JP2007074262A - プログラマブルゲートアレイ装置及び回路切替方法 - Google Patents

プログラマブルゲートアレイ装置及び回路切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゲートアレイ内部の記憶素子の数を必要最小限に抑えつつ、コンテクストデータを切り替えるための時間を大幅に短縮することができるゲートアレイ装置を提供する。
【解決手段】各マクロセルに、実行中のロジック/状態データを記憶するための第1の記憶素子群の他に、第1の記憶素子群に対応する第2の記憶素子群を設ける。第2の記憶素子群を直列に接続して、第2の記憶素子群に他の回路のロジック/状態データをロードしておき、第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データと、第2の記憶素子群に記憶されている他の回路のロジック/状態データとを交換するときには、第2の記憶素子群と第1の記憶素子群との間で、対応する2つの記憶素子同士を接続し、その後、交換実行信号が入力されて、第2の記憶素子群は第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データを記憶し、第1の記憶素子群は第2の記憶素子群に記憶されている他の回路のロジック/状態データを記憶する。
【選択図】図4

Description

本発明は、プログラマブルゲートアレイ装置に関する。
図1は、動的に回路の動作を決定する回路情報を、多数の回路動作を決定するルックアップテーブル(LUT)と、その出力を記憶する記憶素子の組(以下マクロセル)、それらを接続するプログラマブルな相互結合網(マクロセル間結合網)に入力するプログラマブルゲートアレイの例である。
ここでは、プログラマブルゲートアレイの動作を決定するLUTに記録する回路情報とその出力記憶素子の初期状態、相互結合網の接続情報を総称してコンテクストデータと呼称する。
コンテクストデータは、プログラマブルゲートアレイに搭載した全てのマクロセルに個別のデータをロードしなければならないため多量のデータとなる。また、マクロセルは多量に搭載されるため、それらを個々に識別するための信号線を設けることは回路規模の増大を招くため、コンテクストデータのロードは、図2のようにマクロセルを縦続接続し、マクロセル間を順送り転送するという方法がとられる。
一方でこの方法では、コンテクストデータをロードしている期間は比較的長時間になり、この期間にゲートアレイとして動作することを停止するとゲートアレイの実効的な動作時間が短くなり処理能力が低下する。
そこで、コンテクストデータを外部からロードするための記憶素子をLUTとは別に設け、記憶素子にコンテクストデータが溜った後にこの記憶素子からLUTに並列に転送することにより停止時間を著しく減少することができる。
しかしながら、プログラマブルゲートアレイ内部に直接動作とは関係のない記憶素子を持つことになるため、ゲートアレイに搭載した回路のうちが有効利用できていない部分が大きいという問題点があった。
また、マクロセルを縦続接続することによりコンテクストデータ配送のための配線数は減少できるが、一方で順送り伝送されるため動作に必要ないマクロセルにもデータをロードする必要があった。
また、プログラマブルゲートアレイを動的に回路情報(以下コンテクストデータとも言う)を入れ換えて時分割で切替えることに大規模な回路を等価的に実現することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ただし、回路情報のデータ量が大きいため単純に回路をその都度ゲートアレイにロードしていくことは、回路切替えのためのオーバーヘッドが大きく回路全体の処理性能を落す結果になっていた。
また、ゲートアレイ内部に全コンテクストを持つ方法は切替え時間そのものは小さいものの、プログラマブルゲートアレイ自体の回路規模が増大してしまうという問題点があった。
特開平11−317659
以上説明したように、従来は、ゲートアレイのコンテクストデータを入れ替えて、1つのゲートアレイで異なる複数の回路を実現する場合、少ない記憶素子で、コンテクストデータを切り替えるための時間を短縮することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、ゲートアレイ内部の記憶素子の数を必要最小限に抑えつつ、コンテクストデータを切り替えるための時間を大幅に短縮することができるゲートアレイ装置を提供することを目的とする。
本発明の各マクロセルは、実行中のロジック/状態データを記憶するための第1の記憶素子群と、当該第1の記憶素子群に対応する第2の記憶素子群を備える。他のロジック/状態データをロードするときには、第2の記憶素子群を直列に接続し、直列に接続された第2の記憶素子群に、他のロジック/ステータスをロードする。第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データと、第2の記憶素子群に記憶されている他の回路のロジック/状態データとを交換するときには、第2の記憶素子群と第1の記憶素子群との間で、対応する2つの記憶素子同士を接続し、その後交換実行信号が入力されて、第2の記憶素子群は第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データを記憶し、第1の記憶素子群は第2の記憶素子群に記憶されている他の回路のロジック/状態データを記憶する。
ゲートアレイ内部の記憶素子の数を必要最小限に抑えつつ、コンテクストデータを切り替えるための時間を大幅に短縮することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、例えば、携帯電話やPDAなどの携帯端末などの装置・システムに実装されて用いられる、ゲートアレイ部1と、その周辺の要部の構成例について説明する。ゲートアレイ部1は、異なる回路情報を入れ替えて利用することにより、複数種類の回路の動作を実現するようになっている。
ここで、ゲートアレイ部1が、1つの回路情報により決定される回路動作を行うために必要な情報をコンテクストデータと呼ぶ。コンテクストデータは、各マクロセルで実現する回路のロジックなどの回路情報(ロジックデータ)、当該回路情報を当該ゲートアレイ部1で実行したときの各マクロセルの回路実行状態(ステータス)や、マクロセル間結合網の接続情報などの総称である。
(第1の実施形態)
図3は、第1の実施形態に係る、ゲートアレイ部1と、その周辺の要部の構成例を示したものである。ゲートアレイ部1の回路情報を入れ替えることにより、ゲートアレイ部1で複数種類の回路動作を実現するようになっている。
ゲートアレイ部1は、設定(ロード)された回路情報により回路動作(ロジック)の決定される複数のマクロセルを直列に接続するとともに、当該複数のマクロセルのロジックに対し入出力の制御を行うプログラマブルなマクロセル間結合網3からなる。
ゲートアレイ部1には、当該ゲートアレイ部1を備える装置の制御部(図示せず)から、各マクロセルにロードするための回路情報と、マクロセル間結合網にロードするための接続情報と、(回路情報、ステータス及び接続情報を含む)コンテクストデータのロード/交換を指示するためのロード/交換切替信号とが入力される。その他、図3には示していなが、ゲートアレイ部1内にコンテクストデータを転送するためのクロック信号(回路情報用クロック信号(Context load clock for LUT信号)、ステータス用クロック信号(Context load clock for status信号))や、交換の実行を指示する交換実行信号(Context swap Exec.信号)などが入力される。
各マクロセルにロードされるステータスは、ステータス記憶部2から読み出されて、ゲートアレイ部1へ入力する。
ゲートアレイ部1に、複数の回路情報のうちの1つの第1の回路情報がロードされて、第1の回路情報に基づく回路動作を行い、その後、現在実行中の第1の回路情報から、別の第2の回路情報に切り替える(交換する)ときには、(必要に応じて)各マクロセルでの現在の実行状態(ステータス)を保存するために、各マクロセルから現在のステータスを回収し、これをステータス記憶部2に記憶する。その後、再び、第1の回路情報に基づく回路動作を実行する場合には、当該第1の回路情報と、(ステータス記憶部2に記憶されている)回収されたステータスを各マクロセルにロードする。すなわち、第1の回路情報に基づく回路動作を再開する場合には、第1の回路情報、ステータス記憶部2に記憶されていた当該第1の回路情報に対応するステータスを各マクロセルにロードする。なお、第1の回路情報及びステータスが待避先(後述するコンテクスト用シフトレジスタ11)記憶されている場合には、ロードすることなく、第2の回路情報から第1の回路情報へ単に切り替える(交換する)だけでよい。
図4は、図1のゲートアレイ部1を構成する各マクロセルの内部構成例を概略的に示したものである。
図4に示すように、マクロセルは、コンテクストロード用シフトレジスタ11、実行中コンテクスト記憶部12、デコーダセレクタ13、切替スイッチ14を含む。なお、実行中コンテクスト記憶部12及びデコーダセレクタ13が、LUT(Look up table)に対応する。
なお、図4は、説明の簡単のため、回路情報、接続情報及びステータスを、まとめてコンテクストデータとして表している。
コンテクストロード用シフトレジスタ11は、複数の記憶素子を直列に接続してなり、回路情報やステータスといったコンテクストデータを各マクロセルにロードするためのものである。
実行中コンテクスト記憶部12は、デコーダ・セレクタ13の入力端子/出力端子に接続された複数の記憶素子からなり、現在実行中の回路情報やステータスを保持する。
ロード/交換切替スイッチ14は、入力されたロード/交換切替信号が「ロード」を指示しているときには、各マクロセルのコンテクストロード用シフトレジスタ11によりマクロセル間でコンテクストデータの転送を行わせる。入力されたロード/交換切替信号が「交換」を指示しているときには、コンテクストロード用シフトレジスタ11と、実行中コンテクスト記憶部12との間で、(現在ゲートアレイ部1で実行中の)実行中コンテクスト記憶部12に記憶されているコンテクストデータと、コンテクストロード用シフトレジスタ11に保持されている(ロードされた)コンテクストデータとを交換する。
デコーダ・セレクタ13は、ロジック入力に対し、回路情報記憶部12に記憶されている回路情報に従って動作し、その結果を出力する(ロジック出力)。
このような構成において、マクロセルがコンテクストデータを実行中に、コンテクストロード用シフトレジスタ11を用いて、次に実行すべき別のコンテクストデータをロードし、ロードされたコンテクストデータと、実行中コンテクスト記憶部12に記憶されている、現在実行中のコンテクストデータとの交換を行う。
図5は、図4に示したマクロセルの構成をより詳細に示したものである。
なお、図5では、図4のコンテクストロード用シフトレジスタ11が、回路情報及び接続情報をロードするための回路情報ロード用シフトレジスタ111と、ステータスをロードするためのステータスロード用シフトレジスタ112とに分けて示している。
また、図4の実行中コンテクスト記憶部12が、実行中のコンテクストの回路情報を保持する回路情報記憶部121と、実行中のコンテクストのステータスを保持するステータス記憶部122とに分けて示している。
回路情報記憶部121は、複数のフリップフロップ回路からなり、各フリップフロップ回路のデータ出力端子は、デコーダ・セレクタ13の各入力端子に接続されている。
回路情報ロード用シフトレジスタ111は、回路情報記憶部121の複数のフリップフロップ回路にそれぞれ対応する複数のフリップフロップ回路からなる。回路情報ロード用シフトレジスタ111の一列に並べられたフリップフロップ回路群は、前段のフリップフロップ回路のデータ出力端子と、後段のフリップフロップ回路のデータ入力端子と、当該後段のフリップフロップ回路に対応する回路情報記憶部121のフリップフロップ回路のデータ出力端子とが、ロード/交換切替スイッチ14を介して接続されている。
回路情報ロード用シフトレジスタ111の各フリップフロップ回路のデータ出力端子は、当該フリップフロップ回路に対応する、回路情報記憶部121のフリップフロップ回路のデータ入力端子にも接続されている。
また、回路情報ロード用シフトレジスタ111の最後のフリップフロップ回路のデータ出力端子と、次のマクロセル内の回路情報ロード用シフトレジスタ111の最初のフリップフロップ回路のデータ入力端子とが、ロード/交換切替スイッチ14を介して接続されている。
回路情報をマクロセルにロードする際には、ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「ロード」が指示され、ロード/交換切替スイッチ14が、ロード側に設定される。これにより、各マクロセル内では、回路情報ロード用シフトレジスタ111の各フリップフロップ回路は、そのデータ入力端子及び出力端子が、前段のフリップフロップ回路のデータ出力端子及び後段のフリップフロップ回路のデータ入力端子にそれぞれ接続されて、直列に接続される。また、各マクロセルの回路情報ロード用シフトレジスタ111の最後のフリップフロップ回路のデータ出力端子と、次のマクロセル内の回路情報ロード用シフトレジスタ111の最初のフリップフロップ回路のデータ入力端子とが直結される。その結果、各マクロセル内の回路情報ロード用シフトレジスタ111は、回路情報記憶部121から切り離され、複数のマクロセル間で、それぞれの回路情報ロード用シフトレジスタ111が直列に接続される。このような状態のときに、ゲートアレイ部1に入力されるコンテクストデータは、回路情報ロード用シフトレジスタ111により、回路情報用クロック信号(Contex load clock for LUT信号)に従って、順送りに全てのマクロせるに転送される。
ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「交換」が指示され、ロード/交換切替スイッチ14が、交換(swap)側に設定されると、回路情報記憶部121の各フリップフロップ回路のデータ出力端子からの出力が、当該フリップフロップ回路に対応する回路情報ロード用シフトレジスタ111のフリップフロップ回路の入力端子に入力する。また、回路情報ロード用シフトレジスタ111の各フリップフロップ回路の出力端子は、その後段のフリップフロップ回路の入力端子から切り離され、回路情報記憶部121のフリップフロップ回路の入力端子に接続する。
このような状態において、交換実行信号(Context swap Exec.信号)が入力されると、その入力タイミングで、回路情報記憶部121に記憶されている現在実行中の回路情報と、回路情報ロード用シフトレジスタ111で保持されている回路情報とが入れ替わる。
このような構成により、回路情報を入れ替えるためにマクロセルをほとんど停止させることなく、(あるいは停止時間を短時間に抑え)、回路情報ロード用シフトレジスタ111から、LUTの回路情報記憶部121への新たなコンテクストデータのロードと、回路情報記憶部121から回路情報ロード用シフトレジスタ111への実行中の回路情報の待避が同時に行える。
その後、回路情報ロード用シフトレジスタ111へ退避させた回路情報を、再度実行する場合には、回路情報ロード用シフトレジスタ111へ回路情報をロードする手順を省略して、上記同様に、ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「交換」を指示した後、交換実行信号(Context swap Exec.信号)を入力することにより、回路情報記憶部121に記憶されている現在実行中の回路情報と、回路情報ロード用シフトレジスタ111で保持されている回路情報を入れ替えれる。
なお、上記説明では、LUTへの入力側、すなわち、回路情報の交換について説明したが、これは、LUTからの出力側、すなわち、ステータスの交換についても同様である。
次に、ステータスの交換について、図5を参照して説明する。
LUTから出力されるステータスを記憶するためのステータス記憶部122は、複数のフリップフロップ回路からなり、各フリップフロップ回路のデータ入力端子は、デコーダ・セレクタ13の各出力端子とロード/交換切替スイッチ14を介して接続されている。
ステータスロード用シフトレジスタ112は、ステータス記憶部122の複数のフリップフロップ回路にそれぞれ対応する複数のフリップフロップ回路からなる。ステータスロード用シフトレジスタ112の一列に並べられたフリップフロップ回路群では、前段のフローチャートのデータ出力端子と、後段のフリップフロップ回路のデータ入力端子と、当該前段のフリップフロップ回路に対応するステータス記憶部122のフリップフロップ回路のデータ出力端子とが、ロード/交換切替スイッチ14を介して接続されている。
ステータス記憶部122の各フリップフロップ回路のデータ入力端子は、当該フリップフロップ回路に対応するステータスロード用シフトレジスタ112のフリップフロップ回路のデータ出力端子と、デコーダ・セレクタ13の出力端子とに、ロード/交換切替スイッチ14を介して接続されている。
また、ステータスロード用シフトレジスタ112の最後のフリップフロップ回路のデータ出力端子と、次のマクロセル内のステータスロード用シフトレジスタ112の最初のフリップフロップ回路のデータ入力端子とが、ロード/交換切替スイッチ14を介して接続されている。
ステータスをマクロセルにロードする際には、ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「ロード」が指示され、ロード/交換切替スイッチ14が、ロード側に設定される。これにより、ステータスロード用シフトレジスタ112の各フリップフロップ回路は、そのデータ入力端子及び出力端子が、その前段に配置されているフリップフロップ回路のデータ出力端子、及びその後段に配置されているフリップフロップ回路のデータ入力端子にそれぞれ接続されて、直列に接続される。また、各マクロセルのステータスロード用シフトレジスタ112の最後のフリップフロップ回路のデータ出力端子と、次のマクロセル内のステータスロード用シフトレジスタ112の最初のフリップフロップ回路のデータ入力端子とが直結される。その結果、回路情報ロード用シフトレジスタ111は、回路情報記憶部121から切り離され、複数のマクロセル間で、それぞれのステータスロード用シフトレジスタ112が直列に接続される。このような状態のときに、ゲートアレイ部1に入力されるステータスは、ステータスロード用シフトレジスタ112により、ステータス用クロック信号(Context load clock for status信号)に従って、順送りに全てのマクロセルに転送され。
ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「交換」が指示され、ロード/交換切替スイッチ14が、交換(swap)側に設定されると、ステータスロード用シフトレジスタ112の各フリップフロップ回路のデータ出力端子からの出力が、当該フリップフロップ回路に対応するステータス記憶部122のフリップフロップ回路の入力端子に入力する。また、ステータスロード用シフトレジスタ112の各フリップフロップ回路の入力端子は、その前段のフリップフロップ回路の出力端子から切り離され、ステータス情報記憶部122のフリップフロップ回路の出力端子に接続する。
このような状態において、交換実行信号(Context swap Exec.信号)が入力されると、そのタイミングで、ステータス記憶部122に記憶されている現在実行中のコンテクストのステータスと、ステータスロード用シフトレジスタ112で保持されている別のコンテクストのステータスとが入れ替わる。
このような構成により、ゲートアレイ部1へのコンテクストの入れ替えのため(回路情報・接続情報とともに、ステータスを入れ替えるため)に、マクロセルをほとんど停止させることなく、(あるいは停止時間を短時間に抑え)、ステータスロード用シフトレジスタ112から、ステータス記憶部122への新たなステータスのロードと、ステータス記憶部122からステータスロード用シフトレジスタ112への実行中のコンテクストのステータスの待避が同時に行える。
ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「交換」が指示され、その後、交換実行信号が入力されたときに、一斉に、上述のような回路情報の交換、及びステータスの交換が行われ、コンテクストの交換が実現される。
コンテクスト交換後、再度、元のコンテクストを実行する場合には、上述の回路情報と同様、ステータスについても、以下のような手順で復元する。すなわち、ステータス用シフトレジスタ112へ退避させたステータスを復元する場合には、ステータス用シフトレジスタ112へステータスをロードする手順を省略して、上記同様に、ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「交換」を指示した後、交換実行信号(Context swap Exec.信号)を入力することにより、ステータス記憶部122に記憶されている現在実行中のコンテクストのステータスと、ステータスロード用シフトレジスタ112で保持されている別のコンテクストのステータスを入れ替える。
以上のようにして、コンテクストの交換により、待避させたコンテクストが、次に実行されるコンテクストでない場合には、次に実行すべき新たなコンテクストをロードするために、ステータスロード用シフトレジスタ112に待避させたステータスを回収する必要がある。回収されたステータスは、ステータス記憶部2に記憶される。この場合、例えば、ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「ロード」を指示した後、ステータスロード用シフトレジスタ112内のステータスは、ステータス用クロック信号(Context load clock for status信号)に従って、複数のマクロセル間で順送りに転送されて、ステータス記憶部2へ記憶される。
以上は、コンテクストの交換に伴う回路情報の交換及びステータスの交換について説明したが、当該コンテクストの交換に伴いマクロセル間結合網の接続情報を交換する場合も同様である。
なお、上記第1の実施形態では、回路情報やステータスをロードするために、それぞれ1本のデータ線を用いて行う場合を示した、この場合に限らず、複数のデータ線を用い、各データ線に対応する動作を並列に行うことにより、回路情報やステータスのロードに係る時間を短縮することができる。
以上説明したように、上記第1の実施形態によれば、実行中コンテクストデータを記憶する各記憶素子(実行中コンテクスト記憶部12)に対応する複数の記憶素子(コンテクストロード用シフトレジスタ11)を設け、ルックアップテーブル内の実行中コンテクスト記憶部12に記憶されているコンテクストデータの実行中に、次に実行すべき別のコンテクストをコンテクストロード用シフトレジスタ11を用いてゲートアレイ部1へ転送・ロードすることにより、ゲートアレイ内部の記憶素子の数を必要最小限に抑えつつ、コンテクストの切替に要する時間を大幅に削減することができる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る、ゲートアレイ部1と、その周辺の要部の構成例を示したものである。異なる回路情報を入れ替えて利用することにより、図3のゲートアレイ部1で複数種類の回路動作を実現するようになっている。なお、図6において、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、図6のゲートアレイ部1には、当該ゲートアレイ部1を備える装置の制御部(図示せず)から、各マクロセルにロードするための回路情報と、マクロセル間結合網にロードするための接続情報と、(回路情報、ステータス及び接続情報などの)コンテクストデータのロード/交換を指示するためのロード/交換切替信号の他、バイパス制御信号も入力される。
図6に示すように、ゲートアレイ部1は、各マクロセルへのコンテクストデータの転送経路が直列に接続されて構成されている。
ゲートアレイ部1にロードする回路情報によっては、ゲートアレイ部1が備える全てのマクロセルを使用しない場合もあり得る。
そこで、このような場合、第2の実施形態に係るゲートアレイ部1では、回路情報やステータスといったコンテクストデータをロードする際には、コンテクストをロードする必要のないマクロセルをバイパスする。ステータスを回収する場合も同様で、ステータスを回収する必要のないマクロセルはバイパスする。
図7は、第2の実施形態に係るゲートアレイ部1を構成する各マクロセルの内部構成例を概略的に示したものである。なお、図7において、図4と同一部分には同一符号を付し、異なる部分について説明する。
すなわち、図7では、当該マクロセルを使用するか否か(コンテクストデータをロードするか否か、ステータスを回収するか否か)を示すバイパス制御情報を記憶する記憶素子15と、記憶素子15に記憶されたバイパス制御情報を基に、当該マクロセルをバイパスする/しないを設定するためのスイッチ16をさらに備えている。
コンテクスト毎に、使用しない不要なマクロセルがあれば、それが予め定められている。そこで、コンテクスト毎に、各マクロセルについて、当該マクロセルを使用するか否か(バイパスしない/バイパスする)を示すバイパス制御情報を記憶素子15に記憶する。各マクロセルに対応するバイパス制御情報は、コンテクストデータと同様に、直列に接続されたマクロセル間を順送りに転送することで、各マクロセルの記憶素子15に、当該マクロセルに対応するバイパス制御情報が記憶される。
各マクロセルに対応するバイパス制御情報により、当該マクロセルを使用するか否かを識別できればよいので、バイパス制御情報を記憶するための記憶素子15のデータ容量は非常に小さい。例えば、1bitであってもよい。
マクロセルの記憶素子15に、当該マクロセルに対応するバイパス制御情報が記憶され、それが、「使用されない」すなわち、「バイパスされる」と示している場合には、当該マクロセルのスイッチ16は、バイパス側に設定され、当該マクロセルに入力されるコンテクストデータは、そのまま(コンテクストロード用シフトレジスタ11を通ることなく)、当該マクロセルから出力され次のマクロセルへ入力する。
マクロセルの記憶素子15に、当該マクロセルに対応するバイパス制御情報が記憶され、それが、「使用する」すなわち、「バイパスされない」と示している場合には、当該マクロセルのスイッチ16は、ロード側に設定され、当該マクロセルに入力されるコンテクストデータはコンテクストロード用シフトレジスタ11を通り、当該マクロセルへロードされる。
コンテクストデータのマクロセルへのロードは以下の通りである。まず、コンテクストデータの転送に先立って、バイパス制御信号が入力する。入力されたバイパス制御信号は、各マクロセルが備えるフリップフロップ回路からなる記憶素子15を通じて、次のマクロセルに順送りに転送され、各マクロセルの記憶素子15に、当該マクロセルに対応するバイパス制御情報が記憶される。
当該マクロセルに対応するバイパス制御情報が記憶素子15に記憶されると、当該バイパス制御情報を基に、スイッチ16が、バイパス側あるいはロード側に設定される。次に、コンテクストデータが入力する。
このとき、スイッチ16がバイパス側に設定されている場合には、当該マクロセルに入力した回路情報は、そのままスイッチ16を介して、当該マクロセルから出力され、次のマクロセルへ転送される。また、当該マクロセルに入力したステータスは、そのままスイッチ16を介して、当該マクロセルから出力され、次のマクロセルへ転送される。
スイッチ16がロード側に設定されている場合には、前述の第1の実施形態と同様である。
マクロセルからステータスを回収する場合は、上述のコンテクストをロードする場合とほぼ同様である。すなわち、ステータスの回収に先立って、バイパス制御信号が入力され、当該マクロセルに対応するバイパス制御情報が記憶素子15に記憶される。当該バイパス制御情報を基に、スイッチ16が、バイパス側あるいはロード側に設定される。
スイッチ16がバイパス側に設定されている場合には、図7に示すように、当該マクロセルは、ステータスの回収ラインから切り離されている。従って、その後、ステータスの回収のためにステータス用クロック信号(Context load clock for status信号)が入力され、ステータスの回収が開始しても、当該マクロセルからはステータスは回収されない。
スイッチ16がロード側に設定されている場合には、前述の第1の実施形態と同様に、ステータスの回収のためにステータス用クロック信号(Context load clock for status信号)が入力され、ステータスの回収が開始すると、当該マクロセルから、ステータスが回収され、当該ステータスは、ステータス記憶部2に記憶される。
なお、コンテクストデータのロードを行うと同時に、ステータス用シフトレジスタ112に待避させたステータスを回収するための転送も開始される。従って、ステータス回収時に全マクロセルのパイパス制御情報を変更しなくて良い場合には(ステータスの回収時とコンテクストデータのロード時の各マクロセルのバイパス制御情報が一致する場合には)、コンテクストデータのロード時と、ステータスの回収時とに、それぞれ別個にバイパス制御信号の入力を行う必要はない。例えば、コンテクストデータのロード時に、コンテクストデータのロード時とステータスの回収時とで共通のバイパス制御信号を入力すればよい。
なお、マクロセル間結合網3の接続情報についても、上述同様である。
以上説明したように、コンテクスト毎に、各マクロセルに対し、コンテクストデータのロード時やステータスの回収時に当該マクロセルをバイパスするか否かを、当該マクロセルに対応するバイパス制御情報で制御する。
なお、第1の実施形態で説明したように、図7に示した構成によれば、各マクロセルで、あるコンテクストを実行中に、別のコンテクストを各マクロセルのコンテクストロード用シフトレジスタ11にロードし、実行中コンテクスト記憶部12に記憶されている現在実行中のコンテクストと、コンテクストロード用シフトレジスタ11で保持されているコンテクストとを、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、一斉に入れ替える。
そこで、各マクロセルに、実行中のコンテクストに対応する第1のバイパス制御情報と、次に実行すべきコンテクストのロード時に用いる第2のバイパス制御情報との2つのバイパス制御情報を記憶素子15に記憶する。
各マクロセルで、あるコンテクストを実行中に、次に実行すべきコンテクストをロードする場合、当該次に実行すべきコンテクストデータをロードする前に、各マクロセルに対し、現在実行中のコンテクストに対応する第1のバイパス制御情報と、当該実行中のコンテクストに対応する第2のバイパス制御情報をロードするためのバイパス制御信号がゲートアレイ部1に入力される。
なお、上記バイパス制御信号は、当該ゲートアレイ部1を備える装置の制御部から当該ゲートアレイ部1へ入力される。
記憶素子15は、第1のバイパス制御情報を記憶する第1の記憶素子15aと、第2のバイパス制御情報を記憶する第2の記憶素子15bを含む。
そして、交換実行信号(Context swap Exec.信号)によりコンテクストを交換する際には、記憶素子15aと記憶素子15bとの間で、第1のバイパス制御情報と第2のバイパス制御情報とを入れ替える。
図8は、図7に示したマクロセルの構成をより詳細に示したもので、各マクロセルが、上記2つのバイパス制御情報を用いる場合を示している。なお、図8において、図5と同一部分には同一符号を付し、異なる部分について説明する。すなわち、図8に示すマクロセルでは、ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「ロード」が指示されたとき、次に実行すべきコンテクストデータのロードに先立って、各マクロセルに現在実行中のコンテクストに対応する第1のバイパス制御情報と、当該次に実行すべきコンテクストのロード時に用いる第2のバイパス制御情報をロードするためのバイパス制御信号(Bypass input信号)を転送し、当該マクロセルに対応する第1及び第2のバイパス制御情報を保持するための記憶素子15a、15bを備える。この記憶素子15a、15bは、それぞれフリップフロップ回路からなる。
各マクロセルの記憶素子15aには、当該マクロセルに対応する第1のバイパス制御情報が記憶され、記憶素子15bには、当該マクロセルに対応する第2のバイパス制御情報が記憶される。
また、図8では、記憶素子15bに記憶されたバイパス制御情報が、「使用しない」すなわち、「バイパスする」と示している場合には、当該マクロセルをバイパスするためのスイッチ16を備える。
コンテクストデータ(図8では、回路情報、ステータス)のマクロセルへのロードは以下の通りである。まず、次に実行すべきコンテクストデータの転送に先立って、バイパス制御信号が入力する。入力されたバイパス制御信号は、各マクロセルが備える2つのフリップフロップ回路からなる記憶素子15を通じて、次のマクロセルに伝達される。当該マクロセルに対応する第1及び第2のバイパス制御情報が記憶素子15a及び15bに記憶されると、記憶素子15bに記憶されたバイパス制御情報を基に、スイッチ16が、バイパス側あるいはロード側に設定される。次に、コンテクストデータが入力する。
このとき、スイッチ16がバイパス側に設定されている場合には、回路情報ロード用シフトレジスタ111は、回路情報転送ラインから切り離されて、ステータスロード用シフトレジスタ112は、ステータス転送ラインから切り離されている。従って、当該マクロセルに入力した回路情報は、そのままスイッチ16を介して、当該マクロセルから出力され、次のマクロセルへ入力される。また、当該マクロセルに入力したステータスは、そのままスイッチ16を介して、当該マクロセルから出力され、次のマクロセルへ入力される。
スイッチ16がロード側に設定されている場合には、前述の第1の実施形態と同様である。
次に実行すべきコンテクストの回路情報及びステータスの転送が終了すると、当該次に実行すべきコンテクストに使用される各マクロセルの回路情報ロード用シフトレジスタ111及びステータスロード用シフトレジスタ112には、当該マクロセルに対応する回路情報及び当該マクロセルに対応するステータスが記憶されている。
この後、ロード/交換切替信号(Context load/swap信号)により「交換」が指示されると、スイッチ14は「交換」側に設定される。さらに、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、回路情報記憶部121と回路情報ロード用シフトレジスタ111との間、ステータス記憶部122とステータスロード用シフトレジスタ112との間、現在実行中のコンテクスト(回路情報とステータス)と次に実行すべきコンテクスト(回路情報とステータス)とが一斉に入れ替わる。これと同時に、さらに、第1の記憶素子15aと第2の記憶素子15bとの間においても、現在実行中のコンテクストに対応する第1のバイパス制御情報と次に実行すべき第2のバイパス制御情報とが入れ替わる。
この結果、第2の記憶素子15bには、第1のバイパス制御情報が記憶され、第1の記憶素子15aには第2のバイパス制御情報が記憶される。
コンテクスト交換後、再度、元のコンテクストを実行する場合には、第1の実施形態と同様にして、回路情報ロード用シフトレジスタ111及びステータスロード用シフトレジスタ112に待避された回路情報やステータスを復元されるが、さらに、第1の記憶素子15aと第2の記憶素子15bとの間においても、バイパス制御情報の入れ替えが行われる。
一方、コンテクスト交換後、待避された元のコンテクストのステータスを回収する場合について説明する。上述のようにコンテクストが交換されると、第2の記憶素子15bには、元のコンテクストに対応する第1のバイパス制御情報が記憶される。その結果、スイッチ16は、第1のバイパス制御情報により、バイパス側/ロード側に設定される。
すなわち、コンテクスト交換後は、第1のバイパス制御情報により、元のコンテクストで使用されていないマクロセルのスイッチ16はバイパス側に設定され、当該マクロセルは、ステータスの回収ラインから切り離されている。また、元のコンテクストで使用されたマクロセルのスイッチ16はロード側に設定される。
その後、元のコンテクストのステータスの回収のためにステータスロード用クロック信号(Context load clock for status信号)が入力され、ステータスの回収が開始されると、第1のバイパス制御情報によりバイパスされたマクロセルからはステータスは回収されない。元のコンテクストで使用されていたマクロセルからは、ステータスロード用クロック信号(Context load clock for status信号)に従って、ステータスが回収ラインで転送され、ステータス記憶部2に記憶される。
なお、コンテクストデータのロードを行うと同時に、ステータスロード用シフトレジスタ112に待避されたステータスを回収するための転送も開始される。従って、ステータス回収時と、コンテクストデータのロード時とで、全マクロセルのパイパス制御情報を変更しなくて良い場合には(ステータスの回収時とコンテクストデータのロード時の各マクロセルのバイパス制御情報が一致する場合には)、次に実行すべきコンテクストに対応する第2のバイパス制御情報を用いて、当該次に実行すべきコンテクストをロードする際に、ステータスロード用シフトレジスタ112に待避されたコンテクストのステータスを回収する。
なお、マクロセル間結合網3の接続情報についても、上述同様である。
また、上記第2の実施形態では、回路情報やステータスをロードするために、それぞれ1本のデータ線を用いて行う場合を示した、この場合に限らず、複数のデータ線を用い、各データ線に対応する動作を並列に行うことにより、回路情報やステータスのロードに係る時間を短縮することができる。
以上説明したように、上記第2の実施形態によれば、ゲートアレイ部1でコンテクストの実行中に、次に実行すべき別のコンテクストをゲートアレイ部1へ転送・ロードし、その際、当該別のコンテクストで使用されないマクロセルはバイパスされるため、コンテクストデータの転送に要する時間を削減することができる。
(第3の実施形態)
次に、第1及び第2の実施形態で説明したゲートアレイ部1にコンテクストデータを供給するための制御方法について説明する。
前述したように、コンテクストデータは、ゲートアレイ部1に与える回路情報データと、当該回路情報に基づきゲートアレイ部1内に実現される回路の動作にともなって値が更新されるマクロセル内の状態保持フリップフロップ回路(ステータス記憶部122)に記憶されるステータスデータを含む。
第3の実施形態に係るゲートアレイ部1及びその周辺の要部の構成例を図9に示す。なお、図9では、第1の実施形態で説明したゲートアレイ部1に対応する構成を示しているが、第2の実施形態で説明したゲートアレイ部1にも同様に適用可能である。また、図9では、図3と同一部分には同一符号を付している。
図9では、第3の実施形態に係るコンテンツデータの供給制御方法を実現するために、コンテクスト制御部5が新たに追加され、図3のステータス記憶部2に代えて、コンテクストデータを記憶するためのD−RAM等のコンテクスト記憶部6を備えている。
ゲートアレイ部1を備える装置の制御部が備えるスケジューラ(図示せず)により、後に実行すべきコンテクスト識別子が与えられると、コンテクスト制御部5は、このコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータを、コンテクストデータ記憶部6から取得し、ゲートアレイ部1に与える。また、コンテクスト制御部5は、ゲートアレイ部1で実行されたコンテクストデータを回収し、コンテクストデータ記憶部6に記憶する。
ゲートアレイ部1で使用される回路情報やステータス、マクロセル間結合網にロードするための接続情報などのコンテクストデータは、コンテクスト記憶部6に記憶されている。
ゲートアレイ部1のコンテクスト制御部5には、当該ゲートアレイ部1を備える装置の制御部(図示せず)から、各マクロセルにロードされるコンテクストデータの識別子(コンテクスト識別子)や、切替要求信号とが入力される。その他、図3には示していなが、ゲートアレイ部1内にコンテクストデータを転送するためのクロック信号(回路情報用クロック信号(Context load clock for LUT信号)、ステータス用クロック信号(Context load clock for status信号))などが入力される。
図10は、コンテクスト制御部5の構成例を示したものである。
ゲートアレイ部1を備える装置の制御部から出力されたコンテクスト識別子は、まず、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶され、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、第1のコンテクスト識別子記憶部502に記憶される。第1のコンテクスト識別子記憶部502に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストが、現在ゲートアレイ部1で実行されているコンテクストである。
また、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、ゲートアレイ部1内のコンテクストデータが交換される。すなわち、第1及び第2の実施形態で説明したように、ゲートアレイ部1のコンテクストロード用ソフトレジスタ11に記憶されていたコンテクストデータが、実行中コンテクスト記憶部12に記憶され、逆に、実行中コンテクスト記憶部12に記憶されていたコンテクストデータが、コンテクストロード用ソフトレジスタ11に記憶される。
従って、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、交換が実行された後に、実行中コンテクスト記憶部12に記憶されているコンテクストデータに対応するコンテクスト識別子が、第1のコンテクスト識別子記憶部502に記憶されている。また、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、交換が実行された後に、コンテクストロード用ソフトレジスタ11に記憶されているコンテキストデータに対応するコンテキスト識別子が、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されている。さらに、第2のコンテクスト識別子記憶部501には、実行中コンテクスト記憶部12に記憶されているコンテクストの次に実行すべきコンテクストの識別子が記憶されている。
このような状態において、コンテクスト制御部5の処理動作について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS0:ゲートアレイ部1を備える装置の制御部が備えるスケジューラ(図示せず)から与えられた、次に実行すべきコンテクスト識別子が、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶される。
ステップS1:コンテクストロード判定部504は、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子と、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子とを比較し、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストを、ゲートアレイ部1へロードすべきか否かを判定する。
第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子と、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子とが一致するときには、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータは、既に、コンテクストロード用シフトレジスタ11に記憶されている(待避させてある)ので、ゲートアレイ部1へロードしない、と判定する。この場合、コンテクストロード判定部504は、ゲートアレイ部1へのコンテンツデータのロードは不要である旨をコンテクスト入出力制御部505へ通知し、ステップS6へ進む。
ステップS2:第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子と、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子とが不一致であるときには、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストをロードすべき、と判定する。そして、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子を、現在第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子で書き換える。また、コンテクスト入出力制御部505に対し、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータをゲートアレイ部1に転送するように指示を出す(コンテクストロード指示を出力する)。
ステップS3:コンテクスト入出力制御部505は、コンテクストロード判別部504からのコンテクストロード指示を受け取ると、コンテクスト切替実行判断部506に、コンテクストデータのロード実行中である旨の通知を出力する。その後、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストのステータスであって、現在ステータスロード用シフトレジスタ112に記憶されているステータスの回収を開始する。コンテクスト入出力制御部505は、回収されたステータスを、コンテクストデータ記憶部6に記憶する。
ステップS4:その後、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータを、コンテクストデータ記憶部6から読み出し、当該コンテクストデータをゲートアレイ部1のコンテクストロード用シフトレジスタ11へロードする。
なお、ゲートアレイ部1が第1及び第2の実施形態で説明したような構成である場合、ゲートアレイ部1へのコンテンツデータのロードとステータスの回収は同時に実行可能である。
ステップS5:コンテクスト入出力制御部505は、コンテクストデータのロードが終了すると、その旨の通知を、コンテクスト切替実行判断部506に出力する。
ステップS6:コンテクスト切替実行判断部506は、当該ゲートアレイ部1を備える装置の制御部から、コンテクストの切り替えを要求する信号(切替要求信号)を受け取る。このとき、コンテクスト入出力制御部505がコンテクストのロードを実行している間は、コンテクストの交換を実行することができないので、実行を保留する。その後、コンテクスト入出力制御部505からコンテクストのロードが終了した旨の通知を受け取った時点で、コンテクストの交換を実行する。すなわち、交換実行信号(Context swap Exec.信号)をゲートアレイ部1へ出力する。なお、先に、コンテクスト入出力制御部505からコンテクストのロードが終了した旨の通知を受け取り、その後、切替要求信号を受け取ったときには、その時点で、コンテクストの交換を実行する。
また、ステップS1において、コンテクストデータのロードが不要である旨を通知を受け取っている場合には、切替要求信号を受けた時点でコンテクストの交換を実行する。
以上説明したように、上記第3の実施形態によれば、コンテクストデータをゲートアレイ部1内にロードする回数が削減することができる。
(第4の実施形態)
図12は、コンテクスト制御部5の他の構成例を示したものである。図12に示すコンテクスト制御部5は、第1及び第2の実施形態で説明したゲートアレイ部1に適用可能である。また、図12では、図10と同一部分には同一符号を付している。
ゲートアレイ部1を備える装置の制御部から出力されたコンテクスト識別子は、まず、第4のコンテクスト識別子記憶部509に記憶される。第4のコンテクスト識別子記憶部509に記憶されたコンテクス識別子に対応するコンテクストは、現在実行中のコンテクストの次の次に実行されるコンテクストを示すことになる。
第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されたコンテクスト識別子は、現在実行中のコンテクストの次に実行されるコンテクストを示し、第1のコンテクスト識別子記憶部502に記憶されたコンテクスト識別子は、現在実行中の(実行中コンテクスト記憶部12に記憶されている)コンテクストを示す。第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されたコンテクスト識別子は、コンテクストロード用シフトレジスタ11に待避させたコンテクストを示す。
交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、第4のコンテクスト識別子記憶部509に記憶されたコンテクスト識別子は、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶され、第4のコンテクスト識別子記憶部509は、次の新たなコンテクスト識別子が記憶される。
同時に、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されたコンテクスト識別子は、第1のコンテクスト識別子記憶部502に記憶され、第1のコンテクスト識別子記憶部502に記憶されたコンテクスト識別子は、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶される。
また、交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、ゲートアレイ部1内のコンテクストデータが交換される。すなわち、第1及び第2の実施形態で説明したように、ゲートアレイ部1のコンテクストロード用ソフトレジスタ11に記憶されていたコンテクストデータが、実行中コンテクスト記憶部12に記憶され、逆に、実行中コンテクスト記憶部12に記憶されていたコンテクストデータが、コンテクストロード用ソフトレジスタ11に記憶される。
コンテクストキャッシュ510は、コンテクスキャッシュ制御部507が、過去にコンテクストデータ記憶部6から読み出したコンテクストデータと、その識別子を記憶するためのキャッシュメモリである。コンテクストキャッシュ510に記憶されている各コンテクストの識別子は、例えば、コンテクスト識別子リストとしてコンテクストキャッシュ510に記憶されている。
ここで、図13に示すフローチャートを参照してコンテクスト検索部508と、コンテクストキャッシュ制御部507の処理動作について説明する。
ステップS101:交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、第4のコンテクスト識別子記憶部509に、新たなコンテクスト識別子「C」が記憶されたとする。
ステップS102:このとき、コンテクスト検索部508は、コンテクストキャッシュ510に記憶されているコンテクスト識別子リスト511を参照して、新たなコンテクスト識別子「C」がコンテクストキャッシュ510に既に記憶されているか否か検索する。
コンテクスト識別子「C」のコンテクストデータがコンテクストキャッシュ510に、既に記憶されているときには、ステップS108へ進み、当該コンテクストデータのロードが終了している旨をコンテクスト入出力部505へ通知して、処理を終了する。あるいは、即、処理を終了する。
ステップS103:コンテクスト識別子「C」のコンテクストデータがコンテクストキャッシュ510に記憶されていないときには、コンテクスト検索部508は、その旨の通知をコンテクストキャッシュ制御部507へ出力する。
コンテクストキャッシュ制御部507は、この通知を受けて、コンテクストデータ記憶部6から、コンテクスト識別子「C」のコンテクストデータを読み出して、コンテクストキャッシュ510にロードする。
なお、コンテクストキャッシュ510は、コンテクスト識別子から当該コンテクストがコンテクストキャッシュ510に存在しているかどうかが判別できればよく、その構造はここでは不問とする。
ステップS103:コンテクストキャッシュ制御部507がコンテクストデータ記憶部6からコンテクストキャッシュ510へコンテクストデータをロードする際には、ロードを行っている旨の通知をコンテクストキャッシュ入出力制御部505に通知する。
ステップS104、ステップS107:また、コンテクストデータのロードを行う場合に、コンテクストキャッシュ510に空き領域がある場合には、コンテクストキャッシュ制御部507は、当該空き領域に、コンテクストデータをロードする。
ステップS104〜ステップS107:コンテクストキャッシュ510に、空き領域がない場合には、コンテクストキャッシュ制御部507は、コンテクストキャッシュ510に記憶されているコンテクストデータのなかから、コンテクストキャッシュ510から削除して、コンテクストデータ記憶部6に格納するコンテクストデータを選択する(ステップS105)。
例えば、コンテクストキャッシュ510に、第1乃至第4のコンテクスト識別子記憶部501〜503、509のいずれにも、その識別子が記憶されていないコンテクストデータが記憶されていれば、当該コンテクストデータを選択する。あるいは、最後に使用した時点からもっとも経過時間の長いコンテクストデータを選択する、あるいは最もサイズの小さなコンテクストデータを選択する。もしくは両者を組み合わせて選択しても良い。また、選択する方法はこれらの方法だけではなくどれか1つを選択することができれば方法は限定しない。
コンテクストキャッシュ制御部507は、このようにして選択されたコンテクストデータをコンテクストデータ記憶部6に格納した後(ステップS106)、当該コンテクストデータが記憶されていた領域に、コンテクスト識別子「C」のコンテクストデータをロードする(ステップS107)。
ステップS108:コンテクストキャッシュ制御部507は、コンテクストデータのロードが終了すると、その旨をコンテクスト入出力制御部505へ通知する。
以上の手順が終了した結果、コンテクストキャッシュ510には、第1乃至第4のコンテクスト識別子記憶部501〜503、509の記憶されている各コンテキスト識別子に対応するコンテンツデータが記憶されていることが望ましい。そのために、コンテクストキャッシュ510は、少なくとも4つのコンテクストデータを記憶するメモリ容量をもつことが望ましい。
一方、コンテクストロード判定部504及びコンテクスト入出力制御部505の処理動作について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図14において、図11と同一部分には同一符号を付している。
ステップS1:交換実行信号(Context swap Exec.信号)により、第2のコンテクスト識別子記憶部501と第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されるコンテクスト識別子が書き換わる。コンテクストロード判定部504は、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子と、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子とを比較し、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストをゲートアレイ部1へロードすべきか否かを判定する。
第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子と、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子とが一致するときには、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータは、既に、コンテクストロード用シフトレジスタ11に記憶されている(待避させてある)ので、ゲートアレイ部1へロードしない、と判定する。この場合、コンテクストロード判定部504は、ゲートアレイ部1へのコンテンツデータのロードは不要である旨をコンテクスト入出力制御部505へ通知し、ステップS6へ進む。
ステップS2:第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子と、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子とが不一致であるときには、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストをロードすべき、と判定する。そして、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子を、現在第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子で書き換える。
また、コンテクスト入出力制御部505に対し、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータを、コンテクストキャッシュ510から読み出して、ゲートアレイ部1に転送するように指示を出す(コンテクストロード指示を出力する)。
ステップS3´:コンテクスト入出力制御部505は、コンテクストロード判別部504からのコンテクストロード指示を受け取ると、コンテクスト切替実行判断部506に、コンテクストデータのロード実行中である旨の通知を出力する。その後、コンテクストキャッシュ制御部507が、コンテンツキャッシュ510へのコンテクストデータのロードを行っている場合には、それが終了するまで待つ。
ステップS3:コンテクストキャッシュ制御部507による、コンテンツキャッシュ510へのコンテクストデータのロードが終了したら、第3のコンテクスト識別子記憶部503に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータの回収を開始する。すなわち、現在、回路情報ロード用シフトレジスタ111に記憶されている回路情報と、ステータスロード用シフトレジスタ112に記憶されているステータスの回収を開始する。コンテクスト入出力制御部505は、回収された回路情報及びステータスを、コンテクストキャッシュ510の当該回収されたコンテンツデータに対応する記憶領域に記憶する。
ステップS4:その後、第2のコンテクスト識別子記憶部501に記憶されているコンテクスト識別子に対応するコンテクストデータ(回路情報及びステータスを含む)を、コンテクストキャッシュ510から読み出し、当該コンテクストデータをゲートアレイ部1のコンテクストロード用シフトレジスタ11へロードする。
なお、ゲートアレイ部1が第1及び第2の実施形態で説明したような構成である場合、ゲートアレイ部1へのコンテンツデータのロードとステータスの回収は同時に実行可能である。
ステップS5:コンテクスト入出力制御部505は、コンテクストデータのゲートアレイ部1へのロードが終了すると、その旨の通知を、コンテクスト切替実行判断部506に出力する。
ステップS6:コンテクスト切替実行判断部506は、当該ゲートアレイ部1を備える装置の制御部から、コンテクストの切り替えを要求する信号(切替要求信号)を受け取る。このとき、コンテクスト入出力制御部505が、ゲートアレイ部1へコンテクストのロードを実行している間は、コンテクストの交換を実行することができないので、実行を保留する。その後、コンテクスト入出力制御部505からコンテクストのロードが終了した旨の通知を受け取った時点で、コンテクストの交換を実行する。すなわち、交換実行信号(Context swap Exec.信号)をゲートアレイ部1へ出力する。なお、先に、コンテクスト入出力制御部505からコンテクストのロードが終了した旨の通知を受け取り、その後、切替要求信号を受け取ったときには、その時点で、コンテクストの交換を実行する。
また、ステップS1において、コンテクストデータのロードが不要である旨を通知を受け取っている場合には、切替要求信号を受けた時点でコンテクストの交換を実行する。
以上説明したように、上記第4の実施形態によれば、コンテクストデータをゲートアレイ部1内にロードする回数が削減することができ、コンテクストデータをゲートアレイ部1内にロードする場合には、キャッシュメモリ510からゲートアレイ部1へロードするため、コンテクストデータをゲートアレイ部1内にロードするための時間を大幅に短縮することができる。
従来のプログラマブルゲートアレイの概略構成を示した図。 従来のプログラマブルゲートアレイのマクロセルの概略構成を示した図。 第1の実施形態に係るプログラマブルゲートアレイ装置の概略構成を示した図。 プログラマブルゲートアレイ装置のマクロセルの概略構成例を示した図。 マクロセルのより詳細な構成例を示した図。 第2の実施形態に係るプログラマブルゲートアレイ装置の概略構成を示した図。 プログラマブルゲートアレイ装置のマクロセルの概略構成例を示した図。 マクロセルのより詳細な構成例を示した図。 第3の実施形態に係るプログラマブルゲートアレイ装置の概略構成を示した図。 図9のコンテクスト制御部の構成例を示した図。 図10のコンテクスト制御部の処理動作を説明するためのフローチャート。 第4実施形態に係るコンテクスト制御部の構成例を示した図。 図12のコンテクスト制御部の処理動作を説明するためのフローチャート。 図12のコンテクスト制御部の処理動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…ゲートアレイ部、2…ステータス記憶部、M…マクロセル、11…コンテクストロード用シフトレジスタ、12…実行中コンテクスト記憶部、13…デコーダ・セレクタ、14…ロード/交換切替スイッチ、111…回路情報ロード用シフトレジスタ、112…ステータスロード用シフトレジスタ、121…回路情報記憶部、122…ステータス記憶部。

Claims (15)

  1. 実行中のロジック/状態データを記憶するための第1の記憶素子群と、
    前記第1の記憶素子群に対応する第2の記憶素子群と、
    前記第2の記憶素子群に他のロジック/状態データをロードするときには、前記第2の記憶素子群を直列に接続し、前記第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データと、前記第2の記憶素子群に記憶されている他のロジック/状態データとを交換するときには、前記第2の記憶素子群と前記第1の記憶素子群との間で、対応する2つの記憶素子同士を接続する接続切替手段と、
    を備え、
    前記接続切替手段で前記第2の記憶素子群と前記第1の記憶素子群との間で、対応する2つの記憶素子同士が接続された後に入力された交換実行信号により、前記第2の記憶素子群は前記第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データを記憶し、前記第1の記憶素子群は前記第2の記憶素子群に記憶されている他のロジック/状態データを記憶する複数のマクロセルを含み、
    前記複数のマクロセルが、各マクロセルの前記第2の記憶素子群を介して直列に接続されていることを特徴とするプログラマブルゲートアレイ装置。
  2. 前記他のロジック/状態データは、最初に、前記複数のマクロセルの先頭のマクロセルに入力され、
    前記接続切替手段で前記第2の記憶素子群が直列に接続された後に入力されたクロック信号に従って、入力されたロジック/状態データは、各マクロセルの前記第2の記憶素子群を通って転送されて、各マクロセルの前記第2の記憶素子群にロードされることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  3. 前記第1及び第2の記憶素子群の各記憶素子は、フリップフロップ回路であり、
    前記ロード時には、前記接続切替手段で、各記憶素子のデータ出力端子が、その直後の記憶素子のデータ入力端子に接続されることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  4. 前記第1及び第2の記憶素子群の各記憶素子は、フリップフロップ回路であり、
    前記交換時には、前記接続切替手段で、前記第2の記憶素子群の各記憶素子のデータ出力端子が、当該記憶素子に対応する前記第1の記憶素子群の記憶素子のデータ入力端子に接続され、前記第2の記憶素子群の各記憶素子のデータ入力端子が、当該記憶素子に対応する前記第1の記憶素子群の記憶素子のデータ出力端子に接続されることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  5. 前記交換後に、各マクロセルの前記第2の記憶素子群から当該第2の記憶素子群に記憶された状態データを回収するとき、前記接続切替手段は前記第2の記憶素子群を直列に接続し、
    前記接続切替手段で前記第2の記憶素子群が直列に接続された後に入力されたクロック信号に従って、前記第2の記憶素子群に記憶されている状態データが当該マクロセルから回収されることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  6. 各マクロセル内の直列に接続された前記第2の記憶素子群の最後の記憶素子のデータ出力端子と、当該マクロセルの直後のマクロセル内の直列に接続された前記第2の記憶素子群の最初の記憶素子のデータ入力端子とが接続されることにより、各マクロセルにロジック/状態データをロードするための転送ラインが形成されることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  7. 各マクロセルは、
    当該マクロセルの使用の有無を示すバイパス制御情報を記憶する制御情報記憶素子と、
    前記バイパス制御情報に基づき、当該マクロセル内の直列に接続された前記第2の記憶素子群の最初の記憶素子への入力端と、前記第2の記憶素子群の最後の記憶素子のデータ出力端子とのうちのいずれか一方を、当該最後の記憶素子のデータ出力端子からの出力を次のマクロセルへ出力するための出力端に接続するバイパス切替手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項6記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  8. 前記バイパス切替手段は、前記バイパス制御情報が当該マクロセルを使用すると示しているときには、前記データ出力端子を前記出力端に接続し、前記バイパス制御情報が当該マクロセルを使用しないと示しているときには、前記入力端を前記出力に接続することを特徴とする請求項7記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  9. 前記制御情報記憶素子は、
    現在中のロジック/状態データで前記マクロセルが使用されているか否かを示すバイパス制御情報を記憶する第1の制御情報記憶素子と、
    次に実行されるロジック/状態データで前記マクロセルが使用されるか否かを示すバイパス制御情報を記憶する第2の制御情報記憶素子とを含み、
    前記第1及び第2の制御情報記憶素子は、前記交換実行信号により、前記第1の制御情報記憶素子に記憶されていたバイパス制御情報を前記第2の制御情報記憶素子が記憶し、前記第2の制御情報記憶素子に記憶されていたバイパス制御情報を前記第1の制御情報記憶素子が記憶するように接続され、
    前記バイパス切替手段は、
    前記第2の制御情報記憶素子に記憶されたバイパス制御情報に基づき、前記出力端への接続を切り替えることを特徴とする請求項7記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  10. 前記複数のマクロセルの前記第2の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データに対応する第1の識別子を記憶する第1の記憶手段と、
    前記複数のマクロセルの前記第1の記憶素子群に記憶されている実行中のロジック/状態データの次に実行すべきロジック/状態データを示す第2の識別子を記憶する第2の記憶手段と、
    (a)前記第1の識別子と前記第2の識別子とが異なるときには、前記複数のマクロセルの前記第2の記憶素子群へ、前記第2の識別子をもつロジック/状態データをロードした後、前記交換実行信号を前記複数のマクロセルへ入力し、(b)一致するときには、前記第2の記憶素子群へ前記第2の識別子をもつロジック/状態データをロードすることなく、前記交換実行信号を前記複数のマクロセルへ入力する第1の制御手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  11. 前記複数のマクロセルの前記第1及び第2の記憶素子群のそれぞれに記憶されているロジック/状態データを含む、異なる複数のロジック/状態データを記憶するキャッシュメモリと、
    実行予定のロジック/状態データが、前記キャッシュメモリに記憶されていないとき、前記キャッシュメモリに当該実行予定のロジック/状態データを記憶させる第2の制御手段と、
    をさらに具備し、
    前記第1の制御手段は、前記第1の識別子と前記第2の識別子とが異なるときには、前記複数のマクロセルの前記第2の記憶素子群へ前記キャッシュメモリから読み出された前記第2の識別子に対応するロジック/状態データをロードすることを特徴とする請求項10記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  12. 前記第2の記憶素子に記憶されている第2の識別子に対応するロジック/状態データの次に実行すべきロジック/状態データを示す第3の識別子を記憶する第3の記憶手段をさらに含み、
    前記第2の制御手段は、前記第3の識別子に対応するロジック/状態データが前記キャッシュメモリに記憶されているか否か検索する検索手段を含み、前記第3の識別子に対応するロジック/状態データが前記キャッシュメモリに記憶されていないとき、前記キャッシュメモリに当該ロジック/状態データを記憶させることを特徴とする請求項11記載のプログラマブルゲートアレイ装置。
  13. 実行中のロジック/状態データを記憶するための第1の記憶素子群と、
    前記第1の記憶素子群に対応する第2の記憶素子群と、
    前記第2の記憶素子群に他のロジック/状態データをロードするときには、前記第2の記憶素子群を直列に接続し、前記第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データと、前記第2の記憶素子群に記憶されている他のロジック/状態データとを交換するときには、前記第2の記憶素子群と前記第1の記憶素子群との間で、対応する2つの記憶素子同士を接続する接続切替手段と、
    を備えた複数のマクロセルを含むプログラマブルゲートアレイ装置における回路切替方法であって、
    各マクロセルの前記接続切替手段が、前記第2の記憶素子群を直列に接続する第1のステップと、
    各マクロセルの前記第2の記憶素子群へ、前記他のロジック/状態データをロードする第2のステップと、
    各マクロセルの前記接続切替手段が、前記第2の記憶素子群と前記第1の記憶素子群との間で、対応する2つの記憶素子同士を接続する第3のステップと、
    各マクロセルに交換実行信号を入力する第4のステップと、
    前記交換実行信号により、各マクロセルの前記第2の記憶素子群が前記第1の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データを記憶し、各マクロセルの前記第1の記憶素子群が前記第2の記憶素子群に記憶されている前記他のロジック/状態データを記憶することにより、第1及び第2の記憶素子群の間でロジック/状態データを交換する第5のステップと、
    を有する回路切替方法。
  14. 前記第2のステップは、
    前記複数のマクロセルの前記第2の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データとは異なる他のロジック/状態データを、各マクロセルの前記第2の記憶素子群へロードするために、当該第2の記憶素子群に記憶されている状態データを回収するステップと、
    各マクロセルの前記第2の記憶素子群から前記状態データを回収した後、各マクロセルの前記第2の記憶素子群に前記他のロジック/状態データをロードするステップと、
    を含むことを特徴とする請求項13記載の回路切替方法。
  15. 前記複数のマクロセルの前記第1及び第2の記憶素子群のそれぞれに記憶されているロジック/状態データを含む、異なる複数のロジック/状態データを記憶するキャッシュメモリに、実行予定のロジック/状態データが記憶されていないとき、前記キャッシュメモリに当該実行予定のロジック/状態データを記憶するステップをさらに有し、
    前記第2のステップは、前記複数のマクロセルの前記第2の記憶素子群に記憶されているロジック/状態データとは異なる他のロジック/状態データを前記キャッシュメモリから読み出して、各マクロセルの前記第2の記憶素子群へロードすることを特徴とする請求項13記載の回路切替方法。
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