JP2007086936A - 二次元バーコードの検出方法及び検出装置 - Google Patents

二次元バーコードの検出方法及び検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データに含まれる複数の二次元バーコードを精度よく検出できる二次元バーコードの検出方法を提供する。
【解決手段】 正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予めメモリ38に記憶しておき、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定し、特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光学的に読み取り可能な二次元バーコードの検出方法及び検出装置に関するものである。
近年、光学的に読み取り可能なコードとして、符号化された情報をマトリックス上に配列してパターン化した二次元バーコードが普及している。
従来、例えば特許文献1に記載されているように、二進コードで表されるデータをセル化して、二次元のマトリックス上にパターンとして配置した二次元コードにおいて、マトリックス内の少なくとも2個所の所定位置に、各々中心をあらゆる角度で横切る走査線において同じ周波数成分比が得られるパターンの位置決め用シンボルを配置する、所謂QRコードと称される二次元バーコードが提案されている。
また、バーコードの読取方法としては、従来、特許文献2に記載されているように、二次元バーコードの開始及び停止コードワードを含むコードワードの少なくとも一方を探知することによって画像データ内の二次元バーコード記号の向きを決定して当該向きを考慮して二次元バーコードを走査することが提案されている。
さらに、当該二次元バーコードは、一次元バーコードと比較して表現できる情報量が大きいが、それでもその情報量には限界がある。このため、大量の情報量を二次元コードで表現する場合には、その情報を複数の二次元バーコードに分割して表現することも提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
ここで、1枚の原稿に形成された複数の二次元バーコードを読み取り、復号する場合、専用のバーコードリーダにより二次元バーコードを1つずつ単独で読み取ってそれぞれ復号する方法と、複合機等により1枚の原稿を読み取って、得られた画像データから複数の二次元バーコードを検出して復号する方法と、が考えられる。
特開平7−254037号公報 特開平6−12515号公報 JIS−X−0510(p22(5.3.2.7連結モード))
しかしながら、上記従来の技術では、複合機により1枚の原稿に形成された複数のQRコードを検出する場合には、複数のQRコードの位置関係や、QRコード以外の部分においてQRコードの位置決めシンボルと類似する周波数分布を有する部位の存在に起因して、QRコードを誤検出する可能性が高い、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、画像データに含まれる複数の二次元バーコードを精度よく検出できる二次元バーコードの検出方法及び検出装置を提供することが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶手段に記憶しておき、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定する工程と、特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出する工程と、を備えている。
請求項1記載の発明によれば、正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶手段に記憶しておき、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定し、特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出する。
すなわち、正方形の3つの頂点を結ぶ図形が直角二等辺三角形となることに着目し、位置要素パターンの中心を結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる位置要素パターンを、1つの二次元バーコードを構成する位置要素パターンとして二次元バーコードを検出するので、二次元バーコードが読取画像データに複数含まれている場合であっても、複数の二次元バーコードを精度よく検出することができる。
本発明は、請求項2記載の発明のように、前記中心を線で結んで得られる直角二等辺三角形のサイズを予め設定する工程をさらに備えたものとすることができる。
また、請求項3記載の発明のように、前記中心を線で結んで得られる直角二等辺三角形の読取画像データの天地方向に対する角度を予め設定する工程をさらに備えたものとすることができる。
さらに、本発明は、請求項4記載の発明のように、前記読取画像データにおいて二次元バーコードが存在する領域を予め設定する工程をさらに備えたものとしてもよい。
本発明は、請求項5記載の発明のように、前記読取画像データに含まれる二次元バーコードの個数を予め設定する工程をさらに備えたものとしてもよい。
一方、上記課題を解決するために、請求項6記載の発明は、正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶した記憶手段と、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定する位置要素パターン特定手段と、記特定手段により特定した前記画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出する検出手段と、を備えている。
請求項6記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様、画像データに含まれる複数の二次元バーコードを精度よく検出できる。
以上説明した如く本発明は、正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶手段に記憶しておき、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定し、特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出するので、画像データに含まれる複数の二次元バーコードを精度よく検出できる、という優れた効果を有する。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、図1は、本実施の形態に係る複合機10の外観図である。
同図に示されるように、複合機10は、原稿読取部12、画像形成部14、用紙収容部16、トレイ18及び操作部20を備えている。
原稿読取部12は、原稿トレイ22と、自動原稿送り装置24と、原稿排出トレイ26と、を含んで構成されている。自動原稿送り装置24は、原稿トレイ22にセットされた原稿を一枚ずつ分離して繰り出して読取位置に搬送し、その後当該原稿を原稿排出トレイ26に排出させる。
上記読取位置には、光源やCCD等を含んで構成された読取機構が備えられており、当該読取機構では、読取位置に搬送されてきた原稿からの反射光を適宜レンズ等により結像させてCCDにより読み取る。
複合機10は、原稿読取部12による原稿画像を示す画像データの取得、不図示の通信部による外部装置との通信によるデータの送受信、画像形成部14による画像データに基づく画像の形成等を実行することができ、スキャン、コピー、プリント、ファクシミリ送受信等の種々の処理を複合的に実行可能とされており、操作部20を介して入力された指示や、通信により外部装置から入力された指示に基づいて動作する。
なお、画像形成部14による画像形成時には、用紙収容部16に収容された用紙を1枚ずつ画像形成部14に搬送し、原稿読取部12により読み取った原稿画像の画像データや外部との通信等により入力された画像データ等に基づいて用紙に画像を形成し、当該画像が形成された用紙をトレイ18に排出する。
図2は、複合機10の電気的な構成の概略を示すブロック図である。同図に示されるように、複合機10は、装置全体の動作を制御するCPU30を含んで構成されており、当該CPU30には、上記操作部20、上記読取機構を制御してデジタル画像データを取得する読取制御部32、外部との通信を制御する通信制御部34、画像形成部14を制御する画像形成制御部36及びメモリ38が接続されている。
CPU30では、操作部20を介して入力される指示に基づいて、読取制御部32、通信制御部34及び画像形成制御部36を制御する。
ところで、本実施の形態では、読取制御部32により読取機構を介して得られたデジタル画像データに二次元バーコードを示す画像が含まれる場合、当該二次元バーコードを検出して復号するようにしている。
図3は、二次元バーコードの一例として、QRコードの構成を示す説明図である。同図(A)に示されるように、QRコード50は、正方形の領域に形成され、当該領域の4隅の内の3隅に位置要素パターン52が配置されるようになっている。なお、同図において、QRコード50の位置要素パターン52以外の白塗りつぶしで示す領域は、複数のセルに分割され、各セルは、符号化された情報に基づくパターンが配置される領域であり、実際には、例えば黒又は白に塗りつぶされた位置要素パターン52よりも小さな複数のセルが適宜配列される。
同図に示されるように、1つのQRコード50を構成する3つの位置要素パターン52A,52B,52Cは、QRコードの天地を識別するために用いられており、位置要素パターン52が配置されていない角が右下にくるようにして復号される。
同図(B)に示されるように、位置要素パターン52は、二重の正方形で、中心を通る直線(例えば、同図に一点鎖線で示す線)の明暗のパターンが、1:1:3:1:1の比率で暗−明−暗−明−暗となる。なお、当該比率は、予めメモリ38の所定の領域に記憶されており、実際に検出する際には、±0.5のマージンを許容している。
CPU38では、画像データに基づいて、画像内に位置要素パターン52の明暗パターンを通るピクセル線を検出した場合、当該位置要素パターン52の外縁に接する最初の点Q及び最後の点Rの位置を記憶する。また、内側の暗の正方形を横切る全ての線が認識されるまで当該ピクセル線に隣接するピクセル線について点Q及び点Rを順次記憶していき、当該位置要素パターン52の中心位置を導出する。また、導出した位置要素パターン52の中心位置の画像内における座標を中心座標としてメモリ38に記憶する。
このような手順で、画像内の全てのピクセル線について位置要素パターン52の検出及び中心座標の記憶を行い、記憶した中心座標を用いてQRコード50の個数や位置を特定する。なお、中心座標は、1個のQRコード50につき3個あるので、画像内に含まれるQRコード50の数をN個とした場合、3N個の中心座標が検出されることになる。
また、QRコード50の位置が特定されると、QRコード50を示す画像に基づいてQRコード50が復号される。
以下、本実施の形態の作用を説明する。
図5には、CPU30により実行されるQRコード検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、以下、同図を参照して本実施の形態に係るQRコード検出処理について説明する。
まず、ステップ200では、位置要素パターン中心座標リストを作成し、次のステップ202では、Xに位置要素パターン中心座標リストのナンバー1の中心座標をセットし、次のステップ204では、Yに位置要素パターン中心座標リストのナンバー1の中心座標をセットし、その後にステップ206に移行してZに位置要素パターン中心座標リストのナンバー1の中心座標をセットする。
図4に示されるように、読取画像領域E中に4つのQRコード50が含まれている場合、少なくとも12個の位置要素パターンの中心座標がリストアップされる。QRコード50を復号するためには、これらの中心座標に基づいて各QRコード50の位置及び領域を特定する必要がある。
その後、ステップ208に移行して、X,Y,Zが同一のQRコードの位置要素パターン52であるか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ210に移行して、このX,Y,Zの座標の組合せをメモリ38の所定領域に格納し、その後にステップ212に移行する。
一方、ステップ208で否定判定となった場合は、この時点ではステップ210の処理を実行することなくステップ212に移行する。
ここで、1つのQRコード50を構成する3つの位置要素パターン52A,52B,52Cを線で結ぶと、角BACが直角な直角二等辺三角形となる(図3(A)の点線及び図4のT1参照)。一方、異なるQRコード50の位置要素パターン52を含む3つの位置要素パターン52を線で結ぶと、図4にT2やT3で示すように、直角二等辺三角形とはならない場合が多い。
そこで、本実施の形態では、3つの位置要素パターンを線で結んでできる三角形が直角二等辺三角形となる組合せを同一のQRコードを構成する位置要素パターン52とみなすようにしている。
図6には、上記ステップ208で実行される直角二等辺三角形判定処理の流れが示されている。以下、同図を参照して本実施の形態に係る直角二等辺三角形判定処理について説明する。
まず、ステップ220では、位置要素パターン52A,52B,52Cを線で結んで得られる三角形ABCの頂点座標として、上記X,Y,Zにセットされた中心座標をそれぞれ代入し、次のステップ222では、直線AB,直線ACのなす角θを導出し、その後にステップ224に移行する。
ステップ224では、なす角θが略90度となっているか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、角BACが直角な直角二等辺三角形である可能性があるものと判断してステップ226に移行する。
なお、なす角θが略90度としたのは、読取精度に起因する中心座標の位置ずれが想定されるためであり、許容範囲は適宜設定し得る。
一方、ステップ224で否定判定となった場合は角BACが直角な三角形ではないため、False判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が否定判定となる。
ステップ226では、距離ABを導出し、次のステップ228では、距離BCを導出し、その後にステップ230に移行して距離AB=BCか否かを判定する。当該判定が肯定判定となった場合はこの三角形ABCは、角BACが直角な直角二等辺三角形であるので、True判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が肯定判定となる。
図5のステップ212では、この時点でZとしてセットされている中心座標の次にリストアップされている中心座標をZとしてセットしなおして、再びステップ206に戻る。このステップ206乃至ステップ212の処理は、12個の中心座標がリストアップされている場合は12回繰り返される。
その後、リストアップされている全ての中心座標がZとしてセットされてステップ206乃至ステップ212の処理が終了すると、ステップ214に移行して、Yの中心座標が次にリストアップされている値に変更され、再びステップ204に戻り、全ての中心座標が順次Zとしてセットされてステップ206乃至ステップ212の処理が繰り返される。
このようにしてリストアップされている全ての中心座標がYとしてセットされてステップ204乃至ステップ214の処理が終了すると、ステップ216に移行して、Xの中心座標が次にリストアップされている値に変更され、再びステップ202に戻り、全ての中心座標が順次Yとしてセットされてステップ204乃至ステップ214の処理が繰り返される。
これにより、リストアップされている全ての中心座標の組合せについて総当りでQRコードの位置要素パターンと仮定され、同一のQRコードを構成するか否かが判定されると、本QRコード検出処理が終了する。
これにより、メモリ38に格納されたX,Y,Zの組合せに基づいて、適宜QRコードを示す画像領域が特定され、当該画像領域の画像に基づいて復号処理が行われることになる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶手段に記憶しておき、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定し、特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出するので、画像データに含まれる複数の二次元バーコードを精度よく検出できる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、位置要素パターンの中心座標を線で結んでできる図形が直角二等辺三角形となる全ての組合せをQRコードの位置要素パターンの組合せとして検出する形態について説明したが、本第2の実施の形態では、予め入力された大きさの条件を満たすQRコードの位置要素パターンの組合せを検出する形態について説明する。
本第2の実施の形態では、検出するQRコードの大きさの条件として、読取画像領域の短辺の長さeに対するQRコード領域の一辺の長さの割合がN%以下のQRコードであることを予め入力可能であり、当該条件に基づいてQRコードの検出処理を実行するようになっている。
そこで、本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態における直角二等辺三角形判定処理(図6参照)に代えて、QRコードの大きさの条件を考慮した直角二等辺三角形判定処理が実行される。
図7には、QRコードの大きさの条件を考慮した直角二等辺三角形判定処理の流れが示されている。以下、同図を参照して本第2の実施の形態に係る直角二等辺三角形判定処理について説明する。
まず、ステップ240では、位置要素パターン52A,52B,52Cを線で結んで得られる三角形ABCの頂点座標に上記X,Y,Zにセットされた中心座標をそれぞれ代入し、次のステップ242では、直線AB,直線ACのなす角θを導出し、その後にステップ244に移行する。
ステップ244では、なす角θが略90度となっているか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、角BACが直角な直角二等辺三角形である可能性があるものと判断してステップ246に移行する。
なお、なす角θが略90度としたのは、読取精度に起因する中心座標の位置ずれが想定されるためであり、許容範囲は適宜設定し得る。
一方、ステップ244で否定判定となった場合は角BACが直角な三角形ではないため、False判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が否定判定となる。
ステップ246では、距離ABを導出し、次のステップ248では、導出した距離ABが閾値m(eのN%)よりも小さいか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、ステップ250に移行して、距離BCを導出し、その後にステップ252に移行する。
ステップ252では、導出した距離BCが閾値m(eのN%)よりも小さいか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、ステップ254に移行して、距離AB=BCか否かを判定する。当該判定が肯定判定となった場合はこの三角形ABCは、角BACが直角で、かつ、二等辺が閾値m以下の直角二等辺三角形であるので、True判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が肯定判定となる。
一方、ステップ248、ステップ252、ステップ254の何れかで否定判定となった場合は、この三角形ABCは、角BACが直角で、かつ、二等辺が閾値m以下の直角二等辺三角形ではないので、False判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が否定判定となる。
以上詳細に説明したように、本第2の実施の形態によれば、正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶手段に記憶しておき、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定し、特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出するので、画像データに含まれる複数の二次元バーコードを精度よく検出できる。
また、本第2の実施の形態によれば、前記中心を線で結んで得られる直角二等辺三角形のサイズを予め設定するようにし、当該サイズの条件を満たす直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとするので、画像データに含まれる複数の二次元バーコードをより高精度に検出できる。
(第3の実施の形態)
上記第2の実施の形態では、予め入力された大きさの条件を満たすQRコードの位置要素パターンの組合せを検出する形態について説明したが、本第3の実施の形態では、QRコードの大きさに代えて、読取画像領域に対する回転角度が所定の条件を満たすQRコードの位置要素パターンの組合せを検出する形態について説明する。
ここで、図8(A)〜(D)に示されるように、原稿が読み取り方向Rに対してどのような向きにセットされるかによって、得られる読取画像も異なる。同図(A)は、原稿画像の天地と読取画像の天地が一致する場合であり、この場合、読取画像に含まれるQRコード50は回転していない状態で読み取られていることになる。
また、図8(B)では、原稿が読取方向Rに対して90度回転して読み取られており、読取画像に含まれるQRコード50も90度回転して読み取られていることになる。
同様に、図8(C)では、原稿が読取方向Rに対して180度回転して読み取られており、読取画像に含まれるQRコード50も180度回転して読み取られていることになる。また、図8(D)では、原稿が読取方向Rに対して−90度回転して読み取られており、読取画像に含まれるQRコード50も−90度回転して読み取られていることになる。
このように、通常、複合機10では、QRコード50は、90度単位で回転して読み取られる可能性はあるものの、それ以外の例えば30度や100度などといった回転角度で読み取られることは考えにくい。
そこで、本第3の実施の形態では、読取画像領域Eに対する回転角度が上記(A)〜(Dの何れかである位置要素パターン52A,52B,52Cの組合せを検出するようにしている。
図9には、QRコードの回転角度の条件を考慮した直角二等辺三角形判定処理の流れが示されている。以下、同図を参照して本第3の実施の形態に係る直角二等辺三角形判定処理について説明する。
まず、ステップ260では、位置要素パターン52A,52B,52Cを線で結んで得られる三角形ABCの頂点座標に上記X,Y,Zにセットされた中心座標をそれぞれ代入し、次のステップ262では、三角形ABCの回転角度λを導出する。
ここで、回転角度λは、図8(A)に示す場合の頂点Aと頂点Bとを結ぶベクトルABを基準ベクトルとすると、当該基準ベクトルと実際にセットされた頂点座標を用いて導出したベクトルABとのなす角に相当する。
次のステップ264では、QRコード50の取りうる回転角度と実際の回転角度λとの角度差Pを導出し、その後にステップ266に移行する。本実施の形態では、QRコード50の取りうる回転角度は90度単位であると設定しているので、回転角度λを90度で除算したときの余りを角度差Pとしている。例えば、回転角度λが120度である場合、角度差Pは30度となる。
ステップ266では、角度差Pが所定値α(本実施の形態では3度)よりも小さいか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、ステップ268に移行する。なお、所定値αは、原稿の読取方向に対するズレを考慮して、自動原稿送り装置24等の精度や、一般にユーザが読取位置に原稿をセットする場合に発生するズレ等に応じて設定可能な値であり、実機を用いた実験や実機の仕様に基づくコンピュータシミュレーション等により得られた値を適用することができる。
一方、ステップ266で否定判定となった場合は、三角形ABCの頂点の座標としてセットされた座標が、同一のQRコード50の位置要素パターン52A,52B,52Cではないものと判断してFalse判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が否定判定となる。
すなわち、まず、回転角度が条件を満たすか否かを判定して、詳細に三角形か否かを判定する処理を実行する頂点A,B,Cの組合せを少なくしているので、処理時間を短縮して効率よくQRコードの検出が実行できる。
ステップ268では、直線AB,直線ACのなす角θを導出し、その後にステップ270に移行する。
ステップ270では、なす角θが略90度となっているか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、角BACが直角な直角二等辺三角形である可能性があるものと判断してステップ272に移行する。
なお、なす角θが略90度としたのは、読取精度に起因する中心座標の位置ずれが想定されるためであり、許容範囲は適宜設定し得る。
一方、ステップ270で否定判定となった場合は角BACが直角な三角形ではないため、False判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が否定判定となる。
ステップ272では、距離ABを導出し、次のステップ274では、距離BCを導出し、その後にステップ276に移行する。
ステップ276では、距離AB=BCか否かを判定する。当該判定が肯定判定となった場合はこの三角形ABCは、角BACが直角な直角二等辺三角形であるので、True判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が肯定判定となる。
一方、ステップ276で否定判定となった場合は、この三角形ABCは、角BACが直角であるものの、直角二等辺三角形ではないので、False判定となり、QRコード検出処理のステップ208(図5参照)が否定判定となる。
以上詳細に説明したように、本第3の実施の形態によれば、正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶手段に記憶しておき、原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定し、特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出するので、画像データに含まれる複数の二次元バーコードを精度よく検出できる。
また、本第3の実施の形態によれば、前記中心を線で結んで得られる直角二等辺三角形の読取画像データの天地方向に対する角度を予め設定し、当該角度の条件を満たす直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとするので、画像データに含まれる複数の二次元バーコードをより高精度に検出できる。
なお、上記各実施の形態に係る複合機10の構成(図1及び図2参照)は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なことはいうまでもない。
また、本実施の形態に係る処理の流れ(図5〜7及び図9参照)も一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明は、前記読取画像データにおいて二次元バーコードが存在する領域を予め設定するようにしてもよい。この場合、設定された領域の読取画像データのみを処理対象とすればよいので、処理時間の短縮を図ることができる。
また、前記読取画像データに含まれる二次元バーコードの個数を予め設定するようにしてもよい。この場合、予め設定された二次元バーコードの個数だけ直角二等辺三角形を検出した時点で処理を終了することも可能となり、処理時間の短縮を図ることができる。
さらに、QRコードのサイズ、回転角度、存在領域、個数の条件を適宜組み合わせて設定可能に構成することで、より高精度かつ迅速に二次元バーコードの検出を実行することが可能となる。
なお、QRコードのサイズ、回転角度、存在領域、個数等の条件については、原稿読取時に読み取る原稿に応じた条件をユーザーが操作部20を介して入力するように構成することができる。また、予め複合機10のメモリ38等に記憶して設定しておくこともできる。
なお、本第1〜第3の実施の形態では、本発明を複合機10に適用した形態について説明したが、本発明は複合機10に限定されるものではなく、複写機、スキャナ等の一般的な画像読取装置に適用することができることは言うまでもない。
実施の形態に係る複合機の外観図である。 実施の形態に係る複合機の電気的な構成の概略を示すブロック図である。 二次元バーコードの一例として、QRコードの構成を示す説明図である。 読取画像領域中に4つのQRコードが含まれている状態を示す模式図である。 QRコード検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る検出処理プログラムで実行される直角二等辺三角形判定処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る検出処理プログラムで実行されるQRコードの大きさの条件を考慮した直角二等辺三角形判定処理の流れを示すフローチャートである。 原稿の読み取り方向Rに応じた読取画像及びQRコードの状態を示す説明図である。 第3の実施の形態に係る検出処理プログラムで実行されるQRコードの回転角度の条件を考慮した直角二等辺三角形判定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 複合機
12 原稿読取部
14 画像形成部
16 用紙収容部
18 トレイ
20 操作部
22 原稿トレイ
24 自動原稿送り装置
26 原稿排出トレイ
30 CPU
32 読取制御部
34 通信制御部
36 画像形成制御部
38 メモリ
50 QRコード
52 位置要素パターン

Claims (6)

  1. 正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶手段に記憶しておき、
    原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定する工程と、
    特定した全ての画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出する工程と、
    を備えた二次元バーコードの検出方法。
  2. 前記中心を線で結んで得られる直角二等辺三角形のサイズを予め設定する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の二次元バーコードの検出方法。
  3. 前記中心を線で結んで得られる直角二等辺三角形の読取画像データの天地方向に対する角度を予め設定する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の二次元バーコードの検出方法。
  4. 前記読取画像データにおいて二次元バーコードが存在する領域を予め設定する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の二次元バーコードの検出方法。
  5. 前記読取画像データに含まれる二次元バーコードの個数を予め設定する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の二次元バーコードの検出方法。
  6. 正方形の二次元バーコードの位置及び角度を特定するために当該正方形の3隅に配置される位置要素パターンの明暗パターンを予め記憶した記憶手段と、
    原稿を読み取って得られた読取画像データに基づいて、前記明暗パターンと一致する全ての画像領域を特定する位置要素パターン特定手段と、
    前記特定手段により特定した前記画像領域のうち、中心を線で結んで得られる図形が直角二等辺三角形となる3つの画像領域をそれぞれ二次元バーコードの位置要素パターンとして、当該3つの位置要素パターンにより示される領域を二次元バーコードとして検出する検出手段と、
    を備えた二次元バーコードの検出装置。
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