JP2007080426A - 携帯型音楽再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本体の機能を用いて音楽関係データ以外のデータであっても共通の選択肢を含むグループで管理でき、かつ、その操作性に優れる携帯型音楽再生装置を提供する。
【解決手段】 携帯型音楽再生装置1においてオーディオのデータとフォトのデータとが同じグループ構造で管理されるようにしたので、オーディオおよびフォトの再生等の操作を統一化することができ、操作性が向上する。また、オーディオメニューとフォトメニューとが同一表示画面上に表示されることから、携帯型音楽再生装置1の多機能化を図りながらも操作性が明瞭になり、ユーザーの誤操作を低減させることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 携帯型音楽再生装置1においてオーディオのデータとフォトのデータとが同じグループ構造で管理されるようにしたので、オーディオおよびフォトの再生等の操作を統一化することができ、操作性が向上する。また、オーディオメニューとフォトメニューとが同一表示画面上に表示されることから、携帯型音楽再生装置1の多機能化を図りながらも操作性が明瞭になり、ユーザーの誤操作を低減させることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、音楽データを再生可能な携帯型音楽再生装置に関し、特に、本体の機能を用いて音楽関係データ以外のデータであっても共通の選択肢を含むグループで管理でき、かつ、その操作性に優れる携帯型音楽再生装置に関する。
従来の携帯型音楽再生装置として、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等の記憶部に記憶された音楽データを再生し、ヘッドホン等の出力部から音声出力するものが知られている。
このような携帯型音楽再生装置は、近年、多機能化が進んでおり、これに伴って種々の機能をグループ化して保有し、ユーザーが表示部に表示される操作画面を見ながら、スイッチやタッチパネル等の操作部を操作してグループに含まれる選択肢をたどることにより、所望の機能を得るものがある。
また、操作画面を見やすさを高めるために、大型で高繊細なカラー液晶パネル等の表示部を備えた携帯型音楽再生装置も提案されており、パーソナル・コンピュータ等の外部機器から写真やイメージ等の画像データ(以下の説明では「フォト」のデータという)を転送することにより、フォトビューワーとしての使用形態も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された携帯型音楽再生装置によれば、記憶部としてのハードディスクドライブに音楽ファイルをグループ化して格納しており、さらに音楽ファイルだけでなくワードプロセッサの文書ファイルや画像ファイル等の他のアプリケーションファイルも格納可能な構成を有している。
特開2003−295896(図3、〔0013〕)
しかし、特許文献1の携帯型音楽再生装置によると、グループ毎に分類可能なデータが専用アプリケーションによって転送された音楽関係データに限定されるため、他のデータを格納していたとしてもグループ化して分類することができず、用途が限定されてしまうという問題がある。
従って、本発明の目的は、本体の機能を用いて音楽関係データ以外のデータであっても共通の選択肢を含むグループで管理でき、かつ、その操作性に優れる携帯型音楽再生装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、表示部を有する本体と、前記本体に収容された前記表示部に表示される表示画面を用いて選択的に再生される音楽データおよび画像データを記憶する記憶部と、前記表示部に、種別として音楽または画像を選択可能に表示する第1のメニュー画面を表示させ、前記第1のメニュー画面で選択された音楽または画像の種別をさらに複数にグループ化して選択可能とするために、複数の選択肢を表示させる第2のメニュー画面を表示する表示制御部とを有し、前記第2のメニュー画面は、音楽および画像の各種別に対して共通の選択肢を表示させる携帯型音楽再生装置を提供する。
本発明の携帯型音楽再生装置において、共通の選択肢は、少なくともアルバム、プレイリスト、フォルダ、ブックマーク、ゴミ箱のうちいずれか一つを含んでいることが好ましい。
本体は、前記第1および第2のメニュー画面の切り替えをスイッチ操作に基づいて行うことができる。
記憶部は、表示部のサイズに応じて形成された表示用画像を格納するものであっても良く、表示部での表示形態に応じたサイズおよび表示方向の表示用画像を格納するものであっても良い。
記憶部は、携帯型音楽再生装置に接続される外部機器から音楽および画像に係るデータの少なくとも一方を同期転送されるようにしても良い。
本発明によれば、本体の機能を用いて音楽関係データ以外のデータであっても共通の選択肢を含むグループで管理でき、かつ、その操作性を向上させることができる。
(発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯型音楽再生装置を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は上面図、(d)は底面図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯型音楽再生装置を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は上面図、(d)は底面図である。
(携帯型音楽再生装置1の構成)
この携帯型音楽再生装置1は、本体10と、正面11に設けられる表示部12と、携帯型音楽再生装置1の種々の操作を行うタッチパッド13と、本体10の右側面に設けられる電源スイッチ15と、携帯型音楽再生装置1の操作に必要な種々のメニューを表示させるメニュースイッチ16と、携帯型音楽再生装置1の再生時に音量の増減を行う音量調整スイッチ17と、ユーザーの使用頻度の高い機能を割り当てることができ、操作に基づいて割り当てた機能を呼び出すファンクションスイッチ18と、本体10の上面に設けられるヘッドホン端子21と、本体10に設けられる各スイッチをロックするホールドスイッチ22と、外部電源に基づいて携帯型音楽再生装置1に電力を供給する外部電源端子23と、外部機器とのデータ授受を行うためのUSB(Universal Serial Bus)クレードル端子24と、USB端子25とを有する。
この携帯型音楽再生装置1は、本体10と、正面11に設けられる表示部12と、携帯型音楽再生装置1の種々の操作を行うタッチパッド13と、本体10の右側面に設けられる電源スイッチ15と、携帯型音楽再生装置1の操作に必要な種々のメニューを表示させるメニュースイッチ16と、携帯型音楽再生装置1の再生時に音量の増減を行う音量調整スイッチ17と、ユーザーの使用頻度の高い機能を割り当てることができ、操作に基づいて割り当てた機能を呼び出すファンクションスイッチ18と、本体10の上面に設けられるヘッドホン端子21と、本体10に設けられる各スイッチをロックするホールドスイッチ22と、外部電源に基づいて携帯型音楽再生装置1に電力を供給する外部電源端子23と、外部機器とのデータ授受を行うためのUSB(Universal Serial Bus)クレードル端子24と、USB端子25とを有する。
(各部の構成)
本体10は、箱状の筐体からなり、電源としてのリチウムイオンバッテリーと、記憶部としてMP3、WAV等のフォーマットのオーディオデータ、JPEG、BMP等のフォーマットのフォトデータを格納するハードディスクドライブと、表示部12、タッチパッド13、各スイッチを制御する回路部品を収容している。
本体10は、箱状の筐体からなり、電源としてのリチウムイオンバッテリーと、記憶部としてMP3、WAV等のフォーマットのオーディオデータ、JPEG、BMP等のフォーマットのフォトデータを格納するハードディスクドライブと、表示部12、タッチパッド13、各スイッチを制御する回路部品を収容している。
表示部12は、2.4型のTFT(Thin Film Transistor)カラー液晶パネルからなり、表示画像サイズは340×240ドットでバックライトを有している。
タッチパッド13は、十字型の外観を有するように形成されており、操作する場所に応じた機能を実行させる。
メニュースイッチ16は、後述するオーディオ、フォトのグループに応じたメニュー画面を表示部12に表示させる。オーディオ操作におけるメニューには、アルバムスキップ、ブックマーク登録、再生モード、ユーザー設定イコライザー等の項目が含まれている。また、フォト操作におけるメニューには、スライドショーモード、スライドショーインターバル、スライドショー効果、ブックマーク登録、壁紙に設定等の項目が含まれている。
音量調整スイッチ17は、図1(b)に示すスイッチ上側を操作することにより音量を大にし、スイッチ下側を操作することにより音量を小にする。
ファンクションスイッチ18は、予め設定されている機能に代えて、ユーザーの設定操作に基づいて再生モード、イコライザー設定、アルバムスキップ、ブックマーク、ミュート、トップ画面表示等の表示画面をスイッチ操作に基づいて呼び出すように割り当てることが可能な構成を有する。
USBクレードル端子24は、後述するクレードルに携帯型音楽再生装置1が載置されたとき、クレードル側のUSB端子と接続されるように形成されている。
USB端子25は、図示しないUSBケーブルを接続することにより、USB端子を有するPC(パーソナル・コンピュータ)や、通信機器等の端末装置とのデータ授受を行う。
図2は、本発明の実施の形態に係るタッチパッドを示し、(a)はタッチ部の配置を示す正面図、(b)はタッチ操作を示す操作図、(c)は縦方向へなぞる場合の操作図、(d)は横方向へなぞる場合の操作図である。なお、同図においては操作に関する説明を容易にするため、タッチパッドのサイズが実物とは異なっている。
タッチパッド13は、図2(a)に示すように十字の先端部に設けられるタッチ部130〜133と、タッチパッド中央に設けられるタッチ部134とを有しており、図2(b)に示すように各タッチ部130〜134をユーザーの指でタッチすることによる操作と、図2(c)に示すようにタッチ部130から131にかけてなぞる(以下、ジェスチャーという)ことによる操作と、図2(d)に示すようにタッチ部133から132にかけてジェスチャーする操作が可能である。なお、ジェスチャーは、上記した方向とは逆の方向へも可能である。
図3は、本発明の実施の形態に係る携帯型音楽再生装置の主要な回路ブロック図である。なお、各部の符号について、前述した各図面で説明した構成と同一のものについては共通の引用数字を付している。
制御部100は、オーディオデータのデコード、オーディオおよびフォトのファイルシステム管理、ユーザーインターフェース制御を行う。
操作部101は、本体10に設けられる各スイッチの操作に応じた操作信号を制御部100に出力する。
メモリ102は、オーディオ再生時に音飛びを防ぐものとしてオーディオデータのバッファリングを行う。バッファリングされたデータが再生されると次のデータがバッファリングされる。
フォトデータ加工部103は、USBクレードル端子24およびUSB端子25を介して入力するフォトデータを携帯型音楽再生装置1で再生可能な表示画像サイズに加工するとともに、転送された画像データを加工して正面、反転、右回転、左回転、およびサムネイル表示の操作に応じた表示用画像を生成する。
記憶部104は、携帯型音楽再生装置1を動作させるためのファームウエア、オーディオおよびフォトの管理、再生に必要なプログラム、そして外部から転送されるオーディオデータおよびフォトデータを記憶する。
表示制御部105は、記憶部に記憶されるオーディオ、フォトのデータについて、および設定等についての項目を有し、これら項目毎にさらに複数の項目をグループ化して管理している。オーディオおよびフォトのグループは、下位のグループの構成が同等となるように設けられる。
音声出力部106は、制御部100でデコードされたオーディオデータを、バス109を介して入力し、アナログデータに変換してヘッドホン端子21に出力する。
駆動回路107は、ユーザー操作に基づく表示画面に応じたデータを制御部100からバス109を介して入力することにより表示部12を駆動制御する。
インターフェース(I/F)部108は、図示しないUSB端子等に外部機器が接続されたとき、バス109に対してオーディオまたはフォト、あるいはその両方のデータの入出力を制御する。
図4は、本発明の実施の形態に係る携帯型音楽再生装置の記憶部の要部構成図である。
記憶部104は、オーディオ関連データ格納部104Aと、フォト関連データ格納部104Bとを有し、フォト関連データ格納部104Bは、転送画像データ格納部141と、表示用画像データ格納部142とからなる記憶領域140を有する。
転送画像データ格納部141は、外部から携帯型音楽再生装置1に転送されるJPEG、BMP等のフォトデータを未加工で保存する。
表示用画像データ格納部142は、携帯型音楽再生装置1に保存されるJPEG、BMP等のフォトデータを、表示部12で表示可能な画像サイズ(340×240ドット)に加工した表示用画像を保存する。この表示用画像は、携帯型音楽再生装置1のフォトデータ加工部103において加工されたもののほか、外部機器から転送されるフォトデータに基づくものも含まれる。
図5は、本発明の実施の形態に係る表示制御部におけるデータのグループ構造図である。
表示制御部105は、記憶部104に記憶されているデータをグループ毎に管理しており、最上位に設けられるトップ画面151と、トップ画面の下位のグループとして設けられる第1のメニュー画面としてのオーディオメニュー152と、フォトメニュー153と、設定メニュー154とを有し、表示部12に表示された表示画面に対してタッチパッド13を操作することにより選択される。
オーディオメニュー152の下位のグループには、アーティスト、ジャンル、アルバム、プレイリスト、フォルダ、ブックマーク、およびごみ箱の項目1520を含む第2のメニュー画面としてのナビ画面152Aが設けられており、各項目1520はさらに下位のグループ152B〜152Gに分類される。
オーディオメニュー152のグループについて、アーティストの項目は、オーディオ関連データ格納部104Aに格納されるオーディオデータをアーティスト毎に分類した関連付けファイルを表示する。ジャンルの項目は、オーディオデータのジャンル毎に分類した関連付けファイルを表示する。アルバムの項目は、オーディオデータのアルバム毎に分類した関連付けファイルを表示する。プレイリストの項目は、オーディオデータに対してユーザーが設定した曲目、曲順のリストに基づくタイトルの関連付けファイルを表示する。フォルダの項目は、オーディオ関連データ格納部104Aに格納されるオーディオデータおよびフォルダを表示する。ブックマークの項目は、ユーザーがブックマークを付与したオーディオデータのタイトルを表示する。ごみ箱の項目は、ユーザーが削除したオーディオデータを表示する。
フォトメニュー153は、オーディオメニュー152と同じグループに位置づけられている。フォトメニュー153の下位のグループには、アルバム、プレイリスト、フォルダ、ブックマーク、およびごみ箱の項目1530を含む第2のメニュー画面としてのナビ画面153Aが設けられており、各項目1530はさらに下位のグループ153D〜153Gに分類される。フォトメニュー153は、オーディオメニュー152のアーティストおよびジャンルを除く項目1520と共通の選択肢およびグループ構造を有している。
フォトメニュー153のグループについて、アルバムの項目は、フォト関連データ格納部104Bに格納されるフォトデータをユーザーが付与したタイトル(例えば、遠足、旅行等)で分類した関連付けファイルを表示する。プレイリストの項目は、フォトデータに対してユーザーが設定した順番のフォトデータによるスライドショーに基づくタイトルの関連付けファイルを表示する。フォルダの項目は、フォト関連データ格納部104Bに格納されるフォトデータおよびフォルダ(転送画像データ格納部141、表示用画像データ格納部142)を表示する。ブックマークの項目は、ユーザーがブックマークを付与したフォトデータのタイトルを表示する。ごみ箱の項目は、ユーザーが削除したフォトデータを表示する。
設定メニュー154は、オーディオメニュー152およびフォトメニュー153と同じグループに位置づけられている。設定メニュー154の下位のグループには、基本設定、オーディオ、フォト、画面、接続、時計、および言語の項目1540を含むナビ画面154Aが設けられている。
図6は、本発明の実施の形態に係る携帯型音楽再生装置と接続される機器の接続図である。
携帯型音楽再生装置1は、USB端子を介して複数の外部機器を接続することが可能なマスストレージ機能を有し、オーディオおよびフォトのデータを管理するデータ管理ソフトウエアをインストールされたPC3と、単独での使用およびPC3の外部接続ドライブとしても使用可能なCDプレーヤ4と、家庭用オーディオ機器である音楽再生装置5と、ビデオカメラ6と、デジタルカメラ7との接続が可能である。なお、これらの外部機器との接続は、USBクレードル端子24およびUSB端子25のいずれによっても可能である。また音楽再生装置5に対してはヘッドホン端子21からのラインアウト出力による音声出力も可能である。
データ管理ソフトウエア300は、PC3のハードディスクドライブ内に格納されたオーディオおよびフォトのデータをPC3の表示部に表示される管理画面上に取り込んで一元管理するとともに、取り込んだデータのプレイリストや、ブックマーク、アルバム等の関連付けデータを作成する編集機能と、携帯型音楽再生装置1の表示部12で表示させる表示用画像を生成する機能を有している。このデータ管理ソフトウエア300で作成された関連付けデータおよび表示用画像は、携帯型音楽再生装置1に転送することが可能である。
図7は、本発明の実施の形態に係る携帯型音楽再生装置のグループ構成を示す表示部の表示画像を示し、(a)はオーディオメニューの表示画像、(b)はオーディオメニューの下位のナビ画面、(c)はフォトメニューの表示画像、(d)はフォトメニューの下位のナビ画面である。
オーディオメニュー152は、図7(a)に示すように、表示画像上部に配置されるデータ名120と、選択されたデータを示す選択部表示121と、表示画像下部に配置されるガイド画像表示122と、時計表示123と、電池残量124を示しており、選択部表示121は選択部分(図7(a)においては、「オーディオ」)が広く選択された表示となる。ガイド画面表示122は、タッチパッド13のタッチ部130〜134に設定される機能をガイド表示する。電池残量124は、乾電池の形状の表示に応じて電池の残量を示すものであり、電池残量の低下につれて液晶による表示エリアが減少する。また、外部電源駆動時には、コンセントの表示がなされる。
オーディオメニュー152の表示された状態でタッチパッド13のタッチ部132を操作することにより、図7(b)に示すナビ画面152Aが表示される。
ナビ画面152Aは、ガイド画面表示122と、時計表示123と、電池残量124とを有するとともに、アーティスト、ジャンル、アルバム、プレイリスト、フォルダ、ブックマーク、およびごみ箱(図示せず)の項目を表示する。なお、全ての項目を画面表示できないときは、非表示の項目を出現させるためのスクロールバー125が表示される。
フォトメニュー153は、図7(c)に示すように、タッチパッド13のタッチ部131の操作に基づいて選択部表示121を「フォト」に移動させることで選択可能となる。
フォトメニュー153の表示された状態でタッチパッド13のタッチ部132を操作することにより、図7(d)に示すナビ画面153Aが表示される。
ナビ画面153Aは、オーディオのナビ画面152Aと同様に、ガイド画面表示122と、時計表示123と、電池残量124とを有するとともに、アルバム、プレイリスト、フォルダ、ブックマーク、およびごみ箱の項目を表示する。ここで表示される項目は、オーディオのナビ画面152Aからアーティストおよびジャンルを除いたものと同一の構成を有する。
(データの同期転送1)
図8は、PCと携帯型音楽再生装置とを接続して同期転送機能に基づきデータの転送を行う第1の動作を示す概要図である。
図8は、PCと携帯型音楽再生装置とを接続して同期転送機能に基づきデータの転送を行う第1の動作を示す概要図である。
外部機器から携帯型音楽再生装置1の記憶部104にオーディオおよびフォトのデータを転送する方法として、PC3からオーディオおよびフォトのデータを同期機能に基づいて転送する方法がある。同期転送機能とは、接続された機器同士で同一のデータを保有するように補完するものである。
(同期転送の手順)
まず、携帯型音楽再生装置1とPC3とをUSBケーブルで接続し、携帯型音楽再生装置1がPC3に認識された状態とする。次に、PC3でデータ管理ソフトウエア300を起動し、管理画面上に表示されるオーディオまたはフォトのデータについて携帯型音楽再生装置1への転送を実行する。ここで、フォトデータを選択した場合、PC3の同期フォルダ(フォト)30に格納されているフォトデータのうち、携帯型音楽再生装置1にないフォトデータについて表示用画像が生成されて表示用フォト格納フォルダ32に格納される。次に、所定のタイミングで同期フォルダ30の構成がUSBケーブルを介して携帯型音楽再生装置1に転送される。この転送時にフォトデータおよび表示用画像は記憶領域140に設けられる転送画像データ格納部141と、表示用画像データ格納部142にそれぞれ格納される。
まず、携帯型音楽再生装置1とPC3とをUSBケーブルで接続し、携帯型音楽再生装置1がPC3に認識された状態とする。次に、PC3でデータ管理ソフトウエア300を起動し、管理画面上に表示されるオーディオまたはフォトのデータについて携帯型音楽再生装置1への転送を実行する。ここで、フォトデータを選択した場合、PC3の同期フォルダ(フォト)30に格納されているフォトデータのうち、携帯型音楽再生装置1にないフォトデータについて表示用画像が生成されて表示用フォト格納フォルダ32に格納される。次に、所定のタイミングで同期フォルダ30の構成がUSBケーブルを介して携帯型音楽再生装置1に転送される。この転送時にフォトデータおよび表示用画像は記憶領域140に設けられる転送画像データ格納部141と、表示用画像データ格納部142にそれぞれ格納される。
また、PC3でオーディオのデータについて転送を実行した場合、所定のタイミングで同期フォルダ(オーディオ)31の構成がUSBケーブルを介して携帯型音楽再生装置1に転送される。転送されたオーディオのデータは記憶部104のオーディオ関連データ格納部104Aに格納される。
このようにして転送されたフォトおよびオーディオのデータは、表示制御部105によって、図5で説明したグループ構造に基づいて管理される。
図9は、PCと携帯型音楽再生装置とを接続して同期転送機能に基づきデータの転送を行う第2の動作を示す概要図である。
第1の動作では、PC3の操作に基づいて携帯型音楽再生装置1の記憶部104にオーディオおよびフォトのデータを転送する方法を説明したが、第2の動作では、クレードル8を用いることによりPC3の操作によらずにオーディオおよびフォトのデータを同期転送機能に基づいて転送することが可能である。ここで、携帯型音楽再生装置1はPC3とUSBケーブルで接続されたクレードル8に載置されている。クレードル8は本体表面にPC3からオーディオおよびフォトのデータ転送を実行する転送スイッチ80を有している。このクレードル8は図示しない外部電源によって電力を供給されている。
クレードル8による同期転送は、転送スイッチ80の操作に基づいてPC3のデータ管理ソフトウエア300を自動的に起動させるので、データ管理ソフトウエア300は最後に終了したときの操作画面設定を引き継いで起動する。例えば、オーディオ操作画面を表示させた状態でデータ管理ソフトウエア300を終了させた場合にはオーディオ操作画面で起動し、フォト操作画面を表示させた状態でデータ管理ソフトウエア300を終了させた場合にはフォト操作画面で起動する。
以下の説明では、フォト操作画面を表示させた状態でデータ管理ソフトウエア300を終了させた後に転送スイッチ80が操作された場合について説明する。
(同期転送の手順)
まず、PC3の電源を投入し、クレードル8をUSBケーブルで接続する。次に、携帯型音楽再生装置1の電源を投入し、クレードル8に載置する。次に、クレードル8の転送スイッチ80を操作する。この転送スイッチ8の操作に基づいてPC3においてデータ管理ソフトウエア300がフォト操作画面で起動し、PC3の同期フォルダ30に格納されているフォトデータのうち、携帯型音楽再生装置1にないフォトデータについて表示用画像が生成されて表示用フォト格納フォルダ32に格納される。次に、所定のタイミングで同期フォルダ30の構成がUSBケーブルを介して携帯型音楽再生装置1に転送される。この転送時にフォトデータおよび表示用画像は記憶領域140に設けられる転送画像データ格納部141と、表示用画像データ格納部142にそれぞれ格納される。このようにして格納されたフォトデータは、表示制御部105によって、図5で説明したグループ構造に基づいて管理される。
まず、PC3の電源を投入し、クレードル8をUSBケーブルで接続する。次に、携帯型音楽再生装置1の電源を投入し、クレードル8に載置する。次に、クレードル8の転送スイッチ80を操作する。この転送スイッチ8の操作に基づいてPC3においてデータ管理ソフトウエア300がフォト操作画面で起動し、PC3の同期フォルダ30に格納されているフォトデータのうち、携帯型音楽再生装置1にないフォトデータについて表示用画像が生成されて表示用フォト格納フォルダ32に格納される。次に、所定のタイミングで同期フォルダ30の構成がUSBケーブルを介して携帯型音楽再生装置1に転送される。この転送時にフォトデータおよび表示用画像は記憶領域140に設けられる転送画像データ格納部141と、表示用画像データ格納部142にそれぞれ格納される。このようにして格納されたフォトデータは、表示制御部105によって、図5で説明したグループ構造に基づいて管理される。
図10は、デジタルカメラと携帯型音楽再生装置とを接続してデータの転送を行う動作を示す概要図である。
本実施の形態の携帯型音楽再生装置1は、デジタルカメラ7からUSBケーブルを介して直接フォトデータを転送(バックアップ)することができる。この場合、フォトデータ転送に伴って携帯型音楽再生装置1ではフォトデータ加工部103で表示用画像の生成および格納が行われる。
(フォトデータ転送の手順)
まず、携帯型音楽再生装置1の電源を投入し、USBケーブルを介してデジタルカメラ7を接続し、電源を投入する。携帯型音楽再生装置1は、デジタルカメラ7を認識すると表示部12にフォトデータのバックアップを開始するか否かの表示画像を表示する。ユーザーがタッチパッド13のタッチ部130または131を操作することによって「実行」を選択し、タッチ部132を操作するとバックアップが開始される。デジタルカメラ7の記憶部70から転送されるフォトデータはフォトデータ加工部103および記憶領域140の転送画像データ格納部に転送される。フォトデータ加工部103は、転送されたフォトデータを加工して正面、反転、右回転、左回転、およびサムネイル表示の操作に基づく表示用画像を生成し、記憶領域140の表示用画像データ格納部に転送する。記憶領域140に格納されたフォトデータは、表示制御部105によって、図5で説明したグループ構造に基づいて管理される。
まず、携帯型音楽再生装置1の電源を投入し、USBケーブルを介してデジタルカメラ7を接続し、電源を投入する。携帯型音楽再生装置1は、デジタルカメラ7を認識すると表示部12にフォトデータのバックアップを開始するか否かの表示画像を表示する。ユーザーがタッチパッド13のタッチ部130または131を操作することによって「実行」を選択し、タッチ部132を操作するとバックアップが開始される。デジタルカメラ7の記憶部70から転送されるフォトデータはフォトデータ加工部103および記憶領域140の転送画像データ格納部に転送される。フォトデータ加工部103は、転送されたフォトデータを加工して正面、反転、右回転、左回転、およびサムネイル表示の操作に基づく表示用画像を生成し、記憶領域140の表示用画像データ格納部に転送する。記憶領域140に格納されたフォトデータは、表示制御部105によって、図5で説明したグループ構造に基づいて管理される。
(発明の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、携帯型音楽再生装置1においてオーディオデータとフォトデータとが同じグループ構造で管理されるようにしたので、オーディオおよびフォトの再生等の操作を統一化することができ、操作性が向上する。また、オーディオメニューとフォトメニューとが同一表示画面上に表示されることから、携帯型音楽再生装置1の多機能化を図りながらも操作性が明瞭になり、ユーザーの誤操作を低減させることができる。
上記した実施の形態によると、携帯型音楽再生装置1においてオーディオデータとフォトデータとが同じグループ構造で管理されるようにしたので、オーディオおよびフォトの再生等の操作を統一化することができ、操作性が向上する。また、オーディオメニューとフォトメニューとが同一表示画面上に表示されることから、携帯型音楽再生装置1の多機能化を図りながらも操作性が明瞭になり、ユーザーの誤操作を低減させることができる。
また、オーディオおよびフォトのデータを外部機器から容易に転送でき、かつ、同じグループ構造で管理できるので、オーディオおよびフォトのデータ取り込みに伴うユーザー操作の煩雑さを解消することができる。
なお、本発明は、上記した各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々な変形が可能である。
1…携帯型音楽再生装置、4…CDプレーヤ、5…音楽再生装置、6…ビデオカメラ、7…デジタルカメラ、8…クレードル、8…転送スイッチ、10…本体、11…正面、12…表示部、13…タッチパッド、15…電源スイッチ、16…メニュースイッチ、17…音量調整スイッチ、18…ファンクションスイッチ、21…ヘッドホン端子、22…ホールドスイッチ、23…外部電源端子、24…USBクレードル端子、25…USB端子、30…同期フォルダ(フォト)、31…同期フォルダ(オーディオ)、32…表示用フォト格納フォルダ、70…記憶部、80…転送スイッチ、100…制御部、101…操作部、102…メモリ、103…フォトデータ加工部、104…記憶部、104A…オーディオ関連データ格納部、104B…フォト関連データ格納部、105…表示制御部、106…音声出力部、107…駆動回路、108…I/F部、109…バス、120…データ名、121…選択部表示、122…ガイド画像表示、122…ガイド画面表示、123…時計表示、124…電池残量、125…スクロールバー、130〜134…タッチ部、140…記憶領域、141…転送画像データ格納部、142…表示用画像データ格納部、151…トップ画面、152…オーディオメニュー、152A…ナビ画面、152B〜152G…グループ、153…フォトメニュー、153A…ナビ画面、153D〜153G…グループ、154…設定メニュー、154A…ナビ画面、300…データ管理ソフトウエア、1520…項目、1530…項目、1540…項目、
Claims (6)
- 表示部を有する本体と、
前記本体に収容された前記表示部に表示される表示画面を用いて選択的に再生される音楽データおよび画像データを記憶する記憶部と、
前記表示部に、種別として音楽または画像を選択可能に表示する第1のメニュー画面を表示させ、前記第1のメニュー画面で選択された音楽または画像の種別をさらに複数にグループ化して選択可能とするために、複数の選択肢を表示させる第2のメニュー画面を表示する表示制御部とを有し、前記第2のメニュー画面は、音楽および画像の各種別に対して共通の選択肢を表示させることを特徴とする携帯型音楽再生装置。 - 前記共通の選択肢は、少なくともアルバム、プレイリスト、フォルダ、ブックマーク、ゴミ箱のうちいずれか一つを含んでいることを特徴とする請求項1記載の携帯型音楽再生装置。
- 前記本体は、前記第1および第2のメニュー画面の切り替えをスイッチ操作に基づいて行う請求項1に記載の携帯型音楽再生装置。
- 前記記憶部は、前記表示部のサイズに応じて形成された表示用画像を格納する請求項1に記載の携帯型音楽再生装置。
- 前記記憶部は、前記表示部での表示形態に応じたサイズおよび表示方向の前記表示用画像を格納する請求項4に記載の携帯型音楽再生装置。
- 前記記憶部は、前記携帯型音楽再生装置に接続される外部機器から前記音楽および画像に係るデータの少なくとも一方を同期転送される請求項1に記載の携帯型音楽再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268941A JP2007080426A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 携帯型音楽再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268941A JP2007080426A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 携帯型音楽再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007080426A true JP2007080426A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37940558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005268941A Pending JP2007080426A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 携帯型音楽再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007080426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009084185A1 (ja) | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Hitachi, Ltd. | 情報端末装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム |
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2005
- 2005-09-15 JP JP2005268941A patent/JP2007080426A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009084185A1 (ja) | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Hitachi, Ltd. | 情報端末装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム |
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