッジ1への充填工程、および燃料貯蔵室11からの余剰窒素ガスの排出工程を示すフローチャートである。また図9は、図8の工程に続いて、本発明による液体燃料充填ヘッド5を用いた洗浄工程および燃料充填行程を説明するフローチャートである。
なお、本発明の液体燃料充填ヘッド5を用いて液体燃料を充填される空のカートリッジは、新品以外に、一度使用したカートリッジを再度使用してもよい。その場合は、使用済みカートリッジ1の内容器24内に残存する液体燃料を排出・破棄した後、下記に示すような検査を施して、使用可能な状態にあると判定されたものを用いればよい。
上記検査を施す工程は、図8に示す工程に先立って、カートリッジ1の内容器24内に所定圧力の窒素ガスを注入し、この窒素ガスの注入により移動したピストン3の位置を測定し、この測定したピストン3の位置が、所定の良否判定基準範囲内にあるときに、このカートリッジ1が使用可能な状態にあると判定する。
図8に示す工程においては、先ず窒素ガスボンベの圧力の確認および設定圧力の確認を行なう。次に6個のカートリッジ1をマガジンMに手投入し(工程1)、次に、図示しない窒素ガス加圧充填装置のマガジンセット部にマガジンMをセットする(工程2)。マガジンMが所定位置にセットされると、スイッチが入り、窒素ガス充填作業が開始される(工程3)。これにより、マガジンセット部と連動したエアシリンダがマガジンセット部を持上げ、充填ノズルがカートリッジ1のバルブ4(図2参照)に挿入される(工程4)。次いで窒素ガスをカートリッジ1の燃料貯蔵室11および窒素ガス室12に充填し(工程5)、設定時間内に設定圧力になるのを作業者が目視で検査する(工程6)。なお、設定時間内に設定圧力にならない場合には、再充填を行なうが、再度NGの場合には、そのカートリッジを不良品として廃棄する。次に、窒素ガス充填済みの6個のカートリッジを搭載したマガジンMを余剰窒素ガス抜き治具にセットする(工程7)。そして作業者により余剰窒素ガス抜き治具を作動させて、カートリッジ1のバルブ4を開いて余剰窒素ガスをピストン3が最上部へ達したことを確認し(工程8)、図9に示す工程に移る。
図9に示す工程開始に先立って、メタノールタンクMTの内部、超純水タンクWTの内部および超純水精製装置の確認を行なってから、6個の余剰窒素ガス抜き済みカートリッジを搭載したマガジンMを液体燃料充填装置にセットし(工程9)、作業者によりスイッチをONにする(工程10)。これにより、シリンジS1と連動したエアシリンダC2が作動して、メタノールタンクMTよりメタノールを定量吸入し、カートリッジ1の燃料貯蔵室11にメタノールを注入する(工程11)。この状態では、チューブバルブTVが閉じている。次に、エアシリンダC3を作動させてチューブバルブTVを開き、カートリッジ1内の窒素ガスGの圧力により、メタノールとともに気泡やミストをメタノール濾過槽MFに排出する(工程12)。そして、この洗浄工程11,12をさらに2回繰り返す(工程13)。
次に、チューブバルブTVを閉じ、シリンジS1と連動したエアシリンダC2を作動させて、メタノールタンクMTよりメタノールを吸入し、カートリッジ1の燃料貯蔵室11に設定時間メタノールを充填する(工程14)。さらに、シリンジS2と連動したエアシリンダC4を作動させて、超純水タンクWTより、超純水を吸入し、カートリッジ1の燃料貯蔵室11に設定時間超純水を充填し(工程15)、自動的に1サイクルを終了し、チューブバルブTVを開く。そして、設定時間内に設定容量が充填されているか否かを作業者が目視検査を行なう(工程16)。定量充填されていないカートリッジは不良品とする。
以上の説明で、本発明による液体燃料充填ヘッドの実施の形態の構成およびこの液体燃料充填ヘッドを装填した液体燃料充填装置の動作が明らかになったが、本実施の形態の液体燃料充填ヘッド5を用いれば、カートリッジ本体2に液体燃料としてのメタノールおよび超純水を順次充填するのに先立って、図9の工程11において、メタノールのみを洗浄用としてカートリッジ本体2の内容器24内に注入し、次いで工程12において、この洗浄用メタノールを内容器24内から排出することができるので、カートリッジ本体2の内容器24内の洗浄ならびに、メタノールとともに気泡およびミストの排出が可能になり、その後に内容器24内に充填されるメタノールおよび超純水に空気を混入させる恐れがなくなる。
また、液体燃料としてのメタノールと超純水を別個にカートリッジ本体2の内容器24内に注入して、内容器24内で混合することにより、液体燃料におけるメタノールと超純水との混合比を任意に変更することが可能になるから、メタノールル濃度の異なる種々の燃料電池に対応させることができる。
また、液体燃料充填ヘッド5が、シリンジS1およびチューブt2を通じてメタノールが供給される第1の液通路511と、シリンジS2およびチューブt6を通じて超純水が供給される第2の液通路512と、第1および第2の液通路511,512を充填ノズル56に連通させる第3の液通路513と、一定量のメタノールおよび超純水の供給に先立って、シリンジS1およびチューブt2から第1および第3の液通路511,513を通じて内容器24内に洗浄用として供給されたメタノールを内容器24内から排出させるために第3の液通路513を外部に連通させる第4の液通路514と、第3の液通路513に配設されて第3の液通路513を閉塞し、かつ充填ノズル56がカートリッジ1に接続されることにより作動されて第3の液通路513を開放する充填ノズルバルブ52とを備えていることにより、カートリッジ本体2の内容器24内に対する洗浄用および燃料用メタノールの供給と、超純水の供給と、カートリッジ1の内容器24内からの洗浄用アルコールの排出とを、一つの液体燃料充填ヘッド5によって容易に行なうことができる。
特に、第3の液通路513がバルブヘッド51内を上下方向に延びており、この第3の液通路513の上端に、第4の液通路514が第3の液通路513を上方に延長する態様で接続され、この第3および第4の液通路513,514の接続点Qに、第1および第2の液通路511,512のそれぞれ斜め上方に向かうように傾斜して形成された下流端部が接続されていることにより、第1および第2の液通路511,512をそれぞれ通じてカートリッジ本体2の内容器24内に充填される燃料用メタノールおよび超純水内に気泡が混入している場合であっても、第1〜第4の液通路の接続点Qにおいて気泡が上方の第4の液通路514側に抜け易くなる利点がある。
なお、以上説明した本発明の実施の形態は、液体燃料がメタノールと超純水との混合物である場合であり、液体燃料がメタノールのみからなる場合には、超純水タンクWTおよびシリンジS2、チューブt5、t6等を省略することができ、また液体燃料充填ヘッド5の第2の液通路512に、継ぎ手58Wに代えて閉塞栓を取り付ければよい。あるいは第2の液通路512を省いた液体燃料充填ヘッドを用いてもよい。
また、上記の二重構造を有する燃料電池用カートリッジ1以外に、単層構造の燃料電池用カートリッジに対する液体燃料充填にも適用可能である。
燃料電池用カートリッジの斜視図である。 図1のカートリッジの縦断面図である。 本発明による液体燃料充填ヘッドを装填した液体燃料充填装置のブロック図である。 本発明による液体燃料充填ヘッドを装填した液体燃料充填装置の側面図である。 本発明による液体燃料充填ヘッドの一実施の形態を示す断面図である。 図4の液体燃料充填装置の要部を一部省略して示す正面図である。 図4の液体燃料充填装置が備えているチューブバルブの平面図である。 カートリッジに対する液体燃料充填方法を説明するフローチャートの前半部分である。 カートリッジに対する液体燃料充填方法の説明に供するフローチャートの後半部分である。
符号の説明
1 燃料電池用カートリッジ
11 燃料貯蔵室
12 窒素ガス室
2 カートリッジ本体
21 外容器
24 内容器
3 ピストン
4 バルブ
5 燃料充填ヘッド
51 バルブヘッド
511〜514 液通路
52 充填ノズルバルブ
56 充填ノズル
M マガジン
MT メタノールタンク
WT 超純水タンク
MF メタノール濾過槽
S1,S2 シリンジ

Claims (4)

  1. アルコールを含む液体燃料を収容する容器本体と、この容器本体から液体燃料を排出する手段とを備えた燃料電池用カートリッジに液体燃料を充填する装置のための液体燃料充填ヘッドであって、
    前記カートリッジの容器本体に接続される充填ノズルと、
    アルコール供給手段からアルコールが供給されるアルコール供給用液通路と、
    該アルコール供給用通路を前記充填ノズルに連通させる共通液通路と、
    該共通液通路を外部に連通させるアルコール排出用液通路と、
    前記共通液通路に配設されて該共通液通路を閉塞し、かつ前記充填ノズルが前記カートリッジに接続されることにより作動されて前記共通液通路を開放するバルブと、
    を備えてなることを特徴とする液体燃料充填ヘッド。
  2. 前記液体燃料がアルコールと超純水との混合物からなり、
    前記共通液通路に接続された、超純水供給手段から超純水が供給される超純水供給用液通路をさらに備えてなることを特徴とする請求項1記載の液体燃料充填ヘッド。
  3. 前記共通液通路が前記液体燃料充填ヘッド内を上下方向に延びており、前記共通液通路の上端に、前記アルコール排出用液通路が前記共通液通路を上方に延長する態様で接続され、前記共通液通路と前記アルコール排出用液通路との接続点に、前記アルコール供給用液通路および前記超純水供給用液通路の斜め上方に向かうように傾斜して形成されたそれぞれの下流端部が接続されてなることを特徴とする請求項2記載の液体燃料充填ヘッド。
  4. 前記アルコールがメタノールからなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の液体燃料充填ヘッド。
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