JP2007085017A - 作業機械 - Google Patents

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哲士 ▲高▼岡
Tetsushi Takaoka
Masayoshi Nakajima
正義 中島
Hiroyuki Nishino
裕之 西野
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Abstract

【課題】簡単な構造変更により横荷重によるキャブの変形を防止できる作業機械を提供する。
【解決手段】キャブ後部の側面に隣接して横並び配置の位置にキャブ側支体としての門型プレート35を設置する。この門型プレート35は、作業装置15のブーム17を軸支するメインフレーム31の一対のブラケット部32からキャブ16の後部側面に沿ってキャブ上部の高さまで伸びるように立設した一対の縦板部36と、これらの縦板部36間に折曲形成した横板部37とを備えている。この門型プレート35の各縦板部36の下端は、一対のブラケット部32に一体形成された横板部38に溶接付けする。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャブの側面に作用する荷重に対する強度を向上させた作業機械に関する。
油圧ショベルなどの作業機械は、不整地、傾斜地などでも作業をするので、足場の悪い作業場では、下部走行体に対する上部旋回体の旋回角度、作業装置の作業姿勢およびバケット荷重などによっては横転するおそれもありうる。
そこで、この種の作業機械のオペレータを保護するキャブには、横転時のオペレータ保護空間を確保するためのキャブ強度が要求される。
特に、図5に示されるように、作業機械の横転時に、作業装置1とは反対側からキャブ2のルーフ部3の側面に対して横荷重Fが働いたときに、キャブ左右部にキャブ前部からキャブ上部にわたって配設された異形鋼管のフロントピラー4は、作業装置1のブーム5と干渉する位置にあるのに対して、キャブ後部のリアピラー6は、作業装置1のブーム5と干渉しない位置に配置されているため、フロントピラー4とブーム5との干渉位置7を支点として、メインフレーム8側にねじれ力Tが働き、変形しやすいので、十分なキャブ強度が要求される。
一方、キャブ後側にメインフレームから門型フレームを立設し、この門型フレームによりキャブ後部を拘束することで、キャブ強度の向上を図るものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−23718号公報(第4−5頁、図1−2)
このように、キャブ後側に門型フレームを立設するものは、その門型フレームを設置するために、メインフレームの構造や、他の機器類の配置を変更する大幅な構造変更の必要があり、コストもかかる問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、簡単な構造変更により横荷重によるキャブの変形を防止できる作業機械を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、機械本体と、機械本体に軸支されて前方へ突出された腕部を有する作業装置と、作業装置の腕部に隣接する側方にて機械本体に設置され機械本体および作業装置を操作するオペレータを保護するキャブと、キャブ後部の側面に隣接して横並び配置される位置で機械本体から立設されたキャブ側支体とを具備した作業機械である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の作業機械におけるキャブ側支体を、作業装置の腕部を軸支するメインフレームからキャブ後部の側面に沿ってキャブ上部の高さまで伸びる門型プレートとしたものである。
請求項1記載の発明によれば、作業装置とは反対側のキャブ側面に作業装置側への横荷重が作用した場合は、作業装置の腕部がキャブ前部の側面を支えるとともに、キャブ側支体がキャブ後部の側面を支えるため、キャブ全体に横荷重を分散させることが可能になり、キャブがキャブ前部と作業装置の腕部とが干渉する部分を支点にねじれ変形することを防止できる。特に、機械本体を構造変更することなく、キャブ側支体による簡単な構造変更により、横荷重によるキャブの変形を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、作業装置の腕部を軸支するメインフレームを利用してキャブ側支体としての門型プレートを取付けることで、門型プレートの取付を簡単にでき、また、門型プレートであるから、上方へ回動する作業装置の腕部との干渉を確実に防止できる。
以下、本発明を図1乃至図4に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図4は、作業機械としての油圧ショベル11を示し、その機械本体12が、下部走行体13と、この下部走行体13上に旋回可能に設けられた上部旋回体14とにより構成され、この機械本体12の上部旋回体14上に、掘削作業などに用いられる作業装置15が設置されるとともに、この作業装置15に隣接して、機械本体12の上部旋回体14上に、機械本体12および作業装置15を操作するオペレータを保護するキャブ16が設置されている。
作業装置15は、キャブ16の側方に隣接して配置された腕部としてのブーム17が、上部旋回体14により上下方向回動自在に軸支されてブームシリンダ17cにより回動され、このブーム17の先端にアーム18が回動自在に軸連結されてアームシリンダ18cにより回動され、このアーム18の先端にバケット19が回動自在に軸連結されてバケットシリンダ19cにより回動される。
図1乃至図3に示されるように、キャブ16は、キャブ前部から天井部にわたって左右部にそれぞれ配設された異形鋼管のフロントピラー21と、キャブ後部の左右部にそれぞれ配設されたリアピラー22とが接続され、左右のフロントピラー21間には、フロントヘッド部23を介して前窓(図示せず)および天窓24が設けられ、左右のリアピラー22間には、リアヘッド25、後窓26およびリアパネル27が設けられている。
機械本体12の上部旋回体14はメインフレーム31を備え、このメインフレーム31に一体に構成された一対のブラケット部32に、作業装置15の腕部としてのブーム17の基端軸受筒部33がピン34により回動自在に軸支されて、ブーム17は前方へ突出されている。一方、キャブ16は、作業装置15のブーム17に隣接する側方にてメインフレーム31上に設置されている。
キャブ後部の側面に隣接して横並び配置される位置でキャブ側支体としての門型プレート35が設置されている。この門型プレート35は、作業装置15のブーム17を軸支するメインフレーム31の一対のブラケット部32からキャブ16の後部側面に沿ってキャブ上部の高さまで伸びるように立設された一対の縦板部36と、これらの縦板部36間に折曲形成された横板部37とを備え、この門型プレート35の各縦板部36の下端は、一対のブラケット部32に一体形成された横板部38に溶接付けされている。
次に、この実施の形態の作用効果を説明する。
作業装置15とは反対側のキャブ側面に作業装置15側への横荷重Fが作用した場合、作業装置15のブーム17がキャブ前部のフロントピラー21の側面を支える支点39と、門型プレート35がキャブ後部のリアピラー22の側面を支える支点40とを有するため、これらのキャブ前後部の支点39,40により横荷重Fをキャブ16の全体に分散させることが可能になり、従来のようにキャブ16が支点39を中心にねじれ変形することを防止できる。
特に、作業装置15のブーム17を軸支する既存のメインフレーム31を利用してキャブ側支体としての門型プレート35を取付けることで、門型プレート35の取付を簡単にでき、この既存のメインフレーム31の一対のブラケット部32に溶接付けされた門型プレート35により、機械本体12を構造変更することなく、横荷重Fによるキャブ16の変形を簡易に防止できる。また、門型プレート35であるから、上方へ回動する作業装置15のブーム17との干渉を確実に防止できる。
本発明に係る作業機械の一実施の形態を示す要部の斜視図である。 同上作業機械の要部の側面図である。 同上作業機械の要部の背面図である。 同上作業機械の全体を示す側面図である。 従来の作業機械の斜視図である。
符号の説明
12 機械本体
15 作業装置
16 キャブ
17 腕部としてのブーム
31 メインフレーム
35 キャブ側支体としての門型プレート

Claims (2)

  1. 機械本体と、
    機械本体に軸支されて前方へ突出された腕部を有する作業装置と、
    作業装置の腕部に隣接する側方にて機械本体に設置され機械本体および作業装置を操作するオペレータを保護するキャブと、
    キャブ後部の側面に隣接して横並び配置される位置で機械本体から立設されたキャブ側支体と
    を具備したことを特徴とする作業機械。
  2. キャブ側支体は、作業装置の腕部を軸支するメインフレームからキャブ後部の側面に沿ってキャブ上部の高さまで伸びる門型プレートである
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機械。
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