JP2007087552A - ディスク駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 落下時の高衝撃にも耐えうるように耐衝撃性を著しく高めたディスク駆動装置を提供する。
【解決手段】 回転駆動されるディスク110と、サスペンション130を介してヘッド123を支持するとともに、上記ヘッド123にディスク110に対するシーク動をさせるヘッドアクチュエータ120と、上記ディスク110および上記ヘッドアクチュエータ120を収容する筐体200と、を備えたディスク駆動装置であって、上記サスペンション130の先端にはタブ140が設けられる一方、上記筐体200には係止部材220が設けられ、上記タブ140と上記係止部材220とにより、上記筐体200に加わった衝撃によって上記ヘッド123が上記ディスク表面から所定高さ浮き上がった場合に上記タブ140が上記係止部材220に係止され、上記ヘッド123がディスク110に向けて落下することを防止するヘッド係止機構300を構成した。
【選択図】 図3

Description

本願発明は、ハードディスクなどのディスク状記録媒体を用いて情報の記録再生を行うディスク駆動装置に関し、より詳しくは、耐衝撃性を著しく改善したものに関する。
ハードディスク駆動装置は、小型化と大容量化が進み、モバイル型のパソコンに記憶装置として搭載されているほか、最近では、携帯型のミュージックプレーヤやビデオカメラにおいても、楽曲や音声、映像を記録するための装置として搭載されるにいたっている(たとえば特許文献1参照)。
このハードディスク駆動装置は、高速回転駆動される1枚または複数枚のディスクと、このディスクの表面に接触、またはわずかに浮上して情報の読み書きを行うヘッドとを基本的に備える(特許文献2参照)。ヘッドは、ディスクに対するシーク動を行うためのヘッドアクチュエータに支持されている。
ところで、ハードディスク駆動装置は、小型でありながら記録容量を比較的大きくすることができ、しかもアクセス時間を短くできるという利点があるが、一般に衝撃に弱いという評価がなされている。その理由は、上記のように、ヘッドアクチュエータに支持されたヘッドがディスク表面に直接接触し、またはわずかに浮上して情報の読み書きを行う構成となっているからである。ヘッドがディスク上にあるときにハードディスク駆動装置に大きな衝撃が加わると、ヘッドがディスク表面に物理的な衝撃力を与え、これによってディスク上のデータが破壊されることがあるほか、ディスク表面の記録層が物理的に壊れてしまうということもある。
ハードディスク装置の耐衝撃性は、小型化に伴ってヘッドアクチュエータの質量が小さくなってきていることにより改善されている。また、耐衝撃性を高める方策としてはその他に、ヘッドアクチュエータにおいてディスクに対するヘッドに与圧を与えるためのサスペンションの剛性や予圧を高めたり、ヘッドアクチュエータそのものの剛性を高めたり軽量化を図るといったものがあるが、落下時に装置に加わる高衝撃には到底耐えることができない。さらには、加速度センサーを内蔵し、落下状態を検知するとヘッドをディスク外へ退避させる機能を与えたものもあるが、加速度センサーや制御回路のコストが余分にかかるし、制御に要する時間より早く衝撃が加わった場合に確実に対処できない場合があるなどの問題がある。
特開2004−206768 特開2005−32395
本願発明は、上記の事情のもとで考え出されたものであって、落下時の高衝撃や別の物をぶつけられる等して発生する衝撃にも耐えうるように耐衝撃性を著しく高めたディスク駆動装置を提供することをその課題とする。
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の手段を採用した。
すなわち、本願発明によって提供されるディスク駆動装置は、回転駆動されるディスクと、サスペンションを介してヘッドを支持するとともに、上記ヘッドにディスクに対するシーク動をさせるヘッドアクチュエータと、上記ディスクおよび上記ヘッドアクチュエータを収容する筐体と、を備えたディスク駆動装置であって、上記サスペンションの先端にはタブが設けられる一方、上記筐体には係止部材が設けられ、上記タブと上記係止部材とにより、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドが上記ディスク表面から所定高さ浮き上がった場合に上記タブが上記係止部材に係止され、上記ヘッドがディスクに向けて落下することを防止するヘッド係止機構を構成したことを特徴としている。
好ましい実施の形態においては、上記タブは上記サスペンションに対して固定状に設けられている一方、上記係止部材は上記筐体に対して可動式に設けられ、上記係止部材は、上記タブの上記ディスクに対する所定距離の浮き上がり動を許容するとともに、この浮き上がり動の後のディスクに向けた落下動を防止するように上記タブを係止する。
この場合においてより好ましくは、上記係止部材は、支軸に対し、その一方側の質量が他方側の質量より大となるようにして揺動可能に支持されており、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドとともに上記タブが浮き上がった場合に、上記他方側が上記タブを係止するように揺動する。
他の好ましい実施の形態においては、上記タブは上記サスペンションに対して所定の延伸位置から上記ディスクに向けて折れ曲がるように揺動可能に設けられている一方、上記係止部材は上記筐体に対して固定状に設けられ、上記タブは、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドとともに浮き上がる場合に揺動して上記係止部材を乗り越えることができるとともに、上記係止部材を乗り越えた後は延伸位置を維持して上記係止部材に係止される。
この場合においてより好ましくは、上記タブは、延伸位置に戻るように付勢されている。
この場合においてさらに好ましくは、上記係止部材は、上記ヘッドのシーク動に伴う上記タブの移動経路に沿って、ディスクの外延に至るまで延びている。
ディスク駆動装置の作動中、ヘッドは、サスペンションの予圧によってディスク表面に対して弾性的に押し付けられている。この場合、ヘッドは、ディスク表面に直接接触している場合もあるが、わずかに浮上している場合もある。このディスク駆動装置に衝撃が加わった場合、この衝撃に起因してサスペンションに支持されたヘッドがディスク表面からバウンドし、次の瞬間にサスペンションの予圧によってディスクに衝突する。このようなヘッドの挙動がディスク表面の物理的破損を惹起させる。本願発明では、このようなバウンドによってディスク表面から浮き上がったヘッドをタブと係止部材とからなる係止機構によって受け止め、バウンド後にヘッドがディスク表面に衝突することを回避することができる。
本願発明のその他の特徴および利点については、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明から、明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図に示す実施形態は、ハードディスク駆動装置に本願発明を適用したものである。まず、図1を参照し、ハードディスク駆動装置100の基本的な構成を説明する。
ボックス状の筐体200内において、矢印A方向に回転駆動可能なディスク110が設けられており、このディスク110の側方には、ヘッドアクチュエータ120が設けられている。ヘッドアクチュエータ120は、VCMなどによって軸121を中心として揺動駆動させられるアーム122と、このアーム122の先端に取り付けられたヘッド123とを備えている。より詳細には、図2に示すように、アーム122の先端にはサスペンション130が取り付けられるとともに、このサスペンション130の先端下部に、ヘッド123が取り付けられている。ヘッド123は、ディスク110上にあるとき、サスペンション130の付勢力によってディスク110の表面に押し付けられた状態となる。ディスク110が回転することにより、ヘッド123は、ディスク110の表面に直接接触するか、または、わずかに浮上しつつ、ディスク110に対して情報の読み書きを行う。また、アーム122が揺動することにより、ヘッド123は、軸121を中心とした円弧軌道を移動し、シーク動をすることができるとともに、ディスク110の外側に退避した位置をとることができる。
サスペンション130の先端には、タブ140が延出状に取り付けられている。このタブ140は、本来、アーム122が揺動してヘッド123がディスク110の外側へ退避した際にディスク110に隣接して設けられたランプ210によって支持され、ヘッド123がディスク110の周縁から落下するのを防止する機能を有するものである。これにより、ヘッド123のディスク110外への退避およびディスク110上への再進入が円滑に行われる。
本願発明においては、ハードディスク駆動装置100に衝撃が加わった際にディスク110からバウンドして浮き上がったヘッド123を係止保持するヘッド係止機構300が設けられる。図1ないし図3に示す実施形態においてこのヘッド係止機構300は、上記タブ140を、軸141を中心として、サスペンション130の延びる方向に延出する姿勢(図2、図3(a))からディスク110に向けて折れ曲がる姿勢(図3(a)の仮想線、図3(b))をとることができるように揺動可能な構成とする一方、筐体200の内面に、上記タブ140を係止可能な係止部材220を固定状に設けることにより実現している。好ましくは、上記タブ140は、延出姿勢に復帰するように付勢しておくことが望ましい。なお、上記タブ140は、延出姿勢から上記とは逆方向、すなわちディスク110から離れる方向に折れ曲がることはないようにしておくとともに、ディスク110に向けて折れ曲がった姿勢をとるとき、タブ140の先端位置は、ヘッド123の下面位置より上位となるようにしておく。
係止部材220は、アーム122の揺動にともなってヘッド123がディスク110上を移動する範囲と対応して上記タブ140が移動しうる範囲に設けられる。すなわち、上記係止部材220は、上記タブ140の移動経路において、タブ140の先端に対して平面視においてわずかに重なるように、円弧状のエッジをもったものとされる。
上記の構成において、ハードディスク駆動装置100が作動中に落下によって床などに衝突するなどして強い衝撃を受けると、ディスク110に接触するか、またはわずかに浮上していたヘッド123は(図3(a))、衝撃によるバウンドによってディスク110から浮き上がる。この浮き上がり量は、上記の衝撃が大きいほど大きくなる。その際、上記タブ140は、ディスク110に向けて折れ曲がることができるから、上記係止部材220を乗り越えることができる(図3(b))。次の瞬間には、サスペンション130の付勢力により、ヘッド123はディスク110に向けて衝突しようとするが、この動きは、上記タブ140が上記係止部材220に係止されることにより阻止される(図3(c))。なお、衝撃時、タブ140がディスク110に向けて折れ曲がることがあるが、その場合であっても、折れ曲がった状態でのタブ140の先端位置がヘッド123の下面位置より上位となるようにしてあるので、タブ140の折れ曲がりによってディスク110の表面を傷つけるといったことはない。
アーム122を揺動させることにより、上記タブ140は、係止部材220に係止されたまま、ディスク110の外側に向けてスライドする。すなわち、アーム122を揺動させることにより、ヘッド123を、ディスク110から浮き上がらせたまま、ディスク110外に退避させることができる。タブ140は、円弧状をした係止部材220の端部から上記したランプ210に乗り移ってこのランプ210に支持されるため、ヘッド123のディスク110上への再進入に備えることができる。
このように、上記構成を備えるディスク駆動装置100は、床に落下するなどして強い衝撃を受けた場合に、ディスク110からバウンドして浮き上がったヘッド123を係止保持し、浮き上がった状態のヘッド123がディスク表面に衝突するといったことを防止することができる。したがって、強い衝撃によってディスク110が物理的に破損するといったことを、効果的に防止することができる。
図4および図5は、ヘッド係止機構300の他の実施形態を示している。この実施形態では、上記タブ140を、サスペンション130の先端から固定的に延出する従来と同様の構成としておく一方、筐体200の内面に設けるべき係止部材220を可動式にしてある。
すなわち、この可動式の係止部材220は、図4に示されるように、断面C字状をしており、その中央において軸230を中心として揺動可能に支持されている。この係止部材220はまた、上記軸230に対して上方に延びる一端側221に錘221aを付けておき、他端側222に比較して質量が大となるようにしてある。さらに、この係止部材220の背には、突起223が設けられている。
一方、筐体200には、バネ性をもって容易に弾性変形可能であるとともに、電気的に強制変形可能なストッパ部材240を設けてある。このストッパ部材240は、上下に段違いとなった第1のストッパ部241と第2のストッパ部242とを有する。
通常状態においては、図4に示すように、上記係止部材220は、傾斜した状態において、突起223が第1のストッパ部241に当接することによって安定する。すなわち、傾斜状態においては、一端側221の質量が大であることから、係止部材220は、図4の時計回り方向に回動しようとするが、その回動が突起223と第1のストッパ部241との当接によって阻止されるからである。このとき、係止部材220の他端側222と上記タブ140との関係は、タブ140が図4の上方にバウンドしても、干渉しない関係にある。
ハードディスク駆動装置100が落下するなどして強い衝撃を受けると、バウンド動によってヘッド123がディスク110から浮き上がるが、同時に、傾斜状態にある係止部材220の一端側221の錘221aにも上向きの力が作用するため、係止部材220は反時計回り方向に回動する(図5)。回動後の状態は、突起223が第2のストッパ部242にラッチ係合することによって保持される。この回動後の係止部材220の他端側222とタブ140との関係は、図5に示されるように、干渉関係にある。
したがって、ハードディスク駆動装置100が衝撃を受け、その衝撃によってヘッド123がバウンドによって浮き上がる前に係止部材220が反時計回りに回動して図に示す姿勢をとった場合には、図5(a)に示すように、タブ140が係止部材220の他端側222の下面に当接し、ヘッド123の必要以上の浮き上がりが抑制される。この場合、次の瞬間、ヘッド123はディスク110上に落ちるが、浮き上がり量がわずかとなるように抑制されるので、このヘッド123の落下によってディスク110が破損する可能性は、著しく減じられる。
また、ハードディスク駆動装置100が衝撃を受け、その衝撃によって、ヘッド123がバウンドによって先に浮き上がり、それより遅れて係止部材220が反時計回りに回動した場合には、図5(b)に示すように、ディスク110の方へ戻ろうとするタブ140が係止部材220の他端側222の上面に係止され、ヘッド123を浮き上がり状態に保持する。したがって、バウンドによる浮き上がり後にヘッド123がディスク110に衝突することを防止することができる。
なお、係止部材220を図5(a)(b)に示すような突起223が第2のストッパ部242に当接する状態から、図4に示すように突起223が第1のストッパ部241に当接する通常状態に復帰させるには、ストッパ部材240を電気的に変形させて、第2のストッパ部242と突起223との係合を解除するようにすればよい。
このように、この実施形態においても、ヘッド123が衝撃に起因してバウンドにより浮き上がり、その後、ディスク110に衝突してこれを破損させるといったことを、効果的に防止することができる。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施形態に限定されるものではない。サスペンション130の先端に設けられるタブ140を利用し、衝撃によるバウンドによってヘッド123がディスク110から浮き上がったとき、この浮き上がった状態をタブ140と係止部材220との間の係合により保持させることが本願発明のポイントである。かかる機能を持たせるべく、タブ140と係止部材220により実現できるあらゆる構成が、本願発明の範囲に包摂される。
以上のまとめとして、この発明の構成およびその変形例につき、以下に付記として列挙する。
(付記1)回転駆動されるディスクと、サスペンションを介してヘッドを支持するとともに、上記ヘッドにディスクに対するシーク動をさせるヘッドアクチュエータと、上記ディスクおよび上記ヘッドアクチュエータを収容する筐体と、を備えたディスク駆動装置であって、
上記サスペンションの先端にはタブが設けられる一方、上記筐体には係止部材が設けられ、上記タブと上記係止部材とにより、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドが上記ディスク表面から所定高さ浮き上がった場合に上記タブが上記係止部材に係止され、上記ヘッドがディスクに向けて落下することを防止するヘッド係止機構を構成したことを特徴とする、ディスク駆動装置。
(付記2)上記タブは上記サスペンションに対して固定状に設けられている一方、上記係止部材は上記筐体に対して可動式に設けられ、上記係止部材は、上記タブの上記ディスクに対する所定距離の浮き上がり動を許容するとともに、この浮き上がり動の後のディスクに向けた落下動を防止するように上記タブを係止する、付記1に記載のディスク駆動装置。
(付記3)上記係止部材は、支軸に対し、その一方側の質量が他方側の質量より大となるようにして揺動可能に支持されており、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドとともに上記タブが浮き上がった場合に、上記他方側が上記タブを係止するように揺動する、付記2に記載のディスク駆動装置。
(付記4)上記タブは上記サスペンションに対して所定の延伸位置から上記ディスクに向けて折れ曲がるように揺動可能に設けられている一方、上記係止部材は上記筐体に対して固定状に設けられ、上記タブは、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドとともに浮き上がる場合に揺動して上記係止部材を乗り越えることができるとともに、上記係止部材を乗り越えた後は延伸位置を維持して上記係止部材に係止される、付記1に記載のディスク駆動装置。
(付記5)上記タブは、延伸位置に戻るように付勢されている、付記4に記載のディスク駆動装置。
(付記6)上記係止部材は、上記ヘッドのシーク動に伴う上記タブの移動経路に沿って、ディスクの外延に至るまで延びている、付記4または5に記載のディスク駆動装置。
本願発明の第1の実施形態を示す平面図である。 第1の実施形態におけるサスペンション先端部の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の作動状態説明図である。 第2の実施形態の説明図である。 第2の実施形態の作動状態説明図である。
符号の説明
100 ハードディスク駆動装置
110 ディスク
120 ヘッドアクチュエータ
122 アーム
123 ヘッド
130 サスペンション
140 タブ
200 筐体
210 ランプ
220 係止部材
221 一端側(係止部材の)
221a 錘
222 他端側(係止部材の)
223 突起
300 ヘッド係止機構
240 ストッパ部材
241 第1のストッパ部
242 第2のストッパ部

Claims (5)

  1. 回転駆動されるディスクと、サスペンションを介してヘッドを支持するとともに、上記ヘッドにディスクに対するシーク動をさせるヘッドアクチュエータと、上記ディスクおよび上記ヘッドアクチュエータを収容する筐体と、を備えたディスク駆動装置であって、
    上記サスペンションの先端にはタブが設けられる一方、上記筐体には係止部材が設けられ、上記タブと上記係止部材とにより、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドが上記ディスク表面から所定高さ浮き上がった場合に上記タブが上記係止部材に係止され、上記ヘッドがディスクに向けて落下することを防止するヘッド係止機構を構成したことを特徴とする、ディスク駆動装置。
  2. 上記タブは上記サスペンションに対して固定状に設けられている一方、上記係止部材は上記筐体に対して可動式に設けられ、上記係止部材は、上記タブの上記ディスクに対する所定距離の浮き上がり動を許容するとともに、この浮き上がり動の後のディスクに向けた落下動を防止するように上記タブを係止する、請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 上記係止部材は、支軸に対し、その一方側の質量が他方側の質量より大となるようにして揺動可能に支持されており、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドとともに上記タブが浮き上がった場合に、上記他方側が上記タブを係止するように揺動する、請求項2に記載のディスク駆動装置。
  4. 上記タブは上記サスペンションに対して所定の延伸位置から上記ディスクに向けて折れ曲がるように揺動可能に設けられている一方、上記係止部材は上記筐体に対して固定状に設けられ、上記タブは、上記筐体に加わった衝撃によって上記ヘッドとともに浮き上がる場合に揺動して上記係止部材を乗り越えることができるとともに、上記係止部材を乗り越えた後は延伸位置を維持して上記係止部材に係止される、請求項1に記載のディスク駆動装置。
  5. 上記係止部材は、上記ヘッドのシーク動に伴う上記タブの移動経路に沿って、ディスクの外延に至るまで延びている、請求項4に記載のディスク駆動装置。
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