JP2007078251A - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007078251A JP2007078251A JP2005266550A JP2005266550A JP2007078251A JP 2007078251 A JP2007078251 A JP 2007078251A JP 2005266550 A JP2005266550 A JP 2005266550A JP 2005266550 A JP2005266550 A JP 2005266550A JP 2007078251 A JP2007078251 A JP 2007078251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic body
- water
- atomizing cylinder
- ultrasonic vibrator
- humidifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Air Humidification (AREA)
Abstract
【課題】発熱量が小さく、ランニングコストが安く、微生物や無機イオンの噴出を防ぐことができる加湿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本体1に設けた超音波振動子2によって発生する水粒子を本体1外に案内する霧化筒6と、霧化筒6に設けられる加熱手段7とを備え、加熱手段7を、霧化筒6内に配置した磁性体8と、磁性体8に高周波磁界を与える電磁コイル9とにより構成することにより、発熱量が小さくランニングコストが安く、微生物や無機イオンの噴出を防ぐことのできる加湿装置を得られる。
【選択図】図1
【解決手段】本体1に設けた超音波振動子2によって発生する水粒子を本体1外に案内する霧化筒6と、霧化筒6に設けられる加熱手段7とを備え、加熱手段7を、霧化筒6内に配置した磁性体8と、磁性体8に高周波磁界を与える電磁コイル9とにより構成することにより、発熱量が小さくランニングコストが安く、微生物や無機イオンの噴出を防ぐことのできる加湿装置を得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、超音波振動子によって微粒子化された水を加熱して加湿する加湿装置に関する。
従来、この種の加湿装置の一例として給水通路にヒータを設けた超音波加湿機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その超音波加湿機について図4を参照しながら説明する。
図に示すように、超音波振動子101を設けた霧化水槽102と貯水水槽103の間に設けられた給水通路104に、給水通路104内の水を加熱するヒータ105を設け構成している。
特許第2589922号公報(〔0014〕、図1)
このような従来の超音波加湿機では、超音波振動子101により霧化する前の霧化水槽102に貯水するための給水通路104にヒータ105を設けていることにより、霧化水槽102へ供給する水を全て加熱することとなり、発熱量が多くなり、ランニングコストも高くつくという課題があり発熱量が小さく、ランニングコストを安くすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、発熱量が小さく、ランニングコストが安く、微生物や無機イオンの噴出を防ぐことができる加湿装置を提供することを目的としている。
本発明の加湿装置は上記目的を達成するために、本体に設けた超音波振動子によって発生する水粒子を本体外に案内する霧化筒と、この霧化筒に設けられる加熱手段とを備え、前記過熱手段を、前記霧化筒内に配置した磁性体と、この磁性体に高周波磁界を与える電磁コイルとにより構成したものである。
この手段により、発熱量が小さく、ランニングコストが安く、微生物や無機イオンの噴出を防ぐことができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、霧化筒の外周に設けた電磁コイルと、前記無化筒内に設けられる磁性体とを備え、前記電磁コイルと磁性体の下端位置を略同一に合わせ、前記磁性体の高さを前記電磁コイルより高く構成したものである。
この手段により加熱効率を向上し、より少ない消費電力で衛生的な加湿運転のできる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、超音波振動子により形成される水柱の届く高さ以上の位置に磁性体を配したものである。
この手段により、磁性体に大粒の水滴が多量に付着することがなく、常に安定した加湿性能を得ることのできる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、磁性体を、外縁は水面または曲面で囲まれた矩形形状または円筒形状に形成し、内部は複数に分割したセルの集合により形成し、前記磁性体は霧化筒の内面に略均等な間隔で近接し設置されるとともに、前記霧化筒に着脱可能に支持される構成としたものである。
この手段により、より少ない消費電力で、必要な加湿が得られるとともに、磁性体を分離して取り出し、洗浄することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、磁性体の内部の形状をハニカム形状または格子形状としたものである。
この手段により、効率的に水粒子を加熱することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、磁性体の中央より上方位置に異常温度を検知する安全装置を設け、加熱手段と超音波振動子の通電を制御可能としたものである。
この手段により、信頼性の高い安全装置が得られるとともに、細菌類の外部に吐出されることが防止できる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、本体下部の水槽に設けたフロートと、このフロートと連動する水位センサーとにより加熱手段と超音波振動子の通電を制御可能としたものである。
この手段により、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理する機能を維持することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、本体に設けたメインスイッチを入れたとき、最初に加熱手段に通電して一定温度まで余熱運転を行い、その後に超音波振動子に通電する構成としたものである。
この手段により、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理する機能を維持することができる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、超音波振動子の上方に、磁性体に直接水滴を当てない隔壁板を霧化筒と一体に形成したものである。
この手段により、安定した加湿性能を提供できる加湿装置が得られる。
また、他の手段は、霧化筒の下部外径を拡大し、本体が転倒したときに水槽内の水が前記霧化筒内に入りやすくして磁性体を冷却せしめる構成したものである。
この手段により、使用者が不用意に磁性体を掴んで、やけどなどの負傷を防ぐことができる加湿装置が得られる。
本発明によれば発熱量が小さく、ランニングコストが安く、微生物や無機イオンの噴出を防ぐことができるという効果のある加湿装置を提供できる。
また、加熱効率を向上し、少ない消費電力で必要な加湿が得られるという効果のある加湿装置を提供できる。
また、常に安定した加湿性能を得ることができるという効果のある加湿装置を提供できる。
また、信頼性の高い安全装置が得られるという効果のある加湿装置を提供できる。
また、やけどなどの負傷を未然に防ぐことができるという効果のある加湿装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、本体に設けた超音波振動子によって発生する水粒子を本体外に案内する霧化筒と、この霧化筒に設けられる加熱手段とを備え、前記加熱手段を、前記霧化筒内に配置した磁性体と、この磁性体に高周波磁界を与える電磁コイルとにより構成したものであり、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理することができ、また、水粒子に含まれる無機イオンを取り除くことができ、さらに、加熱によって水粒子の蒸発を促進して大きな水粒子をより小さな水粒子に変換することができることにより、吐出される大きな粒子の自然落下による加湿装置周辺の床部分の水濡れを生じることなく室内を加湿することができ、また、発熱量が小さく、ランニングコストが安くなるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、霧化筒の外周に設けた電磁コイルと、前記霧化筒内に設けられる磁性体とを備え、前記電磁コイルと磁性体の下端位置を略同一に合わせ、前記電磁体の高さを前記電磁コイルより高くしたものであり、磁性体を加熱する電磁コイルと磁性体の位置関係が、磁性体の温度上昇を最大限に生かすことのできる位置に配することで、加熱効率を向上し、より少ない消費電力で必要な加湿効果を得ることができるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、超音波振動子により形成される水柱の届く高さ以上の位置に磁性体を配したものであり、磁性体の下面において水膜が張り、結果として風の流通の妨げにならないようにすることができ、常に安定した加湿性能を提供することができるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、磁性体を、外縁は平面または曲面で囲まれた矩形形状または円筒形状に形成し、内部は複数に分割したセルの集合により形成し、前記磁性体は、霧化筒の内面に略均等な間隔で近接し設置されるとともに、前記霧化筒に着脱可能に支持される構成したものであり、磁性体の外縁部分を平面にすることで、磁性体の加熱性能を向上するとともに、霧化筒の外周から高周波磁界を発生して、磁性体を加熱する電磁コイルとの距離を一定に保つことで、最適な磁界形成が可能となり、より少ない消費電力で必要な加湿効果を得ることができ、また、磁性体を分離して洗浄することができるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、磁性体の内部の形状をハニカム形状または格子形状としたものであり、水粒子が高温となった磁性体間を通過する際に、効率的に水粒子を過熱することができるという作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、磁性体の中央より上方位置に、異常温度を検知する安全装置を設け、加熱手段と超音波振動子の通電を制御可能としたものであり、磁性体の加熱状態、特に異常加熱時に的確にその状態を検知できるという信頼性の高い安全装置を得ることができ、また加熱手段と超音波振動子の通電を同時もしくは加熱手段を少し遅れて切ることで、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理する機能を維持し、細菌類が外部に吐出されるのを防止することができるという作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、本体下部の水槽に設けたフロートと、このフロートと連動する水位センサーとにより加熱手段と超音波振動子の通電を制御可能としたものであり、超音波振動子に供給される水槽の水がなくなったときに、フロートと、連動する水位センサーによって超音波振動子と加熱手段を同時もしくは、後者を少し遅れて切ることで、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理する機能を維持し、細菌類が外部に吐出されるのを防止するという作用を有する。
また、請求項8記載の発明は、本体に設けたメインスイッチを入れたとき、最初に加熱手段に通電して一定温度まで余熱運転を行い、その後に超音波振動子に通電する構成としたものであり、本体のメインスイッチが入ったときに、加熱手段の余熱を確実にしてから、超音波振動子を作動することで、水粒子に含まれる細菌や真菌の加熱殺菌を確実に行い、細菌類を外部に吐出するのを防止することができるという作用を有する。
また請求項9記載の発明は、超音波振動子の上方に、磁性体に直接水滴を当てない隔壁板を霧化筒と一体に形成したものであり、超音波振動子の上方で、磁性体に直接、水滴が当らないようにした隔離板を設けることで、常に安定した加湿性能を提供することができるという作用を有する。
また、請求項10記載の発明は、霧化筒の下部外径を拡大し、本体が転倒したときに、水槽内の水が前記霧化筒内に入りやすくして磁性体を冷却せしめるものであり、製品が転倒したときに本体内の水が、霧化筒から磁性体を通過する通路に流れるようにしたことで、通常運転時には、高温になっている磁性体を冷やすことができ、使用者が不用意に掴んでやけどなどの負傷をすることを未然に防ぐという作用を有する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、箱状の本体1の下方部には超音波振動子2を設けた水槽部3を有し、水槽部3に水を給水する貯水タンク4を設け、超音波振動子2に対応する水槽3の上方には超音波振動子2によって発生する水粒子5を、本体1外に案内する霧化筒6と、この霧化筒6に設けられる加熱手段7とを備え、加熱手段7を霧化筒6内に配置した磁性体8と、磁性体8に高周波磁界を与える電磁コイル9とにより形成し、本体1には本体1内に送風し、霧化筒6を通り本体1外に放出する気流を形成する送風機10を設けている。
図1および図2に示すように、箱状の本体1の下方部には超音波振動子2を設けた水槽部3を有し、水槽部3に水を給水する貯水タンク4を設け、超音波振動子2に対応する水槽3の上方には超音波振動子2によって発生する水粒子5を、本体1外に案内する霧化筒6と、この霧化筒6に設けられる加熱手段7とを備え、加熱手段7を霧化筒6内に配置した磁性体8と、磁性体8に高周波磁界を与える電磁コイル9とにより形成し、本体1には本体1内に送風し、霧化筒6を通り本体1外に放出する気流を形成する送風機10を設けている。
また、電磁コイル9と磁性体8の下端位置を略同一に合わせたとき磁性体8の高さが電磁コイル9より高くなるように設け、磁性体8は超音波振動子2により形成される水柱の届く高さ以上の位置に配し、磁性体8を外縁は平面または曲面で囲まれた矩形形状または円筒形状に形成し、内部は複数に分割したセル8aの集合により形成し、霧化筒6の内面に略均等の間隔で近接して設置されるとともに、霧化筒6に着脱可能に支持されるように設け、磁性体8の内部形状をハニカム形状または格子形状とする。
また、磁性体8の中央より上方位置に異常温度を検知する安全装置11を設け、本体1に設けた制御手段12により加熱手段7と超音波振動子2の通電を制御可能とするとともに、本体1の表面にはメインスイッチ12Aを設け、メインスイッチ12Aを入れたとき、制御手段12は最初に加熱手段7に通電して一定温度まで余熱運転を行い、その後に超音波振動子2に通電するように形成する。
また、超音波振動子2の上方に磁性体8に直接水滴を当てない隔壁板15を霧化筒6と一体に設け、また、本体1下部の水槽3には、フロート13と、フロート13と連動する水位センサー14を設け、制御手段12により加熱手段7と超音波振動子2の通電を制御可能に設ける。さらに超音波振動子2の上方には磁性体8に直接水滴を当てない隔壁板15を霧化筒6と一体に形成し構成する。
上記構成において、まず加湿装置の運転時にメインスイッチ12Aを入れると、制御手段12を介して加熱手段7の電磁コイル9に通電され、一定温度迄余熱運転を行い磁性体8を加熱したのち、超音波振動子2に通電されて運転が行われる。次に超音波振動子2によって発生する水粒子5の粒子の大きいものは隔壁板15に衝突し、隔壁板15に沿い落下し、粒子の小さいものは送風機10の空気流に沿い霧化筒6内を上昇し、電磁コイル9により加熱された磁性体8よりなる加熱手段7を通るときに加熱され、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱処理して微生物や無機イオンを含まない状態で本体1外に放出され加湿が行なわれることとなる。
このように実施の形態1の発明によれば、本体1に設けた超音波振動子2によって発生する水粒子を本体1外に案内する霧化筒6と、霧化筒6に設けられた加熱手段7とを備え、加熱手段7を霧化筒6内に配置した磁性体8と、磁性体8に高周波磁界を与える電磁コイル9により構成しているので、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理することができ、また、水粒子に含まれる無機イオンを取り除くことができる。さらに加熱によって水粒子の蒸発を促進して大きな水粒子をより小さな水粒子に変換することができることにより、吐出される大きな粒子の自然落下による加湿装置周辺の床部分の水濡れを生じることなく室内を加湿することができ、また、発熱量が小さく、ランニングコストが安くなることとなる。
また、霧化筒6の外周に設けた電磁コイル9と、霧化筒6内に設けられる磁性体8とを設け、電磁コイル9と磁性体8の下端位置を略同一に合わせ、磁性体8の高さを電磁コイル9より高くしたので、磁性体8を加熱する電磁コイル9と磁性体8の位置関係が磁性体8の温度上昇を最大限に生かすことのできる位置に配することで、加熱効率を向上し、より少ない消費電力で必要な加湿効果を得ることができることとなる。
また、超音波振動子2により形成される水柱の届く高さ以上の位置に磁性体8を配したので、磁性体8の下面において水膜が張り、結果として風の流通の妨げにならないようにすることができ、常に安定した加湿性能を提供することができることとなる。
また、磁性体8を、外縁は平面または曲面で囲まれた矩形形状または円筒形状に形成し、内部は複数に分割したセル8aの集合により形成し、磁性体8は、霧化筒6の内面に略均等な間隔で近接し設置されるとともに、霧化筒6に着脱可能に支持される構成としたので、磁性体8の外縁部分を平面にすることで磁性体8の加熱性能を向上するとともに、霧化筒6の外周から高調波磁界を発生して、磁性体8を加熱する電磁コイル9との距離を一定に保つことで、最適な磁界形成が可能となり、より少ない消費電力で必要な加湿効果を得ることができ、また磁性体8を分離して洗浄することもできることとなる。
また、磁性体8のセル8aの形状をハニカム形状または格子形状としたので、水粒子が高温になった磁性体8内を通過する際に、効率的に水粒子を加熱することができることとなる。
また磁性体8の中央より上方位置に異常温度を検知する安全装置11を設け、加熱手段7と超音波振動子2の通電を制御可能としたので、磁性体8の加熱状態、特に異常加熱時に的確にその状態を検知できるという信頼性の高い安全装置11を得ることができ、同時に、加熱手段7と超音波振動子2の通電を同時もしくは加熱手段7を遅らせて切ることで水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理する機能を維持し、細菌類が外部に吐出されるのを防止することができることとなる。
また、本体1下部の水槽3に設けたフロート13と、フロート13と連動する水位センサー14とにより、制御手段12が加熱手段7と超音波振動子2の通電制御を行なうので、超音波振動子2に供給される水がなくなったときに、フロート13とそのフロート13と連動する水位センサー14によって、超音波振動子2と加熱手段7を、同時もしくは、加熱手段7を少し遅らせて切ることで、水粒子に含まれる細菌や真菌の加熱殺菌処理する機能を維持し、外部に吐出することを防止することができることとなる。
また、本体1に設けたメインスイッチ12Aを入れたとき、制御手段12は最初に加熱手段7に通電して一定温度まで余熱運転を行い、その後に超音波振動子2に通電するので、本体1のメインスイッチ12Aが入ったときに、加熱手段7の余熱を確実にしてから、超音波振動子2を動かすことで、水粒子に含まれる細菌や真菌を加熱殺菌処理する機能を維持し、外部に吐出することを防止することができることとなる。
また、超音波振動子2の上方に、磁性体8に直接水滴を当てない隔壁板15を霧化筒6と一体に形成したので、常に安定した加湿性能を得ることができることとなる。
(実施の形態2)
図3に示すように、霧化筒6Aの下部外径を拡大し、本体1Aが転倒したときに水槽3A内の水が霧化筒6A内に入りやすくして磁性体8Aを冷却せしめる構成とする。
図3に示すように、霧化筒6Aの下部外径を拡大し、本体1Aが転倒したときに水槽3A内の水が霧化筒6A内に入りやすくして磁性体8Aを冷却せしめる構成とする。
上記構成においては、製品が転倒したときに本体1内の水が霧化筒6Aから磁性体8Aを通過する通路に流れるようにしたことで、通常運転時には高温になっている磁性体8Aを冷やすことができ、使用者が不用意に掴んで、やけどなどの負傷を未然に防ぐことができることとなる。
微生物や無機イオンを噴出させる手段を用いて容易に長期間にわたって清潔な加湿性能を維持することができ、サウナなどの理美容機器やネブライザーなどの用途にも適用できる。
1 本体
1A 本体
2 超音波振動子
3 水槽
3A 水槽
6 霧化筒
6A 霧化筒
7 加熱手段
8 磁性体
8A 磁性体
9 電磁コイル
11 安全装置
12 制御手段
12A メインスイッチ
13 フロート
14 水位センサー
15 隔壁板
1A 本体
2 超音波振動子
3 水槽
3A 水槽
6 霧化筒
6A 霧化筒
7 加熱手段
8 磁性体
8A 磁性体
9 電磁コイル
11 安全装置
12 制御手段
12A メインスイッチ
13 フロート
14 水位センサー
15 隔壁板
Claims (10)
- 本体に設けた超音波振動子によって発生する水粒子を本体外に案内する霧化筒と、この霧化筒に設けられる加熱手段とを備え、前記加熱手段を、前記霧化筒内に配置した磁性体と、この磁性体に高周波磁界を与える電磁コイルとにより構成した加湿装置。
- 霧化筒の外周に設けた電磁コイルと、前記霧化筒内に設けられる磁性体とを備え、前記電磁コイルと磁性体の下端位置を略同一に合わせ、前記磁性体の高さを前記電磁コイルより高くした請求項1記載の加湿装置。
- 超音波振動子により形成される水柱の届く高さ以上の位置に磁性体を配した請求項1または2記載の加湿装置。
- 磁性体を、外縁は平面または曲面で囲まれた矩形形状または円筒形状に形成し、内部は複数に分割したセルの集合により形成し、前記磁性体は、霧化筒の内面に略均等な間隔で近接し設置されるとともに、前記霧化筒に着脱可能に支持される構成とした請求項1〜3記載の加湿装置。
- 磁性体の内部の形状をハニカム形状または格子形状とした請求項1〜4記載の加湿装置。
- 磁性体の中央より上方位置に異常温度を検知する安全装置を設け、加熱手段と超音波振動子の通電を制御可能とした請求項1〜5記載の加湿装置。
- 本体下部の水槽に設けたフロートと、このフロートと連動する水位センサーとにより、加熱手段と超音波振動子の通電を制御可能とした請求項1〜6記載の加湿装置。
- 本体に設けたメインスイッチを入れたとき、最初に加熱手段に通電して一定温度まで余熱運転を行い、その後に超音波振動子に通電する構成とした請求項1〜7記載の加湿装置。
- 超音波振動子の上方に、磁性体に直接水滴を当てない隔壁板を、霧化筒と一体に形成した請求項1〜8記載の加湿装置。
- 霧化筒の下部外径を拡大し、本体が転倒したときに、水槽内の水が前記霧化筒内に入りやすくして磁性体を冷却せしめる構成とした請求項1〜9記載の加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266550A JP2007078251A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266550A JP2007078251A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 加湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007078251A true JP2007078251A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37938760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005266550A Pending JP2007078251A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007078251A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013217592A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Mitsubishi Electric Corp | 加湿装置 |
CN104406265B (zh) * | 2014-11-27 | 2017-06-06 | 无锡市豫达换热器有限公司 | 一种大型加湿器 |
CN108195014A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-06-22 | 西安工程大学 | 一种带有杀菌除垢功能的磁化加湿器 |
RU2676163C2 (ru) * | 2016-11-18 | 2018-12-26 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Государственный университет по землеустройству" | Универсальный увлажнитель воздуха |
CN110693175A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-01-17 | 小熊电器股份有限公司 | 一种冷热喷雾补水仪 |
RU2787611C1 (ru) * | 2022-06-21 | 2023-01-11 | Аркадий Шикович Гузман | Роторный увлажнитель воздуха |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005266550A patent/JP2007078251A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013217592A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Mitsubishi Electric Corp | 加湿装置 |
CN104406265B (zh) * | 2014-11-27 | 2017-06-06 | 无锡市豫达换热器有限公司 | 一种大型加湿器 |
RU2676163C2 (ru) * | 2016-11-18 | 2018-12-26 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Государственный университет по землеустройству" | Универсальный увлажнитель воздуха |
CN108195014A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-06-22 | 西安工程大学 | 一种带有杀菌除垢功能的磁化加湿器 |
CN110693175A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-01-17 | 小熊电器股份有限公司 | 一种冷热喷雾补水仪 |
RU2787611C1 (ru) * | 2022-06-21 | 2023-01-11 | Аркадий Шикович Гузман | Роторный увлажнитель воздуха |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4625267B2 (ja) | 静電霧化装置 | |
JP2941222B2 (ja) | ヒータ式超音波加湿器 | |
US20040022675A1 (en) | Humidifying method and apparatus using silver ionized water | |
JP2007078251A (ja) | 加湿装置 | |
JP6370185B2 (ja) | ミスト発生装置 | |
JP2017067303A (ja) | 加湿方法及び加湿装置 | |
KR20130092093A (ko) | 자동 건조기능을 갖는 가습기 및 습도 제어 방법 | |
JP2009274055A (ja) | メタルフィルター及びそれを利用した携帯用水分供給器 | |
KR101923449B1 (ko) | 가습기 | |
JP2009274069A (ja) | 静電霧化装置 | |
JP2003056873A (ja) | 加湿機能付き電気暖房機器 | |
JP2002327940A (ja) | 空気調和機 | |
JP5867534B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP6465614B2 (ja) | ミスト発生装置 | |
JP4825190B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR101276044B1 (ko) | 자동 건조기능을 갖는 가습기 | |
JP4788835B2 (ja) | イオンミストによる髪の保湿方法及び髪の保湿装置 | |
JP5314606B2 (ja) | 静電霧化方法 | |
CN202947243U (zh) | 加湿器 | |
JP2018183777A (ja) | ミスト発生装置 | |
JP5342464B2 (ja) | 電気器具 | |
JP4155487B2 (ja) | 超音波振動子付加湿器 | |
JP2589922B2 (ja) | 超音波加湿機 | |
JP5847043B2 (ja) | 加湿機構 | |
JP6552138B2 (ja) | ミスト発生装置 |