JP2007083696A - 合成樹脂粉粒体の除湿乾燥システム - Google Patents

合成樹脂粉粒体の除湿乾燥システム Download PDF

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Shigetsugu Nakamura
重嗣 中村
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Abstract

【課題】合成樹脂粉粒体を酸化させることなく除湿乾燥できる原料予備乾燥装置の提供。
【解決手段】原料が供給される開口部10、除湿エア注入口24、原材料が収納される胴体部12及び該胴体部の下面に連通し、下方に向かってその断面を減じ、最下端において原料供給管14に材料遮断シャッタ16を介して接続された下半部18が設けられた原料予備乾燥タンク26において、排気口20を有する蓋体22で開口部10を密閉できる構造とする。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は合成樹脂粉粒体の加熱乾燥材料、特にペレット状または粒状のプラスチック合成樹脂材料の乾燥方法およびその装置に関する。
プラスチックは吸湿性があるので、大気中に放置すると大気の温湿度により、0.数%から数%の水分を含有する。プラスチック成形機に供給されるプラスチック原料は通常ペレット状、すなわち粒状プッラスチック材料(以下単にペレットと称する。)として供給されるが、このペレットに規定以上の水分が含有されていると、加水分解を起こし、樹脂が劣化し、成形品の強度および靭性が劣化する。また、溶融樹脂の流動性が過剰化し、そのため金型内で過剰充填が起こり、バリの発生や形状不良等の問題が発生する。そのため、合成樹脂粉粒体を加熱乾燥するために、種々の提案がなされている。
特開2002−160218には「合成樹脂粉粒体の乾燥装置」が開示されており、この発明は、シュート内を落下して押出機又は射出成形機の原料ホッパ内に投入される合成樹脂粉粒体を乾燥するための装置であって、前記シュート内に、少なくとも外周に通気部を有する傘状の原料分散板を設置するとともに該原料分散板の下方からシュート内に乾燥空気を導入する乾燥空気導入手段と、前記原料分散板の上方から乾燥空気を排出する排気部とを設けている。
特開2000−198115には、「合成樹脂粉粒体の除湿乾燥方法及びその装置が」開示されているが、その請求項1には、「乾燥装置本体の供給口に、吸い込み空気とともに搬送される合成樹脂粉粒体を前記吸い込み空気と分離して受け」と記載されている。」
発明が解決しようとする課題
このように従来の技術では、合成樹脂粉粒体が除湿乾燥装置に達するまでに、十分な工程が設けられていないか、又は全く不十分である。例えば、前記特許文献1では、合成樹脂粉粒体がシュート内を落下して押出機又は射出成形機の原料ホッパ内に投入されるまで、相当時間外気にさらされることになり、乾燥に時間が掛かったり、乾燥が不充分となる。
また、特許文献2においては、乾燥すべき合成樹脂粉粒体は吸い込み空気とともに搬送されるが、この吸い込まれた空気とともに搬送され、乾燥装置に入れる際に、初めて吸い込み空気と分離されるので、その間における空気の吸い込みによる合成樹脂粉粒体の酸化は無視することができない。
本発明は合成樹脂粉粒体を成形機により加熱成形する際に、合成樹脂粉粒体を加熱する際に生ずる前記のごとき問題点を解決するためになされたものであって、原料である合成樹脂粉粒体を成形機に供給するに際して、合成樹脂粉粒体を酸化させることなく、効率よく除湿乾燥することのできる合成樹脂粉粒体の乾燥方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の原料予備乾燥タンクは、上面は原料が供給される開口部(10)が設けられ内部に原材料が収納される胴体部(12)と、該胴体部(12)の下面に連通し下方に向かってその断面を減じ最下端において原料供給管(14)に材料遮断シャッタ(16)を介して接続された下半部(18)と、排気口(20)を有し前記胴体部(12)の前記開口部(10)を密閉する蓋体(22)と、少なくとも一個の除湿エア注入口(24)を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の原料予備乾燥タンクは、請求項1に記載の原料予備乾燥タンク(26)において、前記タンクに設けられる前記除湿エア注入口(24)が前記原料タンクの胴体部(12)と、前記原料予備乾燥タンク(26)の前記下半部(18)の前記材料遮断シャッタ(16)の近傍に設けたことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の合成樹脂粉粒体の加熱乾燥システムは、前記原料予備乾燥タンク(26)内で予備乾燥された原料を前記原料予備乾燥タンク(26)の前記材料遮断シャッタ(16)を介して連結された輸送管(14)により輸送される。予備乾燥された原料が収納される胴体部(28)と、該胴体部(28)の下面に連通し下方に向かってその断面を減じる下半部(32)が最下端において真空用シャッタ(30)に連結されてなる予備乾燥原料供給ホッパ(34)と、
上部には前記予備乾燥原料供給ホッパ(34)から供給された予備乾燥原料が堆積される予備乾燥原料堆積空間(36)と、該空間の下方に連通して設けられた中部空間(38)には縦に分割し各分割部の上部には加熱媒体が流通する加熱管(40)を中心に加熱板(42)を多数接合した原料加熱部(44)が形成され、該加熱部(44)の下には落下する原料が下端に接続されたエアローダ(46)に連通する開口部に集合されるように設けた傾斜板(48)とで構成された原料除湿乾燥装置(50)と、
除湿乾燥した原料を成形機(50)の原料供給ホッパ(52)へ材料供給ホース(54)により輸送するエアローダ(46)と、
一端が前記原料除湿乾燥装置(34)の前記予備乾燥原料堆積空間(36)に取り付けられ中間にガス取用フィルタ(56)を介在させた吸引管(58)に接続された真空ポンプ(60)と、
前記原料供給用ホッパ(34)にダストフィルタ(62)を介して接続され、乾燥装置(28)または成形機(38)に取り付けられたレベルスイッチによる感知信号により、吸気または排気するローダブロワ(40)と、
で構成されることを特徴とする。
請求項1または請求項2の原料予備乾燥タンクは、蓋体(22)を取って上面開口部(10)から原料を投入した後直ちに蓋体(22)で密封するので、原料が外気にさらされる時間が極めて少なくなる。蓋体(22)には排気口(20)が設けられているので、除湿エア注入口(24)から除湿エアを注入すると外気は除湿エアに置換され、原料予備乾燥が進行する。
本発明の請求項3に記載の合成樹脂粉粒体の加熱乾燥システムでは、前記原料予備乾燥タンク(26)内で予備乾燥された原料を前記原料予備乾燥タンク(26)の前記材料遮断シャッタ(16)を介して連結された輸送管(14)により輸送される。予備乾燥された原料が収納される胴体部(28)と、該胴体部(28)の下面に連通し下方に向かってその断面を減じる下半部(32)が最下端において真空用シャッタ(30)に連結されているので、予備乾燥原料供給ホッパ(34)から、予備乾燥された原料がさらに乾燥される。
予備乾燥原料供給ホッパ(34)により予備乾燥された原料は、真空用シャッタ(30)を介して、原料供給ホッパ(52)へ流入する。原料供給ホッパ内では、予備乾燥原料堆積空間(36)、該空間の下方に連通して設けられた中部空間(38)、原料加熱部(44)を順次通過する間に原料は充分に加熱乾燥される。
図1に示すように、本発明の請求項1に記載の原料予備乾燥タンク(26)には、上面は原料が供給される開口部(10)が設けられ、内部に原材料が収納される胴体部(12)と、該胴体部(12)の下面に連通し、下方に向かってその断面を減じ最下端において原料供給管(14)に材料遮断シャッタ(16)を介して接続し、下半部(18)とで原料収納空間が形成されている。また、図2の原料予備乾燥タンク(26)平面図、図3の側面図に示すように、開口部(10)を密閉する蓋体(22)には、排気口(20)が設けられている。また、側面には除湿エア注入口(24)が設けられている。から除湿エアが注入され、原料予備乾燥タンク内の原料は酸化が防止されるとともに、緩やかな除湿乾燥が進行する。
原料除湿乾燥装置(53)上部には前記予備乾燥原料供給ホッパ(34)から供給された予備乾燥原料が堆積される予備乾燥原料堆積空間(36)と、該空間の下方に連通して設けられた中部空間(38)には縦に分割し各分割部の上部には加熱媒体が流通する加熱管(40)を中心に加熱板(42)を多数接合した原料加熱部(44)が形成され、該加熱部(44)の下には落下する原料が下端に接続されたエアローダ(46)に連通する開口部に集合されるように設けた傾斜板(48)とで構成されている。
前記原料除湿乾燥装置(34)の前記予備乾燥原料堆積空間(36)に取り付けられ、中間にガス取用フィルタ(56)を介在させた吸引管(58)に接続された真空ポンプ(60)と、前記原料供給用ホッパ(34)にダストフィルタ(62)を介して接続され、乾燥装置(28)または成形機(38)に取り付けられたレベルスィッチ(LES又はKS)による感知信号により、吸気または排気するローダブロワ(60)で構成される。なお、(66)は除湿ユニットであり、(68)は除湿エア供給管である。
本発明システムのフロー図である。 予備除湿装置の平面図である。 予備除湿装置の正面図である。
符号の説明
14 原料供給管
16 材料遮断シャッタ
20 排気口
22 蓋体
24 除湿エア注入口
26 原料予備乾燥タンク
34 予備乾燥原料供給ホッパ
44 加熱部
48 傾斜板
50 成形機
52 原料供給ホッパ
56 ガス取りフィルタ
60 真空ポンプ
62 ダストフィルタ
64 ローダブロワ

Claims (3)

  1. 上面は原料が供給される開口部(10)が設けられ内部に原材料が収納される胴体部(12)と、該胴体部(12)の下面に連通し下方に向かってその断面を減じ最下端において原料供給管(14)に材料遮断シャッタ(16)を介して接続された下半部(18)と、排気口(20)を有し前記胴体部(12)の前記開口部(10)を密閉する蓋体(22)と、少なくとも一個の除湿エア注入口(24)を設けた
    ことを特徴とする原料予備乾燥タンク(26)。
  2. 前記タンクに設けられる前記除湿エア注入口(24)が前記原料タンクの胴体部(12)と、前記原料予備乾燥タンク(26)の前記下半部(18)の前記材料遮断シャッタ(16)近傍に設けたことを特徴とする請求項1に記載の原料予備乾燥タンク(26)。
  3. 前記原料予備乾燥タンク(26)内で予備乾燥された原料を前記原料予備乾燥タンク(26)の前記材料遮断シャッタ(16)を介して連結された輸送管(14)により輸送される予備乾燥された原料が収納される胴体部(28)と、該胴体部(28)の下面に連通し下方に向かってその断面を減じる下半部(32)が最下端において真空用シャッタ(30)に連結されてなる予備乾燥原料供給ホッパ(34)と、
    上部には前記予備乾燥原料供給ホッパ(34)から供給された予備乾燥原料が堆積される予備乾燥原料堆積空間(36)と、該空間の下方に連通して設けられた中部空間(38)には縦に分割し各分割部の上部には加熱媒体が流通する加熱管(40)を中心に加熱板(42)を多数接合した原料加熱部(44)が形成され、該加熱部(44)の下には落下する原料が下端に接続されたエアローダ(46)に連通する開口部に集合されるように設けた傾斜板(48)とで構成された原料除湿乾燥装置(50)と、
    除湿乾燥した原料を成形機(50)の原料供給ホッパ(52)へ材料供給ホース(54)により輸送するエアローダ(46)と、
    一端が前記原料除湿乾燥装置(34)の前記予備乾燥原料堆積空間(36)に取り付けられ中間にガス取用フィルタ(56)を介在させた吸引管(58)に接続された真空ポンプ(60)と、
    前記原料供給用ホッパ(34)にダストフィルタ(62)を介して接続され、乾燥装置(28)または成形機(38)に取り付けられたレベルスィッチによる感知信号により、吸気または排気するローダブロワ(40)と、
    とで構成されることを特徴とする合成樹脂粉粒体の加熱乾燥粒子の乾燥システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006535A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Nakamura Kagakukogyo Co Ltd プラスチック材料供給システム
CN102950667A (zh) * 2011-08-23 2013-03-06 株式会社川田 减压烘干装置
CN106338195A (zh) * 2016-11-11 2017-01-18 湖南郴州粮油机械有限公司 谷物干燥室及谷物干燥机
CN107966001A (zh) * 2017-11-14 2018-04-27 佛山杰致信息科技有限公司 一种农业用稻谷风干装置
CN112146376A (zh) * 2020-09-14 2020-12-29 浦江凯瑞生物科技股份有限公司 一种肝素钠提纯用烘干设备

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