JP2007079484A - 画像形成装置の課金方法及び料金決定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナーの利用料金の公平な課金を、容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 管理装置102に、画像形成装置100が形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジを算出する算出手段と、算出したカバレッジに基づいて、トナー1単位当たりの料金が該トナー1単位当たりの画像形成枚数に関わらず一定となるように、画像形成1枚当たりの料金を決定する料金決定手段とを設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置におけるトナーの利用料金を適切に課金できるようにするための画像形成装置の課金方法及び、このような課金を行うためにトナー利用料金を決定する料金決定装置に関する。
従来から、コピー機やプリンタ等の画像形成装置について、販売店やリース店とユーザとの間で、保守契約を結ぶことが行われている。そして、この契約の内容としては、所定の保守契約料金を支払ったユーザに対して、販売店やリース店が、装置の故障発生時の修理や、定期的なメンテナンスの他、トナーのような消耗品の交換を、無償で行うというものがある。そして、このような場合、メンテナンスチャージとしては、1ページ出力当たりの料金に出力ページ数を乗じて定めた額を課金することが行われている。また、白黒とカラーとで、1ページ出力当たりの料金を変えることも行われている。
しかしながら、同じ1ページの出力でも、白紙に近い画像か、たくさんの情報が書き込まれた画像かにより、画像形成に使用するトナーの量は変わってくる。すなわち、後者の画像の方が、画像形成に使用するトナーの量は多くなる。
従って、白紙に近い画像を多く出力するユーザは、ある単位量(例えばボトル1本)のトナーで出力できるページの数が多くなるし、たくさんの情報が書き込まれた画像を多く出力するユーザは、単位量のトナーで出力できるページの数は少なくなる。
このため、メンテナンスチャージを特定の単価に出力ページ数を乗じて定めるとすると、白紙に近い画像を多く出力するユーザは、たくさんの情報が書き込まれた画像を多く出力するユーザよりも、単位量のトナー消費当たりの課金額が高くなり、不公平が生じてしまうという問題があった。
従来、トナー消費量ではなく、出力ページ数に比例する課金が行われていたのは、トナーの正確な消費量を把握することが難しいためであったが、上記の問題を解決するため、近年では、画像中に形成するドットの数を計測し、これに基づいてトナー消費量を見積もって、トナー消費量に応じた課金を行うことが提案されている。
このような技術については、例えば下記の特許文献1及び2に記載されている。
特開平10−198242号公報 特開2003−323092号公報
しかしながら、引用文献に記載の方法では、実際に運用することを考えた場合には、十分なものとは言えなかった。
この発明は、このような問題を解決し、トナーの利用料金の公平な課金を、容易に行うことができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の画像形成装置の課金方法は、画像形成装置に、形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジをカウントさせ、料金決定装置に、そのカバレッジに基づいて、トナー1単位当たりの料金がそのトナー1単位当たりの画像形成枚数に関わらず一定となるように、画像形成1枚当たりの料金を決定させるようにしたものである。
上記の画像形成装置の課金方法において、上記料金決定装置に、上記画像形成1枚当たりの料金を、上記カバレッジの値に比例するように決定させるようにするとよい。
また、この発明の別の画像形成装置の課金方法は、画像形成装置に、形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジをカウントさせ、上記カバレッジの取りうる値を分割した複数の区間毎に用紙1枚当たりの料金を記憶させておき、上記カウントさせたカバレッジが上記区間のいずれに属するかに基づいて画像形成1枚当たりの料金を決定させるようにしたものである。
また、上記の各画像形成装置の課金方法において、上記カバレッジとして、複数枚の画像形成についての平均のカバレッジを用いるようにするとよい。
さらに、上記平均のカバレッジを、所定期間毎に、その期間内の画像形成について算出するようにするとよい。
また、この発明の料金決定装置は、画像形成装置が形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジを取得する取得手段と、その手段が取得したカバレッジに基づいて、トナー1単位当たりの料金がそのトナー1単位当たりの画像形成枚数に関わらず一定となるように、画像形成1枚当たりの料金を決定する料金決定手段とを設けたものである。
このような料金決定装置において、上記料金決定手段に、上記画像形成1枚当たりの料金を、上記カバレッジの値に比例するように決定する手段を設けるとよい。
また、この発明の別の料金決定装置は、画像形成装置が形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジを取得する取得手段と、上記カバレッジの取りうる値を分割した複数の区間毎に画像形成1枚当たりの料金を記憶する記憶手段と、上記取得手段が算出したカバレッジが上記区間のいずれに属するかに基づいて用紙1枚当たりの料金を決定する料金決定手段とを設けたものである。
上記の各料金決定装置において、上記取得手段が、上記カバレッジとして、複数枚の画像形成についての平均のカバレッジを取得するようにするとよい。
さらに、上記取得手段が、上記平均のカバレッジを、所定期間毎に、その期間内の画像形成について取得するようにするとよい。
以上のようなこの発明の画像形成装置の課金方法又は料金決定装置によれば、トナーの利用料金の公平な課金を、容易に行うことができるようにすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
まず、この発明の画像形成装置の課金方法を実行するためのシステムの例として、ネットワーク通信手段を設けた画像形成装置を被管理装置とする遠隔管理システムの構成例について説明する。
図1は、その遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図である。
この遠隔管理システムは、プリンタ,FAX装置,デジタル複写機,デジタル複合機等の画像形成装置100を被管理装置とする遠隔管理システムである。そして、この画像形成装置100と接続される(画像形成装置側から見た)外部装置として、画像形成装置100とLAN(ローカルエリアネットワーク)によって接続された仲介装置101、更に仲介装置101とインターネット103(公衆回線等の他のネットワークでもよい)を介して接続されるサーバ装置である管理装置102を備え、管理センタ等に配置される当該管理装置102が、仲介装置101を介して各画像形成装置100を集中的に遠隔管理できるようにしたものである。
なお、仲介装置101と画像形成装置100との接続は、LANに限らず、RS−485規格等に準拠したシリアル接続や、SCSI(Small Computer System Interface)規格等に準拠したパラレル接続等によって行ってもよい。例えばRS−485規格の場合には、仲介装置101に直列に5台までの画像形成装置100を接続することができる。
また、仲介装置101及び画像形成装置100は、その利用環境に応じて多様な階層構造を成す。
例えば、図1に示す設置環境Aでは、管理装置102とHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による直接的なコネクションを確立できる仲介装置101aが、画像形成装置100a及び100bを従える単純な階層構造になっているが、同図に示す設置環境Bでは、4台の画像形成装置100を設置する為、1台の仲介装置101を設置しただけでは負荷が大きくなる。その為、管理装置102とHTTPによる直接的なコネクションを確立できる仲介装置101bが、画像形成装置100c及び100dだけでなく、他の仲介装置101cを従え、この仲介装置101cが画像形成装置100e及び100fを更に従えるという階層構造を形成している。この場合、画像形成装置100e及び100fを遠隔管理するために管理装置102から発せられた情報は、仲介装置101bとその下位のノードである仲介装置101cとを経由して、画像形成装置100e又は100fに到達することになる。
また、設置環境Cのように、画像形成装置に仲介装置101の機能を併せ持たせた仲介機能付画像形成装置110a,110bを、別途仲介装置を介さずにインターネット103によって管理装置102に接続するようにしてもよい。
図示はしていないが、仲介機能付画像形成装置110の下位にさらに画像形成装置100を接続することもできる。
なお、各設置環境には、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール104を設置する。
このような遠隔管理システムにおいて、仲介装置101は、これに接続された画像形成装置100の制御管理のためのアプリケーションプログラムを実装している。
管理装置102は、各仲介装置101の制御管理、更にはこの仲介装置101を介した画像形成装置100の制御管理を行うためのアプリケーションプログラムを実装している。そして、画像形成装置100も含め、この遠隔管理システムにおけるこれら各ノードは、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリケーションプログラムのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「応答」を取得することができるようになっている。
すなわち、仲介装置101又はこれと接続された画像形成装置100では、管理装置102への要求を生成してこれを管理装置102へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できる一方で、管理装置102は、上記仲介装置101側への要求を生成してこれを仲介装置101側へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できるようになっている。この要求には、仲介装置101に画像形成装置100に対して各種要求を送信させ、画像形成装置100からの応答を仲介装置101を介して取得することも含まれる。
なお、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol),HTTP,FTP(File Transfer Protocol),COM(Component Object Model),CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格),技術,仕様などを利用することができる。
次に、図1に示す管理装置102の物理的構成について説明すると、当該管理装置102は、不図示のCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、ネットワークインタフェースカード(以下NICという)等を備えている。
更に、図1に示す仲介装置101の物理的構成について説明すると、当該仲介装置101は、不図示のCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、NIC等を備えている。
また、仲介機能付画像形成装置110については、仲介装置101の機能を実現するためにこれらのユニットを単に画像形成装置100に付加しても良いが、画像形成装置100に備えるCPU,ROM,RAM等のハードウェア資源を利用し、CPUに適当なアプリケーションやプログラムモジュールを実行させることによって仲介装置101の機能を実現することもできる。
次に、図2に、画像形成装置100の物理的構成の一例を示す。
この図に示すように、画像形成装置100は、コントローラボード11,HDD(ハードディスクドライブ)12,NV−RAM(不揮発性RAM)13,PI(パーソナルインタフェース)ボード14,PHY(物理メディアインタフェース)15,操作パネル16,プロッタ/スキャナエンジンボード17,電源ユニット18,フィニッシャ19,ADF(自動原稿給送装置)20,給紙バンク21,その他周辺機22を備えている。
ここで、コントローラボード11は、CPU,ROM,RAM等を備え、PCI−BUS(Peripheral Components Interconnect-Bus)23を介して各機能を制御している。また、HDD12は、記憶手段に該当する。また、NV−RAM13は、記憶手段に該当し、不揮発性メモリであって、例えば、フラッシュメモリ等が該当する。これらの記憶手段には、この画像形成装置100の制御に使用する各種プログラムや、動作ログ、画像データ、後述する画像形成枚数のカウント値、カバレッジの累積値を始め、各種のデータを記憶する。
また、PIボード14とPHY15は、ネットワーク通信手段であり、外部との通信を行うためのものであって、例えば、通信ボード等が該当する。PIボード14はRS485規格に準拠したインタフェースを備え、ラインアダプタを介して公衆回線に接続している。なお、上述したように、このPIボード14を用いて画像形成装置100と仲介装置101とを接続することも可能である。PHY15は、LANを介して外部装置と通信を行うためのインタフェースである。これらのPIボード14とPHY15は、カウントしたカバレッジや画像形成枚数等を外部装置に送信する送信手段としても機能させることができる。
また、操作パネル16は、例えば多数のキー及びタッチパネルを積層した液晶ディスプレイによって構成され、画像形成装置100操作部及び表示部に該当する。
プロッタ/スキャナエンジンボード17は、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段や、原稿の画像データを読み取る画像読取手段に該当する。さらに、この画像形成手段によって画像形成した用紙の枚数をカウントするカウント手段も備えている。
ここで、同図中のENGRDYは、エンジン側の各種初期設定が完了して、コントローラボード11とコマンドの送受信の準備ができたことをコントローラボード11側に通知するための信号線である。また、PWRCTLは、エンジンへの電源供給をコントローラボード11側から制御するための信号線である。
次に、以上説明してきたような遠隔管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例について説明する。
図3は、その通信シーケンスの一例を示す図である。
この例は、管理装置102が管理対象の画像形成装置100から、メンテナンス契約の契約料を定めるための情報である課金情報を取得する際の通信シーケンスの例を示すものである。
この場合、まず、仲介装置101が、管理装置102に対して通信要求を送信し、送信要求があるかどうかの問い合わせを行う(S11)。つまり、自己の識別情報を付加したポーリング用のSOAPドキュメントを生成し、HTTPメッセージとして管理装置102へ送信する。図1に示したように、仲介装置101と管理装置102との間にはファイアウォール104を設けているため、管理装置102から仲介装置101に向けて通信セッションを張る(通信を要求して通信経路を確立する)ことができないので、管理装置102から仲介装置101(あるいは仲介装置101を介して画像形成装置100)に要求を送信したい場合でも、このように仲介装置101からのポーリングを待つ必要があるのである。
管理装置102は、仲介装置101から上記HTTPメッセージを受信すると、課金情報取得要求を示すSOAPドキュメントを生成し、該当する仲介装置101(受信したSOAPメッセージの送信元)へ、ポーリングに対する応答のHTTPメッセージとして送信する(S12)。このとき、受信したHTTPメッセージ内のSOAPドキュメントに付加された識別情報に基づいて該当する仲介装置101を認識する。このように、ファイアウォール104の内側からの通信(HTTPリクエスト)に対する応答(HTTPレスポンス)であれば、ファイアウォールの外側から内側に対してデータを送信することができる。
仲介装置101は、管理装置102から上記HTTPメッセージを受信すると、そのHTTPメッセージに基づいて課金情報取得要求を示すSOAPドキュメントを生成し、やはりHTTPメッセージとして自己に接続されている画像形成装置100へ送信する(S13)。
すると、画像形成装置100側では、遠隔管理に関する通信を制御する通信制御部31がこのSOAPドキュメントを受け取り、そのSOAPドキュメントに記述されている課金情報取得要求を、内部のハードウェア資源を制御するシステム制御部32へ通知する(S14)。
そして、システム制御部32は、通信制御部31から課金情報取得要求の通知を受けると、NV−RAM13に格納されている課金情報を読み取る(S15)。この課金情報は、例えば後述する累積カバレッジと画像形成枚数カウンタの値である。また、システム制御部32は、その読み取った課金情報(応答データ)を通信制御部31へ引き渡す(S16)。
通信制御部31は、システム制御部32から課金情報を受け取る(取得する)と、その内容を示す課金情報取得応答用のSOAPドキュメントを生成し、HTTPメッセージとして仲介装置101へ送信する(S17)。
仲介装置101は、通信制御部31から課金カウンタ用のSOAPドキュメントを受信すると、そのSOAPドキュメントをHTTPメッセージとして管理装置102へ送信する(S18)。
このような通信シーケンスにより、管理装置102は、画像形成装置100から、メンテナンス契約の契約料を定めるための情報である課金情報を取得することができる。
なお、ここでは管理装置102からファイアウォール104を越えて仲介装置101(あるいは仲介装置101を介して画像形成装置100)にデータを送信するために、仲介装置101からのHTTPリクエストに対するレスポンスという形で送信を行う例について説明したが、ファイアウォール104を越える手段はこれに限られるものではなく、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を利用して、送信したいデータを記載あるいは添付したメールを管理装置102から仲介装置101に送信することも考えられる。ただし、信頼性の面ではHTTPが優れている。
次に、図1に示した画像形成装置100が画像形成動作を行う場合に実行する処理について説明する。
図4は、その処理を示すフローチャートである。
画像形成装置100のコントローラボード11に設けたCPUは、ユーザの操作や外部装置からの通信により画像形成動作の実行を要求されると、図4のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、この処理においては、まずステップS21で形成すべき画像のデータを取得する。この取得は、コピーであればスキャナで読み取った画像データの取得、プリントであればプリント対象のプリントデータの取得、FAX受信出力であれば、ファクシミリ通信で受信した画像データの取得、といった処理になる。
その後、ステップS22で、ステップS21で取得したデータに必要な画像処理を行い、画像形成用のビットマップデータを作成する。そして、ステップS23でそのビットマップデータ中の書き込みドット数をページ毎にカウントし、ステップS24では、そのカウントした各ページの書き込みドット数をA4用紙1ページ当たりの総書き込み可能ドット数で除し、標準化カバレッジを求める。
なお、書き込みドット数のカウントについては、例えば特開平9−98274号公報の段落0052や、特開2003−302881号公報の段落0014に記載のように、カウンタ等により、「書き込み」を示すデータとなっている画素数をカウントすればよい。
また、書き込みドット数を除す数値として、A4用紙1ページ当たりの総書き込み可能ドット数を用い、カバレッジの値をこの基準で標準化しているのは、メンテナンス契約のための用紙1枚当たりの料金を求めるためである。
すなわち、書き込みドット数を、実際に使用した用紙の総書き込み可能ドット数で割るとすると、同じ10%のカバレッジでも、A4用紙の場合とA3用紙の場合では、書き込みドット数が異なり、使用するトナー量も異なることになる。しかし、画像形成枚数は、用紙がA3でもA4でも同じ1枚であるので、カバレッジの値に基づいて画像形成1枚当たりの料金を決めることが難しくなってしまう。そこで、このような差をなくすため、全ての画像形成について特定の用紙に換算したカバレッジとして上記の標準化カバレッジを求めることとし、その基準となる用紙として、近年多く使用されるA4を用いたものである。地域や業界等によって他の用紙が多く使用される場合等には、この基準として、他のサイズを用いることも考えられる。
また、書き込み可能ドット数については、装置の設定によって用紙の外側に設ける余白が異なることも考えられ、また、他のサイズの用紙でのカバレッジを基準のサイズのものに換算する場合にも、余白がある場合にはその分を調整する必要が生じるので、これらの点を考慮し、用紙全体の面積を基準に数えるようにしている。
上記のステップS24の後は、ステップS25で、ステップS22で作成したビットマップデータに基づきプロッタ/スキャナエンジンボード17のプロッタエンジンを駆動して画像形成を実行する。そして、ステップS26で、ステップS24で求めた標準化カバレッジを現在までの累積値に加算して新たな累積値とすると共に、ステップS27で画像形成枚数カウンタをカウントアップして処理を終了する。
なお、ステップS26及びS27の処理は、ステップS25で1ページ分の画像形成が終わる度に、その終わったページに関する値を加算するようにするとよい。また、モノクロとカラーの画像形成が可能な場合には、これらについて画像形成枚数カウンタを別々に用意し、カウントも別々に行うようにするとよい。また、カラーの場合、書き込みドット数はトナーの色毎にカウントし、各色のドット数の合計をA4用紙1ページ当たりの総書き込み可能ドット数で除した値を標準化カバレッジの値とするとよい。この累積値も、モノクロとカラーで別々に求めるようにするとよい。
以上の処理により、画像形成装置100は、形成した画像のカバレッジ及びページ数の累積値をカウントすることができる。
ここで、以上の処理による標準化カバレッジの計算例を示す。
例えば、A3の用紙にモノクロ(ブラックトナーのみ)の画像を形成し、その画像形成時に、A3用紙の総書き込みドット数の6.6%に当たるドットに書き込みを行ったとすると、A3用紙の総書き込みドット数は基準となるA4用紙の総書き込みドット数の2倍であるから、標準化カバレッジは6.6×2=13.2%となる。画像形成枚数は、A3用紙でもA4用紙でも、同じ1枚と数える。
また、同じくA3の用紙にY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のトナーでカラーの画像を形成し、その画像形成時に、各色についてA3用紙の総書き込みドット数のうち以下の割合のドットに書き込みを行ったとする。
ブラック:6.6%
シアン :5.1%
マゼンタ:2.0%
イエロー:4.8%
この場合、標準化カバレッジは、各色のドット数の合計に対して用紙面積分の調整を行うので、(6.6+5.1+2.0+4.8)×2=37%となる。
次に、管理装置102が画像形成装置100のメンテナンス契約の料金を決定する処理について説明する。
管理装置102のCPUは、1ヶ月毎、1週間毎等の所定の締日(計算タイミング)が到来したり、オペレータの指示があったりして管理対象の画像形成装置100における保守契約の料金を決定する必要が生じると、図5のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、この処理においては、まずステップS31で、対象の画像形成装置100から、図4のステップS26で加算している標準化カバレッジの累積値と、同ステップS27でカウントしている画像形成枚数カウンタの値とを取得して記憶する。ここでの取得は、図3を用いて説明したような通信シーケンスにより行うことができる。
その後、ステップS32で、取得した累積値及びカウンタの値について、前回の料金計算時に取得して記憶しておいた値との差を取り、料金計算期間内の標準化カバレッジの累積値と、同期間内の画像形成枚数とを求める。
これらのステップS31及びS32において、管理装置102のCPUが取得手段として機能する。
そして、ステップS33でこれらの値を用いて料金決定処理を行って管理契約の料金を決定する。その後ステップS34で、その決定した料金に係る請求書のデータを作成して管理装置102のオペレータに通知し、処理を終了する。この通知は、画面への表示、作成済みリストの出力、電子メールの送信等、任意の方法で行うことができる。そしてオペレータは、この通知に応じて管理装置102が作成した請求書の内容を確認し、管理装置102に請求書を画像形成出力させて契約者に郵送する等の対応を行うことができる。
ここで、以上の処理による料金計算期間内の標準化カバレッジ及び画像形成枚数の計算例を示す。
例えば、前回料金計算時及び今回料金計算時の、標準化カバレッジの累積値及び画像形成枚数カウンタの値がそれぞれ下記表1及び表2の通りであったとする。
Figure 2007079484
Figure 2007079484
この場合、今回の料金計算期間内の標準化カバレッジ及び画像形成枚数の値は、以下の表3のように計算される。
Figure 2007079484
次に、図5のステップS33に示した料金決定処理の内容について説明する。
まず、画像形成装置の保守契約を行った場合に提供されるサービスとしては、装置の故障発生時の修理、定期的なメンテナンス、トナーを始めとする消耗品の交換等が挙げられる。そして、このうちトナーの消耗率については、画像形成内容、特にカバレッジに依存する部分が大きく、トナー以外の部品の消耗率や故障の発生率は画像形成枚数に依存する部分が大きい。そして、サービス提供側で必要となる費用も、これに応じたものとなる。
従って、顧客に、受けるサービスの内容に即した料金を請求しようとする場合、カバレッジに応じたトナー料金と、画像形成枚数に応じたその他の料金とを請求するようにすることが好ましいと考えられる。一方で、商習慣としては、画像形成枚数を1枚当たりの単価に乗じて保守契約料を求めることが広く行われており、この方式から外れた契約内容は、ユーザの理解を得づらいということも考えられる。
そこで、トナー料金を決定する際に、トナー1単位(例えば1本)当たりの料金がそのトナー1単位当たりの画像形成枚数に関わらず一定となるように、画像形成1枚当たりの料金を決定するようにするとよいと考えられる。また、料金計算期間内の画像形成についての平均のカバレッジを利用する等して、料金計算期間内の平均的な単価を算出し、これに画像形成枚数を乗じるようにするとよいと考えられる。
図6に、このように料金を決定する処理の一例のフローチャートを示す。
この処理においては、まずステップS41で、図5のステップS32で求めた料金計算期間内の標準化カバレッジの累積値を、同画像形成枚数で除し、料金計算期間内の標準化カバレッジの平均値である期間カバレッジを求める。表3に示した例では、モノクロが5000/200=25%、カラーが2000/100=20%である。
このステップS41においても、管理装置102のCPUが取得手段として機能する。
そして、ステップS42で上記の期間カバレッジにカバレッジ当たりの単価を乗じて、画像形成1枚当たりのトナー料金を求める。この場合、画像形成1枚当たりのトナー料金は期間カバレッジに比例し、例えば、カバレッジ当たりの単価を、期間カバレッジ1%当たり0.5円とすると、期間カバレッジが5%であれば画像形成1枚当たり2.5円、10%であれば5円、20%であれば10円となる。
そしてステップS43で、ステップS42で求めた画像形成1枚当たりの料金に料金計算期間内の画像形成枚数を乗じて料金計算期間内のトナー料金を求める。
また、ステップS44では、枚数当たりの所定の単価に料金計算期間内の画像形成枚数を乗じて料金計算期間内のトナー以外の消耗品、例えば感光体や、修理及びメンテナンス等の料金を求める。そして、ステップS45で、ステップS43とステップS44で求めた料金を加算して保守契約料金を求め、元の処理に戻る。なお、保守契約料金を、モノクロ画像形成の分とカラー画像形成の分に分けて計算できることは、もちろんである。この場合において、カバレッジ当たりの単価としてモノクロとカラーで別の値を用いてもよい。
以上の図6に示した処理においては、管理装置102のCPUが料金決定手段として機能する。
ここで、図6に示したような処理により、カバレッジに基づいて保守契約の料金を定めることの効果について説明する。
図7及び図8にそれぞれ、図6に示した処理により保守契約の料金を定めた場合と、従来の方式で料金を定めた場合の、期間カバレッジの値と画像形成1枚当たりの料金との関係及び、期間カバレッジの値とトナー1本当たりの料金との関係の例を示す。どちらも、実線が図6に示した処理によるもの、破線が従来の方式によるものを示す。
従来は、図7に破線32で示すように、期間カバレッジによらず、画像形成1枚当たりの料金を固定にしていた。そして、この料金のうち一部、例えば符号33で示す部分(ここでは3円とした)は、トナー以外の部分に係る料金であり、残りの部分(ここでは5円とした)が、トナーの消費に応じた料金である。
そして、例えばトナー1本当たり、カバレッジ10000%分の画像形成を行うことができるとすると、期間カバレッジが5%,10%,20%の場合、トナー1本で画像形成可能な枚数は、それぞれ以下の通りとなる。
期間カバレッジ5%の場合、10000/5=2000枚
10%の場合、10000/10=1000枚
20%の場合、10000/20=500枚
そして、図7の例のように画像形成1枚当たりのトナー料金を5円とすると、トナー1本当たりのトナー料金は、
期間カバレッジ5%の場合、5円×2000枚=10000円
10%の場合、5円×1000枚=5000円
20%の場合、5円×500枚=2500円
となり、図8に破線42で示すように、期間カバレッジと、トナー1本当たりの料金が反比例する。従って、期間カバレッジの小さいユーザと大きいユーザの間で、トナー1本当たりの料金に格差が生じ、不公平な課金となってしまう。
一方、図6に示した処理の場合のように、画像形成1枚当たりのトナー料金は期間カバレッジに比例するようにし、期間カバレッジ1%当たり0.5円とすると、トナー料金は、期間カバレッジが5%であれば画像形成1枚当たり2.5円、10%であれば5円、20%であれば10円となる。そして、画像形成1枚当たりの保守契約料は、これにトナー以外の部分に係る料金(ここでは従来の場合と同じとした)を加え、図7に実線31で示す料金となる。
そして、このようにした場合でも、トナー1本当たりで画像形成可能な枚数は従来の場合と変わらないから、トナー1本当たりのトナー料金は、
期間カバレッジ5%の場合、2.5円×2000枚=5000円
10%の場合、5円×1000枚=5000円
20%の場合、10円×500枚=5000円
となり、図8に実線41で示すように、期間カバレッジの値によらず、トナー1本当たりの料金が一定となる。従って、期間カバレッジの小さいユーザと大きいユーザの間で、公平な課金が可能であるといえる。
次に、図9に、図5のステップS33に示した料金決定処理の別の例を示す。
この例は、カバレッジの取りうる値を分割した複数の区間毎に用紙1枚当たりの料金を管理装置102に記憶させておき、期間カバレッジがその区間のいずれに属するかに基づいて画像形成1枚当たりの料金を決定するものである。
そしてここでは、区間毎の料金を、表4に示すような料金テーブルとして記憶させるようにしている。この料金テーブルにおいては、トナーの料金だけでなく、トナー以外に係る料金(ここでは1枚当たり3円とした)も合算した料金を設定している。また、各区間毎の料金は、トナー1単位(例えば1本)当たりの料金がそのトナー1単位当たりの画像形成枚数に関わらず概ね一定となるように定めている。また、期間カバレッジは通常10%以下であることが多いから、この部分については、区間を細かく分けるようにしている。
Figure 2007079484
そして、図9に示す処理においては、まずステップS51で、図6のステップS41の場合と同様に、期間カバレッジを求める。そしてステップS52で、ステップS51で求めた期間カバレッジを料金テーブルに当てはめて画像形成1枚当たりのトナー料金を求め、ステップS53では、ステップS52で求めた画像形成1枚当たりの料金に料金計算期間内の画像形成枚数を乗じて料金計算期間内のトナー料金を求め、元の処理に戻る。
このような図9に示した処理においても、管理装置102のCPUが料金決定手段として機能する。
ここで、図9に示したような処理により、カバレッジに基づいて保守契約の料金を定めることの効果について説明する。
図10及び図11にそれぞれ、図9に示した処理により保守契約の料金を定めた場合と、従来の方式で料金を定めた場合の、期間カバレッジの値と画像形成1枚当たりの料金との関係及び、期間カバレッジの値とトナー1本当たりの料金との関係の例を示す。どちらも、実線が図9に示した処理によるもの、破線が従来の方式によるものを示す。
従来の方式によるものについては、図7及び図8を用いて説明した例と同じであるから、これについての説明は省略する。
一方、図9に示した処理の場合のように、画像形成1枚当たりのトナー料金を、表4に示したような料金テーブルを参照して期間カバレッジに基づいて定めるようにするとすると、画像形成1枚当たりの保守契約料は、図10に実線34で示す料金となる。この料金には、トナー以外の部分に係る料金(ここでは従来の場合と同じ3円とした)も含まれている。
そして、このようにした場合でも、トナー1本当たりで画像形成可能な枚数は変わらないから、トナー1本当たりのトナー料金は、
期間カバレッジ5%の場合、(6−3)円×2000枚=6000円
10%の場合、(8−3)円×1000枚=5000円
20%の場合、(13−3)円×500枚=5000円
となり、図11に実線43で示すように、期間カバレッジの値によらず、トナー1本当たりの料金が概ね一定となる。従って、期間カバレッジの小さいユーザと大きいユーザの間で、ある程度公平な課金が可能であるといえる。
なお、図11と図8を比較すると、図9に示した処理で求めた料金は、図6に示した処理の場合と比べ、トナー1本当たりのトナー料金にブレが生じていることがわかる。しかしながら、図9に示した処理のように、料金テーブルを利用するようにした場合、料金の計算期間毎に期間カバレッジが変化した場合でも、それが区間をまたぐ変化でなければ、画像形成1枚当たりの料金が変わらないようにすることができる。従って、月々で保守契約料の単価が変化し、顧客を困惑させるような事態を防止できる。
また、料金テーブルに、トナー以外の部分に係る料金も予め加味した料金を設定できるので、画像形成1枚当たりの保守契約料の単価を、トナー以外に係る固定部分と、トナー料金の変動部分とに分けて管理する必要がなく、管理が容易となる。
ただし、変動部分のみを料金テーブルに設定しておき、図6の場合と同様に固定部分を別途加算するようにすることを妨げるものではない。
〔変形例〕
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明が上述した実施形態の数値例、処理内容、装置構成等に限られないことはもちろんである。
例えば、保守契約料金の計算を、管理装置102の側で行うことは必須ではなく、画像形成装置100の側で料金の計算まで行わせ、その結果を管理装置102に通知させて、通知された料金に基づく請求書のデータを作成するようにしてもよい。これ以外でも、保守契約料金の計算に係る処理を、画像形成装置100と管理装置102で適宜分担して行うようにしてよい。
また、課金内容についても、保守契約料金に限らず、トナー単体の料金、あるいはトナーの料金を他のサービスの料金と組み合わせた料金等、トナーの料金を含むものであれば、任意の形態の課金について適用可能である。
また、これらの変形及び実施例の説明において述べた変形は、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて適用可能である。
以上説明してきたように、この発明の画像形成装置の課金方法又は料金決定装置によれば、トナーの利用料金の公平な課金を、容易に行うことができる。
従って、この発明を適用することにより、ユーザが納得し易い課金を容易に行えるようなシステムを構築できる。
この発明の画像形成装置の課金方法を実行するためのシステムの例である遠隔管理システムの構成例を示す図である。 図1に示した画像形成装置の物理的構成の一例を示す図である。 図1に示した遠隔管理システム内で行われるデータ送受信の際の通信シーケンスの一例を示す図である。 図1に示した画像形成装置のCPUが画像形成動作を行う場合に実行する処理のフローチャートである。 管理対象の画像形成装置における保守契約の料金を決定する必要が生じた場合に図1に示した管理装置のCPUが実行する処理のフローチャートである。
図5に示した料金決定処理の一例を示すフローチャートである。 図6に示したような処理により、カバレッジに基づいて保守契約の料金を定めることの効果について説明するための図である。 その別の図である。 図5に示した料金決定処理の別の例を示すフローチャートである。 図9に示したような処理により、カバレッジに基づいて保守契約の料金を定めることの効果について説明するための図である。 その別の図である。
符号の説明
100:画像形成装置、101:仲介装置、102:管理装置、
103:インターネット、104:ファイアウォール、110:仲介機能付画像形成装置

Claims (10)

  1. 画像形成装置に、
    形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジをカウントさせ、
    料金決定装置に、
    該カバレッジに基づいて、トナー1単位当たりの料金が該トナー1単位当たりの画像形成枚数に関わらず一定となるように、画像形成1枚当たりの料金を決定させることを特徴とする画像形成装置の課金方法。
  2. 請求項1記載の画像形成装置の課金方法であって、
    前記料金決定装置に、前記画像形成1枚当たりの料金を、前記カバレッジの値に比例するように決定させることを特徴とする画像形成装置の課金方法。
  3. 画像形成装置に、
    形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジをカウントさせ、
    料金決定装置に、
    前記カバレッジの取りうる値を分割した複数の区間毎に用紙1枚当たりの料金を記憶させておき、
    前記カウントさせたカバレッジが前記区間のいずれに属するかに基づいて画像形成1枚当たりの料金を決定させることを特徴とする画像形成装置の課金方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項記載の画像形成装置の課金方法であって、
    前記カバレッジとして、複数枚の画像形成についての平均のカバレッジを用いることを特徴とする画像形成装置の課金方法。
  5. 請求項4記載の画像形成装置の課金方法であって、
    前記平均のカバレッジを、所定期間毎に、その期間内の画像形成について算出することを特徴とする画像形成装置の課金方法。
  6. 画像形成装置が形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジを取得する取得手段と、
    該手段が取得したカバレッジに基づいて、トナー1単位当たりの料金が該トナー1単位当たりの画像形成枚数に関わらず一定となるように、画像形成1枚当たりの料金を決定する料金決定手段とを設けたことを特徴とする料金決定装置。
  7. 請求項6記載の料金決定装置であって、
    前記料金決定手段が、前記画像形成1枚当たりの料金を、前記カバレッジの値に比例するように決定する手段を有することを特徴とする料金決定装置。
  8. 画像形成装置が形成した画像について、1ページの書き込み可能ドット数に対する書き込みドット数の比率であるカバレッジを取得する取得手段と、
    前記カバレッジの取りうる値を分割した複数の区間毎に画像形成1枚当たりの料金を記憶する記憶手段と、
    前記取得手段が算出したカバレッジが前記区間のいずれに属するかに基づいて用紙1枚当たりの料金を決定する料金決定手段とを設けたことを特徴とする料金決定装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか一項記載の料金決定装置であって、
    前記取得手段が、前記カバレッジとして、複数枚の画像形成についての平均のカバレッジを取得するようにしたことを特徴とする料金決定装置。
  10. 請求項9記載の料金決定装置であって、
    前記取得手段が、前記平均のカバレッジを、所定期間毎に、その期間内の画像形成について取得するようにしたことを特徴とする料金決定装置。
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