JP2007076610A - ガラスランチャンネル及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ガラスランチャンネル13の製造時に、チャンネル本体28の基底部29及び各側壁部30,31に所定の外力を加えて押圧接合部44の凹条45を幅方向に拡開させるように基底部29を弾性変形させた状態で、基底部29に低摩擦材部43を積層して押圧接合部44の凹条45を低摩擦材部43の凸条47で埋めるように低摩擦材部43を溶着接合する。この後、基底部29及び各側壁部30,31に加えていた外力を除去して基底部29の弾性復元力によって押圧接合部44の凹条45を幅方向に縮小させることで、押圧接合部44の凹条45で低摩擦材部43の凸条47に押圧力を作用させると共に、押圧接合部44の凸条46を低摩擦材部43の凸条47間に食い込ませる。
【選択図】 図2
Description
まず、図1に基づいて自動車のフロント側のサッシュタイプのドア11の概略構成を説明する。サッシュタイプのドア11には、窓枠(サッシュ)12が溶接等により一体的に取り付けられ、この窓枠12の内周側に、ポリマー材料製の長尺なガラスランチャンネル13が窓枠12に沿って装着され、このガラスランチャンネル13によって窓ガラス14の昇降移動(スライド移動)が案内されるようになっている。
図6に示すように、変形用ローラ57,58は、チャンネル本体連続体Sを送り出しながら、チャンネル本体連続体Sを所定の溶着接合用形状(各側壁部30,31を外側に広げると共に基底部29の内面側が凸面となるように基底部29を幅方向に湾曲させた形状)に弾性変形させるためのローラであり、上側変形用ローラ57と下側変形用ローラ58とが、チャンネル本体連続体Sを上下から挟むように配置されている。各変形用ローラ57,58の回転軸61,62がギヤ63,64を介して連結され、駆動モータ(図示せず)で下側変形用ローラ58の回転軸62を回転駆動することで、各変形用ローラ57,58がチャンネル本体連続体Sを送り出す方向に同一周速度で回転駆動されるようになっている。
Claims (18)
- 車両の窓枠に沿って装着されて窓ガラスのスライド移動を案内する長尺なガラスランチャンネルであって、弾性変形可能なポリマー材料により形成されて前記窓ガラスの端面と対向する位置に配置される基底部と該基底部の幅方向両側からそれぞれ立ち上がる側壁部とを有するチャンネル本体と、前記窓ガラスに対する摩擦係数が前記チャンネル本体よりも低いポリマー材料により形成されて前記基底部のうち少なくとも前記窓ガラスの端面と対向する部分に溶着接合された低摩擦材部とを備えたガラスランチャンネルにおいて、
前記基底部のうち前記低摩擦材部との接合部分には、長手方向に延びる凹部及び/又は凸部を有し、該凹部及び/又は該凸部によって該低摩擦材部に押圧力を作用させる押圧接合部が設けられ、
前記基底部を所定の外力により弾性変形させた状態で該基底部に前記低摩擦材部を溶着接合した後に前記外力を除去することで前記基底部の弾性復元力によって前記押圧接合部で前記低摩擦材部に押圧力を作用させるように構成されていることを特徴とするガラスランチャンネル。 - 前記押圧接合部には、前記基底部の長手方向に沿って延びる複数の凹部及び/又は凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラスランチャンネル。
- 前記押圧接合部に形成された凹部に前記低摩擦材部が入り込んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスランチャンネル。
- 前記押圧接合部に形成された凸部が前記低摩擦材部に食い込んでいることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のガラスランチャンネル。
- 前記基底部には、前記低摩擦材部を溶着接合する際の弾性変形を容易にするための薄肉部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のガラスランチャンネル。
- 前記チャンネル本体はゴムで形成され、前記低摩擦材部は前記チャンネル本体と熱溶着可能な熱可塑性ポリマー材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のガラスランチャンネル。
- 前記低摩擦材部を形成する熱可塑性ポリマー材料は、それ自体が前記チャンネル本体を形成するゴムよりも摩擦係数が低い熱可塑性ポリマー材料又は前記チャンネル本体を形成するゴムよりも摩擦係数が低い材料を混練した熱可塑性ポリマー材料であることを特徴とする請求項6に記載のガラスランチャンネル。
- 車両の窓枠に沿って装着されて窓ガラスのスライド移動を案内する長尺なガラスランチャンネルであって、弾性変形可能なポリマー材料により形成されて前記窓ガラスの端面と対向する位置に配置される基底部と該基底部の幅方向両側からそれぞれ立ち上がる側壁部とを有するチャンネル本体と、前記窓ガラスに対する摩擦係数が前記チャンネル本体よりも低いポリマー材料により形成されて前記基底部のうち少なくとも前記窓ガラスの端面と対向する部分に溶着接合された低摩擦材部とを備えたガラスランチャンネルを製造する方法において、
前記基底部のうち前記低摩擦材部との接合部分に、長手方向に延びる凹部及び/又は凸部を有し、該凹部及び/又は該凸部によって該低摩擦材部に押圧力を作用させる押圧接合部が設けられたチャンネル本体を準備し、
前記基底部を所定の外力により前記凹部及び/又は前記凸部の位置及び/又は形が元と異なるように弾性変形させる弾性変形工程と、
前記基底部を弾性変形させた状態で該基底部に前記低摩擦材部を積層して溶着接合する溶着接合工程と、
前記溶着接合工程後に前記外力を除去することで前記基底部の弾性復元力によって前記押圧接合部で前記低摩擦材部に押圧力を作用させる外力除去工程と
を含むことを特徴とするガラスランチャンネルの製造方法。 - 前記チャンネル本体を押出成形して、その後連続して前記弾性変形工程、前記溶着接合工程、前記外力除去工程を実行することを特徴とする請求項8に記載のガラスランチャンネルの製造方法。
- 前記溶着接合工程において、前記チャンネル本体の熱で前記低摩擦材部の軟化状態又は溶融状態を維持させることを特徴とする請求項9に記載のガラスランチャンネルの製造方法。
- 前記溶着接合工程前に、前記低摩擦材部を前記基底部の形状に対応した形状に押出成形することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のガラスランチャンネルの製造方法。
- 前記弾性変形工程において、前記チャンネル本体の移動方向に回転するローラで該チャンネル本体を送り出しながら前記基底部を弾性変形させることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のガラスランチャンネルの製造方法。
- 前記弾性変形工程において、前記基底部と該基底部の幅方向両側の側壁部にそれぞれ所定の外力を加えて前記基底部を弾性変形させることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載のガラスランチャンネルの製造方法。
- 前記押圧接合部には、前記基底部の長手方向に沿って延びる凹条が形成され、
前記弾性変形工程において、前記押圧接合部の凹条を幅方向に拡開させるように前記基底部を弾性変形させ、
前記溶着接合工程において、前記押圧接合部の凹条を埋めるように前記低摩擦材部を溶着接合し、
前記外力除去工程において、前記基底部の弾性復元力によって前記押圧接合部の凹条が幅方向に縮小することで前記低摩擦材部に押圧力を作用させることを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載のガラスランチャンネルの製造方法。 - 前記押圧接合部の凹条は、横断面略U字形状又は横断面略V字形状に形成されていることを特徴とする請求項14に記載のガラスランチャンネルの製造方法。
- 前記押圧接合部の凹条は、底部よりも入口部の幅寸法が狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項14に記載のガラスランチャンネルの製造方法。
- 前記押圧接合部には、前記基底部の長手方向に沿って延びる複数の凸条が形成され、
前記弾性変形工程において、前記押圧接合部の複数の凸条が幅方向において互いに近付くように前記基底部を弾性変形させ、
前記溶着接合工程において、前記押圧接合部の凸条が形成されている部分を覆うように前記低摩擦材部を溶着接合し、
前記外力除去工程において、前記基底部の弾性復元力によって前記押圧接合部の凸条同士の間隔が幅方向に拡大することで前記低摩擦材部に押圧力を作用させることを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載のガラスランチャンネルの製造方法。 - 前記溶着接合工程において、前記基底部に前記低摩擦材部を積層した後に前記チャンネル本体の移動方向に回転するローラで接合部を押圧し且つ該チャンネル本体を送り出しながら前記基底部に前記低摩擦材部を圧着させることを特徴とする請求項8乃至17のいずれかに記載のガラスランチャンネルの製造方法。
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JPH1071649A (ja) * | 1996-08-30 | 1998-03-17 | Toyoda Gosei Co Ltd | ゴム押出成形品へのテープ部材の貼着方法 |
JP2001219746A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-08-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2006096151A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車のガラスラン及びその製造方法 |
-
2005
- 2005-09-16 JP JP2005270617A patent/JP4674754B2/ja not_active Expired - Fee Related
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