JP2007078008A - 生コンクリート圧送用耐圧ホース - Google Patents

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Abstract

【課題】 生コンクリート圧送用ホースの耐摩耗性、耐圧強度及び可撓性を十分良好に保持し、また、軽量かつ製造も容易でコストロスを少なくしつつ、摩耗箇所の発見および摩耗状況や摩耗の進行程度を肉眼にても明確に確認し把握できるようにする。
【解決手段】 耐圧ホース本体2における内面ゴム層4の外周面で、接続用口金具3に対するホース締結部位またはその近傍から生コンクリート圧送方向の下流側に向けて所定の長さ範囲Lに亘る外周面部分に、内面ゴム層4とは異なる色相を有する有色テープ状体7を周方向に所定のピッチ間隔Pで巻き付けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば建築あるいは構築現場まで生コンクリート車で輸送されてきた生コンクリートを所定箇所に打設する場合などに用いられる生コンクリート圧送用耐圧ホースに関する。詳しくは、内面ゴム層、補強層および外面ゴム層を積層してなる耐圧ホース本体の端部に接続用口金具を設けてなる生コンクリート圧送用耐圧ホースに関する。
この種の耐圧ホースにおいては、その内部を固体粒子の混在する生コンクリートが高圧高速で流動することによって、内面ゴム層が摩耗しやすく、その摩耗が内面ゴム層を消失し製品としての寿命限界ともいえる補強層に達するまで進行すると、耐圧力が極端に低下して耐圧ホース本体がバーストする恐れがある。特に、バーストが生コンクリートの圧送時に発生すると、予期せぬ事態を引き起こしかねない。
このような予期せぬ事態の発生を避けるために、耐圧ホースの使用直後あるいは使用前にライト等を用いてホース内部を照明し、肉眼によって摩耗状態を確認する、いわゆる、日常点検を励行しているが、内面ゴム層の色相はほぼ一様で濃淡(明暗)がないうえに、生コンクリートの一部が内面ゴム層の内周面に付着残留していることが多いことから、肉眼による摩耗箇所の発見自体が困難であり、ましてや摩耗状況や摩耗の進行程度については殆ど確認することが不可能である。
そこで、従来、少なくともホースの端部における内面ゴム層を、色の異なる二種以上の着色ゴムからなる積層体から構成することにより、日常点検時に積層体のどの層の着色ゴムまでが摩耗しているかを観察して摩耗状況や摩耗進行程度の確認を行うようにした耐圧ホースが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、内面ゴム層とその外側の補強層との間に導電性感知線を埋設して、この導電性感知線の抵抗値の変化により、内面ゴム層の摩耗進行程度を電気的に検知して確認するようにした耐圧ホースも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−22068号公報 特開平5−272469号公報
しかし、先行文献1に示す従来の耐圧ホースの場合は、内面ゴム層自体が着色剤を配合した着色ゴムから構成されるので、この種の耐圧ホースとして要求度の高い耐摩耗性および耐圧強度の低下は避けられず、耐圧ホース自身の使用寿命が短くなる。また、着色ゴムの積層体であるから、内面の色相はほぼ一様で濃淡がないために、摩耗箇所の発見および摩耗状況を明確に確認することができず、それらの看過により予期せぬ事態を引き起こす可能性がある。
また、先行文献2に示す従来の耐圧ホースの場合は、比較的使用寿命の短い耐圧ホースに導電性感知線を使用することにより大きなコストロスを招くとともに、その感知線の埋設に特別な製造手段を採用しなければならず、それだけ製品コストがアップしやすいだけでなく、導電性感知線の埋設に伴い重量増加し、また、該ホースを実使用する際に要望される可撓性も著しく損なわれる。さらに、摩耗状況や摩耗進行程度の確認に際しては、電流計などの特殊な計器を使用する必要があり、このことが日常点検の励行を妨げる原因にもなりかねないという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、耐摩耗性、耐圧強度および可撓性を十分良好に保持し、また、軽量かつ製造も容易でコストロスを少なくしつつ、摩耗箇所の発見および摩耗状況や摩耗の進行程度を肉眼にても明確に確認し把握することができる生コンクリート圧送用耐圧ホースを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースは、内面ゴム層、補強層および外面ゴム層を積層してなる耐圧ホース本体の端部に接続用口金具を設けてなる生コンクリート圧送用耐圧ホースにおいて、前記耐圧ホース本体の前記接続用口金具に対する締結部位から生コンクリート圧送方向の下流側に向かって所定の長さ範囲に亘る内面ゴム層の外周面部分に、前記生コンクリート圧送方向または周方向に所定のピッチ間隔で内面ゴム層とは光反射特性もしくは色相の異なるテープ状体を設けていることを特徴としている。
上記のような特徴構成を有する本発明によれば、使用に伴って内面ゴム層が経時摩耗し消失した場合、その外周面部分に設けられているテープ状体がホース内面側に局所的に出現することになるため、ライト等を用いてホース内部を照明することにより、摩耗消失箇所に色相の濃淡または光反射度合いに差のある明暗をくっきりと明確に浮き上がらせることができる。したがって、電流計等の特殊な計器を用いるのではなく、ホース内部の照明といった簡便な日常点検を励行するだけで、摩耗箇所を確実に発見できるのみならず、その摩耗箇所の形状、範囲など摩耗状況や摩耗の進行程度を肉眼にても明確に確認して当該ホースが使用寿命に達したか否かを的確に把握し、ホースのバーストなど予期せぬ事態の発生を未然に防止することができる。
しかも、本発明では、内面ゴム層自体を着色剤の配合された着色ゴムの積層体から構成するのではなく、内面ゴム層とは別にテープ状体を設けているものであるから、耐圧ホースとして要求度の高い耐摩耗性および耐圧強度を十分に確保して使用寿命が可及的に長いホースを提供することができる。加えて、内面ゴム層の外周面全長範囲に亘ってテープ状体を設けるのではなく、使用時において最も早く摩耗が進行するのは、生コンクリートが最も高圧かつ高速に流動する箇所、すなわち、耐圧ホース本体の接続用口金具に対する締結部位から生コンクリート圧送方向の下流側に向かって所定の長さ範囲であることを知見し、その知見に基づいて前記の長さ範囲に亘る内面ゴム層の外周面部分にのみテープ状体を所定のピッチ間隔で設けたのであり、これによって、ホースの軽量性及び可撓性も良好に保持でき、かつ、摩耗状況確認のために必要なコストの上昇も最少限に止めつつ、上述のように、摩耗状況や摩耗の進行程度を明確に確認し把握することができるという効果を奏する。
本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースにおいて、前記テープ状体は、内面ゴム層の外周面部分に生コンクリート圧送方向に所定のピッチ間隔で複数枚のテープ状体がラジアル状に巻き付けられたものでも、周方向に所定のピッチ間隔で複数枚のテープ状体が生コンクリート圧送方向に平行状に巻き付けられたものでもよいが、特に、請求項2に記載のように、生コンクリート圧送方向に所定のピッチ間隔で螺旋状に巻き付けられていることが好ましい。この場合は、内面ゴム層の外周面部分に一枚の細幅テープ状体を連続して螺旋状に巻回すればよいので、テープ状体の巻き付け作業自体が容易で製造コストの一層の低減が図れる。
また、本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースにおける前記テープ状体の構成材料としては、請求項3に記載したように、ゴム、繊維、樹脂、金属の中から選択された一種または複数種の材料であればよいが、特に、内面ゴム層に比べ耐摩耗性に優れた金属フィルムの使用が好ましい。
また、本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースにおいて、請求項4に記載のように、前記テープ状体が、ゴム材料から構成され、内面ゴム層の外周面部分と面一または略面一になるように内面ゴム層及び外面ゴム層と加硫一体化されていることが好ましい。この場合は、テープ状体の使用にかかわらず、段差の発生がなくなり、製造時に内面ゴム層と補強層との間にエアが入り込むことによる耐圧強度の低下や欠陥の発生を防ぐことができる。
さらに、本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースにおけるテープ状体について検討してみると、次のような仕様とすることが望ましい。
(1)生コンクリート圧送用耐圧ホースは、通常一般的に全長が8m位であり、使用時において最も早く摩耗が進行するのは、耐圧ホース本体の接続用口金具に対する締結部位から生コンクリート圧送方向の下流側に向かって約4m以内の長さ範囲であるので、その長さ範囲に亘ってテープ状体を巻き付けることが好ましい。
(2)テープ状体のピッチ間隔としては、通常摩耗が生コンクリート圧送方向でおおよそ100〜150mmの長さl、周方向でおおよそ50〜100mmの幅wの範囲で発生することからみて、生コンクリート圧送方向のピッチ間隔は150mm以下、周方向のピッチ間隔は50mm〜100mm以下に設定することが必要である。
(3)加硫後のテープ状体の厚みは0.3mm以上が好ましく、より好ましくは1.0mm以上2mm未満である。0.3mm未満であると、日常点検で確認する前にテープ状体が摩耗してしまって、本来のホース内面層の摩耗状況や摩耗進行程度の確認ができなくなる。また、2mm以上であると、段差が発生して製造時に内面ゴム層と補強層との間にエアが入り込むことによる耐圧強度の低下や欠陥を発生しやすい。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースの第1実施例を示す半截断面図であり、この生コンクリート圧送用耐圧ホース1は、耐圧ホース本体2の一端部内側に高硬度鋼などから形成された接続用口金具3のニップル部3aを挿入させ、かつ、そのニップル部3aの外周面から径外方へ向けて一体に突出させたリンク状突起部3bに耐圧ホース本体2の中間補強層(後述する。)5を構成する補強用螺旋ワイヤ5aや繊維コード5bの端部を物理的に係合させることにより、前記接続用口金具3を抜止め状態に締結して全長8m位の長さに構成されている。
前記耐圧ホース本体2は、合成ゴムや天然ゴムからなり前記口金具3の内径と等しい内径を有する内面ゴム層4と、前記中間補強層5と、合成ゴムや天然ゴムからなりその一端に前記口金具3のニップル部3aの外周面に弾接されるリング状の肉厚部6aを有する外面ゴム層6との積層構造に構成されている。また、前記中間補強層5は、ポリエステル等の内外二枚の繊維コード5b,5cとそれら二枚の繊維コード5b,5c間に挟在された硬鋼線等の補強用螺旋ワイヤ5aとからなる。
上記のような基本構成を備えた生コンクリート圧送用耐圧ホース1において、前記内面ゴム層4の外周面で、前記口金具3に対する耐圧ホース本体2の締結部位またはその近傍から生コンクリート圧送方向A(ホース軸線方向)の下流側に向かって約4mの長さ範囲Lに亘る部分には、内面ゴム層4とは色相の異なる有色テープ状体7が生コンクリート圧送方向Aに所定のピッチ間隔Pで螺旋状に巻回されている。
前記有色テープ状体7は、実使用時における摩耗発生範囲および大きさから考えて、そのピッチ間隔Pは、50mm〜100mm以下に設定することが必要であり、より好ましくは10〜50mmの範囲であり、かつ、その幅Hは、摩耗状況を肉眼にて確認できる程度であれば特には限定されない。また、この有色テープ状体7の構成材料としては、ゴム、繊維、樹脂、金属の中から選択された一種または複数種の材料であればよいが、その中でも特に、耐摩耗性に優れた金属フィルムから構成することが好ましい。さらに、前記有色テープ状体7の厚みtは認知性の面からみて0.3mm以上であることが好ましく、ホース製造時にエアの入り込みによる耐圧強度の低下や欠陥を発生しないようにするためには、1.0mm以上2mm未満に設定することがより好ましい。
上記のように構成された生コンクリート圧送用耐圧ホース1においては、それの使用に伴って図2の(a)及び(b)で示すように、耐圧ホース本体2の内面ゴム層4のうち、口金具3に対する締結部位またはその近傍から生コンクリート圧送方向A(ホース軸線方向)の下流側に向かって約4mの長さ範囲L内の内面ゴム層部分が、生コンクリート圧送方向Aでおおよそ100〜150mmの長さl、周方向でおおよそ50〜100mmの幅wの範囲で経時的に局部摩耗し、その摩耗が進行して当該局所の内面ゴム層部分が消失した場合、その外周面部分に巻き付けられている一つの有色テープ状体7がホース1内面側に局所的に出現することになる。そのため、ライト等を用いてホース1内部を口金具3側から照明すると、摩耗消失箇所Xに色相の濃淡がくっきりと明確に浮き上がることになるので、口金具3側から覗き込むことにより、摩耗箇所Xを確実に発見することが可能であるのみならず、その摩耗箇所Xの形状、範囲などの摩耗状況や摩耗の進行程度も肉眼にて明確に確認し当該ホース1が使用寿命に達したか否かを的確に把握することが可能であり、したがって、使用寿命に達した以降に続けて使用することに起因するバーストなど予期せぬ事態の発生を、簡単な日常点検の励行によって未然に防止することができる。
また、内面ゴム層4自体を着色剤の配合された着色ゴムの積層体から構成するのではなく、内面ゴム層4とは別の有色テープ状体7を巻き付けているものであるから、内面ゴム層4としてブラックカーボンを使用するなどして耐圧ホース1全体の耐摩耗性および耐圧強度を十分に確保して使用寿命の可及的に長いホース1を提供することができる。
図3は本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースの第2実施例を示す半截断面図であり、この第2実施例の生コンクリート圧送用耐圧ホース1は、前記口金具3に対する耐圧ホース本体2の締結部位またはその近傍から生コンクリート圧送方向Aの下流側に向かって約4mの長さ範囲Lに亘る内面ゴム層4の外周面部分に、内面ゴム層4とは異なる色相を有する有色テープ状体7の複数枚を、生コンクリート圧送方向Aに所定のピッチ間隔Pでそれぞれラジアル状に巻き付けたものであって、その他の構成は第1実施例と同様であるため、それらの詳しい説明を省略する。
この第2実施例に示す生コンクリート圧送用耐圧ホース1においては、有色テープ状体7を複数に分割して巻き付ける必要があって、第1実施例のものに比べて製造工数が少し増えるものの、摩耗箇所を確実に発見し、かつ、その摩耗箇所の形状、範囲などの摩耗状況や摩耗の進行程度を肉眼にて明確に確認して当該ホース1が使用寿命に達したか否かを的確に把握することができるといったように、上記第1実施例と同等な効果を奏するものである。
なお、第1実施例及び第2実施例の生コンクリート圧送用耐圧ホース1において、有色テープ状体7として、ゴム材料から構成されたものを使用する場合は、そのゴム材料製の有色テープ状体7を内面ゴム層4及び外面ゴム層6と加硫一体化することで、有色テープ状体7の外周面と内面ゴム層4の外周面とを段差なく面一または略面一になるように成形することが可能であり、これによって、ホース製造時に内面ゴム層4と中間補強層5との間にエアが入り込むことによる耐圧強度の低下や欠陥の発生を防ぐことができる。
図4は本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースの第3実施例を示す半截断面図であり、この第3実施例の生コンクリート圧送用耐圧ホース1は、前記口金具3に対する耐圧ホース本体2の締結部位またはその近傍から生コンクリート圧送方向Aの下流側に向かって約4mの長さ範囲Lに亘る内面ゴム層4の外周面部分に、内面ゴム層4とは異なる色相を有する有色テープ状体7の複数枚を、周方向に所定のピッチ間隔P1で生コンクリート圧送方向Aに平行状に設けたものであり、その他の構成は第1実施例と同様であるため、それらの詳しい説明を省略する。なお、この第3実施例の生コンクリート圧送用耐圧ホース1では、既述した実使用時における摩耗発生範囲および大きさ等から考えて、周方向のピッチ間隔P1は50mm〜100mm以下、より好ましくは、10〜50mmの範囲に設定されている。
この第3実施例の生コンクリート圧送用耐圧ホース1においても、日常点検によって上記第1,2実施例と同等な摩耗発見効果および摩耗状況の確認効果を奏することが可能である。
なお、上記各実施例では、テープ状体7として、内面ゴム層4とは色相の異なる有色テープを使用したものについて説明したが、内面ゴム層4とは光反射特性の異なるテープを使用してもよい。この場合は、内面ゴム層4が局部的に摩耗・消失したとき、その部分に光反射度合いに差のある明暗がくっきりと明確に浮き上がることになり、有色テープと同様な効果を奏するものである。
また、上記各実施例で使用した有色テープとしては、内面ゴム層4が耐摩耗性及び耐圧強度を大きくするためブラックカーボンの配合された材料から構成されて黒色である場合が多いので、その対抗色となる白色や灰色などの淡い色相に着色したものが好ましい。
本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースの第1実施例を示す半截断面図である。 (a)は第1実施例の生コンクリート圧送用耐圧ホースにおける局部摩耗の発生状況を示す要部の拡大断面図、(b)はその局部摩耗の発生範囲を示す要部の拡大展開図である。 本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースの第2実施例を示す半截断面図である。 本発明に係る生コンクリート圧送用耐圧ホースの第3実施例を示す半截断面図である。
符号の説明
1 生コンクリート圧送用耐圧ホース
2 耐圧ホース本体
3 接続用口金具
4 内面ゴム層
5 中間補強層
6 外面ゴム層
7 有色テープ状体
A 生コンクリート圧送方向
L 所定の長さ範囲
P,P1 ピッチ間隔

Claims (5)

  1. 内面ゴム層、補強層および外面ゴム層を積層してなる耐圧ホース本体の端部に接続用口金具を設けてなる生コンクリート圧送用耐圧ホースにおいて、
    前記耐圧ホース本体の前記接続用口金具に対する締結部位から生コンクリート圧送方向の下流側に向かって所定の長さ範囲に亘る内面ゴム層の外周面部分に、前記生コンクリート圧送方向または周方向に所定のピッチ間隔で内面ゴム層とは光反射特性もしくは色相の異なるテープ状体を設けていることを特徴とする生コンクリート圧送用耐圧ホース。
  2. 前記テープ状体が、内面ゴム層の外周面部分に生コンクリート圧送方向に所定のピッチ間隔で螺旋状に巻き付けられている請求項1に記載の生コンクリート圧送用耐圧ホース。
  3. 前記テープ状体の構成材料は、ゴム、繊維、樹脂、金属の中から選択された一種または複数種の材料である請求項1または2に記載の生コンクリート圧送用耐圧ホース。
  4. 前記テープ状体が、ゴム材料から構成され、内面ゴム層の外周面部分と面一または略面一になるように内面ゴム層及び外面ゴム層と加硫一体化されている請求項1ないし3のいずれかに記載の生コンクリート圧送用耐圧ホース。
  5. 前記テープ状体は、前記耐圧ホース本体の前記接続用口金具に対する締結部位から生コンクリート圧送方向の下流側に向かって4mの長さ範囲に亘って設けられ、かつ、その厚みは2mm以下に形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の生コンクリート圧送用耐圧ホース。
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