JP2007079358A - 半透過型液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反射部にコンタクトホールを設けた場合にも、表示画像への悪影響を少なくした半透過型液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の半透過型液晶表示装置10は、各画素毎にスイッチング素子TFT及び画素電極21が設けられたアレイ基板11とカラーフィルタ基板12とが液晶層23を介して対向配置され、前記各画素毎の画素電極21に反射部20と透過部19とが形成されており、前記アレイ基板の少なくとも反射部に前記画素電極とスイッチング素子とを隔てる層間絶縁膜17が形成され、前記反射部の層間絶縁膜に形成したコンタクトホール18を介して前記画素電極とスイッチング素子の電極とが電気的に接続され、前記カラーフィルタ基板の反射部に対応するカラーフィルタ層に25は透明な窓部27が設けられ、前記透明な窓部は前記アレイ基板のコンタクトホールと対向しない位置に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、外光を反射する反射部とバックライトからの光を透過する透過部とを備えた半透過型液晶表示装置に関し、特に反射部のコンタクトホール部におけるセルギャップが大きくならないようにした半透過型液晶表示装置に関する。
近年、情報通信機器のみならず一般の電気機器においても液晶表示装置の適用が急速に普及している。液晶表示装置は、自ら発光しないため、バックライトを備えた透過型の液晶表示装置が多用されている。しかしながら、バックライトの消費電力が大きいために、特に携帯型のものについては、消費電力を減少させるためにバックライトを必要としない反射型の液晶表示装置が用いられる。この反射型の液晶表示装置においては、外光を光源として用いるため、暗い室内等では表示画像が見えにくくなる。このため、近年では透過型と反射型の性質を併せて有した半透過型液晶表示装置の開発が進められている。
半透過型液晶表示装置は、透明電極を備えた透過部と、反射電極を備えた反射部とを1つの画素領域内に有しており、暗い場所においてはバックライトを点灯して透過部を利用して画像を表示し、明るい場所においてはバックライトを点灯することなく反射部において外光を利用して画像を表示する構造となっている。これにより、常にバックライトを点灯する必要がなく、消費電力を大幅に減少させることができる利点を有している。
図4は、下記特許文献1に従来として記載された半透過型液晶表示装置における1画素領域内の断面図を示す。この半透過型液晶表示装置10Aは、下側のアレイ基板11及び上側のカラーフィルタ基板12が対向するように配置されている。
アレイ基板11においては、それぞれの画素ごとにゲート電極G、補助容量線Csが絶縁性で透明なガラス基板13上に配置され、その表面を含むガラス基板13全体が窒化硅素膜又は酸化硅素膜からなるゲート絶縁膜14により覆われている。そして、ゲート電極Gの周囲にアモルファスシリコン層15、ソース電極S、ドレイン電極Dが順次形成されてスイッチング素子であるMOS型の薄膜トランジスタTFT(Thin Film Transistor)が形成されている。
さらに、TFTを覆うように酸化硅素膜又は窒化硅素膜からなる保護膜16が形成され、保護膜16上にスキャッタリング層又は平坦化膜からなる層間膜17が形成される。これらの保護膜16及び層間膜17に対し、エッチングを行うことによりコンタクトホール18が形成される。コンタクトホール18はTFTのドレイン電極Dの上方に設けられ、TFTから離れた場所には層間膜17が取り除かれた溝部が設けられる。この溝部が透過部19に該当する。このように溝部を透過部19とすることにより、反射部20のセルギャップd1に対し、透過部19のセルギャップd2を2倍とすること、すなわち、d1=(d2)/2の関係に設定することができる。
保護膜16や層間膜17の上には透明電極21が積層される。透明電極21は、ITO(Indium-Tin-Oxide)ないしはIZO(Indium-Tin-Oxide)を1画素全体に積層することにより形成される。さらに、透明電極21上の透過部19を除いた部分にAlを積層することにより反射電極22を形成し、この反射電極22を積層させた部分が反射部20となる。この場合、透明電極21はコンタクトホール18の底部でドレイン電極Dと電気的に接続される。以上の反射電極22の表面及び反射電極22から露出している透明電極21の表面には、配向膜(図示省略)が積層される。
カラーフィルタ基板12においては、絶縁性で透明なガラス基板24の表面にカラーフィルタ層25が設けられ、ガラス基板24及びカラーフィルタ層25の表面には、透明樹脂からなるトップコート層26が積層される。トップコート層26は透明樹脂をスピンコーティングすることによって形成されるものである。このトップコート層26の表面には、ITOないしIZOからなる透明な対向電極を介して配向膜(いずれも図示省略)が形成されている。
さらに、カラーフィルタ層25における反射部20と対向した一部には、カラーフィルタ層が存在しない透明な窓部27が設けられている。透明な窓部27は反射部20の色調を透過部19の色調と同じようにするためのものである。この透明な窓部27はトップコート層26と同一の材料から形成されている。
半透過型液晶表示装置10Aは、以上のアレイ基板11及びカラーフィルタ基板12を対向させ、周囲をシール材によって貼り合わせ、これらの基板の間に液晶23を封入することにより組み付けられる。使用に際しては、アレイ基板11の下方に、周知の光源、導光板、拡散シート等を有するバックライト(図示省略)が配置され、暗い場所においてはバックライトを点灯させることによりこのバックライトからの光が透過部19を透過することによって画像表示が行われ、明るい場所においてはバックライトを消灯するとともに外光が反射部20で反射されることにより画像表示が行われる。
特開2004−144965号公報(3頁、図5)
このような半透過型液晶表示装置10Aにおいては、反射部20のコンタクトホール18の部分には層間膜17が存在していないため、コンタクトホール18の部分でのセルギャップは反射部20におけるセルギャップd1よりも大きくなる。そうすると、反射部20においては、このコンタクトホール18の部分でのセルギャップが相違しているとともに液晶分子の配向が乱れが生じるために、画像表示に悪影響を及ぼすという問題点が生じている。
このようなコンタクトホール18の問題点は、カラーフィルタ層の透明な窓部27がコンタクトホール18に対向する上部に位置した場合には特に著しく現われることが見出された。本発明者等はこの原因について検討を重ねた結果、カラーフィルタ層の透明な窓部27の部分とその周囲のカラーフィルタ層との間に段差Dが生じることから、反射部20に存在するコンタクトホール18の部分のセルギャップがより大きくなることに起因することに気付いた。
すなわち、カラーフィルタ層の透明な窓部27は、カラーフィルタ層の表面に設けられるトップコート層と同じ材料で形成され、このトップコート層はカラーフィルタ基板に液状の透明樹脂をスピンコーティングした後に硬化させることによって形成されるが、カラーフィルタ層の全厚さは、カラーフィルタ層が存在している部分とカラーフィルタ層が存在しない透明な窓部27とで同じにはならず、図4に示したように、透明な窓部27の厚さが僅かに薄くなって、透明な窓部27とそれに隣接するカラーフィルタ層が存在している部分との間に約0.5μm程度の段差Dが生じてしまうためである。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、反射部にコンタクトホールを設けた場合にも、画像表示への悪影響をなくして良好な画像表示を行うことが可能な半透過型液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の半透過型液晶表示装置の発明は、各画素毎にスイッチング素子及び画素電極が設けられたアレイ基板とカラーフィルタ基板とが液晶層を介して対向配置され、前記各画素毎の画素電極に反射部と透過部とが形成された半透過型液晶表示装置において、
前記アレイ基板の少なくとも反射部に前記画素電極とスイッチング素子とを隔てる層間絶縁膜が形成され、前記反射部の層間絶縁膜に形成したコンタクトホールを介して前記画素電極とスイッチング素子の電極とが電気的に接続され、前記カラーフィルタ基板の反射部に対応するカラーフィルタ層には透明な窓部が設けられ、前記透明な窓部は前記アレイ基板のコンタクトホールと対向しない位置に配置されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の半透過型液晶表示装置において、前記カラーフィルタ層の表面には透明なトップコート層が設けられており、前記透明な窓部は前記トップコート層と同一材料で形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2記載の半透過型液晶表示装置において、前記アレイ基板上の層間膜は透過部においても反射部と同一の厚さに形成され、前記トップコート層は透過部よりも反射部の方が厚く形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記アレイ基板上の層間膜は透過部においても反射部と同一の厚さに形成され、前記反射部のカラーフィルタ層上のみにトップコート層が設けられていることを特徴とする。
本発明は、上記のような構成を備えることにより以下に述べるような優れた効果を奏する。すなわち、請求項1に係る発明によれば、アレイ基板における反射部のコンタクトホールの部分では、このコンタクトホールの深さに対応する分だけセルギャップが大きくなっているが、カラーフィルタ基板のカラーフィルタ層に設けられている透明な窓部がこのコンタクトホール上に位置しないように形成されているため、コンタクトホールに対応する位置のセルギャップが透明な窓部がコンタクトホール上に位置する場合に比べて大きくならずにすむので、コンタクトホール部のセルギャップが反射部のセルギャップに近づき、反射部の表示画質の悪化を防止することができるようになる。
また、請求項2に係る発明によれば、反射部の透明な窓部とカラーフィルタ層の表面に設けられるトップコート層とを同時に形成することができ、しかも、トップコート層26の表面は完全には均一にできないとしても、透明な窓部27に何も設けない場合よりは全体の厚さが均一に近くなるため、反射部のセルギャップのバラツキを少なくすることができ、反射部の表示画質が向上する。
また、請求項3及び4に係る発明によれば、透過部のセルギャップと反射部のセルギャップとの間の調整を反射部のトップコートの厚みを変えるだけで調整できるため、請求項1に係る発明の効果を奏しながらも、より反射部と透過部との間で表示画質に差異が生じないようにした半透過型液晶表示装置を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例及び図面を用いてより具体的に説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための半透過型液晶表示装置を例示するものであって、本発明をこの実施例に特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなく種々の変更を行ったものにも均しく適用し得るものである。なお、各実施例においては、図4に示す従来例の構成と同一の構成部分には同一の参照符号を付して対応させて説明する。
実施例1の半透過型液晶表示装置を図1及び図2を用いて説明する。なお、図1は実施例1にかかる半透過型液晶表示装置10のカラーフィルタ基板を透視して表した1画素分の平面図であり、図2は図1のA−A線に沿った模式的な断面図である。
この半透過型液晶表示装置10は、アレイ基板11及びカラーフィルタ基板12を備えている。アレイ基板11は、透明な絶縁性を有するガラス基板13上に、アルミニウムやモリブデン等の金属からなる複数の走査線31が等間隔で平行に形成されており、また、隣り合う走査線31間の略中央には走査線31と同時に補助容量線Csが平行して形成されている。そして、走査線31からはTFTのゲート電極Gが延設されている。
また、ガラス基板13上には、走査線31、補助容量線Cs、ゲート電極Gを覆うようにして窒化や酸化硅素などからなるゲート絶縁膜14が積層され、また、このゲート電極Gの上にはゲート絶縁膜14を介してアモルファスシリコン層15が形成され、またゲート絶縁膜14上にはアルミニウムやモリブデン等の金属からなる複数の信号線32が走査線31と直交するようにして形成されており、この信号線32からはTFTのソース電極Sが延設され、このソース電極Sはアモルファスシリコン層15と接触している。さらに、信号線32及びソース電極Sと同一の材料でかつ同時形成されたドレイン電極Dがゲート絶縁膜14上に設けられており、このドレイン電極Dもアモルファスシリコン層15と接触している。
ここで、走査線31と信号線32とに囲まれた領域が1画素に相当する。そしてゲート電極G、ゲート絶縁膜14、アモルファスシリコン層15、ソース電極S、ドレイン電極Dによってスイッチング素子となるTFTが構成され、それぞれの画素にこのTFTが形成される。この場合、ドレイン電極Dと補助容量線Csによって各画素の補助容量を形成することになる。
そして、走査線31、信号線32、TFT、ゲート絶縁膜14を覆うようにして例えば酸化硅素或いは窒化硅素等の無機絶縁性材料からなる保護絶縁膜16が積層され、少なくとも反射部20における保護絶縁膜16上に有機絶縁膜からなり表面に微細な凹凸部が形成された層間膜17が積層されている。なお、図1及び図2においては反射部20における層間膜17の凹凸部は省略してある。また、保護絶縁膜16と層間膜17には、TFTのドレイン電極Dに対応する位置にコンタクトホール18が形成されている。
そして、それぞれの画素において、反射部20の層間膜17の表面には例えばアルミニウムや銀等の金属からなる反射電極22が設けられ、さらに、この反射電極22の表面及び透過部19の保護絶縁膜16の表面には例えばITOやIZOからなる画素電極21が形成され、この画素電極21はコンタクトホール18を介してTFTのドレイン電極Dと電気的に接続されている。
一方、カラーフィルタ基板12は、絶縁性を有する透明なガラス基板24と、このガラス基板24の表面に設けられたカラーフィルタ層25とを備えている。カラーフィルタ層25はそれぞれの画素に対応して形成されたR、G、Bからなる3色のフィルタによって構成され、また、反射部20に対応するカラーフィルタ層には透明な窓部27が形成されている。この透明な窓部27は、この部分で白色を形成させ、カラーフィルタ層25が形成されている箇所でそれぞれの色を形成させ、両者の色を混色させることにより反射部で必要な明るい表示を実現するようにしたものである。そして、この透明な窓部27の面積は、各色によって明るさと色純度が最適な値となるように調整されており、通常は緑のカラーフィルタ層のものが最も面積が大きく、青のカラーフィルタ層のものが最も面積が小さくなるようにされている。
このカラーフィルタ層25の表面全体には、透明な窓部27の部分も覆うように、トップコート層26が表示領域の全面に亘って設けられており、このトップコート層の表面はITOないしはIZOからなる透明電極を介して配向膜が形成されている(何れも図示せず)。
以上のアレイ基板11及びカラーフィルタ基板12の間に液晶材料を封入することにより半透過型液晶表示装置が構成される。そして、アレイ基板11の下方にバックライト(図示省略)を配置し、透過部19においてはバックライトからの光を透過させることにより、また、反射部20においては外光を反射電極22によって反射させることにより、所定の画像表示が行われる。
この実施例1の半透過型液晶表示装置10においては、カラーフィルタ層25の透明な窓部27は、アレイ基板11の反射部20に形成されているコンタクトホール18上に位置しないように設けられている。なお、透明な窓部27の形状は任意であり、平面視で円形ないしは方形の孔であってもよく、或いは方形ないしは多角形状の切り欠きであってもよい。
このカラーフィルタ層の透明な窓部27は、カラーフィルタ層の表面に設けられるトップコート層26の形成材料と同じ液状の樹脂材料(例えばポリイミド)を用いてスピンコーティングにより形成されるが、カラーフィルタ層の段差を完全には吸収できないため、透明な窓部27のトップコート層とその周囲のトップコート層との間に約0.5μmの段差Dが生じてしまう。
一般に、半透過型液晶表示装置10においては、反射部20のセルギャップd1の設計値は例えば2μmとされ、透過部19のセルギャップd2の設計値は例えば4μmとされており、また、層間膜17の厚さは約2μmとされて、d1=(d2)/2関係を満たすようにされている。そうすると、段差Dの存在によりコンタクトホール18の部分のセルギャップは、透明な窓部27がコンタクトホール18上に位置していると約4.5μm(2μm+2μm+0.5μm)となるが、透明な窓部27がコンタクトホール18上に位置していない本実施例の場合は約4μm(2μm+2μm)となる。
このように、実施例1の半透過型液晶表示装置10におけるコンタクトホール18の部分のセルギャップは、透明な窓部27がコンタクトホール18上に位置しているときのセルギャップよりも段差Dだけ、すなわち約0.5μmだけ小さくなるため、半透過型液晶表示装置10の反射部20のセルギャップの設計値d1=2.0μmに近づくので、コンタクトホール18の部分での表示画質の劣化を透明な窓部27がコンタクトホール18上に位置している場合と比すると小さくすることができる。
実施例1では、アレイ基板11の反射部にのみ層間膜17を設けて反射部20と透過部19のセルギャップを調整した半透過型液晶表示装置10について説明したが、実施例2ではアレイ基板11全体に層間膜17を設けて透過部19及び反射部20の高さを均一化し、カラーフィルタ基板12に設けたトップコート層26により反射部と透過部のセルギャップを調整した半透過型液晶表示装置10'を作製した。この実施例2の半透過型液晶表示装置を図3を用いて説明する。なお、図3は、図1のA−A線に対応する模式的な断面図であり、図3に示した半透過型液晶表示装置10と同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳細な説明は省略する。
この実施例2の液晶表示装置10'は、層間膜17がアレイ基板11の表示領域全体にわたって実質的に同一の厚さに設けられている点、及び、反射部20のセルギャップd1の調整はカラーフィルタ基板12に設けられたトップコート層26によって行っている点、で実施例1の半透過型液晶表示装置10とは構成が相違しており、その他の構成は実質的に同一である。
すなわち、実施例2の半透過型液晶表示装置10'の透過部19のセルギャップd2は例えば設計値が4μmであり、カラーフィルタ層25上のトップコート26の厚さを約2μmとすることにより、反射部20のセルギャップd1は、d1=(d2)/2となるようにされている。この場合においても、カラーフィルタ層25の透明な窓部27のトップコート層とその周囲のトップコート層との間には約0.5μmの段差Dが生じているため、実施例2の半透過型液晶表示装置10'においても透明な窓部27はアレイ基板11のコンタクトホール18に対向する位置には存在しないようになされている。そのため、この半透過型液晶表示装置10'においても、実施例1の半透過型液晶表示装置10と同様の効果を奏することができる。
なお、実施例2の半透過型液晶表示装置10'においては、カラーフィルタ基板12のトップコート層26を反射部20に対応する位置にのみ設けた例を示したが、透過部19に対応する位置のカラーフィルタ層25の表面にも設けてもよい。この場合、カラーフィルタ基板12のトップコート層26の厚さを透過部19に対応する位置の厚さよりも反射部20に対応する位置の厚さを厚くして、セルギャップに関してd1=(d2)/2の関係を満たすようにすればよい。
実施例1に係る半透過型液晶表示装置10のカラーフィルタ基板を透視して表した1画素分の平面図である。 図1のA−A線に沿った模式的な断面図である。 実施例2の半透過型液晶表示装置における、図1のA−A線に対応する模式的な断面図である。 従来例の半透過型液晶表示装置における1画素領域内の断面図である。
符号の説明
10、10'、10A 半透過型液晶表示装置
11 アレイ基板
12 カラーフィルタ基板
13、24 ガラス基板
14 ゲート絶縁膜
15 アモルファスシリコン層
16 保護膜
17 層間膜
18 コンタクトホール
19 透過部
20 反射部
21 画素電極
22 反射電極
23 液晶
25 カラーフィルタ層
26 トップコート層
27 (透明な)窓部
S ソース電極
G ゲート電極
D ドレイン電極
Cs 補助容量線

Claims (4)

  1. 各画素毎にスイッチング素子及び画素電極が設けられたアレイ基板とカラーフィルタ基板とが液晶層を介して対向配置され、前記各画素毎の画素電極に反射部と透過部とが形成された半透過型液晶表示装置において、
    前記アレイ基板の少なくとも反射部に前記画素電極とスイッチング素子とを隔てる層間絶縁膜が形成され、前記反射部の層間絶縁膜に形成したコンタクトホールを介して前記画素電極とスイッチング素子の電極とが電気的に接続され、前記カラーフィルタ基板の反射部に対応するカラーフィルタ層には透明な窓部が設けられ、前記透明な窓部は前記アレイ基板のコンタクトホールと対向しない位置に配置されていることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
  2. 前記カラーフィルタ層の表面には透明なトップコート層が設けられており、前記透明な窓部は前記トップコート層と同一材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半透過型液晶表示装置。
  3. 前記アレイ基板上の層間膜は透過部においても反射部と同一の厚さに形成され、前記トップコート層は透過部よりも反射部の方が厚く形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半透過型液晶表示装置。
  4. 前記アレイ基板上の層間膜は透過部においても反射部と同一の厚さに形成され、前記反射部のカラーフィルタ層上のみにトップコート層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の半透過型液晶表示装置。
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