JP2007078377A - 電流センサのオフセット値算出装置 - Google Patents

電流センサのオフセット値算出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の走行開始後に温度ドリフト等によってオフセット電流値に変動が生じても、適切なオフセット値を算出して電流センサのオフセット補正を正しく行うことができるようにする。
【解決手段】車両の走行開始後に、車両のイグニッションスイッチがオンであってモータが駆動しておらず、さらに補機システムの消費電流が微小であると見なせる状況である場合は、時刻t1からt2までの微小電流放電区間におけるセンサ出力Ioff1が電流センサから出力される。これをオフセット電流として検出することにより、電流センサのオフセット補正値Ioff1を求め、バッテリコントローラのメモリに記憶しておく。車両が走行中に電流センサによって検出されたセンサ出力値Isからオフセット補正値Ioff1を引き算することにより、オフセット補正後の充放電電流値を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電流センサのオフセット値を算出する装置に関する。
車両の駆動用モータなどの電気負荷へ電力を供給する二次電池における充放電電流を検出する際に、車両のイグニッションスイッチがオフされて充放電停止状態のときに検出されるオフセット電流値を一定時間サンプリングし、そのサンプリング結果を用いて充放電電流の検出値をオフセット補正する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−137062号公報
特許文献1に開示される従来の技術では、車両のイグニッションスイッチがオフされているとき、すなわち駐車中にしかオフセット電流値のサンプリングが行われない。そのため、走行前にオフセット電流値をサンプリングした後、車両の走行開始後に温度ドリフト等によってオフセット電流値に変動が生じた場合、オフセット補正を正しく行うことができなくなり、二次電池の充放電電流の検出誤差が増大してしまう。
請求項1の発明による電流センサのオフセット値算出装置は、充放電可能な蓄電手段からの放電電流によって駆動することで車両を走行させる駆動手段が駆動しているか否かを判定する駆動判定手段と、蓄電手段からの放電電流によって動作することで車両の走行を補助する補機手段の消費電流が微小と見なせる状況であるか否かを、補機手段の動作状態に基づいて判定する補機判定手段と、駆動判定手段により駆動手段が駆動していないと判定され、かつ補機判定手段により補機手段の消費電流が微小と見なせる状況であると判定されたときに、電流センサによって検出される蓄電手段の充放電電流値に基づいて、電流センサのオフセット値を算出する第1のオフセット値算出手段とを備える。
請求項7の発明による電流センサのオフセット値算出装置は、充放電可能な蓄電手段からの放電電流によって駆動することで車両を走行させる駆動手段、蓄電手段への充電電流を発電する発電手段、および蓄電手段からの放電電流によって動作することで車両の走行を補助する補機手段をそれぞれ制御するための制御手段と、電流センサによって検出される蓄電手段の充放電電流値に基づいて、電流センサのオフセット値を算出するオフセット値算出手段とを備える。そして、制御手段は、車両が走行中に、発電手段により発電される充電電流値と、駆動手段および補機手段による消費電流値の合計とが等しい充放電停止状態となるように、駆動手段、発電手段および補機手段をそれぞれ制御し、オフセット値算出手段は、制御手段により駆動手段、発電手段および補機手段が充放電停止状態となるようにそれぞれ制御されているときに、電流センサによって検出される蓄電手段の充放電電流値に基づいて、電流センサのオフセット値を算出する。
本発明によれば、車両の走行開始後に温度ドリフト等によってオフセット電流値に変動が生じても、適切な電流センサのオフセット値を算出してオフセット補正を正しく行うことができる。
−第1の実施の形態−
図1は、本発明を車両用の充放電制御システムに適用した第1の実施の形態によるブロック図である。この充放電制御システムは、電気自動車やハイブリッド自動車などのように電気モータで駆動する車両に搭載されて使用されるものであり、組電池11、メインリレー13、インバータ(INV)14、補機システム15、モータ16、ハイブリッドコントローラ(HCM)17、電流センサ18、およびバッテリコントローラ19を備える。これらの各構成品の間は、導線12によって互いに接続されている。
組電池11は、充放電可能な二次電池であって、複数のセル10を直列に接続して構成されている。組電池11はメインリレー13を介してインバータ14および補機システム15と接続されており、これらに対し放電して直流電流を供給することができる。また、車両の回生ブレーキ動作時には、モータ16において発生した交流回生電流がインバータ14によって直流電流に変換され、組電池11に入力される。これにより、組電池11が充電される。
メインリレー13は、ハイブリッドコントローラ17によってその開閉状態が制御される。メインリレー13の開閉動作により、組電池11とその負荷であるインバータ14および補機システム15との間が電気的に接続または開放される。なお、メインリレー13は図1において二箇所にあるが、これらは同じように開閉制御される。すなわち、いずれか一方が開いているときにはもう一方も開いており、いずれか一方が閉じていればもう一方も閉じている。なお、図1ではメインリレー13が二箇所に備えられた例を示しているが、組電池11とその負荷との電気的接続状態を切り替えることができれば、何箇所に備えられていてもよい。
インバータ14は、組電池11から供給される直流電流を交流電流に変換し、その交流電流を車両の走行駆動用のモータ16に供給する。これにより、組電池11からの放電電流によりモータ16が駆動して車両が走行する。またインバータ14は、モータ16を利用した回生ブレーキによる車両制動時には、モータ16において発生する交流回生電流を直流電流に変換し、それを充電電流として用いて組電池11を充電する。
補機システム15は、たとえばエアコンやヘッドライトなど、車両の走行を補助するために車両に備えられている各種の電装品によって構成されている。補機システム15は、組電池11からの放電電流によって動作し、その動作状態は車両の運転者の操作や車両の走行状態に応じて切り替えられる。すなわち、補機システム15を構成している各電装品は、運転者の操作や車両の走行状態に応じてオンオフされるとともに、複数の動作モードを有する電装品については、その動作モードが選択される。
ハイブリッドコントローラ17は、インバータ14および補機システム15を制御することにより、モータ16の駆動を制御して車両の走行制御を行うとともに、各種の電装品の動作状態を制御する。またハイブリッドコントローラ17は、メインリレー13の開閉制御を行うことにより、組電池11と各負荷との接続状態を切り替える。なお、後述するように、ハイブリッドコントローラ17には、バッテリコントローラ19から組電池11の充放電状態の情報が出力される。この充放電状態の情報に基づいて、ハイブリッドコントローラ17の制御動作が実行される。
電流センサ18は、組電池11から各負荷へ供給される放電電流や、インバータ14から組電池11へ出力される充電電流を検出することにより、組電池11における充放電電流値を検出する。この検出結果は、電流センサ18からのセンサ出力としてバッテリコントローラ19へ出力される。
バッテリコントローラ19は、CPU19aおよびメモリ19bを備えている。メモリ19bには、CPU19aによって求められた電流センサ18のオフセット補正値が記憶されている。なお、電流センサ18のオフセット補正値を求める具体的な方法については、次の段落以降で説明する。CPU19aは、メモリ19bに記憶されたオフセット補正値を用いて電流センサ18からのセンサ出力をオフセット補正し、オフセット補正後の充放電電流値を算出する。そして、算出されたオフセット補正後の充放電電流値に基づいて組電池11の充放電状態を求め、それをハイブリッドコントローラ17へ出力する。
ここで、電流センサ18のオフセット補正値を求める方法について説明する。図2は、電流センサ18からのセンサ出力の例をグラフ化して表したものであり、電流値が+側のときは放電電流によるセンサ出力を、−側のときは充電電流によるセンサ出力をそれぞれ示している。このグラフにおいて、時刻t1までの充電区間には、回生ブレーキを用いた車両制動時にインバータ14から組電池11へ充電電流が出力されるときのセンサ出力を示している。また、時刻t2より後の放電区間には、車両が走行を開始した後のセンサ出力を示している。
時刻t1から時刻t2までの微小電流放電区間には、車両のイグニッションスイッチがオンであってモータ16が駆動しておらず、さらに補機システム15の消費電流が微小であると見なせるときのセンサ出力を示している。なお、車両のイグニッションスイッチがオンであってモータ16が駆動していない状況とは、たとえば信号待ちの一時停止中のように、車両が走行開始後にアイドルストップで停止している場合などが該当する。また、補機システム15の消費電流が微小であると見なせる状況とは、補機システム15を構成する各電装品のうち、その消費電流が所定値よりも小さいものを除いた全ての電装品が動作していない場合のことを指しており、たとえば車両のエアコンとヘッドライトがいずれもオフである場合などが該当する。このときのセンサ出力をIoff1と表すと、図2に示すようにIoff1の大きさは概ね一定である。
ところで、微小電流放電区間では車両が停止しておりモータ16が駆動していないことから、組電池11からインバータ14への供給電流値はほぼ0Aに等しい。また、補機システム15における消費電流が微小であると見なせる状況にあることから、組電池11から補機システム15への供給電流値もほぼ0Aと見なすことができる。すなわち、微小電流放電区間において電池11から実際に放電される電流は0であるといえるため、電流センサ18からのセンサ出力の理想値は0である。
以上説明したように、時刻t1からt2までの微小電流放電区間において、車両のイグニッションスイッチがオンであってモータ16が駆動しておらず、さらに補機システム15の消費電流が微小であると見なせる状況である場合は、電流センサ18からのセンサ出力の理想値が0となる。それにも関わらず、図2のように電流センサ18によってほぼ一定のセンサ出力Ioff1が検出される場合は、そのセンサ出力Ioff1をオフセット電流として検出することにより、電流センサ18のオフセット補正値を求めることができる。オフセット補正値Ioff1はバッテリコントローラ19のメモリ19bによって記憶され、オフセット補正後の充放電電流値をCPU19aにおいて算出するのに用いられる。
すなわち、車両が走行中に電流センサ18によって検出されたセンサ出力値をIsとすると、オフセット補正後の充放電電流値Iは、予め上記のように微小電流放電区間において求められ、メモリ19bに記憶されたオフセット補正値Ioff1を用いて、以下の式(1)のように表される。
I=Is−Ioff1 ・・・(1)
なお、微小電流放電区間ではオフセット電流Ioff1を所定の時間サイクルごとに繰り返し検出し、その検出結果によってオフセット補正値を逐次更新する。これにより、温度ドリフトなどが生じて車両の走行中にオフセット電流が変動しても、最新の検出結果から正確なオフセット補正値を求めることができる。
上記の説明では、微小電流放電区間において車両のイグニッションスイッチがオンであってモータ16が駆動しておらず、さらに補機システム15の消費電流が微小であると見なせる場合には、電流センサ18のセンサ出力をオフセット電流として検出することにより、オフセット補正値を求めることができることを説明した。しかし、車両のイグニッションスイッチがオンでモータ16が駆動していなければ、補機システム15の消費電流が微小と見なせる状況ではない場合であっても、電流センサ18のセンサ出力からオフセット補正値を求めることができる。その方法を以下に説明する。
図3のグラフは、図2とは異なり、時刻t1から時刻t2までの微小電流放電区間において補機システム15の消費電流が微小であると見なせない場合の電流センサ18からのセンサ出力例を示している。このグラフにおいて微小電流放電区間に検出されるセンサ出力をIoutと表すと、このときのオフセット補正値Ioff2は、補機システム15の消費電流をIhcとして、以下の式(2)のように表すことができる。
Ioff2=Iout−Ihc ・・・(2)
上記の式(2)において、補機システム15の消費電流Ihcは、補機システム15の動作状況、すなわち車両においてどの電装品がどのような状態で動作しているかを判断することで求められる。このとき、メモリ19bには補機システム15の各電装品の消費電流値が予め記憶されている。たとえば、車両のエアコンとヘッドライトがいずれもオンである場合、予めメモリ19bに記憶されたエアコンの消費電流値とヘッドライトの消費電流値を合算することにより、補機システム15の消費電流Ihcが求められる。エアコンとヘッドライト以外のものが補機システム15において動作している場合も、同様にして消費電流Ihcを求めることができる。
式(2)によって算出されたオフセット補正値Ioff2は、バッテリコントローラ19のメモリ19bによって記憶され、オフセット補正後の充放電電流値をCPU19aにおいて算出するのに用いられる。車両が走行中に電流センサ18によって検出されたセンサ出力値をIsとすると、オフセット補正後の充放電電流値Iは、予め上記のように微小電流放電区間において求められメモリ19bに記憶されたオフセット補正値Ioff2を用いて、以下の式(3)のように表される。
I=Is−Ioff2 ・・・(3)
なお、車両走行中のセンサ出力値Isからオフセット補正後の充放電電流値Iを求めるときには、式(1)と(3)のどちらを用いるようにしてもよい。たとえば、オフセット補正値Ioff1とIoff2がそれぞれ求められた時刻を比較し、その時刻がより遅い方、すなわち新しく算出された方を用いて、式(1)と(3)のいずれかによってオフセット補正後の充放電電流値Iを求める。このようにすれば、最新のオフセット補正値を用いてオフセット補正後の充放電電流値Iを求めることができる。
以上の説明では、微小電流放電区間において電流センサ18により検出されたセンサ出力に基づいて求められたオフセット補正値Ioff1とIoff2をそのまま用いて、オフセット補正後の充放電電流値Iを求める例を説明した。しかし、オフセット補正値Ioff1とIoff2を異なる時刻においてそれぞれ複数回サンプリングし、その平均値をバッテリコントローラ19のCPU19aにおいて演算した結果を用いてオフセット補正後の充放電電流値Iを求めることとしてもよい。このようにすれば、より高精度に得られたオフセット補正値に基づいて、オフセット補正後の充放電電流値Iを求めることができる。
また、オフセット補正値Ioff1やIoff2が予め定められた所定範囲内であるか否かを判定することにより、電流センサ18の故障を検知することができる。すなわち、電流センサ18からのセンサ出力に基づいて求められたオフセット補正値Ioff1やIoff2が、電流センサ18の仕様上想定される予め定められた範囲を超えている場合は、電流センサ18が故障していると判断できる。さらに、上記のようにオフセット補正値Ioff1とIoff2を複数化サンプリングした平均値を用いて電流センサ18の故障判断を行うこととすれば、故障検知の精度を向上することができる。
以上説明したように、微小電流放電区間に該当する場合のセンサ出力に基づいて、電流センサ18のオフセット補正値Ioff1およびIoff2を求めるときのフローチャートを図4に示す。このフローチャートは、CPU19aによって車両のイグニッションスイッチがオンされているときに実行される。
ステップS100では、モータ16が駆動しているか否かを判定する。モータ16が駆動している間はステップS100を繰り返し、モータ16が停止したときに次のステップS200へ進む。
ステップS200では、補機システム15の消費電流が微小と見なせる状況であるか否かを判定する。微小と見なせる状況であればステップS300へ進み、そうでなければステップS400へ進む。なお、ステップS200の判定は、補機システム15の動作状態、すなわち各電装品の動作状態に基づいて行われる。すなわち、前述のように車両のエアコンとヘッドライトがいずれもオフである場合などは、補機システム15の消費電流が微小と見なせる状況であると判定される。
ステップS300へ進んだ場合、ステップS300では、電流センサ18からのセンサ出力を検出する。次のステップS310では、ステップS300で検出したセンサ出力に基づいて、オフセット補正値Ioff1を算出する。すなわち、前述したように、ステップS300で検出されたセンサ出力によって表される充放電電流値をオフセット補正値Ioff1とする。ステップS310を実行したら、ステップS500へ進む。
ステップS400へ進んだ場合、ステップS400ではステップS300と同様に、電流センサ18からのセンサ出力を検出する。次のステップS410では、補機システム15の消費電流Ihcを算出する。このとき前述のように、補機システム15の動作状況を判断し、その判断結果とメモリ19bに予め記憶された各電装品の消費電流値とに基づいて、消費電流Ihcを算出する。
ステップS420では、ステップS400で検出したセンサ出力と、ステップS410で算出した補機システム15の消費電流Ihcとに基づいて、式(2)によりオフセット補正値Ioff2を算出する。ステップS420を実行したら、ステップS500へ進む。
ステップS500では、ステップS310で算出されたオフセット補正値Ioff1、またはステップS420で算出されたオフセット補正値Ioff2を、メモリ19bに記憶する。車両の走行中には、こうしてメモリ19bに記憶されたオフセット補正値Ioff1またはIoff2を用いて、式(1)または(3)によりオフセット補正後の充放電電流値Iを求める。ステップS500を実行したらステップS100へ戻り、以上説明したような処理を繰り返す。
以上説明した第1の実施の形態によれば、次の作用効果を奏することができる。
(1)モータ16が駆動しているか否かを判定する(ステップS100)とともに、補機システム15の消費電流が微小と見なせる状況であるか否かを補機システム15の動作状態に基づいて判定する(ステップS200)。そして、ステップS100においてモータ16が駆動していないと判定され、かつステップS200において補機システム15の消費電流が微小と見なせる状況であると判定されたときに、電流センサ18によって組電池11の充放電電流値を検出し(ステップS300)、その充放電電流値に基づいて、電流センサ18のオフセット値を算出する(ステップS310)こととした。このようにしたので、車両の走行開始後に温度ドリフト等によってオフセット電流値に変動が生じても、適切な電流センサのオフセット値を算出してオフセット補正を正しく行うことができる。
(2)ステップS100においてモータ16が駆動していないと判定され、かつステップS200において補機システム15の消費電流が微小と見なせる状況でないと判定されたときに、電流センサ18によって組電池11の充放電電流値を検出する(ステップS400)とともに、補機システム15の消費電流を算出する(ステップS410)。そして、ステップS400で検出された充放電電流値と、ステップS410で算出された消費電流値とに基づいて、電流センサ18のオフセット値を算出する(ステップS420)こととした。このようにしたので、補機システムの消費電流が微小と見なせる状況ではない場合であっても、電流センサのセンサ出力からオフセット補正値を求めることができる。
(3)オフセット補正値Ioff1とIoff2を異なる時刻においてそれぞれ複数回サンプリングし、その平均値をバッテリコントローラ19のCPU19aにおいて演算した結果を用いてオフセット補正後の充放電電流値を求めることとすれば、より高精度に得られたオフセット補正値に基づいてオフセット補正を行うことができる。
(4)オフセット補正値Ioff1やIoff2が予め定められた所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内でないと判定されたときに電流センサ18が故障していると判断することとすれば、車両の走行開始後であっても電流センサの故障を検知することができる。
−第2の実施の形態−
図5は、本発明を車両用の充放電制御システムに適用した第2の実施の形態を示す図である。本実施形態の充放電制御システムは、駆動用の電気モータとエンジンを両方備えたハイブリッド自動車に搭載されて使用されるものであり、図1に示す第1の実施の形態と比べて、一組のモータ20およびインバータ21が追加されている点以外は、同じ構成である。
モータ20およびインバータ21は、モータ16およびインバータ14と同じように動作する。すなわち、組電池11から供給される直流電流をインバータ21によって交流電流に変換し、その交流電流をインバータ21からモータ20に供給することにより、組電池11からの放電電流によりモータ20が駆動して車両が走行する。また、モータ20による回生ブレーキを用いた車両制動時には、モータ20において発生する交流回生電流がインバータ21によって直流電流に変換され、充電電流として組電池11に出力される。
図5に示す第2の実施の形態において電流センサ18のオフセット補正値を求める方法を以下に説明する。本実施形態では、車両のエンジンが駆動しており、さらにモータ16および20のどちらか一方(駆動モータと称する)が駆動しているときに、もう一方のモータ(発電モータと称する)により発電を行い、組電池11への充電電流を発生させる。このとき、電流センサ18のオフセット補正値を求めるため、発電モータにより発電される充電電流値と、駆動モータおよび補機システム15による消費電流値の合計とが等しくなるように、ハイブリッドコントローラ17によってインバータ14および21と補機システム15を制御する。なお、このときインバータ14および21によって消費される電流値についても考慮する。これにより、発電モータで発生した回生電流は全て消費され、組電池11において放電および充電が行われない状態を車両の走行中に作り出すことができる。以下の説明では、このような状態を充放電停止状態と称する。
以上説明したような充放電停止状態となったときには、電流センサ18からのセンサ出力の理想値は0である。したがって、このとき電流センサ18によって検出されるセンサ出力値Ioff3をオフセット電流として検出し、これをオフセット補正値とすることにより、電流センサ18のオフセット補正値を求めることができる。オフセット補正値Ioff3はバッテリコントローラ19のメモリ19bによって記憶される。
車両が上記のような充放電停止状態ではないときに、電流センサ18によって検出されたセンサ出力値をIsとすると、オフセット補正後の充放電電流値Iは、予め充放電停止状態において求められメモリ19bに記憶されたオフセット補正値Ioff3を用いて、以下の式(4)のように表される。これにより、車両走行中のセンサ出力値Isからオフセット補正後の充放電電流値Iを求めることができる。
I=Is−Ioff3 ・・・(4)
以上説明したように、充放電停止状態におけるセンサ出力に基づいて、電流センサ18のオフセット補正値Ioff3を求めるときのフローチャートを図6に示す。このフローチャートは、CPU19aによって車両のイグニッションスイッチがオンされているときに実行される。
ステップS110では、充放電停止状態であるか否かを判定する。このとき、充放電停止状態であるか否かは、ハイブリッドコントローラ17の制御状態に応じて判断される。すなわち、ハイブリッドコントローラ17によってインバータ14および21と補機システム15が充放電停止状態となるように制御されている場合は、充放電停止状態であると判定し、そうでない場合は、充放電停止状態でないと判定する。充放電停止状態ではないと判定された場合はステップS110を繰り返し、充放電停止状態であると判定されたときには次のステップS350へ進む。
なお、ハイブリッドコントローラ17では、任意のタイミングでインバータ14および21と補機システム15を充放電停止状態となるように制御することができる。たとえば、予め決められた所定のタイミングで充放電停止状態としてもよい。あるいは、車両の運動状態が所定の状態、たとえば一定の速度以上で走行している場合などに充放電状態としてもよい。車両の安定した走行動作が妨げられない限り、どのようなタイミングで充放電状態としてもよい。
ステップS350では、図4のステップS300と同様に、電流センサ18からのセンサ出力を検出する。次のステップS360では、図4のステップS310と同様に、ステップS350で検出されたセンサ出力によって表される充放電電流値をオフセット補正値Ioff3とすることにより、ステップS350で検出したセンサ出力に基づいてオフセット補正値Ioff3を算出する。ステップS360を実行したら、ステップS510へ進む。
ステップS510では、ステップS360で算出されたオフセット補正値Ioff3をメモリ19bに記憶する。車両が充放電停止状態でないときには、こうしてメモリ19bに記憶されたオフセット補正値Ioff3を用いて、式(4)によりオフセット補正後の充放電電流値Iを求める。ステップS510を実行したらステップS110へ戻り、以上説明したような処理を繰り返す。
なお、本実施形態においても第1の実施の形態と同様に、オフセット補正値Ioff3を異なる時刻においてそれぞれ複数回サンプリングし、その平均値をバッテリコントローラ19のCPU19aにおいて演算した結果を用いて、オフセット補正後の充放電電流値Iを求めることとしてもよい。このようにすれば、前述したように、より高精度に得られたオフセット補正値に基づいて、オフセット補正後の充放電電流値Iを求めることができる。
また、第1の実施の形態と同様に、オフセット補正値Ioff3が予め定められた所定範囲内であるか否かを判定することにより、電流センサ18の故障を検知することもできる。さらに、この故障検知において、オフセット補正値Ioff3を複数化サンプリングした平均値を用いて電流センサ18の故障判断を行うこととすれば、第1の実施の形態において説明したように、故障検知の精度を向上することができる。
以上説明した第2の実施の形態によれば、次の作用効果を奏することができる。
(1)2つのモータ16および20のどちらか一方を駆動モータとし、もう一方を発電モータとする。そして車両が走行中に、ハイブリッドコントローラ17により、発電モータにより発電される充電電流値と、駆動モータおよび補機システム15の消費電流の合計とが等しい充放電停止状態となるように、駆動モータ、発電モータおよび補機システム15をそれぞれ制御する。この充放電停止状態のときに、電流センサ18によって組電池11の充放電電流値を検出し(ステップS350)、その充放電電流値に基づいて、電流センサ18のオフセット値を算出する(ステップS360)こととした。このようにしたので、第1の実施の携帯と同様に、車両の走行開始後に温度ドリフト等によってオフセット電流値に変動が生じても、適切な電流センサのオフセット値を算出してオフセット補正を正しく行うことができる。
(2)第1の実施の形態と同様に、オフセット補正値Ioff3を異なる時刻においてそれぞれ複数回サンプリングし、その平均値をバッテリコントローラ19のCPU19aにおいて演算した結果を用いてオフセット補正後の充放電電流値を求めることとすれば、より高精度に得られたオフセット補正値に基づいてオフセット補正を行うことができる。
(3)第1の実施の形態と同様に、オフセット補正値Ioff3が予め定められた所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内でないと判定されたときに電流センサ18が故障していると判断することとすれば、車両の走行開始後であっても電流センサの故障を検知することができる。
なお、上記の各実施形態において、電流センサ18によって検出する充放電電流の対象は、組電池11に限られず、キャパシタ等、充放電可能な蓄電手段であればよい。また、組電池の構造や電流センサの種類等によって、本発明が限定されることもない。
以上説明した実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されない。
上記の各実施の形態では、蓄電手段を組電池11、駆動手段をモータ16または20、補機手段を補機システム15、発電手段をモータ16または20、制御手段をハイブリッドコントローラ17によってそれぞれ実現している。また、駆動判定手段、補機判定手段、消費電流算出手段、第1のオフセット値算出手段、第2のオフセット値算出手段およびオフセット値算出手段をバッテリコントローラ19のCPU19aの処理によって実現している。具体的には、駆動判定手段を図4のステップS100、補機判定手段をステップS200、第1のオフセット値算出手段をステップS310、消費電流算出手段をステップS410、第2のオフセット値算出手段をステップS420によってそれぞれ実現し、オフセット値算出手段を図6のステップS360によって実現している。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係に何ら限定も拘束もされない。
第1の実施の形態による車両用の充放電制御システムのブロック図である。 微小電流放電区間において補機システムの消費電流が微小であると見なせる場合に、電流センサから出力されるセンサ出力の例をグラフ化して表した図である。 微小電流放電区間において補機システムの消費電流が微小であると見なせない場合に、電流センサから出力されるセンサ出力の例をグラフ化して表した図である。 微小電流放電区間に該当する場合のセンサ出力に基づいて、電流センサのオフセット補正値を求めるときのフローチャートである。 第2の実施の形態による車両用の充放電制御システムのブロック図である。 充放電停止状態におけるセンサ出力に基づいて、電流センサのオフセット補正値を求めるときのフローチャートである。
符号の説明
10:セル 11:組電池
12:導線 13:メインリレー
14:インバータ 15:補機システム
16:モータ 17:ハイブリッドコントローラ
18:電流センサ 19:バッテリコントローラ
20:モータ 21:インバータ

Claims (9)

  1. 充放電可能な蓄電手段からの放電電流によって駆動することで車両を走行させる駆動手段が駆動しているか否かを判定する駆動判定手段と、
    前記蓄電手段からの放電電流によって動作することで前記車両の走行を補助する補機手段の消費電流が微小と見なせる状況であるか否かを、前記補機手段の動作状態に基づいて判定する補機判定手段と、
    前記駆動判定手段により前駆駆動手段が駆動していないと判定され、かつ前記補機判定手段により前記補機手段の消費電流が微小と見なせる状況であると判定されたときに、電流センサによって検出される前記蓄電手段の充放電電流値に基づいて、前記電流センサのオフセット値を算出する第1のオフセット値算出手段とを備えることを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  2. 請求項1に記載の電流センサのオフセット値算出装置において、
    前記補機手段の消費電流値を算出する消費電流算出手段と、
    前記駆動判定手段により前駆駆動手段が駆動していないと判定され、かつ前記補機判定手段により前記補機手段の消費電流が微小と見なせる状況でないと判定されたときに、前記電流センサによって検出される前記蓄電手段の充放電電流値と、前記消費電流算出手段により算出される前記補機手段の消費電流値とに基づいて、前記電流センサのオフセット値を算出する第2のオフセット値算出手段とをさらに備えることを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  3. 請求項1または2に記載の電流センサのオフセット値算出装置において、
    前記第1のオフセット値算出手段は、前記電流センサによって検出される前記蓄電手段の充放電電流値を複数回サンプリングし、その平均値を演算することにより、前記電流センサのオフセット値を算出することを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  4. 請求項2に記載の電流センサのオフセット値算出装置において、
    前記第2のオフセット値算出手段は、前記電流センサによって検出される前記蓄電手段の充放電電流値から、前記消費電流算出手段により算出される前記補機手段の消費電流値を除いた値を複数回サンプリングし、その平均値を演算することにより、前記電流センサのオフセット値を算出することを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電流センサのオフセット値算出装置において、
    前記第1のオフセット値算出手段により算出された前記電流センサのオフセット値が予め定められた所定範囲内であるか否かを判定する範囲判定手段と、
    前記範囲判定手段により前記電流センサのオフセット値が予め定められた所定範囲内でないと判定されたとき、前記電流センサが故障していると判断する故障検知手段とをさらに備えることを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  6. 請求項2または4に記載の電流センサのオフセット値算出装置において、
    前記第2のオフセット値算出手段により算出された前記電流センサのオフセット値が予め定められた所定範囲内であるか否かを判定する範囲判定手段と、
    前記範囲判定手段により前記電流センサのオフセット値が予め定められた所定範囲内でないと判定されたとき、前記電流センサが故障していると判断する故障検知手段とをさらに備えることを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  7. 充放電可能な蓄電手段からの放電電流によって駆動することで車両を走行させる駆動手段、前記蓄電手段への充電電流を発電する発電手段、および前記蓄電手段からの放電電流によって動作することで前記車両の走行を補助する補機手段をそれぞれ制御するための制御手段と、
    電流センサによって検出される前記蓄電手段の充放電電流値に基づいて、前記電流センサのオフセット値を算出するオフセット値算出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記車両が走行中に、前記発電手段により発電される充電電流値と、前記駆動手段および前記補機手段による消費電流値の合計とが等しい充放電停止状態となるように、前記駆動手段、発電手段および補機手段をそれぞれ制御し、
    前記オフセット値算出手段は、前記制御手段により前記駆動手段、発電手段および補機手段が前記充放電停止状態となるようにそれぞれ制御されているときに、前記電流センサによって検出される前記蓄電手段の充放電電流値に基づいて、前記電流センサのオフセット値を算出することを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  8. 請求項7に記載の電流センサのオフセット値算出装置において、
    前記オフセット値算出手段は、前記電流センサによって検出される前記蓄電手段の充放電電流値を複数回サンプリングし、その平均値を演算することにより、前記電流センサのオフセット値を算出することを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
  9. 請求項7または8に記載の電流センサのオフセット値算出装置において、
    前記オフセット値算出手段により算出された前記電流センサのオフセット値が予め定められた所定範囲内であるか否かを判定する範囲判定手段と、
    前記範囲判定手段により前記電流センサのオフセット値が予め定められた所定範囲内でないと判定されたとき、前記電流センサが故障していると判断する故障検知手段とをさらに備えることを特徴とする電流センサのオフセット値算出装置。
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