JP2007080352A - ディスク搬送装置及びディスク搬送方法 - Google Patents

ディスク搬送装置及びディスク搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスク基板に負荷がかかることで反り等の変形が生じすることを防止できるディスク搬送装置及びディスク搬送方法を提供する。
【解決手段】ディスク基板を立てた状態で搬送するディスク搬送装置であって、円柱形状を有し、周面に沿って線条に台形溝が形成された複数のシャフトと、複数のシャフトをそれぞれ連動して軸回転させる駆動機構と、を備え、台形溝の底面にディスク基板の周端面を面接触させた状態で、複数のシャフトのうち任意のシャフトとディスク基板の周縁の接触点に対して、ディスク基板の周縁における周方向の距離をxとし、距離xでの記ディスク基板と台形溝との隙間をDcとし、シャフトの外径をEとし、台形溝の傾斜面の角度をBとし、シャフトの軸方向に垂直な方向に対する台形溝の角度をFとし、台形溝の底面の軸方向寸法をGとし、ディスク基板の厚みをHとしたとき、所定の式で表される隙間Dcが0.3mm以下で、且つ、距離xを3mm以下とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ディスク状の基板を搬送するディスク搬送装置及びディスク搬送方法に関する。
従来、記録媒体として使用される光ディスクを製造工程には、ディスク基板を加熱乾燥する、所謂、アニール工程が含まれている。アニール工程では、例えば下記特許文献1に示すように、加熱乾燥雰囲気内で複数のディスク基板同士の間隔を詰めて保持可能な保持機構において、複数のシャフトの周面に形成されたV溝や台形のネジ溝に保持させることで、ディスク基板を垂直に立てた状態で搬送させている。
特開2000−235741号公報
しかし、ディスク基板をV溝や台形ネジのネジ溝に保持させて搬送する場合、ディスク基板がV溝や台形のネジ溝の一部に接触し、ねじれ方向の負荷を受けてしまうことがあり、アニール工程後に、ディスク基板に反り等の変形が生じてしまうことがある点で改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ディスク基板に負荷がかかることで反り等の変形が生じすることを防止できるディスク搬送装置及びディスク搬送方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、ディスク基板を立てた状態で搬送するディスク搬送装置であって、円柱形状を有し、周面に沿って線条に台形溝が形成された複数のシャフトと、前記複数のシャフトをそれぞれ連動して軸回転させる駆動機構と、を備え、前記台形溝の底面に前記ディスク基板の周端面を面接触させた状態で、前記複数のシャフトのうち任意のシャフトと前記ディスク基板の周縁の接触点に対して、前記ディスク基板の周縁における周方向の距離をxとし、距離xでの前記ディスク基板と前記台形溝との隙間をDcとし、前記シャフトの外径をEとし、前記台形溝の傾斜面の角度をBとし、前記シャフトの軸方向に垂直な方向に対する前記台形溝の角度をFとし、前記台形溝の底面の軸方向寸法をGとし、前記ディスク基板の厚みをHとしたとき、下記の式で表される隙間Dcが0.3mm以下で、且つ、距離xを3mm以下であることを特徴とするディスク搬送装置によって達成される。
Figure 2007080352
Figure 2007080352
Figure 2007080352
によって達成される。
また、本発明の上記目的は、ディスク基板を立てた状態で搬送するディスク搬送方法であって、円柱形状を有し、周面に沿って線条に台形溝が形成された複数のシャフトと、前記複数のシャフトをそれぞれ連動して軸回転させる駆動機構と、を備え、前記台形溝の底面に前記ディスク基板の周端面を面接触させた状態で、前記複数のシャフトのうち任意のシャフトと前記ディスク基板の周縁の接触点に対して、前記ディスク基板の周縁における周方向の距離をxとし、距離xでの前記ディスク基板と前記台形溝との隙間をDcとし、前記シャフトの外径をEとし、前記台形溝の傾斜面の角度をBとし、前記シャフトの軸方向に垂直な方向に対する前記台形溝の角度をFとし、前記台形溝の底面の軸方向寸法をGとし、前記ディスク基板の厚みをHとしたとき、下記の式で表される隙間Dcが0.3mm以下で、且つ、距離xを3mm以下であることを特徴とするディスク搬送方法によって達成される。
Figure 2007080352
Figure 2007080352
Figure 2007080352
本発明によれば、ディスク基板に負荷がかかることで反り等の変形が生じすることを防止できるディスク搬送装置及びディスク搬送方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明に係るディスク搬送装置の一実施形態を示す構成図である。図2は、ディスク基板を搬送方向からみた状態を示す図である。図3は、シャフトの部分拡大図である。図4は、シャフトの外観図である。
ディスク搬送装置10は、平面板状の台部材11と、台部材11上に固定された駆動部12と、駆動伝達部13と、一対のシャフト保持部14,15と、一対のシャフト保持部14,15に軸方向両端部がそれぞれ軸回転自在に保持された複数のシャフト16と、を備えている。
駆動部12は、例えば、モータやアクチュエータを使用することができ、駆動力を駆動伝達部13に供給する構成である。
駆動伝達部13は、駆動部12から供給された駆動力を複数の駆動軸に伝達する構成である。本実施形態では、駆動部12から供給された駆動力を複数の駆動軸に図示しないギアやベルト等の動力伝達手段を介して等しく伝達する構成であるが、複数の駆動軸のそれぞれに独立した駆動部が連結されていてもよい。
駆動伝達部13の複数の駆動軸には、その軸方向延長上にシャフト16がそれぞれ連結されている。駆動部12の駆動によって駆動軸が軸回転するとともに、各駆動軸に連結されたシャフトがそれぞれ軸回転する。駆動軸とシャフト16とが一体に形成され、駆動軸が駆動伝達部13に連結された構成としてもよい。
図3及び図4に示すように、シャフト16は円柱形状を有し、その周面に沿って線条に台形溝26が形成されている。図4に示すように、シャフト16の台形溝26は、該シャフト16の軸方向Sに対して垂直な方向に対して角度Fだけ傾斜しつつ、周面に沿って略螺旋状に延びている。このため、シャフト16を軸Sを中心として軸回転させることで、台形溝26の位置が軸方向に変位する。
次に、ディスク基板を搬送する際の動作を説明する。
先ず、図1及び図2に示すように、ディスク基板1を立たせた状態で複数のシャフト16に支持させる。このとき、図3に示すように、ディスク基板1の周端面が、各シャフト16に形成された台形溝26の底面26dに面接触するように配置されている。次に、駆動部12を駆動することで、駆動部12の駆動力が駆動伝達部13を介して複数のシャフト16に伝達され、各シャフト16が軸回転する。すると、台形溝26に支持されたディスク基板1は、シャフト16の軸回転に応じて、立った状態のまま、図1中矢印で示す方向に搬送される。
図3に示すように、本実施形態のディスク搬送装置10において、台形溝26の幅(台形溝26の頂面26a同士の軸方向寸法)をAとし、底面26dの軸方向寸法をGとし、台形溝の26において底面26dから軸方向両側の頂面26aに連続する傾斜面26b,26cの、底面26dに対する角度をBとし、台形溝26の深さ(底面26dと頂面26aとの径方向寸法差)をCとする。
また、図4に示すように、シャフト16の軸方向に対する台形溝26同士のピッチをDとし、シャフト16の外径をEとし、シャフト16の軸方向に垂直な方向に対して台形溝26が傾斜する角度をFとする。さらに、ディスク基板1の厚みをHとする。
ディスク搬送装置10は、図2に示すように、複数のシャフト16のうち任意のシャフトとディスク基板1の周縁の接触点に対して、ディスク基板1の周縁における周方向の距離をxとし、図3に示すように、距離xでのディスク基板1と台形溝26との隙間をDcとしたした場合に、下記式が成り立つように構成されている。
Figure 2007080352
Figure 2007080352
Figure 2007080352
このとき、上式で表される隙間Dcが0.3mm以下で、且つ、距離xを3mm以下であるように構成することで、搬送されるディスク基板1に負荷をかけることなく支持することができ、ディスク基板1に反り等の変形が生じることを防止することができる。
(実施例)
上記実施形態のディスク搬送装置10を用いて、ディスク接触点の距離に対するディスク基板と台形溝との隙間の関係を測定した。なお、本実施例の測定出使用したディスク搬送装置10の構成及びその動作は、上記実施形態のものと同じとした。また、シャフト16に形成された台形溝26の形状及び寸法は、既に説明したものと同じとした。
本測定では、ディスクの厚みHを0.6mmとし、台形溝26の幅を7mmとし、角度Bを53°とし、台形溝26の深さをCとし、底面の軸方向寸法Gを1.4mmとし、台形溝26のピッチDを10mmとし、シャフト16の外径Eを30mmとし、台形溝26の角度Fを12°とした。このときの隙間Dcとディスク基板1の頂点部での傾き量を測定すると、隙間Dcが±0.12mmであり、傾き量が±0.79mmとなった。
また、ディスク基板1の接触点からの距離xをパラメータとして変化させ、ディスク基板1と台形溝26との隙間Dcを測定した。本測定の結果を図5に示す。
図5は、実施例のディスク基板1の接触点からの距離xと、ディスク基板1と台形溝26との隙間Dcとの関係を示すグラフである。このとき、隙間Dcが0.3mm以下で、且つ、距離xを3mm以下とすることで、搬送されるディスク基板1に負荷をかけることなく支持することができ、ディスク基板1に反り等の変形が生じることを防止することができることがわかった。
本発明に係るディスク搬送装置及び搬送機構を、光ディスクの製造工程におけるアニール工程に適用すれば、加熱乾燥雰囲気で複数のディスク基板を搬送する際に、ディスク基板に負荷がかかることを回避でき、反り等の変形が生じることを防止できる。また、ディスク基板を立てた状態で、ディスク基板同士の隙間を詰めてシャフトに保持させることができるため、製造タスクを向上させることができる。
本発明に係るディスク搬送装置の一実施形態を示す構成図である。 ディスク基板を搬送方向からみた状態を示す図である。 シャフトの部分拡大図である。 シャフトの外観図である。 ディスク基板の接触点からの距離と、ディスク基板と台形溝との隙間との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 ディスク基板
10 ディスク搬送装置
16 シャフト
26 台形溝
Dc (ディスク基板と台形溝との)隙間

Claims (2)

  1. ディスク基板を立てた状態で搬送するディスク搬送装置であって、
    円柱形状を有し、周面に沿って線条に台形溝が形成された複数のシャフトと、
    前記複数のシャフトをそれぞれ連動して軸回転させる駆動機構と、を備え、
    前記台形溝の底面に前記ディスク基板の周端面を面接触させた状態で、
    前記複数のシャフトのうち任意のシャフトと前記ディスク基板の周縁の接触点に対して、前記ディスク基板の周縁における周方向の距離をxとし、距離xでの前記ディスク基板と前記台形溝との隙間をDcとし、前記シャフトの外径をEとし、前記台形溝の傾斜面の角度をBとし、前記シャフトの軸方向に垂直な方向に対する前記台形溝の角度をFとし、前記台形溝の底面の軸方向寸法をGとし、前記ディスク基板の厚みをHとしたとき、下記の式で表される隙間Dcが0.3mm以下で、且つ、距離xを3mm以下であることを特徴とするディスク搬送装置。
    Figure 2007080352
    Figure 2007080352
    Figure 2007080352
  2. ディスク基板を立てた状態で搬送するディスク搬送方法であって、
    円柱形状を有し、周面に沿って線条に台形溝が形成された複数のシャフトと、
    前記複数のシャフトをそれぞれ連動して軸回転させる駆動機構と、を備え、
    前記台形溝の底面に前記ディスク基板の周端面を面接触させた状態で、
    前記複数のシャフトのうち任意のシャフトと前記ディスク基板の周縁の接触点に対して、前記ディスク基板の周縁における周方向の距離をxとし、距離xでの前記ディスク基板と前記台形溝との隙間をDcとし、前記シャフトの外径をEとし、前記台形溝の傾斜面の角度をBとし、前記シャフトの軸方向に垂直な方向に対する前記台形溝の角度をFとし、前記台形溝の底面の軸方向寸法をGとし、前記ディスク基板の厚みをHとしたとき、下記の式で表される隙間Dcが0.3mm以下で、且つ、距離xを3mm以下であることを特徴とするディスク搬送方法。
    Figure 2007080352
    Figure 2007080352
    Figure 2007080352
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