JP2007084261A - エレベータ用調速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 形状をコンパクトにして機械室レスエレベータのように限られたスペースであっても全体の配置レイアウトを多様なものにすることのできる薄型のエレベータの調速機を提供すること。
【解決手段】 本発明のエレベータの調速機30には調速機ロープ6が巻き掛けられている。調速機30は、対向する一対の側板1aを有する基台1と、基台1の一対の側板1a間に延在して設けられ、各側板1aに軸受部40を介して回転自在に支持された回転軸3と、回転軸3に固定されるとともに、巻き掛けられた調速機ロープ6の動作に従い回転自在な調速機シーブ2と、調速機シーブ2の一側面に設けられ、作動爪13が取り付けられたフライウェイト8a、8bとを備えている。各軸受部40は一対の側板1a内側に配置され、一方の軸受部40外周に、軸受部40に対して回転可能で、かつフライトウェイト8a、8bの作動爪13に係合可能なラチェット部12を設けている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エレベータの調速機に係わり、とりわけコンパクトに形成することができ、機械室レスエレベータのように限られたスペースに設置した場合に、全体の配置レイアウトの多様化を図ることができる薄型の調速機に関する。
まず従来のエレベータの調速機30について図8及び図9により説明する。図8及び図9に示すように、従来のエレベータの調速機30は、調速機ロープ6が巻き掛けられるものである。このような調速機30は、対向する一対の側板1a、1aを有する基台1と、基台1の一対の側板1a、1a間に延在して設けられ、各側板1a、1aに軸受部40を介して回転自在に支持された回転軸3と、回転軸3に固定されるともに、巻き掛けられた調速機ロープ6の動作に従い回転自在な調速機シーブ2とを備えている。また、調速機シーブ2の側方に作動爪13を有するフライウェイト8が設けられ、基台1の側板1aと調速機シーブ2との間にフライウェイト8の作動爪13に係合可能なラチェット部12が調速機シーブ2と同軸に設けられている。このうち、各軸受部40は基台1の外部側方に配置されている(特許文献1参照)。
特開平06−001561号公報
ところで図8及び図9において、このように基台1の外部側方に調速機シーブ2を支持する軸受部40が設けられ、基台1の内部側方にラチェット部12が設けられた構造では、調速機30の幅が大きくなってしまい、調速機30の形状が大きくなり、機械室レスエレベータのような限られたスペースに調速機30を配置した場合、全体の配置レイアウトが限られたものになってしまう。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、形状をコンパクトにして機械室レスエレベータのように限られたスペースであっても全体の配置レイアウトを多様なものにすることのできる薄型のエレベータの調速機を提供することを目的とする。
本発明は、調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、対向する一対の側板を有する基台と、基台の一対の側板間に延在して設けられ、各側板に軸受部を介して回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固定されるとともに、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転自在な調速機シーブと、調速機シーブの一側面に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトとを備え、各軸受部は一対の側板内側に配置され、一方の軸受部外周に、軸受部に対して回転可能で、かつフライウェイトの作動爪に係合可能なラチェット部を設けたことを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、軸受部は、回転軸を支持する軸受と、この軸受の外方に配置される軸受箱とを有することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、軸受部は、内周側へのラチェット部の動きを規制する突出部を有することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、ラチェット部は、軸受部外周に摺動自在に設けられたラチェット受けと、ラチェット受けに固定されるラチェットとを有することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、ラチェット受けは、内周側へのラチェットの動きを規制する規制部を有することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、ラチェットに側方から当接するCリングをラチェット受け外周に設けることにより、ラチェット受けに対するラチェットの回転軸方向への動きを規制することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、ラチェットとラチェット受けには各々、第1溝と第2溝が設けられ、ラチェットの第1溝と、ラチェット受けの第2溝とが嵌合することによって、ラチェット受けに対するラチェットの回転軸方向への動きを規制することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明によれば、形状が薄型となるコンパクトな調速機を提供することができ、機械室レスエレベータのように限られたスペースに調速機を設置した場合に、全体の配置レイアウトを多様なものにすることができる。
第1の実施の形態
以下、本発明に係るエレベータの調速機30の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図6は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
まず図1により、エレベータの全体構造について述べる。図1に示すように、昇降路50内にエレベータの乗りかご24が上下方向に移動自在に配置され、昇降路50の上方にはエレベータの調速機30が配置されている。調速機30は後述のように調速機シーブ2を有し、この調速機シーブ2に調速機ロープ6が巻き掛けられており、調速機ロープ6は昇降路50の下方に設けられた下方シーブ23に巻き掛けられている。また昇降路50内にはエレベータの乗りかご24が昇降するようになっており、この乗りかご24の下部には非常止め装置25が設けられている。また、この乗りかご24の側方にはセフティリンク26が設けられており、このセフティリンク26を介して、調速機ロープ6は非常止め装置25に連結されている。また、乗りかご24の上方にはシーブ28が設けられており、このシーブ28には主ロープ22が巻き掛けられている。そして、この主ロープが巻上機(図示せず)により駆動されることにより、乗りかご24が昇降路50内を昇降する。
次に図2乃至図6によりエレベータの調速機30について詳述する。
図2に示すように、調速機30は、対向する一対の側板1a、1aを有する基台1と、基台1の一対の側板1a、1a間に延在して設けられ、各側板1a、1aに軸受部40を介して回転自在に支持された回転軸3と、回転軸3に固定されるともに、巻き掛けられた調速機ロープ6の動作に従い回転自在な調速機シーブ2とを備えている。
図2に示すように、各軸受部40は、一対の側板1a、1a内側に配置されており、回転軸3を支持する軸受5と、この軸受5の外方に配置される軸受箱4とから構成されている。各軸受箱4の内周側に、回転軸3に対して垂直な方向に突出する突出部4aが設けられている。この突出部4aは後述するラチェット部12の回転軸3方向への動きを規制するものである。
また図2及び図4に示すように、一方の軸受部40外周には、軸受部40に対して回転可能なラチェット部12が設けられている。このラチェット部12は、軸受部40外周に円周方向に摺動自在に設けられたラチェット受け12cと、ラチェット受け12cに固定されたラチェット12aとからなり、ラチェット12aには、歯31が設けられている。
ここで、図2及び図4に示すように、ラチェット受け12c外周には、ラチェット12aを収納する円周凹部12dが設けられている。この円周凹部12dの図5の左方(内周側)にはラチェット12aの回転軸3方向の動きを規制する規制部12gが設けられ、さらに円周凹部12dには図5の右方側方からラチェット12aに当接してラチェット12aを固定するCリング12bが嵌め込まれている。また、ラチェット受け12cの内周面には、軸受箱4の突出部4aを嵌め込むための切欠き32が設けられている。
また、図3及び図4に示すように、基台1には、駆動装置(図示せず)の電源を遮断し、駆動装置のブレーキ装置(図示せず)により乗りかご24が停止させるSW33が配置されており、このSW33にはSW33を駆動させるSWレバー34が回動可能に設けられている。
ここで図3は図2のIII方向からみた側方図であり、図4は図2のIV方向から見た側方図である。
また図3及び図6(a)(b)に示すように、調速機シーブ2の一側面に一対のフライウェイト8a、8bがピン51a、51bを介して取り付けられており、各フライウェイト8a、8bは、リンク9により連結されている。また図4及び図6(a)(b)に示すように、ラチェット部12は調速機シーブ2のフライウェイト8a、8bと反対側に設けられている。また図3乃至図6(a)(b)に示すように、フライウェイト8a、8bには、作動爪13及びSWカム35が連結されている。この作動爪13及びSWカム35は、フライウェイト8a、8bに調速機シーブ2を貫通して延びる連結部材(図示せず)を介して連結され、作動爪13及びSWカム35は調速機シーブ2のフライウェイト8a、8bと反対側、すなわちラチェット部12側に配置されている。ここで、図6(b)は図6(a)のVI−VI断面を上方から見た断面図である。
図6(a)に示したように、フライウェイト8a、8bは調速機シーブ2が回転すると、その遠心力によりピン51a、51bを中心に矢印Fに回動するが、図3及び図6(a)(b)に示したように、フライウェイト8aの端部8cと調速機シーブ2との間には、この遠心力に抗して、矢印F方向と反対側へフライウェイト8a、8bを付勢する平衡ばね10が設けられている。
さらに図4に示すように、基台1には、ピン36を中心に回転自在に取り付けられたアーム18が設けられており、アーム18にはピン37を中心に回転自在にシュー14が設けられている。このシュー14は調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押圧するものである。
図4に示すように、ラチェット部12には制御棒19が連結されており、制御棒19の端部には、ばね受け材17が設けられている。このばね受け材17の外周には、シュー14により調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押圧するためのロープ掴みばね15が設けられている。また、制御棒19とアーム18とは互いに略直行するようにして連結されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず図1乃至4を用いて、調速機30を設けたエレベータシステムの作用について説明する。
図1に示すように、乗りかご24の昇降に伴って調速機ロープ6が移動し、調速機ロープ6が巻き掛けられた調速機30の調速機シーブ2が回転する。このとき、図6(a)に示すように、フライウェイト8a、8bは調速機シーブ2とともに回転し、調速機シーブ2の回転によって遠心力を受ける。そして、乗りかご24の速度が所定値以上となると、図6(a)に示すように調速機シーブ2の回転による遠心力によって、平衡ばね10の弾性力に抗して調速機シーブ2に対してピン51a、51bを中心として矢印Fに回動し始める。この際フライウェイト8a、8bは、リンク9によって互いに同期して回動する。
さらに乗りかご24の速度が早くなり第一過速度(通常定格速度の1.3倍程度)になると、調速機シーブ2の回転による遠心力によって、上述したようにフライウェイト8a、8bが更に回動し(図6(a)参照)、フライウェイト8a、8bに取り付けられたSWカム35がSWレバー34に当接し、SWレバー34を回動させる(図3及び図4参照)。
このようにSWレバー34が回動することによりSW33が作動し、駆動装置(図示せず)の電源が遮断され、駆動装置のブレーキ装置(図示せず)により乗りかご24を停止させる力が働く。
しかしながら、主ロープ22が破断した場合など、SW33が作動し駆動装置のブレーキ装置が作動しても乗りかご24が止まらない場合には、乗りかご24が停止することなく下降し続け、乗りかご24の降下速度は加速していく。そして、乗りかご24の降下速度が第二過速度(通常定格速度の1.4倍程度)になると、調速機シーブ2の回転により発生する遠心力により、上述したようにフライウェイト8a、8bが更に回動し(図6(a)参照)、フライウェイト8a、8bに設けられた作動爪13がラチェット12の歯31と係合する(図4参照)。
これによりラチェット12が調速機シーブ2とともに回転し、制御棒19及び制御棒19の端部に設けられたばね受け材17がラチェット12の回転方向に引っ張られる。このことにより、ロープ掴みばね15が圧縮し、ロープ掴みばね15の反発力により、アーム18がピン36を中心として回転して、アーム18に設けられたシュー14が調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押し付けて、調速機ロープ6を押圧し、調速機ロープ6の動きを停止させる(図4参照)。このようにして調速機ロープ6の動きが停止されると、調速機ロープ6に連結され、かつ乗りかご24の側方に設けられたセフティリンク26が上方に引っ張られる。このようにセフティリンク26が上方へ引っ張られることにより、乗りかご24の下方に設けられた非常止め装置25が作動し、乗りかご24の下降を停止させる(図1参照)。
ところで図2乃至図4に示すように、調速機30の一対の軸受部40は、基台1の側板1a内部に設けられるとともに、ラチェット部12が一方の軸受部40外周に設けられている。他方、軸受部40やラチェット部12が基台1の側板1a外方には設けられていない。このため調速機30を全体として薄くコンパクトに形成することができ、機械室レスエレベータのように限られたスペースに調速機30を設置する場合であっても、調速機30を昇降路40の所定位置に配置することができ、全体の配置レイアウトを多様なものにすることができる。
また、図2及び図5に示すように、軸受部40の軸受箱4には回転軸3に垂直な方向に突出する突出部4aが設けられ、ラチェット部12のラチェット受け12cの内方(軸受箱4側)には、この突出部4aを嵌め込むための切欠き32が設けられている。このため、ラチェット部12のラチェット受け12cが、回転軸3に沿って調速機シーブ2の方向へ動くことを防止することができ、ラチェット部12を安定して設けることができる。
また、図2及び図5に示すように、ラチェット12aは、ラチェット受け12cの円周凹部12dに設けられた規制部12gと、ラチェット受け12cの外周に設けられたCリング12bとによって挟持されて設けられている。このため、ラチェット12aをラチェット受け12cに安定させて設けることができるので、ラチェット12aが面振れして動作不良を起こすことを防止することができる。また、ラチェット12aをラチェット受け12cにポンチ等を用いて固定する必要がないため、打刻によってラチェット受け12cの内径が狂ってしまうことを防止することができる。
第2の実施の形態
次に図7により本発明の第2の実施の形態について説明する。図7に示す第2の実施の形態は、ラチェット部12が、第1溝12eの設けられたラチェット12aと第2溝12fの設けられたラチェット受け12cとからなり、ラチェット12aの第1溝12eと、ラチェット受け12cの第2溝12fとが嵌合することによって、ラチェット12aがラチェット受け12cに固定された構造を有するものであり、他は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
図6に示す第2の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図2乃至図4に示すように、調速機30の一対の軸受部40は、基台1の側板1a内部に設けられるとともに、ラチェット部12が一方の軸受部40外周に設けられている。他方、軸受部40やラチェット部12が基台1の側板1a外方には設けられていない。このため調速機30を全体として薄くコンパクトに形成することができ、機械室レスエレベータのように限られたスペースに調速機30を設置する場合であっても、調速機30を昇降路40の所定位置に配置することができ、全体の配置レイアウトを多様なものにすることができる。
また、図2及び図6に示すように、軸受部40の軸受箱4には回転軸3に垂直な方向に突出する突出部4aが設けられ、ラチェット部12のラチェット受け12cの内方(軸受箱4側)には、この突出部4aを嵌め込むための切欠き32が設けられている。このため、ラチェット部12のラチェット受け12cが、回転軸3に沿って調速機シーブ2の方向へ動くことを防止することができ、ラチェット部12を安定して設けることができる。
また、図2及び図6に示すように、ラチェット12aの第1溝12eと、ラチェット受け12cの円周凹部12dに設けられた第2溝12fとが嵌合することによって、ラチェット12aがラチェット受け12cに固定されている。このため、ラチェット12aをラチェット受け12cに安定させて設けることができるので、ラチェット12aが面振れして動作不良を起こすことを防止することができる。また、ラチェット12aをラチェット受け12cにポンチ等を用いて固定する必要がないため、打刻によってラチェット受け12cの内径が狂ってしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態によると、第1の実施の形態のようにCリング12bを用いなくてもラチェット12aをラチェット受け12cに安定させて設けることができる。このため、Cリング12bを設ける製造工程を削減できるとともに、Cリング12bを用いない分だけ製造コストを削減することができる。
本発明による調速機を設けたエレベータシステムを示す概略図。 本発明による調速機の第1の実施の形態を示す正面断面図。 図2に示す調速機をIIIの方向からみた側方図。 図2に示す調速機をIVの方向からみた側方図。 第1の実施の形態におけるラチェット部を示す断面図。 第1の実施の形態におけるフライウェイトを示す概略図。 第2の実施の形態におけるラチェット部を示す断面図。 従来の調速機を示す正面断面図。 従来の調速機を示す側方断面図。
符号の説明
1 基台
1a 側板
2 調速機シーブ
3 回転軸
4 軸受箱
4a 突出部
5 軸受
6 調速機ロープ
8a、8b フライウェイト
12 ラチェット部
12a ラチェット1
12b Cリング
12c ラチェット受け
12d 円周凹部
12e 第1溝
12f 第2溝
13 作動爪
30 調速機
40 軸受部

Claims (7)

  1. 調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、
    対向する一対の側板を有する基台と、
    基台の一対の側板間に延在して設けられ、各側板に軸受部を介して回転自在に支持された回転軸と、
    回転軸に固定されるとともに、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転自在な調速機シーブと、
    調速機シーブの一側面に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトとを備え、
    各軸受部は一対の側板内側に配置され、
    一方の軸受部外周に、軸受部に対して回転可能で、かつフライウェイトの作動爪に係合可能なラチェット部を設けたことを特徴とするエレベータの調速機。
  2. 軸受部は、回転軸を支持する軸受と、この軸受の外方に配置される軸受箱とを有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの調速機。
  3. 軸受部は、内周側へのラチェット部の動きを規制する突出部を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの調速機。
  4. ラチェット部は、軸受部外周に摺動自在に設けられたラチェット受けと、ラチェット受けに固定されるラチェットとを有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの調速機。
  5. ラチェット受けは、内周側へのラチェットの動きを規制する規制部を有することを特徴とする請求項4記載のエレベータの調速機。
  6. ラチェットに側方から当接するCリングをラチェット受け外周に設けることにより、ラチェット受けに対するラチェットの回転軸方向への動きを規制することを特徴とする請求項4記載のエレベータの調速機。
  7. ラチェットとラチェット受けには各々、第1溝と第2溝が設けられ、
    ラチェットの第1溝と、ラチェット受けの第2溝とが嵌合することによって、ラチェット受けに対するラチェットの回転軸方向への動きを規制することを特徴とする請求項4記載のエレベータの調速機。
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