JP2007081801A - 歪補償装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 周波数特性に起因する振幅差や位相差により発生していた送信信号の残留成分を取り除き、歪レベル検出を最適に行う歪補償装置を提供する。
【解決手段】入力信号を2つに分配する第一の分配部と、増幅器出力信号を2つに分配する第二の分配部と、前記増幅器出力信号と同振幅の逆位相信号を生成する変換信号生成部と、周波数特性に起因する振幅差分および位相差分を補正する周波数特性補正部と、周波数特性が補正された信号と前記増幅器の出力信号とを合成する合成部と、前記合成部の出力信号より歪信号のレベルを検出する歪信号レベル検出部と、前記歪レベル検出信号に基づいて、前記歪信号のレベル及び残留送信信号レベルが最小になるように、前記周波数特性補正部の動作を制御する制御部と、を具備することを特徴とする構成を採る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波信号増幅装置の入出力特性の非線形性により生じる歪信号を抑圧する歪補償装置に関するものである。
従来の歪補償装置の構成を図14に示す。
図14に示すように、従来の歪補償装置は、入力信号が入力される入力端子109と、入力信号を増幅して増幅信号を出力する増幅器100と、出力信号が出力される出力端子110と、増幅器100で発生する歪成分の抑圧に用いられる歪補償部101とを具備している。
この従来の歪補償装置の動作を図15を用いて示す。
図15は図14のキャリア信号及び歪信号の周波数特性を示したものである。図15に示すように、増幅器100の入出力の非線形増幅特性により、相互変調歪(以下、歪)信号H1,H2が発生する。歪補償部101は増幅器100の歪信号H1,H2に対し、同じ振幅で且つ逆位相特性の歪信号成分H’1,H’2を増幅器の前段部にて発生させ、その信号を増幅器に入力することで、歪のベクトル合成により歪を抑圧することに用いられている。
さらに歪信号の抑圧を最大限に調整し、その歪信号レベルが最小になるように歪補償部を制御する構成が提案されている(特許文献1)。この代表図を図2に示す。
図2は、入力信号を増幅して増幅信号を生成して出力する増幅器100と、前記増幅信号の歪成分を抑圧する歪補償部201と、前記出力信号を2つに分配する分配部102と、前記入力信号を2つに分配する分配部103と、増幅器100出力信号と同振幅の逆位相信号を生成する変換信号生成回路104と、変換信号生成回路104と増幅器100との出力を合成する合成回路106と、送信信号成分が抑圧された歪信号合成回路106出力より歪レベル検出信号を生成する歪信号レベル検出回路207と、歪レベル検出信号より歪補償部201を制御する制御回路208を有する構成を採る。
既に図15に示したように、増幅器100により増幅されるときに、歪が発生する。この歪信号をもつ増幅器100からの増幅信号と、変換信号生成回路104出力信号とを合成する場合、変換信号生成回路104出力信号が増幅器出力信号に対して同振幅および逆位相特性とを有するため、合成回路106の出力信号には歪信号のみが残る。
歪信号レベル検出回路207は、合成回路106からの歪信号のレベルを検出して歪信号レベル信号を生成する。制御回路208は、歪信号レベルのレベルが最小になるように歪補償部201の動作を制御する。
この動作を図2乃至図4を用いて説明する。図2におけるA〜Fのポイントの送信信号及び歪信号波形を図3乃至図4に示す。
図3の信号Aは歪み補償制御が不十分な状態である。信号Bは入力信号Dが入力されたときの増幅器100の出力信号である。信号Eは信号Dが入力されたときの変換信号生成回路104出力信号である。信号Cは信号Aが入力されたときの増幅器100の出力信号、信号Fは信号Cと信号Eの合成信号である。この信号Fが歪み検出信号となる。
図3の信号Fで示すように、歪み補償制御が不十分な場合、歪補償部201の出力信号は信号Aとなるため、歪み成分が検出できる。
図4は検出された歪み成分より高精度の歪み補償制御が実現できた後の信号波形である。この場合図3の信号Aは図4の信号Gとなり、図3の信号Cに対応するその増幅器出力信号は信号Hとなる。
従って、図3の信号Fに対応する信号Iが得られるので、制御部208は歪検出レベルが許容範囲内となるため、その状態を維持するように動作する。
特開2004-40663号公報
しかしながら、広帯域信号(送信信号が多数あるマルチ信号も含む)に対しては、次に説明する課題が生じる。
以下、図5及び図6を用いて説明する。図5は図2中の分配部103から合成回路106までの経路である経路1、及び分配部103から合成回路106までの経路である経路2における周波数特性に対する振幅あるいは位相特性を示している。
図6は図1のC,E,F点における送信信号及び歪信号を示している。経路1と経路2間で図5に示すように広帯域信号に対しては周波数に対する振幅差や位相差が生じる。従って、歪信号レベル検出回路207出力にて、その送信信号の残留分が生じる。つまり、図6のFに示した様に、周波数に対する振幅差や位相差により送信信号は同振幅・逆位相の関係が成立出来なくなるため、送信信号が正しく抑圧されない。
その送信信号の残留分が歪抑圧時の歪レベルの値として制御部にて認識され、実際には歪抑圧されていない状態でも、制御部208にて最小であると誤認識される。これは、歪が最小になるように歪補償部201を制御しても、送信信号の残留分は変化しないため、その影響で正しく歪検出ができないためである。
本発明は、この従来の問題を解決するためになされたもので、高周波信号増幅装置出力信号の歪成分を、広帯域に渡って周波数に対する振幅差、位相差を正確に検出することで、広帯域の歪抑圧を実現することのできる歪補償装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の歪補償装置は、入力信号を増幅して増幅信号を出力する増幅器出力信号の歪成分を抑圧する歪補償装置において、入力信号を2つに分配する第一の分配部と、増幅器出力信号を2つに分配する第二の分配部と、増幅器出力信号と同振幅の逆位相信号を生成する変換信号生成部と、変換信号生成部で生成された信号と増幅器出力信号との間で生じる周波数特性に起因する振幅差分および位相差分を補正する周波数特性補正部と、周波数特性補正部にて周波数特性が補正された信号と増幅器の出力信号とを合成する合成部と、合成部の出力信号より歪信号のレベルを検出して歪レベル検出信号を生成する歪信号レベル検出部と、歪レベル検出信号に基づいて、歪信号のレベル及び残留送信信号レベルが最小になるように、周波数特性補正部の動作を制御する制御部と、を具備することを特徴とする構成を採る。
この構成により、増幅器100出力信号と同振幅の逆位相信号を生成し、この信号と増幅器100出力信号を合成して歪信号を取得し、この歪信号のレベルに基づいて歪補償部101を制御し、且つ周波数特性補正回路105により歪信号生成時に発生する周波数特性起因による残留送信信号レベルを最小にするように制御している。従って、広帯域に渡り歪信号の抑圧量を最大限に調整することができる。
また、入力信号を増幅して増幅信号を出力する増幅器出力信号の歪成分を抑圧する歪補償装置において、増幅器出力信号を2つに分配する分配部と、入力信号より増幅器出力信号と同振幅の逆位相信号を生成する変換信号生成部と、変換信号生成部で生成された信号と増幅器出力信号との間で生じる周波数特性に起因する振幅差分および位相差分を補正する周波数特性補正部と、周波数特性補正部にて周波数特性が補正された信号と増幅器の出力信号とを合成する合成部と、合成部の出力信号より歪信号のレベルを検出して歪レベル検出信号を生成する歪信号レベル検出部と、歪レベル検出信号に基づいて、歪信号のレベル及び残留送信信号レベルが最小になるように、周波数特性補正部の動作を制御する制御部と、を具備することを特徴とする構成を採る。
この構成により、増幅器100出力信号と同振幅の逆位相信号を生成し、この信号と増幅器100出力信号を合成して歪信号を取得し、この歪信号のレベルに基づいて歪補償部101を制御し、且つ周波数特性補正回路105により歪信号生成時に発生する周波数特性起因による残留送信信号レベルを最小にするように制御している。従って、広帯域で歪信号の抑圧量を最大限に調整することができ、回路特性の温度変動又は経年変化に影響されることがない。また、変換信号生成回路は入力信号すなわちベースバンド部などから生成する事が可能であるため、高周波信号処理部との分離、ベースバンド信号処理LSIとの統合などの回路設計の柔軟化を図る事が出来る。
また、本発明の歪補償装置は、歪の振幅成分と位相成分とを独立して制御できる手段を具備することを特徴とする構成を採る。従って、この構成により、歪抑圧をより効果的に行うことができる。
本発明は、周波数特性補正器105を設けることにより、歪検出時に、周波数特性に起因する振幅差や位相差により発生していた送信信号の残留成分を取り除き、歪レベル検出を最適に行うことで、広帯域に歪抑圧することができる効果を有する歪補償装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態の歪補償装置について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態の歪補償装置を図1に示す。
図1において、入力信号を増幅して増幅信号を生成して出力する増幅器100と、前記増幅信号の歪成分を抑圧する歪補償部101と、前記出力信号を2つに分配する分配部102と、前記入力信号を2つに分配する分配部103と、前記入力信号と前記増幅器100により増幅された出力信号と同振幅の逆位相信号を生成する変換信号生成回路104と、前記変換信号生成回路104で生成された信号と前記増幅器100出力信号間の周波数特性による振幅差分や位相差分を補正する周波数特性補正回路105と、前記周波数特性補正回路105にて周波数特性が補正された信号と出力信号とを合成することで送信信号成分が抑圧されて歪成分のみになった歪信号を出力する合成回路106と、前記歪信号レベルを検出して歪レベル検出信号を生成する歪信号レベル検出回路107と、前記歪レベル信号に基づいて前記合成手段での前記歪信号のレベル及び送信信号が抑圧されず残留する残留送信信号レベルが最小になるように、前記歪補償部及び前記周波数特性補正回路の動作を制御する制御回路108を有する構成を採る。
以上のように構成された歪補償装置について、図1を用いてその動作を説明する。
図1は、本発明の1実施の形態に係る歪補償部の構成を示すブロック図である。
本発明の1実施の形態に係る歪補償部101は、入力端子109と、出力端子110と、入力端子側の分配部103と、出力端子側の分配器102と、変換信号生成回路104と、周波数特性補正器回路105と、合成回路106と、歪信号レベル検出回路107と、制御回路108を具備している。分配器103は、入力端子109からの入力信号を2つに分配して歪補償部101及び変換信号生成回路104に与える。増幅器100は、歪補償部101で歪み補償制御された分配器101からの入力信号を増幅して増幅信号を生成し、出力端子110に出力する。歪補償部101は、制御回路108からの制御信号に基づいて増幅器100で発生する歪成分を抑圧する。変換信号生成回路104は、分配部103からの入力信号に基づいて増幅器100からの増幅信号と同振幅の逆位相信号を生成する。周波数特性補正器105は、経路1と経路2間の振幅と位相の周波数特性の差分を補正する。合成回路106は、増幅器100からの増幅信号と、変換信号生成回路104出力信号が周波数特性補正器105で補正された信号とを合成して歪信号を出力する。
本構成において、入力信号が増幅器100により増幅されるときに、増幅器100の入出力の非線形特性により歪が発生する。この歪信号をもつ増幅器100からの増幅信号と、周波数特性補正器105出力信号とを合成する場合、周波数特性補正器105出力信号は増幅信号と同振幅かつ逆位相であり、且つ周波数特性による振幅差や位相差がない。
従って広帯域信号の場合でも、送信信号の残留成分が発生しないため、合成回路106の出力信号は補償対象である歪信号のみとなる。歪信号レベル検出回路107は、合成回路106からの歪信号のレベルを検出して歪信号レベル信号を生成する。制御回路108は、歪信号レベルが最小になるように歪補償部101の動作を制御する。周波数特性補正器105は、例えば周波数特性の振幅特性を調整する場合は、図8に示した方向性結合器111とバリキャップダイオード112にて構成する。
通常、方向性結合器111の4方向の端子を50オームで接続すると、図8中に示すように方向性結合器111の端子Aと端子C間の振幅特性、端子Bと端子D間の振幅特性は図9中のC,Dのような特性となる。
また、端子Aと端子B間の振幅特性は図10中のEのようになり、送信信号F1,F2間の周波数による振幅差はない。
しかし、例えば端子Bと端子Dに異なる容量性のコンデンサや誘導性のインダクタンスなどを接続すると、方向性結合器111の端子Cと端子D間の振幅特性は図11中のFのような特性となる。
従って、端子Aと端子B間の振幅特性は図12で示すとおり、送信信号F1,F2間の周波数による振幅差が発生する。
この特性を補正するために使用されるバリキャップダイオード112は、印加電圧により容量値が変化する特性を持つ。制御回路108によりバリキャップダイオード112に印加する電圧を変化させ、前記の送信信号F1,F2間の周波数による振幅差を発生させることで、この周波数特性を補正する。
位相の周波数特性についても、同様に補正する事が可能である。
ここでは一例を明示したが、ここに図示していない振幅及び位相の周波数特性の補正方法は種々存在しており、その様な方式を用いても本発明は実現できる。
また、振幅と位相を独立して制御を行う事も可能である。これは例えば、(特許文献2)で開示されているように振幅成分と位相成分を分離して、それぞれについて同様の手順で補正を行えばよい。
このように、本発明の第1の実施の形態の歪補償装置によれば、周波数特性補正器105を設けることにより、経路1と経路2間の周波数特性の差分を修正することで、歪検出時において、周波数特性に起因する振幅差や位相差により発生していた送信信号の残留成分を取り除くことが出来る。
この結果、図7に示す通り、周波数f1からf2の帯域に渡り平坦な差分特性が得られる。
従って、残留成分に影響されずに歪レベルを検出することが可能となるため、広い帯域で歪抑圧することができる効果を有する歪補償装置を提供することができる。
また、図1と同様に周波数特性補正回路105を歪補償部101の前段部または後段部に配置する構成としても良く、更に、増幅器100から分配回路102により分配された部分に配置する構成も可能である。
特願平11−509779 本発明の第2の実施の形態の歪補償装置を図13に示す。
図1と同一符号のものは、同一の構成および動作を示している。相違点は増幅器100出力信号と同振幅の逆位相信号すなわち変換信号を、ベースバンド部などで生成する変換信号生成回路113を有する構成である。
この変換信号をベースバンド部で生成するためには、増幅器100出力信号を変換信号生成回路113へフィードバックし、その信号を同振幅の逆位相信号に変換する事で可能となる。例えば、ベースバンドのアナログ信号処理であれば増幅率1の反転増幅器を用いれば実現できる。
デジタル信号処理であればアナログからデジタル信号への変換後、前記反転増幅器と同じ機能を持つデジタル演算処理を行ない、更にデジタルからアナログ信号への変換処理を行なえば実現できる。
また入力信号レベルに応じた変換信号データを変換信号生成回路113で予め具備し、検波した入力信号レベルに応じた変換信号を算出して出力することも可能である。
本発明では上記手段に限定されず、他にもベースバンド部などで変換信号を生成する手段であれば、その手段を使用して実現してももちろん構わない。
このような本発明の第2の実施の形態の歪補償装置によれば、変換信号生成回路113の高周波信号処理部との分離、あるいはベースバンド信号処理LSIとの統合などの回路設計の柔軟化を図る事が出来る。
また、振幅または位相単独で周波数補正を行う事も可能である。これは例えば、前記(特許文献2)で開示されているように振幅成分と位相成分を分離して、それぞれについて同様の手順で補正を行えばよい。
以上のように、本発明にかかる歪補償装置は、高周波信号増幅器の入出力特性の非線形特性により生じる歪を広帯域で補償できるため、特にCDMA通信方式に使用される送信装置の送信信号増幅器に有用である。
本発明の第1の実施の形態における歪補償装置の構成を示すブロック図 従来の歪補償装置の構成を示すブロック図 従来の歪補償装置の動作を示し、事前状態のブロック図 従来の歪補償装置の動作を示し、事後状態のブロック図 従来の歪補償装置の広帯域信号に対する経路1と経路2間の差分を示す図 従来の歪補償装置の図5の特性を持つ場合の合成時の歪特性を示す図 本発明の第1の実施の形態における経路1と経路2間の周波数特性の差分を示す図 本発明における周波数特性補正回路の一例を示す図 本発明における周波数特性補正回路に用いられる方向性結合器の事前通過振幅特性を示す図 本発明における周波数特性補正回路に用いられる方向性結合器の事前通過振幅特性を示す図 本発明における周波数特性補正回路に用いられいる方向性結合器の事後通過振幅特性を示す図 本発明における周波数特性補正回路に用いられいる方向性結合器の事後通過振幅特性を示す図 本発明の第2の実施の形態における歪補償装置の構成を示すブロック図 従来の歪補償装置の構成を示すブロック図 従来の歪補償装置の送信信号と歪を示す模式図
符号の説明
100 増幅器
101 歪補償部
102 分配器(出力側)
103 分配器(入力側)
104 変換信号生成回路
105 周波数特性補正回路
106 合成回路
107 歪信号レベル検出回路
108 制御回路
109 入力端子
110 出力端子
111 方向性結合器
112 バリキャップダイオード
113 変換信号生成回路
201 歪補償部
207 歪信号レベル検出回路
208 制御回路

Claims (4)

  1. 入力信号を増幅して増幅信号を出力する増幅器出力信号の歪成分を抑圧する歪補償装置において、
    入力信号を2つに分配する第一の分配部と、
    増幅器出力信号を2つに分配する第二の分配部と、
    前記増幅器出力信号と同振幅の逆位相信号を生成する変換信号生成部と、
    前記変換信号生成部で生成された信号と前記増幅器出力信号との間で生じる周波数特性に起因する振幅差分および位相差分を補正する周波数特性補正部と、
    前記周波数特性補正部にて周波数特性が補正された信号と前記増幅器の出力信号とを合成する合成部と、
    前記合成部の出力信号より歪信号のレベルを検出して歪レベル検出信号を生成する歪信号レベル検出部と、
    前記歪レベル検出信号に基づいて、前記歪信号のレベル及び残留送信信号レベルが最小になるように、前記周波数特性補正部の動作を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする歪補償装置。
  2. 入力信号を増幅して増幅信号を出力する増幅器出力信号の歪成分を抑圧する歪補償装置において、
    増幅器出力信号を2つに分配する分配部と、
    入力信号より前記増幅器出力信号と同振幅の逆位相信号を生成する変換信号生成部と、
    前記変換信号生成部で生成された信号と前記増幅器出力信号との間で生じる周波数特性に起因する振幅差分および位相差分を補正する周波数特性補正部と、
    前記周波数特性補正部にて周波数特性が補正された信号と前記増幅器の出力信号とを合成する合成部と、
    前記合成部の出力信号より歪信号のレベルを検出して歪レベル検出信号を生成する歪信号レベル検出部と、
    前記歪レベル検出信号に基づいて、前記歪信号のレベル及び残留送信信号レベルが最小になるように、前記周波数特性補正部の動作を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする歪補償装置。
  3. 歪の振幅成分と位相成分とを独立して制御できる手段を具備することを特徴とする請求項1記載の歪補償装置。
  4. 歪の振幅成分と位相成分とを独立して制御できる手段を具備することを特徴とする請求項2記載の歪補償装置。

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