JP2007085500A - 液圧装置 - Google Patents

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JP2007085500A
JP2007085500A JP2005277383A JP2005277383A JP2007085500A JP 2007085500 A JP2007085500 A JP 2007085500A JP 2005277383 A JP2005277383 A JP 2005277383A JP 2005277383 A JP2005277383 A JP 2005277383A JP 2007085500 A JP2007085500 A JP 2007085500A
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Katsunari Tsuzuki
克成 都築
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Shimadzu Corp
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Abstract

【課題】
電動モータや液圧ポンプの振動を減衰し、騒音を低減することのできる液圧装置を提供する。
【解決手段】
電動モータ13とこの電動モータ13により駆動される液圧ポンプ12とからなる内部構成部品と、液圧ポンプ12に供給する作動液Lを収容するタンク11と、内部構成部品はアダプタ14に取り付けられ、タンクシール17を介してタンク11に支持されると共に、タンク11の作動液Lを液圧ポンプ12に吸い込むサクションパイプ15の外周には作動液Lに対して摩擦抵抗を有する抵抗板18を取り付け、内部構成部品の振動を減衰する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば液圧システムの液圧源等に好適に使用される液圧装置に関する。
従来、図2に示すように、液圧システムの液圧源等に好適に使用される液圧装置として、電動モータ53や液圧ポンプ52からなる内部構成部品は、各種バルブを有したアダプタ54に保持され、このアダプタ54が弾性体であるタンクシール57を介して、タンク51に支持されていた。
また、タンク51内の作動液Lを液圧ポンプ52で吸い上げるために、サクションパイプ55が液圧ポンプ52からタンク51の底面近傍まで伸長されて設けられ、液圧ポンプ52の一部とともに作動液Lに浸けられていた。さらに、作動液Lをタンク51に戻すためのリターンパイプ56がアダプタ54に設けられ、作動液Lに浸けられていた。
ところで、この種の液圧装置は、電動モータ53の振動や液圧ポンプ52の脈動などを起因として騒音が発生しやすく、特に車載等された場合、このような騒音が住環境等へ悪影響を及ぼしかねない。
公技番号2004−507858
しかしながら、上記したとおり、振動の発生源である電動モータ53や液圧ポンプ52はそれらを保持するアダプタ54がタンクシール57を介してタンク51に支持されるだけでは振動の減衰効果は得られず、また、タンク51内の作動液に漬けられたサクションパイプ55及びリターンパイプ56や液圧ポンプ52の一部と作動液Lの間に発生する摩擦抵抗によっても、振動の減衰効果は得られなかった。
本発明は、電動モータや液圧ポンプの振動を減衰し、騒音を低減することのできる液圧装置を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも電動モータとこの電動モータにより駆動される液圧ポンプとからなる内部構成部品と、液圧ポンプに供給する作動液を収容するタンクと、内部構成部品を保持するアダプタが弾性体を介してタンクに支持されると共に、タンクに収容された作動液に浸漬されたパイプを介して作動液を液圧ポンプに吸い込む液圧装置において、前記内部構成部品の一部に、前記作動液に浸漬されるよう作動液に対して摩擦抵抗を有する抵抗部材を取り付け、前記内部構成部品の振動を減衰するよう構成したことを特徴とする。
さらに、前記抵抗部材は、前記パイプの外周に取り付けられたことを特徴とする。
本発明では、内部構成部品であり振動の発生源である電動モータや液圧ポンプの振動をタンク内の作動液の摩擦抵抗を利用して減衰し、騒音を低減することができる。特に車載等された場合でも、住環境等へ悪影響を及ぼす騒音が低減される。
以下に本実施例について図1を用いて述べる。
本実施例の液圧装置の基本構成としては、タンク11から作動液Lを吸い込み加圧して吐出する液圧ポンプ12と、液圧ポンプ12を駆動する電動モータ13と、作動液Lの圧力や流量などを調節する各種バルブ(図示省略)と、これら構成要素の取り付け部となるアダプタ14と、作動液を収容するタンク11と、タンク11から液圧ポンプ12へ作動液Lを吸い込む通路となるサクションパイプと15、作動液Lを供給した外部のアクチュエータ(図示省略)から戻ってきた作動液Lがタンク11へ戻る際の通路となるリターンパイプ16と、タンク11とアダプタ14との間のすき間を塞ぐと共に、アダプタ14をタンク11から浮かせて支持するゴムなどの弾性体からなるタンクシール17で構成される。このような構成は、従来の液圧装置と同様の構成となっている。
さらに、本実施例では、タンク11内で作動液Lに浸かったサクションパイプ15には、抵抗板18が取り付けられ、タンク11内の作動液Lとの摩擦が大きくなるよう構成されている。すなわち、サクションパイプ15には、振動の発生源である電動モータ13や液圧ポンプ12から振動が伝わるが、その振動が、サクションパイプ15に取り付けられた抵抗板18が作動液Lから受ける摩擦抵抗により減衰される。
なお、平面状の抵抗板18を使用する場合、振動方向に最も面積が大きい面が直交するように抵抗板18を構成することで大きな摩擦力が得られ、振動が効果的に減衰できる。
また、振動板18の枚数は1枚に限定する必要はない。本実施例では、液圧ポンプ12の回転軸の軸心に対して円周方向の振動が顕著である場合、軸心を含む複数の平面に合わせて抵抗板を設けることで効果的に振動を減衰できる。ただし、その枚数は不要な重量化を避けることを勘案して決める必要がある。
さらに、振動源の振動方向が複数存在する場合、それぞれの振動方向に対して面が直交するように複数の抵抗板18を取り付けても構わないし、一つの振動方向に対して大きな摩擦を得るために、その振動方向に面が直交する振動板18を平行して複数取り付けても構わない。
また、本実施例では、板状の抵抗板18を使用しているが、網目状のもの、多数のフィンが形成されたもの、多孔質ものものでもよく、また、全体の形状として、球状や立方体状のものでも構わない。
抵抗板18の取り付け位置として、本実施例では、サクションパイプに取り付けたが、液圧ポンプ12や電動モータ13等からなる振動源と一体化された部材、例えば液圧ポンプ12に、抵抗板18が作動液Lに浸かるように取り付けても構わない。
本発明の液圧装置を示す断面図 従来の液圧装置を示す断面図
符号の説明
11 タンク
12 液圧ポンプ
13 電動モータ
14 アダプタ
15 サクションパイプ
16 リターンパイプ
17 タンクシール
18 抵抗板
L 作動液

Claims (2)

  1. 少なくとも電動モータとこの電動モータにより駆動される液圧ポンプとからなる内部構成部品と、液圧ポンプに供給する作動液を収容するタンクと、内部構成部品を保持するアダプタが弾性体を介してタンクに支持されると共に、タンクに収容された作動液に浸漬されたパイプを介して作動液を液圧ポンプに吸い込む液圧装置において、前記内部構成部品の一部に、前記作動液に浸漬されるよう作動液に対して摩擦抵抗を有する抵抗部材を取り付け、前記内部構成部品の振動を減衰するよう構成したことを特徴とする液圧装置。
  2. 前記抵抗部材は、前記パイプの外周に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載された液圧装置。
JP2005277383A 2005-09-26 2005-09-26 液圧装置 Withdrawn JP2007085500A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008120410A1 (ja) 2007-03-28 2008-10-09 Riken エンドリデュプリケーション促進活性を有する遺伝子

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