JP2007076768A - 配送支援システム及び配送支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に情報の伝達を行ないながら、効率的に作業を行なうことができる配送支援システム及び配送支援方法を提供する。
【解決手段】コンテナ100が工程管理ユニット30の設置エリアに到達した場合、まず、管理コンピュータ21は、コンテナ100の特定を行なう。タグIDに関するデータを受信した管理サーバ20の管理コンピュータ21は、このコンテナに梱包するパッケージを特定する。ユニット制御部は、特定したパッケージにおいて最初に梱包する品目を特定する。そして、ユニット制御部は、リライタブルペーパ500に描画された画像の消去処理を実行する。そして、梱包する商品の特定情報を描画する書込処理を実行する。この消去処理、書込処理はCO2レーザを用いて行なわれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報の伝達を行なうために用いる配送支援システム及び配送支援方法に関し、具体的には、記録媒体に情報を目視可能にする印刷する技術に関するものである。
今日、多様な電子情報を記憶させた情報記録媒体が利用されている。このような情報記録媒体において、記録された電子情報を目視できるように印刷する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この引用文献1に記載の技術によれば、情報記録媒体は、可視情報として少なくとも1つの画像を含む変化情報を書き換え可能なリライト領域と、電子情報を記憶する記憶領域を有する記録媒体の基材を備えている。この情報記録媒体のリライト領域に、所持者の顔写真や利用履歴に応じた画像情報を印刷する領域と、所持者の個別情報とそれに応じた画像を印刷する領域を配置して、所持者の用意した写真と更新情報に応じてリライト領域を昇華型熱転写方式によって書き換えることができる。
また、工程管理情報を記憶した記憶領域と、記憶領域に記憶した工程管理情報を可視情報として表示するための書き換え可能領域とを有する情報記録媒体に関する技術も開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この引用文献2に記載の技術によれば、情報記録媒体は、所定の工程毎に工程管理情報を記憶したIC領域と、記憶した工程管理情報を可視情報として表示する書き換え領域とを備える。そして、各工程に対応付けられ、かつ書き換え領域に表示された可視情報を書き換えるためのリライタブル装置に通信手段を介してアクセス可能とする。情報記録媒体は、工程選択手段,工程管理情報読出手段,書き換え指示手段を備える。そして、アクセスしたリライタブル装置に対応した工程をIC領域の中から選択し、選択した工程に応じた工程管理情報を読み出し、その工程管理情報に基づいて書き換えるようにリライタブル装置に指示する。
特開2004−258699号公報(第1頁、図1) 特開2004−295401号公報(第1頁)
上述の技術では、表示内容を変更する場合、情報処理装置やプリンタ等の電子機器が必要になる。しかし、多様な環境で作業等を行なう場合、このような電子機器を用いて書き換え処理を行なうことは煩雑である。特に、情報記録媒体を商品等の管理対象物に貼付する場合、書き換えの都度、情報記録媒体を管理対象物から取り外し、書き換え後に再度に貼付する作業が必要となる。
このように取り外し、再貼付という作業を行なう場合、本来のプロセスの効率を低下させるとともに、情報記録媒体にとっても応力が加わり劣化を招くことになる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、利用者が効率的に作業を行ない、更に確実に情報の伝達を行なうことができる配送支援システム及び配送支援方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、可視的に情報が可逆表示される可逆表示媒体を備えたコンテナと、前記コンテナの搬送手段と、前記可逆表示媒体に描画を行なうためのレーザ照射手段と、前記コンテナに梱包して配送するアイテムを記録した配送アイテムデータ記憶手段と、これらの制御手段とを備え、アイテムを梱包したコンテナの配送を支援するシステムであって、前記制御手段が、前記配送アイテムデータ記憶
手段に記録されたアイテムの中から、前記コンテナに梱包するアイテムを特定するアイテム特定処理手段と、前記レーザ照射手段を用いて、前記搬送手段上のコンテナの可逆表示媒体に、前記特定したアイテムに関する特定情報を画像として描画する書込制御手段と、前記配送アイテムデータ記憶手段に対して、前記コンテナへの前記アイテムの梱包を識別するためのデータ更新を実行する更新処理手段として機能することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配送支援システムにおいて、前記配送支援システムは、前記可逆表示媒体に描画された画像を消去するためのレーザ照射手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の配送支援システムにおいて、前記可逆表示媒体には、データを記録可能なICタグが貼付され、前記ICタグを、前記配送アイテムデータ記憶手段として用い、前記更新処理手段は、前記特定情報を画像として描画する場合に、前記ICタグに記録された前記アイテムに関するデータを消去することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の配送支援システムにおいて、前記可逆表示媒体には、データを記録可能なICタグが貼付され、前記ICタグを、前記配送アイテムデータ記憶手段として用い、前記更新処理手段は、前記特定情報を画像として描画する場合に、前記ICタグに記録された前記アイテムに関するデータに対して梱包済みであることを示すフラグデータを記録することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の配送支援システムにおいて、前記可逆表示媒体には、位置認識用マーカが表示されており、前記配送支援システムは撮像手段を更に備え、前記制御手段は、前記撮像手段を用いて前記可逆表示媒体の位置認識用マーカを撮影して、前記レーザ照射手段に対する前記可逆表示媒体の傾きを算出し、前記傾きに応じて、前記アイテムに関する画像を変形して可逆表示媒体に描画することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の配送支援システムにおいて、前記制御手段は、前記搬送手段によるコンテナの移動速度を特定し、前記移動速度に応じて前記レーザ照射手段の照射位置を変更しながら、前記コンテナの可逆表示媒体への描画を行なうことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、可視的に情報が可逆表示される可逆表示媒体を備えたコンテナと、前記コンテナの搬送手段と、前記可逆表示媒体に描画を行なうためのレーザ照射手段と、前記コンテナに梱包して配送するアイテムを記録した配送アイテムデータ記憶手段と、これらの制御手段とを備え、アイテムを梱包したコンテナの配送を支援する方法であって、前記制御手段が、前記配送アイテムデータ記憶手段に記録されたアイテムの中から、前記コンテナに梱包するアイテムを特定するアイテム特定処理段階と、前記レーザ照射手段を用いて、前記搬送手段上のコンテナの可逆表示媒体に、前記特定したアイテムに関する特定情報を画像として描画する書込制御段階と、前記配送アイテムデータ記憶手段に対して、前記コンテナへの前記アイテムの梱包を識別するためのデータ更新を実行する更新処理段階とを実行することを要旨とする。
(作用)
請求項1又は7に記載の発明によれば、レーザ照射手段を用いて、搬送手段上のコンテナの可逆表示媒体に、特定したアイテムに関する特定情報を画像として描画する。そして、配送アイテムデータ記憶手段に対して、コンテナへのアイテムの梱包を識別するためのデータ更新を実行する。このため、コンテナを搬送しながら、アイテムに関する特定情報
を画像として描画することができ、プロセスの効率を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、可逆表示媒体に描画された画像を消去するためのレーザ照射手段を更に備える。これにより、コンテナの搬送中に不要な情報を消去することができ、必要な情報を確実に伝達できるので、プロセスの効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ICタグを、配送アイテムデータ記憶手段として用いる。そして、更新処理手段は、特定情報を画像として描画する場合に、ICタグに記録されたアイテムに関するデータを消去する。これにより、ICタグに格納された情報により、プロセスの対象になるアイテムを特定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ICタグを、配送アイテムデータ記憶手段として用いる。そして、更新処理手段は、特定情報を画像として描画する場合に、ICタグに記録されたアイテムに関するデータに対して梱包済みであることを示すフラグデータを記録する。これにより、ICタグに格納された情報により、プロセスの対象になるアイテムを特定することができる。
請求項5に記載の発明によれば、制御手段は、撮像手段を用いて可逆表示媒体の位置認識用マーカを撮影して、レーザ照射手段に対する可逆表示媒体の傾きを算出する。そして、傾きに応じて、アイテムに関する画像を変形して可逆表示媒体に描画する。これにより、例えば、コンテナが傾いて設置されていたり、可逆表示媒体が傾いて貼付されていたりする場合にも傾き補正を行なうことができる。従って、可逆表示媒体上の適切な位置に、適切な画像を描画することができる。
請求項6に記載の発明によれば、制御手段は、搬送手段によるコンテナの移動速度を特定し、移動速度に応じてレーザ照射手段の照射位置を変更しながら、コンテナの可逆表示媒体への描画を行なうことにより、可逆表示媒体上の適切な位置に、適切な画像を描画することができる。
本発明によれば、確実に情報の伝達を行ないながら、効率的に作業を行なうことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を、図1〜図8に従って説明する。本実施形態では、まとめて出荷する商品(アイテム)をコンテナに梱包して配送する場合に用いる配送支援システム及び配送支援方法として説明する。この配送支援には、図1に示すように管理サーバ20、コンテナの搬送ライン、工程管理ユニット30を用いる。具体的には、コンテナ100にICタグ付きリライタブルペーパ500を貼付し、梱包管理を行なう。この場合、梱包に用いるコンテナ100をコンベア40に載置して搬送する。そして、梱包エリア45において、必要な商品をコンテナ100に格納する。本実施形態では、様々なサイズのコンテナ100を使用する場合を想定する。
管理サーバ20は、商品のコンテナ100への梱包や配送の管理に関する各種データ処理を行なうコンピュータシステムである。この管理サーバ20は、管理コンピュータ21を備えている。
この管理コンピュータ21は、工程管理ユニット30との間でネットワークを介してデータの送受信や、梱包や配送を行なうための各種データの管理処理等を行なう。この管理コンピュータ21は、図示しないCPU、RAM、ROM等を有し、後述する処理を行な
う。そのための管理プログラムを実行する。
更に、管理サーバ20は、コンテナデータ記憶部22、及び配送アイテムデータ記憶手段としての梱包配送データ記憶部23を備えている。
コンテナデータ記憶部22には、図2に示すように、商品配送時の梱包に用いるコンテナ100に関するコンテナデータ220が記録される。このコンテナデータ220は、梱包に利用可能なコンテナ100の登録を行なった場合に設定される。コンテナデータ220は、コンテナ毎に、コンテナID、サイズ、タグID及び使用履歴に関するデータを含んで構成される。
コンテナIDデータ領域には、各コンテナを特定するための識別子に関するデータが記録される。
サイズデータ領域には、このコンテナの大きさに関するデータが記録される。例えば、サイズとして容量や寸法に関するデータを記録する。
タグIDデータ領域には、このコンテナに貼付されたリライタブルペーパ500のICタグの識別子に関するデータが記録される。このタグIDは、コンテナに貼付されたリライタブルペーパ500を貼り替えた場合には更新される。
使用履歴データ領域には、このコンテナの過去の使用状況に関するデータが記録される。本実施形態では、使用履歴として、梱包に使用した回数を用いる。
梱包配送データ記憶部23には、図3に示すように、コンテナに格納する商品に関する梱包配送データ230が記録される。この梱包配送データ230は、コンテナに梱包して配送する商品群(パッケージ)が決まった場合に設定される。梱包配送データ230は、パッケージ毎に、パッケージID、コンテナID及び梱包商品に関するデータを含んで構成される。
パッケージIDデータ領域には、各パッケージを特定するための識別子に関するデータが記録される。
コンテナIDデータ領域には、このパッケージに利用するコンテナを特定するための識別子に関するデータが記録される。
梱包商品データ領域には、このコンテナに梱包する商品の品目ID毎に個数に関するデータが記録される。ここで、品目IDは、格納される商品の品目を特定するための識別子である。
コンテナ100の管理には、各コンテナの所定の側面に貼付された可逆表示媒体としてリライタブルペーパ500を用いる。このリライタブルペーパ500について、図4を用いて説明する。このリライタブルペーパ500は、全体でA4版の大きさで、その一部にICタグ510、書き換え可能な可逆表示領域としてのリライタブル表示領域520及び位置認識用マーカ530が設けられている。
このリライタブル表示領域520は、熱可逆性(Thermo-Chromic)フィルム等の可逆性感熱記録媒体により構成される。本実施形態の熱可逆性フィルムは、記録層にロイコ染料と顕色剤を含んでおり、リライタブル特性を実現する。すなわち、発色は、消色状態から融点以上(例えば約180℃)に加熱し、ロイコ染料と顕色剤とが混合した溶融状態から急冷することによって行なう。この場合、染料と顕色剤が結合したまま凝集し、ある程度規則的に集合した状態を形成して発色状態が固定される。一方、消色は、発色状態を溶融しない温度(例えば120〜160℃)に再加熱することにより行なう。この場合、発色の集合状態が崩れ、顕色剤が単独で結晶化して分離することによって消色状態になる。
ロイコ染料としては、無色又は淡色の染料前駆体であり、特に制限はなく、従来公知のもの中から適宜選択することができる。例えば、トリフェニルメタンフタリド系、トリアリルメタン系、フルオラン系、フェノチジアン系、チオフェルオラン系、キサンテン系、インドフタリル系、スピロピラン系のロイコ化合物を用いることができる。更に、アザフタリド系、クロメノピラゾール系、メチン系、ローダミンアニリノラクタム系、ローダミンラクタム系、キナゾリン系、ジアザキサンテン系、ビスラクトン系等のロイコ化合物を用いることもできる。これらの中で、発消色特性、色彩、保存性等の点からフルオラン系又はフタリド系のロイコ染料が好ましく、これらを単独で用いても混合しても良いし、異なる色調に発色する層を積層することによってマルチカラー、フルカラーにすることもできる。
本実施形態のリライタブルペーパ500は、表面から深さ方向に向かって、保護層、熱可逆性フィルムで構成された記録層、基材層、バックコート層という4層をもって構成されている。そして、このリライタブルペーパ500は、柔軟性と同時にある程度の強度特性を有するように構成され、繰り返し使用することができる。
位置認識用マーカ530は、このリライタブルペーパ500の貼付位置や貼付状況を、撮像手段により特定する場合に用いる。本実施形態では、この位置認識用マーカ530を用いて、コンテナ100が傾いて設置されていたり、リライタブルペーパ500が傾いて貼付されていたりする場合に傾き補正を行なう。
ICタグ510は、CPU511、ROM領域512、RAM領域513、アンテナ部514を備える。ROM領域512には、このリライタブルペーパ500を識別するための識別情報(ここでは、このICタグのタグIDデータ)が記録されている。また、RAM領域513は可逆表示記憶手段として機能し、コンテナに梱包する商品に関する管理データが記録される。このアンテナ部514は、アンテナコイルにより構成される。このアンテナには、電波を受信し、共振作用により電磁誘導により起電力が発生する電磁誘導方式と、放射電磁界により起動する電波方式の2種類がある。いずれも外部からの電磁界によりICタグ内のICチップが起動し、チップ内の情報を信号化し、ICタグから信号を発信する。
次に、本実施形態で用いられる工程管理ユニット30について図5を用いて説明する。この工程管理ユニット30はネットワークを介して管理サーバ20に接続される。この工程管理ユニット30は、制御手段としてのユニット制御部31、ICタグ通信部32、消去レーザ駆動部33、書込レーザ駆動部34及び搬送駆動部35を備える。
ユニット制御部31は、各機能部(32〜35)を制御し、リライタブルペーパ500に関する各種処理を実行する。ユニット制御部31は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(アイテム特定処理段階、書込制御段階、更新処理段階等を含む処理)を行なう。このための制御プログラムを実行することにより、ユニット制御部31は、後述するアイテム特定処理手段、書込制御手段、更新処理手段等の各手段として機能する。
ICタグ通信部32は、非接触方式によりICタグ510に対して電力を供給するとともにデータ送受信を行なう。そして、ICタグ510に格納されるデータの読み出しや書込みを行なう。
消去レーザ駆動部33は、図7に示すように撮像部331、消去用レーザ光源332、光学機構部333を備える。
撮像部331は、コンテナに貼付されたリライタブルペーパ500の貼付位置や貼付状況を取得するために用いられる。ここでは、リライタブルペーパ500上の位置認識用マーカ530を用いて貼付位置や貼付状況を特定する。
消去用レーザ光源332としては40WのCO2レーザを使用する。CO2レーザ(波長10.6μm)は、熱可逆性フィルムによって吸収されるため、書込みおよび消去のための加熱を行なうことができる。
光学機構部333はガルバノメータとガルバノメータに取り付けられたミラーで構成される。レーザ光源から出力されたレーザ光をガルバノメータに取り付けられたX軸方向とY軸方向の2枚のミラーで高速回転走査することにより、リライタブルペーパ500上の画像の消去を行なう。そして、消去用レーザ光源332と光学機構部333とにより、リライタブルペーパ500の表面上のレーザ光強度を調整し、表面温度を120〜160℃になるようにして画像の消去を行なう。
また、書込レーザ駆動部34は、図8に示すように撮像部341、書込用レーザ光源342、光学機構部343を備える。
撮像部341は、撮像部331と同様に、コンテナに貼付されたリライタブルペーパ500の貼付位置や貼付状況を取得するために用いられる。
書込用レーザ光源342としては、消去用レーザ光源332と同様に40WのCO2レーザを使用する。
光学機構部343は、光学機構部333と同様にガルバノメータとガルバノメータに取り付けられたミラーで構成される。ここでは、記録媒体上に画像の形成を行なうために用いる。そして、書込用レーザ光源342と光学機構部343とにより、リライタブルペーパ500の表面上のレーザ光強度を調整し、表面温度を180℃になるようにして発色を行なう。
また、搬送駆動部35は、消去や書込状況に応じてコンベアを停止させたり、搬送速度を落としたりする。また、搬送駆動部35は、コンベアの搬送速度に関するデータをユニット制御部31に供給する。
上記のように構成された管理サーバ20、工程管理ユニット30、リライタブルペーパ500を用いて、出荷する商品の梱包を行なう場合の処理手順を、図6を用いて説明する。
まず、商品の出荷を行なう場合、出荷する商品の梱包指示を作成する。具体的には、管理コンピュータ21は、出荷管理のためのデータ記憶部(図示せず)から出荷予定商品を検索する。出荷予定がある場合には、管理コンピュータ21は、一つのコンテナに梱包してパッケージとして配送する商品をまとめてパッケージIDを割り振る。更に、管理コンピュータ21は、このパッケージを構成する商品の品目ID及び個数に関するデータを含む梱包配送データ230を梱包配送データ記憶部23に記録する。
そして、梱包に用いるコンテナ100を、コンベア40に載置する。載置されたコンテナ100は、コンベア40によって順次搬送される。
そして、コンテナ100が工程管理ユニット30の設置エリアに到達した場合、まず、管理コンピュータ21は、コンテナ100の特定を行なう(ステップS1−1)。具体的には、工程管理ユニット30のユニット制御部31は、ICタグ通信部32を用いて、リライタブルペーパ500のICタグのタグIDを読み取る。そして、ユニット制御部31は、このタグIDに関するデータを、ネットワークを介して管理サーバ20に送信する。
タグIDに関するデータを受信した管理サーバ20の管理コンピュータ21は、このコンテナに梱包するパッケージを特定する(ステップS1−2)。具体的には、管理コンピュータ21は、コンテナデータ記憶部22から、受信したタグIDが記録されたコンテナデータ220を特定する。そして、管理コンピュータ21は、このコンテナデータ220を用いてコンテナ100の使用履歴を確認する。例えば、使用履歴において、このコンテナ100が所定回数以上、使用されている場合には、コンベア40を駆動してコンテナ100を洗浄工程に誘導する。この場合には、コンベア制御部に指示を送信し、梱包配送ラインから洗浄ラインに誘導する。一方、コンテナデータ記憶部22に記録された使用履歴に基づいて使用可能な場合には、管理コンピュータ21は、タグIDに基づいて、このコンテナ100のサイズを特定する。
次に、管理コンピュータ21は、梱包配送データ記憶部23に記録された梱包配送データ230を用いて、このコンテナ100のサイズにあったパッケージを特定する。具体的には、管理コンピュータ21は、梱包配送データ230に含まれる品目ID毎に、各商品の容量に関するデータを、商品品目データ記憶部(図示せず)から取得する。そして、管理コンピュータ21は、品目ID毎に容量に個数を乗算し、総容量を概算する。そして、総容量が、このコンテナ100のサイズ以下のパッケージIDを特定する。
ここで、新規にコンテナ100に梱包するパッケージを決定した場合には、管理コンピュータ21は、このコンテナ100のコンテナデータ220の使用履歴における回数に「1」を加算する。更に、ユニット制御部31に対して、ICタグ510への書込指示を送信する。この書込指示は、決定したパッケージIDと、このパッケージIDの梱包配送データ230に含まれるすべての梱包商品データ(品目ID及び個数)に関するデータを含む。
この場合、まず、ユニット制御部31は、ICタグ通信部32を用いて、ICタグ510のRAM領域513を初期化する。そして、ユニット制御部31は、管理コンピュータ21から受信したパッケージIDと、すべての梱包商品データ(品目ID及び個数)に関するデータをICタグ510のRAM領域513に書き込む。
次に、ユニット制御部31は、特定したパッケージにおいて最初に梱包する品目を特定する(ステップS1−3)。ここでは、ユニット制御部31は、ICタグ510のRAM領域513に記録されている品目IDの中から任意の品目IDを特定する。そして、ユニット制御部31は、特定した品目IDに関するデータを一時的に記憶すると同時に、この品目IDに関するデータをICタグ510のRAM領域513から削除する。
次に、ユニット制御部31は、消去処理を実行する(ステップS1−4)。この処理を、図7を用いて説明する。
ここでは、ユニット制御部31は、消去レーザ駆動部33の撮像部331を用いて、このコンテナ100に貼付されたリライタブルペーパ500の位置を特定する(ステップS2−1)。そして、ユニット制御部31は、搬送駆動部35を用いて、コンベア40の搬送速度を制御する(ステップS2−2)。コンベア40の搬送速度を取得し、消去可能な速度範囲に制御する。
更に、ユニット制御部31は、撮像部331によって撮影された画像に基づいて傾き補正を行なう(ステップS2−3)。
そして、ユニット制御部31は、搬送駆動部35における搬送速度と、撮像部331によって撮影された画像に基づいてレーザ照射領域とレーザ光強度とを算出する。すなわち、レーザ光に対してコンテナ100が傾いている場合、レーザ照射領域の面積が狭くなる
。また、リライタブルペーパ500表面上のレーザ光強度が低下する。このため、搬送速度に基づいて、レーザ光の走査範囲を決定し、更に、表面温度が120〜160℃になるレーザ光強度を算出する。この場合には、書込処理の場合に比べて、デフォーカスにしてレーザ照射面積を大きくする。これにより、表面温度を下げて消去に適した温度に設定することができる。更に、レーザ照射面積が大きくなるため、短時間に消去を行なうことができる。
そして、ユニット制御部31は、消去用レーザ光源332と光学機構部333とを用いて、消去のためのレーザ照射を指示する(ステップS2−4)。
次に、ユニット制御部31は、書込処理を実行する(ステップS1−5)。ここでは、ステップS1−3において特定した商品IDと、梱包する個数に関するデータを用いる。この処理を、図8を用いて説明する。
ここでは、ユニット制御部31は、書込レーザ駆動部34の撮像部341を用いて、このコンテナ100に貼付されたリライタブルペーパ500の位置を特定する(ステップS3−1)。そして、ユニット制御部31は、搬送駆動部35を用いて、搬送速度を制御する(ステップS3−2)。更に、ユニット制御部31は、撮像部341によって撮影された画像に基づいて傾き補正を行なう(ステップS3−3)。
そして、ユニット制御部31は、搬送駆動部35における搬送速度と、撮像部341によって撮影された画像に基づいてレーザ照射領域とレーザ光強度とを算出する。すなわち、搬送速度に基づいて、レーザ光の走査範囲を決定し、更に、表面温度が180℃になるレーザ光強度を算出する。これにより、コンテナ100が傾いている場合にも、適切なレーザ照射領域を特定することができる。
そして、ユニット制御部31は、書込データを生成する(ステップS3−4)。具体的には、ユニット制御部31は、管理コンピュータ21から受信した品目と個数に関するデータに基づいてリライタブルペーパ500に描画するデータを生成する。この場合、傾き補正に基づき書込データを変形し、搬送駆動部35における搬送速度に基づいて、書込データの走査軌跡を決定する。
ユニット制御部31は、書込用レーザ光源342と光学機構部343とを用いて、書込のためのレーザ照射を指示する(ステップS3−5)。これにより、リライタブルペーパ500には、梱包エリア45で梱包を行なう商品と、その個数を含む画像が描画される。
そして、梱包エリア45では、リライタブルペーパ500に描画された商品の梱包作業が行なわれる。
次の工程管理ユニット30の設置エリアでは、ステップS1−1〜S1−5が繰り返される。すなわち、ユニット制御部31は、コンテナを特定し(ステップS1−1)、このコンテナに梱包するパッケージを特定する(ステップS1−2)。既に、ICタグ510のRAM領域513にパッケージIDに関するデータが記録されている場合には、まだ格納フラグの付与されていない品目IDの中から梱包する品目を特定する(ステップS1−3)。ここでは、既にコンテナ100に梱包するパッケージを決定されているので、ユニット制御部31は、ICタグ通信部32を用いて、新たに梱包する商品IDと個数に関するデータをRAM領域513から取得し、一時的に記憶すると同時に、この品目IDに関するデータをICタグ510のRAM領域513から削除する。
更に、管理コンピュータ21は、リライタブルペーパ500に描画された画像の消去処理(ステップS1−4)、梱包する商品IDと個数に関する画像を描画する書込処理(ステップS1−5)を実行する。これにより、順次、コンテナ100に格納される商品が梱
包される。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態においては、工程管理ユニット30はネットワークを介して管理サーバ20に接続される。この工程管理ユニット30は、ユニット制御部31、ICタグ通信部32、消去レーザ駆動部33、書込レーザ駆動部34及び搬送駆動部35を備える。そして、管理コンピュータ21は、ICタグ510のRAM領域513に記録されている品目IDの中から任意の品目IDを特定する。そして、ユニット制御部31は、書込処理を実行する(ステップS1−5)。ここでは、ステップS1−3において特定した商品IDと、梱包する個数に関するデータを用いる。これにより、リライタブルペーパ500に表示された情報に基づいて、梱包を行なうことができる。
・ 本実施形態においては、ユニット制御部31は、消去処理を実行し(ステップS1−4)、その後、書込処理を実行する(ステップS1−5)。消去処理と書込処理とを繰り返して実行するため、リライタブルペーパ500には今回、梱包すべき商品に関する必要情報のみが表示される。従って、不要な情報を消去することができ、必要な情報を確実に伝達できるので、確実に梱包処理を行ない、効率を向上させることができる。
・ 本実施形態においては、コンテナデータ記憶部22には、商品配送時の梱包に用いるコンテナ100に関するコンテナデータ220が記録される。コンテナデータ220は、コンテナ毎に、コンテナID、サイズ、タグID及び使用履歴に関するデータを含んで構成される。これにより、タグIDを特定することによって、コンテナ100のサイズを特定することができる。従って、パッケージの容量に合ったコンテナ100を使用することができる。
・ 本実施形態においては、ユニット制御部31は、管理コンピュータ21から受信したパッケージIDと、すべての梱包商品データ(品目ID及び個数)に関するデータをICタグ510のRAM領域513に書き込む。そして、ユニット制御部31は、特定したパッケージにおいて最初に梱包する品目を特定する(ステップS1−3)。ここでは、ユニット制御部31は、ICタグ510のRAM領域513に記録されている品目IDの中から任意の品目IDを特定する。そして、ユニット制御部31は、特定した品目IDに関するデータを一時的に記憶すると同時に、この品目IDに関するデータをICタグ510のRAM領域513から削除する。これにより、ICタグ510には、未梱包の商品に関するデータのみが残る。そして、ICタグ510に格納された情報により、梱包の対象になる商品を特定することができる。そして、コンテナ100に格納する商品をICタグ510にて特定し、リライタブルペーパ500に梱包を行なう商品と個数に関する画像を描画することができる。
・ 本実施形態においては、リライタブルペーパ500は、全体でA4版の大きさで、その一部にICタグ510、書き換え可能な可逆表示媒体としてのリライタブル表示領域520、位置認識用マーカ530が設けられている。この位置認識用マーカ530を用いて、コンテナ100が傾いて設置されていたり、リライタブルペーパ500が傾いて貼付されていたりする場合の傾き補正を行なうことができる。従って、可逆表示媒体上の適切な位置に、適切な画像を描画することができる。
・ 本実施形態においては、ユニット制御部31は、ICタグ通信部32、消去レーザ駆動部33、書込レーザ駆動部34及び搬送駆動部35を制御する。このため、コンベア上で消去、書込みを行なうことができるので、効率的に梱包作業を行なうことができる。
・ 本実施形態においては、消去レーザ駆動部33と書込レーザ駆動部34とを別個に
設けて、それぞれで消去処理と書込処理とを実行する。このため、消去と書込みとを分業し、搬送速度を速くして迅速に処理を行なうことができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、消去レーザ駆動部33と書込レーザ駆動部34とを別個に設けて、それぞれで消去処理と書込処理とを実行する。これに代えて、一つのレーザ照射手段を用いて消去処理と書込処理とを実行してもよい。この場合には、消去処理時と書込処理時とにおいては、それぞれ照射するレーザ光強度を変更し、リライタブルペーパ500の表面上の温度を変更する。具体的には、書込処理に比べてデフォーカスにしてレーザ照射面積を大きくする。この場合、レーザ装置は1台で,光学系の工夫により消去処理と書込処理でフォーカスを変える。具体的には、光路を切り替えてフォーカスを変更する方法や、「fシータ」レンズを前後させてフォーカスを変える方法を用いることができる。
更に、1台のレーザ装置において装置自体は変えず、コンベア側でコンテナの位置を前後させてフォーカスを変更することによっても消去処理と書込処理とを実行することができる。この場合、ユニット制御部31が、消去処理と書込処理のレーザ照射タイミングとコンテナの動きを連動させるように制御する。これにより、少ないリソースで消去と書込みを行なうことができる。
○ 上記実施形態では、ユニット制御部31を制御手段として機能させるが、管理コンピュータ21を制御手段として機能させてもよい。この場合、管理コンピュータ21がアイテム特定処理段階、書込制御段階、更新処理段階等を含む処理を行なう。このための制御プログラムを実行することにより、管理コンピュータ21は、アイテム特定処理手段、書込制御手段、更新処理手段等の各手段として機能する。これにより、複数の工程管理ユニット30を統合して制御することができる。
○ 上記実施形態では、レーザ光源としてCO2レーザを用いたが、これに限定されるものではなく、YAGレーザ、ファイバーレーザ、半導体レーザ(LD)等を用いることが可能である。例えば、YAGレーザ、ファイバーレーザ、LDの波長は可視〜近赤外(数百μm〜1.2μm)であり、レーザ光を吸収して熱に変換する光熱変換材料の添加が必要となるが、波長が短いため高精細画像を形成することができる。また、YAGレーザやファイバーレーザは高出力であるため、消去処理や書込処理を短時間に行なうことができる。また、LDはレーザ自体が小さいため、装置の小型化や低価格化を実現することができる。
○ 上記実施形態では、このリライタブルペーパ500には、ICタグ510が付され、アンテナ部514により非接触で工程管理ユニット30との間でデータ送受信を行なう。この場合、リライタブルペーパ500に表示される印字内容データが記録できるメモリを備えていれば、ICタグに限定されるものではない。例えば、印字内容データ基づいて2次元コードを生成し、リライタブル表示領域520にこの2次元コードを印字することにより、コンテナに格納すべきアイテムに関する情報を記録してもよい。この場合には、撮像手段により2次元コードを読み取ることにより、各種情報を取得することができる。更に、コンテナにアイテムを格納した場合には、格納したアイテムを識別するための情報を2次元コードにしてリライタブル表示領域520に書き込む。これにより、ICタグを用いることなく情報の伝達を行なうことができる。
○ 上記実施形態では、ユニット制御部31は、管理コンピュータ21から受信したパッケージIDと、すべての梱包商品データ(品目ID及び個数)に関するデータをICタグ510のRAM領域513に書き込む。最初に梱包する品目を特定した場合、ユニット制御部31は、特定した品目IDに関するデータを一時的に記憶すると同時に、この品目
IDに関するデータをICタグ510のRAM領域513から削除する。そして、残ったデータに基づいて、梱包すべき商品を特定する。これに代えて、管理コンピュータ21が、梱包のたびに、梱包配送データ記憶部23に記録された梱包配送データ230の商品の品目IDに梱包完了フラグを記録することにより、格納したアイテムを識別することもできる。この場合、RAM領域513に、このコンテナに梱包する商品の品目ID毎に個数及び格納フラッグに関するデータを記録する。この格納フラッグは梱包済みであることを示すフラグデータとして機能し、梱包の有無を特定するための識別子であり、梱包の指示を行なった場合に記録される。そして、ステップS1−3においては、まだ格納フラグの付与されていない品目IDの中から梱包する品目を特定する。これにより、ICタグ510のRAM領域513に記憶されたデータを利用して、このコンテナ100に格納されたアイテムを特定することができる。
本発明の実施形態のシステムの説明図。 コンテナデータ記憶部に記録されたデータの説明図。 梱包配送データ記憶部に記録されたデータの説明図。 リライタブルペーパとICタグの説明図。 工程管理ユニットの説明図。 本発明の実施形態の処理手順の説明図。 本発明の実施形態の処理手順の説明図。 本発明の実施形態の処理手順の説明図。
符号の説明
20…管理サーバ、21…管理コンピュータ、22…コンテナデータ記憶部、23…梱包配送データ記憶部、30…工程管理ユニット、32…ICタグ通信部、33…消去レーザ駆動部、34…書込レーザ駆動部、35…搬送駆動部、40…搬送手段としてのコンベア、100…コンテナ、500…可逆表示媒体としてのリライタブルペーパ、520…可逆表示媒体としてのリライタブル表示領域、510…ICタグ、512…ROM領域、513…RAM領域、530…位置認識用マーカ。

Claims (7)

  1. 可視的に情報が可逆表示される可逆表示媒体を備えたコンテナと、前記コンテナの搬送手段と、前記可逆表示媒体に描画を行なうためのレーザ照射手段と、前記コンテナに梱包して配送するアイテムを記録した配送アイテムデータ記憶手段と、これらの制御手段とを備え、アイテムを梱包したコンテナの配送を支援するシステムであって、
    前記制御手段が、
    前記配送アイテムデータ記憶手段に記録されたアイテムの中から、前記コンテナに梱包するアイテムを特定するアイテム特定処理手段と、
    前記レーザ照射手段を用いて、前記搬送手段上のコンテナの可逆表示媒体に、前記特定したアイテムに関する特定情報を画像として描画する書込制御手段と、
    前記配送アイテムデータ記憶手段に対して、前記コンテナへの前記アイテムの梱包を識別するためのデータ更新を実行する更新処理手段
    として機能することを特徴とする配送支援システム。
  2. 前記配送支援システムは、前記可逆表示媒体に描画された画像を消去するためのレーザ照射手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の配送支援システム。
  3. 前記可逆表示媒体には、データを記録可能なICタグが貼付され、
    前記ICタグを、前記配送アイテムデータ記憶手段として用い、
    前記更新処理手段は、前記特定情報を画像として描画する場合に、前記ICタグに記録された前記アイテムに関するデータを消去することを特徴とする請求項1又は2に記載の配送支援システム。
  4. 前記可逆表示媒体には、データを記録可能なICタグが貼付され、
    前記ICタグを、前記配送アイテムデータ記憶手段として用い、
    前記更新処理手段は、前記特定情報を画像として描画する場合に、前記ICタグに記録された前記アイテムに関するデータに対して梱包済みであることを示すフラグデータを記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の配送支援システム。
  5. 前記可逆表示媒体には、位置認識用マーカが表示されており、
    前記配送支援システムは撮像手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記撮像手段を用いて前記可逆表示媒体の位置認識用マーカを撮影して、前記レーザ照射手段に対する前記可逆表示媒体の傾きを算出し、
    前記傾きに応じて、前記アイテムに関する画像を変形して可逆表示媒体に描画することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の配送支援システム。
  6. 前記制御手段は、前記搬送手段によるコンテナの移動速度を特定し、
    前記移動速度に応じて前記レーザ照射手段の照射位置を変更しながら、前記コンテナの可逆表示媒体への描画を行なうことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の配送支援システム。
  7. 可視的に情報が可逆表示される可逆表示媒体を備えたコンテナと、前記コンテナの搬送手段と、前記可逆表示媒体に描画を行なうためのレーザ照射手段と、前記コンテナに梱包して配送するアイテムを記録した配送アイテムデータ記憶手段と、これらの制御手段とを備え、アイテムを梱包したコンテナの配送を支援する方法であって、
    前記制御手段が、
    前記配送アイテムデータ記憶手段に記録されたアイテムの中から、前記コンテナに梱包するアイテムを特定するアイテム特定処理段階と、
    前記レーザ照射手段を用いて、前記搬送手段上のコンテナの可逆表示媒体に、前記特定
    したアイテムに関する特定情報を画像として描画する書込制御段階と、
    前記配送アイテムデータ記憶手段に対して、前記コンテナへの前記アイテムの梱包を識別するためのデータ更新を実行する更新処理段階と
    を実行することを特徴とする配送支援方法。
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