JP2007087043A - 文書処理方法及びそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種アプリケーションで生成されたデータからひとつの統合データを生成する統合アプリケーションにおいて、再編集した元原稿を統合データへ再インポートする場合、現状の文書処理方法及びそのシステムでは、利用者に多大な労力がかかる
【解決手段】 文書処理方法及びシステムであり、統合アプリケーションは、統合データを作成する際に、(1)統合データ元原稿ファイルとのリンク関係を保持しておく。また、統合アプリケーションは、統合データを編集(ページの入れ替え、他のファイルとの結合)する際、統合データ内の区切り位置情報を保持しておく。
そして、(2)再インポート処理時に、上記(1)で取得した情報を用いて、再インポートする元原稿ファイルから区切り位置情報を検索し、取得した統合データ内の区切り位置情報と元原稿ファイル内から検索した区切り位置情報を用いて、区切り毎に統合データのページを差し替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書処理方法及びそのシステム、例えば文書処理プログラムや画像編集プログラム等、様々なプログラムによって生成される出力データをひとつの文書としてまとめ、その文書に対する編集機能を提供する文書処理方法及びそのシステムに関し、特にパーソナルコンピュータ等の情報処理とプリンタから成るシステムにおける文書処理方法及びそのシステムに関するものである。
文字や表、画像など、データの種類が異なると、データを定義する構造やそれらデータに対する編集操作が異なるために、データの種類に応じた様々なアプリケーションプログラムが提供されている。利用者は、文字を編集するためには文字処理プログラム、表を編集するためには表計算プログラム、画像を編集するためには画像編集プログラムといった具合に、データの種類別にアプリケーションを使い分けている。
このように、利用者はデータの種類ごとにアプリケーションプログラムを使い分けるのが一般的である。しかし、利用者が作成しようとする文書としては、例えば文字のみや、表のみ、画像のみといった1種類のデータのみから構成される文書よりも、文字と表、文字と画像など、複数種類のデータから構成される文書の方が一般的である。
そこで複数種類のデータを含む目的文書を作成するために、利用者は各種アプリケーションが備えている印刷機能を利用してアプリケーションごとにデータを印刷させ、印刷物を所望の順序に組み合わせる必要があった。このことは、利用者に多大な労力が必要とされるということであり、生産性の低下をもたらす。
上記問題点を鑑みて、いわゆるオフィススイートと呼ばれる、各種アプリケーションで生成されたデータ(以下、アプリケーションファイル)からひとつの統合アプリケーションファイルを生成する統合アプリケーションが登場した。統合アプリケーションでは、各アプリケーションで生成されたデータを組み合わせ、ひとつの文書を構成する機能を提供するものである。この統合アプリケーションを使用する場合、利用者は各アプリケーションファイルを統合アプリケーションに含まれる結合アプリケーションによってひとつの目的文書(統合アプリケーションファイル)にまとめることができる。
また、上記統合アプリケーションは、製本アプリケーションを含んでおり、統合アプリケーションファイル含のページの入れ替え、削除といった編集操作が可能である。
従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2004−78761号公報
利用者は統合アプリケーションを用いて、各元原稿ファイルからひとつの統合アプリケーションファイルを作成する。そして、製本アプリケーションにて編集(他のアプリケーションファイルとの結合、ページの入れ替え等)を行い最終的な目的文書を作成することができる。しかし目的文書を作成した後に、元原稿ファイルを編集し、統合アプリケーションファイルを更新する場合が考えられる。そのような場合、元原稿ファイルを各種アプリケーションにて再編集し、統合アプリケーションファイルへ変更内容を反映する必要がある(このような操作を再インポートと呼ぶ)。再インポートを行う場合、現状では利用者が以下のような操作を行う必要がある。このことは、利用者に多大な労力が必要とされるということであり、生産性の低下をもたらす。
1.統合アプリケーションファイルにおいて、再編集する元原稿ファイルを製本アプリケーションにて、該当統合アプリケーションファイルから削除する。
2.再編集した元原稿ファイルから、統合アプリケーションを用いて統合アプリケーションファイルを作成し、該当統合アプリケーションファイルと結合する。
3.製本アプリケーションを用いて編集(ページ入れ替え等)をもう一度最初から行う。
再インポート処理を行う際、統合アプリケーションファイルにおいて行った編集(ページ入れ替え、他ファイルとの結合)情報を自動的に引き継いだ統合アプリケーションファイルを作成することで上記課題を解決する。具体的な手段は以下の通りである。
(1) 統合アプリケーションは、統合アプリケーションファイルを作成する際に、統合アプリケーションファイルと元原稿ファイルとのリンク関係を保持しておく。
(2) 統合アプリケーションは、統合アプリケーションファイルを編集(ページの入れ替え、他のファイルとの結合)する際、統合アプリケーションファイル内の区切り位置情報を保持しておく。区切りとは統合アプリケーションファイルにおいて、
・元原稿ファイルが異なるページ同士の境
・元原稿ファイルのページ番号順になっていないページ同士の境
と定義する。
(3) 再インポート処理時に、上記(2)で取得した情報を用いて、再インポートする元原稿ファイルから区切り位置情報を検索する。
(4) 再インポート時に、上記(2)(3)で取得した統合アプリケーション内の区切り位置情報と元原稿ファイル内から検索した区切り位置情報を用いて、区切り毎に統合アプリケーションファイルのページを差し替える。
上記手段によって、利用者が再インポートする際、編集情報を自動的に引き継いだ統合アプリケーションファイルを生成することが出来る。そのため利用者にかかっていた多大な労力が必要なくなる。また、区切り位置情報を用いているため、元原稿ファイルの編集操作がページの増減を含むものであっても対応することが出来る。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
<システム概要>
まず、本発明に係る文書処理システムの概要について、図1乃至図12を参照して以下に説明する。尚、この文書処理システムは、一般のアプリケーションによって作成されたデータファイルを電子原稿ファイルに変換する電子原稿ライタと、その電子原稿ファイルを編集する機能を提供する製本アプリケーションとを含み、作成されたデータを一まとめにした文書の作成及び編集を可能とし、その操作性を向上させて文書編集を効率的に行えるものである。
<システム構成及び動作>
図1は、本実施形態の文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。文書処理システムは、本発明の情報処理装置に好適な実施形態であるデジタルコンピュータ101(以下、ホストコンピュータとも呼ぶ)によって実現されている。図1に示す一般アプリケーション101は、ワードプロセシングやスプレッドシート、フォトレタッチ、ドロー、あるいはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集などの機能を提供するアプリケーションプログラムであり、OSに対する印刷機能を有している。これらのアプリケーションは、作成された文書データや画像データなどのアプリケーションデータを印刷する際に、オペレーティングシステム(OS)によって提供される所定のインタフェース(一般に、GDIと呼ばれる)を利用する。即ち、アプリケーション101は、作成したデータを印刷するために、上述のインタフェースを提供するOSの出力モジュールに対して、あらかじめ定められる、OSに依存する形式の出力コマンド(GDI関数と呼ばれる)を送信する。一方、出力コマンドを受けた出力モジュールは、その出力コマンドをプリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式に変換して、変換されたコマンド(DDI関数と呼ばれる)を出力する。出力デバイスが処理可能な形式はデバイスの種類やメーカ、機種などによって異なるため、デバイスごとにデバイスドライバが提供されており、OSではそのデバイスドライバを利用してコマンドの変換を行い、印刷データを生成し、JL(Job Language)でくくることにより印刷ジョブが生成される。
電子原稿ライタ102は、上述のデバイスドライバを改良したものであり、本文書処理システム実現のために提供されるソフトウェアモジュールである。但し、電子原稿ライタ102は特定の出力デバイスを目的としておらず、詳細は後述する製本アプリケーション104やプリンタドライバ106により処理可能な形式に出力コマンドを変換する。この電子原稿ライタ102による変換後の形式(以後電子原稿形式と呼ぶ)は、ページ単位の原稿を詳細な書式をもって表現可能であれば特に問わない。実質的な標準形式のうち、例えばアドビシステムズによるPDF形式やSVG形式などが電子原稿形式として採用できる。
一般アプリケーション101から電子原稿ライタ102を利用させる場合には、出力に使用するデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してから印刷を実行させる。但し、電子原稿ライタ102によって作成されたままの電子原稿ファイルは、電子原稿ファイルとして完全な形式を備えていない。そのため、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定するのは製本アプリケーション104であり、その管理下でアプリケーションデータの電子原稿ファイルへの変換が実行される。そして、製本アプリケーション104は電子原稿ライタ102が生成した新規の不完全な電子原稿ファイルを後述する形式を備えた電子原稿ファイルとして完成させる。以下、この点を明瞭に識別する必要がある場合、電子原稿ライタ102によって作成されたファイルを「電子原稿ファイル」と呼び、製本アプリケーション104によって構造を与えられた電子原稿ファイルを「ブックファイル」と呼ぶ。また、特に区別する必要がない場合は、アプリケーションにより生成されるドキュメントファイル、電子原稿ファイル、及びブックファイルをいずれも文書ファイル(または文書データ)と呼ぶ。
このようにデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定し、一般アプリケーション101によりデータを印刷させることで、アプリケーションデータはアプリケーション101によって定義されたページ(以後論理ページあるいは原稿ページと呼ぶ)を単位とする電子原稿形式に変換され、電子原稿ファイル103としてハードディスクなどの記憶媒体に格納される。尚、ハードディスクは、本実施形態の文書処理システムを実現するコンピュータが備えているローカルドライブであっても良く、ネットワークに接続されている場合にはネットワーク上に提供されるドライブであっても良い。
製本アプリケーション104は電子原稿ファイル(あるいはブックファイル)103を読み込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。但し、製本アプリケーション104は、各ページの内容を編集する機能は提供しておらず、ページを最小単位として構成される、後述する章やブックの構造を編集するための機能を提供している。
製本アプリケーション104によって編集されたブックファイル103を印刷する際には、製本アプリケーション104によって電子原稿デスプーラ105が起動される。電子原稿デスプーラ105は、製本アプリケーションと共にコンピュータ内にインストールされるプログラムモジュールであり、製本アプリケーションで利用するドキュメント(ブックファイル)を印刷する際に、プリンタドライバへ描画データを出力するために使用されるモジュールである。電子原稿デスプーラ105は、指定されたブックファイルをハードディスクから読み出し、ブックファイルに記述された形式で各ページを印刷するために、前述したOSの出力モジュールに適合する出力コマンドを生成し、不図示の出力モジュールに出力する。その際に、出力デバイスとして使用されるプリンタ107用のプリンタドライバ106がデバイスドライバとして指定される。上述の出力モジュールは、受信した出力コマンドをデバイスコマンドに変換して指定されたプリンタ107用のプリンタドライバ106に出力し、そのプリンタドライバ106がプリンタ107で解釈実行可能なページ記述言語等のコマンドに変換する。そして、変換されたコマンドはプリンタドライバ106から不図示のシステムスプーラを介してプリンタ107に送信され、プリンタ107によってコマンドに応じた画像が印刷される。
図2は、コンピュータ100のハードウェアブロック図である。図2において、CPU201は、ROM203のプログラム用ROMに記憶された、あるいはハードディスク211からRAM202にロードされたOSや一般アプリケーション、製本アプリケーションなどのプログラムを実行し、図1のソフトウェア構成や、後述するフローチャートの手順を実現する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は、CRTディスプレイ210の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)207は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)211やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等とのアクセスを制御する。PRTC208は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
<電子原稿データの形式>
製本アプリケーション104の詳細を言及する前に、ブックファイルのデータ形式について説明する。ブックファイルは紙媒体の書物を模倣した3層の層構造を有する。まず、上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模倣しており、その本全般に係る属性が定義されている。その下の中間層は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各章についても、章毎の属性が定義できる。そして、下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。尚、各ページについてもページ毎の属性が定義できる。更に、一つのブックは複数の章を含んでいてよく、また一つの章は複数のページを含むこともできる。
図3に示す(A)は、ブックファイルの形式の一例を模式的に示す図である。図示するように、この例では、ブックファイルにおけるブック,章,ページは、それぞれに相当するノードにより示されている。一つのブックファイルは一つのブックを含む。ブック,章は、ブックとしての構造を定義するための概念であるから、定義された属性値と下位層へのリンクとをその実体として含む。ページは、アプリケーションプログラムによって出力されたページ毎のデータを実体として有する。そのため、ページは、その属性値のほかに、原稿ページの実体(原稿ページデータ)と各原稿ページデータへのリンクを含む。
尚、紙媒体等に出力する際の印刷ページは複数の原稿ページを含む場合がある。この構造に関してはリンクによって表示されず、ブック、章、ページ各階層における属性として表示される。
図3において、ブック301には、ブック属性が定義されていると共に、2つの章302A,302Bがリンクされている。このリンクにより、章302A,302Bがブック301に包含されていることが表示される。章302Aには、ページ303A,303Bがリンクされ、これらページが含まれることが示されている。各ページ303A,303Bにはそれぞれ属性値が定義され、その実体である原稿ページデータ(1)、(2)へのリンクが含まれる。これらリンクは、図3に示す(B)のように原稿ページデータ304のデータ(1),(2)を指し示し、ページ303A、303Bの実体が原稿ページデータ(1)、(2)であることを表示している。
図4は、ブック属性のリストである。下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先採用される。そのため、ブック属性にのみ含まれる項目に関しては、ブック属性に定義された値はブック全体を通して有効な値となる。しかし、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有する。尚、図示された各項目は具体的に1項目に対応するのではなく、関連する複数の項目を含むものもある。
図5は章属性の、図6はページ属性のリストである。章属性とページ属性との関係もブック属性と下位層の属性との関係と同様である。
図4〜図6から明らかなように、ブック属性に固有の項目は、印刷方法、製本詳細、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りの6項目である。これらはブックを通して定義される項目である。印刷方法の属性としては、片面印刷、両面印刷、製本印刷の3つの値を指定できる。ここで、製本印刷とは、別途指定する枚数の用紙を束にして2つ折りにし、その束をつづり合わせることで製本が可能となる形式で印刷する方法である。製本詳細属性としては、製本印刷が指定されている場合に、見開き方向や、束になる枚数等が指定できる。
表紙/裏表紙属性は、ブックとしてまとめられる電子原稿ファイルを印刷する際に、表紙及び裏表紙となる用紙を付加することの指定、及び付加した用紙への印刷内容の指定を含む。インデックス紙属性は、章の区切りとして、印刷装置に別途用意される耳付きのインデックス紙の挿入の指定及びインデックス(耳)部分への印刷内容の指定を含む。この属性は、印刷用紙とは別に用意された用紙を所望の位置に挿入するインサート機能を持ったインサータが使用する印刷装置に備えられている場合か、あるいは、複数の給紙カセットを使用可能である場合に有効となる。これは合紙属性についても同様である。
合紙属性は、章の区切りとして、インサータから、あるいは給紙カセットから供給される用紙の挿入の指定、及び合紙を挿入する場合には、給紙元の指定などを含む。
章区切り属性は、章の区切り目において、新たな用紙を使用するか、新たな印刷ページを使用するか、特に何もしないか等の指定を含む。片面印刷時には、新たな用紙の使用と新たな印刷ページの使用とは同じ意味を持つ。両面印刷時には、「新たな用紙の使用」を指定すれば連続する章が1枚の用紙に印刷されることは無いが、「新たな印刷ページの使用」を指定すれば、連続する章が1枚の用紙の表裏に印刷されることがあり得る。
章属性に関しては、章に固有の項目はなく、全てブック属性と重複する。従って、章属性における定義とブック属性における定義とが異なれば、章属性で定義された値が優先する。ブック属性と章属性とにのみ共通する項目は、用紙サイズ、用紙方向、N−up印刷指定、拡大縮小、排紙方法の5項目である。これらのうち、N−up印刷指定属性は1印刷ページに含まれる原稿ページ数を指定するための項目である。指定可能な配置としては、1×1、1×2、2×2、3×3、4×4などがある。排紙方法属性は、排出した用紙にステイプル処理を施すか否かを指定するための項目であり、この属性の有効性は使用する印刷装置がステイプル機能を有するか否かに依存する。
ページ属性に固有の項目には、ページ回転属性、ズーム、配置指定、アノテーション、ページ分割などがある。ページ回転属性は、原稿ページを印刷ページに配置する際の回転角度を指定するための項目である。ズーム属性は、原稿ページの変倍率を指定するための項目である。変倍率は、仮想論理ページ領域のサイズを100%として指定される。仮想論理ページ領域とは、原稿ページを、Nup等の指定に応じて配置した場合に、1原稿ページが占める領域である。例えば、1×1であれば、仮想論理ページ領域は1印刷ページに相当する領域となり、1×2であれば、1印刷ページの各辺を約70パーセントに縮小した領域となる。
ブック、章、ページについて共通な属性としては、ウォーターマーク属性及びヘッダ・フッタ属性がある。ここで、ウォーターマークとは、アプリケーションで作成されたデータに重ねて印刷される、別途指定される画像や文字列などである。ヘッダ・フッタは、それぞれ各ページの上余白及び下余白に印刷されるウォーターマークである。但し、ヘッダ・フッタには、ページ番号や日時など変数により指定可能な項目が用意されている。尚、ウォーターマーク属性およびヘッダ・フッタ属性において指定可能な内容は、章とページとは共通であるが、ブックはそれらと異なっている。ブックにおいてはウォーターマークやヘッダ・フッタの内容を設定できるし、また、ブック全体を通してどのようにウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するかを指定することができる。一方、章やページでは、その章やページにおいて、ブックで設定されたウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するか否かを指定できる。
<ブックファイルの生成手順>
ブックファイルは上述したような構造及び内容を有している。次に、製本アプリケーション104及び電子原稿ライタ102によるブックファイルの作成手順について説明する。ブックファイルの作成手順は、製本アプリケーション104によるブックファイルの編集操作の一環として実現される。
図7は、製本アプリケーション104によりブックファイルを開く際の手順である。まず、開こうとするブックファイルが、新規作成すべきものであるか、それとも既存のものであるか判定する(ステップS701)。新規作成の場合には、章を含まないブックファイルを新規に作成する(ステップS702)。新規に作成されるブックファイルは、図3の例で示せば、ブックノード301のみ有し、章のノードに対するリンクが存在しないブックのノードとなる。ブック属性は、新規作成用としてあらかじめ用意された属性のセットが適用される。そして、新規ブックファイルを編集するためのユーザインターフェース(UI)画面を表示する(ステップS703)。図11は、新規にブックファイルが作成された際のUI画面の一例である。この場合は、ブックファイルは実質的な内容を持たないため、UI画面1100には何も表示されない。
一方、既存のブックファイルがあれば、指定されたブックファイルを開き(ステップS703)、そのブックファイルの構造、属性、内容に従ってユーザインターフェース(UI)画面を表示する。図10は、既存のブックファイルから指定されたブックファイルを表示するUI画面の一例である。UI画面1100は、ブックの構造を示すツリー部1101と、印刷された状態を表示するプレビュー部1102とを含む。ツリー部1101には、ブックに含まれる章、各章に含まれるページが図3に示す(A)のような木構造で表示される。ツリー部1101に表示されるページは原稿ページである。またプレビュー部1102には、印刷ページの内容が縮小されて表示される。その表示順序はブックの構造を反映したものとなっている。
さて、開かれたブックファイルには、電子原稿ライタ102によって電子原稿ファイルに変換されたアプリケーションデータを、新たな章として追加することができる。この機能を電子原稿インポート機能と呼ぶ。図7に示す手順によって新規に作成されたブックファイルに電子原稿インポートすることで、そのブックファイルには実体が与えられる。この機能は、図10の画面にアプリケーションデータをドラッグアンドドロップ操作することで起動される。
図8に電子原稿インポートの手順を示す。まず、指定されたアプリケーションデータを生成したアプリケーションプログラムを起動し、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してアプリケーションデータを印刷出力させることで、電子原稿データに変換する(ステップS801)。変換を終えたなら、変換されたデータが画像データであるか否かを判定する(ステップS802)。この判定は、OSの下であれば、アプリケーションデータのファイル拡張子に基づいて行われる。例えば、拡張子が「bmp」であればビットマップデータであり、「jpg」であればjpeg圧縮された画像データ、「tiff」であればtiff形式の画像データであると判定できる。また、このような画像データの場合はS8010のようにアプリケーションを起動せずに、画像データから直接電子原稿ファイルを生成することが可能であるため、S8010の処理を省略することも可能である。
ここで、画像データでなかった場合には、ステップS801で生成された電子原稿ファイルを、現在開かれているブックファイルのブックに、新たな章として追加する(ステップS803)。章属性としては、ブック属性と共通するものについてはブック属性の値がコピーされ、そうでないものについては、予め用意された規定値に設定される。
また、ステップS802で画像データである場合には、原則として新たな章は追加されず、指定されている章に、ステップS801で生成された電子原稿ファイルに含まれる各原稿ページが追加される(ステップS804)。但し、ブックファイルが新規作成されたファイルであれば、新たな章が作成されて、その章に属するページとして電子原稿ファイルの各ページが追加される。ページ属性は、上位層の属性と共通のものについてはその属性値が与えられ、アプリケーションデータにおいて定義された属性を電子原稿ファイルに引き継いでいるものについてはその値が与えられる。例えば、Nup指定などがアプリケーションデータにおいて指定されていた場合には、その属性値が引き継がれる。このようにして、新規なブックファイルが作成され、あるいは、新規な章が追加される。
図9は、図8に示すステップS801において、電子原稿ライタ102により電子原稿ファイルを生成させる手順のフローチャートである。まず、新たな電子原稿ファイルを作成してそれを開く(ステップS901)。指定したアプリケーションデータに対応するアプリケーションを起動し、電子原稿ライタをデバイスドライバとしてOSの出力モジュールに対して出力コマンドを送信させる。出力モジュールは、受信した出力コマンドを電子原稿ライタ102によって電子原稿形式のデータに変換し、出力する(ステップS902)。その出力先はステップS901で開いた電子原稿ファイルである。指定されたデータ全てについて変換が終了したか判定し(ステップS903)、終了していれば電子原稿ファイルを閉じる(ステップS904)。電子原稿ライタ102によって生成される電子原稿ファイルは、図3の(B)に示される原稿ページデータの実体を含むファイルである。
<ブックファイルの編集>
以上のようにして、アプリケーションデータからブックファイルを作成することができる。生成されたブックファイルについては、章及びページに対して次のような編集操作が可能である。
(1)新規追加
(2)削除
(3)コピー
(4)切り取り
(5)貼り付け
(6)移動
(7)章名称変更
(8)ページ番号名称振り直し
(9)表紙挿入
(10)合紙挿入
(11)インデックス紙挿入
(12)各原稿ページに対するページレイアウト。
このほか、一旦行った編集操作を取り消す操作や、更に取り消した操作をやり直す操作が可能である。これら編集機能により、例えば複数のブックファイルの統合、ブックファイル内で章やページの再配置、ブックファイル内で章やページの削除、原稿ページのレイアウト変更、合紙やインデックス紙の挿入などの編集操作が可能となる。これらの操作を行うと、図4、図5に示す属性に操作結果が反映されたり、あるいはブックファイルの構造に反映される。例えば、ブランクページの新規追加操作を行えば、指定された箇所にブランクページが挿入される。このブランクページは原稿ページとして扱われる。また、原稿ページに対するレイアウトを変更すれば、その変更内容は、印刷方法やN−up印刷、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りといった属性に反映される。
<ブックファイルの出力>
以上のように作成・編集されるブックファイルは、印刷出力を最終目的とするものである。ここで、利用者が図10に示した製本アプリケーションのUI画面1100からファイルメニューを選択し、そこから印刷を選択すると、指定した出力デバイスにより印刷出力される。この際、まず製本アプリケーション104は、現在開かれているブックファイルからジョブチケットを作成し、そのジョブチケットを電子原稿デスプーラ105に渡す。一方、電子原稿デスプーラ105は、ジョブチケットをOSの出力コマンド、例えばGDI関数に変換し、それを出力モジュール、例えばGDIに送信する。出力モジュールは、指定されたプリンタドライバ106によってデバイスに適したコマンドを生成し、そのデバイスに送信する。
ここで、ジョブチケットは原稿ページを最小単位とする構造を有するデータである。ジョブチケットにおける構造は、用紙上における原稿ページのレイアウトを定義している。ジョブチケットは1ジョブにつき1つ発行される。そのため、まず最上位にドキュメントというノードがあり、文書全体の属性、例えば両面印刷/片面印刷などが定義されている。その下には、用紙ノードが属し、用いるべき用紙の識別子やプリンタにおける給紙口の指定などの属性が含まれる。各用紙ノードには、その用紙で印刷されるシートのノードが属する。1シートは1枚の用紙に相当する。各シートには、印刷ページ(物理ページ)が属する。片面印刷ならば1シートには1物理ページが属し、両面印刷ならば1シートに2物理ページが属する。各物理ページには、その上に配置される原稿ページが属する。また物理ページの属性として、原稿ページのレイアウトが含まれる。
電子原稿デスプーラ105は、上述のジョブチケットを、出力モジュールへの出力コマンドに変換する。
<ブックファイルへの再インポート手段>
ここではブックファイルへの再インポート手段、すなわち、これまで述べてきた文書処理システムにおいて、ブックファイルを生成した後に、ブックファイルの元であるアプリケーションデータ(以下、元原稿ファイルと呼ぶ)を各種アプリケーションで編集し、再びブックファイルを生成する場合の処理手順について説明する。このように、ブックファイルに既にインポートされた元原稿ファイルを再度インポートする処理を再インポートと呼ぶこととする。
まず、再インポート処理を行うためにブックファイルに保持させておく必要のある情報について説明する。ブックファイルを作成・編集する際に、図6に示したページ属性に図12に示すような元原稿情報テーブル1200を加えておく。元原稿情報テーブル1200は、ブックファイル上のページ番号1201、元原稿ファイルがどのファイルであるかの情報を示す元原稿ファイル1202、元原稿上でのページ番号を示す元原稿ファイルページ番号1203を保持するものとする。元原稿ファイルの特定手段としては、元原稿ファイルのフルパスや元原稿ファイル名等を元原稿ファイル1202へ格納することが例として挙げられるが、元原稿ファイルを特定することが出来ればその手段は特に問わない。元原稿情報テーブル1200は、ブックファイルを作成・編集する際に生成しておくものとする。
また、図13に示すような元原稿区切り情報テーブル1300も作成する。元原稿区切り情報テーブル1300は、ブックファイル属性のひとつとしてブックファイルが保持することとする。元原稿区切り情報テーブル1300の説明をする前に、「区切り」とは何かについて述べる。製本アプリケーション104を用いて、ページ入れ替えや他の電子原稿ファイルとの結合を行うと、ブックファイルにおいて、元原稿ファイルのページ並び順通りではなくなることがある。そのような箇所を「区切り」と定義する。具体的には以下のような箇所が区切りとなる。
・ブックファイルにおいて、元原稿ファイルが異なるページ同士の境
・ブックファイルにおいて、元原稿ファイルのページ番号順になっていないページの境
例として図14に示したようなブックファイル1400における「区切り」を挙げる。ブックファイル1400は、元原稿ファイルAと元原稿ファイルBを統合アプリケーションで結合し、製本アプリケーションにてページの入れ替え操作を行ったものである。ブックファイル1400において、上記「区切り」は以下のようになる。
区切り1 :1ページ目
区切り2 :2ページ目、3ページ目
区切り3 :4ページ目
区切り4 :5ページ目
区切り5 :6ページ目
元原稿区切り情報テーブル1300は、区切り番号1301、先頭情報1302、末尾情報1303、先頭ページ番号1304、末尾ページ番号1305といった情報を持つ。
元原稿情報テーブル1200を用いて、区切り位置を探索し見つかった区切り順に区切り番号1301を与える。区切り位置は、ブックファイルにおいて元原稿ファイル1202が異なるページ同士の境、元原稿ファイル1202が同一で、元原稿ファイルページ番号1203がブックファイル上でページ番号順になっていないページの境を検出することで探索するものとする。先頭情報1302には、該当区切りの先頭から一定数の文字列を格納する。また末尾情報1303には、該当区切りの末尾から一定数の文字列を格納する。今回の例では文字列を格納とするものとして説明を進めるが、例えば図、表データ等が該当区切りの先頭にあった場合は、図、表データを格納してもよい。また先頭ページ番号1304には、該当区切りの先頭ページのブックファイル上でのページ番号を、末尾ページ番号1305には該当区切りの末尾ページのブックファイル上でのページ番号をそれぞれ格納する。
製本アプリケーション104において、編集を行う度に元原稿区切り情報テーブル1300を更新するものとする。
上記のような元原稿区切り情報テーブル1300を保持しているブックファイルに対して、再インポートを行う処理手順を、図15に示したフローチャートを用いて説明する。
図8を用いて説明した電子原稿インポート処理と同様に、図10の画面にアプリケーションデータをドラッグアンドドロップ操作することで、再インポート処理が開始される。
処理1501にて、ブックファイルの各ページが保持している元原稿情報テーブル1200を参照し、元原稿ファイルが既にブックファイルにインポートされているかどうか判断する。そして、元原稿ファイルが既にブックファイルにインポートされたファイルであった場合は処理1502へ移行する。そうでなかった場合は通常の電子原稿インポート処理1510(図8に示した手順)へ移行する。
処理1502では、ユーザに同一文書が既にインポートされている旨を通知し、再インポート処理を行うか通常のインポート処理を行うかを選択するユーザインターフェースを表示する。通常のインポート処理を行うと選択した場合は、処理1510へ移行し、再インポート処理を選択した場合は処理1504へ移行する。
処理1504にて、ステップS801と同様にアプリケーションデータを電子原稿ファイルに変換する。
次に処理1505にてインポート先ブックファイルが保持する元原稿区切り情報テーブル1300を取得する。
次に処理1506にて生成された電子原稿ファイルから区切り位置を探索する。元原稿区切り情報テーブル1300が保持している先頭情報1302と末尾情報1303を、作成した電子原稿ファイルから探索し、図16に示すような再インポート区切り情報テーブル1600を作成する。再インポート区切り情報テーブル1600は区切り番号1601、先頭ページ番号1602と末尾ページ番号1603から構成される。区切り番号1601は元原稿区切り情報テーブル1300の区切り番号1301を格納する。また、先頭ページ番号1602には先頭情報1502が探索された電子原稿ファイルのページ番号を、末尾ページ番号1603には末尾情報1503が探索された電子原稿データのページ番号をそれぞれ格納する。先頭情報1502・末尾情報1503が文字列である場合、生成された電子原稿データ内を文字列検索することによって探索する。しかし、元原稿の編集において、先頭情報・末尾情報が編集され、生成した電子原稿ファイルに存在しない場合や、ページの入れ替え等によって文章構成が変わった場合等、先頭情報1502・末尾情報1503が正常に探索できず、結果として区切りを正常に探索できない場合がある。以下に区切りを正常に探索できない状況を列挙する。
1.同一の先頭情報・末尾情報が入稿文書内に複数存在する場合
2.末尾情報が先頭情報より前ページに存在する場合
3.先頭情報・末尾情報が他の区切りの先頭情報・末尾情報と同一ページに存在する場合
4.先頭情報と末尾情報の間に他の区切りが存在する(入れ子状態になっている)場合
5.先頭情報のみ探索できる場合
6.末尾情報のみ探索できる場合
なお、処理1506から処理1508までの処理は、すべての区切りに対して処理を行うものとする。
次に処理1507において、区切りが正常に探索できたかの判断をする。正常に探索できた場合は処理1508へ移行し、前述した理由により探索できなかった場合は処理1511へ移行する。
処理1508にて、ページの差し替え処理を行う。ページ差し替え処理は、該当の区切りにおいて、元原稿区切り情報テーブル1300の先頭ページ番号1304から末尾ページ番号1305をブックファイルから削除し、新たに生成した電子原稿ファイルの中から、再インポート区切り情報テーブル1600の先頭ページ番号1602から末尾ページ番号1603までのページをブックファイルへ挿入することによって行う。
一方、処理1511では、ページ差し替えのための不図示のユーザインターフェースを表示し、ユーザに区切り位置の指定を促す。ユーザからの指定を元に再インポート区切り情報テーブル1600を作成し、処理1508へ移行する。
次に処理1509にてすべての区切りを処理したかの判断を行い、未処理の区切りがある場合は処理1506へ移行し、ない場合は処理を終了する。
本実施形態の文書処理システムのソフトウェア構成例を示すブロック図である。 本実施形態の文書処理システムを実現するハードウェア構成例を示すブロック図である。 ブックファイルの構造の一例を示す図である。 ブック属性の一覧を示す図である。 章属性の一覧を示す図である。 ページ属性の一覧を示す図である。 ブックファイルを開く手順例を示すフローチャートである。 新規のブックファイルを開いた際のユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 既存のブックファイルを開いた際のユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 電子原稿ファイルをブックファイルにインポートする手順例を示すフローチャートである。 図10のステップ801に示すアプリケーションデータを電子原稿ファイルに変換する手順例を示すフローチャートである。 本実施例で用いる元原稿情報テーブルを示す図である。 本実施例で用いる元原稿区切り情報テーブルを示す図である。 2つの元原稿から生成・編集されたブックファイルの一例を示す図である。 再インポートを行う手順例を示すフローチャートである。 本実施例で用いる再インポート区切り位置情報テーブルを示す図である。

Claims (5)

  1. アプリケーションプログラムによって作成された電子データから電子原稿を作成し、複数の電子原稿から印刷編集用の統合データが作成可能なシステムにおいて、
    統合データがどの電子データから作成されたかを保持する元原稿情報保持手段と、
    統合データに為された編集情報を保持する電子原稿編集情報保持手段と、
    電子原稿を再度作成して統合データを入れ替える電子原稿更新手段と
    を有することを特徴とする文書処理システム。
  2. 請求項1記載の元原稿情報保持手段は、
    統合データと、元電子データ及び元電子データのページ番号とのリンク情報を保持することを特徴とする文書処理システム。
  3. 請求項1記載の電子原稿編集情報保持手段は、
    請求項2記載の元原稿情報保持手段によって保持された元電子データへのリンク情報を用いて、区切り位置情報を検出・保持することを特徴とし、
    上記区切り位置情報は、統合データ内において、他の元電子データとの境、または元電子データのページ順が統合データ内で変更された箇所を示すことを特徴とする文書処理システム。
  4. 請求項1記載の電子原稿更新手段は、
    請求項2記載の元原稿情報保持手段によって保持された元電子データとのリンク情報を用いて、元電子データが既に統合データに含まれているかどうかを判断する手段と、
    請求項3記載の電子原稿編集情報保持手段によって保持された区切り位置情報を、再度元電子データから作成された電子原稿データから検索する区切り位置検索手段と、
    上記区切り位置検索手段によって見つかった区切り位置情報を用いて、統合データ内の更新該当箇所の入れ替えを行う手段と
    を有することを特徴とする文書処理システム。
  5. 請求項4記載の電子原稿更新手段は、請求項4記載の区切り位置検索手段において、電子原稿データから区切り位置が検索できなかった場合、区切り位置をユーザが指定するためのユーザインターフェースを持つことを特徴とする文書処理システム。
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