JPH11212866A - 多段クロスバおよびコンピュータ装置 - Google Patents

多段クロスバおよびコンピュータ装置

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JPH11212866A
JPH11212866A JP1752798A JP1752798A JPH11212866A JP H11212866 A JPH11212866 A JP H11212866A JP 1752798 A JP1752798 A JP 1752798A JP 1752798 A JP1752798 A JP 1752798A JP H11212866 A JPH11212866 A JP H11212866A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 規模の異なった複数のコンピュータ装置に使
用可能な多段クロスバにおいて、小規模なコンピュータ
装置では多段クロスバの転送時間を削減する。 【解決手段】 多段クロスバを構成する各クロスバのう
ちコンピュータ装置の装置規模によってはストレートに
固定されるクロスバについては、バイパス機能付きクロ
スバに置き換えておく。装置構成を示す構成情報を構成
情報保持部20に保持させる。当該クロスバがストレー
トに固定されるときには、構成情報によりセレクタ部1
4−1および14−2を切り換え、入力部11−1およ
び11−2への入力データを出力部13−1および13
−2へバイパスさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CPUおよび記
憶装置間のスイッチング手段として使用される多段クロ
スバおよびこの多段クロスバをCPUと記憶装置との間
に介挿したコンピュータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のCPU(中央処理装置)と複数の
記憶装置とにより構成されるコンピュータ装置において
は、各CPUが任意の記憶装置のアクセスを行い得るよ
う各CPUおよび各記憶装置間にスイッチング手段を設
ける必要がある。このようなスイッチング手段として、
多段クロスバが用いられている。
【0003】この多段クロスバは、複数のクロスバを組
み合わせてなるものである。図9はこの多段クロスバの
構成要素の一例である2×2クロスバの構成を示すもの
である。
【0004】この2×2クロスバは、2つの入力信号を
セレクト信号100により切り替えて所望の出力に送出
するものであり、入力部11−1および11−2、セレ
クタ部12−1および12−2、出力部13−1および
13−2並びに信号線101−1、101−2、102
−1、102−2、103−1および103−2からな
る。
【0005】ここで、入力部11−1および11−2並
びに出力部13−1および13−2は、クロックに同期
して入力データの出力を行う。従って、データの伝播過
程において、各入力部および各出力部では、各々1クロ
ック周期相当の遅延が生じる。
【0006】セレクタ部12−1および12−2は、各
々、セレクト信号100に従って入力部11−1または
11−2のいずれかの出力信号を選択する手段である。
この2×2クロスバでは、セレクト信号100を切り換
えることにより、セレクタ部12−1、12−2によっ
て入力部11−1、11−2を各々選択した状態または
セレクタ部12−1、12−2によって入力部11−
2、11−1を各々選択した状態のいずれかに切り換え
ることができる。以下では、便宜上、前者の状態とする
ことを「クロスバでストレートを選択する」と呼び、後
者の状態とすることを「クロスバでクロスを選択する」
と呼ぶ。ここで、クロスバでストレートを選択した場
合、出力部13−1には入力部11−1の内容が送ら
れ、出力部13−2には入力部11−2の内容が送られ
る。これに対し、クロスバでクロスを選択した場合、出
力部13−1には入力部11−2の内容が送られ、出力
部13一2には入力部11−1の内容が送られる。
【0007】図2〜図4は、以上説明した2×2クロス
バのような小規模のクロスバを複数接続することにより
構成された多段クロスバの構成例を示すものである。
【0008】これらの各図において、a1〜a4はCP
U側装置、b1〜b4はMMU側装置である。これらの
CPU側装置a1〜a4およびMMU側装置b1〜b4
は、図示のように相互に接続されている。
【0009】CPU側装置a1〜a4は、各々入力ポー
トc1〜c4とクロスバd1、d2、e1およびe2と
を有している。CPU側装置a1〜a4の各々には、入
力ポートc1〜c4を介してCPUが接続される。ま
た、MMU側装置b1〜b4は、各々出力ポートh1〜
h4とクロスバf1、f2、g1およびg2とを有して
いる。MMU側装置b1〜b4の各々には、出力ポート
h1〜h4を介してMMU(Memory Management Unit;
メモリ管理装置)が接続される。
【0010】図2に例示する多段クロスバは、16×1
6多段クロスバであり、4台のCPUと4台のMMUを
接続することができる。また、図3に例示する多段クロ
スバは、8×8多段クロスバであり、2台のCPUと2
台のMMUを接続することができる。そして、図4に例
示する多段クロスバは、4×4多段クロスバであり、1
台のCPUと1台のMMUを接続することができる。
【0011】以上説明した多段クロスバによれば、各々
の構成要素であるクロスバに対し、上記セレクト信号に
相当する信号が送ることにより、各入力ポートと各出力
ポートとの間に所望の信号伝達経路を形成することがで
き、これにより各CPUが所望のMMUに対してアクセ
スを行うことができる。
【0012】この場合、各CPUによるMMUのアクセ
スは、多段クロスバを介して行われるため、ある程度の
遅延を伴うこととなる。例えば前掲図9の2×2クロス
バは、入力部および出力部を有しており、これらは各々
1クロック相当の遅延を有している。従って、例えば図
2に例示する16×16多段クロスバにおいて、クロス
バd1、d2、e1、e2、f1、f2、g1およびg
2として、この2×2クロスバを使用したとすると、C
PUからのデータは、これらの各クロスバの入力部およ
び出力部により遅延されつつMMUまで到達することと
なる。図10は入力ポートC1に供給されたデータが出
力ポートh1から出力される場合を例に、データ遅延の
様子を示したものである。
【0013】なお、以上説明した多段クロスバを用いた
コンピュータ装置については、例えば特開平3−296
154号公報に開示されている。同公報に開示された多
段クロスバ(同公報では「記憶制御装置」)は、複数の
データ処理装置内のアクセス要求制御装置からのアクセ
ス要求を記憶装置内の複数個の記憶バンクへ転送した
り、逆に記憶装置内の複数個の記憶バンク内のデータを
複数のデータ処理装置内のアクセス要求制御装置に転送
するのに使用されており、データ転送元(以下、入力ポ
ート)から所望のデータ転送先(以下、出力ポート)へ
のデータ転送を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】さて、前掲図2〜図4
にも示されるように、多段クロスバ全体としての規模
は、各々が有する入力ポートの総数と出力ポートの総数
により決定される。また、コンピュータ装置は、CPU
およびMMUが少ない小規模な装置構成のものから多数
のCPUおよびMMUを有する大規模な装置構成ものま
で各種ある。そして、小規模のコンピュータ装置は、多
段クロスバが有すべき入力ポートおよび出力ポートの個
数が少なくて済むが、大規模のコンピュータ装置は、多
段クロスバが有すべき入力ポートおよび出力ポートの個
数が必然的に多くなる。従って、小規模なものから大規
模なものまで各種のコンピュータ装置への適用を考慮す
ると、最大規模のコンピュータ装置に対応した多数の入
力ポートおよび出力ポートを有する多段クロスバを構成
しておくことが望まれる。
【0015】しかしながら、このような多数の入力ポー
トおよび出力ポートを有する多段クロスバを各種の規模
のコンピュータ装置に適用した場合、小規模のコンピュ
ータ装置においては本来得られるはずの性能よりも劣っ
た性能しか得られないという問題がある。すなわち、図
2〜図4からも明らかなように、たとえコンピュータ装
置の規模が異なっていても、CPUからMMUへのアク
セス経路には同じ個数のクロスバが介在しているため、
例えばCPUからMMUへデータ転送を行う場合に、コ
ンピュータ装置の規模の相違とは無関係に同じ転送時間
が掛かってしまうのである。
【0016】このような不都合を回避するために、各種
コンピュータ装置への適用を想定し、小規模構成から大
規模構成までの数種類のクロスバを用意しておくという
方法も考えられるが、これではあまりに煩雑であり、か
つ、不経済である。
【0017】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、小規模構成から大規模構成まで適用可
能であり、かつ、小規模な構成のコンピュータ装置に使
用した場合には性能を向上させることができる多段クロ
スバおよびそのような多段クロスバを使用したコンピュ
ータ装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】大規模な装置構成で使用
する多段クロスバを小規模な装置構成で使用すると、多
段クロスバ内の個々のクロスバにおいて、出力ポートで
選択される入力ポートが固定されるクロスバが生じる。
【0019】本発明では、この性質を利用し、選択され
る入力ポートが装置構成により固定される出力ポートを
持つクロスバについてはバイパスする機能を付加するこ
とで、同一の多段クロスバを使用しながら、装置構成に
より転送時間を短縮し得るようにしている。
【0020】具体的には、本発明に係る多段クロスバ
は、構成情報保持手段(図1における符号20に相当)
と、バイパス手段(図1における符号104−1、14
−1に相当)を有することを特徴とするものである。
【0021】この多段クロスバによれば、小規模な装置
構成において、選択される入力ポートが固定される出力
ポートを持つクロスバをバイパスすることができ、多段
クロスバの転送時間を削減することが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。
【0023】A.第1の実施形態 本実施形態では、多段クロスバを構成する各クロスバの
一部として、図1に示すバイパス機能付き2×2クロス
バを使用し、他のクロスバとしては前掲図9の2×2ク
ロスバを使用する。
【0024】以下、図1を参照し、本実施形態における
バイパス機能付き2×2クロスバについて説明する。な
お、図1において前掲図9と対応する部分には同一の符
号を付し、その説明を省略する。このバイパス機能付き
2×2クロスバは、セレクタ部14−1および14−
2、構成情報保持部20、バイパス用信号線104−1
および104−2並びに信号線105−1および105
−2を前掲図9の2×2クロスバに追加してなるもので
ある。
【0025】構成情報保持部20は、多段クロスバが図
2に示される16×16の多段クロスバであるか、図3
に示される8×8の多段クロスバであるか、図4に示さ
れる4×4の多段クロスバであるかの構成情報を保持す
る。
【0026】セレクタ部14−1および14−2には、
この構成情報保持部20に保持された構成情報に基づき
セレクト信号200が供給される。そして、所定の論理
値のセレクト信号200が供給された場合には、セレク
タ部14−1および14−2によりバイパス用信号線1
04−1および104−2が選択され、入力部11−1
および11−2に対する各入力データがバイパス用信号
線104−1および104−2を介して出力部13−1
および13−2に供給されることとなる。すなわち、こ
の場合には、このバイパス機能付き2×2クロスバがス
トレートに固定された状態となるのである。
【0027】次に、このバイパス機能付き2×2クロス
バを使用した本実施形態に係る多段クロスバについて説
明する。
【0028】本実施形態に係る多段クロスバは、バイパ
ス機能付き2×2クロスバを一部のクロスバとして含む
ものであるが、このバイパス機能付き2×2クロスバに
おける上記構成情報の書き換えにより、4台のCPUと
4台のMMUを接続可能な16×16多段クロスバ(図
2参照)、2台のCPUと2台のMMUを接続可能な8
×8多段クロスバ(図3参照)および1台のCPUと1
台のMMUを接続可能な4×4多段クロスバ(図4参
照)のうち所望のものにその機能を切り換えることがで
きるものである。以下、詳述する。
【0029】まず、図3に示す8×8多段クロスバにお
いては、MMU側装置b1およびb2の各々における2
×2クロスバf1およびf2は、常時ストレートに固定
したとしても、CPU側装置a1の入力ポートc1〜c
4およびCPU側装置a2の入力ポートc1〜c4の各
入力データをMMU側装置b1およびb2の各出力ポー
トh1〜h2に送ることができる。
【0030】次に、図2に示す4×4多段クロスバにお
いて、MMU側装置b1の2×2クロスバf1、f2、
g1およびg2は、常時ストレートに固定したとして
も、CPU側装置a1の入力ポートc1〜c4の各入力
データをMMU側装置b1およびb2の各出力ポートh
1〜h2に送ることができる。
【0031】そこで、本実施形態では、このことを利用
し、8×8多段クロスバまたは4×4多段クロスバとし
て用いた場合にストレートに固定される可能性のある2
×2クロスバf1、f2、g1およびg2を図1に示す
バイパス機構付きクロスバに変更する。
【0032】このように多段クロスバを構成しておくこ
とにより、当該多段クロスバを規模の異なった各種のコ
ンピュータ装置に適用した場合に、小規模のコンピュー
タ装置ではMMUへのアクセスタイムを短縮することが
できるのである。
【0033】さらに詳述すると、本実施形態に係る多段
クロスバを8×8多段クロスバとして機能させる場合に
は、8×8多段クロスバに対応した構成情報を各バイパ
ス機構付きクロスバの構成情報保持部20に書込み、M
MU側装置b1およびb2の各々におけるバイパス機能
付き2×2クロスバf1およびf2を常時ストレートに
固定しておく。
【0034】これによりバイパス機能付き2×2クロス
バf1およびf2において、入力部11−1および11
−2がバイパスされ、その分だけCPUからMMUへの
転送時間が短縮される。
【0035】また、本実施形態に係る多段クロスバを4
×4多段クロスバとして機能させる場合には、4×4多
段クロスバに対応した構成情報を各バイパス機構付きク
ロスバの構成情報保持部20に書込み、MMU側装置b
1のバイパス機能付き2×2クロスバf1、f2、g1
およびg2を常時ストレートに固定しておく。
【0036】これによりバイパス機能付き2×2クロス
バf1、f2、g1およびg2において、入力部11−
1および11−2がバイパスされ、その分だけCPUか
らMMUへの転送時間が短縮される。
【0037】ここで、図2〜図4におけるクロスバd
1、d2、e1、e2、f1、f2、g1およびg2の
各々において、入力部11−1および11−2、出力部
13−1および13−2、入力ポートC1〜C4並びに
出力ポートh1〜h4がレジスタにより構成されている
ものとする。そして、本実施形態に係る多段クロスバを
8×8多段クロスバとして機能させ、入力ポートc1か
ら出力ポートh1へデータを送出するものとする。
【0038】この場合、図5に示すように、入力ポート
c1の内容であるデータは、クロック毎に各レジスタを
通過し、出力ポートh1へ送られる。従来の多段クロス
バの場合、図10に示すように、クロック5から6に変
化する際にクロスバe1の出力部内にあるデークがクロ
スバf1の入力部11−1に送られ、クロック6により
保持される。これに対し、本実施形態では、クロック5
から6に変化する際にクロスバe1の出力部内にあるデ
ータは、バイパス機能によりクロスバf1の出力部13
−1に送られ、クロック6で保持される。このようにク
ロスバf1の入力部11−1のステージをバイパスする
ことにより、転送時間が1クロック分短縮される。
【0039】また、本実施形態に係る多段クロスバを4
×4多段クロスバとして機能させる場合には、図6に示
すように、クロック5から6に変化する際に1回目のバ
イパスが行われ、クロック6から7に変化する際に2回
目のバイパスが行われるため、転送時間が1クロック分
短縮される。
【0040】B.第2の実施形態 本実施形態では、多段クロスバを構成する各クロスバの
一部として、図7に示すバイパス機能付き2×2クロス
バを使用し、他のクロスバとしては前掲図9の2×2ク
ロスバを使用する。
【0041】以下、図7を参照し、本実施形態における
バイパス機能付き2×2クロスバについて説明する。こ
のバイパス機能付き2×2クロスバにおいて、入力部3
1−1および31−2、セレクタ部32−1および32
−2、出力部33−1および33−2並びに信号線30
1−1、301−2、302−1、302−2、303
−1および303−2は、前掲図9における入力部11
−1および11−2、セレクタ部12−1および12−
2、出力部13−1および13−2並びに信号線101
−1、101−2、102−1、102−2、103−
1および103−2に対応している。
【0042】本実施形態におけるバイパス機能付き2×
2クロスバは、以上の構成に対し、セレクタ部34−
1、構成情報保持部40、バイパス用信号線304−1
および信号線305−1を追加してなるものである。
【0043】図8は本実施形態に係る8×8多段クロス
バの構成を示すものである。この図において、j1〜j
8は入力ポート、p1〜p8は出力ポート、k1〜k
4、m1〜m4およびn1〜n4は2×2クロスバであ
る。
【0044】この多段クロスバを装置規模の異なった各
種のコンピュータ装置に使用する場合において、装置規
模を小規模から大規模に変えてゆく場合に、多段クロス
バの入力ポートj1〜j8および出力ポートp1〜p8
を最若番から順に使用するものとする。
【0045】この場合において、多段クロスバで入力ポ
ートを4ポート、出力ポートを4ポートのみ使用するも
のとすると、2×2クロスバk1〜k4は必ずストレー
トになり、しかも右側の入力および右側の出力は使用さ
れない。
【0046】また、入力ポートを2ポート、出力ポート
を2ポートのみ使用する場合は、図7の構成となり、2
×2クロスバk1〜k4、m1およびm3は必ずストレ
ートになり、しかも右側の入力および右側の出力は使用
されない。
【0047】そこで、本実施形態では、コンピュータ装
置の装置規模を変えた場合に、ストレートに固定され、
かつ、右側の入力ポートおよび出力ポートが使用されな
い2×2クロスバについては、図7に示すバイパス機能
付き2×2クロスバに置き換える。
【0048】このバイパス機能付き2×2クロスバにお
いて、構成情報保持部40には、何ポートの入力ポート
および出力ポートを使用するかの構成情報が保持され
る。そして、この構成情報に基づきセレクト信号400
がセレクタ部34−1に送られ、バイパスの制御が行わ
れる。ここで、バイパスを行うときは、セレクト信号4
00により、セレクタ部34−1で信号線304−1が
選択され、出力部33−1に送出される。
【0049】多段クロスバとしての動作は次の通りであ
る。すなわち、入力ポートを4ポート、出力ポートを4
ポート使用する場合には、クロスバk1、k2、k3お
よびk4については、セレクタ34−1で信号304−
1を選択する。また、入力ポートを2ポート、出力ポー
トを2ポート使用する場合には、クロスバk1、k2、
k3、k4、m1およびm2については、セレクタ34
−1で信号304−1を選択する。
【0050】このバイパス機能により、入力ポートを4
ポート、出力ポートを4ポート使用する場合にはクロス
バk1、k2、k3およびk4において、また、入力ポ
ートを2ポート、出力ポートを2ポート使用する場合に
はクロスバk1、k2、k3、k4、m1およびm2に
おいて、入力部31−1、および31−2がバイパスさ
れ、転送時間が短縮される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、規模の異なった複数のコンピュータ装置に使用可能
な多段クロスバにおいて、小規模なコンピュータ装置で
は多段クロスバの転送時間を削減することができる。何
故ならば、多段クロスバを構成する各クロスバのうちコ
ンピュータ装置の装置規模によってはストレートもしく
はクロスに固定されるクロスバをバイパスすることがで
きるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態である多段クロス
バに使用されるバイパス機能付き2×2クロスバの構成
例を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態により提供される多段クロスバの
構成例を示す図である。
【図3】 本実施形態により提供される多段クロスバの
構成例を示す図である。
【図4】 本実施形態により提供される多段クロスバの
構成例を示す図である。
【図5】 本実施形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図6】 本実施形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図7】 この発明の第2の実施形態である多段クロス
バに使用されるバイパス機能付き2×2クロスバの構成
例を示すブロック図である。
【図8】 本実施形態に係る多段クロスバの構成を示す
ブロック図である。
【図9】 従来の多段クロスバに使用される2×2クロ
スバの構成例を示すブロック図である。
【図10】 従来の多段クロスバの動作を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
a1〜a4 CPU側装置 b1〜b4 MMU側装置 c1〜c4 入力ポート d1、d2、e1、e2、f1、f2、g1、g2 2
×2クロスバ h1〜h4 出力ポート j1〜j8 入力ポート k1〜k4、m1〜m4、n1〜n4 2×2クロスバ p1〜p8 出力ポート 11−1、11−2 入力部 12−1、12−2 セレクタ部 13−1、13−2 出力部 100 セレクト信号 101−1、101−2、102−1 信号線 102−2、103−1、103−2 信号線 14−1、14−2 セレクタ部 20 構成情報保持部 104−1、104−2、105−1、105−2 信
号線 200 構成情報によるセレクト信号 31−1、31−2 入力部 32−1、32−2 セレクタ部 33−1、33−2 出力部 300 セレクト信号 301−1、301−2、302−1 信号線 302−2、303−1、303−2 信号線 34−1 セレクタ部 40 構成情報保持部 304−1、305−1 信号線 400 構成情報によるセレクト信号
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力部と、複数の出力部と、前記
    複数の入力部を介して供給される各信号をセレクト信号
    に従って前記複数の出力部に供給するセレクタ部とを有
    するクロスバを複数組み合わせて構成される多段クロス
    バにおいて、 構成情報を保持する構成情報保持手段と、 前記構成情報保持手段に保持されている構成情報により
    前記複数のクロスバにおける一部のクロスバにおいて該
    入力部、該出力部および該セレクタ部のいずれかをバイ
    パスさせるバイパス手段とを具備することを特徴とする
    多段クロスバ。
  2. 【請求項2】 複数の入力部と、複数の出力部と、前記
    複数の入力部を介して供給される各信号をセレクト信号
    に従って前記複数の出力部に供給するセレクタ部とを有
    するクロスバを複数組み合わせて構成される多段クロス
    バにおいて、 構成情報を保持する構成情報保持手段と、 前記構成情報保持手段に保持されている構成情報により
    前記複数のクロスバにおける一部のクロスバにおいて該
    入力部、該出力部および該セレクタ部の複数の部分をバ
    イパスさせるバイパス手段とを有することを特徴とする
    多段クロスバ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の多段クロスバ
    を少なくとも1台のCPUと少なくとも1台の記憶装置
    との間に介挿してなることを特徴とするコンピュータ装
    置。
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