JP2007083494A - 積層体 - Google Patents

積層体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007083494A
JP2007083494A JP2005273849A JP2005273849A JP2007083494A JP 2007083494 A JP2007083494 A JP 2007083494A JP 2005273849 A JP2005273849 A JP 2005273849A JP 2005273849 A JP2005273849 A JP 2005273849A JP 2007083494 A JP2007083494 A JP 2007083494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biodegradable
laminate
adhesive layer
polyethylene terephthalate
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005273849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4684060B2 (ja
Inventor
Takamichi Azuma
孝通 東
Yoshio Misaki
美夫 三崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kishu Paper Co Ltd
Original Assignee
Kishu Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kishu Paper Co Ltd filed Critical Kishu Paper Co Ltd
Priority to JP2005273849A priority Critical patent/JP4684060B2/ja
Publication of JP2007083494A publication Critical patent/JP2007083494A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4684060B2 publication Critical patent/JP4684060B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】 耐熱性、ガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れた容器包装材等に好適に使用でき、且つ自然環境下で分解可能なシート状積層体を提供すること。
【解決手段】 パルプを主成分とする基材の少なくとも一方の面に、生分解性接着層と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層が順次積層される積層体であって、該生分解性接着層が脂肪族芳香族ポリエステル100重量部に対し、脂肪族ポリエステル5〜25重量部を混合してなる混合物からなることを特徴とする積層体を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自然環境下で分解可能な積層体に係り、特に、耐熱性、ガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れ容器包装材等に好適に使用できるシート状積層体に関する。
ポリエステル、ポリエチレン等の合成樹脂と紙とを積層した積層体は、耐熱性、耐水性、ガスバリア性、各種強度等に優れている為に従来より容器包装材やカード等、多くの分野に用いられている。これらの物品は、一般廃棄物として処理されるものが多いが、近年の廃棄物問題に挙げられる焼却工場の焼却処理能力の不足や、焼却時に発生する二酸化炭素による地球温暖化の問題、また埋立処理を行う場合にも環境汚染や埋立地の不足という問題があり、新規な廃棄方法若しくはリサイクルによる再資源化を求める声が強くなっている。こうした廃棄物処理方法を問題とする一方で、近年、ポリエステル、ポリエチレン等の合成樹脂の代替として生分解性樹脂が注目されている。生分解性樹脂は水中、土中などの自然環境下で分解するため、埋立処理を行う際にも環境負荷が少ない。また、焼却時の熱量や二酸化炭素発生量が従来の合成樹脂と比べて比較的低いとの報告もなされており、焼却処理を行った場合にも地球温暖化への影響を軽減できる可能性がある。
このような生分解性樹脂を用いた物品については多々あるが、容器包装材やカード物品等では、加工適性が良いこと等から紙と生分解性樹脂を積層した積層体が多く用いられている。このような積層体として、特開2003−11286号(特許文献1)には、紙、接着剤層、生分解性樹脂層の全ての層が生分解性を有し、接着剤層にポリ乳酸を用いた積層体が示されている。特開2000−301668号(特許文献2)には基材層の上に融点の異なる脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂をそれぞれ積層させた3層の積層体が示されている。
特開2003−11286号(請求項1及び2参照) 特開2000−301668号(請求項1及び2参照)
前述のような積層体での生分解性樹脂層は、連続した被膜状に紙層上に形成されており、積層体の機能としてガスバリア性や各種強度付与などの特性を与えている。これらの特性は、例えば積層体を容器包装材として用いた場合に有用な効果を発揮する。しかしながら、これらの積層体に用いられている脂肪族芳香族ポリエステルや脂肪族ポリエステル等の生分解性樹脂は、ガスバリア性や各種強度が十分ではなく、ポリエステル、ポリエチレン等の合成樹脂の代替として用いた場合には、使用用途が限られるという問題がある。
これらの問題を解決する方法としては、生分解性樹脂として各種特性に優れた生分解性ポリエチレンテレフタレートを用いるということが考えられる。耐熱性やガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れた生分解性ポリエチレンテレフタレートを用いて紙との積層体を形成すれば、様々な容器包装材に好適な積層体を得ることができる。
しかしながら、生分解性ポリエチレンテレフタレート樹脂は、各種特性に優れる一方で分子構造としての主鎖中に芳香族環を多く含むことから比較的融点が高くなることもあり、積層体の加工方法としては一般的である押出ラミネート法による加工が難しく、例えば基紙上に直接ラミネートを施してもラミネート強度が発現し難いという問題がある。そこで、生分解性ポリエチレンテレフタレートを用いて積層体を製造する場合には、押出ラミネート法以外の方法を用いて積層体を得ることが好ましく、例えば予めフィルム状に形成した生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルムを接着剤層を介して基紙と貼り合わせる方法などが挙げられる。この際、接着剤層を設ける方法としては、エマルジョン化した接着剤を基紙或いは生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗布してもよいし、接着剤層を押出ラミネート法にて基紙或いは生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム上に設けても良い。また、接着剤層をフィルム化して基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルムと共に熱圧着して積層体を得る方法もある。尚、樹脂層として生分解性樹脂を用いる積層体の場合には、積層体全体が生分解性能を有することに意味があるため、接着剤を用いる場合には生分解性接着剤を用いる必要があることは、言うまでもない。
本発明はこのような問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層とを生分解性接着剤層を介して積層したシート状積層体を得ることにあり、耐熱性、ガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れた容器包装材等に好適に使用でき、且つ自然環境下で分解可能なシート状積層体を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、積層体が基紙と生分解性接着剤層との間で剥離可能であり、廃棄処分の際に分別処理が可能なシート状積層体を提供することにある。
本発明の更に他の目的とするところは、加工中などに基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層とが剥離せず、形状安定性と加工適性に優れたシート状積層体を提供することにある。
本発明の他の目的並びに作用効果については、以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上記の目的を達成するために、本発明の積層体は、パルプを主成分とする基材の少なくとも一方の面に、生分解性接着層と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層を順次積層し、該生分解性接着層が脂肪族芳香族ポリエステル100重量部に対し、脂肪族ポリエステル5〜25重量部を混合してなる混合物とするものである。
ここで、「生分解性」とは、自然界、特に水中や土中において微生物が関与することにより最終的に二酸化炭素と水に分解されることを言う。
このような構成の積層体によれば、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層の接着強度が充分であり、積層体全体が生分解性能を有し、耐熱性、ガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れた容器包装材等に好適に使用できる積層体を得ることが可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記脂肪族芳香族ポリエステルがポリブチレンアジペート・テレフタレートであり、前記脂肪族ポリエステルがポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペートの何れか1種又はこれら2種の混合物であることが望ましい。
このような構成によれば、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度が十分に強い積層体を比較的容易に得ることが可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記脂肪族芳香族ポリエステルの融点が90〜120℃であり且つ前記脂肪族ポリエステルの融点が80〜130℃であることが望ましい。
このような構成によれば、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層の接着強度を維持したまま生分解性接着層と基紙との接着強度を比較的容易にコントロールすることが可能となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記生分解性接着層が延伸フィルム又は未延伸フィルムであり、前記基材と前記生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と共に熱圧着により積層して積層体を得ることが好ましい。
このような方法によれば、接着剤層の平滑性が比較的高い為、積層体としたときの生分解性ポリエチレンテレフタレート層の表面の面感が良く、手触りや外観に優れた積層体を得ることが可能となる。
本発明によれば、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層の接着強度が充分であり、積層体全体が生分解性能を有し、耐熱性、ガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れた容器包装材等に好適に使用できる積層体を得ることが可能である。
また、生分解性接着層を、ポリブチレンアジペート・テレフタレートと、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペートの何れか1種又はこれら2種の混合物とすることにより、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度を比較的容易に得ることが可能である。
また、生分解性接着層に融点が90〜120℃である脂肪族芳香族ポリエステルと融点が80〜130℃脂肪族ポリエステルを用いることにより、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層の接着強度を維持したまま生分解性接着層と基紙との接着強度を比較的容易にコントロールすることが可能となる。
さらに、生分解性接着層に延伸フィルム又は未延伸フィルムを用い、基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と共に熱圧着することにより、生分解性ポリエチレンテレフタレート層の表面の面感が良く、手触りや外観に優れた積層体を得ることが可能となる。
以下において、本発明の好適な実施の形態について述べるが、本発明は以下の記述で限定されるものではない。
先にも述べたように、本発明に係る積層体は、パルプを主成分とする基紙の少なくとも一方の面に、生分解性接着層と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層が順次積層される積層体であって、該生分解性接着層が脂肪族芳香族ポリエステル100重量部に対し、脂肪族ポリエステル5〜25重量部を混合してなる混合物からなるものである。本願において、基紙、生分解性接着層、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層の3層は何れも生分解性能を有す構成となっている。生分解性ポリエチレンテレフタレートとしては、例えば「バイオマックス」(デュポン社製)等がある。同商品は、従来容器包装材等に使用される非生分解性のポリエチレンテレフタレートと同等の特性を持つことが知られており、耐熱性やガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れている。このような優れた生分解性樹脂を用いて紙との積層体を形成すれば、様々な容器包装材に好適な積層体を得ることができる。
本発明において、生分解性接着層は、基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層とを接着する必要があり、どちらか一方との接着強度が弱いと目的とする積層体を得ることができない。生分解性樹脂層を有する積層体としては、積層体全体が生分解性能を持つことに意味があり、ここでの接着剤層も当然ながら生分解性の樹脂を用いる必要がある。しかしながら、生分解性樹脂は、ポリオレフィン系の非生分解性樹脂等に比べて接着性能に劣る場合が多く、特に生分解性接着剤で生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルムを十分に接着することは困難であり、結果的に積層体全体が生分解性能を有する積層体を得ることができなかった。そこで、本発明の積層体では、生分解性接着層として脂肪族芳香族ポリエステル100重量部に対し、脂肪族ポリエステル5〜25重量部を混合したものを用いることとした。生分解性接着層をこのような構成とすることにより、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度を確保でき、且つ基紙と生分解性接着層との接着強度も十分に確保できる。ここで、脂肪族芳香族ポリエステル100重量部に対する脂肪族ポリエステルの混合量が5重量部に満たない場合には、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度はある程度確保できるものの、長時間の連続加工時に安定した成膜性を確保できなかったり、基紙との接着強度が比較的得られにくい虞がある。また、脂肪族芳香族ポリエステル100重量部に対する脂肪族ポリエステルの混合量が25重量部を超えると、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層との充分な接着強度を得ることができない虞がある。
本発明において、生分解性接着層に用いる脂肪族芳香族ポリエステルとしては、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸との縮合物が挙げられる。脂肪族ポリエステルとしては、ポリ乳酸、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸との縮合物、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸とヒドロキシカルボン酸の共重合体、等が挙げられる。
ここで、脂肪族ジオールとしては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、等が挙げられる。脂肪族ジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、等が挙げられる。芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソフタル酸等が挙げられる。ヒドロキシカルボン酸としては、D−乳酸、L−乳酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、2−ヒドロキシ−n−酪酸、2−メチル乳酸、2−ヒドロキシカプロン酸等のヒドロキシカルボン酸、等が挙げられる。
これら脂肪族芳香族ポリエステルや脂肪族ポリエステルは、イソシアネート化合物などのカップリング剤を用いて高分子化したものでもよい。このような脂肪族芳香族ポリエステルとしては、ポリブチレンアジペート・テレフタレート、ポリブチレンサクシネート・アジペート・テレフタレート等が挙げられる。脂肪族ポリエステルとしては、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・カーボネート、ポリブチレンサクシネート・乳酸、ポリブチレンサクシネート・アジペート・乳酸、等が挙げられる。また、これらの脂肪族芳香族ポリエステル及び脂肪族ポリエステルは各々1種で用いてもよいし、2種以上を併用して用いても良い。
本発明の積層体においては、前述の脂肪族芳香族ポリエステルや脂肪族ポリエステルの中でも、脂肪族芳香族ポリエステルとしてはポリブチレンアジペート・テレフタレートを、脂肪族ポリエステルとしてはポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペートの何れか1種又はこれら2種の混合物を用いることが好ましい。
熱圧着による加工の際に生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度が満足できていない場合には、高い成形温度で処理を行うと冷却ロールや加圧ロールに生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層が取られてしまうなどの問題が生じる虞がある。本発明においては、脂肪族芳香族ポリエステルと脂肪族ポリエステルとを混合してなる生分解性接着剤を用いることにより、加工上、比較的安定した成形温度で生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度を容易に得ることが可能となる。尚、これらの脂肪族芳香族ポリエステル及び脂肪族ポリエステルとして市販品で例を挙げると、脂肪族芳香族ポリエステルとしては「エコフレックス」(ポリブチレンアジペート・テレフタレート/BASF社製)、脂肪族ポリエステルとしては「ビオノーレ#1001」(ポリブチレンサクシネート/昭和高分子株式会社製)、「ビオノーレ#3001」(ポリブチレンサクシネート・アジペート/昭和高分子株式会社製)などが考えられる。
また、本発明の積層体においては、脂肪族芳香族ポリエステルの融点が90〜120℃であり、且つ脂肪族ポリエステルの融点が80〜130℃であることが好ましい。本発明の積層体は、基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層とを積層するものであって、積層体全体が生分解性能を有することから廃棄した際の環境負荷が比較的少ないが、積層体を廃棄する際に紙部と樹脂部に分別することができれば尚良い。紙部と樹脂部とを分離するには、基紙と生分解性接着層との間で剥離可能となるよう接着強度をコントロールすればよく、これは主に熱圧着を行う際の成形温度などの加工条件によってコントロールすることができる。一般的には成形温度を上げれば接着強度は強くなり、成形温度を下げれば接着強度は弱くなる傾向にあり、これは基紙と生分解性接着層との接着強度のみではなく、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度も同様である。
本発明の積層体を製造する際には、成形温度等の加工条件は各層間の接着強度を満足するよう適宜変更すればよいが、脂肪族芳香族ポリエステルの融点が90〜120℃の範囲であり、且つ脂肪族ポリエステルの融点が80〜130℃の範囲内であれば生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度を十分に得つつ、基紙と生分解性接着層との接着強度を比較的容易にコントロールできる。脂肪族芳香族ポリエステル及び脂肪族ポリエステルの融点が上記範囲を下回ると、基紙と生分解性接着層との接着強度が強くなりすぎ、結果的に積層体の紙部と生分解性樹脂部とを剥離分離することが難しい。脂肪族芳香族ポリエステル及び脂肪族ポリエステルの融点が上記範囲を上回る場合には、基紙と生分解性接着層との接着強度を満足させるためには成形温度を高くしなければならないが、成形温度が高すぎると生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層が冷却ロールや加圧ロールに取られたりするなどの問題が生じやすくなり、安定した成形が行いにくくなる。従って、脂肪族芳香族ポリエステルの融点が120℃以上、もしくは脂肪族ポリエステルの融点が130℃以上の場合には、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着剤層との接着強度と、加工適性とを共に満たす成形温度の範囲は狭くなり、結果的に基紙と生分解性接着層の接着強度を様々にコントロールすることが難しくなる。
基紙部と生分解性樹脂部とを剥離分離するためには、基紙と生分解性接着剤層との接着強度が45〜200gf/25mm巾の範囲であることが好ましい。基紙と生分解性接着剤層との接着強度が45gf/25mm巾を下回ると、接着強度が低いため断裁などの加工時に紙部と生分解性樹脂部との剥離分離が生じてしまう虞がある。また、基紙と生分解性接着剤層との接着強度が200gf/25mm巾を超えると、接着強度が強くなりすぎて紙部と生分解性樹脂部を剥離分離することが困難となり、仮に分離できたとしても基紙の層間破壊が生じるなどして綺麗に剥離分離できない。
本発明の積層体に用いる生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルムとしては特に制限するものではなく、ポリエチレンテレフタレート・サクシネート、ポリエチレンテレフタレート・アジペート等をフィルム化したもの等を適宜選択して使用できる。このような生分解性ポリエチレンテレフタレートとしては、例えば市販品の「バイオマックス#4026」(ポリエチレンテレフタレート・サクシネート/デュポン社製)などが挙げられる。生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルムとしては、2軸延伸フィルム等の延伸フィルムが好適に用いることができる。フィルムの厚みとしては特に限定するものではないが、積層体としたときの各種物性、特に生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層として特性に優れるガスバリア性、防湿性、等を考慮すれば10〜30μmの厚みのものが好ましい。
本発明の積層体の加工方法としては、エマルジョン化した生分解性接着剤を基紙或いは生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗布する、或いは押出ラミネート法にて基紙或いは生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム上に生分解性接着層を設け、熱圧着により各層を積層させる、などの方法が考えられる。しかしながら、エマルジョンを塗布する方法や押出ラミネート法にて生分解性接着層を設ける方法では生分解性接着層に気泡が生じたりして外観が悪くなったり、積層体としたときの生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層表面の面感が悪くなる場合がある。また、予め生分解性接着層を設けた基紙或いは生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルムを保管することが必要となる場合、これを巻き取ったロール状態で保管すると、生分解性接着層が原因となってブロッキングが生じ、加工時に繰り出した際、ブロッキング現象による各層の破壊が生ずる可能性がある。更にはエマルジョン化した生分解性接着剤中の添加剤が他層に転移するなどする可能性があり、例えば食品包装用途の包装材には使用できなくなるなど積層体の使用用途が制限される可能性がある。このため、本発明においては、生分解性接着層を延伸フィルム又は未延伸フィルムとし、基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と共に熱圧着により積層することが最も好ましい。
本発明の積層体においては、生分解性接着層として生分解性接着剤を延伸フィルム又は未延伸フィルムとしたものを用い、基紙と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と共に熱圧着により積層することが好ましい。このような方法によれば、積層体としたときの生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層表面の面感に優れ、エマルジョンや押出ラミネート法にて生分解性接着層を設けた際の不具合を回避できる。生分解性接着層をフィルムとした際の厚みとしては特に限定するものではないが、安定したフィルム形成や各層との接着強度の保持を考慮すると、10〜30μmの厚みとすることが好ましい。各層を熱圧着させる方法としては、少なくとも生分解性接着層に使用する樹脂の融点よりも高い温度で加圧接着すればよい。
本発明の積層体に用いる基紙としては、パルプを主成分とするものであれば特に制限はなく、例えばクラフト紙、上質紙、色上質紙、フォーム用紙、純白ロール紙、板紙、ダンボール、等を用いることができる。またアート紙、コート紙等の塗工紙やその他特殊紙に関しても使用可能であるが、合成高分子を主な素材とする合成紙等を使用すると、本発明の目的である積層体全体が生分解性能を有することを阻害することとなるので選定が必要となる。基紙の厚みとしては特に制限するものではなく、積層体としての使用用途に合わせて適宜好ましいものを用いればよい。更に、本発明の積層体は容器包装材に用いることが可能であるが、その際に遮光性を要求される場合は、基紙に遮光性の高いものを用いてもよい。例えば黒色の色上質紙や不透明度の高い板紙等を好適に用いることが可能である。
本発明に係る積層体の断面構造の一例が、図1に示されている。図1〜3において、1は基紙、2は生分解性接着層、3は生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層である。尚、同図において各層の厚みは実際の厚みと必ずしも比例するものではない。本積層体において、基紙1、生分解性接着層2、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層3は、いずれも生分解性能を有す構成となっている。
図1(a)には、本発明に係る積層体の基本的な構成例が示されている。基紙1の片面に生分解性接着層2を介して生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層を設けたことにより、耐熱性・ガスバリア性等に優れ、しかも生分解性を有する積層体を得ることが出来る。このような構成の積層体は、包装紙などに好適である。また、基紙1として、遮光性の高い紙や柄の印刷された紙等を用いたり、目的に応じて耐水層、耐油層、イージーピール層等を設けることにより、更に用途を広げることが可能である。
図1(b)には、本発明に係る遮光性包装体の別の構成例が示されている。基紙1の両面に生分解性接着層2を介して生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層を設けたことにより、耐熱性・ガスバリア性等に非常に優れ、しかも生分解性を有する積層体を得ることが出来る。このような構成の積層体は、食品包装容器などに好適である。図1(a)の場合と同様に、基紙1として、遮光性の高い紙や柄の印刷された紙等を用いたり、目的に応じて耐水層、耐油層、イージーピール層等を設けることにより、更に用途を広げることが可能である。
[用途について]
本発明に係る積層体は、様々な製品の包装に用いることができる。例えば、本発明に係る積層体を用いて形成した蓋体の加工例が図2に示されている。同図において、11はカップ状包装体、12はカップ状包装体の蓋部、13はカップ状包装体の本体部、14はカップ状包装体、15はカップ状包装体の蓋部、16はカップ状包装体の本体部である。このようなカップ状容器は、カップラーメン、スープ等の汁物、ヨーグルト、ゼリー等の半固形物等の包装(収納)に適しており、カップ状容器の蓋体には、カップ状容器の開口部を密封するという機能が求められている。本発明に係る積層体を用いてカップ状容器の蓋体を形成する場合には、遮光層、耐水層、イージーピール層などを設けることが望ましく、基紙の厚みも目的に応じて適宜調整することが好ましい。
本発明に係る積層体を用いて形成した袋状容器の加工例が図3に示されている。同図において、17は袋状包装体、18は開口部の留め具(及び留め紐)、19は袋状包装体の本体部、20は袋状包装体、21は袋状包装体の開口部、22は袋状包装体の本体部である。このような袋状容器は、スナック菓子の包装、カレー等のレトルト食品の包装、シャンプーや洗剤の詰め替え用包装、フィルムや紙の包装など様々な用途に用いることができる。食品の包装用途に用いる場合には、耐油性、耐水性等を付与することが好ましい。
本発明に係る積層体を用いて形成した箱状容器の加工例が図4に示されている。同図において、23は箱状包装体、24は箱状包装体の蓋部、25は箱状包装体の本体部、26は箱状包装体、27は箱状包装体の蓋部、28は箱状包装体の本体部である。このような箱状容器は、食品の外箱、薬剤の外箱、フィルムの外箱など、固形商品の包装に適している。
以下に本発明に係わる積層体の実施例について具体的に説明するが、これによって本発明が限定されるものではない。尚、実施例中の部及び%は、断らない限り乾燥重量部及び重量%を示す。
<実施例1>
ポリブチレンアジペート・テレフタレート(エコフレックス/BASF社製/融点110℃)を100重量部とポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)15重量部を混合し、140℃で溶融させ、インフレーション法で厚さ25μmのフィルムを得た。得られたフィルムを生分解性接着層とし、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層としてポリエチレンテレフタレート・サクシネート(バイオマックス#4026/デュポン社製)の2軸延伸フィルム(厚さ20μm)、基紙として晒クラフト用紙80g/m2(紀州製紙株式会社製)を用い、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層/生分解性接着層/基紙の順に順次積層し、温度125℃、線圧4.5kgf/cmで熱圧着し、積層体を得た。
<実施例2>
実施例1において、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)を5重量部となるように混合した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<実施例3>
実施例1において、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)を25重量部となるように混合した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<実施例4>
実施例1において、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)をポリブチレンサクシネート・アジペート(ビオノーレ#3001/昭和高分子株式会社製/融点95℃)に変更した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<実施例5>
実施例1において、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)をポリブチレンサクシネート・乳酸(GSPla/三菱化学株式会社製/融点86℃)に変更した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<実施例6>
実施例1において、温度110℃、線圧4.5kgf/cmで熱圧着した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<実施例7>
実施例3において、温度110℃、線圧3.5kgf/cmで熱圧着した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<実施例8>
ポリブチレンアジペート・テレフタレート(エコフレックス/BASF社製/融点110℃)を100重量部とポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)15重量部を混合し、140℃で溶融させ、生分解性接着層とする樹脂を得た。得られた樹脂を、基紙とする晒クラフト用紙80g/m2(紀州製紙株式会社製)上に、Tダイ式溶融押出機にて加工温度170℃で20μmの厚さとなるようコーティングした。得られた2層の積層体を24時間シーズニングした後、生分解性接着層表面側に、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層とするポリエチレンテレフタレート・サクシネート(バイオマックス#4026/デュポン社製)の2軸延伸フィルム(厚さ20μm)を重ね、温度125℃、線圧4.5kgf/cmで熱圧着し、積層体を得た。
<比較例1>
実施例1において、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)を3重量部となるように混合した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<比較例2>
実施例1において、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)を30重量部となるように混合した以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<比較例3>
実施例1において、ポリブチレンアジペート・テレフタレート(エコフレックス/BASF社製/融点110℃)単独で得られたフィルムを生分解性接着層とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
<比較例4>
実施例1において、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ#1001/昭和高分子株式会社製/融点100℃)単独で得られたフィルムを生分解性接着層とした以外は実施例1と同様にして積層体を得た。
各実施例及び比較例の接着剤組成、加工条件、物性評価結果が図5に示されている。同図中に示されているPBAT、PBS、PBSA、PBSLは、それぞれ以下の化合物である。
PBAT:ポリブチレンアジペート・テレフタレート
PBS:ポリブチレンサクシネート
PBSA:ポリブチレンサクシネート・アジペート
PBSL:ポリブチレンサクシネート・乳酸
[加工条件]
生分解性ポリエチレンテレフタレート層と、生分解性接着層と、基紙とを順次積層し熱圧着する際の、温度と線圧を示した。
[接着強度]
25mm幅に切り取ったサンプル片を90°(T型剥離)で剥離し、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層(樹脂層間)、及び生分解性接着層と基紙(樹脂基紙層間)の界面で剥離し、剥離強度を測定した。尚、表中の完全接着とは各層の界面で剥離せず、剥離強度を測定できなかった事を意味する。
[生分解性]
5cm角に切り取ったサンプル片を堆肥混合土中に埋めて、6ヶ月後の掘り出したサンプル片について、分解が認められるか否かを確認した。
[面感]
積層体の外観を感応試験にて評価した。
○:生分解性接着層に気泡が生じておらず、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層表面の外観が良い。
×:生分解性接着層に気泡が確認でき、生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層表面の外観が悪い。
表1から明らかなように実施例1〜8では生分解性ポリエチレンテレフタレート層と生分解性接着層が完全に接着しており、且つ生分解性接着層と基紙との接着強度も十分である積層体を得ることができた。生分解性の評価においても何れの積層体も分解を確認することができた。また、実施例6,7では生分解性接着層と基紙とを比較的容易に剥離することが可能となり、廃棄する際に樹脂部と紙部を分別することができる積層体を得ることができた。実施例8の積層体は実施例1〜7の積層体と比べて、やや面感に劣るものとなった。比較例1,3では生分解性ポリエチレンテレフタレート層と生分解性接着層の接着強度は十分であったが、生分解性樹脂層の成膜性が悪く、安定して積層体を得ることができず、また生分解性接着層と基紙との接着強度が得られにくい傾向があり、比較例3においては十分な接着強度が得られなかった。比較例2,4では生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と生分解性接着層との接着強度が十分に得られない結果となった。
以上述べたように、本発明によれば、耐熱性、ガスバリア性、強度適性等、各種特性に優れた容器包装材等に好適に使用でき、且つ自然環境下で分解可能なシート状積層体を提供可能となる。
本発明に係る積層体の断面構造の一例を模式的に表す図である。 本発明に係る積層体の使用例(その1)である。 本発明に係る積層体の使用例(その2)である。 本発明に係る積層体の使用例(その3)である。 実施例及び比較例の組成、評価結果等を表した図表である。
符号の説明
1 基紙
2 生分解性接着層
3 生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層
11 カップ状包装体
12 カップ状包装体の蓋部
13 カップ状包装体の本体部
14 カップ状包装体
15 カップ状包装体の蓋部
16 カップ状包装体の本体部
17 袋状包装体
18 留め具
19 袋状包装体の本体部
20 袋状包装体
21 開口部
22 袋状包装体の本体部
23 箱状包装体
24 箱状包装体の蓋部
25 箱状包装体の本体部
26 箱状包装体
27 箱状包装体の蓋部
28 箱状包装体の本体部

Claims (4)

  1. パルプを主成分とする基材の少なくとも一方の面に、生分解性接着層と生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層が順次積層される積層体であって、該生分解性接着層が脂肪族芳香族ポリエステル100重量部に対し、脂肪族ポリエステル5〜25重量部を混合してなる混合物からなることを特徴とする積層体。
  2. 前記脂肪族芳香族ポリエステルがポリブチレンアジペート・テレフタレートであり、前記脂肪族ポリエステルがポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペートの何れか1種又はこれら2種の混合物であることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
  3. 前記脂肪族芳香族ポリエステルの融点が90〜120℃であり且つ前記脂肪族ポリエステルの融点が80〜130℃である請求項1又は2に記載の積層体。
  4. 前記生分解性接着層が延伸フィルム又は未延伸フィルムであり、前記基材と前記生分解性ポリエチレンテレフタレートフィルム層と共に熱圧着により積層されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の積層体。
JP2005273849A 2005-09-21 2005-09-21 積層体 Expired - Fee Related JP4684060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273849A JP4684060B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273849A JP4684060B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007083494A true JP2007083494A (ja) 2007-04-05
JP4684060B2 JP4684060B2 (ja) 2011-05-18

Family

ID=37970981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005273849A Expired - Fee Related JP4684060B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4684060B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078845A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ調理用袋
JP2009078846A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ調理用袋
GB2475727A (en) * 2009-11-27 2011-06-01 Power Source & Associates Corp A paper-made container
JP2013515634A (ja) * 2009-12-28 2013-05-09 エスケー ケミカルズ カンパニー リミテッド 装飾物質を含む熱可塑性成形製品
KR102321693B1 (ko) * 2020-12-30 2021-11-03 하호 압착 가열에 의해 자체밀봉이 가능한 적층시트 및 이를 이용한 친환경 포장재

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021257294A1 (en) 2020-06-19 2021-12-23 Proampac Holdings Inc. Recycle-ready retortable laminated polyester-based gusseted pouches

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011286A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Toppan Printing Co Ltd 積層体
JP2004506773A (ja) * 2000-08-11 2004-03-04 ビオ−テック ビオロギッシェ ナトゥーアフェアパックンゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング  ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 生分解可能なポリマーブレンド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506773A (ja) * 2000-08-11 2004-03-04 ビオ−テック ビオロギッシェ ナトゥーアフェアパックンゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング  ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 生分解可能なポリマーブレンド
JP2003011286A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Toppan Printing Co Ltd 積層体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078845A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ調理用袋
JP2009078846A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ調理用袋
GB2475727A (en) * 2009-11-27 2011-06-01 Power Source & Associates Corp A paper-made container
JP2013515634A (ja) * 2009-12-28 2013-05-09 エスケー ケミカルズ カンパニー リミテッド 装飾物質を含む熱可塑性成形製品
US9662868B2 (en) 2009-12-28 2017-05-30 Sk Chemicals Co., Ltd. Thermoplastic molded product comprising a decorative material
KR102321693B1 (ko) * 2020-12-30 2021-11-03 하호 압착 가열에 의해 자체밀봉이 가능한 적층시트 및 이를 이용한 친환경 포장재

Also Published As

Publication number Publication date
JP4684060B2 (ja) 2011-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1369227B1 (en) Biodegradable bags for packing foods available in high-speed production
CA2792395C (en) Heat-sealable biodegradable packaging material, a method for its manufacture, and a product package made from the material
JP5092521B2 (ja) 多層積層フィルム
JP4684060B2 (ja) 積層体
JP2010536677A (ja) 軟質包装複合材料
WO2005092737A1 (ja) パッケージおよびその製造方法
KR20090086132A (ko) 열수축성 필름, 그리고 이 열수축성 필름을 사용한 성형품, 열수축성 라벨, 및 이 성형품을 사용한, 또는 이 라벨을 장착한 용기
JP5092389B2 (ja) バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム
JP5632118B2 (ja) バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム
JP2008221733A (ja) バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム
JP5003222B2 (ja) バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム
JP2005330332A (ja) 脂肪族ポリエステル組成物、それからなるフィルム及び積層フィルム。
JP2008155438A (ja) バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム
JP2004098321A (ja) 生分解性を有する積層包装材料
JP2004217289A (ja) 生分解性ブリスターパック
JP2007320571A (ja) 包装体
JP2007320054A (ja) イ−ジ−ピ−ルシ−ラント
JP2006001574A (ja) 電池用パッケージおよびその製造方法
JP5309456B2 (ja) バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム
JP5220562B2 (ja) 複合フィルム、該フィルムを用いた深絞り包装用底材及び深絞り成形容器
JP2008087181A (ja) 易開封性積層フィルム、ラミネートフィルム、及び蓋材
JP2008265115A (ja) 多層積層フィルム
JP5003221B2 (ja) バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム
JP4987110B2 (ja) 脂肪族ポリエステル組成物、それからなるフィルム及び積層フィルム
JP2002254584A (ja) 生分解性積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4684060

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees